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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
441. ハイテンション 《ネタバレ》 冒頭でほとんどネタバレしてるなので、オチはすぐに分かってしまった。矛盾点が気になるとのご意見があるが、ストーリーの大半は彼女の独白(つまりは精神に異常をきたした彼女の妄想)なので、いちいち突っ込むのは野暮というもの。むしろここは、彼女の精神に同化し、恐怖を追体験するのが正しい鑑賞法かと思う。スプラッター度は噂ほどではなかったが、ジャネット・デ・ロッシの特殊メイクが冴える。[DVD(字幕)] 5点(2007-10-23 08:25:37) 442. リーピング 《ネタバレ》 『エクソシスト』のようなオカルトホラーだと思って観ていたら、突如『アルマゲドン』な展開に…結構お金かかってますね、この映画。しかし、なぜオスカー女優のヒラリー・スワンクがこの作品を選んだのか?一番の謎。[DVD(字幕)] 5点(2007-10-23 07:49:24) 443. インベージョン 《ネタバレ》 人間性を失うことにより戦争がなくなるという皮肉。都合4度目となるジャック・フィニイ原作「盗まれた街」の映画化。こんな風に人類は終末を迎えるのかもしれない。宇宙人の襲来といえば、『宇宙戦争』や『ID4』のようにド派手なものを考えがちだが、知らぬ間に身体を乗っ取られるというのは怖い。しかも眠ったらアウトという極限状況。ただ、いくら正当防衛とはいえ、あれだけ人を殺しておいてハッピーエンドというのは解せない。ニコール・キッドマンの下着姿に5点献上![映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 07:26:40) 444. 悪魔の棲む家(2005) 《ネタバレ》 オリジナル版ではほとんど悪霊は姿を見せず、地味~なポルターガイスト現象が起こるだけだったが、リメイク版の本作は、出るわ出るわ、お化けのオンパレード。Jホラーの影響なのか、突然ドーン!と(効果音も怖い)幽霊が出てくるのでかなりビビる。でもそれだけ。ストーリーはオリジナルを踏襲しており、地味なままです。[映画館(字幕)] 5点(2007-09-11 22:00:48) 445. オーシャンズ13 《ネタバレ》 前作の反省を踏まえてか、軌道修正されたオーシャンズ。もはや泥棒映画でなくなっているのがナンだが、明確な悪役を設定することで、娯楽色豊かな作品となった。相変わらず誰も死なないので(予告編を観てルーベンが殺されるのかと思ったが、裏切られたショックで倒れただけ)、お気楽に観られる。ベネディクトが味方についたのには驚き(最後には良い人になってるし)。ナイトフォックスの登場など、前2作をきちんと把握してないと「?」なシーンが多いので、他のレビュアーの方も言っているが、前作の復習は忘れずに。個人的にはメキシコの騒動が面白かった。ジュリア・ロバーツはいなくて正解。[映画館(字幕)] 5点(2007-08-14 14:09:16) 446. ハウス・オブ・ザ・デッド2<TVM> 前作に比べるとかなり真面目に作られている感あり。確かに突っ込み所は多いけど、B級ゾンビ映画に野暮な突っ込みは無用というもの。TVムービーとしては良く出来た方かと。とにかくゾンビがわらわら出てくるので、ゾンビ好きにはたまらんものがあります(笑)[DVD(吹替)] 5点(2007-07-27 08:07:35) 447. 東京ゾンビ 浅野忠信のアフロと哀川翔のハゲヅラなんて、考えただけで笑っちゃう。それを大真面目にやってるんだから、もう…(笑)ゾンビ映画としても楽しめる出来です。『ランド・オブ・ザ・デッド』と設定が似てる気がするけど、こっちの原作の方が先。[DVD(邦画)] 5点(2007-07-27 00:35:43) 448. ほしのこえ 《ネタバレ》 このアニメを一人で手がけた…というのは素直に凄いと思う。しかし、ひとつの作品として観た場合、『エヴァ』のもろパクリっぽいモノローグとロボットと使徒?の登場に辟易してしまう。短編で良かった。[DVD(邦画)] 4点(2012-02-14 09:34:55) 449. ジャーロ 随所にアルジェントらしさは感じられるものの、やはり70~80年代の全盛期に比べると、切れ味が鈍った印象は拭えない。最近のフレンチ・ホラーくらい突っ走ってほしいものだ。前作(『サスペリア・テルザ』)に続き、日本人を起用してくれたことはちょっと嬉しい。それにしても、エマニュエル・セニエ老けたな。[DVD(字幕)] 4点(2011-06-15 07:18:17) 450. 息もできない 《ネタバレ》 ここでの高評価に期待して観たのですが…これってよくあるヤクザ映画じゃない?ひと昔前の長渕作品みたい。そもそも出てくる連中がどいつもこいつもガラの悪い奴らばかりで、誰ひとり感情移入できない。不幸な境遇だからって、人に迷惑をかけて生きる人間は最低だと思う。また、妹を殺した父親だが、自分だったらもはや人間として許す範囲を越えている。手首を切って倒れているのを見つけたら、そのまま死ぬまで放っておくだろう。あの親父がニコニコ孫と遊んでいる姿を見るだけで吐き気がする。そんなわけで点数は厳しめに。[DVD(字幕)] 4点(2011-02-09 22:17:25) 451. さよならみどりちゃん 《ネタバレ》 共感できる人物がひとりもいないというのは困ったものだが、ユタカの生き方には男だったら少しは憧れる部分もあるだろう(あんな人格崩壊者なのに、女の子にモテまくり)。星野真理はアングルによっては全然可愛くなく、最後の方でやっと拝ませてくれるヌードも貧相なもので、期待しすぎた分落胆も大きく、減点ポイント。他人の色恋沙汰ほどつまらないものもない。[地上波(邦画)] 4点(2011-01-02 10:30:11) 452. パール・ハーバー 《ネタバレ》 前半90分と後半60分はいらないんじゃないかな?現実にあった戦争と虚構のくだらないラブストーリーを織り交ぜる製作者側のセンスを疑う。もちろん戦国時代みたいな日本軍の描写などは言うに及ばず…。ハワイで遊ぶ子供たちに「逃げろー!」と日本語で注意する零戦パイロットが良かった(笑)40年も前に『トラ・トラ・トラ!』という名作が作られたのに、なぜ今更こんなトンデモ映画ができるのか、映画界の七不思議。[DVD(吹替)] 4点(2010-12-13 20:20:01) 453. ドゥームズデイ 《ネタバレ》 この映画を観て怒る人がいても無理はないと思う(自分は怒るよりも呆れたが…)。『28週後…』風のウィルスパニックものに始まり、『ニューヨーク1997』『マッドマックス2』を思わせる近未来アクション、そしてタイムスリップしたわけでもないのに、唐突に中世騎士もの(『死霊のはらわた3』?)へと変貌。ここまで一貫性がなく、オリジナリティのない映画も珍しい。『ディセント』の監督らしく、グロ描写だけは異様に力を入れており、ヒロインの鬼畜っぷりに萌えるが、とても高得点をつける気にはなれない。トンデモ映画。[DVD(吹替)] 4点(2010-11-23 22:46:16) 454. ディセント2 《ネタバレ》 前作のサプライズは「地底人登場!」だったが、今回は「××は生きていた!」といったところか?全体的な仕上がりを見ると、別に無理して続編を作る必要はなかったのではないか、と思われる。どうせ作るなら『エイリアン2』くらい派手にやってもらわないと。結局こじんまりとしたサバイバル・ホラーに終始してしまっているし、ラストの老人の登場は蛇足以外の何ものでもない。C級に成り下がってますな。[DVD(吹替)] 4点(2010-03-21 18:53:20) 455. ファイナル・デッドサーキット 3D 《ネタバレ》 本当は映画館で観たかったんだけど、芸人の下手くそな吹替え版しか上映されていなかったので、泣く泣く断念、DVD化を待っての鑑賞となった。内容的には分かりきっているので、今更目新しいことは何もないのだが、3D映画として作られた弊害か、CGがすごく陳腐。冒頭のクラッシュ事故にしても、2作目の『デッドコースター』の迫力にも及ばない。クライマックスで映画館を舞台にしたのは、観客に映画を疑似体験させる仕掛けとして面白い趣向だと思った。シリーズの死に様を羅列したオープニングタイトルが格好良い。[DVD(字幕)] 4点(2010-03-17 09:17:04)(良:1票) 456. ストレンジャーズ/戦慄の訪問者 《ネタバレ》 今どき珍しい直球勝負のスリラー。別荘で一夜を過ごすカップルが謎の訪問者によって蹂躙されるという内容はまんま『ファニーゲーム』の焼き直しのようで、観ていて気分が悪くなる。結局大した反撃もできずに嬲り殺されるだけというのも最悪。どうしてこんな映画を撮る気になったのか、作り手の考えがさっぱり分からない(リブ・タイラーがどうして出演する気になったのかも)。ところどころ『ハロウィン』のようなショットがあったりもするが、今さら30年も前のホラー映画を真似してどうする?[DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 19:37:00)(良:1票) 457. HATCHET/ハチェット 《ネタバレ》 ゴアシーンだけは異様に力を入れており、並々ならぬ意欲を感じる。しかしそれ以外は退屈極まりないという、それこそ80年代ホラーの特徴を(悪いところまで)受け継いだ作品。ロバート・イングランド(フレディ)、ケイン・ホッダー(ジェイソン)、トニー・トッド(キャンディマン)というホラー映画を代表する役者が共演しているのも見逃せない。往年のバカ・スプラッターが好きな人にのみオススメ。[DVD(字幕)] 4点(2009-08-28 15:41:59) 458. ブラッディ・バレンタイン 3D オリジナル未見。映画とは言え、ちょっと人を殺し過ぎのような…。殺人者がジェイソンのようなモンスターならまだしも、一応ただの人間だし。冒頭部でクライマックス並みの大量殺人を犯すので、本筋に入ってからがやや退屈。一応サスペンス仕立てになっており、犯人探しも楽しめる(とはいえ、大したオチでもないが)。ゴア描写はCG感丸出しで、あまり生々しさはない。可もなく不可もなく、といった出来。[DVD(吹替)] 4点(2009-08-23 19:43:47) 459. きみにしか聞こえない 《ネタバレ》 予告編でほとんどネタバレしているのはどうかと思う。内容の分かった作品を2時間付き合わされるのは正直きつい(スローテンポだし)。このような物語なら、せいぜい50分程度の中・短編に仕上げるのがベスト。最初に見つけた玩具のケータイはその後何の意味もなくなるし、両者の間の時間が1時間ズレているという設定も活かしきれていない。最後の方でその「時差」の意味が分かってくるが、それは単に泣かせの演出に過ぎず、物語上、必然性のあることではない。いい加減、登場人物を死なせて感動させようとするのはやめた方がよい。成海璃子は可愛いが、なんでこんな暗い役をやるんだろう?[DVD(邦画)] 4点(2009-08-14 14:52:21) 460. フロンティア(2007) 《ネタバレ》 政治的な背景を絡ませたりと努力の跡は窺えるが、所詮は過去ホラーの単純な焼き直しに過ぎず、新鮮味はない。そもそも演出がちぐはぐで何をやりたいのか全く分からない。この監督が撮りたいのは、アクション?スプラッター?それとも泥レス?無駄に格好良い銃撃戦と、過剰なゴア描写(終盤のヘッドショットは強烈)は刺激的だが、昨今の名作ホラーリメイクを越えるほどの出来ではないのが残念。同じフレンチ・ホラーなら、『屋敷女』に軍配が上がる。[DVD(字幕)] 4点(2009-03-31 22:05:48)
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