みんなのシネマレビュー |
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21. 夢売るふたり 昭和の喜劇、今村昌平や成瀬巳喜男の線を狙ったのかと思うような人間の悲劇を喜劇的に表現した映画だと思う。最後まで飽きさせずに引っ張て行く脚本はさすがだと思うが、とくにこれといった感動もなく終わってしまった。松たか子も阿部サダヲも良い演技だったし他の配役も適材適所で芸達者をそろえたのも良いが、退屈さは否めなかった。[インターネット(邦画)] 5点(2024-01-13 18:54:17) 22. M3GAN ミーガン 《ネタバレ》 両親を事故で失った少女の心の傷をロボットが癒してくれる、少女とロボットの心の交流を描く話かと思いきや途中から様相は一変、殺人マシーンとかしたミーガンをどうやって止めるかという話になってしまった。こうなるとホラー話としてはチャチな次元になってしまってとてもお金を払ってみる気にはなれない。[インターネット(字幕)] 4点(2024-01-12 15:44:31) 23. 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 《ネタバレ》 画風が水木しげるとはかけ離れていて勘弁してほしかった、とくにヒロインの顔が全く駄目。ストーリーはどうしようもないが、流石に鬼太郎は抜群にかっこいい、髪の毛針で泣きそうになってしまった。もともとの水木しげるの設定が素晴らしすぎてそれだけで5点の価値はある。[映画館(邦画)] 5点(2023-12-28 16:47:38) 24. スイート・マイホーム 《ネタバレ》 俳優陣がいい演技をしていてそこは文句ないのだが、あとがダメダメ。なぜ何人も殺したのか、ラストのシーンはなんの意味があるのか。[インターネット(邦画)] 3点(2023-12-28 16:43:42) 25. 神さまの言うとおり 《ネタバレ》 これは何だろう。続編があるということなのか?話が途中で終わってしまったので拍子抜けした。それなりにゲーム感覚でカイジのように楽しんでいたのだが、ラストのぶった切りでがっかりです。それにしても福士蒼汰はおいしい役をもらったなと思った。[インターネット(邦画)] 3点(2023-11-30 14:31:42) 26. 非常宣言 《ネタバレ》 バイオテロの話。次から次へと話が展開していき全く飽きさせない、最後まで目が離せない演出やカメラワークは見事。惜しいのはハワイ近辺から韓国へ引き返す時にすでに燃料が持たないかもしれないと言っていたのは何だったのかというクライマックス。成田に着陸しようとしたのも燃料が無かったからではないのか、ソウル上空で着陸するしないで揉めててもまだある燃料、燃料ありすぎだろ。成田を通過してからソウルに着くまでの時間で、自らにウイルスを感染させなおかつ治療薬まで打って治療薬の有効性を実証しようとする刑事さん。いや、どう考えたって数時間はかかるでしょう。そのへんのツッコミが脳内をぐるぐる駆け巡って話に集中できなくなってしまいました。 日本の自衛隊が韓国の民間機に対して威嚇発砲するシーンはわざとか?そんなに反日感情を煽りたいのか?日本国内で上映することに躊躇してしまうシーンだ。 日本語吹き替え版で見てしまったので、日本国内ニュースは日本語、韓国国内ニュースも日本語になってしまい混乱した。、字幕版で見ることをおすすめします。[インターネット(吹替)] 5点(2023-11-11 18:34:38)《改行有》 27. バタアシ金魚 普通の高校生が当たり前のようにビールを飲んで煙草を吸っている。今ではありえないシーンに時代を感じる。「みゆき」や「Boys & Girls」「台風クラブ」にも感じた1980年代の青春映画の典型的な香りがした。ぶっきらぼうな物言いと微妙な会話の間、それで物語が魅力的なら傑作になるのだろうが、この作品はそうはならなかった。退屈な脚本に途中から話がダレてしまって見ていて苦痛を感じた。高岡早紀の魅力でなんとかプラス1点。[インターネット(邦画)] 3点(2023-10-29 16:11:52) 28. グランド・ブダペスト・ホテル 全てのカットが垂直な構図で撮られている。まるで絵画のような構図、シンメトリーの多用が独特の世界を作り上げている。話は倒叙式に語られ、飽きさせない展開は面白い。とくに感動するような話でもないが、心になんとも言えない余韻が残る。これだけ美しい映像を見せられて損はしていないという気がする。[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-24 22:25:09) 29. 観察 永遠に君をみつめて 映画的な映画。カットの一つ一つに意味を持たせていて感心した。例えばガソリンスタンドの2つ並んだ赤青のノズルのアップで二人の結婚を表現しているのは白眉だと思う。ただ、ストーリーがあまりにもベタで寓話というにしてもちょっとどうかと思う。寓話ならば強烈なテーマが欲しいところだが、結局覗き魔と覗かれ魔のおはなしで終わってしまっているような気がする。それにしても、子役のルックスがきちんと成人俳優のルックスに繋がっているのは素晴らしいキャスティングだと思う、大人になったら別人じゃんということが全くなくて納得の成人ぶりだった。子役の弥生役の子がバチクソ可愛かったのでプラス2点。これやったらクラスの男の子がみんな惚れてまうやろ。[インターネット(邦画)] 6点(2023-10-22 20:39:08) 30. 沈黙のパレード 3年前の話と、5年前の話と、15年前の話が挿入されつつ現在の話が語られるのでなんともわかり辛い。登場人物を認識するのに疲れてしまって途中で飽きてしまった。謎解きになってようやく少しずつ話がわかってきたが結局オチがなんともしょぼかった。ガリレオシリーズもいい加減ネタ切れ感は否めないと思う。だんだんつまらなくなってくる。[インターネット(邦画)] 4点(2023-10-22 16:59:44) 31. フォルトゥナの瞳 なんともしょぼい映画。無理やりな設定でなんとかドラマを作ろうとしてもすべてのエピソードがちゃちすぎる。なんで主人公の周りは死人でいっぱいなんだ。無理がありすぎるだろう。狭心症の診断が付いたら、バルーン&ステントで心筋梗塞を予防しろよ、髭のお医者さん。有村はワンパターンの演技でいつも通りだし、そろそろ次の映画が難しくなるぞ、でも、かわいいからプラス1点。[インターネット(邦画)] 3点(2023-10-15 21:48:43) 32. シックス・センス 《ネタバレ》 幽霊が見える子供の話。はっきりいって付いて行けなかった。俳優は皆さん素晴らしい演技だったと思うし、映像も音楽も美しい。名作の雰囲気に満ちているが、幽霊が見えるって統合失調症ですか。全然治療していないんですけど。途中何度か寝た。 主人公の名前がマルコムだとわかってなかったので、ラストシーンで奥さんはマルコムという浮気相手の名前を口にしたのだと理解してしまった。ココの書き込みを読んでようやくオチがわかった次第、オレってアホですか・・・[インターネット(字幕)] 4点(2023-10-15 19:44:16)《改行有》 33. 砂の器 《ネタバレ》 高校生の時、映画館で初めて観た。当時加藤嘉を知らなかった私は、本物のライ病患者を連れてきたのかと疑ってしまった程だった。加藤嘉の演技に5点。前半の1時間を「カメダ」だけで引っ張ってしまった脚本に3点。田舎のおまわりさんとしての緒形拳の背中の演技に2点。なんといっても子供が走り抜ける田んぼの緑の美しいこと・・・映画はこうでなくちゃ。だけど、放浪の旅で野宿を続ける子供の髪の毛がシャンプーしたてのサラサラヘアなのでマイナス3点。[インターネット(邦画)] 7点(2023-10-10 17:47:03) 34. 予告犯 《ネタバレ》 とにかく脚本が素晴らしい。全く飽きることなく最後まで引っ張られてしまった。そしてなによりこの映画には「叫び」がある。ひとりの人間の叫びがどれだけ重いものか、頑張って生きていける人にはわからない、頑張ってもどうしようもない人たちの叫び。「人は誰かのためになるなら動くことが出来るんです」という叫びをエンターテインメントに昇華した傑作。各俳優も自分のオーラを消して役を作り込んでいる。リアルな色調の映像も素晴らしい。[インターネット(邦画)] 8点(2023-10-10 17:15:11) 35. スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 途中何回か吹いてしまった。白石のサービスカットがやたらと目につく映画。白石を起用したということはそういうことなんだろう。それなりにスピード感のある展開で飽きずに見ていられるが、ちょっとずさんなところが多くて話がチャチになってしまった。警官が一人で浦野と接触して間単に殺されてしまうのは無理がありすぎるし、警察署内から悠々と逃走したのも笑ってしまう。最凶のサイコパス殺人鬼の助けを借りて事件を捜査して、結局殺人鬼に脱獄されてしまうというプロットが、有名な某作品のパクリでしかないのも興ざめする。サイコパス殺人鬼役として成田凌はちょっと演技が物足りない、ミスキャストだと思う。[インターネット(邦画)] 5点(2023-10-08 00:56:01) 36. 少女 an adolescent フランス映画をそのまま日本の片田舎で再現したような映画。愛の表現も日本離れしていてどこかフランス的。最後のシーンも素晴らしくカタルシス気分にさせてくれる。何より素晴らしいのがカメラワーク、一つ一つのカットが意図をもってきちんと撮られている。画面の色調も素晴らしいし、俳優も名優ぞろいで完璧な演技だと思う。だけど何かが足りない気がするのは何故だろう。ヒロインが15歳に見えないからなのか、日本の風景に作品内容がマッチしていないからなのか、結局この点数になってしまった。[インターネット(邦画)] 7点(2023-10-07 20:23:45) 37. ラプラスの魔女 《ネタバレ》 つまらない映画としか言いようがない。設定に無理が多すぎる。自分の映画にリアリティーを与えるために家族を殺すなんて犯罪の動機も無理がある。さらにミスリードの動機がいい加減すぎる。監督の幸せな家族を妬んで、プロデューサーが監督の家族を硫化水素で殺すなんて無理がありすぎる。途中からついていけなくなって退屈な時間を過ごしてしまった。広瀬すずが可愛いぞと無理やり思い込んだのだが、それもちょっと無理があった。[インターネット(邦画)] 2点(2023-09-27 19:20:31) 38. 蛇のひと 《ネタバレ》 冒頭でいきなり主人公が失踪してしまい、回想形式で物語が進んで行く。回想エピソードが次から次へと現れてきて次第にダレてくる。いいかげんに現れろよ主人公。最後の最後に現れるリアル主人公、いまさらもう結構ですという気分だ。義太夫のエピソードはあまりにも唐突でこんなデカい話をここに嵌め込むのですかといった気がして残念だった。最後も何か肩透かしで終わってしまい、カタルシスが得られなかった。西島秀俊と永作博美の演技合戦という部分でなんとか最後まで見ていられる。永作は普通の女性を演じるのが本当に上手い。西島演技サイボーグはどんな役でもこなすが、今作では大阪弁が妙に鼻について仕方ない。[インターネット(邦画)] 5点(2023-09-27 17:07:55) 39. 水曜日が消えた 《ネタバレ》 オチがよくわからない。結局元通りに7人で1体共有状態が安定して続くということでよいの?治療はしたの?手術はしたの?おそらく月曜日の意思で手術を受けた結果、7人で1体共有状態に落ち着いたと解釈しました。そして水曜日君は深川麻衣ちゃんと仲良く続いているという解釈でよいですかね。なんにしても、すごく感動しそうだったのに、いいところまで行ってラストがちょっとわかりにくくて感動し損ねたという感じです。さすがに中村倫也は芝居が上手くて月曜日と火曜日の人格を巧みに演じていたと思います。深川麻衣が可愛かったのでプラス1点、さすが奇跡の乃木坂1期生。[インターネット(邦画)] 5点(2023-09-26 23:47:09) 40. ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 話があまりにも無理がありすぎてついていけない。ついて行けるような脚本になっていない。ひたすら無駄に車が衝突している映画に見えてしまう。西島秀俊はアクション俳優だったのかという驚き、そして、西島の無駄遣い映画。[インターネット(邦画)] 3点(2023-09-26 14:05:56)
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