みんなのシネマレビュー
レインさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 885
性別 女性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445

381.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち マット・デイモンとベン・アフレックが20代で書いた共同脚本は、二組の世代のちがう男性の友情を描いてなかなかの出来。 天才ウィルの造形は今ひとつのような気がするんですけど、チャッキーがウィルは自分の世界にいるべき人間じゃないと見定めて、彼との関係にしがみつかないのが潔い。(天才を宝くじのアタリ券にたとえるのは確率が低いってことをいいたいのだろうけど、才能=お金に聞こえるのがアメリカ的) 最初はウィルの能力に惹かれたスカイラーもお飾りじゃない。 大学構内の清掃をしていたウィルの才気を見出すランボー教授役のスウェーデン俳優ステラン・スカルスガルドが巧かった。 自分も秀才だから誰よりもウィルの天才の価値がわかって、本当は死ぬほど羨ましいんだけれど必死に妬むまいとして自分の気持ちを彼の育成に振り向ける。 「アマデウス」のサリエリに近い役どころ、あれほどドロドロはしておらず、その采配が旧交を復活させる契機にもなり。 彼とショーン(ロビン・ウィリアムズ)の長年の確執も、お互いの思いをぶつけあった翌日に「昨日は」「ああ俺もだ」の二言で和解してしまうのが男らしくサッパリとして気持ちがいい。(教授が常に身につけるロングスカーフで2人の地位の違いをだした衣装も巧み) ガス・ヴァン・サントは自分で脚本も書くことが多いけれどこれは例外で、それが功を奏した? 力をあわせた脚本でオスカーを受けとったマットとベンは本当に嬉しそうだった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-07 07:02:49)(良:2票)

382.  Queen Victoria 至上の恋 ジュディ・デンチの恋する女の役はそう多くありません。 アルバートの死後喪に服したまま国務に復帰しないのも馬番ブラウンにご執心で手離そうとしないのも独善的に感じ、ヴィクトリア朝を取り仕切った有能な女王にしては軽々しきお振舞い。 孤独で心のよりどころを必要としていたのかもしれませんが。 女王を家来としてではなく人として守ろうとするビリー・コノリーの強い意志と一本気な父親の身を案じる息子ジェラルド・バトラー、名君でも伴侶を亡くせば弱き人ということや史実を虚飾少なく描いた点は評価すべきかも。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-07 07:00:02)

383.  リトルマン・テイト ジョディ・フォスターの初監督作品。 天才的な頭脳をもった少年とそのシングルマザー、彼の才能を正しく導こうとする児童心理学者の三者三様の思い。 フレッドの天才ぶり、母親と学者の住居の対比、フレッドと年上のエディとの関係などはよいのですが、二人の女性のキャストはミスマッチ。(自分が母親をやりたかったので対照的なダイアン・ウィーストになったんでしょうけど彼女のほうが母親タイプ) ラストも安直で解決にはなっていない気がします、「アイ・アム・サム」のようにね。 これだけ見ていると母親に育てられた天才子役だったジョディが「天才に生まれついても常人と変わらない」のをうったえているようですが、精子バンクからIQの高い優秀な男性の精子を購入して子どもを作ったジョディには、やはり「頭のいい子」へのこだわりがあるんじゃないかと思うので。(自分も才媛だし) でもまだ20代の女性が初めて撮った映画としては上出来かもしれませんね。[地上波(吹替)] 6点(2011-06-05 07:39:28)

384.  歌え!ロレッタ 愛のために シシー・スペイセクはエイジレスで不思議な女優さん。 「キャリー」は26才、これは30才にして13才の幼な妻、ビヴァリー・ダンジェロとともに歌も聴かせる。 歌手ロレッタを生みだした夫トミー・リー・ジョーンズの粗野なようでいて抑制のきいた繊細な演技もよく、結婚早々父との約束を破り妻に手を上げてしまった時は「あ、やっちまった・・・」のがよくでていた。 山アリ谷アリの夫婦愛はベタな邦題とはウラハラに淡々としたシーンの積み重ねで画も美しく、冒頭のヤマの情景は味がある。 ツアーバスの正面に掲げられたCOALMINER(炭鉱夫)のプレートは早すぎる巣立ちを惜しんだ父への愛情と誇りが感じられて。 カントリー・ミュージックは得意ではないけれど、ロレッタ・リンの人生は実りあるもの。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-04 07:00:07)(良:1票)

385.  ローズ 《ネタバレ》 「こういう風にしか生きられなかった、でも歌ってる時だけは最高」ってコトなんだろうけど・・・ ラストの名前どおりのバラ色のステージングはすごくパワフル&ソウルフル、あれがあってもローズのマイナスな印象は拭いきれず。 それでもあの散り方はミュージシャンとしては本望な気がする、ジャニス・ジョプリンだって死に場所はホテル。 人としては不幸でも歌手としては幸せ。 ベット・ミドラーはこれと「ステラ」はちょっとヘヴィー。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-03 07:00:06)

386.  キャバレー(1972) 1930年代のベルリン。 芸人の華やかな世界を見せる一方でナチス台頭の時代背景をチラつかせることによりひきしめ、原作が「ベルリン・ストーリーズ」というように物語も一つじゃない。 イギリス人歌手とアメリカ人学生の関係にドイツ貴族もからんで、ブライアン(マイケル・ヨーク)の忘れていた設定が後で生きてくるのには思わずゾクッと。 白塗りMCのジョエル・グレイ、マリサ・べレンソンのユダヤお嬢様もオモシロイのだった。 ボブ・フォッシーの映画は自伝的な「オール・ザット・ジャズ」の方がより好きだけれど、ライザ・ミネリの強い個性が天真爛漫な歌手サリーで生きて、「私は子羊じゃなくてトラ、自由な根無し草」と歌う"MEIN HERR"、そして何といっても"CABARET"「人生はキャバレー」♪ 犠牲をはらっても夢を追おうとするサリーの望みはこの時代の中で潰えるのを予感させつつも、ライザの生命力にみちみちた存在感はオーディエンスの心からはずっと消え去らぬはず。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-22 19:35:16)

387.  オール・ザット・ジャズ 実物は「星の王子さま」のスネークとしてしかお目にかかることのなかったボブ・フォッシーの分身、ジョー・ギデオン。 身を削ることとなっても常にSHOW MUST GO ONの人生。 死に向かって疾走する彼の表情は実に穏やかだ。 「キングコング」より3年後の復帰作となったジェシカ・ラングの美しき死神も、浮世から魂が離れつつある彼の心が生んだ幻か。 I THINK I’M GONNA DIE・・・♪ ギデオンが恋人の団員に告げる「偉大なダンサーにも優秀なダンサーにもしてやることはできないが、よりよいダンサーにすることはできる」という言葉が心に刻まれ、ジップアップな身仕舞はあまりにドライな幕切れ。 BYE BYE LIFE![映画館(字幕)] 9点(2011-05-20 07:56:03)

388.  ニューヨーク・ニューヨーク サックス奏者デ・ニーロの役はあんまり好きじゃないな、悪い人じゃないけど不安定でヤクザっぽい男。 ライザ・ミネリの歌うシーンは素晴らしい♪(特にタイトル・ナンバー!) スコセッシの思い入れタップリの贅沢ミュージカルは冗長に過ぎて、2時間半は長かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-19 07:00:03)

389.  アナザー・カントリー 《ネタバレ》 パブリックスクールの青春。ブラナーやデイ=ルイスも出演した舞台劇の映画化。 モデルであるイートン校での撮影がかなわずオックスフォードでロケされたのは、名門にマイナスイメージは不要というところか。 派閥に分かれるスクールの生活は英国上層社会の縮図のようだが、自由気儘な策士ガイ(ルパート・エヴェレット)は学内の権力闘争の中で危険分子と見なされるも行動を改めようとはしない豪胆さ、同室のガイに言い寄られてもなびかないクールな共産主義者ジャド(コリン・ファース)の思想は違っても友人として彼を見守る立ち位置が好ましい。 ハーコート(ケイリー・エルウィズ)への思慕を隠そうともしない無防備さゆえに、自身のものと疑わなかったエリートコースから永久に外れたガイが選んだ道は。 老ガイ(メイクアップの出来がよくない)の回想として語られる日々、モデルがある2人を結んで織った物語は英国の裏の歴史でもある。 デカダンなエヴェレットはブルジョワ学生に嵌り、早い時期から老成していたファースは今と変わらぬ声を聞かせる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-18 07:00:01)

390.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 しごく美意識の高い映画。 主役2人に対照的なルックスの子を起用し、構図も配色も細心の注意を払い、深度を浅くし対象を浮かび上がらせ、空気は緊張と弛緩を交互に繰り返す。 そういう感覚的な部分の神経が細やか。 ただ(「キャリー」もだけれども)極端なイジメの映画はいいと思わない、観客に容易に感情移入させてしまうので。 耽美的であるといっても陰惨なホラーには違いなく、イノセンスの名の下に庇護されるエリとオスカーにも愛しさは感じなかった。 日常の中で自分の爪を隠すことに倦む人々には礼賛されそうな作品であり、ホラーはそういった抑圧を開放する目的を含むジャンルでもあるのだろうと思う。 映像にボケが多いのも元々目が悪くない人間には苦痛であったし、鮮やかなプールのシーンは水中だけで終わらせた方がよかった気もする。 それでもハリウッド・リメイク(トレーラーのみ視聴)の普通っぽさに比べれば一見の価値ありの世界。 母の愛も父の愛も投げ捨てて運命のソウルメイトと旅立つオスカーは、時の果ての自分も知らず今の至福に微笑む。 (「フギャーッ」となるCGネコたんの顔を使い回すのはマズイぜ!バレバレだよ~ん)[DVD(字幕)] 7点(2011-05-16 16:37:55)

391.  ダレン・シャン 若年ヴァンパイア映画の中では、これと「ぼくのエリ」の間に「トワイライト・サーガ」が入るんでしょ~ね。 「半」なのは、元に戻れる余地を残してか。 サーカスは「Dr.パルナサス」の見世物小屋のような映画向きの舞台に思えますが、同じくティーンエージャーが主人公の「パーシー・ジャクソン」に近い物足りなさ。 ヒットしなかったので「ライラ」と同じ運命? 謙サンは地道にハリウッド映画出演、ちょこまか動くクモたんにざわざわ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-16 06:53:00)

392.  テキーラ・サンライズ 《ネタバレ》 音楽とキャストと映像によるムーディな映画。 デイヴ・グルーシン、海辺の家。 シンプルで雰囲気のある映画は好きだけど、作る側が酔っぱらっちゃあダメでしょ。 麻薬捜査官カート・ラッセルがとんび(メル)にあぶらげ(ファイファー)さらわれた感じでしたね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-15 07:15:14)

393.  サンシャイン・クリーニング 「リトル・ミス・サンシャイン」に続く第2弾なのだそう。 あんなにうまくはいってなくてアレは「トイ3」のアーントの脚本がよかったようで。 エイミー・アダムス(今度ロイスになります)とエミリー・ブラントの姉妹モノ、姫タイプで小ギレイな役も多い彼女たち、これは現実的でぶきっちょな役。 作品もハートフルとリアリズムの間を揺れ動くマイナーコード。 片腕の店主コリンズJrや父親アラン・アーキンらが味を出すものの小粒な印象。 アメリカ映画として見ているからかもしれない、まいたネタを回収しないのはヨーロッパの小品的で作為的でないのが好きな人向きかも。 「バスタード」なんてバンド名、いいネ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-14 07:00:02)(良:1票)

394.  ティンカー・ベルと月の石 ティンカー・ベルが魔法の鏡をさがす旅がメインの2作目。 本国ではOVAなのでこっちの方が人気があるってことなんですね。 キャラ多くてせまい世界だった1作目よりはスッキリ、画面も見やすくキレイになったよう。 旅人ティンクはロビン・フッド風? 元々衣装の色が親和性のあるグリーンなのが大きい。 彼女とテレンスがイラ~ッとするほどドジなのにはゲンナリ、ブリブリなホタルの子もちょい苦手ですが。 半分見たことになるけれど、成長したらその分「ピーター・パン」のティンクとのギャップは大きくなるという皮肉。[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-05-13 07:04:13)

395.  イン・ハー・シューズ 3人のキャストは魅力、でも映画はいまいち・・・ 難読症のキャメロンと元大学教授の「授業」はいいエピソードだったし、作品を下支えするトニ・コレットはあいかわらず巧いのだけど長く感じてしまった。 継母と祖母の描き分けも極端で、「血のつながった人がいい人」にしとくのって単純じゃないかな。 トニの妙にいい人な新カレはユダヤ系、異母妹のユダヤ教からの改宗が問題視されたりと、原作者や映画会社の民族性も反映された作品。 リドリー・スコットが製作なのは意外、「テルマ&ルイーズ」といい女性映画にも関心アリ?[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-13 07:00:07)

396.  ガリバー2/天空の国ラピュタ<TVM> 《ネタバレ》 後編は「空飛ぶ島」と「馬の国」。(この邦題はスゴイな…NHKでオンエアした時はもっとフツーのタイトルでしたよ) このTV作品が特殊なのは初めて4話すべてを映像にしたことによると思います。 前編はVFXが多用された視覚的に楽しいものでしたが、こちらはより風刺がきいたシビアな内容。 ラピュータが上を飛ぶバルニバービの現実感覚のない学者たちや賢い馬(フウイヌム)に自分たちより劣る存在として扱われるヤフーも人間を痛烈に皮肉ったもの。 どちらも映像にするのは難しく画的には前編より地味ですけれど、こちらの方が貴重といえるかもしれません。 気高い馬と野蛮なヤフーの対比は衝撃的、ミストラルとガリバーの友情は感動的です。 原作ではガリバーはヤフーを忌み嫌うあまり家族を含めた人間全てを否定するようになってしまいますが、そこまでシニカルな描き方はせず家族愛を強調、テーマと物語性を両立させています。 (前編と後編をあわせて一作品としてDVDにもなっていますが米国版のリージョン1。 日本版があるアリスと違い、ガリバーは日本ではマイナーな存在なのでしょう。 YOU TUBEで半分ずつ見ることができましたけど)[地上波(吹替)] 7点(2011-05-07 09:22:54)

397.  ファンボーイズ SWファンは見た方がいいのでは☆ SWパロディは「スペースボール」「親指スター・ウォーズ」等ありますけど、これは1本シリアスなストーリーを通してしかもベタになっていないのがいいです。 「スーパーマン リターンズ」でジミー・オルセン役だったサム・ハンティントンが主人公エリック。 あちこちにSWネタをちりばめる(埋めこむ?)だけでなく、STのアノ人も! ビリー・ディー・ウィリアムス(ジャッジ・ラインホールドって名前の俳優さんいましたよね)はわかったけど、キャリー・フィッシャーは気づかず… トレッキーたち(オタク度はこっちが上)との衝突が一番面白いかな。 SW・ST両方とも好きなので悪口合戦が面白くって、それぞれ別な王様に忠誠を誓う家来たちのようです。 仲良くすればいいのにと思いつつ、本人たちもいがみ合ってるのが楽しいのかもしれず。 合言葉「不潔なオタンコナス」(SCRUFFY NERF HERDER)は「帝国の逆襲」でレイアがハン・ソロにいう憎まれ口をちょっと短くしただけ。 最後「エピソード1/ファントム・メナス」の真夜中の封切りにつめかけたファンの上映前の熱狂ぶりには胸が熱くなります。 SF映画に愛を捧げる作品として「ギャラクシー・クエスト」よりは小粒ですが、いい映画。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-07 09:21:11)

398.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 ガリバーのラピュータのイメージをとりいれ膨らませた冒険アニメ。 宮崎作品としては湿気少なくグロテスクな要素も薄く、なおかつ監督の資質は十分生かされたバランスのよい作品。 欧米人にはラピュータを題材に東洋人が西洋的に描いた作品ということで、オリエンタルな「千と千尋」や独自の世界を構築した「ナウシカ」よりは珍しさが少ないかもしれないけれど、国内の支持はダントツ。 ヒロインを立たせず主人公が男女2人なのも、内容が濃くとも過剰までいかないのも均衡が保たれている所以、「未来少年コナン」的ともいわれるパズーのキャラがよい意味で健全。(声優さんの力も大きい) 輝く飛行石やシータの呪文、永遠の浮遊から解き放たれて飛んでゆく大樹など幻想的で美しいイメージと、ドーラ一家との追走劇などの活劇要素が一体となった世界は魅力あるもの。 シータの言葉にあるように人間は土から離れては生きていけない、でも同時に離れたい気持ちもある存在なんですよね。 そういった人間の相反する部分も主題として含まれていて、地上に生き空を見上げる人間の小ささも大きさも感じさせ、楽しさの裏側に哀しさもあるのがよいです。[地上波(邦画)] 8点(2011-05-01 07:01:31)

399.  ガリバー/小人の国・大人の国<TVM> 自分にとってガリバーの映像作品というとこれ、1996年のホールマーク・エンターテイメントによるテレビ作品で、ファンタジーの形をとったスウィフトの風刺小説が原作。 「アリス」(99)より先に作られたこちらも出来がよく、単調にならないよう回想と現在を組み合わせた構成も凝っていて、前編は有名な「小人国」と「巨人国」。(この2つは後の2つよりも時代背景を知らないと風刺の対象が理解しずらい) テッド・ダンソンが異世界に旅しそれぞれの国で「人間山」「人間虫」と呼ばれる船医レミュエル・ガリバー、息子とともに彼の帰りを待つ妻がメアリー・スティーンバージェン。 彼女に言い寄る医者もいてテンションが持続し、「巨人国」でガリバーの世話をする少女グラムダルクリッチ(「秘密の花園」のケイト・メイバリー)が自分よりずっと小さなガリバーに恋してしまうのがほほえましくも切ないエピソード。 俳優陣も豪華でピーター・オトゥールとオマー・シャリフが出演しているのも、デヴィッド・リーン作品ファンが喜びそうなキャスティングでした。[地上波(吹替)] 8点(2011-04-28 14:47:52)

400.  ジャンパー 内容はヒドイもんですが、テレポーテーションを見せるためのストーリーとキャラクターだと思いますので。(点数は視覚・音響効果に) 観光映画としても007よりスピーディ。 少しだけクリステン・スチュワート(ヒロインよりかわいい)とダイアン・レインも。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-27 11:50:08)

000.00%
100.00%
200.00%
3171.92%
400.00%
5819.15%
623326.33%
733337.63%
818921.36%
9273.05%
1050.56%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS