みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. インセプション 《ネタバレ》 映画館で1回、飛行機で1回、今回はテレビで3回目の鑑賞です。1回目は街が折りたたまれる場面、ホテルの無重力シーンなど映像と発想のすごさにいたく感銘・打ちのめされ、ストーリー展開は二の次で終わりました。2回目ともなると、「そうそう、ここは第三階層なんだよな」と余裕かまして見ていたのですが、なんと、テレビでは、今映っている画面がいくつめの階層なのかの表示が出ていました。マトリクスの世界観も独創的でしたが、こちらも負けず劣らずですし、音楽が醸し出す緊張感がまたよい。アリアドネの目が探究心で輝いていてとても存在感があります。あえていえば前半に次々と繰り出される新しい世界観に反し、後半は想定範囲内という感もありますが、最後をどうとらえるか?という議論は人によって相当解釈がわかれ、それだけでも映画の醍醐味といえると思います。[地上波(吹替)] 9点(2012-06-11 22:43:58) 22. 幸せへのキセキ 《ネタバレ》 何も知らない状態で見ました。邦題より原題(We bought a zoo)のほうがしっくり来ます。派手な演出はなく予想通りのストーリー展開で、長男役の子の設定(母を亡くしたショックで心理的ショックを負う)と行動・配役がミスマッチ、動物園の検査官に関する設定含め全般的に人物描写が薄いのですが、マット・デイモンの好演が光るよい作品でした。途中途中に出てくるセリフの意味が最後にすべてわかる仕掛けになっていて、最後のシーンにクライマックスが来ます。途中でダレるということはないのですがもう少しシナリオに抑揚があるといいかな、とは思いますが、少しおまけで7点。[映画館(字幕)] 7点(2012-06-10 21:45:35) 23. リアル・スティール 《ネタバレ》 皆さんの評価が高いのですが、個人的には格闘シーンでロボットがもげるシーンがときどきあって今一つ入り込めませんでした・・・。ただ、この映画、映像がすごくきれいだと思いました。特に雨中でアトムを掘り出した後の雨上がりの映像が、親子の笑顔とともに美しいシーンです。また、ロボットがとても個性的でノイジーボーイ、ツインヘッド、ゼウスなど、見た目すごく強そうですが、素朴な印象のアトムと対比的です。父子の生い立ちなどを省いて勝負に徹したストーリーでだるくなるシーンもありませんでした。ロボット同士の対決を見て最初は気絶する義母が途中から入り込むシーンなど、ちょっとしたエピソードも効いています。 最後、僅差で勝てなかったところからすると、続編が作られてもおかしくないですね。[映画館(字幕)] 7点(2012-01-03 15:09:32)《改行有》 24. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 上映時間を感じさせないテンポの良さ、アクション満載で、ハラハラするシーンもたくさんありました。圧巻はやっぱりドバイのシーンですかね。ただ、ゴースト・プロトコルの意味合いがあまり伝わってこないし、敵味方含め人物描写は弱いのでストーリー性はもう一つというところでしょうか。あと、一階違いのブツの売買シーンですが、「初対面だから変装しなくてもバレない」という主旨のセリフがありますが、こっちだけ顔写真含めた詳細人物情報持ってるのっておかしくない?という気もしますが、何も考えずに十分楽しめる娯楽映画です。映画館で見て損はないと思います。[映画館(字幕)] 7点(2011-12-29 21:05:56)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS