みんなのシネマレビュー
放浪紳士チャーリーさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1446
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
61626364656667686970717273

501.  初恋のきた道 最初大時代的な中国語でのタイトルバックと、ガサガサしたモノクロの画面にちょっとだけ戸惑います。息子の「母さんの姿は一幅の絵のようだった・・・」とナレーションが終ると、カメラはぐぐっと寄って一枚の写真が大写しに。そこに写っているのは、なんとも愛らしい少女と一人の素朴な青年の2ショット。結婚前なのか二人の間にはまだ微妙な距離が生じているのが微笑ましい。二人とも好きな人のそばにいるだけで嬉しくてたまらないという表情。と、画面はそこから突然カラーに。僕の前には限りなく美しい桃源郷が。いまだにこの映画のタイトルを見ると、野を駆け丘を越えるチャン・ツィイーのぴょこぴょこ走りと、ひたむきな瞳を思い出します。この邦題は近年稀にみる大ヒット。映画の中でなら醒めない夢をいつまでも見ていられそうな気がする。これは僕にとってそんな映画の一本。[映画館(字幕)] 10点(2008-09-14 10:48:41)

502.  犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 横溝原作ファンにとっても、市川ファンにとっても、ミステリー映画ファンにとってもシリーズの中では一番納得出来る作品、というかマイナス点がちょっと見当たらないほぼ完璧な仕上がり。「悪魔の手毬歌」→夏から冬への季節の変更、ラストへのちょっとした不満。「獄門島」→やはり納得できかねる犯人替え。「女王蜂」→絶世の美女ヒロインにあの女優さんはないだろう。デカデカと画面一杯楷書漢字でのキャスト、スタッフ名のタイトル明記にはショックというか、神経を逆撫でされるような怪しい胸騒ぎがした事を今でもはっきり憶えてます。新旧豪華キャストの大見得を切るような芝居っぷりも楽しい。これからも繰り返しテレビ放映されると思うが、そのたんびにやっぱり観てしまうだろう極めて中毒性の高い映画。洋画だとその感想に最も近いのが「ナイル殺人事件」。 [地上波(字幕)] 10点(2008-09-14 10:47:43)《改行有》

503.  二十四の瞳(1954) 笠智衆のおとこ先生が、夜中に奥さんと必死でオルガン練習してた「しーししーふ、みーみみー、いいいのいー」っていう唄がやけに耳に残ってます。(実は七つの子より好き)あれってなんていう曲なのかなあ・・・。唱歌の挿入が多すぎて、ちょっと感傷過多という些細な点以外文句のつけようがない素晴らしい映画。僕の中での美人の基準は、原節子でも吉永小百合でも、ましてや鈴木京香でもなく、三十年来この大石先生、高峰秀子さんって決まってます。[ビデオ(字幕)] 10点(2008-09-14 10:42:32)(良:1票)

504.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 マーティン・ランドー氏といえば「エド・ウッド」よりも自分にとっては「北北西に進路をとれ」や「クレオパトラ」での、二枚目とも言えないが醜いとも言い難い、切っ先鋭い何とも「奇異」なお顔をした名脇役といった印象。しかもこの作品では一人二役という事で、殆ど出ずっぱりでその奇異なお顔を存分に拝見出来ます。タバコの火の不始末等で家政婦のおばちゃんにコロンボが徹底的に嫌われるっていうのも面白い。犯人以外の人間に、こんなにウザがられ疎ましがられるコロンボっていうのも珍しいのでは?最後まで双生児のうちのどっちが犯人がわからないっていうのも新機軸だけど、この結末は僕はちょっと不満。[DVD(吹替)] 6点(2008-09-07 11:11:08)

505.  黒線地帯 「黄色(イエロー)地帯」(6点)に続いて、「地帯シリーズ」の第二作目鑑賞。「黄色地帯」が神戸の迷宮をけばけばしくも美しいカラー画面で独創的に描いていたのに対し、こちらはスタイリッシュなモノクロ画面が、特に夜のシーンで抜群の効果を上げています。モノクロで有る事の長所をこれほど遺憾なく発揮した作品も稀なのでは。逆にこれ、カラーならそんなに迫力は出なかったようにも思われます。石井監督の演出もこちらの方がより冴え、ノリにノリまくっているような印象を受けますね。まあストーリーに関してはどっちもどっちってところですが(笑)今回はヒーロー役二ヒル天地茂氏のいかにも冷たく女嫌いな風情と、それに絡む猫みたいなあっけらかんとした明るい三原葉子のコンビネーションが最高です。日活の無国籍映画群の乾いたタッチとはまるで異なる新東宝映画のこのいかがわしくじっとりした情味、う~ん・・・どっちも捨て難い。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-06 13:32:27)

506.  俺たちフィギュアスケーター 自分は馬鹿馬鹿しいコメディ映画にはわりかし寛容なのだけれど、手抜き映画は大っ嫌いです。前半部分はまあまあとしても、中盤、二人がペアのコンビを組んで大会に出場するあたりからの、ズタボロ状態の演出、脚本の安易安直な手抜きぶりには怒りを通り越し呆れ返りました。カットのつなぎも乱暴な部分があるし。北朝鮮のフィルムをいきなり持ち出してきて首チョンパのシーンを貼り付けるなんざ、この監督(←しかも二人がかりにしてこの体たらくなん?)のセンスを疑います。それでも『ウォーター・ボーイズ』とか『フル・モンティ』とか観た事がない人だったら、この程度の内容でも楽しめるかも。久しぶりの2点。[DVD(字幕)] 2点(2008-09-05 14:15:27)(良:1票)

507.  ある日どこかで 《ネタバレ》 ロマンチックな設定とジョン・バリーの音楽、時代色が巧く出た映画のクラシックムードに酔わされました。良作である事を評価した上で少々気になった事。C・リーブ演じる劇作家リチャードが過去へのタイムリープに臨む際の心構え(?)が僕はイマイチ良く解りずらかった。彼は二度と現在へは戻らない決死の覚悟で彼女に会いに行ったのか?それにしちゃ身辺整理も何もしていなかったような。あるいはすぐ戻ってくるつもりで一目惚れした彼女と会い、かき口説いてキス、あわよくばHも出来ればいいかな~みたいな多少不純な動機で向かったのか?まあ実際そうなった訳だし。あるいは若さゆえの恋は盲目状態で、その辺は適当で何も考えちゃいなかったのか?(笑)しかし、あの写真の彼女はキレイっすよね~、あれ見ちゃったら誰でも過去に戻ってでも会いに行きたくなるわな。やっぱ後先考えずにリチャード君はタイムリープしちゃったんだよね、きっと。無鉄砲な意思の勝利![DVD(字幕)] 7点(2008-09-01 19:24:02)

508.  セックス・チェック 第二の性 北京オリンピック記念レビュー。タイトルはアレですが一応ちゃんとしたスポーツ映画。100メートル走でオリンピックを目指す俊足の女性が実は両性具有者(?)だった!!っていうあらすじ、どっかで聞いた事あるって思ったら、前にこれ雛形あきこが主役で連ドラでリメイクされてましたよね。しかし当時の雛形あきこやら安田道代やら、皮下脂肪のやたら厚そうな女性を、よくも実は両性具有だったってなんていうヒロインにキャスティングしたもんだよなあ・・・。全編脂ギッシュな若き日の緒形拳、狂っていく小川真由美とかそれなりに見所があるけれど、こういう扇情的な題材をウリにしなければならなかった当時の大映、いうなれば邦画界全体の苦しい台所事情が伺えます。私は「半陰陽」について全く知識がないんですが、男とセックスしまくって女性ホルモンを分泌させればそんな簡単に治るものなんでしょうか?(笑)その辺が自分にはなんだかもやもやして、何だがうまく納得出来ない。ただ一つ理解出来た事は、明らかに趣味と実益を兼ねヒロインを抱いている(←ようにしか見えない)緒形拳の飽くなき欲望への忠実さでしょうか。[DVD(邦画)] 5点(2008-09-01 09:43:25)

509.  次郎長三国志(2008) 《ネタバレ》 豪華な特注幕の内弁当みたいな映画ですね、これは。有名な役者たちがほんの脇役でちょこちょこっと顔を出し、それぞれ自分の個性を短い出場でもちゃんとひらめかせて退場していく・・・。同郷出身ながらお恥ずかしい話、私は今まで清水の次郎長や森の石松とか名前を聞いた事があるのみで、一体どんな事を生業にしていた人なのか殆ど知りませんでした。あ、森の石松はあの『石松そば』で。(←「ちびまる子ちゃん」参照)そもそもチャンバラ映画自体にも疎い為「へえ~、次郎長さんってこんなヤクザまがいの稼業してたんだ~」と終始感心する事しきり(汗)マキノ監督の演出のタッチも軽いので、大傑作とかいう話にはなりませんが肩の凝らない娯楽作に仕上がってます。中井貴一には親分肌的な風格が出てきましたね。ただラストのチャンバラの相手がVシネテイスト炸裂の拙演、竹内力っていうのはどうなんだ??ここは甲州一の大親分佐藤浩市との決闘を持ってこなければ、バランス的に釣り合いが取れなかったのでは??木村佳乃、温水洋一、笹野高史、北村一輝あたりが監督お気に入りの役者なのかな?マキノ一家製作の旧作も機会があったら是非観てみたい。[試写会(邦画)] 6点(2008-08-31 17:24:12)

510.  刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM> 同じく往年の大女優を犯人役に仕立てた秀作「忘れられたスター」(8点)と比べちゃうと、これはちょっと落ちるというか、コロンボものとしてはごくフツーの出来栄え。大女優役がもともと腹黒い役柄で名を挙げたアン・バクスター(「イヴの総て」「十戒」)だけに、十八番の役柄をそのまま踏襲しているだけみたいで、たいしたサプライズもないし・・・。ただ今まで写真だけでしか知らなかった、ハリウッド衣装デザインの第一人者イーデス・ヘッド女史の「動く」姿を見る事が出来たのだけは収穫だったかも。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-30 09:59:48)《改行有》

511.  once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 一時間半にも満たない小品、私が大の苦手とするストリートミュージシャンが主人公の映画では有りますが、これはなかなか面白かったです。アイルランドの首都ダブリンというあまり馴染みがない都市の風景、ヒロインがチェコからの移民という設定が巧く生かされています。特に好きなシーン二つ、徹夜明けのレコーディングの後で、躁状態のまんま皆で海岸に繰り出すシーン、あとヒロインが電池を買って夜道を帰って来るシーン。バスに乗っているお婆ちゃんとか、楽器屋の店員さんなんかのごく市井の人々の何気ない表情が巧く捉えられてましたね。ヒロインの家にいきなりズカズカと若い男達が上がりこんでくる場面はちょっと面食らいましたが(笑)流れる楽曲も自分好みの佳曲がズラリ。この監督の演出を半ば放棄してるのかと思わせつつ、観客をダレさせないタッチは結構好きかも。ラストのクレジットが流れて、初めて彼ら二人が『名無し』だった事に気付きました。人間は他人とのちょっとした出会いで生活を変えられる、この映画ってボーイ・ミーツ・ガールのごく普遍的なオハナシだったんだなあ・・・。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-29 14:32:13)(良:1票)

512.  ロビンとマリアン 「暗くなるまで待って」以降の、評価ガタ落ちの晩期オードリー作品は観たことなく、これも池田昌子さんの吹替え版入りDVDが出ていたので手に取った次第。やっぱり池田さんとオードリーの個性との相性は最高ですね~。歳を重ねても繊細で優雅なオードリーの物腰と、池田さんの吹替えは見事にマッチしています。ただ、肝心の映画の内容はイマイチ。事実上役者引退宣言したショーン・コネリー(インディ最新作では写真のみの登場)と、オードリーとの2ショットは感慨深いものがありましたが・・・。世界一カッコイイハゲの二代目を、ジェイソン・ステイサムが立派に引き継いだのを見届けて安心したのかな?コネリーは。クライマックスの一騎打ち勝負の後、数少ない味方の兵を見捨てて(←そういう描写に見える)修道院に戻ってしまうのは、深い痛手を負っているにせよロビン・フッドにしては有り得ない行動かなと。矢を放つラストシーンとジョン・バリーの憂愁漂う音楽は良いですね。[DVD(吹替)] 5点(2008-08-24 11:18:23)(良:1票)

513.  大奥絵巻 《ネタバレ》 東映の大奥ものというと、エログロお色気路線じゃないかという先入観があったんですが、この豪華キャストでそんなエロは期待できるはずもなく(笑)。エロは約一割くらいか?美女三姉妹佐久間良子、淡島千景、大原麗子チームVS大奥のヌシ組、木暮実千代、三益愛子、桜町弘子チームの激突ドロドロバトルが楽しめます。将軍がちょっと町中に出ただけで大奥を揺るがすこんな大事件になってしまうなんて・・・だったら「暴れん坊将軍」はどうなっちゃうんだろ?(←冗談)脚本が溝口監督の片腕成沢昌茂氏だけあって「運命に翻弄され引き裂かれた三姉妹」という土台となる部分がちゃんとしていますね。小道具「鈴」の使い方が特に巧い。佐久間良子は当時東映のトップ女優だった事を納得させる瑞々しい美しさ。一番したたかな木暮実千代と、老練ババア三益愛子トリオを最後ギャフンと言わせて終わらせてもらいたかったかなあ・・・。あ、もしや「赤線地帯」でこの二人を散々な目に遭わせた分の贖罪だったのか?大原麗子の声ってなんだか背中の真ん中あたりがムズ痒くなってくる。[DVD(邦画)] 6点(2008-08-23 12:36:51)

514.  盲獣 《ネタバレ》 小学校の頃全巻制覇した記憶が有る「江戸川乱歩・少年少女明智小五郎シリーズ」には、確か『盲獣』なんて作品収録されてなかったよなあと、無邪気な少年の頃に戻った気分で鑑賞しはじめました。・・・えっ?・・・あれ?おいおい、これって・・・ちょっと・・・ひいいいっ!なんじゃあっ、こりゃあっ!!ガキの時に、もしこんなん読んでた日にゃ、トラウマで今よりもっと屈折した人生歩んでいた事必至ですわ。でもわかるわかる、セックスって刺激がなくなってくると、よりシチェエーションや手を変え品を変え、快楽をとことん追求しようとしてしまう貪欲な生き物なんですよね、人間って。僕は当人同士さえ同意の上ならという条件付きで、ことエロに関してはどんなプレイも有りって考えている人間なんですが。あ、でも痛いのは嫌かも。ラストに至っては、正に昆虫雄雌交尾を思わせる二人の絡み合いに、扇情的な内容ながらも真面目に人間の究極の性愛を捉えようとしている増村監督の意気込みが伝わってきます。切断シーン、もし血しぶきなんか上げさせたら評価落とそうと考えてたんですが、そこは慎ましい処理だったんで気に入りました。いつもの飄々とした二枚目役の時とは顔つきまで変貌させ盲人を演じた船越英二がとにかく凄いっす。エロに王道なし、変態道万歳!![DVD(邦画)] 8点(2008-08-22 14:21:24)(良:4票)

515.  飾窓の女 《ネタバレ》 元祖「○○チ映画」として映画史的に著名なサスペンス映画。こういうのはやはり最初にやったモン勝ちといった気もします。ジョーン・ベネット扮する謎めいた曰くありげな「飾窓の女」ヒロイン、てっきり同年製作ビリー・ワイルダー監督『深夜の告白』バーバラ・スタンウィックばりの悪女登場か!?とドキドキワクワクしていたんですが・・・。何しろ自分「悪女映画」(但し美女に限る)大好きなもんで・・・(汗)なんか中途半端に悪い女なんだか良い女なんだかわからない、最終的には善い女枠に収まってしまったのがちょっと物足りなかったです。どうせ○○チにするのなら、徹底的に男を利用にしてたぶらかす「悪女」に仕立ててもらいたかった。彼女のキャラクターの「ぶれ」具合が少々気になりました。でも当時のアメリカ映画の中での女性の描き方としては、この程度が精一杯だったのかな?エドワード・G・ロビンソンって、顔の造作とか日本の二代目中村鴈治郎氏とそっくりですね~。いまや全世界的にも絶滅寸前の、因業爺さん的迫力満点のご立派なお顔と言うか。適度にユーモラスな味わいも滲ませ、巧い役者さんなんだなあと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-18 20:19:18)

516.  喜劇 団体列車 ずっと夏バテ気味で、こんな時には元気な頃の四角い渥美さんの顔でも見ようと思い、何気なく手に取ったのがこのDVD。この頃って、東宝は「駅前シリーズ」、松竹は「旅行シリーズ」、そして東映はこの「列車シリーズ」って各映画会社喜劇に力入れていたんですね。そういや佐久間良子って寅さんのマドンナ役は一度も演ってなかったよなあって思いながら、まるで寅さんの番外編みたいな趣で楽しむ事が出来ました。この時期の佐久間さんって、渥美さんみたいな男が仰ぎ見る対象の女性としてはうってつけの存在ですね、ホントにキレイキレイ。夢の中とはいえキスまでされてるし。特にどうのこうのと角立てるような作品ではないプログラムピクチャーですが、好みから言えば役者が絡むだけで、ドラマがまるでない「駅前シリーズ」よか、自分はこっちのが遥かに好きです。パワフルな渥美さんって、やっぱいいなあ・・。[DVD(邦画)] 6点(2008-08-16 12:15:58)

517.  メル・ブルックス 新サイコ 肩の力を抜いて楽しむにはもってこいの作品。「新・サイコ」というよりこれは「新・めまい」ですね。多分日本では「めまい」より「サイコ」の方が有名だからこういうタイトルになったのかな?メジャーどころのヒッチコックの有名シーンはかなり網羅されているとは思うけれど、欲を言えば「列車」を使ったシーンを無理矢理でも加えて欲しかったかなあ。パロディ映画にそこまで望むのは酷かな?一番笑えたのはブロンドのヒロイン、マデリーン・カーンが電話の荒い息遣いをテレフォン・○ックスと勘違いし、取り澄ましながらも徐々に気を入れてくるシーン。ああいうコメディ演技はグレース・ケリーやバーグマンは絶対やってくれないでしょうからねえ・・・。[DVD(字幕)] 6点(2008-08-11 11:17:46)

518.  カンナさん大成功です!(2006) 《ネタバレ》 原作のマンガ未読。DVDジャケットじゃ全然わからなかったけど、整形後のヒロインって、目の辺り『野沢直子』にそっくり!確かにキュートなんだけど、『野沢直子』を八等身の美人に整形し直したようなルックス・・・、というご指摘が↓に全くないのは私の視力がどうかしちゃったんでしょうか?周囲が「ナチュラル系」だとしきりに誉めそやしているのに、一向にそう見えないのが笑えます。自分は韓国映画のコメディめかした部分ってもう生理的にダメなんですが、これは割とスラスラと観ることが出来ました。♪アヴェマリア~♪熱唱の後、♪バクバクバクバク~大和田獏♪って始まらないかと期待していたんですが。昔『恋の奇跡』っていう太った葉月里緒菜がダイエットして美人に生まれ変わるってドラマがあったけど、あれとシチュエーションが似てますね。確かあのドラマはヒロインの敵役、菅野美穂が葉月を喰うほどの好演だったんですが、この映画では敵役の女の子の存在がちょっと弱い。「整形王国」といわれてる韓国でこういう映画が大ヒットしたっていうのは面白い現象だと思います。※野沢直子・・・「夢で逢えたら」等で人気者だった女芸人。渡米しストリートパフォーマーとして活躍、米国人と結婚。時折日本に出稼ぎに戻って来る事も。[DVD(字幕)] 6点(2008-08-10 11:42:38)

519.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 アン・リー監督の『ハルク』は未見。クライマックスの屋上死闘シーンでの「ハルク・スラアァッッ~シュ!!(スマッシュか?)攻撃」で私の笑いのツボも頂点に。一体何時そんな技をいつの間に編み出していたのやら。お前はキューティ・ハニーかよっ!と暗闇の中で一人突っ込みなどをしてみたり。ポスターのやけに暗い図柄といい、もともと陰性繊細キャラのエドワード・ノートンが主演ということから、スカッとしたヒーローものになるはずはないと最初から思っていました。が、予期した通りの苦悩葛藤しまくり変身前シーンと、時折コメディ?と見がごうばかりのハルク変身後アクションシーンとのギャップが激しく、これは一風毛色が変わったヒーローものとしてなかなか楽しめました。僕は既にトウが立っている為、この手の「だったら何でもありじゃん?」系CG多用映画って、たいてい途中で冷めてしまいノレない事が非常に多いんですが、ノートンの哀しみに満ちた瞳の演技のおかげでこれは最後までダレずに鑑賞。んで結局、9月公開の『アイアンマン』はこの作品の続編って事でいいんですか?[映画館(字幕)] 6点(2008-08-10 10:44:13)

520.  喜劇 駅前弁当 このシリーズ『駅前旅館』(5点)に続き、鑑賞2作目ですが・・・。ちょっとこの種の内輪受けみたいな馴れ合い喜劇?はやっぱ僕は苦手ですね。実はある雑誌で、ほぼ同郷人長澤まさみ嬢が、おすすめの映画の一本という事でこの作品を挙げていたので、郷土愛?に目覚めつつある昨今(←ホントかいっ?)、50年前の自分が生まれた町がどんなだったのかにもちょっと興味を惹かれたんです。・・・お、おもろない・・・・喜劇として見ても、昔の郷里の風景がどんなだったか見てみたいという欲求も、結局どちらも満足させてくれなかったです。ただ登場人物の設定があるだけで、その中に「ドラマ」が全く生まれてこないんですよ、このシリーズって。別段「駅前の弁当屋」が舞台じゃなくてもいいようなオハナシだし。逆に弁当屋の挿話なんかとってつけたみたい。これじゃすぐ飽きちゃうよ。これが60年代ずっと続いた長寿シリーズだったというのが僕には非常に不可思議。森繁、伴淳、フランキーコンビが好きだっていう方なら、これを楽しめるんでしょうか?う~ん・・・。たった一つ言える事、長澤まさみとは映画の趣味がどうも合いそうにないなあ・・・。[DVD(邦画)] 4点(2008-08-04 16:53:11)

000.00%
190.62%
2221.52%
3342.35%
4926.36%
520113.90%
636325.10%
739127.04%
823416.18%
9775.33%
10231.59%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS