みんなのシネマレビュー |
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21. ブレイド(1998) 特筆すべき点はやはりアクション、服装、色使いだろう。ヴァンパイアの死に方が灰になるのは「死」の重さを軽減し、アクション映画としてより楽しませてくれる。純血のヴァンパイアではないフロスト、血への渇望を抑えようと必死なブレイド。こういった負の面も映画を際立たせている。ここまで書いたが、私が思うにたらたらとする批評はこの映画を見る上で不必要だろう。唯言おう、チョーカッケー!!8点(2004-02-26 08:56:30) 22. キル・ビル Vol.1(日本版) 楽しめましたが、まともに批評するのが不可能な映画。心の広い人が楽しめる映画といった感じでしょうか?とにかくタランティーノの好き勝手に映画を作って、持ち前のセンスで面白くなった映画とも言えると思います。確実に言える事は「今まで無かった」映画です。 正直この映画に8点はないかなぁと思いましたが、タランティーノの豪快な悪ふざけに驚かされたので・・・8点(2004-02-17 13:25:15)《改行有》 23. X-MEN2 大勢の子供が見ること意識してか、差別問題を前面に出しているのは良かった。ただやはり子供が見ることを前提にしている所が痛い。かなりの人数を殺してる筈なのにアクションシーンで出てくる血は滴る程度だし、思い切りが足りない。そして一番痛いのが敵のミュータント強すぎ!圧倒的強さを見せているのはマグニートー・ミスティークだけではないでしょうか?8点(2004-02-15 06:25:05) 24. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 今作ではRPG要素に加え、戦争の方法が中世なのでその手の映画が好きな私には余計に楽しめました。他にも伏線が前作にあったシーンもあり、シリーズ物の醍醐味を知った気分です。ただ敵の軍勢が城の前で陣を組んでいるシーンはちょっとセットがばればれだったので気分が盛り下がりました。8点(2004-02-13 20:11:20) 25. スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 ヒーロー物なんですが、なぜかそれを感じさせない作品でした。アクション、ストーリー展開すべてが典型的なんですがね。もしかしたら完璧な善悪の戦いではないからかもしれません。それゆえに最後もハッピーではなかったし。ただ特筆すべきは、なんと言ってもスパイダーマンのカッコ良さ!あの動きには惚れます。8点(2004-02-13 19:38:41) 26. アニマトリックス とにかく今のアニメ・CG技術に脱帽。「マトリックス外伝」と言うよりは「現在のアニメ・CG技術の紹介短編映画集」と言った感じでしょうか?もちろんそれぞれのストーリーには引き込まれますし、演出も良かったです。マトリックスは好きなのに・・・と言わずに純粋に見れば楽しめると思います。ただやはり「外伝」としか見れない部分が多々あるので減点・・・8点(2004-02-13 18:35:50) 27. マトリックス 《ネタバレ》 新しいアクション映画の幕開け的映画。新感覚のアクション、銃撃戦が堪らなく興奮させます。敵を次々に倒していくネオ達だが、マトリックス内でのエージェントの強さ、現実世界での人々の無力さなどが「強すぎてつまらない」という感想を無くさせているところも実に上手い。ただパソコンの知識の無い人には理解することが不可能ですので、減点しました。8点(2004-02-13 18:28:44) 28. レナードの朝 実話を元にされてるといっても・・・これはドラマですよね?ロバート・デ・ニーロの演技が真に迫りすぎててドキュメンタリーにしか見えませんでした。ですから「楽しめたか?」と聞かれると「楽しめた」と答えることができませんので、十点はありえません。ただ良作でしたのでこの点数。8点(2004-02-13 06:47:19) 29. トロイ(2004) 《ネタバレ》 面白いですが・・・同じく戦争スタイルが中世の「ロードオブザリング・二つの塔」と比べると、どうしてもただの中世の戦争映画にしか見えません。「伝説の再現」が売りなのに・・・。ロードオブザリングに勝っているのはアキレスとヘクトルのガチンコと男優陣の見事な肉体美(笑)でしょうか。7点(2004-05-21 10:33:03) 30. 座頭市(2003) 時代劇にも関わらず、とても新鮮で何も考えずに楽しんで見れました。ただかなりの回数で使われていたCGがバレバレだったのには大いに減点。最後の派手すぎる下駄タップが原因で、二回あった農民のダンス・工事現場などの音楽シーンの色があせてしまってしまったのは残念。全体を通したら面白いんだけどなぁ。7点(2004-03-25 16:09:21) 31. トランスポーター 正統派のアクション映画としてはかなり質が高いと思います。いつもの香港映画では見られないような「殺さずのアクション」が新鮮で良かったですし、足技も大変綺麗でした。そして前半部分では迫力のあるカーアクション。十分に楽しめました。しかし映画自体に一貫性がないというか、極端に書くと途中から違う映画になってしまったのには減点。弁護---映画が変わらなかったらあの鮮やかな格闘アクションが無くなってしまうので、個人的にはあの展開はよかったです。やはりアクション映画で傑作を出すのは難しい。7点(2004-03-02 11:28:56) 32. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 とても良くできているし、拍手を送りたい映画だが、事実を元にしているだけあってあまり映画として楽しめる作品ではない。それは「重い」「残酷」などの理由で楽しめないのではない。ドイツ人に対しての蜂起にも参加せず、ただひたすら逃げ続けるだけの主人公に嫌悪感を抱くからだ。更に、逃亡中、ピアノを切望している主人公にも関わらず、自分からピアノを弾くシーンが全く無いのも頂けない。「見つかる覚悟で・・・」という展開を「ピアニスト」と付く映画に、こういった期待してしまうのは一映画ファンとして当然だと私は思う。これで「ただのユダヤ人の映画」と言われてもしょうがないだろう。あと原題の「The Pianist」に「戦場の」を付けた邦題には怒りを覚える。なぜならこの作品には戦場らしい戦場は一度たりとも出てこないし、主人公は只管に逃げていただけだからだ。私には「戦場」と付ければ客が入ると見越して付けたとしか思えない。そして「戦場の悲惨さが・・・」と完璧に内容を勘違いして、ユダヤ人の方々には無礼極まりない感想を持っている人が少なからずいることにも私は怒りを覚えずにはいられない。7点(2004-02-27 16:08:59)(笑:1票) 33. ブレイド2 前作とは全く違う映画になっています。まずブレイドの一人舞台だった前作とは違い、一時的にですが仲間ができてます。それぞれに個性があり、相変わらずカッコいいです。ただメロドラマはいらなかった。アクション・色を貴重にしてるこの映画には全くの不要です。これには減点。ついでに書きますが、私はこの映画より服にセンスのある映画は見たことがありません。これは一見の価値あり。7点(2004-02-26 09:10:46) 34. ルパン三世 カリオストロの城 きっとルパンファンは怒ってる・・・そう感じました。完璧に宮崎ワールドに浸ってますからね。子供のころは楽しめた映画ですが、大人になってから宮崎監督の出す平和の空気がどうしても苦手で、歯痒くなるのであまり楽しめませんでした。ただとても良い作品だと思います。7点(2004-02-17 14:25:43) 35. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 物語の中心人物・クエスの狂いっぷりには正直ひいたが、他の点では十分楽しめる作品。今までの「反戦争・官僚」を前面に押し出していた作品とは一味違い、「粛清」を掲げるネオジオンを中心に光が当たっているような感じがあったので、そこも良かった。7点(2004-02-17 14:00:57) 36. ザ・ダイバー 《ネタバレ》 「差別を乗り越えて自分の夢を成し遂げた黒人ダイバー」・・・これだけでもうちょっと感動できる映画が作れると思うんですが、少々期待はずれでした。ロバート・デ・ニーロほどの存在感のある俳優が、映画にあまり貢献しているように思えなかったのも痛かったです。やはり重要なのは監督の腕ですかね。もちろん感動できる場面は多々ありますし、良作と言ってもいい作品だと思います。7点(2004-02-15 05:56:59) 37. シービスケット 小説を短縮したからなのか、「このシーンは必要なのか?」というシーンが少々ありますし、展開がよく分からない部分がありましたが全体的に良かったです。特に馬の取り方はすばらしい。製作スタッフの努力が伝わってきます。馬好きの方は必見です。7点(2004-02-15 05:48:25) 38. 真実の瞬間(1991) 《ネタバレ》 アメリカが行った「赤狩り」を知るには良い映画だと思います。アメリカの異常性も伝わってきますから。ただ映画として面白いか?と言われると返事に困ってしまう。主人公は職を追われながらも暮らせてるし、夫婦仲は悪くなるどころか良くなっている。最後の法廷シーンは凄いと思うが、「不幸のどん底にいるにもかかわらず自分に正直に生きた」という終わりの方がメッセージ性も含めて良かったと思う。7点(2004-02-13 20:24:06) 39. ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 映画なのにRPGを楽しめる作品。しかしRPGの醍醐味である仲間の存在が出てくるまでの前振りが長すぎる。それが無ければ世界観、衣装、アクションなど申し分無かった。あとあれだけキャストがいるにもかかわらず全員はまり役だったのも凄い。7点(2004-02-13 19:58:25) 40. パール・ハーバー 日本軍がアメリカ軍をぼこぼこにするシーンをハリウッド映画で三十分以上流した。それだけで何点かはあげられると思う。それに加え、あの戦闘シーンのクオリティの高さは批判できる物ではない。他が酷い有様だろうが、これだけは認めるべきである。6点(2004-02-28 11:16:56)
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