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441.  映画 中二病でも恋がしたい! Take On Me 完全新作の劇場版! テレビシリーズのファンならばかなり満足度の高い作品だと思われ。 付き合ってるのに相変わらず進展しない優太と六花の恋の行方にやきもきドキドキしつつ、日本全国を旅するロードムービーとしても面白い仕上がり。 丹生谷と凸盛を敵に回して4つ巴のバトルが楽しめるのもポイント。お馴染みの脳内補完バトルは劇場版らしくかなりの迫力でそれだけでも価値があった。 注意点としては、くみん先輩と七宮と一色の出番は少なめな事。 個人的に「たまこまーけっと」ネタや札幌市内が出てきたのも嬉しいポイント。 また、本編始まる前に撮影タイムなる謎のイベントがあり、私は恥ずかしくてちょっと遠慮したのだが、隣のjcくらいの娘はノリノリで撮影していて、しかもフリル付きのスカートとニーハイを履いていて、これは中二病に違いねぃ!などと勝手な妄想を繰り広げておりました(←ヤバい奴 笑) ラスト10分くらいの急激な盛り上がりにはやられた!泣ける![映画館(邦画)] 8点(2018-03-12 16:07:51)《改行有》

442.  リップヴァンウィンクルの花嫁 ドラマ版として全6話からなる【serial edition】というものが存在していて、4枚組の豪華版Blu-rayに付属しているのでこの映画のファンの方には是非お勧めしたい。6話分合わせると4時間という大作で、劇場版にはないシーンが数多く収録されている。例えば、通信家庭教師の教え子も映像で出て来るし、劇場版ではあっさりしていた前半の新婚生活もじっくり描かれていたりする。後半では真白と部屋を探すシーンで3部屋くらい余計に回ったり、もう色々楽しい。また、劇場版にあったのに削られたシーンもあったりするので全てのシーンを合わせた完全版が観たいなぁと思ったり(一体何時間になるんだ?)。それと、劇場版では謎だった、突如白い帽子を被る黒木華のシーンが、ドラマ版のエンディングムービーだったという事がわかったのは収穫だった。[映画館(邦画)] 8点(2018-03-12 16:05:13)

443.  坂道のアポロン 《ネタバレ》 友情を確かめ合うのに言葉なんていらない、音楽さえあれば。 愛する気持ちを伝えるのに言葉なんていらない、音楽があればいい。 そんな感じで、音楽の素晴らしさは感じられたが、ストーリーに少々深みが足りなかったかな。 この監督はクライマックスに悲劇的感動展開を入れないと気が済まないようで、そこがちょっとベタに感じられたのでマイナス。 でもね、それがラストに対する壮大な伏線になっているんならいいよ? あれだけの舞台を用意して最後、小松菜奈に歌わせないってどういうこと?絶対盛り上がるだろうに。勿体無い。[映画館(邦画)] 6点(2018-03-12 14:30:54)《改行有》

444.  去年の冬、きみと別れ 騙された騙されてないで言えば騙された事になるんだろうか。 なんとなくは読めたし、そこまでやられたぁって感じじゃなかったんだけどね(負け惜しみ) とは言え、こういう最初から観客を騙す目的で作られた映画、嫌いではない。 ただ、予告編で観るもの皆騙されるとかあまりに煽りすぎだとは思った。どうしても疑ってかかっちゃうからあらゆる可能性を探るよね。 斎藤工の演技がとにかく最高だったので、それだけでも観る価値はあると思う。 とにかく、情報を何も入れずに観た方が楽しめます。[映画館(邦画)] 7点(2018-03-12 11:40:00)《改行有》

445.  お嬢さん(2016) とことん作り込まれた世界観が心地よい。 洋と和が同居する巨大な屋敷では夜な夜な官能小説の朗読会が行われ、膨大な数の稀少本が取引されていた。 その屋敷の主は上月という変態ジジィで、一緒に暮らす日本人の姪(お嬢さん)と結婚しようとしていた。そこへ、詐欺師の男と仲間の女が侍女として乗り込み、財産を狙う。 二転三転する物語はサスペンスと官能に満ちており、飽きさせないし、何より俳優達の演技の本気度が日本映画とは桁違いな次元で凄さが画面から滲み出てる。美術面においても妥協のない作り込まれたビジュアルは圧倒的な説得力を放っていた。 ストーリー的には多少無茶な所もあったが、その雰囲気だけでも一見の価値ありな凄い映画だと思う。[映画館(字幕)] 8点(2018-03-11 18:42:55)《改行有》

446.  ディストピア パンドラの少女 《ネタバレ》 予備知識を入れずに見て、途中でゾンビ映画だと分かりテンション上がった。 単なるゾンビ映画ではなく、ゾンビとの共生という新たなアプローチが興味を引くし、主人公の少女の設定が危うく、いつ暴れだすかわからないもんだからヒヤヒヤしっぱなしだった。 ただ、最初は人間に対しても理性を失っていたのに、途中から猫などの動物にのみ反応していたのはちょっと設定がわからなかった。段々と理性をコントロールできるようになっていたと言う事でいいんだろうか? 全体的に見ると、終末観満載の舞台設定と、緊迫感溢れる展開の連続で終始引き込まれた。[DVD(字幕)] 8点(2018-03-10 21:39:36)《改行有》

447.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 まず映画の音声ガイドの仕事というものに初めて触れ、こういう世界があったのかと、とても興味を惹かれた。 視力障害を持った人がどうやって映画を楽しんでいるのか、絶妙なタイミングで挿入される状況説明や、BGMを頼りに想像力をフル回転させて楽しんでいるんだと言う事がわかり、これには感心させられた。でも、ガイドにはその人の主観が入るとかえって邪魔になってしまったりで、非常に奥深い世界なんだと思った。 なんと言っても、段々と視力を失っていくカメラマンを演じた永瀬正敏が凄い演技で良かった。 かろうじて見えていたのが徐々に視界が狭まっていき、やがて完全に見えなくなってしまうその瞬間を捉えた表情が、なんとも切なくてやりきれなかった。[DVD(邦画)] 8点(2018-03-08 20:13:08)《改行有》

448.  幼な子われらに生まれ 「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」の監督という事でそんなに期待していなかったが、普遍的な家族の崩壊と再生のドラマをリアリティたっぷりに描いており、終始引き込まれた。 バツイチ同士の再婚に伴う、血の繋がらない父と娘の衝突や、それに伴う夫婦の関係の変化などが丁寧に描かれていた。 DVでギャンブル中毒の元夫役を演じたクドカンは、絵に描いたようなクズ男だったが、妙に人間臭さに溢れており印象に残った。 そして、なんと言っても浅野忠信の安定感。 再婚相手の連れ子とうまくいかなくて、仕事でも煮詰まり、段々と精神的に余裕がなくなっていく様を静かだが真に迫る演技で見せてくれた。連れ子の長女を演じた子役も良い演技だった。[DVD(邦画)] 8点(2018-03-07 20:40:28)《改行有》

449.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 88歳の監督とは思えない、若さと希望に満ち溢れた青春群像劇だった(失礼)。 予告編を見た限りでは実際に起きたテロ事件を「ハドソン川の奇跡」風にドキュメントを織り交ぜながらサスペンスたっぷりに描くのかなぁと思っていたら、これはいい意味で期待を裏切られた。 まず、主人公の3人の友情物語を小学生時代にまで遡ってじっくり描いていたのが良かった! さらに大人になってからはそれぞれの人物の挫折や進路などを描きつつ、また集まって一緒に旅行するというロードムービー的な楽しさ。 まるで一緒に旅行しているかのような一体感に包まれた所であの事件ですよ。これは絶対感情移入するだろう。 こういう実際の事件を見ると、運命の力というものを強く感じる。 主人公の作中の台詞「人生が動かされていると感じる瞬間がある」というのが印象的で考えさせられた。[映画館(字幕)] 8点(2018-03-04 23:04:47)(良:1票) 《改行有》

450.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 あの研究所が何をやってるのかよくわからない。 主人公と一緒に暮らす画家の関係性もよくわからない。 画家に怪我を負わせ、猫を喰って逃走した謎の生物が、すぐに戻ってきて改心し、猫と遊んでいたのもよくわからない。 ナレーションの人物が誰なのかもわからない。 トイレで用を足す前に手を洗うのがわからない。 たぶん私の理解力が足りないだけなんでしょうね。 ストーリー自体は寓話性に満ちていて実にシンプルだし、マイノリティーに対するテーマも判りやすい。サスペンスもある。ただ、悪役はちょっとステレオタイプなのと、ラストがいまいちだったかなぁ。[映画館(字幕)] 6点(2018-03-04 22:51:56)《改行有》

451.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》  2日続けて観に行くほどこの映画にはまってしまいました。「愛のむきだし」におけるアクロバティック盗撮のくだらないコメディパートが好きだった自分としては、久々の笑い全開なノリが最高でした。監督自信初の娯楽作と言うだけあって、とにかく観客を純粋に楽しませることに徹底しているからこれは楽しんだもん勝ち。全く飽きさせないテンポの良さは素晴らしい。ストーリー的にはありえない展開の連続だが、それを納得させてしまう強引な演出力と説得力のある画はさすがである。出会うはずのなかったヤクザと映画バカ集団、これが如何にして奇跡の合体を果たすのか?ワクワクしながら見ていたら・・・星野源がゲロを吐いて偶然にも祀ってあった木箱から願い事を書いた札が云々・・・って、書いてて馬鹿らしくなってきた。何この安い香港映画みたいな展開。バカバカしくって最高よ(笑)  また、キャラクターも皆魅力的だった。嫌いなキャラが1人も見当たらない。特に最高だったのが、監督の分身とも言える映画バカを演じた長谷川博己である。これまでのイメージを一新する型破りな役を見事に演じきっている。念願かなってついに映画を撮れる、しかも最高のシチュエーションで!という時に発せられる「フォォーーー!!」という雄叫びは忘れられない。ラスト、気が狂ったように髪を振り乱し、疾走する姿は不気味さを超えて妙に清々しさを感じた。というか、アンガールズ田中にしか見えなかった(笑)  最後に、掟破りとも言えるラストシーンについて。あれはカットの声がかかっても尚も走り続ける田中・・・もとい長谷川博己を走り終える最後までスクリーンに映したかったからなんじゃないかなぁと。監督がどうせフィクションなんだしカットの後を見せたってなぜ悪いと言ってるような気がしてならない。[映画館(邦画)] 9点(2018-03-03 17:20:07)(良:1票) 《改行有》

452.  空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 う〜ん、予告編を観たイメージとは大分違った内容で‥‥。 空海が中国で大活躍する冒険譚みたいなのを期待すると肩透かしを食う事請け合い。 皇帝が死んでその死の真相を追っていくんだけど、黒猫が事件に絡んでて、この黒猫が喋るしめっちゃ強くて人を殺しまくるという。黒猫のラスボス感がヤバい。途中の楊貴妃メインの物語になってからは空海の影も薄いし、主人公誰なんだかわからない状態だった。むしろ黒猫が目立ち過ぎていた(予告には全然出てこないのに‥) 映像美と巨大なセットを縦横無尽に駆け巡るカメラワークは凄かったので損した気にはならなかったが、もうちょっとストーリーなんとかならなかったかなぁと思った。 あと、RADの英語の歌が狙い過ぎててなんか受け付けなかった。[映画館(吹替)] 6点(2018-02-26 22:23:55)《改行有》

453.  The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ 南北戦争のさなか、北軍の負傷した兵士が南部のとある学校に担ぎ込まれるが、そこは男子禁制の女子神学校だったという「白い肌の異常な夜」的展開。あまりに似てるので調べたら、なんとリメイクだったのね。 ただ、ソフィア・コッポラ監督という事で「ヴァージン・スーサイズ」を思わせるような、女達の抑圧された心理描写がとても上手く、大変引き込まれた。 ニコール・キッドマンとキルスティン・ダンストが特に良かった。時に愛に溺れ、時に残酷になる辺り。恐ろしくも美しい‥。[映画館(字幕)] 8点(2018-02-26 22:21:37)《改行有》

454.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 歌と踊りは圧巻で文句なしに楽しめた。だが、ストーリーがやや単調というか、浮き沈みはあるものの予想の範疇過ぎて‥‥全てが予定調和に感じられた。 さあ、サーカスを始めるぞってなってすぐ成功しちゃって、一気に金持ちになってたじゃん。いきなりそんな儲けられるのかなぁと、やや冷やかに見てしまった。 途中で見せ場を掻っ攫う歌姫とか‥‥あれ?なんか違う方向に行っちゃったなぁと思ってしまって。サーカス放ったらかして公演ツアーに行くとかどうなん?金を手にした途端欲にまみれまくってるやん(笑)歌姫は結局どうなったのか。スキャンダルとか必要あったの? もうちょい人間ドラマに力を入れてくれてれば心揺さぶられたのになぁと思う。[映画館(字幕)] 7点(2018-02-23 20:23:00)《改行有》

455.  パディントン2 脚本的にはかなりご都合主義だが、前作に比べて大人も楽しめる作品に仕上がってたし、スピーディな展開で飽きさせなかった。 パディントンがおばさんの誕生日にプレゼントする為に仕事をして、お金を稼ぐっていうのがいいよね。適当にやって失敗しちゃう所なんかはMr.ビーンみたいで面白いし、でもちゃんと上手く出来るまで努力する所がエラい。 前作のニコール・キッドマンといい今作のヒュー・グラントといい悪役がやっぱり変! 悪い奴なんだけどコミカルな所もあってなんか憎めないんだよねぇ。 前作に続いて、松坂桃李の吹き替えが上手い!紳士的だし凄いハマってて良かった![映画館(吹替)] 8点(2018-02-21 14:36:35)《改行有》

456.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 全体的にベタ過ぎる展開が目立つ。 今どきホテルの手違いで相部屋になっちゃったぁとか、ある?もはや古典的シチュエーション(笑)もうすぐ死ぬヒロインがクラス1地味な男を連れ回して、やたらスキンシップして相手に意識させまくってからかったり、これはあざとい。 そして、ラストはお決まりの死者からの手紙で真実が語られていくというもの。その手紙を発見するタイミングよ‥‥。こんな手垢の付きまくった展開で泣ける訳がない。という私は単なるひねくれ者ですね。セカチューとか好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。[DVD(邦画)] 4点(2018-02-21 05:45:03)《改行有》

457.  パディントン かわいらしくも紳士的なクマちゃんが活躍するドタバタコメディ。 イギリス映画らしい笑いが満載で面白かった。異色な主人公が周りから陥れられたり、ヒーローになったりというのは、さながらMr.ビーンをCGの熊に置き換えたらこうなるって感じがした。 最初はパディントンに厳しかったパパ役の人が、女装したり、パディントンを助けに行ったり大活躍していて良かった。[インターネット(吹替)] 7点(2018-02-21 04:24:26)《改行有》

458.  DESTINY 鎌倉ものがたり 全然期待していなかったせいか、かなり面白かった。 鎌倉には妖気が漂い、魔物や幽霊が集まっているという不思議な設定のもと(実際は居ないですよね?居るなら鎌倉に行ってみたい)繰り広げられる摩訶不思議な冒険譚。 邦画にしてはVFXがびっくりするぐらいリアルで、ここまでできるんだという驚きを感じた。 映画全体を支配するシュールというかちょっととぼけた感じの雰囲気がとても良かった。 堺雅人と高畑充希はそんな世界観にぴったりの人材だった。 この2人の掛け合いがほのぼのとしていて実にいい。いつまでも見ていられる。 あと死神役の安藤サクラもこれまたとぼけた感じでいいんだよなぁ。 ちょっと無理矢理感動させようとする苦手演出があったものの、そこまでくどくなく、もっと観ていたいと思えたので是非続編お願いします。[映画館(邦画)] 8点(2018-02-21 01:15:03)《改行有》

459.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 ジョシュ・ブローリンとベニチオ・デルトロがとにかくクセ者で胡散臭い! だけどついつい気になって見入ってしまう。それはまるで利用されてるだけと知りながらも見届ける為に協力する主人公のケイト(エミリー・ブラント)のように…。 いやあ、全編を通して伝わってくる緊迫感が最高でした。 ヴィルヌーブ監督の作品はハズレが多かったけど、これは文句なし![ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-02-21 01:13:18)《改行有》

460.  海街diary 良く言えばじんわり心温まる作品。 悪く言えば退屈。 私としては何か重大な事件が起きたり、悪役が出てきてヒロインがひどい目にあったり、無理矢理感動させようとしてきたり、といったお決まりの演出は嫌いなので、ある意味是枝作品は安心して観られるので好きである。 とにかくこの映画の登場人物(4姉妹)の事が好きになれるかどうか。そこが1番の評価の分かれ目なのではないかと思う。 私は長女のしっかり者だけど時折見せる不安げな表情、次女の恋に仕事に全力だが家ではだらしなくていつも姉に怒られている所、3女のマイペースな生き方、そして末っ子の戸惑いながらも揺れ動く心情にドギマギさせられた。気が付いたらこの4姉妹の物語に完全に引き込まれていた。ただ何気ない家での会話、料理を作ったり、皆で梅酒を作ったり、縁側で和んだり、そういう平凡な光景をいつまでも観ていたいと思わせてくれた。役者が人物を演じるというよりも、役になりきっているという感じが伝わってきて、あ、どちらも同じ意味か....。上手く表現できないので月並みな言い方をすると、是枝監督は役者の自然な演技を引き出すのが上手いなぁと。そう思ったのでした。[映画館(邦画)] 8点(2018-02-21 01:12:43)《改行有》

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