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401.  マンマ・ミーア! 「アバ/ザ・ムービー」は一度しか見てないし、CDも「アバ・ゴールド」とこのサントラしか持ってないけどABBAは好き♪ 一つのグループでこれだけ多くのポップな曲をもつのは他にはビートルズくらい? ヴァネッサ・パラディ主演、ドロン&ベルモンド共演の「ハーフ・ア・チャンス」に似たパパ探しのお話で、可愛いソフィーと婚約者以外はオジちゃん・オバちゃんばかりで絵的にはちょっと苦しい映画ですが、俳優さん入魂の歌とダンスをヘタレぶりをふくめて楽しめばいいと思うけど。 メリル・ストリープは「プレンティ」で共演したスティングのコンサートに招かれた時、「あなたがうらやましい!」と告げたそうで、映画俳優は観客のナマの反応を感じる機会が少ないから歌手への憧れがあってもおかしくない。 コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ピアース・ブロスナンの3人のパパたちはレコーディング・ルームで恐怖で固まってたそうで、(当然レッスンはしてきたでしょうけど)「恥をかきたくたい」「笑いモノになるんじゃ」との不安との闘いだったのですね。 CDにおさめられた歌の中ではメガヒット曲群をさしおき、彼らがフィーチャーされた「アワ・ラスト・サマー」が一番よかった気がします。 努力のたまもの! 舞台にはないギリシャの海・空・空気をパッケージングできるのも映画ならではの贅沢。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-12 06:07:32)

402.  ハワーズ・エンド E・M・フォースター×アイヴォリー第3作。 不遜なウィルコックスが幅をきかせているせいで非常に不愉快な映画だが、冷厳な階級意識とそれに柔軟に対応する精神を見てとることはできる。(フォースターは英国に存在する「壁」とそれを越えようとする人間を書いた) 翌年の「日の名残り」では惹かれあいながら結ばれることのないアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンが、心の離れた夫婦なのが面白い。 鷹揚なマーガレットは二つの世界を身をもって繋ぎとめるが悲壮感はなく、そこに居場所を見出すことを当然と受け入れる潔さ。 ヘレナ・ボナム=カーターは「眺めのいい部屋」につづいての奔放な令嬢、「モーリス」ジェームズ・ウィルビーも姑息な嫡男として重要な役割を果たす。 嵐が吹き荒れた後事態は収束し収まりがつくのだが、惜しむらくはキャラクターの内面描写が十分とはいえず展開に性急さ・不自然さを感じるのと、フォースターの小説同様誰もが共感を感じられるような万人向けの内容ではないことか。 英国の「家」に対する感覚は独特である。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-29 06:00:40)(良:1票)

403.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 陽の「ガンプ」、陰の「バトン」。ダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」に比肩するようなユニークなストーリーを革新的な技術を使い丹念に緻密に描いているが、サラサラと流れていってあれほどには心に残らないのは、何かが足りないかあるいは余分なのだろう。ヴィジュアリストのフィンチャーは見せ方は上手いが、人に感銘を与えるような題材には向いていないかもしれない。逆の軌道を生きるベンジャミンとデイジーの蜜月は、あたかも日食や月食のようにめぐりきて去ってゆく。「ロック、ストック…」のジェイソン・フレミングが息子に複雑な感情を抱く父親を演じて印象を残す。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-26 06:00:08)

404.  シャーロック・ホームズ(2009) シドニー・パジェットの挿絵から抜け出たようなオーセンティックなシャーロック・ホームズはグラナダTV版があるので作る必要はないし、好かないガイ・リッチーがホームズ・エレメンツを使って暴れてる感じですが、まずまずなエンタメ・ホームズ? グラナダ版にも出演経験のあるジュードのワトスンには大方の観客がOKをだすでしょうが、ダウニーJr.のホームズは英国英語発音もふくめてちょっとな~~(ヤク漬けのイメージ合致はともかく、戦う社長トニー・スタークの方があってない?) 2人の女性キャラ、アイリーン・アドラー(ボヘミア国王と別離後結婚した夫と離婚? 峰不二子キャラはヤだな)、メアリー・モースタン(この中では「四つの署名」は存在しないようですね)も魅力薄。 リッチーは「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」をジュブナイルでも同じホームズ物のバリエーションとして意識していたでしょうし、似た印象をもつものになっています。(まがまがしい秘密結社的な邪教集団、モリアーティの影) 高名な人物の落し胤であるブラックウッド卿の出自は「プライオリ・スクール」的かな。 クライマックスの建設中のタワーブリッジ(1894年完成)は今の技術でないと見られない光景。 ヴィクトリア朝のロンドンを小綺麗でなく生々しく描いたのはいいし、「ワトスンに冷たくされるとサミシイ」ホームズはやはり観客のツボ♪♪♪ 正統派ミステリーファンはホメない映画でしょうけど、仕方ないかな。 フィッシュ&チップスはああいう風に食べてるとおいしそうに見えます。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-21 13:11:06)(良:1票)

405.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 映画通がほめるのは脚本が練られていてきっちりと構築されているからだと思いますが、テクニカルな映画はあんまり得意じゃない。計算された世界は息がつまりそうで、情感が少ないからラストも唐突で取ってつけたような感じを受けます。下世話な材料を品よく料理しようとしてるのも、なんかね。それでもいいと感じるのは、ジャック・レモンの純朴な男の哀感と彼の元に急ぐシャーリー・マクレーンの表情。「よかったね」と思える。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-08 06:50:03)

406.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 《ネタバレ》 ジャジーな雰囲気が好きな人にはたまらなさそうで、ピアノの上でくねくねしながら「メイキン・ウーピー」を歌う赤いドレスのミシェルはSEXYを絵に描いたよう。わびしさ漂うベイカー・ボーイズは本物のブリッジス・ブラザースだけにリアリティあり、個性バラバラな3人がユニゾンした時間は眩しい光を放っていた。出会いがあれば別れも。アメリカの強みは「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」のようにいつ使ってもしっくりくるスタンダード・ナンバーがたくさんあること♪[地上波(吹替)] 7点(2010-03-04 06:31:37)

407.  恋のためらい/フランキー&ジョニー 二人ともめずらしい役柄、きれいに見せていないファイファーとひたすらやさしいパチーノ。戯曲の雰囲気が残されていて舞台劇のようなたたずまい、ニューヨークの片隅の空気。同じゲイリー・マーシャルの「プリティ・ウーマン」よりずっといいと思いますが、役者さん含めて全体の雰囲気が非常にアメリカ的なのは同じで、それが好きかどうかでしょうね。あまり女性に「傷ついてます」って顔してもらいたくはないです。ジョニーがフランキーのためにジャガイモで作ったバラの花が本物より美しく見えるのは、気持ちがこめられているから。リッキー・リー・ジョーンズは歌う「これが恋にちがいない♪」[DVD(字幕)] 7点(2010-02-07 06:53:26)

408.  魔女の宅急便(1989) 魔女っ子キキのひとりだち。 宮崎さんは原作を自分の好きなように作り直す方ですが、これはそれが功を奏してるかと。 角野さんの魔女宅シリーズには独自のムードがありますが女性向きという印象がつよく、長い髪のキキは魔法が使える以外はひっこみじあんな普通の女の子、つきつめれば女系家族の話でもあります。 3作目のケケみたいな個性的な魔女っ子も書けるのにキキのような子をヒロインにしたのは、普遍的な女性像を書きたかったように思えますが、男性はあまり読まない本ではないかと。 監督はそういう女性的なテイストよりも、純粋にキキの飛行能力と自分に重なる空に憧れるトンボ少年に惹かれたのかもしれないし、興味のないエピソードはバッサリと切り落として原作にはない大きなハイライトを入れ(あまりに自分の作品と違うので、角野さんが製作中に宮崎さんに相談にいったほどの別物に)、男女に関係なく見られる広がりのある作品になったと思います。 (キキ役の高山みなみさんとジジ役の佐久間レイさんは、翌年ムーミントロールとミイに)[映画館(邦画)] 7点(2010-02-06 07:11:51)

409.  キタキツネ物語 はじめて見たキツネの映画。動物映画としても音楽映画としても魅力があったと思います。主役のキツネは犬くらいの大きさに見えますが、本物はとても小さい。そんな彼らを見つけるだけでも大変なことで、1本のドラマ仕立ての映画にするまでには何度も監督の交代があったとか。人間は自然や野生動物を脅かす存在であることを表現するためにキツネにストレスになることもなされていますが、長時間待つことを強いられる動物写真家や動物映画製作者の仕事は本当に動物が好きでないと出来ません。フレップやレイラやこどもたちの歌がそれぞれあり、サントラが今でも出されているのはいい曲が多いからでしょう。黄金色のキツネの住む国には彼らを愛する人がいます。[映画館(邦画)] 7点(2010-02-04 06:58:35)

410.  きつねと私の12か月 ドキュメンタリーの「皇帝ペンギン」と違い、少女リラの描写はメルヘンチック、きつねテトゥはドキュメンタリータッチの不思議なブレンド。シニカルな評価もきかれる作品ですが、それもわからないではない。クギをさしているとはいえ本来好ましくない行為であるはずのリラの行動をこんなに楽しそうに描くのは。「きつね(野生動物)は可愛いけれど飼いならそうとしちゃいけないよ、会いたくなったらこの映画をみてね」ってことかな。それでも誰もが親しみをもてそうな、きつねのような赤い毛でそばかす(この素朴なルックスが作品をしっかりガード!)のリラが名の色の服をきて美しい自然の中を歩き回る1年につきあうのは無意味な時間ではないと思います。少し加工されていますが、本物の自然の映像は貴重。この国のサイトはもう閉じていたのでフランスのサイトから壁紙をもらってきました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-03 06:59:01)

411.  デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー<TVM> 「ブレードランナー/ファイナルカット」にあわせて製作されたドキュメンタリーは、BRのメイキングらしく精緻で優美さをたたえる。 存命の主要なスタッフ・キャストが顔をそろえ、BRとの関わりを避けていた感のあるハリソン・フォードも、穏やかな表情を見せている。 誰が見ても彼よりルトガー・ハウアーが印象的な作品が年月とともに特別な評価を得る一方で、フォードにとっては常に自分の中での温度の低い作品であり、監督リドリー・スコットが芸術的感性の波長が合う同じヨーロッパ人のハウアー(ロイ・バティの辞世の句は、彼が考えた詩的なフレーズに差しかえられた)に入れこんで、フォードをかまわなかったのがしこりとなり、作品の陰鬱なムードになじめなかったことも手伝って、彼をキャリアの中でも高い位置にある作品から遠ざけていたようだ。 このドキュメンタリーにも出演しているサモンの著作などで、そのことを当然知っていると思われるスコットはしきりにフォードを称賛する。 贔屓のハウアーのことももちろんほめるのだが、それ以上にフォードを持ちあげ、25年前にできなかったことの埋め合わせをしたいかにも感じられる。 英国人スコットの米国式ルールとの衝突(「エイリアン」の時にも監督がカメラを操作できない規約に不満を持っていた)や、スタッフ(2人の脚本家、ファンチャーとピープルズの腹の探りあいは面白い)やキャスト(フォードとショーン・ヤングの不仲説は有名だが、ヤングはそれを払拭しようとつとめる)、ふんだんに挿入される蔵出しアウトテイクもファンには格別なギフトとなるが、フォードがようやく心を解いているようなのが何よりも安堵を覚える。 銀の鷲バティが輝いたのも、不安気なデッカードがいたからであろうから。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-10 07:00:06)

412.  プライベート・ベンジャミン 典型的ユダヤ系富豪子女ジュディがひょんなことからアーミーへ。甘やかされたポメラニアンみたいだった彼女が生まれてはじめて「ミジメ」「クヤシイ」気分をあじわって、めざましく成長。大きな目のお嬢様ソルジャー、ゴールディ・ホーンがキュートで、彼女をシゴきまくる仇役アイリーン・ブレナンがいい味。(個性的なルックスも希少価値)軍隊が修練の場でもそれに重きをおいていないのもいいところ。軽めですがラストもすっきりさわやか。エグゼクティブ・プロデューサーもつとめた彼女の代表作じゃないでしょうか。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-08 07:00:39)

413.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 H・G・ウェルズの謎めいた主人公に名前をあたえタイムマシンを作る動機となる婚約者エマを加えたのは映画らしくするためでしょうが、大多数の観客はここに執着してしまうから首をしめる結果になっていますが、ここはオマケだってわかっている既読の方はあまりこの作品をけなさないと思います。脆弱なイーロイ人のイメージは思いきって変え、モーロックも野蛮なだけの存在でなく、タイムマシンの造形、時間移動、空虚なミュージアムや異形の月と視覚的なイメージ豊かで、その中で変わっていく科学者。エマからマーラに簡単に乗りかえたように見えるのと、終末期の地球の画像が貧弱なのが残念ですが、最後の過去と現在がシンクロする場面での、時の彼方に消えた主人を思う家政婦(エマ・トンプソンの母フィリーダ・ロウ)の愛情がアレクサンダーにとどいたら、と思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-06 07:00:23)(良:1票)

414.  から騒ぎ ケネス・ブラナーが親しみやすいシェイクスピア喜劇をめざして作りました。トンプソンとブラナーは年令的なことを除けば役にはまっていて、もはや見られぬ楽しき夫婦漫才。ケイト・ベッキンセールはのちにアメリカでアクションするなんて思いもよらない可憐な令嬢ヒーロー。善人そうなクローディオが陰謀にかかってガラリと豹変してしまうのは、またもやシェイクスピア様のご都合主義炸裂ですが。ドン・ペドロがデンゼル・ワシントン(かっこいい!)なのは「オセロ」も黒人だから、いいのかな。(キアヌが弟なのは腹違いってことで…)イメルダ・スタウントンがヒーローの侍女マーガレットなのはちょっとした贅沢。警保団長ドグベリー(マイケル・キートン)はきちゃないけど、おもしろ~い![CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-04 07:00:05)

415.  十二夜(1996) 《ネタバレ》 キリリとしたイモジェン・スタッブスは「サマーストーリー」のミーガンより男装の麗人ヴァイオラ=シザーリオがそれらしく、双子の兄セバスチャンとも似た面差し。 シザーリオに恋してしまうオリヴィア(ヘレナ・ボナム・カーター)は恋路つっぱしる令嬢。 シェイクスピアは物語をまとめるため人物をチェスの駒やオセロの石のように使うのだけど、「十二夜」でもヴァイオラの苦しい恋が実るのはよいとして、オーシーノやオリヴィア、セバスチャンのあっけない恋のおさまりは、やはり舞台劇のためのキャラクターと見ゆ。 道化フェステ(キングズレー)の陽気な謡にはじまりおわり、侍女マライア(スタウントン)の悪知恵に踊らされし執事マルヴォーリオ(ホーソーン)はおかしくもやがて哀しき。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-03 07:02:22)

416.  風の谷のナウシカ メッセージ性(映画でも音楽でもこれが強いと逆に反応しにくい場合があります)や宗教色(清く正しいナウシカがメシアだもんね)は苦手ですが、執拗なまでに作りこまれた世界観とメーヴェを操るナウシカの爽快な飛びっぷりは魅力。王蟲(オーム)はこわくないけど巨神兵はすごくグロテスクで、一度しか見れてないのはアレのせい。子供たちの「姫ねえさま」って呼び方は、ちょっとこそばゆいです。[地上波(邦画)] 7点(2010-01-02 07:05:21)

417.  アバター(2009) ストーリーは論外なので、かめろん先生ご自慢の3D映像だけ堪能するつもりでシアターへ。3Dは視覚に今までにない体験をさせてくれます。でもデザインワークが好みでなく、土着的民族ナヴィの風習や生活には興味薄で途中でアキてしまって。(お定まりの戦闘の前に)ネイティリも個性が感じられず「絆」の名で動物を私物化してるのも傲慢な感じがしましたね。CGは無機的なものには有効ですが有機的なもの(特に動体)を掌握するにはまだ。パンドラのシーンは実写とは差がありすぎてバーチャルにしか見えませんから、完全な3Dアニメ作品にした方がまだ抵抗なく見られたかも。3Dが見られるような都市部に住む、自然に接する機会の少ない人を楽しませるための人工的な自然環境にはなると思いますが。かめろん先生は基本的な部分はいつまでも洗練されなくて、情熱的で才能あるクラフトマンでもアーティストではないんだな。(ホントは軍隊や戦争大好きなんでしょ?)「タイタニック」やこれのようなご大層な作品だとボロがでてしまう気がします。ご本人はきっと「全世界がまたオレにひれ伏した!」とご満悦なんでしょうけど。今後はムービーは3D、シネマは2Dと二分化していきそう。(3Dに加点してるので2Dだと6点)[映画館(字幕)] 7点(2010-01-01 07:00:26)

418.  宝島(1950) スティーブンソンの「宝島」は、簡潔で流麗な文体と海賊シルヴァーの特異なキャラクターで評価されており、このディズニー映画は95分とコンパクトながら、原作ファンをまずまず満足させる出来。 冒頭のビリー・ボーンズのくだりが省かれているので、黒犬がベンボー提督亭に現れた時は彼がボーンズかと見誤ってしまいましたが。 ジム・ホーキンス少年は想像より年少なもののがんばっており、リブシー先生やトリローニさん、スモレット船長もそれらしい風情。 実質的な主役であるジョン・シルヴァー(ロバート・ニュートン)をラストでは大胆に書き変え、彼に残された人間らしさとジムとの絆を強調しており(アニメの「トレジャー・プラネット」も同様にアレンジ)、原作のままではシルヴァーの魅力が十分でないと考えたようで、本ではシルヴァーよりもリブシー先生の方が好きだった自分も納得。 シルヴァーは個性的でも好人物とはいいがたかったからです。 砦のセットなどは「宝島に来た!」と思えていいのですが、ドラマ中心でジムがベン・ガンの皮ボートで漂流したり、ヒスパニオラ号を操舵するシーンがないのはやや物足りない気がしました。[DVD(字幕)] 7点(2009-12-03 02:23:39)

419.  山の郵便配達 メールは便利ですが手紙のありがたさにはかないません。それがどこでも一通一通人の手で届けられているのを、父子二代の心情と中国の山河とともにしみじみ見せてくれます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-02 02:03:59)

420.  スペースバンパイア 男子の目の保養映画ですけど、オモシロイのは確か。邦題もわかりやすいし、マンシーニのアップテンポのスコアやダイクストラの不気味な宇宙船も独特のものがあります。マチルダ・メイの完成度の高いボディ&ルックスも美し~♪ピカード艦長が途中退場なのは残念。(彼女に吸引されちゃうよりはいいかも)オバノン脚本で「エイリアン」風味もアリな怪作。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-29 00:00:06)

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