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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
481. 清須会議 《ネタバレ》 柴田勝家VS羽柴秀吉、日本史上初めて会議で歴史が動きます。「机上の大一番」の前後5日間を三谷幸喜監督が豪華キャストを迎えてユーモア満載で描く時代劇コメディ。義に忠実で武骨な勝家を巧妙な知恵と策略で煙に巻く秀吉、ただお市の心だけは奪えませんでした。両陣営が火花散らす心理・頭脳戦を笑いとおフザケ満載の、三谷色全開で表現しています。骨太な時代劇ドラマとなるところを、ちょっと茶化しすぎて減点1。「ステキな金縛り」より、西田敏行演じる更科六兵衛が特別出演。[映画館(邦画)] 6点(2014-01-03 02:33:17) 482. クラウド アトラス 《ネタバレ》 時代、ジャンルの垣根を越えたオムニバス・SFドラマ大作。“紫紺の欠片”のごとく散りばめられつつも同時進行する6つの物語。トム・ハンクス、ハル・ベリー、ヒュー・グラント、スーザン・サランドンら豪華キャストが一人で何役もこなします。まるで別の映画に出ているようです。それぞれの物語の印象は薄くつながっていくわけでもなくただ長いだけに感じてしまった。「今までにないハリウッド映画」、「初めての体験」―撮っている側、演じている側はそうかもしれないが観る側としては必ずしもそうではない、ただそれだけのコト。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-01 02:27:15) 483. ダイアナ 《ネタバレ》 「世界のプリンセス」の秘められた恋を綴る伝記ラブストーリー。夫との別居から交通事故死までの3年間、孤独ながらも束の間の甘いひととき。英国皇太子妃という地位から脱し、自由を手にする彼女。淡い恋の終わりから「最期の刻」を迎えるまで、緊迫感が差し迫ってきました。ナオミ・ワッツ好演でしたが唯一無二のダイアナ嬢とは似つきません。[映画館(字幕)] 6点(2013-12-31 23:30:16)(良:1票) 484. スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。シリーズ第2弾。カーク船長、トンガリ耳のスポックらがベネディクト・カンバーバッチ好演の冷酷でしぶとい悪役カーンと激突。宇宙空間を舞台にした戦闘シーンの迫力は申し分ないが、ストーリーが説明不足のために不明確。[映画館(字幕)] 6点(2013-12-15 22:26:48) 485. ゴーストライダー2 《ネタバレ》 マーベルコミック、ニコちゃん演じる燃ゆるガイコツライダー第2弾。“悪魔の子”を救うため大激闘。前作同様ストーリー性はないけど独特のダークなテイストは健在です。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-11 22:52:51) 486. ホワイトハウス・ダウン 《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。あり得ないホワイトハウス内で「ダイ・ハード」、建設以来最大の危機、シチュエーション・アクション。娘と大統領を守る、チャニング・テイタムがワイルドに好演。大統領ファンの娘も旗振りでファインプレー。ド派手アクション連発で意外と見応えありました。[映画館(字幕)] 6点(2013-09-01 22:59:17) 487. ローン・レンジャー(2013) 《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。キモサベ(劣った弟)にして銃のヘタクソなアイマスクのヒーロー、ローン・レンジャーとジョニー・デップ演じるアタマにカラスを乗っけた道化のインディアン、ドントによる凸凹コンビ誕生秘話。尺が長いが、見所は快活な「ローンレンジャー・マーチ」が流れる列車アクションのみ。[映画館(字幕)] 6点(2013-08-25 00:32:30) 488. 風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 スタジオジブリ、宮崎駿監督渾身の実話に基づいた飛行機設計士のドラマ。「列強国ニッポン」の時代、仕事と愛に生きた男女の純粋で切ない物語。ジブリシリーズならではの神秘的な映像表現は健在。美化しすぎたファンタジックな演出、スモーカーのケムたさ、セリフ棒読みの「エヴァンゲリオン」監督には興ざめで期待外れでした。[映画館(邦画)] 6点(2013-08-18 00:48:43) 489. 終戦のエンペラー 《ネタバレ》 約4ヵ月半ぶり2度目観賞。天皇は“戦犯”か。マッカーサー元帥の部下・フェラーズ准将が日本軍の重要人物と面会を重ね、深遠なる謎に迫る10日間を再現。戦争責任の有無は永遠の謎ですが戦争を終わらせた功績は天皇にあるというのがこの作品の結論です。細切れに挿入された淡いコイモノガタリは場違いですが、死別は悲劇。ハリウッド映画が語る戦後処理の真相、外国人監督が撮る日本人には違和感があります。トミー演じるマッカーサーと昭和天皇が会見、ツーショットまで頂戴する重厚な場面。未来の日米友好による戦後復興を指し示すフィナーレ。[映画館(字幕)] 6点(2013-08-12 01:50:18) 490. ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。スタイリッシュな高速カーアクションシリーズ第6弾。死んだはずの仲間(パンダ面の女性)の消息を追い、欧州にかつての仲間が総結集。犯罪者となった元軍人と対決。相変わらずドラマ性は低いですがカーチェイスはグレードアップ。戦車や大型航空機までもが登場、もはやカーアクションの域を越えています。次作の舞台は再び東京で、ジェイソン・ステイサムと激突でしょうか。[映画館(字幕)] 6点(2013-07-20 01:56:32) 491. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 インド人少年とベンガルトラの漂流記。映像が神秘的で美しく、設定アイデアが斬新で意外と深みのある物語ですが全体的にテンポが悪いですね。冒頭の30分はかなり退屈です。それでも米アカデミー監督賞含む4部門受賞作。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-27 00:16:17) 492. オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 4ヵ月半ぶり2度目観賞。斬新な設定と独特な世界観、トム・クルーズ主演の異色SFミステリー。人類の命運を懸けた、己を知るための戦い。徐々に明かされる意外な敵の全貌。紡がれる時空を超えた愛。素材はいいですが、結末において説明不足に感じるのが惜しいです。[映画館(字幕)] 6点(2013-06-01 22:45:51)(良:1票) 493. ラストスタンド 《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。大柄アクション俳優シュワちゃん10年ぶり主演復帰作。西部劇風アクション。田舎町へ軍隊を持つ麻薬・脱走犯が時速400㌔で急接近、最後の砦(ラストスタンド)となってそれをわずか5人で迎え撃ちます。血みどろの市街地戦、グロいバイオレンスシーン。随所にシニカルな笑い。オバアサンに撃たれたヤツ、マヌケすぎ。仲間を殺され保安官引退撤回、シュワちゃんの圧倒的存在感は健在でした。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-25 00:50:26) 494. アイアンマン3 《ネタバレ》 数ヶ月ぶり2度目観賞。飄々として茶目っ気のあるマーベルヒーロー・シリーズ第3弾。「アベンジャーズ」のトラウマに悩まされるナルシスト社長。敵は火男。まるでセイントセイヤのクロスのようにくっついたり離れたりのパワードスーツ着脱トリックは面白いです。グウィネス・パルトロウとドン・チードルにまでくっつき「サイバーアップ」(スーパービックリマンより)。数十体ものアイアンマンがドカドカっと花火に、“アイアンパーティー”。アクションはさすがに見応えありましたが、前作同様ストーリー性に欠け三部作の締めくくりとしてはインパクトが弱いです。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-20 00:48:11) 495. ジャッキー・コーガン 《ネタバレ》 数ヶ月ぶり2度目観賞。ブラピ演じる反社会的な殺し屋ジャッキー・コーガンのモットーは「優しく殺す」―殺している時点で優しくないが。標的は賭場強盗犯。張り詰めた空気の中で語られる会話劇には下ネタ満載。ボコボコにされ泣きじゃくったあげく、結局殺されるイラブ(レイ・リオッタ)、いとあはれなり。今年のワーストは免れました。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-11 00:12:36) 496. メリダとおそろしの森 《ネタバレ》 赤毛でテンパのじゃじゃ馬王女と魔法のケーキにカブリつきクマになったオカンのドタバタアドベンチャー。ピクサーアニメらしくコミカルな動きと美しい最先端のCG映像は見事ですが、主人公の王女に華がなくストーリー性も乏しいですね。純な母娘愛を感じるフィナーレ。ケッコンはまだ先のようです。[DVD(吹替)] 6点(2013-05-02 02:14:33) 497. リンカーン 《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。晩年のエイブラハム・リンカーン大統領、奴隷解放を懸けて奔走する信念のドラマ。戦争の裏で展開する政治トークが中心で引き込まれませんでした。終盤の憲法修正案下院評決は息詰まる投票戦、勝ち得た“自由”に歓喜。そして悲劇の最期。希有の偉人を熱演するのはダニエル=デイ・ルイス、容姿をよく似せて魂が乗り移ったかのような迫力ある演技で米アカデミー主演男優賞受賞。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-01 01:37:09) 498. 名探偵コナン 11人目のストライカー 《ネタバレ》 今作の舞台は熱狂するスタジアム。ゲスト出演の遠藤、中村らが躍動するサッカー試合の裏で爆弾解除に奮闘するコナンたち。「電光掲示板が観客席を滑り落ちてドカン」は迫力ありました。コナンとスペシャルゲスト・キングカズによるしょっぱい爽やかサッカー。そしてお決まりのラスト・スーパーアクション、少年探偵団がつないだパスを受けたコナンのダイレクトボレーシュートがゴールポストに“ゴツン”。ネタ切れを露呈したかのような題材でしたが意外と楽しめました。[地上波(邦画)] 6点(2013-04-20 00:23:13) 499. 桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 ほとんど校内の出来事だけで描いたわずか5日間の学園ドラマ。話題の中心は作中一度も登場しないバレー部のスター“桐島”。部活、受験、友人・恋愛関係などにおいて高校生たちが未成熟で繊細な心の揺れを感じつつも、青春を謳歌している姿を忠実に再現していて懐かしさを覚えました。ついこの間まで子役だった神木隆之介以外はほぼ無名の若手俳優を起用。雰囲気の暗さがテンポの悪さを助長してしまっていますね。それでも2012年度日本アカデミー最優秀作品賞受賞作。[DVD(邦画)] 6点(2013-04-17 01:40:48) 500. わが母の記 《ネタバレ》 井上靖の自伝小説を映画化。母親が息子を捨てるはずない、無二の母子の絆を懐かしく香る昭和日本の風景が優しく包み込みます。目の前にいる息子に気づかずしきりに息子に会いたがる認知症の母を希木樹林が凄みある怪演。[DVD(邦画)] 6点(2013-03-25 00:20:41)
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