みんなのシネマレビュー
Tolbieさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 642
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233

461.  若草物語(1964) 《ネタバレ》  頭のクレジット表記で、「長女、次女、三女、四女」となっていたので、「名前なしで物語が進むのか、おもしれーな」と思ったら、そんな事はなく、ちゃんと名前があった。  それにしても、24歳の浅丘ルリ子と、19歳の吉永小百合だなんて、もう何と言ったらいいか分からない「お宝感」だ。  で、物語はとても普通の、女の子の恋愛話。この四姉妹のスタンスが、時代を古い順に表しているようで、興味深い。  長女は、お見合いで結婚相手を決めた、古い女性観。  次女は、自分の意志だけど、結局金持ちを選ぶ女。  三女は、自分の思い優先で、相手を追いかけてゆく、行動的な女。  四女は、恋も大事だけど、都会で生きていくのを優先にした、ちょっとドライな現代っ娘。  それぞれ自分の幸せを追い求めるのに一生懸命なのだろうが、女の子ってのは、何より恋愛の事が一番の関心事なのかなあ、とこれを見て思う。本家のリトルウィミンたちは、もうちょっと人間の幸せや将来の希望について、広い間口を持っていたように思うのだが。[ビデオ(邦画)] 5点(2012-11-17 01:22:41)(良:1票) 《改行有》

462.  拳銃無宿(1947) 《ネタバレ》  昔の西部劇は、非常におとなしい。この作品で人が殺されるのは、悪役3人組が、牛の群れを横取りする場面だけだ。  物語は、無法者としてその名を知られ恐れられていた男が、クエーカー教徒の女と知り合い、トラブルを起こし起こされつつ、その女と添い遂げる話。  その悪名ゆえと言うよりは、自分の起こした悪事による自業自得によって、命の危険に陥れてしまった女の復讐の場面。うっかり丸腰になった男の大ピンチに対する解決が、ちょっと安易な気もするが、その後の展開が良い。最後のカットの二人のやり取りも粋だ。  ところで、トゥームストンでクラントン一家をやっつけた、カート・エバンスって誰?[DVD(字幕)] 5点(2012-10-30 23:32:43)《改行有》

463.  幸福(1981) 《ネタバレ》  正直なとこ言うと、「色が邪魔」だったのなら、モノクロで撮ればよかったんだ。更にいうと、DVDで再現されたシルバーカラーも、劇場で見た時の印象よりは、セピアに偏っている気がする。何だか、懐かしい感じになってしまっているが、もっと、灰色っぽい、無機質な感じの、"都会の色の抜けた感じ"のする色調だったはずだ。  物語は、殺人事件を通して浮かび上がってくる、現代社会における家庭崩壊、親と子の姿、幸福とは何かを追求している。…そうである。そうである、というのは、パンフレットに書いてあるからそうなのだろう、と思うだけで、自分では納得していない。  まず、その親子・夫婦と家族の姿が、物語として有機的に機能していない、というか、それを知った主人公刑事の行動に結び付くさまが、見えないというか。ただ並べて描写しただけ、という印象。事件が「彼の事件」になっていない感じ。  主人公刑事は、事件によって明らかになった幾つかの家族の姿に触れなければ、あのままだったのか?普通女房に逃げられたら、まず会いに行って、どういう事か問い質すのではないか?ましてや子供のいる家庭で。居場所が判らないというでもなく。  シルバーカラーの色調だけしか印象に残っておらず、物語をすっかり忘れていて、今回すごく新鮮に見られたのは、公開時に同時上映した『アモーレの鐘』の城戸真亜子の、豊な胸の印象が強すぎただけでは、なかったようだ。[DVD(邦画)] 5点(2012-10-27 23:35:17)《改行有》

464.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》  妹が借りてこなければ、まず見ないタイプの映画だが、見てしまったので感想などを一つ。  バーナバスが成仏するとか、その愛が成就するとか、がその結末だと思っていた。確かに、彼の愛は成就したように見えるエンディングだったが、彼女は、彼の想い人の、直系ではない子孫だ。昔愛していた人に、良く似た親戚の子との恋が実って、メデタシメデタシってのは、どうかと思う。よくあるのは、生まれ変わり的なもので、それだったら200年の時を超えて結ばれる二人、という話になるけど、本人とは別モノとして描かれている。  こんなこと気になるのは、自分くらいかもしれないけど、戦いの最後に現れた時に、二人が邂逅する、という展開もアリなんじゃないかと思う。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-21 03:19:01)《改行有》

465.  アイアンマン2 《ネタバレ》  この話の中で、非常に重要な要素として考えられるのは、個人が強大な軍事力を持つということは、どういう事なのか?それは許されるのか?というような事だと思う。観ている者がそれを正義だと思ったとしても、それを許すべきなのかどうかは、微妙な問題だ。  しかし、物語は、結局は、それに対抗する個人軍事力(しかもロシア由来)と、なし崩し的にそれに対する闘いの物語になって、結果オーライで、その個人は、軍から表彰される。  アイアンマンを評しないで、こういう事を言うのは何だが、この物語は、アイアンマン(1)が提議したものに、真っ向から泥を塗った形になっているのではないだろうか?確かに、バトルスーツとその戦闘シーンはカッコイイ。しかし、その意義的には、頷けない。  ああ、思い出した。合衆国には修正憲法があって、 「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であり、 人民が武器を保有し、またそれを携帯する権利を侵してはならない。」 だそうだ。これは、個人が国家の力を上回っても、有効なのだろうか?[地上波(吹替)] 5点(2012-10-08 03:06:25)(良:1票) 《改行有》

466.  現金に体を張れ 《ネタバレ》  この強盗のキモは、バーで騒ぎを起こして、警官を引きつけた隙に内部に入り込み、窓から金を放り投げて、仲間に渡す。たったこれだけだ。持ち込むのに苦労したでかい銃より、自動拳銃1丁もあれば充分だったはずだし、馬なんて殺す必要もない。  でも、見ている途中では、そんな事わからないので、着々と計画が進んでいるさまが、ドキドキ感を盛り上げる。ただし、各人の行動を描写する時に、時間が戻るのがちょっと違和感。悪妻の若いツバメ絡みの話とその描写を、もうちょっと見たい気がした。なんか、「あ、お前いたんだっけ」的な感じ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-10-05 19:01:46)《改行有》

467.  ネバダ・スミス 《ネタバレ》  両親を殺された、白人・インディアンの混血児の復讐譚。  3人の犯人のうち、2人目を倒した後で、神父だか牧師だかに救われ、復讐を諌められる。3人目の悪事に相乗りするかに見せて、その現場で復讐を果たそうとするが、この男だけ息の根を止めるに至らす、大怪我を負わせただけで、去ってしまう。  キリスト教徒的には、あるいは、現代的なモラリスト的には、いい結末なんだろうけど、この人はインディアンの女の善意と希望を踏み越え、土着の農業女の命の犠牲の上に、そこに至っているのだから、初志貫徹して欲しい気がする。  最後に出てきた、主人公に銃と復讐の手ほどきをした商人が、最後の最後になにか絡むのかと思ったが、残念。ここで出てくると、彼の別れ際の言葉「仲間と言えども信用するな」が、重要な伏線として、効いてくるのかと期待してしまうじゃないか。[DVD(字幕)] 5点(2012-10-03 23:21:54)(良:1票) 《改行有》

468.  麒麟の翼~劇場版・新参者~ 《ネタバレ》 「死んでいったもののメッセージを受け取るのは、生きているものの義務です」 と看護婦は言う。 3組の死に別れのドラマの中で、そんなこと描こうとしたのかなと、色々と考えあぐねたが、どうも釈然としない。やっとその訳が分かった。  この事件で一番の被害者、一番救われなきゃいけない被害者が、放ったらかしだからだ。吉永くんである。  もちろん、去りゆく人の思いは大事にしたいし、そうやって人は少しずつ、進歩してきたのだし、これからもそうあるべきだろうけど。でも何だかんだ言っても、今生きている人が、一番だ。   そういう意味では、最後のシーン、あの後少年たちがどこへ向かったのか、非常に気になるし、問題だ。方角的には、七福神めぐりっぽいが、そんな事する前に、吉永くんのところへ、詫びに行くのが最優先だろ。東京駅は反対側だぞ。  また、刑事たちの活躍により、若き少女がカレシの思いを受け誤らなくてすんだのは、良かった。刑事が相手にしているのは死体だ、と看護婦は言うが、死体が持っていた思いを拾ってやるのも、生きているものの義務かもしれないよ。  それと、内容的には関係ないけど、「道」のスタート地点に、何で飛ぶものなんだろう?飛んじゃったら、道、関係無いじゃん。[DVD(邦画)] 5点(2012-09-28 15:59:34)(良:2票) 《改行有》

469.  歓びを歌にのせて 《ネタバレ》  リリコおすすめの映画だというので観てみたが、ありがちな単館系の感動映画。それでも、ちょっと盛り上がりに欠ける感じ。  歌を歌うということに、"人の生き方"を絡めてくるようなタイプの、そういうコーラスを望んでいたわけではないだろうに、主人公は、そういう精神論から始めちゃう。映画もそうであろうとしているのか、物語はちょっとは彼らにも変化があるが、それほど劇的に変えたようには描かれない。  そんな彼らの、生き方としての歌を聴かせてくれると思った、最後のコンサートはクライマックスを期待させるが、タイトルの割にはそこでは実際の歌はなし。ここは歌でしょ!会場中の大ハーモニーってのはちょっと感動的ではあるが。…あ、原題には「歌」は入ってないのか。  しかし、最後にあそこで主人公が来れない展開は、悲しい。主人公は、自分の心因性の発作を知っていて、なお、コンクールに参加することを選んだのだろうが、そこの所の葛藤やら、決意やらがあまり見られないので、もう大丈夫なのかと思ってしった。でも、「あれ?やっぱりダメなの?」という感じで、ビックリさせられる。と同時に、「え?この人自身が変わる話じゃないの?」[DVD(字幕)] 5点(2012-09-02 11:23:45)《改行有》

470.  アンフェア the answer 《ネタバレ》  ちょっと無謀かな?と思ったが、TVシリーズも前作映画も見ていないのに鑑賞。  何やら、何かの事件の続きっぽいけど、「TVシリーズが前にあった」という事だけ知っていれば、それなりに話は判るようになっている、と思っているのだが、どうだろう。  前からの作品世界観というものを、全く分かってないので、ちょっと微妙だったが、被疑者となった雪平に、銃を持ってきて逃がす奴が現れた時点で、「踊らされているな」とは思った。が、あれだけの人数の「グル」がいるなら、あんな面倒なことしなくても、良かないかね?というのが、最後まで見た感想。だって、周り全部敵なんだもん。最後に雪平は意趣返しをしたように見せて終わってるけど、絶対巻き返されちゃうって。翌朝、どっかの川に浮かんだ雪平、持っていかれた携帯、という想像をしてしまった。  それと、よく知らんがきっと今までのシリーズの中で、仲間だったのであろう人たちを、あっさり殺したり、犯人側にしてしまったりして、作品ファンの人達は、嫌な気持ちにならないのかな?と、余計な心配をしてしまう。  ところで、最後に出てきたナレーションで、アンフェアというタイトルの意味を初めて知った。しかし「アンフェアな奴ににはアンフェアな対応を」という割には、アンフェアなのは、人質とって逃げたことだけ。もっと、アンフェアな捜査や、反撃があってもいいような気もする。 [DVD(邦画)] 5点(2012-08-12 09:30:04)《改行有》

471.  八つ墓村(1996) 《ネタバレ》  松竹版よりはマシ。何がって、犯行の動機が、ちゃんと原作通りだったこと。そこに犯人の気持ちがあった事。まあ、考えてみれば当たり前だけれども、タダの相続狙いの殺人と言えども「愛の物語」として描いた『犬神家』から始まり、事件の核心には必ず人間のドラマがあった、この市川版シリーズとしては、ここのところは重要だったはず。そしてもちろん、観る側もそのほうが面白い。クイズやパズルを見にいっているのではないのだ。  とはいえ、そこんトコロ描き切れているかというと、微妙。お約束を楽しみにしている人もいるようだが、毎回同じ事やる警部(この事件は等々力じゃなくて磯川だよね、ホントは)の件を削ってでも、もうちょっとその辺に力を入れて欲しかった。大体、あの人は同じ人にもかかわらず、何故いつもいつも金田一を知らんのだ?  で、この映画、今までの、少なくとも『女王蜂』までと比べると、何かが違う、何かが足りない感じがする。特徴を備えていない感。おどろおどろしさ?時代性?過去が現代に仕掛けている禍々しさ?そういった「テイスト」が感じられないのだ。あれほどの猟奇事件があるのに、だ。巧くは言えないが。だから、と言うのも、おかしな評価の仕方だが、イマイチ期待には答えていない感じ。 [DVD(邦画)] 5点(2012-08-09 16:06:08)《改行有》

472.  野菊の如き君なりき(1955) 《ネタバレ》  回想シーンに枠をはめる手法、悪くはないんだけど、殆ど全編という長時間になると、ちょっと鬱陶しい感じもする。  十五歳という絶妙な子供ぐあいの頃合いの、淡い恋心。回想者(正男さん)の視点を約50年ずらした木下版は、この物語が昔の思い出であることをことさら強調し、その情緒の機微を偲んでいる。が、原作では、正男の一人称で語られて、気持ちの移ろいや、成り行きへの悲しみなどが、よく理解できるようになっているが、映画の場合には客観視点で描かれるため、主演の二人の演技のそっけなさも相まって、その辺がちょっと分かりにくい事は否めない。  ところで、正男さんはリンドウのような人。リンドウの花言葉は、「悲しみに暮れているあなたを愛する」。巧く出来てますね。 [DVD(邦画)] 5点(2012-08-04 04:35:18)《改行有》

473.  スタア誕生(1954) 《ネタバレ》  我々が通常、星と呼んでいるものは、自ら輝く恒星のことだ。太陽に照らされて光っている月は、所詮太陽の光が届かなければ、見えなくなってしまう。ノーマンに見出され、彼がいたから輝いていたヴィッキーは、いわば月のようなもの。ノーマンを失って、それでも(彼のためにだとしても)舞台に立つことを選んだ瞬間、ヴィッキーはほんとうの意味で、自ら輝くスタアとして誕生したのだろう。  …なんて、書いてみたが、ちょっと違うな。自分としてはそのように解釈したから、一回すれ違うシーンなどはカットのままで良いと思ったし、途中冗長に思えたシーンも多々感じられた。でも、この映画は多分、主演女優の実際の境遇をダシにしつつ、人気の上り下り交差する映画スター夫婦の悲哀と愛を、描いているのだろう。でもだとしたら、『スタア誕生』というタイトルは何?と思わざるを得ない。  正直言うと、ジュディ・ガーランドの歌は聴かせるものだとは思うけど、どう展開したいのかよく分からないメロディラインの曲、(これは、この時代の映画ミュージカルの常道なのかもしれないけど)ストーリーの根幹とは関係ない部分の歌&ダンスシーンには、あまり楽しくノルことはできなかった。先に書いたように自分はヴィッキーはトントン拍子に出世しちゃっていいと思っているので、もっと切る所切って、最大限妥協しても2時間20分くらいでまとめたほうが良かったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-14 01:20:34)《改行有》

474.  香港国際警察/NEW POLICE STORY 《ネタバレ》  刑事たちが若者犯罪集団に、コテンパンにやっつけられる所で、観る者の怒りを誘うようにできているのだが、あまりにやりすぎていて、逆に主人公たちに嫌悪感を抱かせる。(対象が犯罪とは限らないが)こういうやり方をする映画は、他にもいくつかあるが、度を越すと映画を見続けるのを拒絶する方向に働く。この映画の場合は「ギリ」だ。映画館では逃げられないが、家で見てる時には、まず席を立つ。トイレに行ったり、お茶など入れてみたりして、気持ちを落ち着かせて、今回は何とか戻ってくることができた。ところが、それだけ充分に沸き立たせた怒りが、気持よく収まるように出来ていないのが、この映画の困った所だ。  自体が進展してくると、あれだけ無敵な犯罪集団だった連中が、だんだん間抜けなワカモノになってくる。そして、廃人寸前にまで追い詰められた刑事も、なんだかやることが生ぬるい。彼の正義感というのは、正々堂々というか、スポーツでもしているのか、あるいはそう、"ゲーム"感なのだろうか?何人も警官が殺されているのに、それでも「素手で勝負」とか、組み立て勝負とかで相手の前で平気で銃を手放し、分解してしまう。そういうところが、先の怒りとの兼ね合いで、生ぬるく感じられ、遊んでるのか?と思わざるを得ないのである。  ロープでビルを駆け下りてるなら、そのロープを切ってしまえ!一人死ぬが、顔が分かれば正体がわかる。正体がわかったところで、公表して追い詰めろ!親をとっ捕まえてきて、取引の道具にしろ!小型拳銃を忍ばせておいて、相手が銃を手放したら、迷わず撃て!  そのくらいしないと、気持ちが収まらないのである。  ……いや、ジャッキー・シェンのアクションを見せたいのは、充分判っているんだけどね。 [地上波(吹替)] 5点(2012-06-16 01:44:52)《改行有》

475.  127時間 《ネタバレ》  何十時間も挟まっていて、だんだん人生を反省したりし始めるけど、恐るべき脱出方法で、生還した後は、再びムチャなスポーツに勤しんでるあたり、アメリカ人って懲りない人たちだな。  あと、映画のポスターがイメージさせるような、「高いところで宙吊り」な予想をしていたが、そうでもなくて、結構地味。 [DVD(字幕)] 5点(2012-06-14 01:12:04)《改行有》

476.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》  西部開拓時代のウエスタナーたちが、宇宙から来たと思しきエイリアンたちと戦う話。  と言っても、その殆どがお尋ね者やインデアン、それと攫われた者たちの家族。当然、武器は六連発とウインチェスター、槍と弓矢。主人公だけ何故か、敵のテクノロジーで強力な武器を持っている。  ウエスタンとSFの融合って面白そうだと思ったのだが、対エイリアン戦となると、説得力をもたせた戦いを考えるのは、やはり難しいようだ。あれほどの規模の宇宙人との戦いは、不自然というよりムチャだった。エイリアンが、夜の町に奇襲を仕掛けてきた時には、めっぽう強くて(当たり前だが)、為す術もなく人がさらわれてしまうが、エイリアンの足跡を追って、それと遭遇していくに従って、だんだん弱くなってきて、しまいには槍で刺されて死ぬは、コルト数発で死ぬは、ショボいったら無い。敵が大勢であるが故に、その強さがデフレを起こしてしまい、このショボさを引き起こした。  この異星人戦と絡めて、元強盗団首領と、ちょっと乱暴なカウボーイとの、対立と信頼の物語が描かれている。こちらの方は、生死を共にした男の物語として、ウエスタンとして、実に普通に楽しめる。すべてが終わったあとに、カウボーイが元強盗に、これからの協力を請う場面で、西部劇のセオリー通り、去ってゆく主人公がカッコイイ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-28 19:00:25)(良:1票) 《改行有》

477.  獄門島(1977) 《ネタバレ》  話し的には「鬼頭家の一族」だけど、表面上は狂ってる人がいる割には、犬神家のように「本当に狂ってる感」が無く、異常な人物の異常な思いに突き動かされている事が、納得しずらい。犬神の爺さんのように、無理やりな遺言残せば、娘たちは殺さずに済んだんじゃないか?  公開当時に「犯人役を演じている○○」などと、バリバリなネタバレするワイドショーなどの対策か、本作は原作と違う犯人が売りの一つだった。でも見てみると、本来の犯人たちは、仕方なくででも、やる気でいたはずだ。だから、村長と医者は自分らがやるはずの殺人を、真犯人にやられてしまって相当驚いたはず。そういう所をもっと描写したら、犬神家の「後から飾り立て」に匹敵する、面白さが出たのではないだろうか?[DVD(邦画)] 5点(2012-04-23 17:59:11)《改行有》

478.  本陣殺人事件 《ネタバレ》 推理小説の映像的解説としては、かなり良く出来ていると思う。事件の細かい要素もちゃんと描写している。だが映像的解説すぎて、人間のドラマの部分が若干、稀薄。一柳賢蔵の性格を納得できるかどうかで、この物語はアリかどうか別れるのだと思う。そういう意味でも、残念な映画。予算が無かったのかも知れないが、もうちょっと時間をとって、人間を描けていたらと思う。[DVD(邦画)] 5点(2012-04-23 17:55:24)

479.  墓石と決闘 《ネタバレ》 OKコラルの決闘のその後を描いているが、よく言われているような所謂『OK牧場の決斗』の続編というわけではない。 法律で裁くことのできない悪に対して、力で立ち向かうという方法に移行したアープだが、大事な部分が描かれない急展開で、若干不満が残る。懸賞金がなくなって去ってゆく仲間と同様に、金の力で多くの仲間を失ったアイク・クラントンの物語をもうちょっと掘り下げて見てみたかった。 「銃の時間」でもあるけど、同時に「金の時間」でもあった物語だ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-07 07:16:55)《改行有》

480.  荒野の決闘 《ネタバレ》 この人は名前こそ、ワイアット・アープだが性格も何も別人で、そう思えば違和感なく見れる。それでもやはり、弟を殺された元保安官が、近くの街に長逗留することにした割には、自ら犯人を探しているような描写も無く、緊張感が無いこと夥しい。偶然見つかった証拠、チワワの銃撃犯として追跡され射殺される真犯人、その一味からの決戦要求によって起こる決闘、何か受け身な感じ。クレメンタインへの朧気な恋心を描くのに、強烈な復讐心や、悪の巣窟のような街の描写は邪魔だったのか?かっこいいラストシーンも、また戻ってくるって言っちゃったら、艶消し。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-15 01:11:27)《改行有》

010.16%
120.31%
291.40%
3396.07%
48212.77%
510416.20%
617026.48%
712219.00%
88112.62%
9274.21%
1050.78%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS