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プロフィール
コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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21.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 早くに亡くなった父親代わりに弟の面倒を何くれとなく見る兄、戦場で命乞いをする敵を撃ち殺せない心優しい弟のお涙頂戴映画か…と最初の方で思ったが、後半はどんどん重くなる。弟を除隊させたいばかりに鬼神となって敵と闘ううち、人の心を見失う兄、その兄の変わり様に心を痛める弟。守るべきものをすべて失った後、兄は本当に人の心を失ってしまう。だが、心優しい弟が命がけで戦場のまっただ中へ飛び込んでいき、餓鬼のように人を殺し続ける兄を再び人の姿へ引き戻す。心を取り戻した兄は再び身を捨てて弟を救おうとする。だが、私は兄も弟に救われたのだと感じた。故郷の友達、同じ民族が殺し合い、憎しみ合う、吐き気がするような凄まじい負の感情がスクリーンを覆い尽くし、頭がくらくらするようです。だけど、兄弟が再び互いの心を理解し合う場面で何とも言えない「癒し」があふれる。感心したのは、ことさらに政治的なメッセージを打ち出していない点(マーケティング上の判断かもしれないが)。反共、反米、反日、何がが突出してる印象はなく(韓国や北朝鮮の人が見たらどうなのか分かりませんが)、そこがかえってリアリティを感じさせる。国で一番の売れっ子俳優を使って、こんな骨太な映画がつくれる韓国のパワーにも脱帽。場面の切り替えがややせわしなく感じたり、ちょっと突っ込みたくなる所もあったけど、久々に涙腺を乱れ打ちされた。しかし、遠い過去の出来事を描いた物語ではあっても、同じようなことは今も海の向こうのどこかで続いており、朝鮮半島は今も分断されているという現実を思い出し、ふと我に返る。いろいろなことを考えたくなる映画でした。8点(2004-07-03 10:32:22)

22.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 かなり笑った。S先生が生徒と最初にやるセッション、ディープ・パープルやブラックサバスのリフが…。劇場から「ああ…俺もこれ最初に弾いた」と笑いがどっと。堅物の女性の校長先生が若い頃に町で見た最高のライブがスティーヴィー・ニックス。ジュークボックスから好きな曲が流れると思わず体が動き出す…。「あるある。分かる」。また劇場内は爆笑。ロックに一度はまった人なら、みんなが一度は感じた、どこか懐かしい、温かくて熱い気持ちを思い出させてくれる。韓国のイケメン俳優に熱を上げる奥さんに、「高校の時、ツェッペリンのジミー・ペイジのソロが完璧に弾けるのは学校で俺だけだったんだ。学園祭じゃヒーローだったんだぞ」と自慢したくなるアナタなら泣いてしまうかもしれません。〈DVDを見て追加〉特典映像で付いてくるツェッペリンのメンバーに「移民の唄」を使わせてくれと頼むビデオがまた爆笑。出演の子供たちの音声解説も楽しかった。「移民の唄」ってできてからかれこれ35年? ぐらいたつのか。「スモーク・オンザ・ウォーター」もそんなもん? でも、ギターを初めて手にして、たぶん誰でも3分でリフは弾ける。それでも、今でも何度聴いてもすごく格好いい! こういうの、不滅の名曲って言うんですかね。改めて思いました。8点(2004-05-03 20:16:24)(良:1票)

23.  シービスケット 《ネタバレ》 事前に「感動できる映画なんだ」と期待しすぎたせいか、涙が出るほどではなかった。悪役のウォーアドミラル側の人たちがあまりにもステレオタイプな悪役だったし、シービスケットがレースであまりにも強すぎるのも何だか「予定調和」な感じがした。それでもなお、「見て良かったな」と思わせるのは、この映画に込められた前向きなメッセージがちゃんと届いたから。骨折した騎手、腱を痛めた馬、過去に心の傷を負ったオーナー、それぞれが自分にうち勝って立ち上がるお話は実話ベースだけにやはり引き込まれる。好きなシーンは互いに再起不能に近い怪我を負ったレッドとシービスケットが木陰で昼寝するところです。一瞬、「馬飼いたいな~」と思ってしまった。でも、日本じゃ馬は北海道にでも行かなきゃ飼えないし。一生懸命走ってる俳優(?)の馬、かわいいです。8点(2004-02-25 13:35:51)

24.  エネミー・ライン 《ネタバレ》  この映画は「戦争映画」でなく「戦争を題材にしたアクション映画」でしょう。アクション映画としては結構おもしろい。冒頭の地対空ミサイル(SA9?)との追いかけっこだけでも何度もくりかえして見たくなる。でも、専門家に聞いたら、地対空ミサイルって1回かわしたらそれっきりなんだそうですが。後半の方でT72の主砲をぶっ放されて周囲の音が聞こえなくなる演出は「プライベート・ライアン」のパクリですね。でもおもしろいからいいや。8点(2003-12-27 04:25:17)

25.  イン・ディス・ワールド  某深夜番組で井筒監督が満点をつけていたので見に行きました。涙は出てこなかったけど、アフガニスタン難民キャンプの子供たち、あれ本物なんだと思いますけど、人なつっこくてかわいかったなあ。手製のボールでサッカーをして遊んでいるところとか見ていると、「アメリカ軍はこんな子供らを誤爆で殺したのか」と真剣に腹が立ってきました。ストーリーは地味なんだけど、主人公が本物の難民なので、逆に淡々としていてリアリティがあった。人間、ホントに生きるか死ぬかの場面になったら、怒るとか泣くとかしてる余裕なんかないんでしょうね。難民キャンプの小さな子供らが幸せに暮らせるような世の中が早く来ることを願ってしまいました。8点(2003-12-18 17:19:26)

26.  ナイト・ウォッチ(2004) 《ネタバレ》 ちょっと事前にネットの情報などで期待値が上がりすぎました。SFXなどは思ったより地味。ストーリーのつながりが今ひとつ分からん部分もあり。しかし、しか~し! ハリウッドの見慣れたアクション、CG、「たぶんこうなるな」みたいな安直な展開とちょっと違う、微妙な心地よい違和感。何とも言えない湿り気の気持ちよさというか。3部作だそうなんで、これからどんどんスケールアップしていくのかな。昔、テレビで見て凄いインパクトがあった、教会に閉じこめられた若い牧師が魔法陣を描いて美女の悪魔?や魑魅魍魎の妖怪と闘うオカルト映画?(題名が思い出せない…)を思い出した。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-16 00:25:49)

27.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 以前に見た戦争系邦画のような政治的メッセージの濃い作品を予想していたが、そういう色を感じさせず、万人に受け入れられるという点で成功している。何人かの方が挙げている「プライベート・ライアン」のような作品だ。ある人は戦争で果敢に国のために散った人々に思いをはせればいいし、子供のような少年たちが一瞬で肉片になってしまう戦争の無惨さに目を向けるのもいい。主人公と思われる反町隆史と中村獅童が下士官で、しかも炊事兵と機関砲手という地味な役回りなのもいい。反町隆史が脱出しながらも仲間を助けるために海にとって返す場面や、言葉だけで死の覚悟を語る少年兵を前に悲しそうに視線をそらす演技も良かった。最後のシーンで、国を守るということにおいて、命を捨てた者も、生き残って真面目に働いて世の中に尽くした者も、その価値は等価なのだ、と思わせてくれる。戦闘シーンは最近の邦画では出色の出来ではないだろうか。主人公が撃たれて息も絶え絶えになりながら最期の台詞をかっこよく言ってから死ぬ場面はない。撃たれれば、一瞬のうちに人は肉塊になる。それを踏み越え、歯を食いしばって生き残ってきたことも立派に国に尽くしたことなのだ、と仲代達矢の顔が語る。映画館は高齢者から若者で満員。英霊がいるという神社に年1回参拝する今の首相は、地道に働いて国を支えてきた中高年サラリーマンや高齢者を医療費負担や増税で締め上げていますけど、戦後の日本を支えてきたのは何もあの世の人だけじゃない。父親はとっくに年金暮らしだけど、少し労りたい気分になった。[映画館(字幕)] 7点(2006-01-02 23:17:40)

28.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 思っていたより重いテーマの映画だった。ラストのひねりも良かった。最初の場面からAKの銃弾工場へ、物語が進み、そして一番最後のシーンへとつながる(戻っていく?)場面は人類と戦争のエンドレスな関係を揶揄してるみたいで滑稽で悲しい。結局、誰も戦争を止めないし、止められない。だから金が儲かる。そんなこと、とっくにみんな知ってるはずなのに、きれい事言って目をそらしてるんじゃないよ。そんなメッセージを感じた。日本だって、世界最大の武器商人から毎年せっせと買い物してるものなあ。まあ、それでも映画の中の国よりずっと平和な日本だって、年間3万人が自殺で、1万人が交通事故で死んでいく。まったくこの世界というのは残酷なんですね。そんなことを感じました。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 00:38:17)

29.  ミート・ザ・ペアレンツ2 レビューが少ない! 何故だろう…。と言うか、映画館も私入れてたったの4人しか観客がいませんでした(大阪の中心部のシネコンで)。主役級の3人で一体何個の映画賞(アカデミー含む)が並んでいるのか。それなのに、このゆるさ、下らなさ。細かいギャグで結構笑いました。アメリカの映画界ってすごいな~と変な風に感心しました。だって、わが日本に目を移すと、高倉健はもはや「高倉健」という役しか演じなくなっている(演じさせることが映画会社にできないのかも)。吉永小百合あたりもそう。青島刑事ぐらいの中堅どこの俳優ですら、もう青島刑事しか演じられない。かたや、ハリウッドの歴史の一部になりそうな大俳優を贅沢に使って、お馬鹿でちょっとお下劣なコメディを軽々と撮影し、大ヒットさせる。邦画がつまんないように思えるのも仕方ないかと少し思いました。[映画館(字幕)] 7点(2005-12-04 23:11:34)(笑:1票) (良:1票)

30.  皇帝ペンギン 3次上映ぐらいで見たら、何故か吹き替え版でした。ペンギンたちが体を寄せ合って吹雪と闘いながら、ちゃんと中心には子供を抱えてるオスを回して、外側の一番寒い役は交代でやってるのなんかを見てると、通勤ラッシュで人を押しのけて歩いていくおっさんやおばちゃんが目に浮かんで、人間ってつくづくアホやなあ…と思ってしまう。何カ月も絶食して、死にそうになりながらヒナ(これがもう反則的にかわいい)を育ててるペンギン夫婦(?)の姿見てると、パチンコ屋の駐車場で子供を死なせたり、育児放棄だかで幼児を餓死させて別の男とくっついてしまうバカ母などを思い出して、やっぱり人間にも自然の天敵が必要やなとふと思ったりする。天敵がいないから人間同士、宗教だの領土だの第3者的にはつまらない理由で延々殺し合いするのかな? そんなこともふと考えたりして。[映画館(吹替)] 7点(2005-10-16 22:12:11)(良:1票)

31.  ミラクル  昔、長野五輪でオリンピックのアイスホッケーを見たことがあります。だいたいの想像はしていたけど、それ以上のすごいスポーツでした。まさに格闘技みたいなものです。日本って日本人の弱いスポーツは何かにつけて盛り上がらないんだけど、カナダ対スウェーデン戦とか、体のゴツイ北欧系のおっさんたちがそれはそれはすごい盛り上がりようでした。世の中の出来事で、本来その渦中にいる人たちの役割を超えて、大勢の人に楽しい気分を与えることがありますよね。今のオリンピックは広告代理店と大企業が支配する「イベント」になってしまったけど、世界で無敵だったソ連チームに勝った出来事は冷戦の不毛な記憶とともにアメリカ人には忘れられない楽しい記憶なのかもしれませんね。そんな雰囲気が良く出ていました。カート・ラッセルってアクション専門のイメージありましたけど、渋いオヤジ系の俳優になってきましたね。[DVD(吹替)] 7点(2005-09-24 15:30:49)

32.  マダガスカル 仕事の待ち合わせに時間があいちゃって、時間つぶしに何気なく入ったんですが、思っていた以上におもしろかったです。やっぱり一番おかしなキャラはペンギン4人(羽? 匹?)組でしょう。ワルなんだか正義の味方なんだかよく分からないけど、妙に統率の取れた一糸乱れぬ行動力、大勢の敵を恐れない勇気(?)、秘密兵器を準備する頭脳(?)、アレックスの自然の本能への回帰を一発解決する機転(?)……なんてすごい奴らなんだ!とゲラゲラ笑っていたんですが。ラストはちょっとあっけなかったけど、まあ、本来子供向けなんだからいいんでしょうね。付け加えですが、アレックスのシーンでアメリカン・ビューティーのパロディありましたよね? あんなん、子供が分かるのか? と思いながらやっぱり笑いました。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-24 01:32:44)

33.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 皆さんが書いてる通り、怖い怖い。宇宙人めちゃ強い。オリジナルの方も遠い昔にテレビで見た記憶がありますけど、無機質な宇宙船(トライポッド?)が次々に街を破壊していくのが怖かったです。アメリカでは今後、投資額の回収が難しくて大金を投入した大作映画は作りづらい状況になるそうですが、大金かけてもつまらない映画は確かにあります。でも、大金かけないとできない映像ってのもあるんだなと感じました。家がバリバリ割れちゃったりフェリーがひっくり返るのとかどうやって撮ってるのかな。ラストは賛否両論あるでしょうけど、あのまま息子が死んでいたら、観客は何の救いもない重たい気持ちのまま家に帰ることになるので、良かったんじゃないでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:00:17)

34.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 あまり期待しないで行った分、得したかもしれない。最初の方で妙なカメラアングルから突然人がフレームに入ってきて驚かせたり、唐突にドン! と大きな音がしたりするので、「ああ…この映画も某インド人監督の物まねか…」と思ったけど、後半はどんどん引き込まれた。かなり最後の方で主人公のアシュトン・カッチャーが医者に「日記はないんだ…」って言われた段階で、「ええっ! そんな陳腐なオチなの!」とイスからずり落ちそうになったものの、そうではなく、ラストはちゃんと観ている人の気持ちが落ち着くような、それでいて切ない終わり方になっていた。分からなかったのは、主人公が幼い時に描いている殺人の絵。あれにも別のストーリーがくっついていたけど、カットされたのかな。主人公の人生がどんどん変わるのに、乗ってる車だけはいつも一緒なのがおかしかった。カネがないのか、監督がトヨタセリカ(でしたよね?)に思い入れがあるのか。それと、アシュトン・カッチャーは「頭のちょっと足りないアメリカのそこらの兄ちゃん」みたいな演技しか見たことなかったけど、この映画で見直した。パンフにも書いてあったけど、ダークな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」てなところかな? 僕は「メメント」を観た時の感じを思い出した。[映画館(字幕)] 7点(2005-05-14 19:17:36)

35.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 ここのレビューを見て、「ああそうか、あそこはあの映画のパロディだったのか」と納得。感謝です。今回のブリジットも大ボケ&大ドジの連発だけど、最初の方はちょっと勘違いと暴走が過ぎるんじゃないの、と引いてしまった。でも、刑務所に入るあたりからだんだんとまたブリジットが好きになり始める。完璧でいつも感情を見せないマークのめっちゃくちゃなケンカもお約束だけど笑わせる。今回はMI-5まで動かしちゃって、もうほとんどスーパーマン級の活躍。結果として、何度も大声で笑ってしまった。しっかし、レニー・ゼルヴィガーさん、すごい太り方。役作りのためとはいえ、すごい女優根性です。[映画館(字幕)] 7点(2005-04-11 01:35:24)

36.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 知り合いには「退屈だった」という人が多かったけど、結構好きな映画です。この映画には職業に対する「誇り」がうまく描かれている。自分の命を省みず人命救助のために荒波に飛び込んでいく沿岸警備隊、カジキマグロ漁という仕事を愛している主人公のジョージ・クルーニーや仲間の漁師たち。そして、それを見守る港の人々。どちらも、世の中の多くの人が羨むような仕事でもないし、尊敬を集める仕事でもないのだろうけど、自分の仕事にプライドを持ってる姿が良かった。自分の仕事が心から好きだ、誇りを持てる、と言える人、今の世の中には少ないでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2005-04-04 16:46:24)

37.  五線譜のラブレター/De-Lovely 昔見た「グレン・ミラー物語」のような映画を想像していたけど、ゲイという主人公の陰の部分にも光を当てていて、音楽家としての苦悩や葛藤をうまく描いていたと思う。CMで何度も耳にした名曲は奥さんに捧げられたものだったのですね。時代を超えて人の心を引きつけるわけだ。アシュレイ・ジャッドってシャーリーズ・セロンに雰囲気が似ていて損をしているような気がしていましたが、いい女優さんですね。再認識しました。 忘れるところだった。邦題がいい。思い切ってこの邦題をつけた配給会社の人に拍手。映画の内容はまさに五線譜のラブレターでした。7点(2005-02-18 11:51:50)

38.  TAXI NY 主人公の凄腕ドライバーを女性(しかも黒人のラティファ)にしたのは正解だったかも。情けない男を演じたジミー・ファロンとの絡みが自然だったしおかしかった。ファロンの作品は初めて見たけど、笑気ガスのギャグとか劇場でみんなが大声で笑っていた。日本人にも分かる「笑い」が演じられる人なんですね。ただ、カーチェイスのスピード感はフランス版の方が上かなあ…。それとラティファが役の上ではナスカーのレーサーを目指していることになっていたけど、個人的にはモータースポーツへのリスペクトがもう少しあったら良かったな。最後の方にちょろっとあるだけじゃなくて。こういう映画は間違いなくクルマ好きが見に来るものだし。フランス版には確か、「このステアリング、アラン・プロスト(有名なF1レーサー)と同じタイプなんだ」なんて台詞がさりげなくあった。作品の中の凄腕美女強盗団の国、ブラジルだってアイルトン・セナを生んだ国ですからね。7点(2005-01-14 11:16:23)

39.  Mr.インクレディブル おもしろい! 分かりやすい! やっぱりアニメ作品は何だか高尚なメッセージ性だの何だのを込めてもろくな事はありません。ただ…。最近の国際社会で暴走気味のアメリカ見てると、どうしても「悪い奴はやっつけちまおうぜ」「家族の愛がすべてでそれ以外はどうでもいい」みたいな某大統領のゴーマンな顔が映画の中でふと思い浮かんでしまう。でも、そんなこと気にしないで素直に楽しめば、アクションの連続、ストーリー、絵の緻密さ、すべて楽しい気分にさせてくれる。雑魚キャラを含めて、物語の中で悪者を殺さないでいてくれたら「8点」なんだけどなあ…。7点(2004-12-12 00:31:20)

40.  X-メン アクション部分だけ見れば、「2」より「1」の方が好き。ミュータントそれぞれに能力と弱点がある。敵役が単なる悪役ではなく、しかも強くて格好良いのもいい。マグニートーは周囲に金属がなければただのおじさんだし、プロフェッサーXはテレパシーが封じられれば車いすの障害者、ストームは屋外に出ないと能力が発揮できず、サイクロップスは専用のサングラスがないとビームをコントロールできない…という風に。敵はその弱点を巧みに突いて攻撃する、が、X-MENも互いの弱点を補完し合いながら闘う…ということで、子供の頃見た「サイボーグ009」とか「レインボーマン」を思い出して楽しかった。キャラの中ではミスティークが一番格好良い。「2」でも大活躍だったし。コミックの原作を大金をかけて映画化できるアメリカ映画の贅沢。比べて、わが日本のはちょっと中途半端なんだな。金のかけ方が。「バビル2世」とか「レインボーマン」とか、30億円ぐらいかけて実写でやんないかな。7点(2004-10-26 17:54:33)

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