みんなのシネマレビュー
うさぎさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 253
性別
自己紹介 自分も結構10点が増えてきたこともあり、
是非11点制を導入してもらいたいです。
11点とはあらゆる映画の中で一個しかつけられない点数とします。
これでその人の本当に最高と思ってる作品がわかっておもしろい
と思う!

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456
投稿日付順123456
変更日付順123456

21.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 SFながらも現代の若者を描写した名作だと思う。無気力で生命力が感じられない。 惰性感。 ところが、それでも生きていかなければならないという。 なにかがおかしい、どうにかしなくてはならない。人によっては「ソレ」 に気付くものもいる。いるがどうしようもできない。待ってるのはまた同じ日常の 繰り返し。表面はのんびりしてるが彼らは相当ストレスを受けもがき苦しんでる。 それすら気付かない、いや、気付いても気付かないふりをしてるのだ。 意識してしまえば、おかしくなってしまうから。 通り魔事件やらなにやら、あの種の犯人たちは気付いてしまった人たちなのかもしれない。 しかし、気付かなくても、気付かないふりをしても、 その反動は必ずひとそれぞれなにか形を持ってあらわれる。 この作品、日本禁煙学会から抗議されてるようだが(笑) なぜあんなに煙草を吸うのか。輪廻転生の伏線だけではない。 それがわからない人はこの作品のせつなさなんか理解できないかもしれない。 自分はもう若者とはいえないが、彼らの思いが痛いほどわかる。ものすごくせつない映画だ。 「キルドレには戦死によってしか死ぬことができない。」それはある意味残酷なウソだった。 戦死でも「自分という存在は」転生していく。 最後主人公はなにかを買えようと、いわば特攻していくが・・・ 帰らぬ主人公にちょっとはみんな悲しむが・・・・ やはりなにも変わらない。世の中も。そして「自分も」なにもかも! これは地獄のようなもんです。 ところが。押井監督の手法は・・・肝心の若者には伝わらないんじゃないだろうかと危惧しています。ストレートな手法じゃないゆえに。 むしろ中年以降の人がみるとぐっとくるかもしれないです。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2009-03-06 10:14:39)(良:1票) 《改行有》

22.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 これねえ、きっと若い人にはわからない映画だと思う。 例えばベンジャミンが、子どもと妻の元を離れたのにもう一回帰ってくる場面。 なぜだかわからないひとがいっぱいじゃないでしょうか。気まぐれ?みたいな。 でも違うんですよねえ・・・うわ~!今思い出しても悲しすぎる。 私は、強烈にわかりすぎて、残酷だなあ・・・と思ってしまいました。 自分の老いとか寿命とかね、頭じゃなくて、今・・徐々に「体感」しつつある人。 そのような人がみるとものすごい映画だと思うでしょう。私も含めてなんだけど。 今この年で見られて幸せというかなんというか。。。今より10年、いや5年若くてもこの映画の良さは わからなかっただろうなとしみじみ。でもわかってよかったのか?微妙。 それはやはり自分が老いを感じてるからなんです。頭じゃなく、身体で。 私はあと何年生きて、なにができるだろう。もう恋をすることも誰からも恋 されることもないかな・・・。 ふとこんなことを思ったことがあるひとは見てください。万人には勧めません。 10点つけたいとこなんだけど、あえていうと音楽が弱い。 これだけが不満。[映画館(字幕)] 9点(2009-02-09 00:31:54)(良:3票) 《改行有》

23.  呪怨 パンデミック 《ネタバレ》 呪怨ビデオ版一作目はリングと並びうる大傑作でした。ところが映画版が制作させると 全く新しい呪怨ではなく、過去の遺産の食いつぶしに入ったのです。 これも見たことのあるシーンの焼き直しばっか。貞子のまねさえ堂々とあります。 なにを考えてるのでしょうか・・。恥ずかしくないのでしょうか。 いくらなんでも飽きてしまう。 あの親子がでてきてももはやギャグとしか思えなくなってしまう。 製作者側も、次はどうやって出現させようか、その工夫ばっかになってしまい、 肝心の話がおろそかになってしまう。結論として、もう怖くもなんともありません。 清水監督もほんとは全く別の映画を撮りたいんじゃないかな。でも、上からは呪怨を撮れという。その板挟みなんじゃないでしょうか。もう呪怨は結構。 全く違うさらにこわいホラーを撮ってほしいものです。[CS・衛星(字幕)] 1点(2009-01-16 11:53:45)《改行有》

24.  ティンカー・ベル 《ネタバレ》 どうしてもディスニーアニメというと、もはやピクサーを思い浮かべてしまうんだけど ピクサーから比べると1ランクも2ランクも落ちるアニメーション。これが痛い。 疾走感、飛翔感に欠ける。構図が単純で奥行きがない。風景、花の描写もなんか単純。 話はまあまあ。つまらなくはないが、すごくおもしろい!ともいえない。 やった~~!春が来た!という感激も薄い。。 このクオリティで、あと3つも作るんですか・・。[映画館(字幕)] 5点(2009-01-05 16:59:26)《改行有》

25.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 もったいないです。 鏡の中の自分の映像が勝手に動いたりするシーンは一歩間違うと、 もう当分、夜には一人で鏡をのぞけないくらいのトラウマになろうはずだったのに、 監督が悪いのか脚本が悪いのか、あんまり怖くない映画になってしまいました。 ラストもアイディアは面白いんだけど、やはり怖さはないです。 モンスター化する部分はみなさんのおっしゃるように論外。 ただ・・たぶん猛然とオリジナルが見たくなるはずです。近くのレンタルで 探したんですがなかったです。買うしかないか? [映画館(字幕)] 5点(2009-01-05 16:47:17)《改行有》

26.  Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 ちょっと平均点低すぎますね。これは真面目なエロコメ?の傑作でしょう。どうもスーパーヒーローはいくら人間的に悩んでも、おきれいすぎるわけですよ。これはもうスーパーガールになっても女のドロドロした醜いものもあるのよという点をちゃんと真っ正面から描けてます。ここがすごい。スーパーになったんだからして、性欲も嫉妬もスーパー。この着眼点は素晴らしいと思いました。シモネタも下品になる一歩手前、絶妙のバランス。 日本でこんなのを作るとですね、けっこう仮面みたいな悪ふざけ、超くだらないものになってしまう。こういうネタはものすごく大まじめに作るべきなんです。  いやあ、続編作って欲しいですねえ。これ一作で終るには惜しい!連続テレビドラマでもいいかも?それだとシモネタなくなっちゃうかな?[地上波(字幕)] 7点(2008-09-29 22:00:06)(良:1票) 《改行有》

27.  アポカリプト メル監督はもっともっと大評価されてもいい監督だと思う。残酷な描写も徹底したリアリズム。これをグロと単純に非難することは浅薄ではないのでしょうか。 この作品も素晴らしい!話は非常に単純だがハラハラドキドキ。「いったいどうなっちゃうの感」は相当なもんです。カメラワークも美しい。ウイキペディアによれば アステカとマヤがゴッチャになってるよという批判が載っていたが、こんな聞きかじったような知識をそのまま信用してはいけないと思う。ほんと歴史なんてもんはちょくちょく、実は定説は違っていたなどと書き換えられる事例がいっぱいなんです。 いや、そんなことはどうでもいい。映画とは過去の歴史にインスピレーションを得て、そこから自由にイメージの翼を幅羽ばたかせる。これが映画の神髄だと思うんです。歴史の教科書じゃないんだから。 ラストは呆然。さしずめ井の中の蛙、大海を知らずみたいなもんでしょう。傲慢に堕落しきったあの王国もジャガー・パウやその妻の命をかけた頑張りも、 もはやむなしく、一気に新しい神の名をもって、侵略され滅亡していくんです。 ああ・・・これが歴史というものナノダ。[地上波(字幕)] 8点(2008-09-28 13:52:47)(良:2票) 《改行有》

28.  おくりびと 《ネタバレ》 最近また邦画の出来がよくないなあと感じてるところに、この奇跡のような大傑作。全ての作品を押しのけてこれが賞をかっさらうと思う。いや、そうでなくては。  主演助演、チョイ役全ての役者がきらきら宝石のように輝いています。特に広末の演技がよかった。妙なこだわりや固定観念に縛られてないような現代っ子ぽい奥さんなはずなのに、いざ自分の夫が「そうなってみると」やはり世間体を気にする、けがらわしいと言ってしまう。愛が冷めたわけではない、愛してる・・なのにしかし。こういう感情は悲しいくらいにわかります。きわめてリアル。愛があれば世間体も関係ねえよなんてのは夢子ちゃん夢男くんのあまっちょろい幻想なのだ。  しかも映画はもっと残酷な運命を用意します、なんと子どもが生まれる。誰もがお世話になる職業だの、仕事に貴賤はないだのなんだの、屁理屈はどうでもいい、あなたは子どもに胸を張ってパパは納棺師だよっていえるのか、子どもはお父さんを納棺師だ!と自慢できるのか。これを言われたら男としてはもうギブアップ。いくら納棺の仕事に生き甲斐を感じ始めたとしてもアウトなのだ。 ところが映画はとっても素敵な解決を用意してくれました。最後に「私の夫は納棺師です!」と叫んでしまった広末。鳥肌がたつくらい感動。しかしだ。ありゃ100%夫の職業を受け入れてはいないかも、そのときの雰囲気に飲まれて叫んでしまっただけかもしれない。あとで子どもが生まれて厳しい冷たい現実がやってきたときコロッと後悔するのも女なのだ。 しかし、この夫婦・・・この家族はどんなトラブルが待ち受けていようと、なんとか苦しみ悩みもがきながら、うまくやっていくだろう。それを予感させるのがあの石ですね。あの一銭の価値もない汚い石ころに込められた意味はものすごく深いです。 珠玉の映画。泣いて笑って考えさせられて・・・なんと爽やかな後味か。チェロの音色に心を動かされないひとはいないだろうと信じてます。音楽がまた素晴らしい。邦画もまだまだ捨てたもんじゃない、やるなあ。 本木、広末の代表作となるでしょう。[映画館(邦画)] 9点(2008-09-23 01:07:48)《改行有》

29.  ドリームズ・カム・トゥルー 《ネタバレ》 え?これが日本未公開?スペル大会という日本じゃ馴染みのないものがテーマだからか。日本で言うと、漢字検定大会?いやあ、燃えます。緊張します。全然聞いたことも見たこともない単語ばかりの連発で楽しい。DVDでは発売されてる模様。WOWWOWでもまた再放映するかもしれません。 絶対のお薦めです!見て下さい。爽やかな快作![地上波(字幕)] 9点(2008-09-16 18:04:27)《改行有》

30.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 下妻で、この監督は面白い!と思い、松子でとりこになりました。なので、パコをどんなに楽しみにしてきたことか。感想。残念ながら辛口の評価になってしまう。まず、大貫がなぜパコに感情移入してしまったのかの描写があまりに弱い。分かる気もするが・・・というくらいじゃ駄目なのだ。これは役所の演技の問題じゃなく、脚本が悪い。よって大貫が泣くシーンで泣けなかった。初めて涙が出たのは、土屋と妻夫木のエピソード。土屋の役は下妻とかぶるにせよ、彼女は上手い。こういう大げさな芝居くさい劇だと、ほとんどが大根役者になってしまうのに、彼女と役所だけは違う感じがしました。一番の問題は最初からCG使いまくりだったということ。だから、パコのラストの運命もリアルさを失ってしまった。ここはですね、監督得意のCGは最初は押さえに押さえるべきじゃなかったんじゃないかな。劇の時だけ、突如弾けるようにCGを使うと。もっとメリハリが欲しかった。そのほうが号泣したと思う。全く泣けなかったわけではないが、監督ならもっと泣かせてくれると思った。残念。[映画館(邦画)] 6点(2008-09-14 22:38:28)

31.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 視点はいい。つまり人間ドラマ中心で、怪獣は必ず人間(カメラマン)の目線から捉えてるということ。見え隠れする怪物。これだけで充分リアリティがある。怪獣モノは神がカメラをかまえてはダメなのだ。但し。なんでブレブレの映像にしたかということ。安直にブレブレのハンディカメラが更にリアリティを増すとでも思ったのか。なんと志しが低いんでしょう。続編があるそうで、今度はまともに撮って欲しい。軍隊と怪獣の戦いを真っ向から描いて欲しい。音は宇宙戦争には遠く及ばず。但しカメラが壊れたようなデジタルノイズのオープニングとエンドロールは洒落てます。[DVD(字幕)] 5点(2008-09-11 21:59:57)

32.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 超大傑作。様々な時代に飛びまくるのが成功している。最愛の恋人が死んだのがわかって、泣き泣き叫び、逃げるように部屋を出ると、次の瞬間、大観客の前でステージに立ってるなどという大胆、かつシュールなカット。更にラストの編集は見事。 人生は走馬灯。人生は夢まぼろしという言葉を想起する。様々な想い出が交錯する走馬灯の中、彼女は死の床で「昔にはもう戻れない」と呟く。しかしそれでも彼女は歌う。良いことも悪いこともあったけれど、今の私には同じこと。後悔はしない。今一度0からスタートしようと。そんなラストソングNon, Je Ne Regrette Rienが胸を打つ。 感涙。 40代50代以降の人に見て欲しい映画。若者にはこの凄さがわからないかもしれない。 ピアフを演じたマリオン・コティヤールはアカデミー賞主演女優賞をとったが 全く異論はない。凄まじいまでの演技力。 日本の女優ではここまで演技できる人は見当たらない。 [地上波(字幕)] 9点(2008-09-08 22:59:33)(良:1票) 《改行有》

33.  ハンコック 《ネタバレ》 おもしろい!もっと評価されるべき作品。予告はコメディシーンばかりだが、本編はそうじゃない。 結構、テーマは深いのだ。幸せってなに?ヒーローとは?神の死とは?究極の三角関係とは? ただぼーっと見てたらわからないのかもしれない。 前半と後半ががらっと変わったという批評もあるが、その感想は違和感。 確かに前半はコメディシーンが多いが、ノーテンキというわけでもない。かえって悲哀を感じたりします。 スピード感がすごく、爽快。私は、ダークナイトより断然こっちをとります。 続編希望!! やはり次の敵はセロンが「死んだ」といっていた仲間が悪となって出現!というのがいいと思います。 今回ちらりと見せてくれた、神同士のものすごい戦いを存分に見てみたい。[映画館(字幕)] 8点(2008-09-05 22:33:42)(良:1票) 《改行有》

34.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 グロイ、ハード、ヘビー。爽快感ゼロ。 よくは出来てると思うが非常に不愉快きわまりない映画。個人的には絶賛はできない。 してはならないと思ってます。 ただスターウォーズのダークサイドに落ちるという意味がどういうことなのかはっきりわかる。光の騎士の復讐のすさまじさこそアナキンに欠けた要素だと思いました。 その点を考慮してもこの点数。 カメラアングルはビギンズと同じでなにやってんだかわからなくなるようなとこも。 ヒロインは美しくないので感情移入できませんでした。注目のヒース・レジャーの狂人演技はまずまずだが、レオンのゲイリー・オールドマン、 セブンのケビン・スペイシー、12モンキーズのブラピ 、ブルーベルベットのデニス・ホッパー 、そして羊達のアンソニーホプキンスなどなどのすごい演技には及ばないと思いました。[映画館(字幕)] 2点(2008-08-10 17:49:34)(良:5票) 《改行有》

35.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 決して子供向きじゃないと思いました。 むしろ、子供好きの大人向き。 あ~!子供ってこんな表情や行動するよね~。かわいい!みたいな。 世界を破滅させるものすごい悪者がいて、ぽにょと宗介の行動で救われるというんなら 爽快なんですが、町を水没させ、世界を破滅させる原因を作ったのは、それこそ恋に狂ったぽにょ自身であり、なんとも複雑怪奇。 子供に理解できるだろうか。 全編手書きというが、そうだろうか。プランクトンなどの描写も手書き? あと背景はクレヨンで描いたような感じになってるが 人物とあまり馴染んでないと思いました。 ただ波の描写はよかった。 ラストも壮快とはいえない。本来は宗介がキスするべきとこなのだが 父親の生還に気をとられて、全くポニョのことを忘れてる。 これは未来への暗示かもしれない。 5才の頃の恋。果たして実るだろうか。 もし宗介が、ポニョが違う恋をしたらどうなってしまうんでしょ・・・。 むしろ続編のほうが気になる。 どんなポニョでも好きといってのけた宗介。 しかしほんとの試練は思春期になってからだろう。 女はほんと思春期で変わる(-_-;) 声優問題はそんなに気にならなかった。所ジョージの棒読みも味を出してるかもしれない。 で、結論としては・・・私はやはりこういうのを宮崎アニメに望んではいないなと 思いました。 あと一度でいい、ラピュタやナウシカのようなものをと願わざるをえません。 個人的にはトトロの成功が宮崎アニメを狂わせた・・と思っています。 [映画館(邦画)] 5点(2008-07-20 10:37:08)(良:2票) 《改行有》

36.  アフタースクール 《ネタバレ》 「運命じゃない人」よりは良くない。 監督には、今度はエンターテイメント、 見せかたというものを考えて欲しいと思いました。 アイディアはものすごくいい。ところがそれが最大限に発揮されてるとは 思えませんでした。 「え!?」「あ!??」「わあああああああああ!」と 驚かせ、トリハダをたてさせてほしい。 テンポがよくないのは運命じゃないひとにもいえることなんですが、 もっとスピーディでもついていけると思う。 それにしても、次作が心配です。こうなると観客はさらなるどんでん返しや 衝撃を望んでしまうんで。次々とアイディアが出てくるのか・・。 かといって、今度はどんでん返しはやめた・・・じゃ、 シャマランの二の舞いになる危険性も感じます。 [映画館(邦画)] 6点(2008-07-13 12:46:05)《改行有》

37.  カンフーハッスル 《ネタバレ》 少林サッカーよりいい出来とは思えないが、なかなか楽しめました。 もっとこうしたらよくなりそう・・というところが結構ありました。 例えばあの幼なじみの飴売りの女の子はそんなに機能してない。 うまくからむともっともっと感動できたかも。 琴を武器にする刺客がおもしろかっただけに、 ボスキャラにいくまえにいろんなタイプの刺客をあと2組くらい出して欲しかった。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-09 23:08:40)《改行有》

38.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース 《ネタバレ》 思ったより良い出来。カット割りもストレスがない。ただ役者が主演を除いてやはり、プロとの差を感じる。主演の人はうまい(笑) テンポがややゆったりなのはこの監督の特徴か。1.5倍速くらいでもいい。 無駄なカットも感じられ、30分くらいにも縮めらそう。 とにかく、まだよくないところはいっぱいあるが、光るものはたくさん。 いってみれば、これを元に、あの佳作、運命じゃない人とアフタースクールが生まれたのである。たぶんこの監督の作品はこれからもずっと追い続けると思う。[DVD(邦画)] 5点(2008-06-15 23:53:36)《改行有》

39.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 レイダースからリアルタイムで見てます。ファンです。 しかし、今回は良くない。なにが悪いか。 一番駄目なのは脚本。これって、ほんとにフランクダラボンなど 他の脚本を没にしてまで通った最終稿なんでしょうか。 1~3のアイディアから全然進歩してないです。寄せ集め。 謎解きも今テレビでやってる「パズル」とたいして変わんないんじゃあ? マリオン、せっかく出たのに・・なんとなく無意味。 ケイトブランシェットも大ファンなんだが、 もっと魅惑的に見せられるんじゃないのだろうか。どこか間抜け女に見えてしまう。 どうも登場人物の動きや絡みが悪い。 スピルバーグの演出もイマイチ切れがない。なんか観客をなめてますよね。 「こんなオマージュっぽいシーンを出したら、ファンはニヤリと喜んでくれるだろう」みたいなスケベ心、丸見え。それはそれでいいんだが、グッと来ない。 CGは驚くことに今回すごくCGくさい。なんか10年前くらいのレベルに戻っちゃった? 浮いてます。 核実験シーンは道徳的観点からは別になんとも思わなかった。 あれが駄目ならトゥルーライズなんかもっと駄目だ。 というか、核は駄目で他の爆弾ならいいなどとは私には考えられない。問題はもっと別だ。 つまり、その核シーンが全く機能してない。伏線にもなんにもなってないというとこが問題なのだ。 核を扱うなら、いっそのこと、日本を舞台にしたほうがよかったんじゃないでしょうか。 (日本舞台というアイディアもあったらしい) 結論。限りなく駄作に近い凡作。 これで終わり?いや~。汚名返上にもう1回作ったほうがいいんじゃないでしょうか。 これはひどいです。 次回は傑作「古畑中学生」を書き上げた三谷幸喜を脚本家に推薦したい(笑)いや、マジで。彼ならもっと気の利いたもんを作ってくれるはずだ。[映画館(字幕)] 2点(2008-06-14 03:24:42)《改行有》

40.  運命じゃない人 《ネタバレ》 最初はこの手の邦画によくある、ひとりよがりの暗いグダグダ・ウジウジ映画かと思っていたら・・・ 中盤から急展開。素晴らしいです。 皆さんが書いてるように脚本と演出の勝利。 もう一つ付け加えるとすると、登場人物がみんな憎めないやつばかり。 私は特にヤクザの組長のキャラにはまりました。 組長役の山下規介さん。おそろしいくらいの演技力です。 もっともっと注目されてもいい人だと思います。 人に見ろ~~!と薦めたくなる映画!邦画もまだまだ捨てたもんじゃない。[DVD(邦画)] 9点(2008-06-13 10:56:27)(良:2票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS