みんなのシネマレビュー |
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461. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 少年を装った少女や屋根修理に専念する人、女性下着雑誌を読む老人など、一風変わった個性豊かなひとたちが何人も登場する。それが脈絡なくパラパラとページをめくるように続くのだが、雰囲気があって少しも嫌にならない。また犬を乗せたソ連の人工衛星やスウェーデンでのサッカーワールドカップやヘビー級チャンピオン誕生など50年代末の時代をよく表している。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-23 14:39:11) 462. 踊る大捜査線 THE MOVIE 人気番組ということで見たけど大変失望した。コメディとしては笑うに笑えず、刑事ものとしては緊張感も何もない。TVの映画化だそうだが、何となく馴れ合いでやっているように思えた。犯罪ごっこでは楽しめない。ところでいかりや長介さんは何なんだ。指導員ということらしいが何を指導しているのだ? 捜査の邪魔にしかなってないように見えるけど・・・。[DVD(邦画)] 3点(2013-12-22 07:59:51)(良:1票) 463. ロボジー 途中までまずまずだが中盤過ぎた頃からやり過ぎ、大学のロボット研究会あたりは目も当てられない。この辺まで来ると後はどうにでもなれといった気分になってしまう。[DVD(邦画)] 6点(2013-12-21 10:55:27) 464. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 清洲会議を見て、この映画もぜひ見なければと思った作品。三谷幸喜と言えば「ラヂオの時間」でおもしろさを知ったわけだが、その後「みんなのいえ」から「ザ・マジックアワー」までは私にとっては今ひとつだった。それが清洲会議から更科六兵衛を経て「ステキな金縛り」となったわけである。おもしろさは抜群、私にとっては「ラヂオの時間」「清洲会議」を超える映画となった。単にコメディとしてのおもしろさだけでなく、どうやって幽霊に証言させるかアイデアと工夫がすばらしい。そして主人公の深津絵里が堂に入っている。それにタップダンスや手品まで見せてもらって・・・。[DVD(邦画)] 9点(2013-12-20 23:00:00)(良:1票) 465. 水の中のナイフ 静かに進むヨット、時には無風でまったく進まなかったり、また突然激しい勢いで進んだりもする。それがヨット上の三人の行動と心理状態と絡み合うかのようなおもしろさもある。だがその三人は個性的ではあるがどうも私には馴染めなかった。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-20 05:59:23) 466. 舟を編む 辞書作りのお堅い映画かと思い躊躇していたが、見ると結構おもしろかった。何よりも辞書作りの仕組みや大変さなど興味深く見れたことが大きい。「右」や「恋」「ださい」など辞書でどう表現するのかもおもしろかった。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-19 08:02:25) 467. 好奇心 場面がめまぐるしく変わるのとジャズのせわしない音楽とで落ち着かない。もっとじっくり雰囲気を大切にしてほしかった。それにどうでもいいようなシーンも多すぎるような・・・。中盤のキャンプでのゲーテの詩は、あのシューベルトの「魔王」なんだな。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-17 20:13:33) 468. 望郷(1937) 「モロッコ」「カサブランカ」に続いて「望郷」を見たが、こちらはフランス版でジャン・ギャバンの主演。前者の二つよりさらに異国情緒感が強く、入り組んだカスバの街並みは印象的。ペペがどうしてギャビーに惹かれたのか、宝石ではなかろうし、同郷のよしみというのもあったろう。私個人は捨てられたイネスの方がエキゾチックで魅力的だったけど・・・。それにしても主人公の名前を採っただけの原題を「望郷」とよくぞ名付けたものと感心。ところでけん玉というのは世界各地にあったんだなあ。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-17 06:31:02) 469. 地球爆破作戦 前半はまずまず、賢くなったコンピュータに人間がおいつけなくなったあたりまではサスペンス感もあり楽しめる。しかしどうも後半の展開が納得いかないしおもしろくない。「未知への飛行」と較べても緊迫感やポリシーはないし、「2001年宇宙の旅」と較べても品もロマンもない。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-15 11:20:06) 470. 細雪(1983) 日本の情緒ある四季が美しい。もちろん四人姉妹も美しいが・・・。私の家内は見事な着物に見入っていた。[DVD(邦画)] 7点(2013-12-14 22:40:54) 471. 狂ったバカンス カトリーヌ・スパークの魅力たっぷりの映画、中年技師のアントニオが少女フランチェスカにぞっこん参ってしまい、若者たちに翻弄される。前半はコメディっぽく結構おもしろかったけど、髭を剃ってからの後半はちょっとばかりかわいそう。[映画館(字幕)] 5点(2013-12-13 11:24:39) 472. 風の視線 好きな松本清張作品だが、複雑な人間関係を描くという謳い文句よりもネチっとした展開が気になるし私向きではない。新珠三千代、岩下志麻というキャストも好きなんだけど・・・。この映画で特筆すべきは清張自身も出演していること、それもヒッチコックみたいにちらっとではなく、きちんと台詞のある役として。[DVD(邦画)] 5点(2013-12-12 20:45:06) 473. 四十九日のレシピ 女性小説家伊吹有喜の長編小説の映画化で、NHKテレビドラマも話題になった。DVD化された「四十九日のレシピ」を見て良い作品だと思い映画も鑑賞した。感動はテレビドラマほどはなかったがまずまずの映画、百合子と良平にスポットをあて永作博美と石橋蓮司が好演、だがどうもレシピを書いた当人の乙美の存在が薄い。死んだ人だから仕方ないのかもしれないが、テレビの風吹ジュンがあまりにも良かったのでちょっと残念。[映画館(邦画)] 6点(2013-12-12 07:18:06) 474. インビクタス/負けざる者たち 立派すぎる内容とうまくいきすぎる展開に少々気味悪く気持ち悪いほど。しかしそれはそれ、実話だからこそ意味があるのだろう。モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは文句ないし、アパルトヘイトやラグビーワールドカップなどについても大変勉強になった。ただマンデラがどうして離婚したのか疑問が生じたのは事実、家庭的な面はどうだったのだろう。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-07 23:03:49) 475. 風花(1959) 子どもの頃見た映画がDVDで懐かしく蘇る、これもそのひとつね木下恵介生誕100年の記念だ。悲しくも切ないこの映画は、何と言っても木下忠司の音楽の力が大きい。農村の風景を映し出す映像と共に実に印象的である。ただ同年代の岸、有馬、久我らが親子ほどの年代差を演じるのにはちょっと抵抗があった。[映画館(邦画)] 7点(2013-12-06 07:18:44) 476. 哀しみのトリスターナ トリスターナの変容ぶりがすごいというか、ドヌーヴの悪女ぶりがすさまじく、終盤のロペが痛ましく辛い。ドヌーヴのスペイン語というのも珍しいと思ったが、合作映画だからなのか。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-05 19:43:07) 477. 廿日鼠と人間(1939) オリジナルに軍配を上げなければならないのだろうが、私はリメイク版の方を先に見たこともあり迷ってしまう。カーリーの妻や貫禄のあるスリムはもちろんこっちの方が圧倒的だし映画の流れも自然でテンポも良いのだが、主役二人の演技になるとシニーズやマルコヴィッチの方が好きだし・・・。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-03 20:45:19) 478. イングリッシュ・ペイシェント 戦争を背景にした壮大なロマンはまさにアカデミー作品賞にふさわしい。忘れかかった頃にDVDで繰り返し見るが、そのたびに涙が止まらない。アフリカの広大な砂漠を飛ぶ飛行機が実に印象的だが、キップとハナのロマンスもフレスコ画あたりだけでなくもうちょっと膨らませてほしかった。[DVD(字幕)] 9点(2013-12-03 14:05:25) 479. わが青春のマリアンヌ 美男美女のベタベタな話は苦手だし、少年探偵団のなかに20代の半ズボン青年が出てくるのも馴染めない。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-02 20:20:39) 480. 輪舞(1964) オープンはパリのお洒落な感覚、さぞロマンティックかと思いきや、内容は至って平板。ジェーン・フォンダを始めとする華麗な女優陣を起用しても、これでは1950年の作品に明らかに劣る。それに「巡りめぐる愛」という主題も希薄。[DVD(字幕)] 5点(2013-12-01 06:11:46)
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