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461.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 タランティーノやガイ・リッチーの簡単に人殺すチンピラ映画より、こういうのが好き。  監督は英国のエドガー・ライトのようにアメリカ映画に心酔しているらしくそれっぽいところもあるけれど、同時にドイツらしい真面目さ、律儀さが感じられまする。 銃撃戦で誰もケガしないのはズルイけど安堵、銀行から盗った分は後でちゃんと返したりして。 ママへのプレゼントもじんとくる。 女性をだしてもお行儀わるくならず、何といっても野郎ふたりの友情! マーティンの発作の演技が迫真、ルディはダウニーJrに似てるな~(笑) シリアスとコメディの切り替えがスカッとしてて、1時間半とコンパクトなのもいい。 貫禄ルトガー・ハウアーもいいところでBRのように詩的な台詞をキメてくれるぅ。 ラスト、「ショーシャンク」のようにきれいな海ではなくて荒れた海なのが、また彼らに合ってた。 あの赤錆びた色合い。 思いを遂げて一足先に逝った友を見やる相棒の心も、もはや半分地上を離れているよう。 今時あまりないような「青くさい純粋さ」が愛され好まれる理由?[DVD(字幕)] 8点(2010-12-03 00:01:34)(良:2票)

462.  スリーピー・ホロウ このなさけないジョニーは最高ですね! イカボット・クレーンって名前も変、へっぴり腰がたまりません。 クリスティーナ・リッチもこの頃はけっして細くなかったおみ足をドレスで隠してるとお人形さんみたいなカトリーナ。 4人の長老たちも何気に豪華、エキセントリックな役はウォ~ケンにおまかせ! でも首なし死体の切断面をリアルに見せてくれなくてもいいのに! (血まみれ死体より腐敗しかかったホトケの方がイヤ) 19世紀の作家ワシントン・アーヴィングが伝説を元に書いた、「リップ・ヴァン・ウィンクル」とともに知られる短編を膨らませるべく加えられたミステリー要素はやや機能不全、最後は映画らしい結末に。 コミカルな雰囲気の中でもイカボットの悪夢の中で母が入れられた鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)から鮮血が怒涛のごとく溢れるシーンや、恐ろしげな口をもつ魔の樹、幽玄なる「まどろみの窪」の沈んだ空気がティム・バートンらしきダークネス。[映画館(字幕)] 7点(2010-11-30 23:45:31)

463.  ターミナル 《ネタバレ》 よくリオレの「パリ空港の人々」と比較される作品。 国境警備局のお役所仕事を皮肉った元ネタは同じでも内容は違うしどちらもいいと思ってます、豪華なセットに反比例した地味で堅実な内容だし。 苦手なトム・ハンクスも台詞少なくパントマイム風なのがよいし、キャサリンも妖艶でなく可憐なたたずまい。 自分の足の下しか居場所がなかったヴィクターが少しづつ自分の世界を広げて、周りにも影響を与えていくのが気持ちよく。 総じてメルヘンチックで彼が取り結ぶエンリケとドロレスの結婚なんて御伽噺みたいだけど(洒落た作りはいいのですが、多分あの2人は口きいたこともなさそう)、一方で父親思いの東欧の青年を救う場面はリアルに物語をひきしめて、彼自身の渡米した目的(つまらないですかね…そうは思わないけど)とも重なる部分。 グプタの捨て身のモップ攻撃も頑な自分を動かしてくれた彼への返礼の意味もこめて? そりゃ「パリ空港」のようにシャワーは使えなさそうだし、最後「みんなのヒーロー」みたいになっちゃうのは少しやりすぎ、出ていく時の主任ディクソンの態度が煮え切らないなど、完璧ではないけど。 アメリアと結ばれないのは残念ですが、あれでよかったのかも。 ヴィクターは多くを望まない人、憧れの女性と心が触れあった想い出を持ち帰られるだけで十分なんだと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-21 10:52:33)

464.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 オードリーが高級娼婦って…という気はするけれど、黒のジバンシィをまとったホリー・ゴライトリーのイメージは鮮烈。 マンシーニの「ムーン・リバー」は彼の「刑事コロンボ」(MISTERY MOVIE THEME)とならんでお気に入り、哀しげな中に明るさのある調べが心をかき鳴らす。 カポーティの小説のように彼女は遠くへ旅立った方がよくはなかったか。 時おり寂しげに見えても、自由な女ホリーにはふつうの幸せは似合わない気がする。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-20 13:27:34)

465.  ティンカー・ベル 姿形はティンクでも彼女のキャラクターではなし、ドジッ子妖精の「バグズ・ライフ」。 ティンクが奉仕する妖精管理社会は夢がなくて、子供に勤労精神を植え付けるための映画? ティンクの4人のお友だち集団は日本アニメ(アメリカも席巻したかつてのSAILOR MOONとか)の影響でしょうか。 画的にも地味~★ ティンクでないなら子供アニメとしてそれほど気にもならないのでしょうが、彼女のスター性やオリジナルキャラデザインの魅力にオンブした安直スピンオフか米国版萌えアニメに見えて、小3の姪っ子にはあんまり見てもらいたくないなぁ。 (追記:キャラデザイナーが日本人なんですね。 日本アニメっぽいのも当然…)[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-16 05:36:16)

466.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 鉄仮面レオ&熟年四銃士。 デュマの悲劇的な三銃士最終譚「鉄仮面」を、「こうあるべき」といった胸のすく物語に大胆に書き換えた英断は賞賛されていいのでは。 セットがチープなのは米・英・仏のオジサマたち、バーンのダルタニアン(ひたすら苦悩)、マルコビのアトス(本来リシュリュー枢機卿とかが合ってそうですが、たまにはマトモな役も)、倒錯的なアイアンズの聖職アラミス(ワルそう)、巨漢ドパルデューの豪傑ポルトス(彼とパリローを入れたのでフランスの雰囲気もあり)とレオ(ルイ&フィリップちゃんと別人に見えます)の5人のギャラに大方使ってしまった? 「ブレイブハート」の脚本家ウォレスの監督+脚本でちょっとベタな「男気」は十分、音楽もマスケティースの年月を経ても変らぬ心意気にふさわしい気品あるもの。 Un pour tous,Tous pour un![CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-13 07:03:46)

467.  レディ・チャタレー(2006) 06年版は堅実の一語に尽きる。 好奇の目を退け本質に誠実であろうとした分、映像作品としてはいくらか野暮ったくなってしまっているのは否定できないが。 役者もルックスより演技力で選ばれていると思われ、森番役の繊細な演技はよいけれどもコニーの心情は今ひとつわかりにくい。 そのつもりではなくても夫と愛人を両天秤に掛けている女が、彼らをどのような配分で見ていたかは観客にはわからないのではないか。 それにこの終わり方では結末を曲解されたとしてもいたしかたないだろう。 いつもながら、半身不随の夫が妻を喜ばせるために松葉杖で立ち、彼女の賞賛を得て目を細める様は同情の念を禁じえない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-12 14:40:16)

468.  メリー・ポピンズ 《ネタバレ》 原作者のトラヴァースはこの映画を気に入らなかったそうですが、確かに(「魔女の宅急便」の本とアニメくらいの)大きな違いがある別物。 クセのあるメリーのキャラは和らげられ、本(1作目)のエピソードはごくわずかしか使われず、テリアのように形だけ出されているキャラもいますしね。 中盤にバート(ディック・ヴァン・ダイク)が登場してからは彼の比重が大きくなり(老頭取も兼任なのでなおさら)、終盤はバンクス氏と子供たちの和解に焦点があてられてメリーの存在感は薄まっていくのですが、それらを考慮に入れても魅力的な映画には違いありません。 20世紀前半のロンドンの情景には美しいマット・ペインティングが多用され、アニメとの合成や特殊効果も40年以上前の作品としてはよく出来ており、アンドリュースの歌や立体的な屋上セットでの煙突掃除夫ダンスと見どころ・聴きどころがつめこまれた贅沢で楽しいディズニー作品。 オードリーの「マイ・フェア・レディ」との逸話は今でも語り草、同じ年にこの2つの大作が作られたのは驚異的でもあります。 「完璧な人は感情におぼれないの」は映画オリジナルの台詞ですが、彼女の自信家でクールなキャラクターをうまく表現した言葉。 それと特筆すべきは本でも映画でも魔法使いなど特定のレッテルがないこと。 彼女がただ不思議な力をもっていて東風で飛んできて西風が吹くと飛んでいってしまうメリー・ポピンズであること、それがとてもいいと思います。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-10 09:30:02)

469.  今日から始まる 《ネタバレ》 実力派の舞台俳優フィリップ・トレトンが炭鉱閉鎖後の不況にあえぐフランス北部の幼稚園長に。 「田舎の日曜日」のタヴェルニエ監督はソフィー・マルソーを三銃士にしたり、「ラウンド・ミッドナイト」はジャズ、これはドキュメンタリー風と多様な作風。 炭鉱町ものはフランス映画ではそう見かけない。 市の予算が足りず常に逼迫する状況の中で奮闘する若き園長とスタッフの女性たち、彼らを頼りにする住民と無心に遊ぶ子供たち。 幼稚園という狭い場所を舞台にしながら様々な人間の思惑が交錯する中を、ダニエルは情熱をもって駆け回り、外部と折衝し、子供の瞳の奥を見つめ、語りかける。 が、問題はひきもきらない。 家庭人である彼の生活も平行して描かれ、同居する恋人の息子と和解するシーンが目をひく。 なかなか謝るきっかけをつかめずにいた少年が、母親と彼との不和にするりと滑りこんで「女ってむつかしいよな」みたいな目配せをしあって、ちゃっかり男の同盟を結ぶのがおもしろくもあり。 家族との触れ合いに癒されても余裕のないスケジュールに悲劇も起こるべくして起こってしまうが、ダニエルの去就が気になる。 本当に責任をとって辞めるのだろうか? みんなの冷えきった心をあたためた、心づくしの祭りのあとに。[DVD(字幕)] 8点(2010-11-08 00:00:02)

470.  フェリックスとローラ パトリス・ルコントの中ではマイナーな作品。 最初にいきなりアレがあるから観客は結末を予想してずっと不安を抱えてる。 なのに最後はあっけ、なぁんだ、そういうこと。 アレはフェリックスの○○? でも同じダマされるのなら「情婦」より自分はこういう方がいい。 もともとシャルロットはそんなに好きではなくてこの「謎の女」の正体も呆れるけど、彼女を思うフィリップ・トレトン(「灯台守の恋」)の一途さに引きこまれ、ローラのためではなく、変な女に入れあげてしまったお人よしなフェリックスのために安堵するFIN。 彼らが働く移動遊園地や従業員たち、オートバイもサーカスと同じ旅回りの風情。[DVD(字幕)] 7点(2010-11-07 01:00:01)

471.  ガントレット 《ネタバレ》 「ミッドナイト・ラン」ほどじゃないけど、好きですよ。 イーストウッドが「ハリー」3本の後、彼とは違うタイプの刑事を演じ(+撮り)たくなったのは何か思うところあったのだと。 型にハメられたくない、カッコつけるのはアキた、SよりMがいい、とか。 彼だと「二流のあまされ刑事」には見えにくいですけど、ショックリーは耐える男。 クレバーなフッカー、マリーがグリーンのシャツ着てるのもよし、彼を救うためにそれを脱いでも胸がナイのもよし。 家やバスをメチャクチャ撃たれるのが「ボニ&クラ」的なアメリカのバカっぽさだけどハイライト、ヘリ撃墜もホンモノ使ったのは少ない。 (この頃からのソンドラ・ロックとのプライベートな関係は抜きにして)同じ7点でもHARD-BOILED HARRYにはない軽さがナイス、SFアートの巨匠フランク・フラゼッタによるポスターもクール。[地上波(吹替)] 7点(2010-11-06 15:00:04)

472.  ダーティハリー ハリーのデカいマグナムもデカいサングラスも苦味走った表情もキメ台詞も音楽も、そんなにカッコイイとは思わないんですけど、普通のポリスアクション物のみならず「俺がハマーだ!」みたいなギャグや「ロボコップ」にも影響を与えた元祖ガンマン刑事の心意気はね。 大迫力のスコルピオの俳優さんはこれで有名になっても役のイメージがつきまとったようで、ハマリ役とはいえ気の毒な気がします。 今でこそ強烈な悪役はモテはやされる(それもどうかと思いますが…)風潮にありますが当時は違ったのでしょう。 映画は誰かをスターに押しあげる一方で、誰かの人生をねじまげる怖い存在でもあると思うので。 スクールバスの子供たちも映画の撮影とはいえトラウマになったんじゃない? 「刑事ジョン・ブック/目撃者」の主犯ジェゼフ・サマーがここでも主人公を怒らせる当局の嫌な奴。[地上波(吹替)] 7点(2010-11-05 00:00:06)

473.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 「1」&「2」(7点)は「エジプト物だから好き」というのもあったし、これはスティーブン・ソマーズ監督じゃないしね。 キュートなレイチェル・ワイズが育児(表向きの理由?)で降りたのも大きく、金髪のマリア・ベロがエヴリンの髪の色にすると地味!になってしまって冒険映画にはあわないもの。 息子アレックスが成長した分リックたちが中年に感じるのもなんかサビシイ。(ジョナサン兄ちゃんの能天気だけは変わらず) それとこのシリーズがソコソコ人気あったのはお色気があったからだと思うんですが、寒いところではそれもかなわず。 ジェット・リーやミシェル・ヨーを招いて兵馬俑などオリエンタルな要素で新味をだそうとしたのでしょうが、派手なわりに物足りない映画。 もう続編はないよね。[映画館(字幕)] 5点(2010-11-04 00:50:16)

474.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 前作は7点。 「1」より凝りまくっててもコメディとしてはちょっと苦しく、ベン・スティラーの映画とは思えないほど★ 監督は同じなのにスケールアップというより悪ノリに見えてしまうのがツラく、オーウェンは今回はちゃんとクレジットされてるけどずっと○○○の中にいるし、アザリアのカームンラー(他2役)やナポ○オンたちがイマイチなのもキャラが不安定なゆえ。 オモチャ箱をひっくりかえしたようなアトラクションは玉石混淆で、天○や○イン○ュタインはいらないけど有名なアイゼンスタットのタイムズスクエアの写真の中に入って暴れたり、スミソニアン博物館らしく○葉○で飛び回るのは夢があってよかったな♪(○ン○ー○や○える○は微妙) 女性飛行士アメリアを演じるエイミー・アダムスは「魔法にかけられて」同様、おしかけヒロインが似合いますね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-03 00:45:03)

475.  オータム・イン・ニューヨーク フランスの「薬指の標本」もそうですが細部の感覚が秀逸。 脚本しか見ない人はともかく、写真や映像に興味があったり関わってたりする方はそんなにけなさないんじゃ。 東部は西海岸より四季があって秋から冬にかけてのNY、降りそそぐヤーレの音楽も細雪のよう。 女優ジョアン・チェンは「シュウシュウの季節」のような作品も撮っていますから軟弱というわけではないでしょうし、くりかえし19世紀の詩人ディキンソンの詩が使われて一篇のポエムのような作品にしたかったのかも。 その雰囲気にノニーの少女っぽさが合い、ギアは銀髪が映える黒衣。 気に入った女をつまみ食いしてあるく男っているんだろうな。 彼が泣かない方が思いが深く感じられますが泣いた方が見ている方も楽。 彼の不品行がめぐりめぐって彼を救うという何とも優しすぎる結びですが。 J・K・シモンズの執刀医が渋いです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-02 00:00:01)

476.  スウィート・ノベンバー 「ディアボロス」コンビのラブ・ストーリー。 サンフランシスコは11月でも暖かそう。シャーリズ・セロンは突飛なヒロインをこなしていますが、最初の方の暴走キアヌは下手なのかワザとやってるのか? 彼らのキャラに魅力があるかどうかは疑問。 ネルソンのモダンで殺風景な部屋とサラの明るく可愛い部屋の対比や中盤のあたたかな色合いはいいと思いますけど。 ヒロインの親友がゲイの人なのは他にもありますが、ジェイソン「フック」アイザックスのチャズもなかなか好演。 転調は当然としても前半と後半で差がありすぎ、(まゆ毛のうすいセロンは病気モードの時はホントに病気っぽいです)「12個の贈り物」は楽しいけれど、部屋中に飾った○○○○○は「幸せの黄色いリボン」? ラストはいけないとは思いませんが(「ひと月の夏」の監督らしい寂寥感と思えば)全体としてはアバウト。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-11-01 00:00:15)

477.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 「トイ」シリーズはピクサー作品の中でもキャラクターのスター性がズバ抜けています。(特に2人のフロントマン) 同時に友だちみたいに思えるほど親しみやすいのが魅力。 新監督アンクリッチ自身の体験が生かされ、「リトル・ミス・サンシャイン」の気鋭アーントの脚本は緻密、エンターテイメントとしても上々、画もスゴイ、そしてまたちゃんと「トイ・ストーリー」。 今回はアンディの一番の古なじみであるウッディが持ち主との絆の大切さを説くリーダー(マジメ!)に専念する分、ムードメーカーに徹したセニョール・バズの華麗なパフォーマンスにはケラケラ♪(最高!) おなじみキャラ・新キャラが活躍する一方で旧キャラの封印もあり(ボー・ピープは「2」でも影薄かったけど、「3」の女性キャラはよりアクティブなジェシー、バービー、Mrsポテトヘッドが適当と判断されて?)いい作品にするためにはキビしさも必要ってことで~。 大スキな黄緑エイリアンは因縁あるアレを使っていいトコ見せてくれ、俗物ケンはワードローブ命、悪役ロッツォへのおしおきもカワイイなぁ。 ボニーが女の子なのは男の子だとすぐワカッちゃうからですよね。(その分充足感が若干減ってもやむをえないというところでしょうか) 本当はウッディたちは「永遠の時間をとじこめる」映画の中ではずっとアンディの部屋の住人でいてほしい気もするんですが、あえてそれを踏み越え、最後は涙が一筋。 これがホントに最後?でサビシくもあるけど、もう一度みんなに会えてよかった! (3Dですが、2Dでも同じ点)[映画館(吹替)] 8点(2010-10-19 07:00:03)

478.  17歳の肖像 「プライドと偏見」では四女キティ役で目立たなかったキャリー・マリガンが主演。 50年前の英国の偏狭な人生観の中でもがく利発な16歳は甘い蜜にも青い棘にもなる。 批評家受けがよく数々の賞も得ているが、魅力的な60年代のロンドン・パリを舞台にしながら華やかさに欠けるのは主役2人のヴィジュアルが弱いこともあり(ポスターはそれを最大限カヴァーするような撮り方、パンフ買わなかったのはソレもあり)著名なライターの自伝でもレトロな青春物には強いイメージがあった方がよく、キャストがちがえば全く印象も変わったと思う。 サースガードのデイヴィッドは危険な年上の男というには色気少なく、引き立て役であるはずのグレアムより魅力がないし、マリガン(今月で25歳、丸顔でスリム、ふつうにかわいい)の大人の魔力にとらわれる高校生ジェニーがレディに変身してもジミなので傲慢でもあるキャラが似合わず、父親アルフレッド・モリーナの階級が絡んだ親心や教師オリヴィア・ウイリアムズ(美人なのにジミな役)の堅実さの方が浮かび上がる。 夢のような日々が魅惑的であるほど夢からさめた時の自覚は深くなるがその落差が小さく、自意識ばかりが強いジェニーに好感をもつまでには至らない。 ロザムンド・パイク(「プラ偏」ではマリガンの姉)は頭の軽い美女を知的に演じ、エマ・トンプソンの校長は貫禄。[映画館(字幕)] 6点(2010-10-18 06:02:52)

479.  ウォーリー 《ネタバレ》 観る前は、タレ目であわれっぽいデザインのウォーリーにもツリ目でツルツルのイブにも魅力を感じませんでしたが、動いてこそのキャラクター。(彼らの「目」もちゃんと考えられてる☆) 冒頭にある廃墟と化した地球の光景は圧倒的。 その中をちょこちょこ動き回ってお片づけ、危険を察知すると折りたたまれてヤドカリみたいにち~さくなるウォーリーは700年もひとりぼっち? 拾い集めた古ぼけた遺物とミュージカル・ビデオが宝物の彼が初めて会った女性ロボット・イブに心うばわれて。 まだ心がなくて冷たいイブだけど、終盤では彼らの立場が逆転するのがドラマティックです。 アレクシス艦の外界を知らない人間たちは「アイランド」的ですが全員コロコロ太っているのが特徴。 無機的な世界の中で一本のグリーンが本当に命ある美しいものに感じられ、スクラップ同然になりながら何とかそれを守ろうとするウォーリーの姿はやっぱりけなげ。 最後にピーター・ゲイブリエルの歌が流れたのにはびっくり、まさかピクサー作品で彼の声が聴けるとは、でした♪[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-09 00:00:03)(良:1票)

480.  トスカーナの休日 ダイアン・レインの人生リセット・イン・イタリー。 せっかく風景や彼女が購入した歴史ある邸宅が素晴らしくても、極めて普通に撮ってるから魅力を生かしきれてないのが残念。 ところどころ心あたたまるいいシーンはあるし、女性誌などに「疲れた貴女にオススメ♪」って紹介されていそうですが、女性による女性のための映画ってどうもつまらなくて。 男性では紳士な不動産屋さんと無口な左官屋さんがよいですね。 あと、がんこじいさんも。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-07 00:00:04)

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