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プロフィール
コメント数 48
性別 男性
自己紹介 小津と是枝はブラックリストに入っている

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評価順123
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21.  美しき諍い女 文字通りの大茶番。「真実の芸術」というものの存在を四時間かけて偽証する。 作品内で「これが真の芸術ですよ」と説明さえすればその存在を証明したことになるのだろうか? ジャック・リヴェットとカンヌ映画祭とが己の浅はかさを露呈した記念碑的映画である。 この程度の思考力の者にでも「芸術」は、形だけなら行えるという教訓として大きな価値を持つ。 つまり芸術というものがどれだけ「それらしい」ところで行われているかということの訴えとしては満点に近い。 この作品の主張が、「芸術を行うものが芸術に幻想を抱いていてはいけない」という身を挺した警告だったならば10点を付けている。[DVD(字幕)] 0点(2019-03-28 01:00:05)《改行有》

22.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 切り詰められたエンターテインメント映画。[DVD(字幕)] 5点(2019-03-27 23:51:11)

23.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 間違いなく素晴らしい映画だが、このテーマをこの題材で扱う必然性はかなり薄い。 無重力のシーンや夢のシーンは美しかったが、無意味に世俗的なラストシーンなど、この映画を台無しにする部分が幾つかあった。 音楽の使い方がうまく、ぐっとするシーンもあったが、それらのシーンは「ソラリス」とは関係のないシーンばかりであった。 題材をより直接的なものにした後期の作品での方法で、このテーマが扱われていれば、おそらくより良かった。[DVD(字幕)] 8点(2019-03-27 01:20:32)(良:1票) 《改行有》

24.  リュミエールと仲間たち 《ネタバレ》 巨匠たちの60秒などと言いながら、どれだけ説得力のあるものが撮れていたのか、疑問である。 せめてキアロスタミが見せてくれた程度の質のものが40本並ぶくらいでないと駄目なのでは? 吉田喜重など発想から幼稚でがっかりである。 インタビュー映像がいちいち挟まるのも野暮ったい。本編と分けるべきだった。 「巨匠たち」の実際がこの程度であるという批判的視点においては成功しているだろう。[DVD(字幕)] 3点(2019-03-27 00:19:21)《改行有》

25.  エレファント 扱いにくいテーマをよく扱った。アメリカらしい方法論で撮られているが、アメリカらしい質の低さはなかった。 様々な意味合いで個性的な映画で、印象に強く残った。[DVD(字幕)] 6点(2019-03-27 00:12:57)《改行有》

26.  ノスタルジア 《ネタバレ》 映画の中で自殺するくらいなら、現実で自殺するほうが良いと思っていたが、 この映画を観終えて現実で自殺するくらいなら、映画の中で自殺するほうが良いと意見を変える気になった。 一度目はこの映画の「悪趣味」に辟易とし、最初の三十分程で切り上げたが、二度目で見通した。 とはいえ、さすがにやり過ぎた表現が多かった。 ラストシーンで突然滲出してくる「甘さ」も、欠点に近いだろう。[DVD(字幕)] 9点(2019-03-26 16:02:25)《改行有》

27.  雨月物語 とんだ通俗映画だ。どうしてこんなものを取り上げて喜ぶんだ。 雨月物語が泣いている。[DVD(邦画)] 2点(2019-03-25 14:57:21)《改行有》

28.  パピヨン(1973) うだるほど長いという感覚とその時間がきちんと充実していたという感覚を併せて味わえる映画。だが、どうしようもなくエンターテインメント映画であって、観たからどうということもない。[DVD(字幕)] 5点(2019-03-25 10:09:25)

29.  サクリファイス 《ネタバレ》 この映画での表現に対して時間が短すぎ、駆け足の感があった。超越的なものと世俗的なものの接触点について、ノスタルジアでは恥ずかしくなるような甘い表現もあったが、本作では硬く締まっていた。ラストシーンで唐突に挿入されるBGMを除いては。[DVD(字幕)] 10点(2019-03-25 08:22:14)

30.  ゆきゆきて、神軍 《ネタバレ》 私はこの映画からどのような正当な政治的主張も感じなかったし、どのような政治的意見にも誘導されなかった。 私が感じたのは疲労感であり、それは「関係の絶対性」への疲労感であった。 私のような若輩は、吉本隆明という思想家の生み出した「関係の絶対性」という概念を上手く捉えることができていなかった。 この映画を観てそれが予想の範疇を出ないが、掴めたという気がした。 戦争というものの「不可避性」が、どのように人間に付き纏うか。それを、主人公である奥崎謙三にまとわり付かれる人々の中に見た。 私がこの映画につけた点数には何らの讃美も非難も含まれていない。純粋にこの映画から私が勝手に学び取ったものの重さを反映させたものだ。[DVD(字幕)] 5点(2019-03-24 05:14:08)《改行有》

31.  リズと青い鳥 《ネタバレ》 シナリオは所謂「アニメの水準」に留まっているが、作画や音楽など演出の側面では「アカデミー賞の水準」はゆうに上回っている。 シナリオについて具体的に言うと、「控えすぎた部分」と「やり過ぎた部分」がそれぞれ多すぎる。 例えば、二人の関係を覗き見するような作品だと監督は言っていたが、それにしては人物の感情表現がコテコテすぎる。 深夜アニメの平均がこの作品に届けば御の字だと感じるレベルにはあるが、"映画"という大きな観点で捉えると、あまりに欠点が多い。 アニメーションの長所である、「画面の細部まで行き渡りうる意識」を十分に活用した作画は素晴らしかった。[映画館(邦画)] 4点(2019-03-24 05:13:25)《改行有》

32.  その男、凶暴につき 《ネタバレ》 脚本が構造的にしっかりし過ぎているだけ、陳腐だと感じられる。 北野映画の原型としての価値はあるが、作品自体としての価値は"それなり"だ。 エンターテインメント映画としての完成度は高いが、どこかで見たシーンの連続である。[DVD(邦画)] 4点(2019-03-24 05:13:12)《改行有》

33.  みんな~やってるか! 《ネタバレ》 コメディー映画でありながら、エンターテインメント映画ではないという奇妙な映画。 ある意味で「芸術系映画」と同じように、エンターテインメントを期待する観客には不満だろう。 初めの方では整合性を保ちつつ不条理を描くように進行していくが、途中から構造自体が破綻し始め、何をやっているのか分からなくなる。そうして全体が台無しになっていく構造や、コメディらしくない極めて冷めた雰囲気の自己破壊的な側面に、体験として特有のものがある。 笑える笑えないかという水準で判断される作品でないし、本当に面白いものは笑えない(笑えるものは手加減している)という感触がある。「監督・ばんざい!」よりも作品自体としての質は高い。 世間で言われているような意味合いでの下らない作品ではない。 例えば「その男、凶暴につき」や「座頭市」よりも、この作品からのほうが多くの感銘を受けた。[DVD(邦画)] 5点(2019-03-24 05:12:56)《改行有》

34.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 長所と短所が狙い通りくっきり彫り出された傑作であり、長所は面白いことであり、短所は下品なことだ。 下品というのは、何も性的にばかり下品だと言っているのではない。 面白おかしく作られていることを含めたこの映画の全てが下品であり、人の心を荒ませるような醜い映画だ。 もし「客観的に」採点しなくても良いなら、この映画は観るべきでないという意味で躊躇いなく0点をつけたいところなのだが、映画の面白さを採点の基準に据えるこのサイトへ敬意を払い、常識的な点数(とはいえどうしても嫌いな映画であるがゆえに低めになってはしまうが)を付けることとする。[DVD(字幕)] 5点(2019-03-24 05:12:36)(良:1票) 《改行有》

35.  エコール 《ネタバレ》 ロリコンだとか美少女などという物差しで映画を量る限りではこの作品の美しさは見えてこない。 はっきり言って、この映画がそういった見方で愚弄されるのにはいい加減うんざりである。 フェミニストのように、「性的にばかり見ないで」という切実な言い方を取りたくなる。 公平に言って、この映画から観客がどのような主張を嗅ぎ出そうが、この作品自体には性的な意味での主張はない。 どのような不気味さもなければ、意味深さもなく、讃美もなければ非難もない。 この映画のタイトル(原題)がINNOCENCEであることを一度省みてほしい。 「とある場の存在」自体のイノセンスが、それを解釈するものによって汚される構図を見ることが確かに可能であるという点で、私はこの映画を高く評価する。 あのラストシーンを、何かへの讃美でもなければ非難でもない、ただ「それ自体」のシーンとしてもう一度観直してみてもらいたい。もしそう捉えることが可能ならば、そこに現れる「失われていくもの」への想いがあくまで純粋な形で訪れるだろう。 そして、この映画全体が、そのように見直されるべきだと切に思っている。 そこには窓辺に置かれたガラス製水差しのような純真さがあった。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-24 05:12:05)《改行有》

36.  友だちのうちはどこ? 映画として鮮烈な印象を残すたぐいの作品ではないが、演技の素朴さやカメラワークの巧みさなど、極めて細部まで意識の行き渡った名作。 似た志向の映画は多数あるが、このような上品さを持つものは少ない。上品さとは即ち上質さだ。味の違いの分からない鑑賞者に「ほんわかした感じのいい映画」の並びに捉えられるのはあまりに惜しい。 良作ではなく間違いなく名作である。[DVD(字幕)] 6点(2019-03-24 05:11:36)《改行有》

37.  西部戦線異状なし(1930) 《ネタバレ》 昔観た映画。この映画が好きだと言ったら無理解な返答を受けた記憶が不意にフラッシュバックした。 この映画は反戦映画でもなんでもない。もっともっと大きなものへのアンチテーゼだ。 そういうことを分からずにこの映画を観終えて喜んだり憂鬱になったりしても虚しいだろう。 そもそも反戦映画というのは何にもならないもので、虚しい営みだ。そんなものにこの芸術作品を位置づけないで欲しい。 もし最後のシーンで、観客が笑い出すようであったら、この作品はより素晴らしかった。だが、この映画はその域に切迫していた。[DVD(字幕)] 7点(2019-03-24 05:09:59)《改行有》

38.  3-4X10月 《ネタバレ》 強く惹きつけられた。あの「ソナチネ」より好きな作品だ。 ナンセンスなバイオレンスはある程度北野武に一貫しているが、この映画ではそれが最も明確に成されている。 特に兄貴分に「指を詰めろ」と迫られ、冗談かと思っていると本当に叩き切られ、それでいてなお関係は変わらず継続していくシーンは、北野映画の全シーンの中で最も優れている。 ラストシーンが、あれだけ上手く機能したのはおそらく意図によるものではないだろう。 映画全体のナンセンスさが、夢のナンセンスさとぴったり合致している。それでいてその生々しさが、けしてそれが「夢オチ」などという安易なものではないという印象を焼き付ける。 この映画を見終えたものが「あの出来事が夢だったとしても、現実だったとしても、全く同じことなのだ」とさえ気がつけば、あのオチに宿る奇跡の意味をおそらく知ることになる。[DVD(邦画)] 8点(2019-03-24 05:08:13)(良:1票) 《改行有》

39.  スリ(1959) 淡々と進んでいく手法に、映画の方法論としての感銘は受けたが、内容はイマイチである。 いや、実際のところ方法論はかなり気に入った。[DVD(字幕)] 5点(2019-03-23 23:29:05)《改行有》

40.  酔いどれ天使 清々しいほどシンプルかつバッサリと行く映画だった。 志村喬と三船敏郎の出色の演技を見るための素朴な背景である。[DVD(邦画)] 4点(2019-03-23 23:25:18)《改行有》

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