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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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21.  ホワット・ライズ・ビニース 《ネタバレ》 もしヒッチコックが生きていたら、コンピューターグラフィックスという道具を如何に駆使しただろうか。 そのコンセプトは上手く活かされず、無暗に複雑で、余計な贅肉が多く、 最後は非現実なオカルトホラーというお粗末なものに。 この杜撰な脚本では彼に撮ってもらうことも叶わぬだろう。 ハリソン・フォードが悪役というのは珍しいが、収穫らしい収穫はほとんどないと言っても良い。[DVD(字幕)] 3点(2023-02-18 00:31:29)《改行有》

22.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 監督がアルフォンソ・キュアロンに変わったため、少し大人でダークな雰囲気になり、 新たな風を吹かせたことには成功した…かもしれない。 原作は読んでいたため、タイムパラドックスを取り入れた展開が一番面白く見られた。 本作を最後にリアルタイムでハリポタシリーズを見ることを断念しており、 原作が複雑長大化して読む体力が続かなくなったことが以降のシリーズ鑑賞のハードルを上げている気がする。 肩肘張らずにいつか4作目以降も見てみたい。[映画館(字幕)] 6点(2023-02-11 01:35:26)《改行有》

23.  ステルス 《ネタバレ》 悪い意味でアメリカンで脳筋なストーリー。 CGばかりに頼っている場面が多く(別に悪いわけではないが悪目立ちしすぎ)、 ジェイミー・フォックスが男女二人の引き立て役で死ぬような扱いで憐れ。 ストーリーがあまりに薄すぎて、レビューするにも記憶がほとんど残っておらず調べてみると、 北朝鮮なら単純に潰せば良いという、リアルなら国際問題になりかねない凄まじい展開。 公開当時、本国アメリカでも不評だったようだが、単純に映画としてつまらないだけだろうね。[DVD(字幕)] 2点(2023-02-11 01:29:20)《改行有》

24.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 原作漫画既読。 原作を遥かに凌駕した世界観とパク・チャヌク監督のセンスが冴える、最高の形での換骨奪胎な映像化だろう。 15年監禁された男の復讐劇のように思えて、実は主人公が復讐されていたプロットが衝撃的。 勘の良い人なら途中で分かるものの、結末に行き着くまでの過程を飽きさせずに一気に見せる。 無国籍を漂わせるスタイリッシュな映像美とクラシカルで美しいスコアがギリシャ悲劇を想起させる寓話に押し上げる。 一番の功労者は主演のチェ・ミンシクだろう。 イメージトレーニングだけで敵をなぎ倒すリアリティのない展開に説得力を持たせることに成功しており、 真実を知ってしまった男の慟哭は圧巻の一言。 そういう意味ではカンヌ男優賞は彼でも良かった気がする。 毒々しさから一転した白銀の世界。 真実を知らない娘の一言と忘れたかもしれない男の表情に、 終わりなき復讐の痛みと儚き希望がない交ぜになった感情が込み上げる。 ノべライズ版の「絶望的なハッピーエンド」というフレーズが相応しい。 残酷な運命を切り開こうとする二人に幸あらんことを。[映画館(字幕)] 9点(2023-01-28 21:43:15)(良:1票) 《改行有》

25.  BLOOD THE LAST VAMPIRE 《ネタバレ》 セーラー服と日本刀というマニアックな組み合わせながらも、スタイリッシュなアクションで痺れさせてくれる。 パイロット版に近い扱いのため、世界観を提示しただけの中途半端な作品だが、 後のTVシリーズの政治的要素、腐向け、冗長ぶりを見るに本作のストイックさには絶対に敵わない。[DVD(邦画)] 6点(2023-01-28 21:13:06)《改行有》

26.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 前作より少しダーク寄りになり、子供向けな演出が少し角が取れた分、頑張ればギリギリ大人でも視聴できるかも。 ワクワクさせる新キャラ、新要素が続々と登場して、長時間な割に退屈はしなかったけど、記憶がほとんど残ってない…[映画館(字幕)] 5点(2023-01-23 21:46:15)《改行有》

27.  パプリカ(2006) 《ネタバレ》 気持ち悪くて気持ちいい。 リアル系のキャラクターデザインにどこか違和感が混ざり合うように、 夢と現実との境目がなくなって、混沌が肥大化していくさまが面白くアニメでしか表現できない。 夢は言語化できないもので、その願望がまとまらないからこそ、具現化するためにもがく姿が現実とリンクする。 敦子が時田を救うために、理想の自分であるパプリカから独立して現実を勝ち取るように。 ハリウッドにも影響を与え、細田や新海を超えるだろう監督の早世が惜しまれる。[地上波(邦画)] 8点(2022-11-26 00:52:31)(良:1票) 《改行有》

28.  復讐者に憐れみを 《ネタバレ》 聾唖の青年は"純真"だったが"無知"だった。 でなければ、こんな悲劇と報復の連鎖を招くことはなかったかもしれない。 病床の姉を想うが故の、たった一つのボタンの掛け違えが大量の死体を生む。 コーエン兄弟を思わせる底意地の悪いユーモアが、貧困を背景にした悲惨な物語を一層際立たせる。 (社長を刺し殺した男達は恐らく解雇された労働者だろう)。 次回作の『オールド・ボーイ』同様、パク・チャヌク監督の丁寧な撮影構図が光り、 幾重に折り重なった復讐劇を描いた本作の完成度は高い。 劇画タッチとは程遠いリアル志向の容赦ない暴力描写が復讐の虚しさに説得力を出しているよう。 それでもやってしまうのが人間の性だろうし、 キリストの如く全ての業を背負うように死んでいく社長は、果たした復讐に対して安らぎを得たかもしれない。[DVD(字幕)] 8点(2022-11-26 00:32:17)《改行有》

29.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 オリジナル版視聴済。 ストーリー、カット割り、カメラワークはほぼ同じなため、 逆にリメイク版から見た人にとっては結局不愉快なだけで手玉を取られることになる。 しかし、オリジナルを見た以上、どうしても比較せざるを得ないのも事実。 慣れなのか、オリジナルほどの不快感がなく、ナオミ・ワッツ、ティム・ロスといった有名俳優の起用、 生活感のない洗練された映像、ハリウッド特有のドライさがあってか、フィクション色がさらに強まり、 かえって陰惨な感じが薄まってしまった。 一線を超えた何かがこの映画には感じられなかった。 いっそのこと、ラストにもう一つ付け加えた方が良かったかもしれない。 暴力ゲーム(つまり本編)をクリアした子供とそれに無関心な親の会話を挿入するなりして。 アメリカへの嫌がらせのために焼き直しした割に全然効果なかったね、ハネケさん。[DVD(字幕)] 5点(2022-11-19 00:29:18)《改行有》

30.  トラフィック(2000) 麻薬戦争の現実をただ描いたと言えばそれまで。 それは麻薬とは無縁の生活を送っている人間にとってあまりにも非日常すぎるからかもしれない。 多くの登場人物が複雑に入り乱れるが、舞台ごとに色使いを分け、 主要三人を絡ませないことで比較的分かりやすくはなった。 今日でも耳にする麻薬撲滅を掲げ惨殺された現地要人のニュースに、 永遠に終わることのない本作の泥沼の戦いを思い起こさせた。[映画館(字幕)] 6点(2022-11-19 00:03:13)《改行有》

31.  華麗なる晩餐 《ネタバレ》 人の欲望に底はない。 絶滅危惧種の動物を使ったあらゆる肉料理を汚く貪る富裕層。 床の底が抜けて埃まみれになっても貪り、 理性が崩壊して料理を奪い合い、幾度も底が抜けてどこまでも落ちていく。 彼らをもてなす給仕係不在の世界に何が待っているのか… 「それはあなたが御存知なのでは?」と見透かしたように眼で語る給仕長。 食卓に並ぶ肉でさえ、誰かが屠り捌かないといけない。 上に立つ人ほど謙虚さを持ち、限られた資源を上手く活かしていく。 ただ、痛烈な風刺ほど上の人には届いていないようだ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-11-18 23:56:22)《改行有》

32.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 息子が母のためにつき続けた"優しい嘘"。 外から見れば、東西統一のドイツは希望と共栄の象徴のように見えるが、 東側の当事者からしたら社会システムが大幅に変わり、職を失い、落ちぶれた人もいた。 反体制寄りの息子が気付けば東ドイツに肩入れしている様は皮肉とも言える。 2020年代、氾濫し押し付けてくるSNSのプロパガンダにうんざりしつつも、 片や本作における当時ならではのアナログな手法で誤魔化す辺りは可笑しくも切ない。 歴史の真実も息子の嘘も知りつつも、母は"こうあって欲しかった歴史"を受け入れていく。 「見たいものしか見ない」という分断が現代社会の陰影を濃くさせていく。 ただ、一番必要なのは巨大な存在に身を委ねない個人の器の大きさそのものだろう。 母の死により家族ははじめて一つの時代の終わりを迎えられた。 東ドイツ時代の郷愁を胸に、山積みだらけの問題を抱えながらも彼らは新しい時代を生きていく。 タイムスリップしたかのように『マトリックス』のTシャツを友人が着ているサービス精神といい、 『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』を見てると楽しめる小ネタあり。[インターネット(字幕)] 7点(2022-11-14 20:33:24)《改行有》

33.  アバター(2009) 《ネタバレ》 映像に奥行きがあって凄い凄いと言われても、ストーリーがどうしようもなければ、この3DCG映像なんて30分以内で飽きる。 極めつけは、主人公の失態で原住民の住処が破壊され、彼らから信用を失くしたのにも関わらず、 赤い巨大ドラゴンを操って畏敬されたり、人間の身体を捨ててアバターで生きるラストなんてあまりにも御都合主義過ぎて、 サルでも分かるくらい酷いレベル。 これでアカデミー賞の作品賞を獲っていたら、賞の権威は地に落ちていただろう。 良質だが地味で宣伝する力が弱く、メジャー大作に埋もれてしまう現状に警鐘を鳴らす意味では、会員の判断は正しいと言える。 前例を作ったら、『トランスフォーマー』シリーズにも作品賞をあげても良いことになってしまうので。[3D(吹替)] 4点(2022-10-22 21:30:57)《改行有》

34.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 19年もの間、歴代興行収入トップを守ってきた作品としてしか見なかった。 子供の時に見るのと、大人になって見るのとではかなり印象が変わる映画で、 突然"社会"に放り投げ出された千尋が通過儀礼を通して、はじめて"生きること"と向き合うようになる。 名前という個を奪われて、社会の歯車になる。 お金がないと何もできない、理不尽な現実と如何に折り合いをつけていくか。 だから大団円にはならない。 もっとも宮崎駿特有の隠喩やバックストーリーが張り巡らされていて、 水流=初潮、油屋=ソープランドとかなりアングラだったり、 千尋の母が冷淡なのは、ハク=千尋の兄が死んだからという考察もあるくらいだ。 侘しさを感じさせるエンドロールを前に、千尋はここで過ごした記憶は風化されるかもしれないが、 その体験を糧に人生と闘っていくのだろう。 生まれてしまった以上、配られたカードで勝負していくしかない。[映画館(邦画)] 7点(2022-10-22 11:38:35)《改行有》

35.  ブラザー・ベア 《ネタバレ》 全体的にまとめると「報復の連鎖を如何に断ち切るか」に尽きる。 兄を死なせた熊の正体は子熊の母親で、登場人物は基本的に全員善人。 伝説を元にしているとは言え、そう簡単に大団円はないだろうし、ただの子供騙しで終わっている気も… 熊に戻った仇と一緒に幸せに暮らしましたは綺麗事にすぎず、善意の強制にも見えてしまう。 愛憎の葛藤にもう少し踏み込むべきで、話し合いのできない絶対正義のエゴイストもいて、 互いに深い傷跡を残した脇役のエピソードも入れていたら違っていたかもしれない。 映像は綺麗だし、人間視点と熊視点とで画面の比率が変化する演出は新鮮だっただけに、 カートゥーン末期の寂しさとディズニー単体の質の低下を感じてしまった。[DVD(吹替)] 4点(2022-10-20 21:49:38)《改行有》

36.  リベリオン ガン=カタを発明したのは大きい。 それと引き換え、世界観に無理があり、ストーリーに至っては冗長。 エンディングの盛り上がりの無さは異常。 これなら近未来SFに拘らなくても良いし、90分まで削れば良作になったのでは?[DVD(字幕)] 4点(2022-10-19 12:13:45)《改行有》

37.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 前半は孤独な男のサバイバルドラマとして面白かったのに、後半から凡庸で残念な結末に辿り着く。 中盤に脱落した相棒の犬が大きな存在として作品の質に貢献していただけに。 原作や別エンディングだと価値観の逆転が強調されていたようで、 そっちの方がまだコクがあって良かったかもしれない。 (そうなるとウィル・スミスのキャラ的に厳しいため、軌道修正が利かなかったのだろう)。 ちなみにDVD特典のサイドストーリーの方がグロテスクで本編より印象に残っている。[DVD(字幕)] 4点(2022-10-12 23:15:19)《改行有》

38.  ソードフィッシュ 『マトリックス』を引き合いに出した宣伝に騙された。 冒頭のバレットタイム演出は物語に引き込むのに効果はあったと思うが、 これが最大のクライマックスでその後の展開は凡庸。 あまりにも無用な要素を取り入れて複雑にしすぎ、どんでん返しのカタルシスも感じられず。 B級ならB級に徹するべきかと。 ジョン・トラボルタもヒュー・ジャックマンもハル・ベリーも魅力的なのに勿体ない。[DVD(字幕)] 4点(2022-10-12 22:33:36)《改行有》

39.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 ヒトラーとナチス・ドイツを絶対悪として描かず、崩壊までを事実に沿って淡々と描き出した姿勢を評価。 冒頭の温厚な紳士のヒトラー、敗戦濃厚でひたすら憔悴し滑稽にも見えるヒトラー、 そこにはモンスターではなく、どこにでもいる人間だからこその恐ろしさ、狡猾さ、弱さを秘めている。 如何に残虐非道な戦争犯罪を起こしても、負けてしまえば悲惨な運命を辿り、禍根を残すことはどの国でも同じ。 アイデンティティ・クライシスから逃れるための自己保身から生まれる、 信じたくない、認めたくないと引き下がることもできず、深い傷を負うさまは、 今日のネット社会における政治クラスタやウクライナ侵攻のロシアと重なる部分があった。 そういう意味ではラストのユンゲの言葉は必要だったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2022-10-12 22:09:43)《改行有》

40.  I am Sam アイ・アム・サム モヤモヤする映画だと思った。 7歳の知能指数しかない男が子供を作れるのか、 普通に働けるのかというリアリティの無さは置いといても。 ここでのめり込めるかで評価が分かれる 一番の白眉は荒々しい性格のショーン・ペンが ピュアで知的障碍を持つ男を見事に自分のものにしたところ。 ダコタ・ファニングもミシェル・ファイファーももちろん名演で、 ビートルズのカヴァーで誤魔化した穴だらけの物語を何とか見れたというのが大きい。 「個人的にはストーリーは並以下、配役はほぼ満点という印象の作品だった。」 レビュアーの意見でこれが一番腑に落ちた。[映画館(字幕)] 5点(2022-09-29 14:50:32)《改行有》

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