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評価順123
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21.  ローレライ 《ネタバレ》 初めての監督作品で、これだけのキャストと予算に臆することもなく、堂々としたエンターテイメント大作を作ってくれた樋口真嗣監督にはとりあえず拍手です。私にとっては、まだ「ガメラの樋口」ですが、以外にバランスのいい映画を作るんだなと感心してしまいました。 ただ、「東京への原爆投下を阻止する」という物語の肝の部分に向かう流れに、イマイチ説得力がないのがちょっと難ありでしょうか。特に堤真一演じる朝倉大佐の行動原理は、観ている最中も、見終わった後も頭の中で反芻し続けていましたが、私にとってはちょっと理解し難いものがありました。そこで上手く映画の中にのめり込めなかったもんだから、軍事的・戦史的にちょっとなあ、というところも余計に気になってしまいましたね。 でもまあ、観ているときに退屈な思いもしなかったし、こういう役をやらせたら日本ではこの人の右に出るものは居ない!的な役所広司の艦長ぶりも格好よかったし(でも髪の毛は切って欲しかったすね)、日本映画もここまでできるようになったんだあ、と思える作品ではありました。 あ、それと、潜水艦にいたパウラという少女。監督が監督なだけに、つい彼女に平成ゴジラの三枝美希とか平成ガメラの草薙浅黄の姿を見てしまう。これってやっぱり怪獣映画好きの哀しき性(さが)なのでしょうか?。 7点(2005-03-08 00:06:35)《改行有》

22.  チョコレート(2001) 《ネタバレ》 「X-MEN」「キャットウーマン」のハル・ベリーしか知らなかったから、正直びっくりしました。こんな演技ができる女優さんだったとは!! 特に、最後の場面など、下手な芝居をすれば意味不明な結末になりかねないのに、あの目の表情の変化だけで、映画史に残るラストシーンにしてしまいました。まさしく、彼女のためにあるような映画でしたね。 相手が、自分が死刑執行した男の女房だったと判った後に、彼女と寝てしまう男性主人公の行動には正直納得いかないところもあるけど、ただ、あの状況で、しかもあのナイスなバディが目の前にあればやはりそうなっちゃうかなあ・・・・ 映画が進むにつれて、そうした男の狡さ、いじましさと女の強さ、気高さの対比がくっきり感じられました。 男がチョコアイス買っている間に彼女は絶対知ってはならない秘密を知り、それに対する怒りも悲しみ全部ひっくるめた上で男を受け入れていく。おそらく、男がちゃんと自分に優しくしてくれる限り、一生口にすることなく秘密のまま・・・これはこれでちょっと怖い気もしますが。7点(2005-01-12 11:01:52)《改行有》

23.  カンフーハッスル 相変わらずベタなギャグ全開ですが、今回はなによりカンフーアクションに燃えられます!そうなんだよなあ、「グリーン・ディスティニー」にしろ「ヒーロー」にしろ、面白かったけど、どこかに残った物足りなさ・・・その正体がこの映画を観てハッキリ判りました。そう、私が観たかったのは達人たちによる圧倒的なカンフー・アクション!そして、そこに至るまでの燃える展開!だったのでした。 チャウ・シンチーがカンフー映画や武侠小説に対して抱いている愛情は、それらのことなど何も知らない私にも十分に伝わってきます。だから、突っ込みたくなるところは満載ですが、観ている間は気になりません。まあ、私がすでにチャウ・シンチーの投げた釣り針に引っかかっているせいかなのかもしれませんけど。 そうこうするうち、続編の製作発表!しかも、今度は日本が舞台になるかも知れないんだって!?こうなると、彼のもう一つのリスペクトの対象であろう、日本の少年マンガ(というか、少年○ャンプ)テイスト満載になるのを期待せずにはおられますまい。 最強の悪役が、巨大な黒馬に跨った大男だったりしたら、もう涙ちょちょぎれ(古っ!)ものですよ。 7点(2005-01-10 21:43:29)《改行有》

24.  スパイダーマン2 《ネタバレ》  まず、中年体形で、特殊装備が無ければ女の子にすら負けてしまう悪役キャラを登場させたことに拍手を送りたい。原作は読んでないけど、やっぱりあんな感じだったのでしょうか?  前作でヒーローとして生きる運命を受け入れたはずの主人公だったが、現実は上手くいかない。遅刻続きでバイトは首になる、やっと出来た恋人との仲も怪しくなるし・・・前半で延々と描かれるこのイジイジ部分に共感できるかどうかでこの映画の評価も分かれてくるのでしょうね。私的には、ちょっとダルかったかなあ、という印象でした。  ただ、この映画自体次に控えた3で来るであろうクライマックスに向けての助走とみれば、多少バランスを犠牲にしても、「これでもか」的にヒーローの苦悩を描いたことにも納得できます。そうした意味では、1と3の繋ぎに徹した「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」のようなポジションにある映画なのかもしれません。7点(2004-12-07 10:16:44)《改行有》

25.  ゴジラ FINAL WARS 《ネタバレ》  この映画、私は好きですね。ここに出てくるゴジラは、84年復活時に「なかったこと」にされ、良心的ゴジラファンも忘れたふりをしている「三大怪獣」以降の昭和ゴジラです。  「ゴジラは核の恐怖の象徴」とか「第1作ゴジラは平和の大切さを教えてくれる」などと知ったらしいことをマスコミが言いたて、作る側もファンも「そうだよなあ、ゴジラはやっぱりシリアス&リアルじゃないと」と思いこみ、結果、ことごとく外してしまった。それが84年以降のゴジラ映画の歴史でしょう(勿論、その中にも好きな作品はありますが)。  しかし、今回の北村龍平監督のゴジラは「そうじゃないだろう、富士の裾野で石投げ合戦もやったしシェーもした。空も飛んだし、加山雄三の真似だってやったじゃないか」という、もう一つのゴジラの姿を否応なく思い出させてくれました。特に、GKゴジラ!あれは完全に「シェー!」を超えましたね(笑)。「特撮論壇」のようなものがいつのまにか形成され、それに作り手も少なからず影響されざるを得ない今の状況下で、よくもまああんなシーンを撮ってっくれたもんだと、その勇気には感服いたしました次第です。  当たり前の話ですがゴジラ映画は「娯楽映画」です。一人でも多くのお客さんに観に来てもらい、受けてもらってナンボの世界なのです。先ほど述べた、昭和ゴジラの数々の名(迷)シーンも、今観ると相当寒いですが、その当時は受けると思ったからやり、実際受けたからシリーズが続いていったのでしょう。そうした意味では、今回の「GFW」も、熱心な特撮ファンの酷評とは裏腹に、一般映画ファンの受けは、結構いいんじゃないかと思います。 長すぎると言われる本編のアクションシーンもミニスカ履いてやたらとすっ転ぶ菊川怜も、延々と続く怪獣同志のドツキ合いだけじゃ飽きてしまう、一般映画ファンに対するサービスなのです。ただ、○トリックスとかI○4とかのパロディ?オマージュ?が、3年もすると随分寒いものになること必至なので、なるべく今観ることをお勧めします。もっとも、「VSキングギドラ」のT2ネタは、公開当時から既に寒かったですがね(笑)7点(2004-12-05 14:55:25)(良:3票) 《改行有》

26.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 あ~、どうせならドラキュラも味方にして「怪物くん」してくれればなあ、と思ったのは私だけでしょうか?でも、キリスト教文化で育った人々にとっては、悪魔の子であるヴァンパイア=ドラキュラは絶対許しがたい存在なのでしょうね。 ノリとしては、アニメの実写版を観ているようで、何も考えずに見るには最高。2時間30分きっちり暇つぶしさせてくれます。このあたりは、流石「ハムナプトラ」の監督だけあって手堅いですね。 個人的には、イイ奴=フランケンをもっと大暴れさせて欲しかったですね。それと、ヴァン・ヘルシングの秘められた過去、これは、恐らくあるであろうpart2にとっておくのでしょうか。でも、ノリとしてはモンスタームービーというよりは明朗冒険大活劇なのだから、最後の最後で王女さま死なせちゃいかん!あれは反則です。7点(2004-09-18 20:45:13)(笑:1票) 《改行有》

27.  海猿 ウミザル 《ネタバレ》 いろんなパターンの映画化が考えられる原作から「潜水士学校編」を抜き出し、「愛と青春の旅立ち」風に仕立てたのはとりあえず正解。後味さわやかな青春映画に仕上がってました。 けど、工藤君の扱いはちょっと可哀想だったな~。原作ではかなり重要な役回りっだけだっただけに、「えっ、ここでこうなっちゃうの?」っていう感じ。原作未読なら、あそこはかなりの涙腺ポイントになったんでしょうが、ちょっと残念でしたね。 それと、他の方も言われてましたけど、エンドロールは最後まで見ましょうね。途中で帰るとかなりの損ですよ。 7点(2004-06-17 09:03:16)《改行有》

28.  フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ 《ネタバレ》 特撮史上最恐の怪獣といえば、ガイラしかない。ゴジラも含め、通常、怪獣といえば、いくら街を破壊し、人が死のうとも、それは「単なる結果」にしかすぎません。しかし、ガイラの場合、「人を喰う」という明確な意志を持って襲ってくる!なまじヒト型の姿をしているから余計に怖い。幸い私は、この作品を大人になって観たからよかったものの、冒頭、遭難した漁船員を抜き手で泳ぎながら追いかけるガイラの姿を幼少時見ていたら・・・トラウマになっていたかもしれません。 円谷、本多、伊福部トリオが大人に向けて作った最後の特撮映画かもしれませんね。 7点(2004-01-03 09:34:10)(良:2票) 《改行有》

29.  あずみ 言われる程酷い映画じゃないやん、というのが正直な感想でした。地上波放送用に編集されたヴァージョンしか観てないので、もしかして無駄な部分をカットしてくれたお蔭か?という気がしなくもないですが、「チャンバラを格好よく見せる」のが目的のチャンバラ映画としては、あれでOKだと思います。日本映画黄金期の東映チャンバラ映画なども、今の目からみたら相当トンデモだったりしてますし、もしあの時代にインターネットがあったら「旗本退屈男」シリーズなんぞなんと言われていたことか・・・1800円出して観るのは微妙だけど、サービスデー1000円の日に観るんだったら、自分的には十分楽しめますね。 上戸彩の殺陣も、本人の頑張りと、なんとかアラを見せまいとする編集の努力?の賜物のおかげでどうにか観られるものになっていたと思うし、オダギリジョーの切れっぷりもナイスでした。正義の味方から出発した彼ですが、こうした眉目秀麗かつエキセントリックな悪役、という方に役者としての可能性を感じます。 ところで、次回作は美少女大好きの金子修介監督とうことで結構期待してたりしています。ただ、予告編を見る限り、上戸彩は、栗山”GOGO夕張”千明にかなり喰われるじゃないのぉ、という気がしますが。6点(2005-03-09 10:56:33)《改行有》

30.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 この手の映画って、「しょーもなー」とか「もうネタ切れなんじゃねえの?」とか悪口言いながら、気になるのでついつい観に行ってしまうんですよね。だから、内容に関しては、エイリアンとプレデターのバトルさえしっかり観れれば、あとはどうでもいいんです。それだけに、超古代文明がらみの設定説明に費やした前半部はちょっとダルかったですね。元々100分くらいの作品なんだから、もっとサクサク行って欲しかったと思います。 それと、「敵の敵は味方」理論でプレデターがヒーローになっちまう訳ですが、既にその前に人間を何人も殺しているためちょっと感情移入しづらかったですね。例えば、調査隊を派遣した企業のバックには軍がついていて、例によってエイリアンの軍事利用を目論んでいたとか、そういう悪巧みをしてる奴らだけプレデターがチョイスしてくれてれば、少しは心理的に釣り合いがとれたのですけど。 でも、プレデターがマスクを外したとき、ヒロインはよく平気な顔していられたもんだ。まかり間違えてうっかり「ブ○イクね」とでも口走ろうものなら・・・・その時点で映画は終わってました。6点(2005-02-01 10:01:25)《改行有》

31.  ザ・グリード 《ネタバレ》  面白かった。見るからにメル・ギブソンのバッタもんみたいな顔した主演俳優さんも、本当、この手のB級映画の主役をやるために生まれてきたような感じで、ナイス。んな訳でヒロインをやった女優さんは、どうしても偽レネ・ルッソに見えてしょうがなかったのだけど、X-Menの念動力のあの人だったのですね。納得。ただ、東洋系の女性キャラが始めの頃であっさりやられたのは、ちょっと複雑な気持ちでしたけど。  クリーチャーも適度にグロく、かつ妙にかわいいところもあって、最近ベストセラーになっている「へんないきもの」の世界を思い出してしまいました。人にあらすじを話せば3秒で呆れられるであろう無茶苦茶なストーリーですが、なによりテンポがよく、お約束や見せ場のツボも決して外さない、まさしく職人技ですなあ。昔、映画館は2本立てが当たり前だった頃なら、お目当ての話題作はイマイチだったけど、同時上映の奴は結構面白かったよ、どんな内容か忘れてしもたけど・・・という具合に話題にされる映画です。  ・・・で、良く見たら「ハムナプトラ」「ヴァン・ヘルシング」の監督さんなのですね!この人の作品はもしかして私と結構相性がいいのかも?6点(2004-11-26 00:05:29)《改行有》

32.  イノセンス あの、小難しい台詞と途中挿入される間奏みたいな場面は、これが押井名物なのよと思えば、味が出てきます。ストーリーそのものはいたって単純、というか、ある程度SFに接したことのある人ならおなじみの世界。ブレードランナー+マトリックスだとでも言うときましょうか。6点(2004-03-28 23:12:29)

33.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 正直、劇場で見たときは、「アホらし、本職の宇宙飛行士に穴掘りさせる方が、効率いいにきまっとるやろ!」と、突っ込みまくっていたが、数年の間を空けてビデオで観ると、印象が変わった。 要は、これ、宇宙を舞台にしたハリウッド版「プロジェクトX」なんだわ~。そうして観ると、地味な作業である穴掘りのプロフェッショナルを主役に据えたのも納得。途方もない任務のため、全国から集結した一癖二癖三癖もあるプロたち。限られた時間過酷な作業環境(そら、これ以上過酷な環境はありませんわなあ、地球上には)。そして組織の中の軋轢とこれでもかこれでもかと起こるトラブル。こうした、プロXを盛り上げる要素は、この映画にもてんこ盛りで、しかも結構上手く配置されているので劇場で観たときよりは盛り上がりました。て、いうか、劇場公開当時はまだ放送してなかったんですよね。プロジェクトX。 どうせなら、エンディングは、 (田口トモロヲの声で) 「グレースの元に一人の宇宙飛行士が歩み寄り、話しかけた。『アメリカ空軍のシャープです。世界一勇敢な男の娘さんと握手させてください』。スタンパーがAJに託したワッペンは、今もトルーマンのデスクの上から、宇宙の勇者たちを見守っている・・・」へ~どらぁ~い、て~るらぁ~い・・・つう風に行きたいモンですな。6点(2004-01-22 11:17:26)《改行有》

34.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 《ネタバレ》 特撮ファン・ゴジラファンとしては、かなり面白く観ることができた。整備隊が総出でマニュアル引っ張り出して機龍を修理しようとする場面(ちょっとアポロ13入ってますが・・・)にはグッとくるものがあったし、ラストも心に残るものがありました。 が、しかし、怪獣や特撮への思い入れがない人が観たとしたらどうかな?という疑問が残ってしまう。 ゴジラやモスラと聞いた時点で半歩後ろに引いてしまう大方の大人の映画ファンを振り向かせるまでの力は、残念ながら感じられなかった。と、いうか、手塚監督は敢えてそうした骨折りは放棄して、いわゆる「大きなお友達」の大多数が楽しめるものを作ることに専念したんじゃないだろうか。 個人的は、空回り気味だったものの、「怪獣映画」ファン以外の観客を強引に引きずり込もうとした金子ゴジラの気合を買っているので、7点にさせてもらいました。  <追記>   先日テレビ放映を観て改めて感じたこと。前作の「×メカゴジラ」も含め、この機龍シリーズにはいい意味での「破綻」がない。特撮の見せ場も心得ており、ストーリーもよくまとまっているのに印象が薄く感じられるのは 恐らくこのためなのでしょう。どんなにリアルな設定を考えようとも、体長100メートル近い生物が直立して歩き回るなど、土台無茶な世界を舞台にしているのだから、どこかに「んな訳あるかい!」と突っ込める場所を残しておくことも、怪獣映画としては大切なことかなと思ってしまいました。  突っ込まれる要素を極力廃した結果、映画としてのスケールが小さくなってしまったような気がするので、あえて1点減。でも冒頭のモスラ迎撃のシーンは何度観ても格好いいですね。6点(2003-12-25 09:20:01)《改行有》

35.  亡国のイージス 原作既読の立場から言わせて貰うと、う~ん、これは勿体無い。映像化すれば絶対オイシイに違いないシークエンスがことごとくカットされている。自衛隊の護衛艦同士の戦闘も、最後の描写はあんなだし。原因としては、1.予算不足 2.たとえフィクションと言えど、自衛隊員同士が殺しあうシーンは極力カットして欲しいと、本物の船使わせてもらってるところから頼まれた。3.監督のポリシー。さあ、どれなのでしょうね。 確かに、「亡国の・・・」というタイトルに魅かれ、日本の国防問題を考えるため、映画館に足を運ぶ人もいるでしょう。しかし、この映画のあらすじを聞けば、大半の人は、「ダイハード」や「ザ・ロック」や「沈黙の戦艦」を思い浮かべるはず。この作品に関しては、そうした人々の期待に応えて欲しかったなあ、というのが正直な感想です。 もし、非アクション化を徹底して追及するなら、態々本物の護衛艦借りる必要などない。その代わり、「事件は会議室で起きている」政府関係者の不毛な議論とか、マスコミや東京都民の反応とかの部分をもっと膨らませて欲しかった。どっちにしても中途半端、という印象が否めませんでした。 それと最後に、アクションシーンの肝心なところでスローモーション使うのは・・・もう止めにしませんか?[映画館(字幕)] 5点(2005-09-04 02:09:59)《改行有》

36.  半落ち 《ネタバレ》 恐らく、映画館で観たらそれなりに感動はしただろうなあ、と思わせる作品。 地味なストーリーに比べると不釣合いなぐらいの豪華キャストは、それぞれの役者さんの見せ場をたっぷり堪能できる反面、登場人物の陰影がはっきりしなくなり映画自体の印象を平板なものにしてしまったような気がします。 それと、不治の病に冒された愛する者から「殺してくれ」と請われたらどうするか?という森鴎外の時代から続く重たいテーマと、白血病患者と骨髄バンクのドナーの関係という極めて今日的な問題が、映画の中では最後まで有機的に絡まず、「これはこれ、あれはあれ」という風に流れていってしまったのも痛かった。前半の警察検察内部のドロドロ確執も、後半にはまるで「なかったこと」のようになってしまったし・・・普通、あれだけ大々的に新聞にすっぱ抜かれたら、誰か処分されるなり辞めるなりするもんでしょう。 なんか、「芸達者そろえてまっせ!感動します!泣かせます!」という作り手側の意図が見えてきて、その割りにシナリオが大雑把過ぎたもんだから、素直に映画の世界に入れませんでしたね。5点(2005-01-12 10:28:25)《改行有》

37.  小さき勇者たち ガメラ 《ネタバレ》 子ども向けということは分かっていたが、微妙だなあ。確かに、冒頭のガメラ自爆のシーンは平成シリーズを髣髴とさせる迫力でしたし、のどかな海辺の町での主人公たちの暮らしを丁寧に描いた前半も好感が持てました。でも、よかったのはここらへんまで。敵怪獣が出てきたあたりから、映画の芯が段々グダグダになり、登場人物の言動も陳腐化してくる。特に、一番の感動ポイントであるはずの、赤い石の子どもリレーが私にとっては意味不明。恐らく4~5歳ぐらいであろう幼女が、なんで「トト」っていう名前がガメラのことって分かったの?テレパシー?超古代文明のパワー?マナの力?それと、最後の子ども版人間の盾もなんだかなあ。あんな、最前線の危険地帯に、あれだけの数の子どもがいるということがありえないし、振り付けじみた「STOP」のポーズもわざとらしい。一緒に観ていた息子はこのシーンを観て、「運動会の踊りみたいや~」と言っておりました。マニアの単なるつまらない突っ込みと侮るなかれ。子どもというのは案外こうしたとこはチェックしています。「子ども向けだからこんなもんっしょ」という気持ちでは、子供はだませませんよ。[映画館(吹替)] 4点(2006-04-30 14:57:46)(良:2票)

38.  80デイズ 《ネタバレ》 小学生の頃、原作を図書館で借りてきてハラハラワクワクしながら読んだ思い出がある者としては、今回の映画版はいただけません。 「80日間世界一周」というのは、当時(19世紀末)実際にあった交通機関で、最速のものを上手く乗り継いでやっと達成できるかどうか、いやフツーに考えたら無理じゃない?というもの。だから、行く先々で待ち受ける困難をどう切り抜けていくかというスリルも出てくるというものなのです。 旧作に出てくる気球(実はあれも原作には出てない)ですら納得していない私にとっては、今作はもう反則だらけ!特に最後のあれはナンデスカぁ!?本当にあんなもので大西洋を越えられるんだったら、今頃ホームセンターで「足漕ぎ飛行機!特価!」とか言うて売り出されてますよ。 また、道路もあるかどうか定かでない中国奥地の村にヒマラヤ越えて行く、というのもなんだかなあ。ジャッキーの生まれ故郷という設定で仕方がないとは言え、あんなとこウロウロしてたらそれだけで80日行ってしまうと思うんですけど。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-21 09:09:02)《改行有》

39.  タイムライン 何か、ダンドリ通り進めました、ていう感じです。主人公たちが現代から来たということから生じるサスペンスが全く感じられなかったのが、この種の映画としては痛い。タイムトラベル物としてなら、クレヨンしんちゃんの「アッパレ!戦国大合戦」の方が、よほどまとまっていましたよ。4点(2004-01-28 16:33:55)

40.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 地元が舞台というだけで観た。それだけでした。なんか、登場人物の誰一人幸せになってないんじゃないの?それを、ラストのあのよく判らん天国(?)みたいなところを出して無理矢理幸せに持ち込もうとしてるような。大体、私が主人公なら「あの日のあの飛行機には絶対乗るな!」と「20年前の俺」に書き残すぞ!普通そうするでしょうが。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-07 00:12:09)

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