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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 余命1ヶ月の花嫁 《ネタバレ》 話の筋は聞いて知っていたけどドキュメンタリーは見ていないでいった。確かに悲しい話で、見て涙ぐんだけれど、映画としてよかったかと考えるとどうなのかと悩む。実話を基にしたものにはありがちなことだけれど、登場人物がきれいに描かれていて、話が素直すぎる。登場人物の感情もそのまんまである。病気になってしまった以上運命に逆らうことはできないのかもしれないが、人が亡くなる悲しさを想像した悲しみ異常のものはなかった。ただ若いうちに検診を受けて少しでも多くの人が癌で亡くなることがないようにしたいと願う主人公の気持ちはすばらしいと思った。[映画館(邦画)] 6点(2009-05-31 21:38:49) 22. 天使と悪魔 《ネタバレ》 前作は原作を読んでから見てがっかりしたが、今回は原作を読まずに行ってまずまず楽しめた。暗号を解きながら教会を探すところでは展開の早さに前作を思い出しやっぱりか…と不安に思ったが、全体としてみるとあそこはあれくらい飛ばさないとまとまらなかったんだなと納得できる。犯人についても見事に思惑に引っかかり気づかなかったので新鮮に驚くことができて、豪華な映画を見たなという気分を味わった。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-26 22:50:32) 23. グラン・トリノ 映画紹介のサイトでは「車を盗もうとした少年との交流」といったことが書いてあって、クリントイーストウッドの映画だからということで期待していた部分はあった。こんな人が身近にいたら少し迷惑だなと思ってしまうような偏屈な老人が心を開いていくというところは予想通りではあったが、最期はああなるとは思わなかった。不覚にも久しぶりに映画館で涙を浮かべてしまった。このラストを踏まえて思い返してみるとああこんな伏線があったんだなというところが数々あって、この作品を映画館で見られたことを本当によかったと思う。[映画館(字幕)] 9点(2009-05-24 20:12:44) 24. 彼が二度愛したS 「衝撃の」という宣伝文句からすれば予想できる範囲内の展開であった。映画館で集中してみればもしかしたら緊迫感が味わえるのかもしれないが、DVDで見たら余計なお金を払わなくてよかったと感じる程度。サスペンスとしてはたいしたことはなく、映像を楽しめる人にはよいのかも。[DVD(字幕)] 5点(2009-05-12 21:31:24) 25. ブラインドネス 《ネタバレ》 疲れてしまう映画なので体調のいいときにみないと辛いと思う。「全世界失明」となるのは(というよりそれがわかるのは)物語の終盤で、メインは初期に発症した人々が入れられた施設での話であった。リアリティがないという人がいるが、原因もわからず、どうやってかはわからないが接触者がどんどん感染していくあの状況では社会も医療も対応が追いつかずとりあえず隔離しておくというのはありえる話ではないだろうか。警備員たちも失明を恐れて内部に干渉せず、中が無秩序になるというのも実際に起こりそうだと思った。目が見えるからといって、それだけで武器を持った多数の目の見えない人に勝てるとは思えないだろう。数週間で人の生活と心がすさんでいくさまが僕個人にはリアルに感じた。真っ暗なシーン、真っ白なシーンも印象的だった。決して楽しい映画ではなく、当分また見たいとは思わないが、見ておいてよかった。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-04 07:47:09)(良:1票) 26. ソウ5 今までのを見ているから一応けりを付けようという気持ちで見たのだが、結局なぞは増え、どんでん返しもないので自分の中では若干消化不良気味。1と2の内容はそれなりに覚えているつもりだが、3,4になるとゲームの内容もあまり覚えていなくて誰だっけということが多いのもいけないんだろう。今回のゲームの内容も一年後に6をDVDで見る頃には覚えていない自信がある。[DVD(字幕)] 5点(2009-05-02 21:12:21) 27. バーン・アフター・リーディング ちょっと疲れていたので軽く笑いながら見られる映画がいいなと思って、予告編を見たときになんとなく持った印象から選んで見に行った。公開直後の週末だというのに劇場は結構がらんとしていてくだらないねたに対してもシーンとなり寂しいことこの上なし。しようもなくてくだらなくて、「衝撃の結末」という宣伝にしていた期待も、これで終わり…と裏切られ、ちょっとがっかりして劇場を後にしたんだけれど、後で思い返してみたら結構楽しかったと思えてきた。一緒にいったパートナーと映画の直後にこれだけ見た映画の話をしたのも久しぶりかもしれないと思うほどいろいろ話すねたもあったし。ハチャメチャな人たちが出てくるのかと思っていたら、みんなある意味せこくて、それがほほえましく思えた。[映画館(字幕)] 7点(2009-04-26 23:30:14) 28. 容疑者Xの献身 原作のよさがそれなりに出ていた。テレビドラマは柴崎コウのキャラクターが嫌いで1羽しか見なかったが映画版では存在感が割りと薄くなっており、そこには好感が持てる。結末を知った状態で見たために、ここに伏線があるなと思ってしまうしトリックの意外さも原作をはじめて読んだときほどには衝撃とならなかったが、ほかの人にも進められると思う。ただ雪山はちょっと違うだろうと感じた。[DVD(邦画)] 7点(2009-04-20 22:10:54) 29. イーグル・アイ しっかり話を追っていくとそれなりにしっかりした筋が通っているので、なかなか楽しめた。結構ハラハラドキドキしてよかった。黒幕に関してもありがちではあるかもしれないがありだと思った。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-09 23:36:27) 30. アイアンマン ヒーローものとして、単純に楽しめた。アクションシーンがあまり多くないところもよかった。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-06 14:52:18) 31. クライマーズ・ハイ(2008) 報道における「正義」というものにどうもぴんと来ず消化不良になった。事故の時には自分は小学生だったし、地元でもなかったから実際どのように報道されていたかなんてほとんど覚えていないのだが、連日一面に載せて伝えたいと思うその必死さがどうにも理解できない。インターネットで情報がなんとなくたくさん手に入る現代には通じるところが少ないのかもしれない。[DVD(邦画)] 5点(2009-04-04 21:26:47) 32. Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 《ネタバレ》 映画の中での最初の殺人からして「完璧」ではなかったわけだが、一般の成功した人が、楽しんでいるわけでもなく中毒でやめたいと苦しんでいるという設定は、あるかもしれなくてかえって怖く感じた。ちょっと中途半端な終わり方で物足りなく感じた。[DVD(字幕)] 5点(2009-03-29 00:18:41) 33. ヤッターマン(2008) 春休みの平日昼間に映画館に行ったせいか、周りは子供連れの家族ばかりだった。そんな中大の大人が一人で見に行くのは少し恥ずかしかったのだが、自分が親だったら子供には見せたくないと思った。ヤッターマンのアニメが最終的にどう終わったかは全く覚えていないけれど、基本的にはほとんどがにせものの情報でストーリーはほとんどなく、細かく笑わせるところが面白かったような気がする。そういう意味でストーリーのしっかりしたつながりがないこの映画は忠実とはいえるかもしれないのだが、2時間続けてこのだらだらした映画を見られるほどの集中力は自分にはないんだなと改めて感じた。[映画館(邦画)] 5点(2009-03-27 06:21:10) 34. 僕らのミライへ逆回転 序盤のリメイクを作り始めるところのいきさつはどたばた過ぎて、それはそれで面白いんだけれど、どうなるか心配だった。最後は意外にしみじみというのは前評判として聞いていたのだが、そうくるかという感じ。しみじみはしているがあっさりもしていてコメディ部分のくどい感じと対照的だった。[DVD(字幕)] 7点(2009-03-22 23:34:48) 35. コヨーテ・アグリー ストーリーの部分にあまり深いところがないので、この映画の好き嫌いはあのバーの雰囲気をどう感じるかにかかっているような気がする。個人的にはああいうバーに思い入れもないし、いきたいとも思わないので2度と見ることもないでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2009-03-22 18:52:31) 36. ランボー/最後の戦場 ストーリーがどうとかいうよりも、ひたすら戦闘のシーンを見るための映画なんだなと感じた。葛藤とかそういうのもあまりなくてただ圧倒された。[DVD(字幕)] 6点(2009-03-21 21:33:38) 37. 7つの贈り物 《ネタバレ》 主人公がなぜそうしようとするのか、ということは終盤まで明らかではないが、何をしようとしているのかについてはかなり序盤の段階でわかってしまう。そのため、衝撃のエンディングといわれても、すっきりするものは何も残らない。このサイトを含め見た人たちの感想を見ても、何を贈られたかに関しての記憶はかなりばらばらである。つまり、あまり印象に残らないエピソードがばらばらに並ぶため、最後まで見てもつながらないのである。どうして骨髄採取の時には局所麻酔だったのか(自分を罰するため?)、どうしてピアニストと心臓をもらった女性が最後に会うように手配したのか、などよくわからないところが数多く残る。これらの確認のためにDVDが出たら借りてみてもいいかなとは思うが、何度も繰り返し見たいと思うような映画ではない。[映画館(字幕)] 6点(2009-03-03 16:46:39)(良:1票) 38. 歩いても 歩いても 最近家族のことでいろいろ悩みがあったりしたもので、そんな状況でこの映画を見るとなんだか身につまされることもあった。盆に子供たちが帰省してきたその一日を描いただけで、大きな事件があったわけでもないのにいろいろな感情が渦巻いているさまがよく描かれているなと感じた。[DVD(邦画)] 8点(2009-02-17 23:05:11) 39. ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 バットマンビギンズは見たが背景的なことについてはほとんど覚えていなくて、どうしたものかと思いつつ見た。最初の30分は少し戸惑ったが、ジョーカーが出てきてからは評判だったその意味がよくわかった。最後にダークナイトの意味するところがわかってすっきりしたようなもやもやが残るような感じである。次回作は映画館で見たいと思った。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 23:21:09) 40. ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 淡々と話が進んでいく割りに、突然銃撃が始まったりして、置いてきぼりにされた感じ。どこが山なのかわからないまま、一つ一つのエピソードがぶつぶつと切れていく印象であった。アカデミー賞13部門ノミネートということで発表の前に見ておくべきかと思っていたのだが、3時間弱あの低いテンションで見るのは苦痛でもあった。[映画館(字幕)] 5点(2009-02-16 23:15:31)
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