みんなのシネマレビュー |
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481. シュガー・ラッシュ:オンライン 《ネタバレ》 う〜ん、良かったのかよくなかったのか、面白かったのか面白くなかったのかもよくわからない。 なんとも評価に困る作品になってる感じがしました。 いや勿論、安定のディズニーアニメですから、映像的には存分に楽しませてくれます。 インターネットの世界というものを華やかにヴィジュアル化。 あんなキャラが逐一単語検索したり、あんな風にあちこちを行き来できると思うと面白いですね。 でも楽しさと同時にネット世界の闇のようなものも描かれてますね。 動画サイトでの熾烈な人気争いから、みんな好き勝手にSNSで中傷してラルフがそれを見て落ち込むとか。 そういうのをしっかりと描いてるのは、鑑賞する子供たちへの教訓になって良いかもしれません。 ただ、無限増殖して追いかけてくるラルフは気持ち悪かったな〜(笑)。 ヴァネロペがアーケードゲームの世界から脱して違うゲーム世界に魅力を見出すのもわからんではないけど、 ある意味前作の否定のような感じもしてしまう。 ディズニープリンセスが集まってる部屋のシーンは面白かったけど、 男だの女だのっていうセリフをいちいち言わせちゃうのもどうも引っかかる。 結局お別れで過ごすラストというのも意外でしたねぇ。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-09-03 17:39:13)(良:1票) 《改行有》 482. リグレッション 《ネタバレ》 アメナーバル監督は個人的にお気に入りの監督さんでして、久々の作品で期待はしていたのですが、そうですねぇ、佳作かな、と。 誰が本当のことを言ってるのか、悪魔信仰は本当にあるのか、と序盤はサスペンスらしい感じで地味ながらも雰囲気はありました。 特にアンジェラの供述を録音しレゴーダーを聞き、儀式の様子を想像しているシーンは見ごたえありました。 ただ中盤過ぎてくると、もうだいたいわかっちゃうんですよね。なのでどんでん返し的なカタルシスはありません。 まぁテーマとしては嫌いじゃないです。人の記憶はあやふやだし、思い込みも激しい。 どんな時代でも人の本質は変わらないので、常に科学的客観的視点が大切。 悪魔的なものが普通に出てきちゃうことが多い中、派手さはなくともこういう作品もまたアリでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-03 16:40:07)《改行有》 483. クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 これはアイデアの勝負ですねぇ。多分予算的にはあまりかかってないと思うんだけど、 最初から最後まで緊迫感があって、ずっと画面に釘付けになっちゃいました。 ちょっとでも音を立てたら得体の知れない化け物に襲われてお陀仏というとんでもない環境下でひっくりと暮らす一家。 こんな状況で赤ちゃん産まれるって無理ゲーやん、というか、この人たちトイレとかどうしてるの、とか色々思ったんですけど(笑)、 ツッコミを入れるよりも面白さが勝ってました。釘踏んづけたシーンはこっちまでヒィィ!!と叫んじゃいました。 化け物が特定の周波数に弱いという展開は、マーズアタックの火星人さんたちを思い出しましたね。 娘さん、ブサイクだなぁ、というか夫婦に似てないよなと思ってましたが、 特典映像見ると、彼女は実際に耳の聞こえない子なんだそうで。そして夫婦役の二人も実際に夫婦なんだそうで、 そういうところでリアリティの向上になってたのかも。息子さんも良い演技でした。 あ、もし自分が父親だったら、川の近くに引っ越します(笑)。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-01 20:15:05)《改行有》 484. シャザム! 《ネタバレ》 笑かしてもらいました。これはもう単純に面白い。 正直、敵役のおっさんとかそのおっさんとの戦いとかそういうのは月並みで大したものではないんですが、 ムキムキマッチョに変身しても中身は中二のままで、フレディとの掛け合いや色々とやらかしちゃうその様が実に楽しい。 その漫才をひたすら楽しむというそんな感じですかね。なのでヒーロー物を装ったコメディ映画ですね。 とは言ってもあのラストは完全に続編を作ろうとしている、しかも敵のおっさんがまた? 例のヒーローもカメオ出演してたし、こんな面白キャラも何かしら大きな世界観に持っていくのでしょうかね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-01 19:48:52)(良:1票) 《改行有》 485. バンブルビー 《ネタバレ》 トランスフォーマーのスピンオフ作品なんだけど、正直言ってトランスフォーマーシリーズよりも本作の方が好きです(笑)。 一本の映画として、すごく面白かった。バンブルビーの可愛らしさ、チャーリーとのやりとりの微笑ましさ、 ボーイフレンドや家族のキャラクターの愉快さ、メインストーリーはよくあるタイプなんだけど、 その周りの加味されてる要素が一つ一つ面白く活きてるんですよね。 トラヴィス・ナイト監督はこれが実写デビューだそうですけど、アニメで培ったそう言う キャラや会話や動きの活かし方をそのまま実写でも発揮されてるなと思うんです。 ラストの別れでの抱擁シーン、ぐっときましたね。笑いと感動をありがとう、と言いたいです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-30 19:18:52)《改行有》 486. 華氏119 《ネタバレ》 相変わらず、政治エンタメとして面白かったですね。 マイケル・ムーアの映画は毎回観てますが、変わらないものと、変わってきたものとあって、 華氏911の時と比べると銃規制の話とかは変わってないし彼の信念も全然変わってないんだけど、 本作はだいぶペシミスティックな感じが伝わってきて。それはなぜかと言うと、ムーアだから当然反トランプ&共和党なんだけど、 後半からは民主党の現体制やオバマまで批判してるわけです。 それで、多くの人が失望や諦めに入ってきて、民主主義が揺らいでる、みたいな話になっていく。 それですごくペシミスティックなんだけど、でも逆に若い人たちに希望を見出す、と言うようなラストになってく。 そうですね、つまるところ特にアメリカの場合は政治にお金がかかりすぎるし、最初の候補者選びの段階でも党の意向があるし、 あと何より右とか左ってのがすごく曖昧になってきたと。トランプ氏はレイシズム的だったり金持ち優遇だったりする一方、 民主党よりリベラルなことを言って民主党候補者をこき下ろし支持者もプア系の人が多い。彼らの雇用を生み出すってのが強み。 それでもう対立軸がよくわかんなくなってきた。以前のようにわかりやすい時代では無くなってきた。 非常に混沌としてきたと言うのはあります。混沌とした中では、ストレートな物言いの人が好まれる。 トランプ氏みたいなの人はパッと出てきたわけでは無くて、やっぱり既存の反動みたいなのがあって、 「もう理想論や綺麗事は聞き飽きたよ。そんなことより職くれよ」みたいな人がたくさんいるんだろうと思います。 ムーア作品を見てその正論さに共感を感じると同時に、言いようのない遣る瀬無さを感じてしまうのもそのへんにあるのかなと思います。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-30 18:23:55)(良:1票) 《改行有》 487. search サーチ 《ネタバレ》 これは掘り出し物でしたねぇ。 全編にわたって、PC画面や監視カメラの映像で構成していて、 ネット上の情報だけを頼りに捜索を進めていくという今までにない斬新なスタイル。 それでいてプロットもしっかりしており、中だるみが無く最後まで一気に楽しめます。 父親が、ふと何かに気づいてクリックし情報を拾い上げて核心に繋げていくその様を、 観客も同じ視点でもって味わう。そうやって父親の気持ちと同一化していく。これがまた面白いですねぇ。 そして犯人は意外な人物なわけですが、こういうどんでん返しって犯人の動機がいまいち理解不能だったり そもそも動機自体が不明だったりする場合が多いのですが、本作の場合は動機が完全に納得のいくものなわけですね。 全く破綻していない。ああそういうことだったのかとすんなり受け入れられる。 そして、あの時の反応はああいうことだったのかと。お互い親だからこそって、シンプルな話しながらも深みを感じます。 父親役の俳優さんの演技も素晴らしいものでした。[DVD(字幕)] 8点(2019-08-30 18:00:19)《改行有》 488. スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 率直に素晴らしいと思いました。 史上最高のスパイダーマン映画と呼ばれるのも、アカデミー賞を受賞したのも納得。 アニメーションにおける、また新たな表現方法を確立させた、と言う感じですね。 いわば、コミックのカラー印刷のポツポツとかズレとかを表現してて、モンタージュとかでも コミックを表現させて、動いているコミックを見てるような楽しさがあります。 一見してすごく手間がかかってるだろうなと言うのが見て取れる。 そしてユーモアも豊富にあり感心させられる。多次元宇宙というアイデアもまた特筆すべきもので、 スパイダーマンの世界をこれによってぐんと押し拡げる。 表現できる世界観が、それこそマルチバースのようにどんどんと広げられるわけです。 続編が見たいなと思わせるし、そこではまたどんなキャラが登場するのが楽しみになってきます。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-29 20:38:56)《改行有》 489. 溺れるナイフ 《ネタバレ》 鑑賞してみて、あぁこれは賛否あるだろうな、と思いました。 多分、半数以上はハマらない、ピンと来ない、合わないだろうな、と。 でも、ハマる人にはものすごくハマるだろうなと、そういう作品でしたね。 原作が少女コミックだそうで、そちらは読んだことありませんが、多分この映画の方は 良くも悪くも原作から一歩踏み込んで作家性を出してきてるんじゃないかなと想像します。 コウちゃんて一体なんなの?と観ていてずっと思ってましたが、特に後半は 夢なんだか妄想なんだか、なんとも言えない世界観になってくる。 妄想少女的な作風で、彼女のキャラに見る人が一体化できるかどうかで評価が変わる。 海中シーンや天狗踊りシーンなどは映像的に綺麗でした。 大友君と眉毛で盛り上がるシーンが微笑ましかった。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-27 17:58:13)《改行有》 490. 蜘蛛の巣を払う女 《ネタバレ》 雰囲気は悪くないんですけどね。 ボンド映画のような、パリッとした空気感で映像的にも抜かりない。 ただストーリーがあんまり面白くないです。もう少し派手めなアクションも欲しかったかも。 キャストが一新してますが、この女優さん決して悪くはないです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-26 20:00:51)《改行有》 491. ドラゴンボール超 ブロリー 《ネタバレ》 ドラゴンボールはほんと久しぶりに観ましたが、いい感じに進化しているなと思いました。 なんというか、力技で描いた格闘シーンとでも言えばいいのかな。今はフルCGアニメが当たり前ですが、 昔ながらの方法で、これだけやれるんだぜ、みたいな心意気を感じる。 ユーモラスシーンも散りばめられていて、特にフュージョンのシーンは大笑いしました。 ブロリーの唯一の友達のエピソードもいいし、冷徹なフリーザさんの振る舞いも良い。 終わり方が半端すぎてズッコケましたが、これは完全に続編があるということでしょう。続きが観たくなりました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2019-08-23 17:13:23)《改行有》 492. 移動都市 モータル・エンジン 《ネタバレ》 移動する都市ロンドン、空中都市、そしてシャングオという街の美しさなど、 ヴィジュアル的には好みなんですけど、なんだろう、話が大味だなと感じました。 多分、情報量の多い原作を2時間に収めるとどうしても駆け足的になっちゃうのかな。 特に、復活者シュライクというキャラクターが唐突に感じました。 元は人間で、最期はじ〜んとさせるような感じだったので、あれだけ掘り下げたものを見たかったかも。 へスターとトムは、チューするのかなって思わせるシーンが度々あったのですが、 あぁ最後に持ち越すのね、なんて思って見てたら最後はハグするだけで終わって チューせんのか〜い!と一人ツッコミしてしまいした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-08-20 17:50:51)《改行有》 493. キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 マーベル通ではない自分にとっては、序盤の段階では少々不安だったのですが、 地球に墜落してからはぐっと面白くなりました。やりとりがコミカルでね。 アクションより、ニック・フューリーと猫ちゃんの掛け合いの方が印象に残ったかも。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-08-20 17:33:38)(良:1票) 《改行有》 494. 来る 《ネタバレ》 新しいスタイルの和製ホラーを作り上げる、その心意気は買いたいのですが、自分にはどうも合いませんでした。 なんというか、全体的にPVっぽい演出で、そのスタイリッシュさがホラーと相性が良くないんじゃないのかって思うんですね。 お、これは怖いかな?と思ったらそのスタイリッシュな画のつなぎですっと恐怖が消えていく、みたいな。 岡田准一や松たか子、柴田理恵あたりの今までにない感じのキャラとか、神仏合わせて立ち向かうユーモラスさとか、 長島監督の演出力はとても感じるものはありましたが、作風とホラーとの相性ですよね。ちょっと残念だったかなと思います。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-08-18 14:40:05)《改行有》 495. アクアマン 《ネタバレ》 ジェーズ・ワン監督も述べてましたが、宇宙モノの映画は多くあれど深海を舞台にした作品というのはなかなかない。 タツノオトシゴのでっかい奴を馬みたいにしてまたがって操る画とか、見た目に新鮮でしたねぇ。 そして海底都市アトランティスをはじめとする、世界観の美しさ。 まるでネオン街のようなヴィジュアルで、見ていて惚れ惚れしました。 全編にわたって見応えあるアクションもさることながら、各所に笑いが散りばめられていて、 かつ感動させる展開もあって、娯楽作品として本当に申し分ない出来。大ヒットしたのも頷けます。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-15 13:05:13)(良:1票) 《改行有》 496. がっこうぐらし! 《ネタバレ》 序盤、みんな大根だなぁと思いながら鑑賞。 なんの知識もなしに観たので、最初は普通の青春学園ものかと思いきや実は学校に住んでますって流れになって、 え?と思いながらもああそう言う学習体験なのねと理解した途端今度は突如ホラーになって、ゾンビ徘徊シーンが出てきて、 実は妄想です的なシーンが出てきて、最初の時点でほんと何なのこれはって感じだったんですが。それもすぐに内容を理解。 アイドル学園もの、学園ゾンビもの、そう言うのはたくさんあるけど、学校を卒業するまでの思い出と旅立ちを描く 青春ゾンビものというのは他に見たことがなく、そういう意味では楽しめました。 何というか、色々とツッコミどころも多く、一つ一つ指摘してたらきりがないぐらいなんですが、 そういうのも含めて楽しんで見ていれば案外いけるのかなと。不出来を楽しむ、とでもいうのでしょうかね。 温かい目で見れば。何とも不思議な作品でした。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-08-14 00:43:50)《改行有》 497. ファースト・マン 《ネタバレ》 客観的には6〜7点ぐらいなんだけど、ちょっとオマケして8点つけようと思います。 非常に抑えた演出で、ライアン・ゴズリングも内に秘めた表情をずっとしてて、夫婦もまた淡白で、 一つ一つのエピソードもわざとかと思うくらいさっぱりさせてる。 だから一歩間違うと退屈な映画になりかねないと思うけど、おそらくニール・アームストロングさんの人となりをリアルに描く意図としてこうなってるのかなと。 彼は自分を英雄視せず、常に周りの人のおかげで偉業がなされたと言っていたそうだから、そんな性格をシナリオに落とし込んでるのかもしれません。 本作で特筆すべきはやはりリアリズムで、宇宙へ飛び立つ船内での音、飛び交う光からの漆黒、まさにVR的な共体験が味わえました。 特に、宇宙船が途方もない勢いで回転を始め、気を失いそうになるシーンは、見てるこっちも死を覚悟する感覚を味わいました。 そして月面着陸のシーン。まだ誰も足を踏み入れたことのない地に最初の一歩を記す、その足跡の意味合いを強く感じました。 子供をなくす辛い経験から始まって、未踏の地で存在意義を見出すという感じですかね。 宇宙ものは、SFロマンな描写になりがちですが、本作はそういう訳でもなく、 外宇宙へ向かっていきながら家族とかパーソナルな、内なる心象へとオーバーラップしていて、 それによって宇宙開発の意義がより際立っているように感じました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-04 20:50:01)《改行有》 498. アメリカ アメリカ 《ネタバレ》 自伝的な作品とのことですが、どの程度まで史実なのか、、、。 後期の作品なのに、だいぶ荒削りな印象。どこか心象的な感じもするし不思議な作品でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-04 20:33:22)《改行有》 499. サスペリア(2018) 《ネタバレ》 リメイクとのことですが、サスペリアってこんな話だったっけかな?と思いながら鑑賞。 少なくとももっと派手でカラフルだったような気が、、。まぁとにかく全然別物です。 映像的には強く残るシーンもあり、特に終盤のダンスシーンは目を見張るものはあったのですが、 全体的に怖いというよりは不愉快系でして、ああこれは人を選ぶなと。あかん人は開始10分で映画館出ますわと。 個人的に不満なところも多く、体がこんがらがった姉ちゃんのシーンはなかなかのものでしたが、 妄想シーンみたいなのやつの血だのミミズだのってのはなんか安直。 一番いらんなと思うのは妙に政治歴史ものを話に絡ませてくるところで、 あの魔女劇団だけで良かったと思うのに、おじいちゃんのパーソナルなオチにしていくのが残念。 な〜んだそんなオチかぁって思っちゃって。人によって振れ幅の大きい作品で、私としては真ん中取って5点にしときます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-08-02 00:17:57)《改行有》 500. ダンボ(2019) 《ネタバレ》 近年の実写ディズニー映画は個人的にどれも乗り切れないものばかりだったのですが、本作は純粋に楽しめました。 ついにダンボを実写化出来るまでになったのかと。実際に鑑賞してみると、ゾウさんたちは皆CGなのですがなんの違和感もなく、見事でしたね。 ダンボという異形の動物が主軸なせいか、ティム・バートンらしさが出ていたようにも思います。相棒音楽家ダニー・エルフマンのスコアも良かった。 そしてマイケル・キートンとダニー・デビートが出演してるわけですが、これはバットマンリターンズのコンビな訳ですね。 それでいて善人悪人が入れ替わった役柄になってて、それもまたひねりがあって良い。 何とも言えない顔つきの主役の女の子もまたティムバートンらしくて良い。 ヴァンデヴァーの役柄は、どことなくウォルト・ディズニーを連想させる。 今のディズニーはものすごい膨張主義なので、この自己皮肉のようなストーリーも考えさせられるものがありました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-08-01 18:11:18)《改行有》
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