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プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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501.  パンドラム 《ネタバレ》 地球と同じ環境をもつ惑星タニスを発見し、地球では資源がなくなりつつあるために、タニスへの移住計画を実行、希望者6万人の地球人をコールドスリープ状態にして巨大宇宙船エリジウムは、地球から123年の距離にあるタニスへ向かった。とゆう壮大な設定の映画ですが、内容は、巨大な宇宙船内で、映画「ゴーストオブマーズ」のヒャッハー集団のような狂暴な正体不明の食人鬼集団に遭遇した少数の乗組員の恐怖を描いたSFサバイバルアクション。なぜ、そんな怪物達が宇宙船内にいるのか、今は宇宙のどのへんにいるのか、宇宙船内の状況はどーなっているのか、そーいった疑問が映画の展開とともに明かされていき、なかなか、面白かったです。宇宙船はかなり巨大なために、船内でのパニックとゆうより、まるで地下都市のような舞台で繰り広げられる探索冒険もののような側面もあり、途中で出会った乗組員達がけっこう戦闘的にたよりになっちゃったり、冒険仲間が増えていく展開などはゲーム的でもあります。でも科学者があんな女性ファイターみたいになっちゃうってどーなの?美人でかっちょいいからえーけども。怪物どもがすべて妄想って解釈もありますが、僕的には、怪物たちは実在していると捉えました。でなきゃ王になった男のしでかした所業の説明が無駄になり悪玉としてのイメージが弱くなるし、全員が同じものを見るってゆーのも辻褄が合わないし。ただ、最後に主人公が見たものだけは確実に妄想ですね。あそこは主人公だけに見えていたし、消えちゃったので。きっと、王の説得でパンドラムが発症しかけたんでしょう。最後のオチはやられました。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 11:17:57)

502.  パニック・エレベーター 《ネタバレ》 エレベーターの中に閉じ込められた3人の男女。最初はすぐに解放されると思っていたが、誰も助けに来ず、時間は刻々と過ぎていき、さらに悪いことが起こり、事態は悪化していくってゆう映画。ほぼエレベーター内だけで進行する映画ですが、この映画のおもしろいところは、3人の男女にはそれぞれ秘密があり、エレベーターを一刻も早くでなければならない事情があり、映画が進行していくと、回想って形で、それぞれの秘密が徐々に明らかになっていき、すると、この3人の中にとんでもない奴が一人混じっているってとこかな。アリガチな設定だけど。アリガチなんで、特に面白いってほどじゃないです。評価が低いのも納得です。でも、僕は普通に観れたので、こんなもんかな。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-06 16:36:40)

503.  デイブレイカー 《ネタバレ》 面白かった。まず世界観が面白い。世界中のほとんどの人が吸血鬼となり、人間はごくわずか、するとどーなるか、圧倒的な血の不足、人間以外の血を飲んだり、血を飲まないと、サブサイダーとゆう野獣のような知性や品格のない化け物になってしまうとゆう設定により、恐怖の王様的な吸血鬼が実は最弱な存在とゆう吸血鬼の存在矛盾がより浮き彫りに描かれている。なるほどね。永遠の命をもつが、常に人の血を欲し、血を吸われると吸血鬼になってしまうなら、いつかは絶対にこの問題にぶち当たるわけで、だから吸血鬼は少数でチビチビ生きるしかないのだ。決して、吸血鬼が世界を牛耳るなんてことはあってはならない。もしそーなったら、こんな世界できあがっちゃうわけです。さて、世界のほとんどを占める吸血鬼は、日々の人間の血不足に頭を悩ませ、代用の血開発なんてのをがんばってやったりしております。この映画は、そんなある意味、すごく荒唐無稽な世界観を重厚なマフィア映画のような雰囲気で描き、嘘っぽさをあまり感じませんでした。主人公はそんな吸血鬼の世界で日々、代用の血を開発研究している科学者ですが、ひょんなことから少数の人間グループと関わりをもちます。そこで明かされる驚愕の事実。おもしれーなー、おい。ラストのオチの真相に至っては、もう、やられたー感が満載で、これで、この映画の世界観は完成されるって感じです。不気味な人間倉庫、サブサイダーの脅威と哀れみ、車の日光遮断モードなど、細かい小ネタも面白かったです。[DVD(字幕)] 10点(2016-01-06 11:37:10)

504.  インキーパーズ 《ネタバレ》 ホラーを期待して見ちゃうと、とにかく最初の1時間ちょいくらい退屈。コミカルな感じのアルバイト風景がダラダラ流れてるって感じです。まー女優さんの演技がキュートなので、観れるんですけど、こっちはホラーを期待して映画を観始めたわけで、それでコミカルな調子が延々と続くのはなんか違う。おもしろくなーいってなっちゃうわけです。意味深なシーンが色々あるんですけど、結局、なんの意味もなかったのも、とっちらかった感があって、眠気が徐々に僕を誘い出します。久々に、眠くなる映画です。僕は、こんだけ意味深なシーンがあって、コミカルで押してくるホラーなので、実は主役の女性が殺人鬼だったとかゆうオチなのかと、内心、期待したんですけどね。全然、違いました。ただ、ラスト20分は急にホラーです。そこは、正直、まーまー怖かったです。コミカルな雰囲気をふりまいてた女性が、あんな風に追いつめられて、血まみれになって、急にホラーにされちゃうんだから、怖くなりますけど、でも、映画全体として観終って改めて思い直してみたら、やっぱ、面白くないです。ラストのホラーだけに3点です。[DVD(字幕)] 3点(2016-01-06 01:43:45)

505.  CARGO カーゴ 《ネタバレ》 最初の宇宙ステーションの映像で、おお、SFゥーとテンションがあがりました。宇宙貨物船に乗り込むことになった女医が船内で起こる不可解な事件を調査するうちに、陰謀に巻き込まれていくってゆう話です。船内の雰囲気とかは「エイリアン」っぽいですが、もちろん宇宙生命体が船員を殺していくとゆうホラーではございません。真相がわかるまでは色々模索して、映画には集中できましたけど、派手なSF好きにはあまりオススメできません。サスペンスチックには描かれていますが、テンポがちょっと悪いのと、淡々としたところがあります。同じ構図の映像を何回か繰り返すタッチが何箇所かあり、そーゆうとこがテンポの悪さを助長しています。多少、淡々としてても、SFの宇宙船内の雰囲気だけで乗り越えれる方には、それなりの暇つぶしにはなると思いますが。ちなみに真相もアリガチなもので、オチでびっくりとかないので、そのへんもご注意です。僕は、宇宙船内の広大な貨物室部分のディティールとか、船長の目が作り物で、そこに映った映像から事件のヒントに近づくとか、汚染によってコールドスリープから目覚めるとか、ハッキング能力が高く物静かなヨシダとゆうキャラがちょっと好きとか、そんな細かい部分がわりと気に入ったのを加味して、評価的にはこんなもんです。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-05 15:27:09)

506.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 街角でカツアゲなどのワルを繰り返す不良少年のグループが、たまたま落ちてきたエイリアンを殺してしまったことから、その後に落ちてきたエイリアンの集団に狙われるはめになる、ご近所パニックサバイバルアクション。主人公がどうーしようもない不良って所と、その主人公たちが街を襲うエイリアン集団と対峙するって所がとても新鮮で、のちに主人公たちがカツアゲした被害者の女性や、もっと悪のチンピラと関わっていく展開が、話をおもしろくしていて、観ていて飽きることはありませんでした。エイリアンは口だけの毛むくじゃらで着ぐるみっぽく、そこは正直、低予算だなって感じがあったり、途中までのノリがコメディーっぽく、エイリアンも女性2人に袋叩きにされて死んじゃったりで、緊迫感もあまりなく、共感度も低いのですが、テレビの伏線がのちのちに回収されたり、クライマックスで主人公の部屋を見せることで、主人公になんとなく情をわかせたりするなど、ちょっとしたギミックがうまく機能していて、最後は意外にも、なんだかよくわかんない感動を得られて、僕はこの映画そこそこ楽しめました。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-05 12:54:50)(良:1票)

507.  サロゲート 《ネタバレ》 よくできた近未来のお話でした。ほとんどの人々がサロゲートと呼ばれるロボット系のアバターになり生活を送っているとゆう日常。生身の人間は家でヒキコモリ状態になって、ベッドでサロゲートを操縦してる世界。一部の生身の人間はそれを拒否して、独立区を作りそこで生身で暮らしています。そんな世界で、ある殺人事件が起こります。サロゲートが、ある武器により破壊され、同時にそれを操っていた自宅の人間までも死んでしまうとゆう事件です。普通はサロゲートが破壊されても自宅の操縦者は死にません。サロゲートごと操縦者が死んでしまうのは誰も聞いたことがない事件なのです。そして主役のFBI捜査官がその事件を解決するために捜査をするってストーリー。なかなかワクワクさせられます。事件はやがて大きな陰謀へと展開していきます。サロゲートはもちろんロボットなので、人間離れしたアクションも満載で、特に主役が腕がもげたサロゲートでピョンピョン、ジャンプしながら犯人を追っていくシーンや、カーチェイスでピョンピョン飛ぶサロゲートを追いかけるシーンが印象的でした。どんどん車で人をひいていっても、みんなサロゲートなので、誰も叫ばないって映像が結構シュール。戦争シーンもみんなサロゲートなので、死んでも平気。「今、世界平和のために戦争してるんだ」ってゆう司令官の緊張感のなさ加減が絶妙。サロゲートを操る人がこっそり変わっていたり、意外な人物がサロゲートを操っているとゆうのも、設定に応じたギミックで面白く、こんな世界での警察は捜査が大変だなーと思えてきちゃいます。一番、印象的なのはやっぱ街中のサロゲートがバタバタ倒れいく中、本物の生身の人間が家から出てくるシーンかな。ようやくヒキコモリをやめた的な開放感がありました。劇場で見たら、劇場を出るとき、よけいに同じような開放感を味わえたんじゃないだろうかとも思います。他にも世界観の細かな描写が面白く、観てて退屈しませんでした。近未来刑事ものが好きなら、観てもいいかも。[DVD(字幕)] 10点(2015-12-30 14:00:24)(良:1票)

508.  コールドプレイ 《ネタバレ》 13金のノルウェー版みたいな映画。映画のクオリティー自体は高いので、観ていてしんどくはないのですが、なんせストーリーにまったくひねりがなく、スラッシャー映画の王道をいく感じで、しかも殺人鬼がそんなに不気味な風貌でもないので、観る人によってはなんの新鮮味も感じないかもしれません。殺人シーンがわりとエグイシーンを抑えてあり、むしろ序盤の事故で足の骨を折り、それを治療するシーンが一番エグイとか、登場する若者達5人全員、結構、いい奴とか、所々にこの映画らしいテイストがあり、そこも好みのわかれるところかもしれません。僕は、とくに退屈でもなく、かといって、面白いってほどでもないって感じでした。舞台が雪山の廃ホテルってのはいい感じです。観ていて、寒くなりましたけど。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-26 09:53:43)(良:1票)

509.  武器人間 《ネタバレ》 第二次世界大戦中のソ連兵が撮った記録映像とゆう設定のPOV式の映画で、そのために、画像や編集が荒く、前半はチープ感がかなり漂っているが、それが逆に途中から潜入する怪しい村のグロ映像をちょっとクオリティー高く見せている。異常な博士の基地に入ってからは、どこかFPSゲームをやってるような感じの表現で、次々とヘンテコな武器人間どもが襲ってくる展開を見せ、緊迫感はないが、なんか飽きずに見てしまう。後半へいくにつれてドンドン、ヘンテコにグロくなっていき、共産主義者の脳とナチスの脳を半分ずつにして合体させるくだりで、「あ、しまった、こっちの半分、脳みそ多すぎた」とスプーンで脳の中身をかきだす映像においては、グロを通り越して、あまりグロさを感じなくなっている自分がいる。女性の頭とクマのヌイグルミの体を合体させる物体がうごめく、ってゆう状況に面白さを感じるなら、観てみてもいいかも。ちなみに武器人間では、パッケージにあるガスマスクの先にドリルをつけた手足の長いやつが一番お気に入りです。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-21 10:39:52)(良:1票)

510.  パージ:アナーキー 《ネタバレ》 やっぱこのシリーズ面白い。パージの2です。前作とパージ法以外、あまりつながりはないので、今作から観ても問題ありません。今作は、前作とは違って、ちゃんしたヒーロー的な主役がいます。しかも何やらわけありのダークヒーロー的な。そんな彼がひょんなことから、パージの標的となった4人を救い、危険となった街でサバイバルするってのが主なストーリー。前作が一軒家のサバイバルホラーを描いたものに対して、今作は舞台も火薬の量も増大し、より派手なサバイバルアクションに仕上がっていて、前作とは違った意味で楽しませてくれました。誰もが殺し屋になる可能性を秘めた設定は、今作でより強調され、友達の家でのひと時の休息は、特にドキドキさせてくれました。まさか?友達が?ってな雰囲気がビンビンして、そこで意外な者が銃を向ける展開、悪くないです。今作も、ラスト付近は、伏線がわかりやすいので、予想がつかめましたが、一応、溜飲は下げさせてくれるので、今作に関しても物語的に好きです。オチの部分なんかは、ちょっと感動してしまいました。金持ちがオークションとか、政府が参加しているとか、この手の映画で見られるステレオタイプな設定もありますが、B級アクションでここまでちゃんとしたクオリティーなら特に気になりませんでした。なんかシリーズの展開がハンガーゲーム的にも見えますが、僕はこっちのほうが断然面白いです。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-21 02:03:11)(良:1票)

511.  パージ 《ネタバレ》 パージ(浄化)法なるアホな法律の夜を生き抜くサバイバルB級ホラー。B級独特の緊張感あって、よーござんした。一応、鉄壁な警備システムをつけた家に閉じこもる一家。パージの間(12時間)は、ちょっと娯楽感覚でのりきろうとするおやじ。パージの映画なのに、主人公たちめっちゃ安全やんって思っていたら、子供たちがやってくれました。家の中は大参事。パージの間は人を殺してもいいって法律なので、たとえ守られた家の中でも、危険がいっぱい。家族でやりあうかもしれんって緊張感もあるし。パージ、なかなかいい設定じゃありませんか。ドンドン、大参事になっていく一家に僕の映画への集中度もアップ。B級なので、先の展開もあまり読めず、誰が生き残るのかも予想しずらく、そこらへんもよかった。まー、最後のほうは予想がつくお約束展開なんだけど、そこは、僕的には、むしろ、そーなってほしいって願望があって、ラストからオチへの展開は僕の中での正解みたいな感覚で好きです。映画のクオリティーもB級の並みは保っていて、退屈しない、いい暇つぶしになりました。一年に1回、人殺しが許されるパージ法ってゆうバカ設定に、B級アンテナがひっかかる方なら、観てもいいかも。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-20 02:09:19)(良:1票)

512.  REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇 これはもう完全に28日後と変わらないゾンビホラーになっています。PОVじゃないし、感染者は走るし。ただ、出来は悪くありませ。普通に面白いです。でも、もう最近はゾンビもの自体が世間的にはいっぱいあって、そのどれもがソコソコのクオリティーを保ているので、ちょっと飽きてきちゃった感じもあります。空港のターミナルが舞台の普通の走る系ゾンビもの、観たければどぞ。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-19 16:09:25)

513.  デビルズ・ノット 3人の子供が無残な遺体として発見された実際の事件を映画にしたノンフィクション。この事件の真相はいまだに闇の中なので、この映画の結末も全く正解を出していません。なので、オチが気になる方には面白くない映画かもしれない。さらにゆーと映画の内容のほうは、ほとんどが裁判でのやりとりで、淡々としているし、テンポをあげるためか、映画全体がわかりにくくなっていて、そこらへんも評価が低くなる原因かもしれません。僕には子供がいるので、子供が歌って母親と楽しそうにしている姿から事件にいたるまでの経緯で、悲しみの共感度が半端なく、涙なしでは見ることはできませんでした。この世でもっとも美しく素晴らしいものは母親と子供が楽しそうにしている姿だと僕はいつも思うのです。だから犯人への憎しみもものすごく湧いてきて、いや、それ以上にこの母親と子供があまりにもせつなくて。でも、だからといって、なんの確証もない者を犯人として憎しみの対象に仕立て上げ、死刑としてしまっていいのだろうかとも思うのです。よく裁判では、真実を言うことを宣誓します。偽証罪は重い罪の一つです。でも裁判で真実を語るとゆう確証はどこにもない。多くの人を前にして、平気で嘘をつく政治家なんかをテレビで見るにつけ、人間ってのは、完全に平気で嘘をつきとおせる生き物なんだと僕はいつも思うのです。それは裁判でも同じです。人間社会ってのはほんと嘘だらけの醜くおぞましいもの、でもそれに真っ向から戦おうとする人たちも必ず存在し、そして母親と子供のただよりそう姿は完璧なほど美しいもの、人間ってのはほんと矛盾だらけなのです。だから生きて戦う価値があるのかもしれません。そんなことを映画を観ながら考えてました。そーゆうこと色々考えれたので僕は退屈はしませんでしたが、一般的にはあまりおススメしません。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-19 02:58:51)

514.  予告犯 《ネタバレ》 原作の漫画は昔読んだことがあり、かなり面白かった記憶があります。だから、おおまかなストーリーはわかっていたんですが、それでも面白かった。原作の雰囲気を踏まえつつ、原作以上の感動をもたらしてくれて、結構泣いちゃいました。現実の社会で実際に起こってるネット問題や派遣労働者問題などをネタにして描いていますが、根底には、誰かのために何かをするとゆう普遍的なテーマがあり、その漫画の描いたテーマをちゃんと踏まえていたのもよかったです。役者の方々も好演していて、特にラストのメタボの涙は、彼らがなぜ最後に嘘をつかなくてはいけなかったのか、保身よりも嘘をつくことがどれだけつらいことなのかを物語っていて、さらに泣けました。あと、ネットでのつぶやきが、現実の風景や人物にオーバーラップする仕掛けも、ありがちですが面白い表現でした。[DVD(邦画)] 10点(2015-12-10 03:55:24)(良:1票)

515.  デビル(2010) なんの期待もせずにB級ホラーとして見たからか、結構、楽しめました。エレベーターが止まり、その中に閉じ込められた5人の男女が次々殺されていく映画だけど、この映画のおもしろいところは、主役がエレベーターの外にいる刑事であり、警備室のモニターを通じて内部で起こっている事をなすすべもなく観察しながら、なんとか外の世界の捜査で解決しようとしている状況である。しかも、外では警察や消防士たちがエレベーター内で起こっている事に連動して派手に活動し、それが一種パニック映画のような緊張感をもたらしているので、見ていて非常に映画に引き込まれました。エレベーター内で起こっている異常な事のあらましは、ほどんど冒頭のナレーションで説明されているのだが、それゆえに、その事件が超常現象であると早いうちから観てる僕らは感じれる。そしてそれが、外部の現実感のある者たちが対処する展開と並行して見せられ、ある意味、チープなB級ホラーと普通の刑事もの映画が融合したような感じになっていて、それが面白く興味深く思えた。そして主役が外にいるために、先がどーなるのかわからない面白さもあった。ただ、僕は結末もそれなりにまとまっていて良かったんだけど、見るものによっては、映画の過程の面白さに比べてオチがイマイチと感じる人も少なくはないとも思えるので、オチを期待するとあまり面白くないかもしれない。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-07 12:25:49)(良:2票)

516.  パラサイト・バイティング 食人草 若者が旅行中にはしゃいだらエライことになっちゃった系の映画。襲ってくるのは植物系のモンスターと原住民。襲うって言っても、この映画はどちらかと言えばジワジワ系。ドキドキするってゆーよりはジリジリ体力と精神を消耗するのを見るって感覚。友人の足を治療のために切り落としたり、体に入った根を引き抜くために肉体を切り刻むなどのシーンは結構強烈。特に女性の一人が、「ちょっと根っこを取ってるの」と汚れを落とすような感じで、自分の体を切り刻むシーンはヤダナー感たっぷり。主役のカップルが二人ともそんなに好感度を感じないので、全滅もあるなって雰囲気がビシビシ伝わってきた。マヤ遺跡、植物の怪物、固定された場所でジワジワ追いつめられるってゆうワードにピンときたら、わりかしテンポもいいので、いい暇つぶしにはなります。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-02 05:42:49)(良:2票)

517.  シグナル 《ネタバレ》 DVDのパッケージはなんだかSFサスペンスっぽくて何も考えずに借りたんですが、いきなりはじまる青春風ロードムービーに若干とまどいました。しかも主人公は足が不自由で、わけあり青春ものの雰囲気がバンバンして、こりゃダメなパターンのB級かなー、パッケージにだまされたやつだなーと思い観てましたら、途中から、なんだかホラーチックな一軒家探索ものになって、おお、これは・・・と思い、改めて、身を乗り出して観ていると、主人公のガールフレンドがバヒョーーーーンって、なって、うわーとなってからは完全に映画の世界へトリップ状態。そこからは意外にも楽しめました。何が起こってるのか、何が真実か、結構、ワクワクしながら観れました。テンポとか緊迫感とか、多少、ダラダラしている感も否めませんが、そんなに期待してなかったからなのか、てゆーか、ほとんどダメ映画としてボケーっとしてたからなのか、僕は楽しめたほうかな。特にオチのトンデモ映像の連続は好きですね。B級と割り切って、暇つぶし程度に、SFサスペンスなら、なんでもいいよって方なら、観てもいいかも。[DVD(吹替)] 7点(2015-11-29 04:24:09)

518.  狗神 《ネタバレ》 原作が死国の人、しかも、この平均評価、なのになぜ今更観たのかとゆーと、今、僕の中で日本伝奇ホラーへの興味がピークに達してるからであります。どっか薄ら寒い村社会、その村独特の怪しい祭り、そこで祀られる怪物かもしれないと思わせるような怪しい神、そこにある悲哀、ジワジワねとーってくる怖さ、そーいうのが僕の観たい伝奇ホラーでして。で、この映画ですけど、そんなに悪くなかったです。死国よりは全然観れました。最後のオチも意外でしたし、人が死ぬとこも、異様でなんかやばいものがいるって感じだし。ただ、主役の二人、天海さんと渡部さん、これはなんだか映画にあってないような気がしました。どちらも好きな役者だし、演技もうまいと思うんですけど、この映画にはあってないとゆーか。天海さんの濡れ場とゆうフレコミでしたが、他の女優さんがおっぱいをどうどうと見せてるのに、なんかもったいぶった濡れ場シーンとゆうのもなんだか、これが天海さんの限界?と映画の裏事情が透けて見えてしまうような感じだし、役的にも天海さんはどちらかとゆーと、男っぽいもしくはコミカル系の方があってるような気がします。この役はやっぱり妖艶なエロさを持った役者じゃないとね。ぶっちゃけ天海祐希の濡れ場あまり興味ないです。母と子ほど年齢が離れている設定でも、たとえ天海さんが不思議な力で若く見えるってゆーても、渡部さんとじゃあまりにもそんな風に思えなさすぎるのも、うーん、むしろ渡部さんの方が年上に見えてくるし。この二人、実際には1歳差なんですよね。なんだかこの二人の役者の抜擢が映画の世界観を邪魔していて、そのへんが映画に完全に集中できなかった要因でした。[DVD(邦画)] 5点(2015-11-26 14:15:24)

519.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 映像は豪華で金かかってますが、テイストは良くも悪くも80年代のインディジョーンズ。いや僕は好きです。どーやっても死なないヒーロー感とその仲間、ギミックと謎にあふれる探検探索、そして最初は脅威だがいいように主役たちにあしらわれ、最後は謎に食われてしまう敵組織、ハラハラドキドキを味わうには、もう賞味期限切れな感もしますけど、観てて安心ってゆーか、どこかホノボノしてきます。今回は前作の父とジョーンズとゆう構図が、そのまま受け継がれるとゆうテンドン方式。そう、前作の前ふりを受けて、これでジョーンズも父の気持ちがわかるって仕掛けです。肝心な謎のほうも、ここまでぶっ飛んでくれるなんて、笑っていいのか、感心したらいいのか、戸惑うばかり。でも好きです。この真相あってのインディ・ジョーンズ。トレジャーハンターものとしては、こーゆうちょっとしたファンタジックな非現実感があるほうが、盛り上がるってもんです。僕個人的には。ただ、まー、家族で冒険はちょいホノボノしすぎかな。[DVD(字幕)] 7点(2015-11-25 00:19:26)(良:1票)

520.  インサイド・ヘッド 《ネタバレ》 やっぱりピクサーってすごい。人の内面で起こってることを、こんなにワクワク楽しい冒険ものにしあげてくるなんて。しかも、小さいころは単純だった感情が、悲しみによって作り替えられた後、混じり合ってより複雑化し、新しい機能付きの司令部になり、新たな島が再構築されるってゆう世界観。人の成長をこんな風に描けるなんて、うますぎるし、わかりやすいしで、面白すぎる。さらに、色々出てくる設定や舞台が、なるほどーの連続で、観てる間中、納得しまくりでした。それに、なぜか観てて、涙目になってくる。なんかわかんないけど。ドンドン殺伐としていくライリーと、健気にがんばるヨロコビと、小さい頃のキラキラした思い出がオーバラップして、なんだかせつない。そして映画を観終って、自分もこんな経験をしてきたんだなーって思えたし、3歳の息子を見て、今、彼の中では、どんな風になってるのかな?お、ビビりが出てきたぞ、今はムカムカがレバー握ってるのか?とか色々想像しちゃって、そしてやがて彼も、傷ついて悲しんで色々忘れて壊して再構築して成長するのかと感慨深くなってしまったり。ネコの内面には笑ってしまった。確かに、こんな感じだ、きっと。[DVD(吹替)] 10点(2015-11-18 00:52:15)(良:2票)

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