みんなのシネマレビュー
rhforeverさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011

21.  ラプラスの魔女 《ネタバレ》 映画を観てつまらないと思ってもなかなか何がつまらないか明確に言えないのが通例だが、幸い今回はこの映画を観た直後にもう一本別の映画(カルタの映画、5回目w)を観た結果、つまらなさの原因が明確にわかった。  要は、人間が描けてないの一言につきる。最初にアイディアありきで、そのアイディアに基づいて犯罪が行われ、そして解決されるだけ。登場人物はそのアイディアを表現するためだけに存在してるだけで人間としての肉付けはほとんどなし。こんなもののどこに感情移入しろと。 もう一本の映画が「ちはや~ 太一 クイーン 肉まん君 名人! 机君 かなちゃん! ひょろ君 須藤先輩」って感じで本当に登場人物の一人一人に愛着を持てる映画だったのに対して、こちらは 「ああ、広瀬すず 目力強くていいなあ、綺麗だし、櫻井君でてるなあ、おっと少女漫画家がこちらでは映画監督か」 みたいな薄い薄い印象しか持てなかった。  あと、付け足すとキーパーソンに精神に異常を持つ人間を配するという手法、嫌いです。これこそ感情移入の全面否定以外のなにものでもない。 ストーリーに明確な破綻が無い以上、駄作とは言い切れないが、これほど観てる側になんの感慨ももたらさない映画も珍しい。 下の方は広瀬すずファンならとおっしゃたけど、ファンでもこれもう一回は苦痛ですよ、未消化のムビチケがあるからもう一回行くけど。 広瀬すずファンの同志にはお勧めします、ただし、映画を楽しみに行くんじゃなくて彼女を綺麗にとれているPVでも観に行くつもりで。 あと櫻井君のファンにはどうなんだろう、第三者的には彼、あまりいい状態で取れてないんだが 8点は広瀬映画の基本点です。あしからず 広瀬映画のノルマとしてというか。前回ポイント鑑賞でムビチケが手元に残ったので2度目の鑑賞 駄目だ、つまらないとわかってる映画をじっくりその駄目さ加減を確認しながらという鑑賞になりました。 まずはストーリー(原作読んでないんで軽々に原作批判は咲けます) もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。 — 『確率の解析的理論』1812年 という理論に基づいているわけなんですが、そもそも「量子論登場以後は、既に古いもの、とされることが多くなった世界観・パラダイム。」をわざわざ取り上げている滑稽さを突っ込むのはやめておくにしても、「データを解析できるだけの能力の知性」これを脳手術によって実現するのは、まああり得ないけどSF ファンタジーとしてはありです。 でも「全ての物質の力学的状態と力を知ることができ」 これは通常の人間の感覚とは全く次元の違うものじゃないでしょうか? 大気、気象の状態を「知ることができ」るのなら、架空であってもなんらかの理論づけをしてもわないと。少なくとも映画で表現されてるのはなんだかわかんないけど、すごい力で全く説得力がありません。嵐つながりでいえば、殺先生の方がまだ説得力がありましたよ。 あと、たまたま主人公 教授が監督と息子の容貌の類似に気がついた日が、ダウンバーストが発生する日であったというご都合主義には呆れかえてひっくり返りました。 ついで演出。 まず無意味なシーン、意味不明な時間配分 この映画においての主人公 教授の位置はたんなる語り部にすぎません。だったら講義シーン、研究室シーン ほとんど無駄では? 助手なんて存在自身が全くストーリーに関係ない無駄です。 あと、2度目の鑑賞だからこそ、言えることですが 監督のブログに基づく回想シーン。ミスリードのために必要なのは認めますが、 長い、ひたすら長い。全く架空の偽りの話にあれだけの時間配分を行う必要性が。 ダウンバースト一発で決着がついてしまうクライマックスもしょぼかったなあ[映画館(邦画)] 8点(2018-05-05 17:10:52)《改行有》

22.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 《ネタバレ》 軍事に非常に興味があり、このあたりの歴史はある程度熟知してるつもりだったので、チャーチルが政界、特に身内の保守党で不人気だったこととか、党内で融和派が優勢だったこととか、とても新鮮で興味深かった。  感慨深かったのは国王。立憲君主としてあくまで政争の圏外にいたというのが常識による理解だったが、意外や意外、最初は毛嫌いしてたチャーチルをやがて反ヒトラーの同志と認め、友情まで築き支えていくとは!(親独的なこの人の兄さんが国王でなくて本当に良かったと思う。シンプソン夫人って、ブサイクでふしだらな人間としか思えないけど、あくまで結果としては人類にすごい貢献してるんですね、歴史って面白い) で、一番心をうたれたのが地下鉄の、ヒトラーとの講和の是非を尋ねたチャーチルに対する一般民衆の「never」の合唱。 基本的な知識に欠け、感情に流されがちな庶民の意見はポピュラリズムの一言で否定されるし、大概そうすることが正しいのだが、 しかし、本当に肝の本質的な部分においては、外交の駆け引きになれきったプロの政治家よりもよほどまともな意見を出すこともあるかもと。 多少は期待していたが、少し涙をにじませるほど感動するとは思わなかった。 綺麗な好みの女優さんが生き生きと動く姿や、派手な戦闘シーンと同じくらい政治的なやりとりの描写も大好きな自分を自覚した一日でした。 ブルーレイを購入して鑑賞。家での鑑賞はいろんなことを調べながら見れるというのだけはいい。 「橋の上のホラティウス」 ギリシャ古典かなにかと思ったら、ローマ史に基づく、イギリス人の詩でした。いい詩ですよ。一回是非ご一読を[映画館(字幕)] 10点(2018-04-02 19:17:53)(良:1票) 《改行有》

23.  ちはやふる 結び 自分の好きな女優をめでるだけの映画なら、文句なしに満点なのだが。 いかんせん、物語世界そのものが好きで広瀬すずが好きというより、綾瀬千早に魅かれるといったほうがより正確になる。 そういった立場からこの映画を観ると、この映画の大半は千早の物語ではなくて、太一の物語ではないのか? もちろん太一も嫌いなキャラクターではないんだが、やはり物語の中心は千早に持ってきてもらわないと。 さらに、脇役の一人太一に焦点をしぼってしまった結果、このドラマの長所だった他の脇役への描写が非常に薄く。 2年間も待ちに待った映画としてはひたすら物足りなさ感が強い。 この映画をキャストファン以外に勧める言葉に迷う。 期待の洋画のついでに4回目の鑑賞。ストーリーにはあまり心打たれず。特に名人の言動が唐突すぎてまるで説得力やらリアリティを感じ得ず。 たださあ、キャラクターが実にいいんだよねえ。自分は肉まん君、机君、奏ちゃんの3人がとても好きなので、親しい友達に再会できているような喜びが。 あと、なんのかんの言っても広瀬すずの美貌 こんな綺麗な女優のヲタやっててつくづく幸せだなと感じたので一点あげます 広瀬すずの別の映画の封切りがあったので、ついでに5回目、おそらくラストの映画館での鑑賞。 同じ女優の「三度目」と真逆で回数が重なるごとに愛着が高まる映画。今回は本当に大好きな世界に浸れているという至福感と共に、場面が進むごとにこの世界とお別れしなければならないのかという悲しさを伴う鑑賞でした。  あと、いささか自分でも気持ち悪いレベルに達していると思うが、広瀬すずのルックスが本当に好き、何十年も生きてきて、これほど芸能人のルックスに好感を持ったことはなかったと言える。ああいう顔をした人が身近にいなくて良かった、本当に。悪質なストーカーになりかねないw で、最初くさしたのに徐々にあがって10点[映画館(邦画)] 10点(2018-03-17 21:11:47)《改行有》

24.  羊の木 《ネタバレ》 分類するとしたら、ファンタジー映画なのかな?クライマックスのけりのつけ方を見ればそう受け止めるのが自然でしょう。 しかしファンタジーだからといって現実的な部分まで適当であり得ない流れでいいのか? 市長といち課長が直結で、他には知らされないプロジェクトってなによ?w 予算はどうするんだよ。ていうか市長は独裁者かよw 自治体が身元引受人になるという発想そのものは悪くないが、それなりに責任を伴う以上しっかりした体制づくりが必要で、いち課長がごそごそ動いてどうにかなるレベルではない。 さらに同僚が上司のコンピューターを盗み見るというあまりに非常識な行動を取り、なおかつそれに基づいてプロジェクトを阻害しかねない行動をとっても(実際に阻害した)、全く何ら止めようとしない主人公もおかしい。 また6人の受け入れ先にも、警察にも「個人情報」の一言で前歴を知らさないというのも。受け入れ先に対しては、あまりに不誠実。もしも問題が発生して損害がおきたら(映画上では起きてるわけだが)、誰が責任をとるのか。市の職員に詰め腹を切らせてすむ話ではない。 警察に関しては、論外。考えても見てくださいな。彼らが性犯罪の前歴者だったとしても同様でいいのか?それこそ責任の所在がかなりの大問題になると思う。 これはあくまで自分の偏見かもしれないけれど、いったんファンタジー映画というくくりになってしまうと、もう「細かいことはどうでもいいんだよ」と、ご都合主義まるだしのまるで細部の詰めが甘い脚本が多すぎるような気がする。 (例えば、超有名なアニメでいうと、タイムスリップ、男女入れ替わりみたいな超常的な現象が起きている以上、娘がどのようにしてまるで説得力も根拠もない話で父親の市長を動かして行動をとらせたなんてことはどうでもいいんだよ、みたいなw) ファンタジーの名のもとのご都合主義的な脚本って、ファンタジーに対するひどい冒涜だと思うんだが。 と、ここまで思いっきりくさしたが、実は印象はさほど悪くない。もう一回なんかのついでがあれば観ても悪くないと思うほど。 木村さんのとんがった美女ぶり、優香さんの色気と巨乳w 映画を観るうえで女優要素がしめる割合が非常に高い自分としてはそこそこ楽しめた。 だから二人のファンだったら観にいってもいいかも。[映画館(邦画)] 6点(2018-02-05 19:37:49)(良:1票) 《改行有》

25.  嘘を愛する女 《ネタバレ》 映像を生み出す才能と物語を生み出す才能は全く別物だと思う。 どれほど映像の創造力に優れた監督であっても、物語を生み出す才能に関しては全く未知数なわけで。 どうしてある意味素人も同然の人間に脚本を書かせてしまうのかな? 通常のビジネス界では成果主義が当たり前になってる時代に、どうして映画という産業に関してだけはこんなゆるい、結果が悪くても誰も責任をとらないぬるい雰囲気が温存されてるのか理解できない。 出演している女優さんが目当ての長澤さんをはじめとしてほとんど全員、ある程度の好意を持ってるというありがたい映画でAUマンデー1100円を無駄にしたとは思わない。 男優さんの演技、映像の美しさも文句ない。 ただ(ここからひどいネタバレあり) 名前も職業も偽ってた男が、騙した女性との幸福な生活を小説に書いていたからといってそれが女性を深く感動させる愛情表現になるのか? 理解できない。おそらく感動するところなんだろうが、全く心に響かなかった。 もうひとつ、作品のキーポイントに精神に異常をきたした人間をおくのはものすごく安易だと思う、その人間に関してはリアリティ無視でどんな行動もとらせることができるから それから仕事に集中する姿をそこまで安易に否定していいんだろうか とにかく脚本の浅さが残念な映画[映画館(邦画)] 6点(2018-01-23 20:54:23)《改行有》

26.  火花(2017) 最近、年齢のせいがこらえ性がなくなって、本当にくだらないものを見させられるとその場で席を立ちたくなって困る。 この映画の場合、コンビの解散時の、あの逆表現の漫才?もどきとそれを観客が白けも起こりもせずに感動して聞き入るという独りよがりのシーン、よくあんな恥ずかしい台本書いたものだ、あきれ返ってひっくり返る。そこに至るまでいっさい客との関係性を描かないでいてお前らがちゃちゃいれてくれたから(応援してくれたから) 不幸せだった(幸せだった)と涙ぼろぼろ流されても。  そもそも冒頭から違和感がきつすぎたのは神谷という存在。主人公が瞬間的にほれ込みあこがれついていく存在としての描写、エピソードが全くなかった。ただ、目の前には主人公が彼にほれ込みましたというそのまんまのストーリー展開がまるでト書きのように放り出されるだけ。 自分にとっては、この時点から白けがちの映画でした。 全く予備知識のない人間なので、有名な漫才師が書いた原作の映画化だから、売れない漫才家が苦闘、努力のすえのし上がっていく話かと想像して観に行ったのですが、結局漫才にほとんど興味もなければ、どうしてもこの世の中に必要とも思えない人間にとっては、全く意味のない漫才論?が延々と繰り返される退屈極まりない映画。  これほど限られた対象相手の映画を、メジャーでいっぱい箱や席とって上映しちゃうのってどうかと思われ 木村さんだけは良かったけど、彼女の映画、これで自分的には3連敗、ちょっとねえ もう少し作品を選んで出演してほしい[映画館(邦画)] 3点(2017-11-24 05:21:38)《改行有》

27.  劇場版 艦これ 《ネタバレ》 JKと軍事が大好きなんで、ガルパンはすごくはまったんだが、こちらは今三くらいピンとこない。 テレビアニメ版でのミッドウェイと同様、こちらでもソロモン海域の戦いで一応戦史をなぞってるところなんかは、多少好感が持てたが、 駆逐艦の主砲で敵主力艦に損害与えたり、あるいは仰角が限られてるのに航空機ばんばん落としたりされてもなんだかなあ。 というか、女の子がおもちゃみたいな主砲や魚雷発射管体につけてもらっても、なんかちゃちさしか感じない。 (ただし、空母を弓道少女で表したのだけは、なんかいい。 飛行機を操縦してる妖精さんもなんか楽しいし。赤城さん萌えw) あと萌えアニメなのに、敵や設定が妙にシリアスで陰惨。女の子が傷ついたり、撃沈したりしてるの見てもちっとも楽しくない。 敵も普通に少女にすればよかったのにというのが、勝手な個人的な感想。 金髪のエンタープライズという少女がアーチェリーを射って、航空機飛ばしてくる方がいいんじゃないかと[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-11-19 22:00:17)《改行有》

28.  信長協奏曲 《ネタバレ》  久々にくだらなすぎて、つっこみどころ満点なのにつっこむ価値さえない作品。(自分的には戦国自衛隊以来) 原作者だか脚本家だか知らないが、主人公とあまりかわりないレベルの歴史的知識の人間が、信長の人生の概略を十行ぐらいで教えてもらって、あとニ、三面白そうなエピソードに目をつけて作った最初から最後まで徹頭徹尾くだらない映画。 秀吉に歴史上の人物としてそこそこ有名な親兄弟、姉妹がいたことや、信長に帰蝶以外に側室が何人もいて子供も大勢いて、彼らのうち何人かは歴史上それなりの働きをしたことも完全無視、つか多分こんな常識サブローレベルの歴史的知識の、このストーリー作った人間は知らないでしょ。 で、そういう多少の史実との差異はパラレルワールドという概念を導入すれば別にどうってこと無いんだけど、こんどはタイムスリップ物を書きながら、そういう知識もおそらく無いでしょ。  歴史上有名な日本美人を日本人の血が皆無の女優さんに演じさせるキャスティングも含めて、徹頭徹尾くだらない全く褒めるところが見当たらない映画。 ああ、時間とやきつけたDVD1枚無駄にした[CS・衛星(邦画)] 0点(2017-11-16 05:48:44)《改行有》

29.  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 《ネタバレ》 映画を観てて、心の底からくだらないと思ったのは久しぶり。 いや、映画そのものではなく、ストーリー上極めて重大な「陰謀」の正体が。 わかった時点で、あまりの馬鹿らしさに席を立とうかと思ったくらいに。 原作通りとしたら、そこまで無知なまま歴史が絡んだ物語を描いてしまう小説家に呆れかえってひっくり返る。 同時に映画の企画段階でストップや修正ができる真っ当な常識を持った人間がいなかったことにも。 ただ宮崎あおいは可愛いかったので、それだけは評価できって5点 陸軍を悪者にするのは問題ない。されるだけの行為を積み重ねた組織だから。 けれども、組織としての行動原理、そして正史で行ったことと全く真逆の行動をとらせるなら、 たとえ架空とはいえ、すこしでも論理を積み重ねるべきではないか[映画館(邦画)] 5点(2017-11-07 08:12:10)(良:1票) 《改行有》

30.  ぼくは明日、昨日のきみとデートする 《ネタバレ》 2時間足らずの映画鑑賞の間に、おそらく10回以上「可愛いなあ」と呟いてたw それくらい小松さんが可愛く撮れてた。数年前から知ってる女優さんなんだけど、ここまで魅力を感じたのは初めて。でも彼女や宮崎あおいさんやぱるるのような目離れ系は好きなタイプの一つなんで逆に今までの関心の薄さが自分的には不自然だと思えるくらいで。  ただ、今は全力投球で一押ししてる女優さんがいるので、他の女優さんにひかれることに戸惑いと躊躇いを感じるのも事実で。どうしたもんじゃろね。 まあ、一本の映画でものすごく気に入って他の映画も観たけど他ではあんまりっていうのも今まで何回もあったことなのでここは慎重に。 映画の内容は、かなり矛盾があると指摘されてる方もいましたけど、自分的には十分物語世界内の整合性は保たれてて違和感は感じませんでしたし、それなりの感動もありました。最後から少しずつまき戻して えみちゃんの視線、時間軸で映画を観たらまた一興かも。 ただ、25歳の青年が、15歳の少女にあの内容をメモに書き取らせるのは相当面映かったんじゃないかとは思いますがねw  もっともっと深く話の内容を理解したくて、観てる最中に図書館に原作を予約しました。まあすごい予約件数で読めるのは数週間後になりますが 12月26日 思ったより早く原作を読んで。 原作があっての映画化というのは、小説でも漫画でもなにがしかの批判を浴びがちだが、この映画に関してこれほど素晴らしく原作を映像化できた作品は稀有だと思う。  その鍵はなんと言っても、小松さんを綺麗に映せたこと! 単に綺麗なだけではなく、小説のなかで語られるえみちゃんの美点を全て申し分なく再現で来ていたと思う。  女優が綺麗でないと成り立たないストーリーで、女優を綺麗に映すって実は映画作りにおいて極めて大事なことだという、自分の信念がより深まる作品。 針の眼とか本当にひどかったw 小松さんが押しの女優にランクインしておらずなおかつすぐにはランクインさせる予定もない自分としては、彼女をここまで魅力的に映した製作者に敬意を表したい。 30年1月誤字を訂正 っつかけいい って普通 敬意の方が経緯より先に候補にきそうなもんなんだが[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-11-03 22:45:20)《改行有》

31.  マリアンヌ 《ネタバレ》 途中から主人公に全く共感できなくなった。公私混同というか、あまりに私に走りすぎてると思う。 ただ単に妻の正体を早く知りたいというだけの理由で、連絡機のパイロット、フランスのレジスタンス 何人もの人の命を危険にさらすのに、なんの躊躇いもないのは、あまりに酷い。恋愛至上主義もここまでくると呆れてものも言えない。 公の立場の人間、特に他人の命を左右するような立場の人間は、私より公を優先すべきじゃないだろうか。 吉田松陰が子供の頃、叔父に学問を習ってる最中に、汗で顔がかゆくて掻いたら、学問を身につけて世の中のためになる人間になるという公よりも、痒みをおさえたいという私を優先させたという理由で、死ぬ寸前まで折檻されたという逸話を思い出した。 妻の正体もひねりがなくて面白みがない。もうひとひねり、ふたひねりあってもいいのではないか。 ただ、前半部分 ドイツ大使を殺すあたりまではなかなか面白かったのだが あまりに失礼な言い方かも知れないけど、こんな愛のためだったら何をやってもかまわないんだって脚本、日本だったらあの那須さんが書きそうなレベルだと思われ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-02 00:18:40)《改行有》

32.  先生! 、、、好きになってもいいですか? 《ネタバレ》 教え子と恋愛関係になって卒業後結ばれる高校教師はごまんといるわけで、結末だけ見れば極めてありきたりな話。 それがありきたりでないドラマチックな展開になってる原因の元をたどれば、教師側のあまりにあまりな脇の甘さと、大人、大人と言われる割には全く大人らしさを感じさせない世知の無さなので、冷静に考えればよくこんなストーリーが漫画としてヒットして映画化までされたと驚く。 しかし、ちょうど先週なんでくっついたかよくわからない強引なラブコメを見たばかりなのでなおさら、二人の男女が惹かれあう過程をこれまでかこれまでかというぐらいに丁寧に描く描写の積み重ねにはすごく好感を持てた。 しかし広瀬すず可愛いなあ 超絶可愛い 今度生まれ変わったら生田になりたい  広瀬すずの基本点のみで8点 まだ第2週なのに自分を含めて5人しかいない状態で3回目の鑑賞。 自分がふと漏らした言葉で、あるいは他人の何気ない一言で、自分でも気づいていなかった自分自身の気持ちに気づく。本当に細心に書かれた良い脚本だと思う。もともと恋愛のみがテーマの映画はあまり好まないので映画そのものに対する評価は、さほど高くなかったが回数を重ねるごとに、 愛着が深まる映画になった。遠からず打ち切りになるがその前に是非もう一回映画館で観たい。とともに早くDVDを入手して、台詞をきっちり書き取ってより味わいたい。 しかし、本当に可愛いなあ、他に4人とは言え客がいなかったら30回くらい可愛いと呟いてたかもしれない。 自分の一押しの女優をここまで肯定できるのは、ある意味とても幸せな時間を過ごしているのかも[映画館(邦画)] 9点(2017-10-28 17:46:56)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

33.  ミックス。 《ネタバレ》 絵に描いたような予定調和で平凡の一言につきる。 しかも、説得力のある描写不足なのでなぜ卓球が強くなったか、あるいはなぜ二人が惹かれるようになったかと言われれば、 そういうストーリーだからとしか言いようがない。 卓球の描写も分かりにくいスポーツとはいえ、もう少し成長が分かる表現ができなかったか。 ガッキーの自分の中のランキングでもう一回観る予定なんだけど、非常に倦怠感を感じる。 この脚本家、ドラマの時は面白かったのにな。 あまり気は進まなかったが、上手くスケジュールがあったので2回目鑑賞。 結論から先に言うと、この映画、ガッキーをあまり可愛く撮れてない。 特に演技が上手いわけでもなければ、芸域も狭いガッキーのまあ唯一と言っていい長所は「可愛い」こと。 だからガッキー映画では、なによりもかによりも、ガッキーを可愛く撮ることを最優先すべきことがわかってないのでは。 アラサーとはいえ、撮り方によっては十分以上に可愛いのは、テレビドラマやCMで実証ずみなんだから。 DVD購入して時間がないのでとりあえず特典映像を観てるわけなんだが、特典映像の普段の方がガッキー可愛いってどうなってるんだ。 つくづく女優が可愛く取れない監督さんなのか 購入した本編鑑賞。さすがにガッキーの表情の魅かれることがないわけでもなく、かなり一生懸命見入る。 また、今回二人の一端の別れに関してはかなり丁寧に心理描写が描かれてることにも気づき、その点でも評価アップ。 ただ、やはりいくつかの欠点も。 まず 魅力的なキャストを揃えながら脇が全く脇として機能してない、チームメイトの域に達してない。(だからこそ極めて簡単に一旦は切り捨てられるわけで) 主役二人の成長を見守るだけの役を与えられてるだけだから、結局2年目もほとんど成長してないから勝てないわけで。 エンディングに流れるプラス方向の変化も全くとってつけたようで説得力がない。 あと、クライマックスの流れの強引さ。たとえ試合ペースが遅くなることは計算できたとしても、試合が始まってから自動車を飛ばして間に合うって、どんだけ狭い神奈川県やねんw というかそんな近くに実家があってなんで下宿してたんだろw  何かというとパパムス、ポッキーダンス以来のファンを誇り、最近の再ブレークをわが世の春と喜んでる自分なんだけど、これだけ好きで愛着がある女優さんであるにも関わらず、こと映画に関しては心の底から楽しめた、好きだという映画が一本もないのは、なにか不思議な気がする。 追加、監督さん ほとんど名前も知らないし、映画も2本しか撮ってないようなんで「何故」と思って調べてみたら、リーガルハイのディレクターやった人なんですね。不思議だなあ、リーガルハイの時のガッキーはちゃんと可愛く撮れてたのに、なんで映画だとこうも違うんだろ[映画館(邦画)] 7点(2017-10-21 12:51:31)(良:1票) 《改行有》

34.  亜人  ここのところ映画館に足を運ぶ機会が多くこの映画の予告編を何回も観たのだが、正直「設定のゆるい」SFもどき以上の印象がなくてあまり食指が動かなかったのだが、観て良かった。かなり面白かった。  死んだら完全に回復して蘇る亜人という設定がきちんとしていて、物語世界内の整合性が守られているのは非常に自分好み。また、アクションシーンでは、相手に銃を向けたら即座に撃つという鉄則がほぼつらぬかれているのも非常に好感度が高かった。(相手に銃を突きつけながら、「さてボンド君、うんたらかんたら」とだらだらしゃべってあげくが逆転されるようなアクションシーンもどぎが多くていらっとすることが多いのでw)  まあ、人物の背景等いろんな面は省略されてるのは感じたが、それを不足と感じるよりもむしろ原作を読みたくなった。特に車いすの亜人ってなんで死んだとき治らなかったんだろうな。  浜辺さん、随分顔立ちの綺麗な子だなと思ったが、それより川栄がきちんと女優してて、ほんの少しだが好み。 正直、時間つぶしでしかも最後の最後まで決められなくて鉛筆を倒して選んだ映画だったが見て良かったと思う。[映画館(邦画)] 7点(2017-10-10 08:31:12)《改行有》

35.  三度目の殺人  実は封切り第一回で鑑賞したのですが、異例に遅いレビューになりました。どうしてもきちんと理解し確信を持ちたくてその後二度、つまり三度目まで(別にこれが言いたかったわけじゃないw)観に行ったわけですが結局、理解したという確信を持つにいたらず。  実は、本音を言うと最後の接見が非常に残念です。少女を演じてる女優に異常なまでの思い入れがあるため、少女を救い、そして少女を守るという流れにどっぷり感情移入し直前まで目頭が少し熱くなりかかってたわけで。  だけど、あの接見がなあ、ある意味ちゃぶ台返しですから。もちろん、あれは少女の負担を減らすためにわざとああいう風に振舞ったんだという見方もありますが、そうするとあまりに浅くなってしまう気がして安易に組する気にもなれない。  幸いまだまだ上映が続くようですが、これ以上何度観ても映画館での理解は無理という結論に達し、広瀬すず出演映画としては少な目の3回にとどめ、あとはブルーレイ発売を待ちます。原作ならともかくノベライズを読むというのもいまいち気がすすみませんので。  とりあえず今日のところは、広瀬すずの素晴らしい表情演技に8点。今まで観たことがないようないろんな表情を観れたことで自分的には、ある意味満足してるのですが[映画館(邦画)] 8点(2017-09-20 19:09:28)《改行有》

36.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 スピットファイヤー三機の働きで、30万の兵士が助けられたり戦争が勝てるなどというほどあまいものではないんだぞ(元ネタわかるかなw) といいたくなるくらい戦局の全体像がわからない映画。[映画館(邦画)] 5点(2017-09-14 18:00:00)《改行有》

37.  関ヶ原 《ネタバレ》  映画鑑賞後、帰宅して真っ先に、ホームページを開いて時代考証を担当した方の名前を探しました。でも載ってませんでした。エンディングの字幕で一生懸命観たんですが、残念ながら自分の記憶にはないお名前でさっぱり残りませんでした。メモでもとりゃあ良かったなあ。 少なくとも私がすぐわかるような歴史学者はこんなとんでも映画の時代考証なんてまあ引き受けなかったのも当然といやあ当然で。  ある程度以上関ヶ原に興味がある歴史好きなら、石田三成が七武将に追われて家康の屋敷に逃げ込んだなんて馬鹿話が大嘘であることはもう常識レベルなんですが。そんな非常識を堂々と映像にしてしまう時点で、まずこの映画のレベルの低さが如実に表れてると感じました。(もうよほどその段階で席をたとうかと)  まあ、このことに比べれば、小早川が西軍の別の武将を追い出して松尾山に入りほぼ東軍寄りの姿勢を最初から鮮明にしていたこととか、北政所が必ずしも家康側であったわけではないことなどはそこまで確定した事実じゃないんで我慢しますが。  それじゃあ、全くのフィクションとして楽しめるかっていうと、それがまた。三成の主張、立ち位置がバラバラで。最初から豊臣家に忠誠を誓う人間で、その意味での「義」なら全く問題が無いんですけどね、秀次の処刑を義に反すると非難し、秀吉の治世も義に基づくものではないと必ずしも肯定しない人間が、秀吉が死んだらいきなり豊臣体制を守ることが義であり、そのために徳川家康を排除すれば義の世の中になるって、あんたブレブレじゃないですか。それともなんですか、勝ったら自分が実権を握り「義」の世の中を作るってか?もしそうならわかりやすく表現してもら寝ないと 歴史好きな人、あほらしいか立腹されるかと だからお勧めしません 歴史にあまり詳しくない人 登場人物の説明とか実に不親切で多分ご理解できないかと というわけで、薦める対象がない駄目映画[映画館(邦画)] 4点(2017-08-28 17:15:45)(良:3票) 《改行有》

38.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) ファンタジーって実に安易にとられがちだと思う。現実世界と違う世界を描くんだから何でもありみたいな感じに。でもそれでいいんだろうか? 現実世界と違う世界を描くなら、新たなる世界を作るという意気込みを持ってきちんとしたその世界のルール、枠組みを描くべきで、それを怠ったら単なる寝言に過ぎない。 そういう観点からすれば、このアニメ自分的には列車のレールが切り替わった時点で終了! 6点は全て瑠璃色の地球へ これだけは褒められる あと3か月は飽きないなw[映画館(邦画)] 6点(2017-08-19 18:35:40)《改行有》

39.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 今でも自分が一番好きなドラマは「あまちゃん」だと何のためらいもなく言えるし、映画では「少年メリケンサック」が大好き。 ところが、「謝罪の王様」はくすりとも笑わなかったし、「舞妓ハン」は途中で置いていかれた。 と言う風に、クドカンは、合うのと全く合わないのがあるのだが、こいつは後の方だった。 全体にギャグが全く笑えない。(クスリとでも笑ったのは、全部で二、三度くらいかな) 画面の派手さ、ストーリーの予想を裏切る展開で見てる分には退屈しなかったが、結局そのストーリーも、 伏線も何にもない場当たり的なものだったので、一度見れば十分。 二度と見たくはないっていうんじゃなくて、二度以上、見る意味が感じられない作品。 ただ、森川葵という名前を覚えられたのは収穫かな。先生!にも出るそうなんでちょっと楽しみにしておこう。 結局、自分にとってくどかん作品は、あまちゃんやメリケンサックみたいに女優が輝いてるものは受けて、そうでないものはいまいちってことかな[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-07-16 15:55:40)《改行有》

40.  僕だけがいない街 《ネタバレ》  決して悪い話ではないし、女優陣のルックスも揃ってたから録画したことや観た時間を後悔するつもりは無いんだけど、やはり駄目だ。 説明不足というか、もっとつじつまを合わせて欲しい。物語世界内の整合性を大事にして欲しい。  自分より前の方がみな言ってることを繰り返すのも芸がないはなしだが、川に投げ込まれて、次の瞬間現代の大人に戻っているという流れ、これがどう考えても納得できない。  川に投げ込まれた段階で死んでしまったら、その時点で主人公の人生は終わってるわけだから、大人の漫画家として成功した彼が存在するわけがない。  もし、存在させたいならば、子供の彼がどうやって助かったかの説明がどうしても必要になる。ところが、そうすると今度は犯人の正体が過去の段階でばれてないという事実とつじつまがあわなくなる。  もうこの段階でストーリーが破綻してますね。  能力・現象の設定も実にいい加減だったなあ。前フリの2件の事件で解説される能力の説明 「なにか重大な出来事が起きたときに、少し前まで時間を遡り、その重大な出来事が起こるのを防ぐことに成功するまで、同じ時間が何度も何度も繰り返される」 これが実は説明にも前フリにもなってない。 1回目に過去に戻ったとき、同級生を救うのに失敗して現代に戻ると言うのがおかしい。前二回の説明、原則に従うなら最初に小学生に戻った時点に再度戻って繰り返されるべきでは。 上記の川に投げ込まれて、現代にというのもおかしい。それこそ小学校時代のどこかのポイントに戻るべきでは。 面白い設定を考え、それに基づいて現実と違う世界を構築するのなら、もっともっと緻密に考えたストーリーを作らないと。 原作どうしようかなあ、読んでみたい気もするけど尼の古本で最低でも送料込みで258円は何冊も買うのはちょっともったいない気がする。 たとえ、第一週のみとはいえ、こんな名作っぽい雰囲気をまとった、まあはっきり言うと駄作に、ちはやふるが興行収入で負けたのが悔しい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-07-09 13:36:02)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS