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プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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461.  地獄先生ぬ~べ~ 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説! 《ネタバレ》 今回のヒロインに関してはちょっと好みではありません(笑) ですが、妖怪の持つ宿命とそれを断ち切る絆、最後の「転生」を思わせる描写など、ちょっとウルっときてしまったので今回はこの点で。[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 20:20:31)《改行有》

462.  地獄先生ぬ~べ~ 午前0時ぬ~べ~死す! 《ネタバレ》 今回の妖怪は心の闇が作り出したピエロ、ということで冒頭の部屋のシーンからやけに暗いシーンが多く、ちょっとホラー度は高い感じがしました。ガチに殺しにくるあたりも、今のアニメじゃ考えられないような気がしますがそこがいいところ。 最後のエンドロールでしっかりと友達の輪に入れて、大団円という感じで終わるので最後までハラハラドキドキ、最後は爽快という感じで楽しめました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 20:18:33)《改行有》

463.  キートンの船出(漂流) 《ネタバレ》 船を家から出す段階で家ごとぶっ壊していったり、沈みゆく畝と一緒になぜか無表情で一緒に沈んでいったり、嵐に巻き込まれて船がぐるぐる回ったりと個人的にものすごくツボな演出が多く非常に楽しめました。 どれもテンポよく、必要以上に誇張されていないがゆえに自然に笑える点や、ラストの実は浅瀬だった、のオチまでキートンらしいな、と思える作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-30 01:29:38)《改行有》

464.  キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 「セブン・チャンス」と立て続けに観ましたが、あちらが恋愛要素込みのコメディだったのに対しこちらはアクション巨編といった感じ。 列車の車輪部分にしょんぼりしながら座っている序盤から愛しい彼女を手に入れて流れ作業で敬礼をしていくラストの対比も面白かったですが、列車を使ったアクション部分は今見ても見応え充分でした。[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-29 02:14:37)《改行有》

465.  フッド ザ・ビギニング(2018) 《ネタバレ》 昔から何度も映画化されているほど有名な題材で、自分も90年代映画化されたものと2010年のものは観ていますが、正直語り尽くされてるだけあってストーリーに関しては正直、普通です。 では今作の魅力はどこかと言われば、近年のシャーロック・ホームズや三銃士作品に顕著な「スタイリッシュなアクション」に重点を置かれているところ。 まあ正直この題材でその演出?という感じも受けるのですが、みんな大好きキングスマンのタロン・エガートンの、レゴラスやホークアイもビックリなトリックショットやフードを被った出立ちは素直に格好いいって思いました。 冒頭の十字軍の場面がほぼ現代戦の如き矢が降ってくるじゃん、とか、ロビンフッドというよりもはやアサシンクリードじゃね?とか思えるのですが、最後の賞金首の紙を射抜くシーンや俺の顔を見て死ね、の伏線を回収した部分とか、素直に楽しいなと思ったので今回は7点ということで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-25 16:01:54)《改行有》

466.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 若草物語なんて、題名はもちろん知っていますがこれまで映画化された作品はおろか、原作小説すらまともに読んだことないので全くの予備知識なしでの鑑賞。 最初は登場人物の多さもさることながら現在と過去を行ったり来たりのバラバラな構成に戸惑いつつ、そこはしっかりと「配色」でわかりやすく表現されていて、段々と慣れていける仕組み。 年頃女子のアレやコレや、4姉妹が揃ってわいわい騒いでいる姿などは現代風でありながらしっかりと19世紀という時代にも見えるうまさ。 レディ・バードの監督だけあって多感な女子の描写は目を見張るものがありますし、ラストの「自立した女性」の描写についても、悲しいかな全時代から全く進歩していない現代社会の習慣への皮肉やそれでも立ち上がる女性の強い意志などが表現されておりとてもよかったです。 あとは、単純に作品の好みの問題になってしまいますので、思い入れ等があればもう少しのめりこめたのかな、というのが自分の感想です。 追記 一度も観たことないとか言って調べたら49年版しっかり観ていて自分の記憶力をだいぶ疑ってしまいました、とほほ。[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-25 01:14:26)《改行有》

467.  竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 同じ仮想現実が舞台な作品では自分はサマー・ウォーズの方が断然好きですけど、じゃあ面白くなかったといえばそんなことはなく、ミュージカルになったりバトル漫画風になったりとコロコロ展開が変わるので観ていて面白かったです。 まあ、母親との死別が原因で歌えなくなり、それが結構なキーになるのにその母とのエピソードがずいぶんサラッとしすぎじゃね?とか、Uの世界に入り込む展開急すぎじゃね?とか、竜の正体が唐突すぎね?とかそもそも問題解決してなくね?とか色々と出てはくるのですが、ネットに登場した匿名のディーバの考察が勝手にされていたり、手のひら返したようにアンチが賛同してきたり、自称警察が登場して勝手に治安維持してたりとか、ネットの世界のアレやこれやをうまく皮肉っていて、それはサマー・ウォーズの時よりもより身近になっている気がします。 対する現実世界でも、あらぬ噂から目をつけられて大炎上、などは今の学生さんの抱える問題として非常にタイムリーだと思いました。 まあ、正直詰め込みすぎかな?とは思うのですが、じゃあどこを削るか、と言われると、肝腎要のライブシーン?くらいしか思いつきませんし、だからって削れるかと言われれば削れるわけでもないので、まあちょうど良いのかな、と。 キャラクターについては、アバターのベルについては好みではないのですが、現実世界のすずの方が(不器用さ含めて)好きなのと、青春アニメっぽいシーンがたくさん盛り込まれていて、アニメだからこそのデフォルメ(顔が赤くなったりギャグ顔になったり)、臭いセリフでも違和感なく耳に入ってきたりしたので、よかったです。 寓話としての美女と野獣なバーチャル、それに対する自己覚知のリアルといった二段構成の物語も見終わってみればなかなか見応えあり、ライブシーン共々なんだかんだ「観ていて楽しい」作品でした。 余談ですが、竜っていうタイトルなのでてっきり「ドラゴン」的なのが出てくるのかと思いきや、普通に獣人で「名前なのかよ!?」とツッコんでしまったのは内緒。[映画館(邦画)] 7点(2021-07-24 18:58:39)《改行有》

468.  荒野にて 《ネタバレ》 中盤に起こる父親の死や、心を通わせ共に旅をした競走馬のあっけない退場など、やりようによっては感動の押し売りみたいな展開にできたものをそれをせず、ひたすら残酷な現実に向き合う姿とそれと対照的に、出会う人々の小さな親切や街の喧騒、雄大な荒野の景観などが美しく映り、派手さはないにしろ非常に心に残る作品でした。 カメラワークが落ち着いており、長回しも多様されているので、作品の時間感覚が非常にゆっくりで、とても丁寧な語り口だな、と感じさせてくれました。 そして、ようやく行き着くことのできた叔母さんの家、親友と呼べるものは失ったけど、安住の地を手に入れ、彼(ピート)の思い出とともに帰ってこられる場所を見つけられたラストの描写や余韻が、とても心地よかったです。[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-23 23:36:15)《改行有》

469.  アタラント号 《ネタバレ》 新学期/操行ゼロといい、本作で言えば水中撮影、この当時として考えれば一体どうやったんだろう?と思わずにはいられない撮影や演出の数々。 だけどそんな難しいことを考えなくとも、見ているだけでも十分に楽しい作品でした。 水面には愛が映るのよ、の言葉通り、後半川の中で花嫁の姿を見ることができた主人公、嫌気がさしたはずなのに、気づけば船乗りの歌を聴いていた花嫁、そして最後の抱擁。とても素敵な展開でした。 その他でも、中盤の行商人のキャラの濃さや、人々がごった返してわさわさするあの喧騒、蓄音機がなってると思いきや実はアコーディオンだったなどなど、ユーモアとも取れるシーンの数々が作品にスパイスを効かせていて、最後まで面白く観られる作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 04:05:44)《改行有》

470.  双頭の鷲 《ネタバレ》 コクトーの戯曲が元だそうで、展開というか設定や台詞回しなどがどことなく舞台劇っぽい感じを受け、刺客が亡き国王に瓜二つでそこから発展する恋の行方、という普通ならありえない展開もなんとなく納得。女王が少ししゃべりすぎでそれほど威厳がないのでは?とか思ってしまいましたが、王室内のあれこれに恋の行方などが合わさって退屈しないで観ることができかした。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-23 02:00:11)

471.  68キル 《ネタバレ》 気弱な彼氏とぶっ飛んでる系の彼女が企てた泥棒計画。だけど彼女のぶっ飛び具合が「散歩しながら人殺してく」レベルなので、事態がどんどん悪い方向に転がっていってしまうのがなんとも情けないというかなんというか(笑) 偶然現場に居合せ行動を共にすることになるヴァイオレットの存在が一応転機となって、後半ようやく彼女の呪縛から逃れられ、「誘う女をガン無視して走り去る」ラスト共々、彼氏の成長物語としても楽しめました。 とはいえ結構残虐描写も満載で、かなり観る人を選ぶと思いますが、基本的に死ぬのはヴァイオレット以外みんなクズ野郎ばかりなので、そういう意味ではスカッとするかもしれません(笑)[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-19 00:10:37)(良:1票) 《改行有》

472.  外人部隊(1933) 《ネタバレ》 過去を清算する権利を買った、と自身の過去を語ろうとせず、任地に赴く際も笑っていた友人ニコラが、後の主人公の末路を暗示しているようでした。 吹っ切れたようで未練たらたら、しかし結局、全てが幻とわかり、過去を精算するために隊に残り、死の運命を笑って受け入れる彼の姿は、中盤までの、自己中で、だらしなくって、未練がましい彼とは別人の、晴れ晴れとした雰囲気をしていました。 小憎らしいフローランスと、どこか影のあるイルマの2役を見事に演じ分けていたマリー・ベルの演技も素晴らしかったです。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-18 12:53:22)《改行有》

473.  プロミシング・ヤング・ウーマン 《ネタバレ》 簡単にいえばリベンジものなのですが、血生臭い描写だったり過激な描写で押し通す作品ではなく、ストーリーと演出で見せてくれる作品でした。 お持ち帰り男に精彩を加える場面と、主人公がだんだん前を無効とする場面の対比や、制裁を加える場面では、実際に何をしたか、というのを明確に描写していない分恐怖心を煽るものでとても良かったです。 せっかくできた恋人が実は、な展開はだいたい予想ができますが、自身が始めた弔い合戦が元で、結局破滅してしまう不毛さ、そして加害者側はのうのうと生きている非常さはなかなか恐ろしいものがありました。 結局、実際に何があったのか、などは明言されていないので、どこまで彼らがひどいことをしたのかはこちらの解釈に委ねられるのですが、若気の至りで許されるのか、命をかけるまでのことだったのか、復習は果たして最善の策だったのか、などなど、色々と考えさせられる作品でした。 そんな悶々とした考えをふっ飛ばしてくれる痛快のラストは、一件の価値ありだと思います。[映画館(字幕)] 7点(2021-07-17 12:20:50)《改行有》

474.  罪の天使たち 《ネタバレ》 ブレッソンの最初期の作品、ということからか、後の「田舎司祭の日記」や「少女ムシェット」よりも幾分かは暗くないように感じました。 世間知らず、というか、信仰と理想の塊のような主人公アンヌ・マリーと、俗世間の辛さを一心に引き受けているようなテレーズの対比、アンヌ・マリーの理想と高潔さに馴染めずに異物扱いしてしまう他の修道女のやりとりなどはなかなかハラハラさせられ、最後まで見入ってしまいました。 信仰とは、という内容が濃いですが、前半の脱獄のシーンや、顔馴染みに復讐するシークエンスなどはサラッとしていながら逆に品のある演出で、作品の「動」部分でありながら、雰囲気を崩さない程度の演出でとてもよかったです。 臨終って割には途中走ったりして元気じゃん(笑)、と野暮なことを思ってしまいましたが、誓いの言葉をテレーズが継ぐ件からのラストなど、非常に印象深いシーンが多くある作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-11 16:57:16)《改行有》

475.  花咲ける騎士道(1952) 《ネタバレ》 冒頭のナレーション「戦争なんて後の教科書に載れば理由なんでどうでもいいのだ」というのが非常に言い得て妙。そしてこの作品の雰囲気を物語っていました。 戦争だとか歴史だとかそんな固いこと言わずに純粋に楽しめる剣戟コメディ。だけどアメリカやイギリスのコメディと違いナンセンスや下品さといったものがあまりないのもフランス映画の特徴。そのギリギリのラインが非常に心地よかったです。 主人公ファンファンも、女たらしで大胆で強引、普通なら嫌味なヤツ、という印象ですが自然とそれがない。演じるジェラールが爽やかな美男子なだけあってか自然と惹きつけられる魅力があります。 そして剣戟、アクションにしても今の作品と比べても褐色のない迫力。その中で随所に挿入される笑いの要素。絞首刑の時の「枝がボキ!」だったり、恋敵?との決闘でも決着がなんとも情けないものだったりと、さらりと挿入してきているので作品のテンポを崩さずよかったですし、敵の陣地占領の場面でも、そんないい加減でいいの?(笑)と思いながらも、ファンファンの強運さを強調していてとてもよかったです。 ラストも、そうきたか!という感じ。なんで急に養女になってんの?とか思いましたが、娘にだったらビンタされても面目は潰れない、という判断だったのかな、と解釈しています。 なかなか強引な終わらせ方ですが、そんなのも笑って許せる痛快な作品でした。 それにしても、「1万人の死者はどうした!?」「それはまた次の機会に、、、」が最高に戦争を皮肉っていてよかったです。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-11 13:55:16)(良:1票) 《改行有》

476.  恐るべき子供たち 《ネタバレ》 我々の世代でいくとこの作品というより某ヘビが主人公の潜入ゲームの方で名前のみ有名になってしまっていますが、原作・ナレーションにジャン・コクトー、彩るスコアなども相まって非常に文芸的な作品。 観る前の印象は、低年齢の子が知らず知らずのうちにする行為の恐ろしさ、「禁じられた遊び」のような作品をイメージしていたので結構当てが外れたのですが、後半から、弟を溺愛するが故に、誰にも渡さないがために策を弄して友人たちを騙し、挙句弟を死に追いやっても尚自分の非を認めない狂気じみた行為は「恐るべき子供」の表現もぴったりだと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2021-07-10 20:21:03)《改行有》

477.  田舎司祭の日記 《ネタバレ》 すごく生真面目な作風で、ちょっとしたことでも日記(独白)という形で心の葛藤を表現してくる。 とにかく暗くて神経質で、村人と馴染めない様子も、若き司祭の暗そうな顔から「本当にこいつ大丈夫なのか?」とこちらも心配になってくる。 後半になるにつれてどんどんしょぼくれていく様というか受難に次ぐ受難ががなんとも哀れな感じだけれども、一瞬だけ、若きオートバイ乗りの彼と話してる時だけ、表情が軽くなったような気がしたのが救いでした。 なかなか難しい話ではありましたが、結構心にのしかかってくる作品でした。[映画館(字幕)] 7点(2021-07-10 17:37:53)《改行有》

478.  ブラック・ウィドウ(2020) 《ネタバレ》 一応単体の作品ですが、MCUという一連の作品群の中の一つというカテゴリーのため過去作・関連作を観ていないと結構置いてけぼりを食らってしまう点、魔術師や神様、ミュータントなど「人外」のメンバーが多いアベンジャーズのメンツの中で基本的に「人」なので、どうしても個人のスキルの華が少ない印象を受けてしまう点など、いくつかのマイナス要因は結構でかいのかな、と思います。 ですが、近年流行の「スタイリッシュ・スパイアクション」+アメコミ特有の荒唐無稽な登場人物、ガジェット等々がうまくブレンドされており、中盤の「レッド・ルーム」に潜入するあたりからはどんどん盛り上がってきて観ていて楽しかったです。 ブラック・ウィドウことナターシャの末路を知っていると余計、観終わった後のなんともいえない感情に襲われますが、彼女の劇中の活躍を観て、関連作をまた再鑑賞したいな、という気分になりました。 ある程度の前提知識が必要のため、単体作品としてそれは致命的なんじゃない?とは思いますが(MCUという作品群だとしても単体で作っている以上、その作品のみで完結できるような情報量でないといけないと思うので)、中盤からの盛り上がり、そして他の作品が配信のみに切り替わる中で一部劇場といえどちゃんと劇場で公開してくれたことへの気持ちを込めて7点献上。[映画館(吹替)] 7点(2021-07-10 00:23:03)(良:1票) 《改行有》

479.  フランシス・ハ 《ネタバレ》 タイトルで中途半端に「ハ」って描いてあるので「どういうこと!?」と気になる作品ですが、なるほどフランシス・ハラデイの表記をわざと見えないようにしたってことなんですね。 多分前半の彼女だったらこんなことをしなかったろうに、話が進み徐々に現実を受け入れるようになって「でもこれも私よね」と自分を見つめることができたから、自分の名前を中途半端に隠す「茶目っけ」が出たのだと思いました。 映画の冒頭ないきなりな不思議な展開でちょっと面食らいますが、友人との何気ない会話、ちょっとした嘘、見栄、夢、現実とのギャップ、そしてなんだかんだ言いながらも落ち着く親友との繋がりなど、のちに「レディ・バード」を撮るグレタ・ガーウィグの演技も相まってすごく惹き込まれました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-06 02:38:26)《改行有》

480.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 日本版のゴジラに慣れているせいかこのメリケン産のちょっとでっぷりとしたゴジラには少し違和感は感じますが(最初のハリウッド版に比べれば全然大したことないのですが)、それは些細なレベル。 着ぐるみ&ミニチュアの手作りの醍醐味、というのはなくなってしまいましたが、その分怪獣2体の圧倒的なド突き合いは迫力満点。ゴジラの圧倒的王者感と終盤の「今日はこれくらいで勘弁しといてやるよ」みたいな顔や、コングの「お前ちょっと調子乗り過ぎだぞ!」というような咆哮はともにイケメン過ぎてたまらないです。 正直ストーリーは前作~KoMのほうが好きでしたが、バトルに関しては今作のほうが上。メカゴジラが出ることは事前に知っていたので驚きはしませんでしたが(ちょっと残念な出来)、敵同士だったゴジラとコングが共闘したり、ゴジラビームの撃ち合いしたりと、男の子の大好きな「でかーい!つよーい!かっこいい!」がてんこ盛り。細かいことはいろいろと言いたいこともありますが、ストーリーとかそっちのけで大スクリーンで楽しめる作品でした。[映画館(吹替)] 7点(2021-07-03 04:06:42)《改行有》

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