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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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461.  ソウ2 《ネタバレ》 この度『SAW』シリーズを制覇する決意をし、ただいま第二作目。 前作ではさながら脱出ゲームのような、限られた空間・限られた範囲で手がかりを探しヒントを探し、脱出手段を探すというものでしたが、今回は家一軒丸ごとを範囲としてしまったため、前回ほど知恵を絞る要素が無かったのが残念です。前作では死体のテープレコーダーひとつをとるのに、やれシャツを脱ぎ、やれバスタブの栓をつなげてようやく取れるという工夫が必要だったのに対し、今回は行き当たりばったり的に罠にはまったりヒントを得るのが前作から比べると結構な違和感でした。まあそれも含めてこれはジグソーじゃなくてアマンダがやりましたよ、ってことなんでしょうか。罠や人選の設定に対する深みの無さもそう考えれば納得です。 しかしこのシリーズはある意味映画界に革命をもたらしましたね。それまでも怖いだけの映画ならいくらでもありましたが、まさか「痛い」映画を作る人が出てくるとは。このシリーズの創始者は仁侠映画か北野映画でも観たのだろうか。どこらへんからインスパイアされてこんな痛い映画を作ろうと思ったのか。いやはや頭が下がります。少なくとも映画界に「痛い」映画という新ジャンルを作ったのですから。その功績には脱帽。ま、観る人をかなり絞る映画ですがね。 2011.06.03現在の点数分布; 『SAW』→8点 『SAW2』→6点[DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 01:16:53)(良:1票) 《改行有》

462.  ソウ 《ネタバレ》 「キューブより怖い、面白い!」って売り文句聞いて借りたんだけどなあ。正直イマイチでした。理由は多分みなさん感じたと思いますが、『キューブ』が徹底的にその立方体の世界しかそのスクリーンに出そうとしなかったのに対し、ソウは話の半分近くが回想などの、いわゆる通常世界の描写となってしまったので、せっかくの非現実的世界の妙がそれによって壊されてしまいました。新鋭のおもしろい監督が出てきたと思ったのに、大事なところを「王道サスペンス路線」で行ってしまいすごく勿体無いですね。だってこの映画に刑事が出てきて捜査を始める事なんか誰も望んでなかったでしょう?そういう展開見え見えの映画は世の中にいらないぐらい溢れてんだからそこで妥協して欲しくはなかった。 ストーリーの中身の評価では、どうもアダムと医者のおっちゃん(←名前忘れた、苦笑)が後半になるにつれすんなりとお互いを信用しだすのがなんか・・。『キューブ』の人間不信度にはまだまだかなわない。それに、どうも途中から『キューブ』っていうか『羊達の沈黙』の匂いがしたんですが気のせいでしょうか?とにもかくにも、期待ほどではなかったってのは確かです。キライじゃないですがね。 何かって―と『キューブ』と比べるのも失礼な話かも知れませんが、まぁそれを広告の売り文句に使ったんだから自業自得という事で。 再鑑賞後追記(2011.06.03) 前にこれを観た時から数年経ちまして、今回全シリーズ改めて最初から観ようとまずこれを鑑賞しましたが、前回観た時よりずっと面白かったです。 おそらく前回は『キューブ』との比較を意識しすぎるあまり、サスペンス的要素ばかり見ようとしていたんですが、今回は2回目ということもあり、ストーリーの深さ・人間同士の確執などを含むドラマなど、前とは違った視点で見ることができて、それが今回の評価となりました。なぜ前回感動できなかったのかと思うほど、ラストでのまさかのジグソー死体扮装シーンは忘れられません。ただ、携帯電話をTシャツで取らずに足をカットしてしまうのにはシナリオ都合上の性急な感じが見受けられ、そこはハッと正気に戻ってしまいましたが。 しかし映画は良いですね。どんな映画でもそうですが、回数を重ねれば重ねるほど新しい発見があり、観る人を楽しませてくれます。その感動を改めて教えてくれたこの映画に8点☆(ちなみに前回6点)[DVD(字幕)] 8点(2011-06-04 00:48:54)(良:1票) 《改行有》

463.  砂の器 《ネタバレ》 自分も知らぬ間に年を取ったのだろうか。。。事件を追いながら日本各地の名所を点々とするその過程が楽しくてしょうがなかった。いくつか現代の日本で訪れたことがあるところもあり、40年前と比べての比較もとても楽しかったです。その辺の資料館とかで昔を知るよりよっぽど勉強になりました。あ~、この時代の日本を旅してみたい。。。 さて映画はというと、一応原作も既読の状態で、大変楽しませていただきました。何ていうか、本よりも良かった気がします。原作のほうは本当に淡々と進んでいきます。手がかりを突き止めて、それが行き詰るところまで丁寧に描かれており、個人的にはそれがちょっと丁寧すぎた感がありました。丁寧すぎて、「早く展開進めて!!」って気持ちが強かった気がします。 しかし映画のほうは、原作から余分な肉を削ぎ、良い味付けまでして映像化してくれました。前半は原作同様淡々と事件を追っていくのですが、終盤にかけて本浦親子の全国行脚を回想しながらの音楽は素晴らしかったです。 やはり年をとったのか(28ですけど)、この時代の日本に変なノスタルジーを感じつつ、私の中にとても重い余韻を残してくれた映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2011-05-30 23:55:54)《改行有》

464.  ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 《ネタバレ》 元の作品というか、そもそも『ユニバーサル・ソルジャー』というのがシリーズ物ということを全く知らずに鑑賞。ということでこのシリーズは今作が自分には初体験。そのせいかもしれませんが、まずユニバーサル・ソルジャーとは何ぞやというところで理解に時間を掛けてしまいました。 さて内容のほうはというと、アクションのはずなのになんかすご~く淡々と・・・。映像も全体的に暗い印象だし、盛り上がりは無かったかな。しかし誘拐犯側の兵士が、政府側の兵士4人を肉弾戦で制圧してしまうシーンは彼の圧倒的な強さに少し感動しました。 しかし自分的にはそれくらいでした。知らなかったとはいえシリーズを最新作から観てしまうという失態をやらかしてしまったので、もし今後機会があるならちゃんとシリーズを順番どおりに観直したいと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-05-30 20:58:20)《改行有》

465.  ブレイキング・ポイント(2008) 《ネタバレ》 だいぶ前に観た映画で、内容のほうがかなり消えてしまっていますが、ただひとつ強く記憶に残っているのは、ケイト・ベッキンセールさん演じるカーラの身勝手さに怒りを覚えたこと。自分ももうすぐ子供が生まれる身なのですが、このカーラの子供の扱い方が信じられない。そもそも望まれずに生んでしまったのか、カーラは子供にお乳もあげず、腹をすかせて泣いてる子供の横で男と寝る始末。その後も子供は医者に会うための口実に利用される存在に過ぎず、そのためならすすんで子供をネグレクトするという。いやはや・・・。『ブレイキング・ポイント』っていやいや、もうとっくに壊れてますが?? 原題の"Winged Creatures"もよくわからない。この映画で出てきた主要キャラクターたちに羽が生えるような素晴らしい旅立ちがあるとでも??少なくとも映画からはそんな前向きなメッセージは受けない。 サスペンスとしての要素は好きなんですが、イマイチ要領がつかめない、ゴールの見えない映画でした。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-17 13:59:04)《改行有》

466.  パンドラム 《ネタバレ》 超大作のSF映画を参考にしたのかなという感じの映画です。なので、アイデアも使い古された感じ。あと私にとって致命的だった点として、「見づらかった」というのは大きなマイナスでした。薄暗い船内で何がどうなってるのかわからない様子を見続けるのはけっこうストレスでした。あれをするならせめて船が難破する前の通常の状態の船体を見せてくれていればだいぶ話への入り方が違ってきたと思うのですが。ちょこちょこ出てくる非常用の蛍光灯も「どんだけ持ってんねん!」とツッコミを入れながら、しかしラストの大洋に飛び出すシーンには感動しました。前半見にくくしていたのも、前半の閉鎖的空間からラストの開けた大洋に飛び出すことでのギャップ狙い??これから1200数人の彼らが始める『LOST』的な展開も見てみたい気がします。 しかし全体的に説明足らずというか、船内に出てきたモンスターとかも、もっと正体などを知りたかったですね。暗くて一体一体をじっくりも見れなかったし、結局彼らが何だったのか全くわからなかった。 でもタニスだけはとても印象に残りました。あの絵には素直に心動きました。ラストシーンに賞賛をおくりたい!![DVD(字幕)] 6点(2011-05-16 20:58:20)(良:1票) 《改行有》

467.  マイ・ブラザー(2009) 《ネタバレ》 『告発のとき』という映画を思い出しました。そちらも戦場へ派遣された兵士の帰国後の姿を描いたものなのですが、インパクトはその映画と同じくらいありました。ちなみにそちらの点数は10点を付けています。 どちらにも言えることとして、戦争を知らない世代の人間に生まれた私には、知らないからこそ深く頭で考えさせられる内容でした。しかもこちらの映画のほうは、一緒に捕虜になった部下を自らの手で撲殺してしまったという内容・・・。帰国してから自分に浴びせられる賞賛にさらに苦しめられるという意味では『告発のとき』より重い映画なのかもしれないと思いました。自分が部下を殺したんだという事実がどれほど重く、またそれを誰かに告白することで彼がどれほど救われたのかということがとても伝わってくるストーリーでした。 そんな話なのに尺は意外と短く、すっきりまとめられた話だなという驚きもありました。すごい。製作側グッジョブ!!と心の中で賞賛。 ジェイク・ギレンホールさんの認識も改めさせられた。正直ギレンホール姉弟は二人とも俳優・女優だがどっちも好きではなかった。ジェイクさんのほうはヒョロっとか、なよっとした印象が好きではなかった。なのに今回、「こんなにたくましかったのか!?」と思うほど男らしい姿や人間くさい一面を見せてくれて、彼の役者としての底の深さ、演技の多様さにただただ感心させられました。ジェイクさん、今までの間違った認識をお詫びさせて頂きます。 ナタリー・ポートマンさんも『レオン』以降も色んな作品でお目にかかってますがそれでも幼い印象が強かったのに、この作品ではもう完璧に人妻。はっきり言って魅力ありました!!ちょっと「美しい」とか「良い女だ」とか周りが言い過ぎで作ってる感じがもったいなかったですが。綺麗でしたけどねw [DVD(字幕)] 10点(2011-05-10 23:58:34)(良:2票) 《改行有》

468.  ヤギと男と男と壁と 《ネタバレ》 はっきり言ってよくわからなかった。超能力とか言われればもっと超能力然とした物を期待するのが視聴者の自然な反応だと思うのですが、その期待は真正面から裏切ってくれました。そしてその裏切り方は、正直私の嗜好には合いませんでした。「結局何?超能力という名のゴリ押しなのか??」という気分で最初から最後まで鑑賞。ハムスターのくだり、雲のくだり、ヤギのくだりと、それぞれが中途半端で見ごたえに欠けて見えました。そのせいで、超能力が本物かどうかなんて悪い意味でどうでもよくなってしまい、そうなると物語の中身にも興味が薄くなってしまい・・・。という悪循環。[DVD(字幕)] 3点(2011-05-10 22:24:48)

469.  レポゼッション・メン 《ネタバレ》 やはり「命」というものに人が踏み込むとよくないということがこの映画からよくわかりました。自然災害や寿命などによって命を落とすことはまだ受け入れられることが出来ます。が、人の手によってそれが無くなったり奪われたりするのはやっぱり違うと思いました。どこかに人の手が入れば、必ずこの映画のように人同士の争いが生まれます。人が人を憎み、人が人から奪い、人が人をコントロールするような事態になります。「命」に人が関わることによる問題というのはまさにそこなのではないでしょうか。 現代には医者という職業があり、それは社会的に認められ高い水準で認知されています。しかしそれでも上記のような人と人とのしがらみは存在します。それを突き詰めに突き詰めきったのがこの『レポゼッション・マン』なのではないでしょうか。現代にもしこのような人工臓器があって、それを扱う会社があったとして、全く100%この映画のようになるとは言いませんが、やはり「命」をめぐって人と人とが争うことにはなるのでしょう。ある種核心をズバッと言い当てている、良い映画だと思いました。勉強になりました。 ラストの終わり方も、『サロゲート』や『マトリックス』などに代表される近未来映画によく見られる、テクノロジーの過ぎた進歩による近い将来への警鐘とも取れます。くわばらくわばら。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-06 22:52:09)《改行有》

470.  ソルト 《ネタバレ》 ロシアのスパイだったのに潜入過程で結婚することになった相手に本気になってしまうという設定は結構ありふれた感じ。ですがそういう主人公の心理描写がラスト近くまでほとんどわからないため、観客はそこに至るまでふりまわされっぱなしでストーリーに入っていけないという問題も・・・(汗)。実際私は物語にそこまで入れなかった。製作側としてはラストでどんでん返し的にしたかったのだろうと思いますが、この映画に関しては引っ張りすぎたかなという印象です。 ストーリーも少々突飛に過ぎる感じもありますが、昨今の映画事情だと予告編でインパクトを与えるためには必要なのでしょうか。 しかしさすがアンジー姉さんと言いますか、キレのあるアクションシーンと彼女の存在感は充分に堪能させてもらいました。良かったです。 ラストの締め方はもっとクールに終わらせて欲しかったですが・・・。先の見えない終わり方にちょっと不完全燃焼。まあ、6点かな。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-03 22:19:59)(良:1票) 《改行有》

471.  エアベンダー 《ネタバレ》 これがラジー賞を獲ったということは事前に知っていたので、「さてどれほどのもんか・・・」と怖いもの見たさというか、色んな意味で期待して鑑賞させていただきましたが、、、やはり期待通りでした。ええ、期待通りラジー賞でした(笑) まず予告編が大ウソつきでしたね。「4つのエレメント全てを操る超少年」というようなキャッチコピーで大々的に予告偏していましたが、実際の作中では2つしか使えない・・・。しかも続編作る気満々!?そんなつもりで作るから1作目から中途半端なものしか出来ないのでは?と訝しくもなる。 ストーリーに関してもっと言わせてもらえば、この映画の魅力が全く引き出されていないように感じる。「『火』『水』『風』『土』の4つのエレメント」がこの映画の魅力のはずなのに、初めっから4つのエレメントが相対的に描かれておらず差別的というか、4つのエレメントが同じ立ち位置に無いので、結果として『火』→悪、『水』『風』→正義という偏った見方をしてしまうことになる。 おそらく見る側が予告編で期待したものは、4つのエレメントとその種族たちを少年が束ね、それぞれの種族の共通である強大な敵を打ち滅ぼすみたいなものだったと思うのですが、まさかの『火』の種族が敵という設定。私そんなに火が嫌いじゃないのですがね。火は悪だとか水は善だとかそんな描かれ方した時点でかなり興ざめしました。 続編作る気なのか知りませんが、、、出ても観ないかもしれない。[DVD(字幕)] 3点(2011-05-03 21:40:05)(良:2票) 《改行有》

472.  スパイ・アニマル Gフォース 《ネタバレ》 似たような映画で『キャッツ・アンド・ドッグス』というのがありますが、こちらはネズミがスパイエージェントの映画。『キャッツ~』のほうは基本的に人間は動物たちが裏ですごい活動をしてるってことは知りませんが、こちらのほうは人間とネズミたちが共にミッションをこなしていく中で、お互いの友情をありありと描いた作品。ハートウォーミングなタッチでした。 SFアクションとしても、とても見応えありました。若干パクリみたいな気がしないでもないですが、家電が集合して一体の巨大ロボットになる様はまさに『トランス・フォーマー』。しかしそれ以外にも、使い捨てられた無人衛星を武器に使うというアイディアや、ネズミ用のプラスティックカーなど斬新なアイディアも沢山ありました。 エンド・クレジットで意外な俳優・女優がけっこういてビックリしました。まさかニコラスさんやらペネロペさんやらいると思わなかったので。そういう意味でも色々サプライズが楽しい映画だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 23:20:50)《改行有》

473.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 大風呂敷広げた割りに面白くなかった映画もたくさん観てきましたので、こういう路線の映画でさくっと観れる上映時間にしてあるというのは◎だと思います。 『ナイトミュージアム』で小人達とベン・スティラーさんの掛け合いなどがありましたが、今作もそんな感じなんだろうと思ってたらそれ以外の小ネタがいっぱいありましたね。ジャック・ブラック映画は実はこれが初見だったのですが、肩の力抜いておふざけで観るような感じでちょうどいいかなって感じですね。あんまり真面目に観ようとするとストーリーやら他の映画の引用についてのクレームやら何やら言いたくなってくるかも。作品中のガリバーの人間性もそういう意味ではあんまり好きになれませんでした。口が動くのも才能っちゃあ才能だが、あんまりにも口ばっかなので途中から正直おとなしくして欲しくなってくる。『ソーシャル・ネットワーク』もそうでしたが、オタクってどんな種類のオタクでもとりあえずみんな喋るんですね。マシンガントーク率100%。それが映画一本分丸々くるとちょっとうざかった。 でも世界観は好きです。バミューダ・トライアングルはどうなっているのか、そこを抜けるとどんな世界があるのか、巨人や小人の世界もあるんだっていうとても夢の広がる映画だったと思います。冒険を通じて成長を描くって言うのも夢のあるお話ですよね。ちょっとお下品なラピュタみたいな感じで、お下品要素を何とかすれば子供にも観て欲しい映画だと思いました。 今回自分の鑑賞環境が良かったので、評価もちょっと甘めかもww[映画館(吹替)] 7点(2011-05-01 22:22:50)(良:1票) 《改行有》

474.  マチェーテ 《ネタバレ》 タランティーノが絡んでるんですね。みなさんのレビュー見るまでまったく知りませんでしたが、言われるとナルホドと納得。スパスパ人の首ちょん切っちゃう所なんかまさにですよね。個人的にはタラさんは大っ嫌いな部類に入りますが、この映画に限ってはシンプルでぶっ飛んでる造りがハマりました。 まず何と言ってもキャストが良い!!ミシェル・ロドリゲスさん(ファンなのです)、ジェシカ・アルバさん、セガール、デニーロと好キャスト☆☆『エクスペンダブルズ』などもキャストが豪華でしたが、話題づくりのためのキャストという感じが否めなかったのが私はイヤでした。が、この映画はキャスト全員が絡み合って良い仕事をしており見応えも充分でした。 元ネタとされている『グラインド・ハウス』なるものは未見なのですが、それでも充分楽しめる映画でした。他でよく見られる、関連作品ありきのような映画が作られることが多い中で、他作品と関連しつつも単品でも楽しめる映画というのはポイント高かったです。昭和テイストでバイオレンスな映画を観たい人は一見の価値アリ!!ですね。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-27 22:09:14)《改行有》

475.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 バイキングに生まれるも体躯に恵まれず、だからこそ人一倍ドラゴン狩りに強い意欲を持つヒック。そんなヒックが偶然にもバイキング達から恐れられるNight Furyというドラゴンを捕まえるところから物語りは始まる。 はっきり言って序盤は気に入らなかったお子さまヒックですが、自分のせいで飛べなくしてしまったドラゴンを飛べるようにしたり、トゥースとの関わりを通じてドラゴン達への理解を深めていく姿にお子様の成長を感じ、とても良いドラマを見せてもらったという印象です。それでもやはり、ドラゴン頼りの勝利をヒックがさも自分の功績のように称えられて終わっていくんだろうなぁとか思ってたら、なんとヒックも片足を失う衝撃の展開!!これにはビックリするとともに、感動しました。これにより、ドラゴン頼りの勝利ではなく「二人の勝利」という形がより強く印象付けられ、作品と自分との一体感も一層高まりました。 で、あとはこういう物語にありがちな「強大な共通の敵」を倒せばメデタシメデタシなんですけども、それがトゥースと同じドラゴンというのが何とも言えない・・・。中盤でドラゴンは凶暴という誤解を解いたのは、標準サイズのドラゴンのためだけのフラグだったのか??大きいから悪いみたいな、、、ちょっとやり方が乱暴にも思える。もっとあからさまに悪いんだってやつを敵には持ってきて欲しかったかな。 しかしとても完成された映画だと思います。未知との友愛とか、冒険心を奮起してくれるところとか、そういう意味ではとてもワクワク出来て楽しめる映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-25 23:04:55)(良:2票) 《改行有》

476.  SP 革命篇 《ネタバレ》 野望編はアクション重視の映画だったと思うのですが、革命編のほうは緒方達の正体とその目的・井上との決着など、物語を収束させていく作りだったので、アクションとしてはおとなしめな作りでしたね。音楽なども重々しい感じで、派手な感じは息を潜めていました。そのせいか、一緒に観にいった嫁は途中一瞬寝オチしていましたが(苦笑) そういう私も個人的には野望編のほうが好きでした。革命編のほうでは国会議事堂乗っ取りなどは迫力あったのですが、途中ちょくちょくはさまれる官僚たちのリッチ会などは蛇足。見ていて不愉快だし、あんな連中が実は日本を動かしてるのかと思ったら、なんかイヤ。実際の官僚に知り合いはいませんが、実際もみんなあんなに高慢な感じなのでしょうか??日本を背負ってる!っていう自負をもってくれるのは結構だが、自負と思い上がりは全然別物だろう、と映画を観ながら思ってしまう。 あと少し不満だったのは、冒頭からいきなりSPメンバーが国会議事堂で仕事を始めてしまったことでしょうか。もっとドラマ版のようなSPメンバー同士の絡みが見たかったので、始まってすぐ本筋に突入してしまったのは、個人的にはちょっと残念。笹本さんとか超好きなんですけど。 ズバッと本題にいってくれたほうが良い!!っていう人ももちろんいると思いますけどね。[映画館(邦画)] 6点(2011-04-25 21:55:46)《改行有》

477.  告白(2010) 《ネタバレ》 原作既読です。わりと本で読んだとおりのイメージで映画も展開されていき、スムーズに鑑賞することが出来ました。 しかしあそこまで計画的に復讐を考える森口先生は「あなた本当に先生ですか!?」って言いたい。子供たちの考えの浅さも、本当に子供だなって感じでリアリスティックで良かったです。 出来れば描いて欲しかったなと思うのは、下村君が引きこもってまで母親にエイズを感染させまいとがんばってる姿でしょうか。作中ではなんで彼があそこまで引きこもったり家族を遠ざけるのかが明確には描かれてなかったので、手段はともかく彼のその気持ちはちょっと汲んであげて欲しかったかな。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-18 20:11:16)《改行有》

478.  [リミット] 《ネタバレ》 全編にわたってロケーションは箱の中ということで、覚悟はしてたんですがそれでもやっぱり見にくい。シチュエーションによって携帯の光だったり、懐中電灯だったり、蛍光バーだったり灯りのバリエーションが多いのは楽しめましたがライターはぶっちゃけストレスでした。袋からブラックライトとか出てきて、それで箱を照らすと何か浮かびあがってくるみたいなのがあったらもっとテンションあがったのに。。。 突っ込みとしては、意外と長く空気もつなぁ、とか棺の上に数十センチの砂しか乗ってないなら木箱破壊して地上に這い出せないのだろうか、とかそんなところでした。 面白かったのは、閉じ込められてる人間とそれ以外の人間とで、危機感の温度差がすごいあるのが印象的でした。これが実際に起こったとしても電話に出る人の対応なんてあんなもんなんだろうなってのがやたら現実的。 総括としてあくまで個人の感想ですが、シチュエーションスリラーは本当にシチュエーション楽しんだら終わりみたいな作品が多い気がする。これも木箱の中に閉じ込められて・・・っていうシチュ自体は面白いのに、ほぼそれで終わりってなってしまってるのがもったいない。注目度だけはある、みたいな。そこから先を作り込んでくれる作品に期待。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 19:38:06)(良:2票) 《改行有》

479.  ANOTHER アナザー(2006) 《ネタバレ》 白黒を対比させた世界で[二重人格]、[夢と現実]みたいな世界観を描いた映画になってました。どういうオチでいくのかな~と思ってたら、黒の人格の方が結局精神科の先生だった??そこらへんのオチがよくわからなくて、最後は「?」が頭上を飛び交ってました。白の女性の夢=黒の女性=精神科の医者ってつないでいくとありえないんですよね。。。黒の女性は白の女性の医者に対する無意識の恐怖の象徴なのでしょうか。ただ、医者が彼女を襲う動機であるとか、なぜ妊娠した子どもを流すような事をするのかという部分がほったらかしの放置状態なので、何が起きても「だから?」「狙いは?」って感じが最後までズルズル続き、最後まで解決しませんでした。白黒の世界とか夢と現実の対比などをもっとうまく使って欲しかったと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-03-25 14:31:02)

480.  ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 《ネタバレ》 男(大谷)の心情がさっっっっっぱり!!理解できなかったので、彼への感情移入も、彼に対する周囲の対応への理解も難しすぎます。窃盗・不倫・アルコール依存に心中騒ぎと人間のダメなところを掻き集めたような男に魅力を感じられずに、それが障壁となって話に入っていけませんでした。 彼がなぜそんなにダメダメなのか。そのダメさに一体全体どれほどの意味があるのかというところが全く描写されませんでした。結局彼を通じて何が言いたかったのか。彼を支える立場の佐知(=松たかこさん)も夫に不平を漏らすことは一度二度程度で、甘やかすばかり。不倫相手と心中しようとした人間に対してあの態度はあまりに不自然。不自然なら不自然なりに、そういう行動にはどんな意味があるのか示してしかるべきなのだけど、それもない。そんな時代だったってことなのか??理解するには原作を読むべきだろうか。というか、理解のために原作を読むべきと思わせてしまう段階で映画としては終わってると思います。[DVD(邦画)] 4点(2011-03-17 14:41:36)《改行有》

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