みんなのシネマレビュー |
|
401. ひき裂かれた盛装 成田三樹夫が主演クラス且つ現代劇で出ている数少ない映画という理由、つまりは成田三樹夫を目当てで鑑賞。 実際に見てみたら、期待通り成田三樹夫の魅力が炸裂しており、しかも藤村志保が予想以上に美しくて、得した気分。 しかしツボにハマったのは藤村志保のボディガードのご婦人。 これが実は一番面白かったかも![CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-29 22:38:17)《改行有》 402. 社長三代記 《ネタバレ》 楽しめました。 特に森繁と小林桂樹の掛け合いが面白い。 司葉子も杉葉子も綺麗![CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-27 15:35:04)《改行有》 403. 薄氷の殺人 《ネタバレ》 もちろんグイ・ルンメイ目当てで見ました! 今までのイメージとは違った官能的なグイ・ルンメイを見る事ができて、それだけで満足です。 グイ・ルンメイを知らない人が見ても、本作は凡作の評価で終わるのではないでしょうか。 とにかく、グイ・ルンメイを鑑賞するための作品だと私は思うわけであります! にしても彼女を助けたいとか言っておいて、観覧車の中で彼女に淫らな行為をする主人公、うらやま、、いや、けしからん![インターネット(字幕)] 7点(2020-11-24 19:48:49)(良:2票) 《改行有》 404. サラエボの花 《ネタバレ》 戦争映画でよく集団暴行シーンは出てくるけど、その後の被害者をリアルに描いた映画は少ない。 この作品は、戦争の残酷さを丁寧に描いている。 被害者に感傷的に寄り過ぎず、一定の距離を置いていて、まるでドキュメンタリー映画の様だ。 その撮り方が、かえって戦争による被害を克明に描く事に成功している。 淡々と被害者のその後を描く事によって、いかに戦争というものが、被害者のその後の人生に永らく影を落とすか、それを雄弁に物語っている。 目を背けたくなる厳しい現実を目の当たりにして、戦争はやはり良くないものだと、力強く再認識させられた。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-22 19:41:45)《改行有》 405. コーヒーをめぐる冒険 《ネタバレ》 モラトリアムで孤独な青年をめぐるお話。 コーヒーになかなかありつけないどころか、楽しいとは言い難い出来事ばかり起きる。 特に元同級生でメンヘラな女性とのエピソードはなかなか心が痛い。 ヌーヴェルヴァーグ的でもあるけど、ヌーヴェルヴァーグよりカラッとしていてアッサリとした、また異なる味わい。 そうか、苦味があるんだな。 いま気づいた。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-20 22:49:55)《改行有》 406. でーれーガールズ 《ネタバレ》 女のコたちが明るく騒ぎまくる映画を想像していたら、意外にも重いテーマの映画だった。 漫画の中の男のコに恋をして、そこから友情が破綻していくというストーリー自体はどうかと思うが、あの日あの時大事なあの人に言葉を伝える事の大切さ、もしそれが出来なかった場合には、一生後悔するであろうという内容、これには非常に感銘を受けた。 足立梨花はなかなかのオーラを発していて、貫禄がありながらどこか儚さや哀しみを携えているような趣き。 山口百恵の曲がここまで映える映画もなかなか無いかも。 最後は意外と感動させてもらえました。[インターネット(邦画)] 7点(2020-11-19 17:57:23)《改行有》 407. Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 こにたんと金城武を目当てで見たのに、思いのほか、内容も悪くはなかった。 「生きていたら良い事もあるんだ」 「自分を信じろ、自分に期待しろ」 心に残る深い言葉がじんわりきた。 こにたんの歌、とっても良い! うまいし声も綺麗だし、曲も良い。 でも一番良いのはこにたんの美しさ! 金城武もかっこよかったし、こにたんも美しかったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-12 23:19:30)《改行有》 408. おくりびと 《ネタバレ》 あまり期待せずに見ましたが、意外と感慨深い内容で良い作品でした。 死というものに正面から向き合った作品として、貴重なんじゃないでしょうか。 大抵の映画は死というものを否定的に捉えますが、この作品は違います。 誰にでも訪れる当たり前のものとして死を捉えています。 その当たり前に訪れる死に際して、私たちはいかなる心持ちで接するべきか? そんな事を見ていて考えさせられました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-08 22:30:01)《改行有》 409. もらとりあむタマ子 《ネタバレ》 こののんびりとした流れ、好きだなあ。 タマ子もいずれはそれなりに自活できるようになるんだと思わせる。 父親との微妙な距離感もリアルで面白い。[インターネット(邦画)] 7点(2020-11-05 08:20:04)《改行有》 410. 地上より永遠に(1953) 《ネタバレ》 個人的に最近見たアメリカ映画は不作続きだったが、久しぶりにアメリカ映画で楽しめた。 バート・ランカスターがやはり良い。 軍隊モノとしての要素と恋愛モノとしての要素が、うまく融合した作品。 軍隊内での階級が事細かに出てきて面白い。 将軍に将校に下士官。 大尉、曹長、伍長、二等兵。 この辺の階級に関わる興味は男ならではのもの。 女性は興味ないだろなぁ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-29 16:08:48)《改行有》 411. そうして私たちはプールに金魚を、 《ネタバレ》 ぶっ飛んでます! 分かります分かります、その気持ち。 西武バスに乗ってる時の、あの気分。 この街からいつ抜け出せるんだろ? 鬱屈した気分になるよね。 分かります。 にしても、4人のうち1人だけスタイル抜群の、もの凄く可愛いコが出てますな。 このコだけは狭山で終わらない気がする。 そんな気がした、狭山が舞台のショートムービー。 以上![インターネット(邦画)] 7点(2020-10-23 23:04:19)《改行有》 412. 鬼灯さん家のアネキ 《ネタバレ》 話としては面白かったけど、今泉監督ならではの魅力は感じられなかったかな。 結局、吾朗の性欲は解消されないままだろうし。[インターネット(邦画)] 7点(2020-10-23 01:27:43)《改行有》 413. nico 《ネタバレ》 無差別殺人集団の話かと思いきや、無差別殺人集団の映画を作ろうとしている自主製作映画集団の話だった。 何だかややこしいし、よく分からない内容なのだが、会話の掛け合いの面白さは今泉監督ならでは魅力が発揮されていた。[インターネット(邦画)] 7点(2020-10-19 00:45:05)《改行有》 414. 死刑執行人もまた死す 終盤の逆転に次ぐ逆転劇は緊迫感があるが、少々分かりにくさもあった。 傑作とまでは言えないかなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-18 22:26:56)《改行有》 415. 三姉妹~雲南の子 このドキュメンタリー映画は同情を誘う為の映画ではない。 これについてはワン・ビン監督へのインタビューでも明らかだ。 長女が逞しく、慎ましやかに生きている姿が感動を呼ぶのです。 だけど、長女がずっと咳をしているのが気にかかった。 これだけは見ていて辛かった。 悪い肺病とかでなければ良いが・・・ 貧しいからイコール不幸だと思わない。 スマホとにらめっこで物質的に満たされていても不幸な人間は腐るほどいる。 「豊かさと幸福度」の関連性について、どう捉えているかによって、鑑賞後の印象を左右するかもしれない。 私は少なくとも、この三姉妹を不幸だと決めつけたくはない。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-17 21:12:31)《改行有》 416. 三人の狙撃者 コンパクトにまとまっており緊迫感があって、なかなか楽しめた。 最初から最後まで退屈せずにみる事ができた。[インターネット(字幕)] 7点(2020-10-16 22:57:17)《改行有》 417. 偽れる盛装 大好きな大映の、大好きな雰囲気の作品。 冒頭で大映のロゴが出てくるだけでワクワクします。 京都の重厚でいて封建的な街風情を、余すところなく描いている。 京マチ子が苦手なのが唯一の難点なだけで、それ以外は存分に堪能できました。 ますますこの時代の大映作品を好きになりました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-05 00:20:54)(良:1票) 《改行有》 418. 異母兄弟 《ネタバレ》 人格破綻者の軍人鬼頭を三國連太郎が魂を込めた迫真の演技で演じている。 それに負けていないのが、女中から妻となった田中絹代で、穏やかながら鬼気迫るものを感じた。 内容としては淡々と進み、静かに終わりを告げるが、それはまるで軍人鬼頭の人生にかぶる。 鬼頭の生き様が、この映画に投影されている。 日本映画史に名を残す作品とあって、とても見応えがありました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-02 16:43:37)《改行有》 419. 三たびの海峡 《ネタバレ》 三國連太郎自身が推す作品であり、三國が後世に伝えたかった事実が詰まった作品。 事実を確定するのは困難だが、この作品を作り上げた神山監督、そして身体を張って演じた三國は確かな仕事をしたと感じる。 この作品が一人でも多くの人に影響を与える事を祈ると共に、偉大な俳優である三國連太郎に敬意を表したい。 三國連太郎は実に偉大な人間であり、俳優であった。 この作品を見て、ほんとそう感じた。 しみじみと心に残る作品である。 最後に、この作品の初レビューが私であり、他にレビューされていない事が残念で仕方ありません。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-29 23:42:15)《改行有》 420. 白痴(1951) 《ネタバレ》 見始めて、これは名作だと感じたが、後半が退屈して長く感じてしまった。 森雅之が白痴の役を演じたのは意外だった。 東山千栄子の存在感がもの凄かった! 久我美子は可憐で軽やか、現代でも違和感のない都会的な顔立ち。 三船敏郎は良さを発揮できていない。 原節子のトップクレジットは詐欺だ。てっきり原節子が白痴の役かと思ったじゃないか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-27 22:38:32)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS