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501. 喰らう家 《ネタバレ》 一人息子を亡くした老夫婦が心を癒すために、とある田舎町の家に引っ越してきたが、その家には何かが潜んでいた。よくあるハウス系のホラーと思い観はじめたですが、こーゆう系統の映画の場合、家の超常現象がその家に住むことになる家族をあの手この手で脅すのが序盤戦。でもこの映画では、その呪われた家にやってくるのは、疲れてボーッとした老夫婦2人だけ。なんだか脅かしがいがない感じで、それでも音を鳴らしたり、黒い影が走ったりやるんですよ。ところが奥さんのほうは、それを亡くなった息子だと思って、びびるどころか期待するようになっちゃって、これでこの映画、残りの時間どーやってもたすんだと思っていたら、やっぱり途中で登場人物が増えます。あーよかった。これで霊的には脅かしがいができたねって思っていたら、この家に憑りついてる霊、意外とガンガン致命的な直接攻撃しだします。うわ、こんな凶悪だったんだと思っていたら、後半、町の住人たちもお話に絡んできたりして、クライマックスでは、静かなオープニングからは想像できないほど、派手な人体破壊ホラーに変貌します。いやー、もっとしょぼい感じだと思っていたので、ちょっとびっくりです。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-13 09:06:45) 502. 共喰山 《ネタバレ》 若者6人組がよくわかんないんだけど、山になにやら壁画を調べるために来て、キャンプをはって、するとその中の女性が、突然、夜に、何がおるかよくわかんないような、気持ち悪そうな池に泳ぎに行って、当然のごとくヒルにやられて、熱だしたら、いきなり奇声を発する食人鬼に変身し、他の若者との死闘を繰り広げるってお話。映画の中の登場人物の行動に腹が立つような人は見ないほうがいいかも。とにかく、全員、そろいもそろって、観てる方がイライラくるようなピンポイントの行動をとりまくります。ただ、唯一、爽快なのが、食人鬼になった女性のアクション。キエーーーーーッって奇声とともに、忍者のような飛び跳ねアクションをしまくるってゆう、ちょっと癖になります。これ。てゆーか、これが一番この映画は見せたかったのかもしれません。あと、後半、洞窟で登場するモンスターの壁ドンならぬ、股ド――――ンも結構インパクトあります。股ドーーン、ドーーン、ドーーン!です。これは笑うとこです。きっと。伏線があんまり回収されてなかったり、主役の意味深ながら結局何があったのかはわかんないままのキャラ背景とか、いるかな、それってところが沢山ありますが、キエーーーーッで、なんとか乗り越えれるはずです。てゆーか、乗り越えてください。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-12 22:42:03)(笑:1票) 503. 感染列島 《ネタバレ》 途中眠たくなーる眠たくなーるの光線がビシビシ飛んできました。日本国がウィルスにやられて瀕死状態とゆう緊迫ドラマなのに、しかも序盤でもうその状態になりかけてるとゆう早いテンポなのにです。不思議です。ただ、爆笑問題の田中の家族のシーンには、さすがに泣けました。おかーさん、殺したらあかんやろ。お涙頂戴のためとはいえ、ひ、ひきょう。泣くやんけ、そこは。映画はそんな感じなんですが、医者は本当に大変な職業だなといつも思うんです。金儲けや名誉だけでは絶対選べない職業、誰かをなんとかしてあげたいとゆう情熱が、心のどっかにないと無理。だってリスクありすぎじゃないですか。勤務は不規則だし、病気になる確率も高いし、患者がひどいことになったら、叩かれるし。常に重要な選択を迫られる。それは整形外科から産婦人科医にいたるまで、みんなそうだと思うのです。ほんと尊敬します。ってな事を後半は考えながら観てたので、なんとか最後まで眠らずに観れました。正直、ラストの思い出でけっこう長めなシーンは、おいおい、まだ続くのかーとウンザリしましたし、最後のいい風セリフでしめるのも、いいんやけど、それやるなら、そのセリフは結構前半に出さなあかんのとちゃうんかなー、最後のラスト近くで出たセリフをまた最後にもってくるのは、さっき聞いたってなるし、なんか変。まー、でも泣いちゃいましたので、評価甘めです。[DVD(邦画)] 5点(2016-01-12 19:55:50) 504. プリデスティネーション 《ネタバレ》 あっとゆーまに映画が終わった。えーこれで終わりー?って感じで。それくらい映画にのめり込でんたとゆーことか。で、観終わった後に考えた。ちょっとまって、あれがこーなって、これが、いやいやいやいやいやいやいや、起点は?起点がない。どっから来たんだ。お前はどっからきたんだ。答えなんかでないのはわかってるんだけど、怖い。考えれば考えるほど怖い。もし爆弾魔を殺さずに一緒に過ごせば、どーなるんやろう?えーっと、わからん。存在が消えちゃうのか?てか、結局は爆弾魔にならざるをおえないのか。すると年老いた爆弾魔と行動するのか。それでも結局、同じことが起こっちゃうのか?殺した時点で、自分は消えてないってことは、やっぱ殺さないほうが歴史が変わるってことになるのかなー。最後、自分がいっぱいいる未来になったりすることもありえるのか。とにかく、観終っても色々、答えでないことを考えれるので、余韻は長いです。お前?爆弾魔じゃないのか?と言い合う酒場のシーン、うまいなー。[DVD(字幕)] 10点(2016-01-12 05:01:54) 505. パワー・ゲーム 《ネタバレ》 携帯電話の会社の開発部署で働いていた主人公がふとした失敗を犯し、社長命令で、ライバル会社にスパイとして潜入することになるお話。ストーリーは、こーゆう映画のお約束を完全になぞっているので、予定調和で先が完全に読める90年代風の展開。まー、簡単に言えば、立身出世を夢見る若者がおじさんたちの世界へ誘われ、利用され、追い詰められ、それまでの価値観を捨て反撃するお話。ウォール街にもちょっと似てるかな。なので、結構、有名な俳優が出ているがイマイチって人も多数いると思います。僕は予定調和なだけに安心して観れたし、終わりもほっこりできて、暇つぶしにはちょうどよかったかな。若者とおじさん達の対比とか、もうすでに開発できるちょっとしたガジェットなんかも、退屈しのぎになりやした。産業スパイなので、ドキドキするシーンもあるしね。言いたいことも、もうわかってるよそんな価値観って感じにはなるかもしれないけど、ド直球なので、わかりやすく素直に受け止められました。特にラストのリチャード・ドレイファスの仕草にはほっこりさせられるなー[DVD(字幕)] 7点(2016-01-11 18:49:47) 506. カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 冒頭、いきなり車の事故。ここ、映像的にすごかった。車に乗って崖から落ちるとき、乗ってる人はこんな感じってゆう臨場感が結構あった。これで映画の世界にドーン!で、ヘリに乗った救助員が登場する。ここで特徴的なのが主役の圧倒的な頼りがい。ありえないくらい狭い空間にヘリを安定させ、きっちり崖から女性を助け出す。そう主役は絶対的にスーパーな人で、このあと、どんなに街が大地震に襲われようと、彼の周りだけは漫画っぽい感じで、全てを乗り越えてくれるってゆーのを観客にわかりやすく教えてくれる。津波を船で乗り越えたり、倒れるビル群の中をヘリが縫うように飛んだりできる世界観。これで僕なんか先に起こる阿鼻叫喚を安心して観ていられる保証がされたわけだ。言い換えれば、ものすごい怖いジェットコースターの隣の席にスーパーマンが乗っていて、僕の手を握っていてくれてる感じ。で、次に主役の家族が現れる。ちょっと問題あり。これで先の展開はこの手の映画が好きであればだいたいわかる。家族が危機また危機に遭遇し、観客にストレスを与えてきて、それをクリアーし家族が再生する物語でカタルシスを与える。もうそれしかない。このご都合物語のラインにうまく乗っかれるかどーかで、この映画を楽しめるかどーかが決まる。ちなみに、さすがに映像は迫力あります。[DVD(字幕)] 10点(2016-01-11 15:13:25) 507. リアル鬼ごっこ(2008) 《ネタバレ》 地雷的な香りがプンプンしてるので、まったく見る気はなかったけど、シリーズがここまで続くには、実は面白いかもしれないと最初のやつ観てみました。一番びっくりしたのが、始まってものの5分でリアルじゃないその潔さ。何をもってしてリアル?リアルっていったいなんなんだろーか?しかし、あれだ、主役の母は、パラレルワープするたびに、はじめって出会った男と関係もつんですなー。いやいいんやけど。気になったから。柄本がボスってのは最初からマルワカリでいいんや。でも仮面かぶるんや。いやえーねんけど。で、正体を中継で明かされてもいいんや。超能力がないってバレてもいいんや。いや堂々としてたから。「お・・の・・れーーっ」てゆうセリフのコント感は笑っていいものか、どーか、ちと迷う。正直、パラレルの設定や真相は悪くはないだけに、途中から感じるこの「どーでもえー感」は何が原因なんやろ。それよりも監督の柴田さんは、この原作とゆーか設定に賭けてるんですなー。いや、ずっと関わってるから。興行収入は悪くなかったらしいけど、面白いかと問われれば、あまりかな。でも僕的に面白くなる要素はあるので、2015年度版も観てみようかな。[DVD(邦画)] 3点(2016-01-10 10:54:56) 508. スノーピアサー 《ネタバレ》 最初は単にアメリカのB級映画だと思いなんも考えずにパッケージのイメージだけで観始めたわけです。なにやら、地球は全部が氷河で埋め尽くされ、残された人類はひた走る近未来列車の中のみで、最後尾車両はスラム化していて先頭車両グループに虐げられていて、そこからの反乱で先頭車両に向けて戦闘を始めるってゆう設定。なるほど、マッドマックス的な雰囲気のB級かーと思い観てると、ちょ、なに?この残酷すぎる描写は?、なにこのヘンテコすぎる描写は?、ソン・ガンホもおるし、B級にしては、なんなのこのトンデモな感じは!?と、ある疑惑が巻き起こり、橋を渡るとき、誰かの号令で、急にみんなが戦闘をやめて、新年を祝うとこで、ちょっとまって、このシュールすぎる描写は、なんかアメリカ産じゃない、これはどっちかゆーとやっぱ韓国っぽいと思い、一時停止で監督を調べてみたら、あーた、ポン・ジュノ監督じゃあーりませんか。列車内水族館、で寿司、列車内学校、で変な先生と生徒、サウナもあるし、ディスコもあるし、美容院もあるし、よくわからん銃撃戦もある。ヘンテコ列車は地球を走るよどこまでも。やっべぇっぞ!一番味があったのは、やはり、あのPTA代表みたいなおばさん首相ですかねー。キモイぜ。キモすぎて魅力的だぜ。あんた。[DVD(吹替)] 7点(2016-01-09 03:38:35) 509. ダーケストアワー 消滅 《ネタバレ》 宇宙人侵略もの。B級と割り切って観たので、それなりに良かったです。オーロラがモスクワの空を多い、見え隠れする発光体が沢山フワフワ降りてくる。警官が近づくと急に消し炭状態。そこからの街角の阿鼻叫喚は結構、緊迫感やパニック感があって、B級のわりにがんばってるー、てゆーか、やっぱ僕は逃げ惑う人々のパニック感が好きなのでつかみはオッケーでして、後はもうこーゆう映画のテンプレートに乗っかって楽しむだけです。こーゆう映画を見慣れてると、先はおおかた予想できますから、安心して観てられます。それゆえに、誰もいなくなった、モスクワの街並みとか、ビルの破壊シーンだとか、意外にもスペクタルなシーンがあって、食べ慣れたやっすいお菓子を買ったら、意外にオマケがすごかった感で、ご満悦。どんな感じであのエイリアンの防御法がわかるのかなーとか、誰が死んじゃうのかなーとか、そんな予想をおつまみにして、5人の男女のサバイバルを堪能させていただきました。なんせ敵は見えないし、触れたら消し炭だし、いっぱいいるしで絶望感は相当なもんでして、研究家のおじいちゃんやロシア兵が出てきた時の安堵感といったら、よーやく一息つけるなーと観てるこっちも希望を少しずつ感じれて、とにかく、もう誰も死ぬなのよと祈るばかり。そんな期待も裏切られるわけで、船の中のひとコマには僕もなんだかシンミリしちゃって、おいおい結構、感情移入しちゃってるなこの映画に。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 15:02:49) 510. パンドラム 《ネタバレ》 地球と同じ環境をもつ惑星タニスを発見し、地球では資源がなくなりつつあるために、タニスへの移住計画を実行、希望者6万人の地球人をコールドスリープ状態にして巨大宇宙船エリジウムは、地球から123年の距離にあるタニスへ向かった。とゆう壮大な設定の映画ですが、内容は、巨大な宇宙船内で、映画「ゴーストオブマーズ」のヒャッハー集団のような狂暴な正体不明の食人鬼集団に遭遇した少数の乗組員の恐怖を描いたSFサバイバルアクション。なぜ、そんな怪物達が宇宙船内にいるのか、今は宇宙のどのへんにいるのか、宇宙船内の状況はどーなっているのか、そーいった疑問が映画の展開とともに明かされていき、なかなか、面白かったです。宇宙船はかなり巨大なために、船内でのパニックとゆうより、まるで地下都市のような舞台で繰り広げられる探索冒険もののような側面もあり、途中で出会った乗組員達がけっこう戦闘的にたよりになっちゃったり、冒険仲間が増えていく展開などはゲーム的でもあります。でも科学者があんな女性ファイターみたいになっちゃうってどーなの?美人でかっちょいいからえーけども。怪物どもがすべて妄想って解釈もありますが、僕的には、怪物たちは実在していると捉えました。でなきゃ王になった男のしでかした所業の説明が無駄になり悪玉としてのイメージが弱くなるし、全員が同じものを見るってゆーのも辻褄が合わないし。ただ、最後に主人公が見たものだけは確実に妄想ですね。あそこは主人公だけに見えていたし、消えちゃったので。きっと、王の説得でパンドラムが発症しかけたんでしょう。最後のオチはやられました。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-07 11:17:57) 511. パニック・エレベーター 《ネタバレ》 エレベーターの中に閉じ込められた3人の男女。最初はすぐに解放されると思っていたが、誰も助けに来ず、時間は刻々と過ぎていき、さらに悪いことが起こり、事態は悪化していくってゆう映画。ほぼエレベーター内だけで進行する映画ですが、この映画のおもしろいところは、3人の男女にはそれぞれ秘密があり、エレベーターを一刻も早くでなければならない事情があり、映画が進行していくと、回想って形で、それぞれの秘密が徐々に明らかになっていき、すると、この3人の中にとんでもない奴が一人混じっているってとこかな。アリガチな設定だけど。アリガチなんで、特に面白いってほどじゃないです。評価が低いのも納得です。でも、僕は普通に観れたので、こんなもんかな。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-06 16:36:40) 512. デイブレイカー 《ネタバレ》 面白かった。まず世界観が面白い。世界中のほとんどの人が吸血鬼となり、人間はごくわずか、するとどーなるか、圧倒的な血の不足、人間以外の血を飲んだり、血を飲まないと、サブサイダーとゆう野獣のような知性や品格のない化け物になってしまうとゆう設定により、恐怖の王様的な吸血鬼が実は最弱な存在とゆう吸血鬼の存在矛盾がより浮き彫りに描かれている。なるほどね。永遠の命をもつが、常に人の血を欲し、血を吸われると吸血鬼になってしまうなら、いつかは絶対にこの問題にぶち当たるわけで、だから吸血鬼は少数でチビチビ生きるしかないのだ。決して、吸血鬼が世界を牛耳るなんてことはあってはならない。もしそーなったら、こんな世界できあがっちゃうわけです。さて、世界のほとんどを占める吸血鬼は、日々の人間の血不足に頭を悩ませ、代用の血開発なんてのをがんばってやったりしております。この映画は、そんなある意味、すごく荒唐無稽な世界観を重厚なマフィア映画のような雰囲気で描き、嘘っぽさをあまり感じませんでした。主人公はそんな吸血鬼の世界で日々、代用の血を開発研究している科学者ですが、ひょんなことから少数の人間グループと関わりをもちます。そこで明かされる驚愕の事実。おもしれーなー、おい。ラストのオチの真相に至っては、もう、やられたー感が満載で、これで、この映画の世界観は完成されるって感じです。不気味な人間倉庫、サブサイダーの脅威と哀れみ、車の日光遮断モードなど、細かい小ネタも面白かったです。[DVD(字幕)] 10点(2016-01-06 11:37:10) 513. インキーパーズ 《ネタバレ》 ホラーを期待して見ちゃうと、とにかく最初の1時間ちょいくらい退屈。コミカルな感じのアルバイト風景がダラダラ流れてるって感じです。まー女優さんの演技がキュートなので、観れるんですけど、こっちはホラーを期待して映画を観始めたわけで、それでコミカルな調子が延々と続くのはなんか違う。おもしろくなーいってなっちゃうわけです。意味深なシーンが色々あるんですけど、結局、なんの意味もなかったのも、とっちらかった感があって、眠気が徐々に僕を誘い出します。久々に、眠くなる映画です。僕は、こんだけ意味深なシーンがあって、コミカルで押してくるホラーなので、実は主役の女性が殺人鬼だったとかゆうオチなのかと、内心、期待したんですけどね。全然、違いました。ただ、ラスト20分は急にホラーです。そこは、正直、まーまー怖かったです。コミカルな雰囲気をふりまいてた女性が、あんな風に追いつめられて、血まみれになって、急にホラーにされちゃうんだから、怖くなりますけど、でも、映画全体として観終って改めて思い直してみたら、やっぱ、面白くないです。ラストのホラーだけに3点です。[DVD(字幕)] 3点(2016-01-06 01:43:45) 514. CARGO カーゴ 《ネタバレ》 最初の宇宙ステーションの映像で、おお、SFゥーとテンションがあがりました。宇宙貨物船に乗り込むことになった女医が船内で起こる不可解な事件を調査するうちに、陰謀に巻き込まれていくってゆう話です。船内の雰囲気とかは「エイリアン」っぽいですが、もちろん宇宙生命体が船員を殺していくとゆうホラーではございません。真相がわかるまでは色々模索して、映画には集中できましたけど、派手なSF好きにはあまりオススメできません。サスペンスチックには描かれていますが、テンポがちょっと悪いのと、淡々としたところがあります。同じ構図の映像を何回か繰り返すタッチが何箇所かあり、そーゆうとこがテンポの悪さを助長しています。多少、淡々としてても、SFの宇宙船内の雰囲気だけで乗り越えれる方には、それなりの暇つぶしにはなると思いますが。ちなみに真相もアリガチなもので、オチでびっくりとかないので、そのへんもご注意です。僕は、宇宙船内の広大な貨物室部分のディティールとか、船長の目が作り物で、そこに映った映像から事件のヒントに近づくとか、汚染によってコールドスリープから目覚めるとか、ハッキング能力が高く物静かなヨシダとゆうキャラがちょっと好きとか、そんな細かい部分がわりと気に入ったのを加味して、評価的にはこんなもんです。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-05 15:27:09) 515. アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 街角でカツアゲなどのワルを繰り返す不良少年のグループが、たまたま落ちてきたエイリアンを殺してしまったことから、その後に落ちてきたエイリアンの集団に狙われるはめになる、ご近所パニックサバイバルアクション。主人公がどうーしようもない不良って所と、その主人公たちが街を襲うエイリアン集団と対峙するって所がとても新鮮で、のちに主人公たちがカツアゲした被害者の女性や、もっと悪のチンピラと関わっていく展開が、話をおもしろくしていて、観ていて飽きることはありませんでした。エイリアンは口だけの毛むくじゃらで着ぐるみっぽく、そこは正直、低予算だなって感じがあったり、途中までのノリがコメディーっぽく、エイリアンも女性2人に袋叩きにされて死んじゃったりで、緊迫感もあまりなく、共感度も低いのですが、テレビの伏線がのちのちに回収されたり、クライマックスで主人公の部屋を見せることで、主人公になんとなく情をわかせたりするなど、ちょっとしたギミックがうまく機能していて、最後は意外にも、なんだかよくわかんない感動を得られて、僕はこの映画そこそこ楽しめました。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-05 12:54:50)(良:1票) 516. サロゲート 《ネタバレ》 よくできた近未来のお話でした。ほとんどの人々がサロゲートと呼ばれるロボット系のアバターになり生活を送っているとゆう日常。生身の人間は家でヒキコモリ状態になって、ベッドでサロゲートを操縦してる世界。一部の生身の人間はそれを拒否して、独立区を作りそこで生身で暮らしています。そんな世界で、ある殺人事件が起こります。サロゲートが、ある武器により破壊され、同時にそれを操っていた自宅の人間までも死んでしまうとゆう事件です。普通はサロゲートが破壊されても自宅の操縦者は死にません。サロゲートごと操縦者が死んでしまうのは誰も聞いたことがない事件なのです。そして主役のFBI捜査官がその事件を解決するために捜査をするってストーリー。なかなかワクワクさせられます。事件はやがて大きな陰謀へと展開していきます。サロゲートはもちろんロボットなので、人間離れしたアクションも満載で、特に主役が腕がもげたサロゲートでピョンピョン、ジャンプしながら犯人を追っていくシーンや、カーチェイスでピョンピョン飛ぶサロゲートを追いかけるシーンが印象的でした。どんどん車で人をひいていっても、みんなサロゲートなので、誰も叫ばないって映像が結構シュール。戦争シーンもみんなサロゲートなので、死んでも平気。「今、世界平和のために戦争してるんだ」ってゆう司令官の緊張感のなさ加減が絶妙。サロゲートを操る人がこっそり変わっていたり、意外な人物がサロゲートを操っているとゆうのも、設定に応じたギミックで面白く、こんな世界での警察は捜査が大変だなーと思えてきちゃいます。一番、印象的なのはやっぱ街中のサロゲートがバタバタ倒れいく中、本物の生身の人間が家から出てくるシーンかな。ようやくヒキコモリをやめた的な開放感がありました。劇場で見たら、劇場を出るとき、よけいに同じような開放感を味わえたんじゃないだろうかとも思います。他にも世界観の細かな描写が面白く、観てて退屈しませんでした。近未来刑事ものが好きなら、観てもいいかも。[DVD(字幕)] 10点(2015-12-30 14:00:24)(良:1票) 517. コールドプレイ 《ネタバレ》 13金のノルウェー版みたいな映画。映画のクオリティー自体は高いので、観ていてしんどくはないのですが、なんせストーリーにまったくひねりがなく、スラッシャー映画の王道をいく感じで、しかも殺人鬼がそんなに不気味な風貌でもないので、観る人によってはなんの新鮮味も感じないかもしれません。殺人シーンがわりとエグイシーンを抑えてあり、むしろ序盤の事故で足の骨を折り、それを治療するシーンが一番エグイとか、登場する若者達5人全員、結構、いい奴とか、所々にこの映画らしいテイストがあり、そこも好みのわかれるところかもしれません。僕は、とくに退屈でもなく、かといって、面白いってほどでもないって感じでした。舞台が雪山の廃ホテルってのはいい感じです。観ていて、寒くなりましたけど。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-26 09:53:43)(良:1票) 518. 武器人間 《ネタバレ》 第二次世界大戦中のソ連兵が撮った記録映像とゆう設定のPOV式の映画で、そのために、画像や編集が荒く、前半はチープ感がかなり漂っているが、それが逆に途中から潜入する怪しい村のグロ映像をちょっとクオリティー高く見せている。異常な博士の基地に入ってからは、どこかFPSゲームをやってるような感じの表現で、次々とヘンテコな武器人間どもが襲ってくる展開を見せ、緊迫感はないが、なんか飽きずに見てしまう。後半へいくにつれてドンドン、ヘンテコにグロくなっていき、共産主義者の脳とナチスの脳を半分ずつにして合体させるくだりで、「あ、しまった、こっちの半分、脳みそ多すぎた」とスプーンで脳の中身をかきだす映像においては、グロを通り越して、あまりグロさを感じなくなっている自分がいる。女性の頭とクマのヌイグルミの体を合体させる物体がうごめく、ってゆう状況に面白さを感じるなら、観てみてもいいかも。ちなみに武器人間では、パッケージにあるガスマスクの先にドリルをつけた手足の長いやつが一番お気に入りです。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-21 10:39:52)(良:1票) 519. パージ:アナーキー 《ネタバレ》 やっぱこのシリーズ面白い。パージの2です。前作とパージ法以外、あまりつながりはないので、今作から観ても問題ありません。今作は、前作とは違って、ちゃんしたヒーロー的な主役がいます。しかも何やらわけありのダークヒーロー的な。そんな彼がひょんなことから、パージの標的となった4人を救い、危険となった街でサバイバルするってのが主なストーリー。前作が一軒家のサバイバルホラーを描いたものに対して、今作は舞台も火薬の量も増大し、より派手なサバイバルアクションに仕上がっていて、前作とは違った意味で楽しませてくれました。誰もが殺し屋になる可能性を秘めた設定は、今作でより強調され、友達の家でのひと時の休息は、特にドキドキさせてくれました。まさか?友達が?ってな雰囲気がビンビンして、そこで意外な者が銃を向ける展開、悪くないです。今作も、ラスト付近は、伏線がわかりやすいので、予想がつかめましたが、一応、溜飲は下げさせてくれるので、今作に関しても物語的に好きです。オチの部分なんかは、ちょっと感動してしまいました。金持ちがオークションとか、政府が参加しているとか、この手の映画で見られるステレオタイプな設定もありますが、B級アクションでここまでちゃんとしたクオリティーなら特に気になりませんでした。なんかシリーズの展開がハンガーゲーム的にも見えますが、僕はこっちのほうが断然面白いです。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-21 02:03:11)(良:1票) 520. パージ 《ネタバレ》 パージ(浄化)法なるアホな法律の夜を生き抜くサバイバルB級ホラー。B級独特の緊張感あって、よーござんした。一応、鉄壁な警備システムをつけた家に閉じこもる一家。パージの間(12時間)は、ちょっと娯楽感覚でのりきろうとするおやじ。パージの映画なのに、主人公たちめっちゃ安全やんって思っていたら、子供たちがやってくれました。家の中は大参事。パージの間は人を殺してもいいって法律なので、たとえ守られた家の中でも、危険がいっぱい。家族でやりあうかもしれんって緊張感もあるし。パージ、なかなかいい設定じゃありませんか。ドンドン、大参事になっていく一家に僕の映画への集中度もアップ。B級なので、先の展開もあまり読めず、誰が生き残るのかも予想しずらく、そこらへんもよかった。まー、最後のほうは予想がつくお約束展開なんだけど、そこは、僕的には、むしろ、そーなってほしいって願望があって、ラストからオチへの展開は僕の中での正解みたいな感覚で好きです。映画のクオリティーもB級の並みは保っていて、退屈しない、いい暇つぶしになりました。一年に1回、人殺しが許されるパージ法ってゆうバカ設定に、B級アンテナがひっかかる方なら、観てもいいかも。[DVD(吹替)] 7点(2015-12-20 02:09:19)(良:1票)
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