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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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501.  消えた天使 《ネタバレ》 とりあえずサスペンスが観たいという軽い気持ちから選んだタイトルが、観てみると相当重かった。。。 日本でも性犯罪者のリストを公開するとかしないとかいう報道が時々耳に入りますが、した場合どんなことが起こるかというのを具体的に映画として見せてくれたのは勉強になりました。リストを公開すれば周囲の人が警戒できるシステムくらいにしか思ってなかったのですが、リストに載ってる人同士が徒党を組むというのは「なるほど、そんなこともあるのか」と思いました。そういう意味ではこういったシステムを先駆けて導入した国の、その経験則から語ってくれたこの映画はとても貴重だと思います。 それにしてもバベッジ(=リチャード・ギアさん)の扱いはひどかったですね。あそこまで職務に忠実な素晴らしい公務員なのに、同僚から疎まれてクビだなんて。彼が悪者に徹してるおかげで周りはだいぶ助かってると思うのですが・・・。いいじゃないですか、性犯罪者たちから恐れられる公務員!!彼らになめられるよりはよっぽどいいと思いますし、リスト関係者以外の人間にはとてもありがたい存在だと思います。てか他の職員は仕事してんのか?? まあ同僚の家に侵入したりとかは確かにやりすぎですけどね。しかも女性の家ですから(汗)。一歩間違えばあなたが性犯罪者扱い受けますよってレベルの空気の読めなさで、そこは常識持ってくれって思いました。まあそれもずっと性犯罪者たちと関わっていく中で彼が失った人間性の一端なのかもしれません。なんか彼、退職後にバーンアウト症候群に陥らないだろうか、心配だ・・・。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-09 12:27:51)(良:1票) 《改行有》

502.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 個人的にコメディで人が死ぬブラックユーモア的なのは笑えないので、ちょっといや~な予感はあったのですが、意外と普通に楽しめました。でもグロい。ブラックに終始するこの手の映画は中盤過ぎたくらいでお腹一杯になる。後半グロ描写は少なくなりましたが、子どもを放り投げるシーンなど、またこれも笑えない。平和な日本で生きてる私にはちょっと受け付けないシーンも多数。 でも実際の映画をベースにした映画論みたいなものは面白かった。『レインマン』と『アイアム・サム』をくらべてオスカーを獲れただの獲れなかっただのという、一種映画雑誌の特集のような会話は興味深く、ネイティブの人たちが一般論的にそういった映画をどう見てるのかがわかってよかったです。 今さっきシネマレビューでキャストをチェックしたところ、あのハゲがトム・クルーズさんだったことや、ニセ黒人がロバート・ダウニー・Jrさんだったことは普通に驚き。ジェニファー・ラブ・ヒューイットさんも出てたり、キャストにお金はかかってる印象。てかよく出たね、これに(笑)。ラストにジェニファーさんを出すくらいならもっと作中に女っ気も欲しかったね。[DVD(字幕)] 5点(2011-02-08 10:43:37)《改行有》

503.  今日も僕は殺される 《ネタバレ》 ”ハーベスター”の手が『ARMS』というマンガのキャラの手にそっくりだったので個人的にそこでちょっとテンション↑ ストーリーの世界観も好きな感じでした。最初は夢の夢のそのまた夢の・・・って感じに死ぬ(起きる)度に徐々に目が覚めていって、最終的に現実世界に到達する的なラストを想像したのですが、実際は死ぬ度に別世界が作られるという結構そのまんまな展開でした。その世界も敵方のメディアさんが作ったって言ってましたが、それならもっとハーベスターの都合の良いふうに作れなかったのかなとか疑問に思いましたが。 あとはイアンとジェニーの特殊性が最後までぼんやりしていたのが少し残念。イアンはハーベスターの中でどんな立場にあってどういうふうに強かったのかとか、ジェニーがどういった点で特別だったのかとか、漠然と「愛」とか言われても視聴者には伝わらない。 単品モノの80分映画なので詰め込む余地も無かったのかもしれませんが。 どうでもいいですが”死ねないけど痛い”とかサザンアイズの尤とか思い出したり、腕の剣は冒頭のマンガのこと思い出したり、個人的にはそういうマンガみたいな設定が面白かったです。逆に気になる人もいるかもしれませんが、見てて面白かったので私的には◎でした。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-07 12:29:53)《改行有》

504.  ファースト・ミッション 《ネタバレ》 別の映画の予告編に魅せられ鑑賞☆同予告編で日本語吹き替えが秀逸とのことだったので、普段は字幕主義なのをあえて吹き替えで鑑賞☆☆ストーリーはシンプルだしアクションはスカッとしてとても面白かったです☆☆☆ また、シンプルなのにご都合主義にまとまってなかったのは良かった。アクション主体の映画としてはわりと人死にがある映画だったので、誰も罪に問われないのかな~とか思ってたらジャッキー自ら投降。そして刑務所暮らしってのが妙にリアルだった。あんなに兄に尽くした挙げ句捕まってしまったのに、それでもやはり兄弟なんだっていうシーンはアクション映画らしからぬ感動が。。。ムショ暮らし中もちゃんとジャッキーの周囲の人が兄の面倒を看てくれて、なんか人情味溢れてる感じがうまく昭和のヒューマンドラマテイスト。 兄のサモハンが全くの無罪って言うのも気にはなりますが、下手に裁判とかされても興ざめだしね。 ほとんど手を入れられていない当時のアクションってシンプルですけどその分なんか手に汗握りますね。観ていて楽しくてワクワクします。ただのフィルムの早回しみたいなシーンでも面白い。やっぱり自分昭和の人間ですわ(笑) 個人的におおってなったのは、『カンフー・ハッスル』の仕立て屋のおっちゃんがこの映画に出ていたのを発見したこと。ほんの一瞬のシーンでしたけど、こんな古い映画で知ってる顔が出てきたのでちょっとテンション上がりました↑↑[DVD(吹替)] 7点(2011-02-07 11:07:49)《改行有》

505.  アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 《ネタバレ》 この映画を観ながらの私の動き内訳;  「だから何??」とつぶやくこと20回  「意味わからん」とつぶやくこと10回  「イライラするなぁ!!」とキレること5回  「もうつまらなすぎてDVD止めたい」と思うこと3回 てな感じになっております。 これは本当にひどかった。メインの三俳優がそれぞれに自分がやりたかったことを無理やり詰め込んだんじゃないかと思うくらいの感じ。それくらい三人の関係性が乖離してしまっている。無理やり三者三様のストーリーを一つの作品中に見せられて、つながらないわ理解できないわ、はなはだ迷惑である。某富豪の息子で失踪中というシタオ(=木村拓哉さん)、それを探すクライン(=ジョシュ・ハートネットさん)、シタオに女を拉致?され彼を追うドンポ(=イ・ビョンホンさん)、そんなうっっっっ・・・っっっすいつながりを基にストーリーは展開。彼らが交わるのもほんの一瞬。これならキャラ別に別々の映画つくりゃ良かったんじゃないの??出来の悪さに閉口。 そもそもクラインはシタオと同じように失踪した探偵の人を速攻で見つけます。どうやったんだ??それが出来るならシタオもすぐ見つかるだろう、とか思ってたら警察署で彼を発見!!にも関わらずそこでは追いかけもせず、後に街を駆けずり回って探す羽目に。あぁもう、この時点でグダグダ。 シタオはシタオで、ずっとキリスト。事前に彼の特殊能力のフリすらなく、私、ついていけず。トロい??普通ならついていけるレベルなのでしょうか。彼自身の意思が何も見えず、映画の中でキリストごっこに興じる彼も同じく興ざめ。 ドンポ。ぶっちゃけただのマフィア。ある意味この映画では一番まとも。女を愛するし、奪った男に怒りをあらわにするし、一番人間性が見れました。ただ彼もやはり独りよがりな演出。物語の大筋に絡んでこないキャラに過ぎず、彼の必要性は特に見当たらず。 こんなに批判に終始したレビューも久しい。0点も久しい。そういう意味のインパクトという点では近年で最高です。久し振りに底の底を見たいという方はどうぞご鑑賞を。 ※個人的な意見ですのであしからず[DVD(字幕)] 0点(2011-02-02 23:11:54)(良:2票) 《改行有》

506.  THE CLASH ザ・クラッシュ 《ネタバレ》 まさに"stuck."邦題も悪くないが原題のほうがよく内容を反映していると思う。面白かった。鑑賞前はタイトルからして似たような原題の、"Crush"みたいな映画だと思ってたら大間違いでした。その正体はコメディともサスペンスとも取れない、まさに"stuck"シチュエーション映画。似たような映画もちらほら観ましたが、不注意の事故から始まる話の展開が秀逸というか、どこかコミカル。いや役柄上はみんな真剣なんでしょうけど、事故起こしたおねえちゃんが「ごめんね、ごめんね」とか言いながら出勤するシーンには適当すぎて吹いてしまった(笑)ゆうても生きてる人間がガレージにいるのにいつとどめを刺すのかと思いきや放置して仕事に行けるのが逆にすごい。声くらいいくらでも出せるだろうに。あ、クラクションもあったねwww 鑑賞後に「そういえば」と思い出したのは冒頭の"Inspired by true story"「事実に着想を得た物語」の一文。どこからどこまでが事実かは知りませんが、おそらく真実の部分とおぼしき車に轢かれたおっさんには「ナイスガッツ!!」と賞賛したい。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-01 13:05:07)《改行有》

507.  アイアンマン 《ネタバレ》 ひたすら兵器開発をして儲けてきた会社社長が、自分の兵器が使われる現場に放り出されて初めて現状を知るというところは、いかにもな展開だが同時に「よく気づいた」と彼を賞賛したくもなる。兵器を作ってる男が何をいまさら的なことも頭をよぎりますが、それが実際どのような使われ方をしてるのかと言うことを目の当たりにするのと、そうでないのとでは本人の印象も相当変わるのではないでしょうか。自分が捕虜にされ、自分の兵器の脅威を目の当たりにしたとき、ようやく自分のやってきたことがどんなものなのか気づくというのは、アメコミらしからぬリアリスティックでした。彼に気づかせるための兵器の描写がもうちょっと欲しかった気もしますが、基本的にアメコミなのでこれ以上過激な描写は出来なかったのかな。そこがちょっと残念。 アイアンマンスーツ自体は出来たてホヤホヤといった感じで、個人的には活躍シーンより欠点シーンの方が目立ちました。プロトタイプでは空中分解、完成品は取り外しに手間がかかり、最終戦にはエネルギー不足、っておいおい。最後のバトルシーンも、エネルギー不足で節約状態なんて中途半端な状態で闘って欲しくなかった。どうせならお互い全力を出し切るようなバトルが観たいのに!!アイアンマン自体の力じゃなく、ラスボスはリアクターにぶっこんで爆発させて終わりというラストにけっこう萎えました。それ別に、アイアンマンじゃなくていいじゃん。 ていうかアイアンマン自体よりそのエネルギー源のリアクターを作ったってほうがすごい気がする。最初洞窟で作ってたプロトタイプはあれ動力源は自動車のバッテリーですか??だとしたらそのバッテリー会社はトニーより儲けるべきだ。バッテリー会社乙。 最後にキャスト。感情的且つ短絡的な思考のトニー社長ははっきり言って苦手なタイプ。個人レベルでは魅力的だが、あんな人についていく気はしない。ペッパー秘書は綺麗。あんな人がなぜあそこまでトニーについていくのか。 しかしそれぞれがそれぞれのキャラを立てていて、役柄としては良いと思う。自分的お気に入りのインセンが次くらいで復活したりしないかな。。。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-31 11:35:12)《改行有》

508.  クローズZERO 《ネタバレ》 自分の趣味以外の映画も観るべきと思い至り、人にオススメを聞いて言われたのがこれ。基本、ヤンキー映画って酒・女・暴力のオンパレードで、そういうのに魅力を感じない性格上敬遠してたんですが、これはけっこう面白かった。個人的には人を殴るときの効果音がいかにもテレビ的に大げさでよかった。実際にはもっと鈍い音がするんですが、「バシッ!!」「ドカッ!!」と派手な音をさせてケンカするもので、見ていて変な爽快感があります。 正直冒頭で屋上の壁に「たきやげんじ」の時点でだいぶ冷めました。わざとでなければせめて漢字くらい書く頭持てよと思ってたら、チンピラヤクザのいうとおりに動く主役の源治クン。男気だけであまりに頭の悪い男に魅力は感じられなかった。それならまだ芹沢クンの方がよっぽどついていきがいがある。彼も舎弟の統率がイマイチですけど。てゆーか舎弟が盛り上がってばっかりで本人別にやる気ない? 自分的に最悪だったのは時生クン。自分病気のくせに「なんもしねーで100%治してやる」とオバカ発言。そんで結局病院に担ぎ込まれる。手術受ける。超ダサい。それがかっこいいのか?さっぱりわからん。他人の心配も真剣に汲み取れないような男に、てゆーかガキに、魅力なんか感じるわけがありません。彼だけ出直してきてください。マジで。[DVD(邦画)] 6点(2011-01-31 10:43:53)《改行有》

509.  アナコンダ4 <TVM> 《ネタバレ》 ついにアナコンダ1~4を全て鑑賞!!いや~シリーズを全て観たこの達成感がたまらない!え?感想??これはそーいったものを求める映画なんですか??? ・・・と言うのも失礼なのでレビューなんですが、本当に語れることが少ない(汗)。基本的に『3』と大筋変わってないし、もうヘビクンのほうも、なんて言うか、ただのヘビ。別に賢いわけでもない、何か特殊能力があるわけでもない、ただ大きいヘビ。(あっ、再生できたっけ) そういう意味では今回は『アナコンダ』のくせにヘビそれ自体はもう物語のきっかけに過ぎず、中心は人間ドラマ(『アナコンダ』なのに)。冒頭で書いたように、シリーズの達成感として観終わって気持ちいい的な感じはありますが、これ単品ならひどい。ヘビ中心のモンスター・パニックにチラッとクモを挟んでくる。またそれに特に意味が無い。もう何がなんだか。 シリーズとして完結させたい人は観ましょう。それ以外の人は手を出さないことをオススメします。間違っても『3』を飛ばしてこれを借りないように。びみょ~につながってますので。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 13:31:59)《改行有》

510.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 もうこれは・・・ジャッキー・チェンさんとジェット・リーさんの絡むカンフーアクションなんて夢のような映画です!!!最初、孫悟空役がジェット・リーさんだったのでジャッキー・チェンさんとの絡みは無いかと諦めかけてたのですが、なんと分身現る!!分身とジャッキーさんが蹴るわ殴るわ棒で叩くわ、もうテンションアゲアゲでした♪♪ 前半、主人公の彼のヘタレ&KY&オタクっぷりにけっこう辟易もしましたが、そんなダメっぷりも最終的には奇麗にまとまっていました。強さの度合いも、ジャッキー&ジェット・リーさんを10とすると、彼は4~5くらいでとどまっているのもちょうど良い。ご都合的に極端な変化をしないところがバランス良かったです。スパロウは7くらい?? あとはジェット・リーさんの孫悟空役が思った以上にハマっていた(笑)無邪気な天然っぷりが本当にサルのよう。相手をおちょくったり化かしたりするのですが、なんか見ていて憎めない可愛らしさがあって、そんな役をこなすジェット・リーさんが改めて凄い俳優なんだと認識しました。 ですが全体的にちょっとワイヤーアクションを多用しすぎなところが気になりました。できればワイヤーは孫悟空と将軍の”超能力バトル”だけに限定してほしかったかな。それ以外のガチガチの肉弾アクションの中で急にワイヤーでふわふわされると急にテンポを外されたような違和感におそわれたので。 しかし欠点はそれくらいで、ストーリーと世界観は色んな要素を詰め込みつつも破綻無く、ファンタジー感溢れる夢のようなお話でした。死んだら終わりとか言うんでなければ、私も是非この世界で修行してみたいです、なんて都合の良い希望ですが(笑) 人の勧めで観た映画ですが、私も人に勧めます!!特にアクション好きなら絶対アタリでしょうこれは! P.S.:個人的にスパロウ役がチャン・ツィィーさんなら、10点付けてました☆[DVD(字幕)] 9点(2011-01-30 12:35:23)(良:1票) 《改行有》

511.  ヒルズ・ハブ・アイズ 《ネタバレ》 核実験の影響で奇形化した人たちに有無を言わさず襲われるという、そんな伝統的且つ不条理なホラー。核によってそうなったという点がある種リアルと言うか、観る人が観ればそこを映画として観れずに嫌悪感を抱く人がいるでしょうね。女性を襲うシーンなども同様。まあそもそもこんな映画を借りてきている時点でその人はホラー耐性があるということなので、大丈夫かと。 けっこうなペースでやられていく家族たちを見て、その後の復讐劇は大丈夫なのかと心配になりましたが、豹変した息子&ムコ殿&スーパードッグの活躍で事なきを得ました。かつて犬に殺されるホラーモンスターがあっただろうか(笑)犬の名前も"Beauty"と"Beast"「美女と野獣」。敵をやったのはどっちだったっけ?"Beauty"のほうなら笑える。 しかし敵が何人とかがわからないのがちょっと難点。敵を何人やっつけてもどれだけ残ってるかわからないので達成感に乏しい。最終的にまだ敵は残ってて続編に、、、的なヒキだったので仕方ないのかもしれませんが。まあでも続編は観たいかな。特に恐怖感も感動も無いホラーですが、次回も犬の活躍に期待してレンタルします☆[DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 12:02:37)(良:1票) 《改行有》

512.  笑う警官 《ネタバレ》 子どものころ、麦茶だと思って飲んだら泡の抜けたビールだったと言うことがありました。これはそんな映画。ある種世代間ギャップを感じるテイストとでも申しましょうか、自分がもう15年くらい年をとってれば良い味だと感じるのかもしれない。 原作はどうだったかは存じませんが、映画を観るかぎりではどのあたりが『笑う警官』だったのかさっぱりわからない。みんな苦笑しかしていない。本を映画にするのって最近はよく散見されますけども、それを高いレベルでやるっていうのは実はとても難しいことなんですね。小説もとの映画をたくさん観ましたが、そう思います。 キャストも好きな俳優がいたり、演技がすごい下手と感じた俳優もいたり、デコボコが目立ちます。個人的に一番ひどいと思ったのは町田警官役の野村祐人さん。ひどい。素人が聞いてもわかるくらい棒読みの台詞回し。あれでよくOK出たなと思う。新人警官役の新宮君(忍成修吾さん)もなんかくさい。勢いだけの新人と言う意味ではいいのかもしれないが、それっぽくしようというくささがある。これも素人が「演技」と割り切って見てしまうようなレベルでした。宮迫??ああ、それは・・・(無) ストーリーも脈絡が無さすぎて、テンポがついていけない。ジャズが流れてる時点でもっとゆったりした展開かと思いきや、婦人警官殺しの犯人が「そこで認めるの!?」ってタイミングであっさり自供。内部告発者誰だろうってこっちもゆっくり酒を飲みながら見ていると、「自分がチクリました」とこちらもあっさり自供。突如進行する脈絡の無い展開に困惑を覚えます。 他の豪華俳優人とか、雰囲気だけで持っていけそうな映画なのに、それでも押さえ込めなかった欠点と言うのはある意味貴重。色々欠点を書き連ねましたが、私はその雰囲気の部分や、最初に書いたように後々面白いと思える可能性もあると思い、5点。[DVD(邦画)] 5点(2011-01-28 14:18:17)《改行有》

513.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 『マトリックス!!!』というのが第一印象☆ 自分の空虚な人生に絶望してることとか、嫌味な上司にネチネチ言われるところとか、なぜか壁がたわむところとか、美女と出会って仲間に入るところとか、そこから彼らと修行し始めるところとか、かぶってるところを挙げたらキリがない(笑) しかしこういう話の展開は嫌いではない。いわば”大儀のため”、千人の命を救うために一人を殺すんだと偉そうに言っていた人が、自分におはちが回ってきたとたん知らん顔(笑)。他の暗殺者メンバーも自分の名前があると分かったときの動揺ぷりったらないですね。あんなターゲット指定システムを見た時点で、自分もターゲットになるかもとか普通考えますが。「お前たちの名前もある」と言われて「えぇっ!?」って、おまえら遅すぎだろ(笑)しかしそんなのが面白い。 映画そのものも奇抜な銃撃シーンやカーチェイスなどがスタイリッシュでテンションが上がります↑ 主役がメッタ切りにされるけどお風呂で回復するし、曲がる弾などアイデアが凄いです!暗殺シーンでルーフトップを空けながらタバコ吸ってる人を頭上から殺すシーンがありましたが、あれも曲がる弾で仕留めて欲しかった。 総括としては人間に深みが無い『マトリックス』。しかしそれを補ってあまりある斬新さがありました。キャスト分の豪華さは堪能することができますし、7点ってところでしょうか☆[DVD(字幕)] 7点(2011-01-27 11:18:03)《改行有》

514.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 勧められて鑑賞。てか、DVDを借りて今夜見ようと思ってたら勧められました。それがちょっとした偶然の出会いのようにも感じられ、ちょっぴりワクワクしながら期待して鑑賞しました。が、、、正直期待ほどではなかったですね。 予備知識としてこれが『ブレア~』などと同じハンディカメラ映画だとは知ってたのですが、それでもやはりグラグラ動くカメラワークには慣れません。カメラが固定されるたびに少し落ち着いて鑑賞できました(←そこからが怖いシーンなのに) 寝室シーンは普通に楽しめました。徐々にエスカレートしていくのも緊張が高まって良かったですが、ちょっと物足りない気もしました。ベッドが浮くとかそれくらいのことがあっても良かったかな。前もってケイティが憑かれて記憶に無い行動を取るってシーンもあったので、ある意味予測できるラスト。 もう一つのエンディングも見ましたが、まあどっちもどっちかな。 あとはストーリー上そうしないと話が進まないのでしょうけど、彼氏役の人がどんなに追い込まれても絶対ビデオ撮影をやめないのは不自然極まりない。カメラ撮影を続ける理由としてもっともらしいものが無かったので、そこで作り物感を感じ、興ざめでした。本当に起こった出来事っぽく描く映画なら、そこは大事にしてほしかった。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-26 13:13:07)《改行有》

515.  P2 《ネタバレ》 他の方ならどうかは分かりませんが、私はアンジェラ(=レイチェル・ニコルズさん)があられもない格好で逃げ回ると言うシーンだけで画面に釘付けでした。不謹慎ですみません。別の映画の予告編を見たのがきっかけになった映画でしたが、”設定は”面白いです。犯人はキャラが立ってるようで全然立ってない。精神的に不安定だからか?何をやっても納得しない、まるで子どものような大人が立ち回るのは正直見ていてウンザリする。まあそういうキャラ設定なら仕方ないのですが。アンジェラの足を鎖でつなぐような用意の良さがあるにもかかわらず不用意に背中を見せて刺される迂闊さ。犬をけしかけといてそれが殺されたことに狼狽・激怒する不条理さ。意味分からん。 サスペンスとしては、拉致以降のプランなども練っていてくれると物語に深みが出るのだが。「P2に誰も出入りしない部屋があるからそこで一緒に暮らそう」などと犯人が言い出せば、P2も強調されるし、犯人の用意周到さなども際立って良いと思う。 本編は轢き殺した死体は適当に板を立てかけて隠しただけだし、所々やっつけ仕事なのが気になりました。 終盤、彼は自分がけしかけた犬でもしアンジェラが死んだらどんな態度に出るんでしょうか。どういうつもりで犬をけしかけたか分からないが、そこは聞いてみたい。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-24 13:06:02)(良:1票) 《改行有》

516.  彼が二度愛したS 《ネタバレ》 序盤からある程度オチが分かってくる映画です。と言うのもヒュー・ジャックマンさんが冒頭から偽者フラグ立ちまくり。わざとらしく社員に話しかけ自分がその会社の一員のように見せるあの行動はカンペキばればれでしょう?少なくとも視聴者には。あそこだけまるで『クロサギ』を見てるかのよう。 騙し騙されなサスペンスとしては無難な仕上がりになっています。秘密クラブはインパクト◎。ですが秘密クラブに行くまでが不自然。そもそも他人の携帯に出て、誰とも知らない人にどこどこに何時に来いとか言われてのこのこ行きますかね??私生活淡白な彼がワイアッテに憧れて彼のまねをしたくなったと思えなくも無いですが、やや強引か。 あと個人的に好きになれないのが、洋画では良くありがちな非合法なもの(麻薬など)を親しい、もしくは親しくなりたい相手に勧めるようなシーン。いかにも日本人的なコメントですが、親しい相手だからこそそんなものを勧めてはダメだろうと言う感覚があり、ああいうシーンにはどうも顔をしかめてしまう。クライム・サスペンスにそんなこと言っても始まりませんけどね。あくまで個人的にいやだったところなので、あしからず。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-24 13:04:14)《改行有》

517.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 ストーリーはfacebook創設者マークが告訴されたという展開をベースに、合い間合い間に回想シーンをはさみながら展開していきます。こういう「実話に着想を得た」ストーリーは事実と脚色の区別が分からないので個人的には嫌いです。 しかし、鑑賞までfacebookに対して思いを巡らせたことはほとんど無かったのですが、著しく対人能力に欠ける人間が作り出したコミュニケーションツールのSNSと言うところが皮肉的で面白い。私自身mixiをやっていた経験があり、一時期それにのめりこんだ時期もあったのでfacebookの爆発的な広がりもかつての自分を見てるようで面白いものでした。 また、パンフレットの表紙にも興味を惹かれました。そこには"You don't get to 500 million friends without making a few enemies."とあり、意味は「一人の敵も作らずに5億人の友達なんか作れないよ」ということです。これは創設者マークへの戒めなのか、SNSを利用する全世界の人たちへの警鐘なのか、それともその両方なのか。 映画のラストで5億人の社交場を仕切る大金持ちの男が一人の女性のリクエストを待ち続けるというシーンは、巨大SNS=facebookのまさに光と影。現実とネットとの壁を感じました。 個人的な結論を言わせてもらうと、全体的にはあまり面白く無かったです。結局監督などの製作側は「facebook創始者の等身大」を描きたかったのか、「SNSの光と影」を描きたかったのか、またそれらでもって何を伝えたかったのかがわからなかったので。個人的には、「現実の人間関係を大事にしよう」と言われてるように思いましたが、どうでしょう?[映画館(字幕)] 4点(2011-01-24 11:09:55)(良:1票) 《改行有》

518.  告発のとき 《ネタバレ》 何を書いてもこの映画で受けた衝撃をうまく言葉で表せず、現在三回目のレビュー書き直しです。筆舌に尽くしがたいとはまさにこういう心境なのでしょうか。衝撃的な内容だったことは事実です。 退役軍人のハンク(=トミー・リー・ジョーンズさん)が息子の無許可離隊の通報を受け現地に探しに行くと息子は遺体で見つかり、その背景を突き詰めていくとイラクへの派兵が彼らの精神状態にとてつもなく大きい爪痕を残しているのがわかってくる・・・といったストーリー。 この映画にはイラクが具体的にどのような状態だったかはほとんど描かれていません。そもそも映画ですし、作中にあった映像などを100%真に受けるというのはナンセンスです。しかし、イラクの”本当の”状況やそれによって影響を受けた兵士達に思いを巡らすには充分な内容でした。個人的な意見ですが、戦場のせの字も知らない自分のような日本人は、彼らが逃避のためにドラッグをやってても責めることすら出来ない、そんな気持ちになりました。 特に象徴的だったのがマイクを殺したペニングの供述シーン。殺した相手の父親が目の前にいるにも関わらず淡々と自分の犯行を述べたり、マイクのイラクでの異常行動を父親に聞かせたり、挙げ句「マイクを埋めようとしたが、腹が減ったからみんなでチキンを食べにいったんだ。」 まさに”異常”です。 しかしそれがただの”異常”ではなく、必ずしも彼ら兵士だけが背負うべきではないとても特殊な”異常”ということも同時にわかります。供述シーンで父親は息子のことを蔑むように語るペニングに飛び掛かると思っていました。彼をそうさせなかったのは上のような理由と、さらにそんな軍や兵士、ひいては国の状況に絶望し、もはや彼のことなど見えていなかったのかもしれません。、 逆さの国旗は救難信号。「もうどうにもならない」「誰か助けてくれ」そういう意味があるんだと主張したハンク。再び逆さになった国旗が、息子の事件を通じて自分の国の現状を知ったハンクの気持ちを象徴しています。 いつかあの掲揚台からガムテープが解かれ、国旗がまっすぐになる日が来るのでしょうか。。。[DVD(字幕)] 10点(2011-01-21 00:15:00)(良:2票) 《改行有》

519.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 言葉は悪いですが、「はぁ??だから何??」と鑑賞後に思わずつぶやきました。作品全編にわたってヤク中の脳内トリップ見せられても何の感動も沸かないし、何の感想も持てない。 冒頭で見下してあざけっていた囚人を急に助ける気になったのも意味不明。 なんでイグアナを出すのかも意味不明。 死体を躍らせたのも意味不明。 彼の行動が意味不明。 結局何が言いたかったのかが意味不明。 本人が自己陶酔してわけのわからない行動に出る(しかもそれが、少なくとも私には意味不明)と言う意味では『タクシードライバー』と似たような印象を受けました。これは芸術的なのでしょうか。私にそういう感性がないせいかもしれませんが、心に響くものはありません。 人が死ねば普通ダークな気持ちになると思うのですが、ラリってる主役の脳内の気分なのか、そこで明るい音楽が流れてくる時点でげんなりしました。 ダメです。理解不能。[DVD(字幕)] 1点(2011-01-20 10:28:06)(良:1票) 《改行有》

520.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 個人的には難破後の無人島暮らしより、それにより影響を受けた彼の環境の方に強く心が動きました。そして生還後のストーリーが奥さんを責める内容じゃなくて本当に良かった。もしそうだったらこの映画の評価はかなり低かったでしょう。 死んだと思っていた夫が数年後に帰ってきたことで生じる奥さんの戸惑い、自分の妻の新しい夫や暮らしを目の当たりにして呆然とするチャック(=トム・ハンクスさん)の心情が絶妙なタッチで描写されていたと感じました。映画を観て感情移入するかぎりでは、奥さんが新しい旦那を持ったのも仕方ないと思いますし、それを非難もできないと感じました。チャックも奥さんもどっちも何も悪くないのに、とてもやりきれない、切ない気持ちになるストーリーです。 そしてそんな複雑な感情が絡み合う中、しっかりと区切りを付けて「おまえは家に戻るべきだ」と奥さん(元)を諭すチャックは格好良かったです。奥さんも、思い出の車をチャックに返すことで彼が夫だったと言う過去にけじめを付けたのではないでしょうか。 人情が感じられて心にしみる映画でした。 無人島暮らしの前半と後半でチャックの自然に対する姿勢が変わったのも興味深かったです。前半ではやはり文明社会で育った影響からか足に布を巻いて靴代わりにしたり、懐中電灯に頼ったりというシーンが多かったですが、後半はほぼ全裸で自然に調和しまくりな感じが彼の無人島生活の長さを物語っているようで、そういう意味で興味深いものでした。 しかしFeDexの包みはもっと先に開けるでしょう、ふつう。彼の行動でそれだけが不可解と言うか、疑問です。自分なら無人島に漂流したと分かった時点で何か使えるものは無いかと、それこそ何でも利用してやろうと思いますが、彼はFeDex社員のプライドが邪魔をするのかなかなかそれに手を付けませんでした。死体から財布やら何やら取っておいて何をいまさらと思いました。 しかしこれだけの限定されたロケーションにおいて、これだけの尺の映画で、それでなおかつ時間を忘れて楽しめたと言うのはやはりとても面白かったからだと思います。是非チャックの気持ちになって観て欲しい映画です。[DVD(字幕)] 9点(2011-01-19 11:40:34)《改行有》

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