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プロフィール
コメント数 2292
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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441.  怪盗グルーのミニオン危機一発 《ネタバレ》  笑える映画ってそれだけで評価が高くなります。『笑い』って『感動』より難しいと思うんですよね。  とにかくミニオンがかわいくて面白い。  1作目では脇役に徹していたミニオンたちも、今作では準主役級のキャラクターに成長。底抜けに明るく、前向きで一生懸命なキャラクターが最高です。これは人気が出るのもうなずけますね。こーゆーキャラを生み出しちゃう人間の想像力ってすごい。  1つ1つの演出が面白いので、なんてことないストーリーでも面白く感じます。  今作も悪役、陰謀、出てきますが、どちらかというと恋愛がメイン。このシリーズに恋愛ってどうなのって思ったのですが、なかなかラブコメとしてそつなくまとまっていました。ルーシーのキャラと、中島美嘉さんの声が良かったのかな。  前作ではグルーはサイテー人間として登場したのですが、今作では最初から良いパパスタート。それが良かった気がします。アグネスの誕生会でプリンセスをしてあげて、マーゴの恋愛に目くじらたてる。大人気ないところも好感が持てます。  とにかくミニオンのおふざけが前作より多いので、わき道に逸れがちですが、それを含めて大変面白い。個人的には前作より好きです。  ブルーレイに収録されていた『ミニオンと子犬』のムービーが相当良いです。セリフが全然ないのに、ストーリーがこんなにわかるって凄い。製作陣のセンスの良さを感じます。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-11-29 20:19:39)(良:1票) 《改行有》

442.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》  タイムパラドックスってなにー?整合性ってなにー?みたいな細かいことは全部抜き。このノリを楽しみましょうってスタンスは好き。ここまで適当な設定だったら逆に清々しいです。おかげさまでお気楽に楽しむことができました。  ノリ良し。テンポ良し。ギミック良し。キャラ良し。トーク良し。ヴィジュアル良し。どれをとってもエンターテイメントになっていて楽しい。  1作目は衝撃的な面白さで、それには敵いませんが、これはこれで全然イケてます。  最後の最後でまさかの感動エピソード。これは嬉しいサプライズ。まさかこのシリーズでほろりとさせられるとは思いませんでした。なんというか、ギャップにしてやられた感じです。KとOがJに真相を話せなかった理由。それはJを思いやってのことだったのですね。ですがKとOがくっつかなかった理由にはなっていない気がするのですが。なんか見落としてんのかな?  アニマル・ボリスは良いキャラでしたが、ちょっと引き出しが少なかったですね。  登場シーンはインパクトあって良かったのですが、そこで全部の引き出し出しちゃって、他になんかほしかったかもです。個人的にはやや期待はずれキャラでした。  でもそんなとこも含めて、総合的に見ても良くできたエンターテイメントムービーだと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-29 18:46:20)《改行有》

443.  ラン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》  ゾンビものの中では良作。『新薬の副作用に関するニュース⇒変異の噂⇒避難の呼びかけ』の流れがうまい。ゾンビが町中に溢れ、パニックになっていく様子が最高。前半~中盤までは突き抜けた面白さです。  被験者3万人の中で、唯一症状が出ていない人類希望の星アンジェラ。製薬会社裏の仕事担当コール。アンジェラの彼氏、水上警察のジョー。脱出用のヘリを確保しに行くアンジェラの兄。4つのスタート地点が全員バラバラ。無事に全員合流できるのか。その過程がサスペンスフルで面白い。  後半になると人間ドラマの割合が増え、映画のテンポが悪くなります。もちろん、人物の背景を描いてくれたほうがより感情移入しやすくなるのは事実です。ただ、この映画は後半その割合がちょっと多すぎた、もしくは長すぎたかもしれません。しかもすべて『語り』で済ませちゃう。そこは映像化してくれたほうが良かったと思います。例えば、ジョーが麻薬依存の少年を射殺してしまったことを悔いているのであれば、そのシーンを映してくれるだけでも、彼に対する印象はまた変わったかもしれません。  パニックムービーではトラブルメーカーも必須。ただこの作品のトラブルメーカーはトラブルメーカーすぎてちょっと不自然かもです。正直大分イライラしました。自分勝手な女性が最後コールに足を撃ち抜かれるシーンはスカッとします。  中だるみがもったいないですが、総合的に見ると完成度の高いゾンビムービー。  気合の入ったゾンビ映画としてオススメできます。[DVD(字幕)] 8点(2020-11-27 09:24:53)(良:1票) 《改行有》

444.  シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  一風変わったPOV方式のモキュメンタリー作品。手ブレは全然平気だし、個人的に好きな手法なので予想していたより楽しめました。『クローバーフィールド』やら『REC』やらのコメディバージョンですね。  がっつりフィクションなのにノンフィクションみたいなノリが好きなのかもしれないです。  あまり期待はしていなかったのですが、随所に妙な作りこみやこだわりが感じられる良作。しっかり人も殺しまくっているわけですが、徹底して陰惨なイメージにならないように工夫されています。大動脈を噛んじゃって慌てるシーンなんかは、ホラーというよりもはやコメディ。  こーゆーテイストの作品にしてはCGもよく出来ています。コウモリバトルや狼男の変身のクオリティはなかなか。  その一方で、『ヴァンパイア』『バンシー』『ゾンビ』の合同パーティーでの仮装大会みたいな手作り感。この安っぽい感じも好き。  これといった本筋にあたるストーリーはないんですが、1つ1つのエピソードはしっかりストーリー性があって面白い。  ヴァンパイアだけかと思ったら、ゾンビやら狼男なんかも出てきて、しかも狼男の生き方の断片も見せてくれる盛り沢山な内容。以前人間だった友人同士が、最後ヴァンパイアと狼男になっちゃって、両種族の架け橋みたいになっちゃう良い話的展開にセンスを感じます。  やたら良いように使われていた使い魔のおばさんも、しっかりヴァンパイアにしてもらえて嬉しそう。  こーゆー作品で、みんなハッピーになって幕を閉じるってのはなかなかないかも。  掘り出し物と言って良い作品。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-11-25 10:31:49)(良:1票) 《改行有》

445.  5年後のラブレター 《ネタバレ》  人が病気やらなにやらで死んで、それで涙をさそう映画ってのは本来苦手。  だけどストーリーに惹かれて鑑賞。  『5年前に死んだ渉から届く、息子への挑戦状。それは宝探しのゲームのスタートだった。』  なんか良さそう。で、見てみたら、やっぱり悲しい話でした。もちろん悲しいだけではありません。『楽しい』や『優しい』もいっぱいつまった良き作品です。でも全体の7割くらいは『寂しさ』と『悲しさ』が満ちていて・・・。特に向井理さん演じる渉の辛い気持ちが痛いほど伝わってきて、彼が出てくるシーンは見ていられなかったですね。  その一方で、渉と菜緒の友人、知人を1件1件訪ねて行って、少しずつ新しい事実がわかっていく展開ってのは楽しい。出演者の皆様の演技も、自然体でとても雰囲気の良い映画でした。  渉は死んじゃったけど、渉は菜緒と歩夢に『店』と『思い出』と『人とのつながり』を残してくれたわけですね。  最後はハッピーエンド。ですがこれは危険なサプライズかもしれないです。  渉が死んだとき、菜緒は深い悲しみを経験します。それは想像もできないほどの『喪失感』と『絶望感』だったでしょう。それを5年という歳月が少しずつ癒してくれたのです。やっと日常が戻ってきた頃に、再び渉を強く思い出してしまうこのイベント。これは凄く残酷な側面がある気がするんです。映画なので結果オーライってことで良しとしますが、このサプライズに心の中から賛同するのは難しいなあ・・・[DVD(邦画)] 8点(2020-11-24 10:35:20)《改行有》

446.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》  ミニオンズが見たくて鑑賞。  ミニオンズは予想通りかわいくて面白いキャラクター。いつも前向きで細かいことは気にしない感じが良い。失敗もするけれど、一生懸命に仕事している姿が健気でかわいい。  ただそれに負けず劣らず、アニメ本編も大変良い出来でした。  主人公のグルーは大物ぶっているけれど性格は小悪党。そして嫌な奴。自分の事しか考えておらず、人の迷惑を顧みない。  そんなグルーが身寄りの無い3人の女の子との交流を通して、少しずつ優しい人間へと変わっていく。子供向けアニメならではの道徳心あふれるストーリー。3人の女の子がまたかわいくて癒されます。  何千と作られてきたであろうプロットやストーリーでも、調理の仕方やキャラクターの魅力で、いくらでも面白いものはできるという見本のような作品。アニメ、そして映画の新しい可能性を見せてくれる作品です。  10年も前の作品ですが、映像、アニメーションは素晴らしいの一言。とりわけジェット・コースターの迫力がやばい。  ヴェクターの基地、個性溢れる武器、重力を無視する薬、指人形つきの絵本など、作中に出てくるアイテムはどれもユニークなものばかり。  最後はハッピーエンドですっきり、と言いたいところですが、結局経済的利益は全く無かったようで、ただでさえ借金があるのにこれからの生活は大丈夫なのだろうかと考えてしまう自分は嫌な大人です。  そもそも月を手に入れることで、どんな利益が得られるのかという邪心がジャマをして、物語に入り込むまで少々時間がかかったのであります。はあ、大人になるとつい余計な事ばかり考えてしまいますね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-11-16 04:08:32)《改行有》

447.  七瀬ふたたび 《ネタバレ》  超能力バトルは好きなんですが、この作品はいまいちでした。  前半はまだ面白かったのですが、後半になるにつれてどんどんつまらなくなってきます。  能力者の内訳が、未来予知1人。タイムトラベル1人。テレキネシス1人。リーディング3人。ちょっとリーディングが多くないですか?なんでしょう、このバランスの悪さ。  また、前半はまだサスペンス風味で良かったのですが、後半はミリタリーなサバゲー風味アクション。直接的バトル展開にするには、バトル向きの能力者がテレキネシスだけってのはいかにもパワー不足。バトル向きでない能力者が多いのであれば、心理的駆け引きや能力を活かしたトリックなど、頭脳戦にしたほうが盛り上がる気がします。  実際、銃の前ではひたすら無力。最終決戦は無策も良いところの出たとこ勝負。ひたすら逃げ惑うなか、次々死んでいく仲間達。いよいよになってタイムトラベルでリセット。実際にはパラレルワールドになって別世界の七瀬達を救いに行くわけですから、明らかなバッドエンディング。  芦名星さん主演作なので、悪く言いたくなかったのですが、これはつまらないです。  役者さんたちの台詞も上手いとは言えないし、音楽もワンパターンです。  [DVD(邦画)] 3点(2020-11-15 15:18:11)《改行有》

448.  裁判長!ここは懲役4年でどうすか 《ネタバレ》  全く新しい目線と言っても過言ではないほど新しい、『傍聴人目線』の裁判コメディ。  そもそもオープニングのザリガニ裁判のセンスが素晴らしくて、掴みが完璧。私もがっちり心を掴まれてしまい、最後まで興味深く鑑賞させていただきました。  終始ゆるいノリとテンポ。ですが不思議と飽きない。  前半はいろんな裁判、いろんな裁判官を紹介してくれるのが面白い。こちらも設楽と一緒に裁判所ツアーをしている気分になります。  後半は一転。ドラマチックな展開に。  きっかけはマリリン(片瀬那奈)のきつい一言。裁判所に来るのをやめた南波さん(設楽)を連れ戻そうと、傍聴人仲間がひとつの裁判を紹介します。ここから徹底して第三者の立ち位置だった視点から、被告側、当事者側の視点へと物語の方向性が変化していきます。そう、被告を助けるために、傍聴人としてできる最大限のサポートをしていくわけです。ここで描かれる様々な裏工作が地味に面白い。  とまあ、この作品はゆるいなかにも起承転結がしっかり描かれていて見やすいのです。  つまり題材は非常にマニアックながらも、ドラマの作りとしては王道。誰が見ても楽しめる良質なコメディムービーとなっています。  残念だったのは極端にデフォルメ化された人物が多数登場したこと。その最たるものが日村のシーン。この辺りは面白いドラマにしようという勢作サイドの心意気が裏目に出てしまった気がします。[DVD(邦画)] 7点(2020-11-09 11:03:19)《改行有》

449.  ナイトクローラー 《ネタバレ》  終始居心地の悪さを感じる映画。  主人公のルイスは登場時から狂気をはらんでいて、目的のためには手段を選ばない人物であることが窺えます。頭は良い。クレバーなものの見方をする一方で、ここぞというところの勝負強さ、度胸もある。彼の一挙手一投足から目が離せません。  ストーリーだけをなぞれば、人生のどん底にいた男が、努力と頭脳と執着心だけで成功していくサクセスストーリー。  ですが、普通のサクセスストーリーを見た後の幸福感や満足感みたいなものは微塵も感じられません。見ている側まで悪事の片棒を担がされたような変な後味が残ります。  この映画を見始めて、ルイスが暴走し始めたとき、彼が取り返しのつかない失敗を犯し、破滅する未来しか予感できなかったのです。でもルイスは失敗しない。最後まで成功し続けます。そのストーリー展開が意外と言えば意外。こーゆータイプの人間は大抵ラスト破滅するのに。  最後に会社として成功し、新入社員たちと共に会社専用のバンに乗り込んで街へ走り去っていくシーン。ここまできて、やっと変な緊張感から解放されたという安堵感を感じます。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-08 14:51:02)(良:1票) 《改行有》

450.  ボックス!(2010) 《ネタバレ》  ピンポンがボクシングに変わっただけで、プロットがほぼいっしょ。  天才型。凡人だけど努力家。2人は幼馴染。カブちゃんを追いかけていたはずのユウちゃんは、いつの間にかカブちゃんを追い越してしまう。でもやっぱり最後はカブちゃんが、ユウちゃんでも倒せなかった天才を倒して幕を閉じる。  途中でカブちゃんがふてくされてボクシングをやめてしまうのはお約束。共通のライバルがいるのもお約束。ユウちゃんのほうが一目置かれてしまうのもお約束。応援してくれるマネージャーや先生やコーチがいるのもお約束。  お約束ばかりの青春サクセスストーリー。ですがそれが良いんではないですか。  へんに斜に構えられたり、やたら悲劇にされたりするよりかはよほど良いと思いますね。  中盤、あまりに子供じみたカブちゃんにイライラさせられるシーンがないこともないんですが、すぐに後半盛り返すので気になりません。  個人的にはマネージャーの死は要らない。そんな安直なお涙頂戴エピソード、この映画には相応しくない気がします。それだったら、ラストに2人がハワイでいっしょにお好み焼き屋を経営している姿を見せてくれたほうが、余程幸せな余韻が残ると思います。  2人ともボクシングから遠ざかってしまった後日談は寂しい限り。  もし『青春の一ページ』を強調したかったのだとしたら、それこそそんな後日談はバッサリカットしてしまっても良かったのではないでしょうか。[DVD(邦画)] 7点(2020-11-07 13:02:24)《改行有》

451.  ダメ男に復讐する方法 《ネタバレ》  ストーリーは極めて単純。似たようなプロットの映画はきっと他にもある。ですがそれはそれで全然構わないのです。大事なのは、同じ料理を作るにしても、どう味付けをしていくか。まずいカレーもあれば、うまいカレーもある。同じカレーでも千差万別。この作品は間違いなく安心して楽しめる『上手いカレー』になるでしょう。  女性が主役です。女性向けの映画であることは否めません。ですが男性が見てもきっと楽しめる内容です。  3人の主演女性はそれぞれ違う魅力がある。  ケイトは典型的な夫依存型奥さん。そんなケイトが自立した女性へと少しずつ成長していく姿がかっこいい。前半のケイトは嫌いですが、後半のケイトは次第にかっこよく見えてきます。  カーリーはキャメロン・ディアスの本領発揮というキャラクター。さすがにお年を召したキャメロン・ディアスですが、彼女の魅力を存分に堪能できる人物です。劇中では一流のつっこみ役として、終始笑わせてくれます。  そしてアンバー。とにかくかわいい。ケイトとカーリーだけだとどうしても平均年齢が高すぎるのですが、アンバーが加わることでとても華やかな3人になります。相乗効果で3人の魅力がぐっと上がるし、3人で力を合わせて陥れてやろーぜってのがわくわくさせてくれます。  好き放題やっていたダメ男マークは最後にコテンパンにやられて、これ以上ないカタルシスを感じられます。3人のその後もクドくない程度に紹介され、すっきりとした余韻を残して物語は幕を閉じます。  明るい気持ちになれる良質なコメディムービー。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-11-07 10:53:07)《改行有》

452.  30デイズ・ナイト2:ダーク・デイズ<OV> 《ネタバレ》  続編は見る気なかったのですが予告が面白そうでしたのでやっぱ観ることに。  リベンジものっぽかったので、スカッとできるかなと思いまして。  導入部分はサイコー。前作の生き残りステラ。復讐かつ吸血鬼撲滅の第一歩としての地道な講演活動。その講演に紛れ込んでいる吸血鬼を太陽光で文字通り炙り出す演出がかなり良い。  吸血鬼へのレジスタンスみたいなグループと合流してからは次第に物語は失速。いや、このレジスタンスみたいな組織が思っていたより大分しょぼいんです。人数も少ない。計画性もあるんだかないんだかよくわからない。なんだか期待はずれの連続なんです。  もちろんホラーとしては及第点です。悪くないです。ただ今作には復讐に燃えるバンパイアハンター御一行様とバンパイアの熾烈な戦いを期待したのですが、防戦一方、敗戦濃厚でちょっと暗すぎ。地下襲撃にしろ、船襲撃にしろ、無計画かつ無謀な戦いばかり挑んで仲間を失うばかり。こーゆー閉塞感を期待して見たわけじゃないんですよねー。ホラー、サスペンスとしては面白かったのですが、期待していたストーリー展開ではなかったなー。  VSリリスに関してはご都合主義も良いとこです。あれだけいた吸血鬼たちが一人も出てこないで、なぜかリリスとタイマン形式に。ちょっと不自然が過ぎませんか。  前作の感動的なラストを台無しにするオチもいかがなものか。  とまあ面白かったのは認めますが、見た後の満足感は正直いまいちなものでした。[DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 01:11:34)《改行有》

453.  イエスタデイ(2014) 《ネタバレ》  プールに飛び込めないヘタレ主人公キム。そんなキムが音楽を通して仲間と共に成長していく。そんなわかりやすい青春サクセスストーリーを期待していると、おそらく楽しめないと思います。実際そんなサクセスを期待していた私。あまりに中途半端な出来に消化不良もいいとこ。  ヒロインと思われたニーナは全然ヒロインじゃなく、ヒロインは別にいた。でも出会いのインパクトはニーナのほうが強くて変な感じ。キムもヒロインもニーナも友人達も、思わせぶりな感じが強くてなにを考えているのか全然わかりません。特にヒロインがひどい。ヒロインに魅力を感じなかったのも、この映画に気持ちが乗れなかった理由のひとつです。  学校の人たちの前で演奏し、一躍ヒーローになるようなエピソードでもあれば、それなりのカタルシスを感じることもできたかもしれません。トラブル続きで、4人そろって演奏するシーンが一度もないってどういうこと?それがこの映画の良さなんですか?何もしない、何も変わらない日常を延々と見せつけられて退屈で仕方がありませんでした。  ラストにちょっとだけ盛り上がりを見せて、ハッピーな雰囲気で幕を閉じるのが唯一の救いです。[DVD(字幕)] 3点(2020-10-17 03:17:25)《改行有》

454.  洋菓子店コアンドル 《ネタバレ》  お仕事ドラマが好きなので、そういった意味ではまあまあ楽しく見られました。  海君との別れ。シェフのケガ。十村の過去。ちょっといっぱい詰め込みすぎちゃって、1つ1つのエピソードや人物造形は薄味に仕上がってしまった印象。いや、十村の娘のエピソードは辛すぎて逆に印象が強すぎますね。  先輩マリコとの確執や衝突は良いんですが、最後までそれでいってしまうのはいかがなものかと。めっちゃあたりのきつい先輩が、なつめの頑張りや、なつめのケーキを認めるようになるエピソードがあれば、もっと心情的に盛り上がったかもしれない。  諍いからの歩み寄り。和解。承認。現実世界ではなかなかそーゆーことが起きないから、フィクションの世界に夢や理想を見たいと思うんですけどね。なつめはいつまでたっても半人前扱い。マリコは最後まで嫌な先輩のまま。もう少しサクセス要素を入れてくれても良かったんじゃないでしょうか。リアルをリアルに見せられてもなぁ。  十村がいずれ合流するであろうことは想像に難くありません。オーナーシェフとなつめが信頼を築き始めていただけに、終盤オーナーシェフが戦線離脱したまま終劇ってのは、ちょっと寂しいものがあります。[DVD(邦画)] 6点(2020-10-13 08:37:15)(良:1票) 《改行有》

455.  ザ・イースト 《ネタバレ》  映画に娯楽を求めちゃう私にとって、こーゆー作品はどうしても評価が低くなりがち。これは完全に好みの問題です。   薬害、公害を引き起こす企業に制裁を加えるザ・イースト。そこに潜入し、ザ・イーストの調査、監視をすることで企業を守る民間警備会社。主人公のジェーンはザ・イーストに潜入するも、彼らに感化され、その思想に一定の理解を示すようになってしまう。その一方で、『目には目を』というイーストの基本理念には強い抵抗感を露にします。『ミイラ取りがミイラになる』みたいな単純な話でもなさそうです。  それが証拠に、ザ・イーストに協力する一方で、自社にはしっかりイーストの情報を報告する。彼氏と仲良くする一方で、イーストのボスとねんごろになってしまう。そんな状況がずっと続くわけですから、ちょっと疲れてしまうのです。  メインストーリーと関係のないシークエンスで結構尺を取っちゃったり、その一方で説明不足な部分があったりと、決してバランスやテンポが良い映画とは言えません。  全員が拘束衣に身を包み、口でスプーンをくわえ、隣の人に食べさせてあげるシーン。このいかにもな思想集団的発想、自分達以外のものを否定する雰囲気がカンに障る時点で、自分とこの作品は合わないと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2020-10-04 02:04:12)《改行有》

456.  ゾンビスクール! 《ネタバレ》  パニックものとして、ゾンビ映画として、なかなか面白い作品です。  評価が低かったのであまり期待はしていませんでしたが、悪くないんじゃないでしょうか。  最初はコメディ色強くてどーかなと思ったのですが、後半になるにつれて真面目に逃げよう、戦おう、協力しようという姿勢になっていくのが悪くないです。パニックが起きるまでがスピーディなのもプラス評価。三輪車こいでる女の子のシーンとか、恐怖演出もまあまあ。こーゆー作品でよくあるイライラさせられるような行動もそんなになく、考えて、走って、戦って、みんなよく頑張ったと思います。  惨殺シーンが序盤のみってのは、ゾンビファンからしたら物足りないところかもしれないですね。  私は『サバイバル』『脱出』『反撃』のカタルシスをゾンビ映画に求めるので、惨殺描写の少なさってのが、そこまで気にはならなかったです。  学校から脱出した後のひと悶着は正直蛇足。だったら学校内でのパニックエピソードを増やし、学校内でのサバイバルに徹したほうが良かったと思います。  あと内容とは関係ありませんが、個人的にイライジャ・ウッドのような有名な俳優さんが、こーゆーバリバリのB級映画に出演してくれることが結構好きだったりするので、その辺はプラス評価です。[DVD(字幕)] 7点(2020-09-28 01:28:25)(良:1票) 《改行有》

457.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》  お仕事系ドラマ。家族愛。そしてサクセス。  主人公カールを演じるのはジョン・ファヴロー。ビジュアル的にはただのオッサン。でも有名シェフで人望有り。きれいな元奥さんや彼女とも仲が良い。部下も息子も慕ってくれる。店を開けば人気者。独立し、自分が本当にしたい仕事で大成功。  まさにこれは、アラフォー、アラフィフの願望をつめこみまくったサクセスストーリー。  40代中間管理職の私にとってまさにツボな映画。  極端にデフォルメされたキャラは登場しない。ハラハラドキドキなハプニングも一切なし。でも嬉しいサプライズがいくつか用意されているので、ハッピーなドキドキには事欠きません。  刺激も毒気も少なめですが、コロナと仕事で心身ともに疲れきっている今にぴったりの作品でした。  家族っていい。夫婦っていい。仲間っていい。子供っていい。仕事っていい。  すべてに前向きになれる応援ソングのような映画。こんな映画があったっていい。[DVD(字幕)] 8点(2020-09-27 03:27:43)(良:1票) 《改行有》

458.  嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 《ネタバレ》  思っていたより重く暗い話でした。ですがぱっと見明るくポップなテイスト。なんとも変わった味わいの作品です。  邦画ならではの雰囲気と言えなくもないです。(嘘だけど)こーゆー雰囲気は洋画では決して味わうことができない。(嘘だけど)もちろんドラマでもこーゆーのは撮れない。(嘘だけど)  ですので、こーゆー作品は貴重だと思います。(嘘だけど)良い、悪いは別にして。面白い、面白くないは別にして。  この作品は、大政絢のファンあれば問題なく楽しめてしまうのがある意味問題かもしれません。(嘘だけど)  大政絢がかなりかわいいので、プロモーションビデオとして楽しめてしまう。(嘘だけど)  ラブストーリーとして、みーくんを羨ましいとさえ思ってしまう。(嘘だけど)  まあ、実際はみーくんではなかったわけですが。まーちゃんにとっては自分ひとり逃げた道真より、最後まで一緒にいてくれた主人公のほうがみーくんなのでしょう。  それにしても大政絢が出演している映画を初めて見たのですが、演技が上手でびっくりです。(嘘だけど)  まーちゃんの壊れっぷりを見事に表現出来ていたと思います。(嘘だけど)[DVD(邦画)] 6点(2020-09-22 03:41:02)《改行有》

459.  復讐捜査線 《ネタバレ》  緊張感あふれるサスペンス。メル・ギブソン世代なので、彼が頑張っているだけで嬉しい。  今作はエンターテイメント作品というにはストーリーは重いし暗い。タイトルに『復讐』の2文字が入っている以上は、なんらからの悲しいエピソードは予想されるのですが、それにしてもオープニングの悲劇はけっこう辛い。  ただ暗い話ながら、黒幕とは全員きっちりカタをつけるので、復讐のカタルシスは得られます。  そしてすべての真実は新聞社のもとへ。ラストにこのシーンがあるかどうかで見終わった後の感想がまるで変わってくるでしょう。  中盤までは謎ばかり。ヒントも少なめ。ですが最後は点と点がつながって線になり、画になり、ちゃんと全体像をきれいに見せてくれます。  かなり真面目に作られているので、その分ややテンポが犠牲になっている部分があるかもしれません。だれそうになることもしばしば。しかしだれそうになるとショッキングな事件が起きるので、緊張感が途切れることはありません。  小さい頃の娘の幻影がたびたび出てくるのが悲しい。これがドラマとして悲しさや深みを与えています。クレイブンの最期のときには娘が迎えに来てくれるのが救い。  政府側だったはずの証拠隠滅係みたいな人の最期が壮絶。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-09-10 13:33:36)《改行有》

460.  ゾンビ・ガール 《ネタバレ》  本当に好きな相手がゾンビに・・・ではなく、別れようとしていたサイコ女がゾンビになるわけですから、ただただはた迷惑なだけ。  そこには『好きな人を助けてあげられない苦悩』とか『それでも好きでい続けられるか』なんてものは一切描かれません。そもそもゾンビになっていなくても、この女性と別れ話になったら血の雨が降りそうです。むしろゾンビになっちゃったことで、別れることへの大義名分を与えてしまった気さえします。  オリヴィアがとても魅力的。イヴリンも一方的ではあるが一途。いっそ普通の三角関係ラブコメにしちゃったほうが面白かったんじゃないだろうか。  こーゆー人の感情が残ったゾンビドラマって今まで結構見てきたけど、本作はそーゆー設定の必要性が最も希薄な気がします。  オリヴィアがとっても良い娘だったので面白かったけど、彼女がいなければとても見ていられません。少なくともゾンビものとしては楽しめない作品です。ラブコメとしてもホラーとしても中途半端です。[DVD(字幕)] 6点(2020-09-08 03:30:28)(良:1票) 《改行有》

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