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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 飢餓海峡 《ネタバレ》 3時間と長い尺ですが、人間ドラマ、サスペンスとして面白いので一気に観れます。 設定は、「砂の器」などでよくあるパターンで、立身出世した主人公が過去を暴かれたく無くて殺人を犯すというもの。 それにしても、三国連太郎が左幸子を絞め殺すシーンが唐突過ぎ、ましてやそれを目撃した使用人も躊躇無く殺すなんて理解出来ない。 このオッサン殺しに慣れとるやろ!と思わざるおえない。 貧困がテーマになっているが、戦後生まれの自分には、今ひとつリアルに感じられなかった。 ラストは衝撃的で、思わず「あっ!」と叫んだ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-31 19:33:12)《改行有》 22. 乾いた花 《ネタバレ》 フランスのヌーベルバーグを彷彿とさせる映像はスタイリッシュでかっこいい。 池辺良は渋く決めており、加賀まりこはお人形さんみたいにかわいい。 ただそれだけで、内容はちっとも面白くない。 冴子は何者か、そんなことはどうでもいい・・、ちゃうやろ!(笑)[インターネット(邦画)] 5点(2020-05-22 01:14:37)《改行有》 23. 乱れる 加山雄三が主演なので嫌な予感がしていたが、やはりつまらなかった。 成瀬巳喜男は好きな監督さんですが最後まで進まない展開に途中でイライラしました。 ラストも後味が悪い終わり方でした。高峰秀子に免じてプラス1点![インターネット(邦画)] 5点(2020-05-20 22:24:55)《改行有》 24. 娘・妻・母 《ネタバレ》 成瀬版「東京物語」ですが、その内容はずっとリアルに描かれる。 母親の還暦祝いで家族が集まり、心から祝って、表面上は幸せそうにみえるが 家族皆、何かしら問題をかかえており、長男の金銭トラブルで一気に破綻。 お金に余裕があれば、人にやさしくできるが、なければ母親でもシビアな対応に変わる。 人間って悲しいもんですね。時代が変わってもこれは永遠のテーマなのかな。 あと、成瀬映画の原節子は、小津作品より人間らしくて好きです。 最後に、このタイトルは何とかならんのか?余りにもセンスが無いように感じるが。[インターネット(邦画)] 7点(2020-05-14 15:49:51)《改行有》 25. ロリータ(1962) 《ネタバレ》 「ロリータ」という言葉が有名になったが、内容は地味で、キューブリック映画の弾けた感じがない。 メイスンは少女を手に入れたつもりが、終始振り回されて、嫉妬に狂う情けない役どころ。 主役の少女は大人びているが凄く可愛いという程ではない。 ピーターセラーズがそれらしい良い味を出している。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-13 17:02:17)《改行有》 26. 乱れ雲 《ネタバレ》 なんですかね、この不快感、違和感。ありえない設定。 登場人物全てに共感できません そもそも主役二人に役者としての魅力が少しも感じられない。 野草摘みのシーンの加山に至っては、まるで若大将のセリフ口調で「ぼかぁ~ね」とか喋りだす始末で それと関係ないですが、森光子がどうにも「時間ですよ」のおかみさんに見えてしまう。 しかし、名匠成瀬監督にもこんな駄作があったんですね。[インターネット(邦画)] 1点(2020-05-08 23:06:12)《改行有》
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