みんなのシネマレビュー |
|
521. コレリ大尉のマンドリン 美しいギリシャの風景と陽気な音楽と二人の純愛。それだけを取り出してみれば良い作品なのでしょうが、戦争の悲惨さが色濃くにじみ出ていてつらかったです。この映画を見る人は、恋愛映画ではなく戦争映画なのだと思って見ると良いでしょう。[ビデオ(吹替)] 5点(2007-01-07 11:28:40) 522. 初恋のきた道 最初のシーンからどうもしっくりこなかった。途中から主人公の女の子がやたら計算高く思えて来たりして。でもこういった純愛を高く評価する人が多いのは、まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-26 19:46:39) 523. ボウリング・フォー・コロンバイン 一言で言えば、ジャーナリスティックで魅力的なドキュメンタリー映画。分かりやすいアニメーションを入れたりと編集が秀逸。でも虐殺シーンの連続を見せられるのはたまらない。何気なく見た子供が万が一にも心の傷を追ってしまったらどうする。このサイトを見られる人は、この映画を観たあとにいろいろな人のレビューを覗いてみると良いでしょう。きっとこの映画で語られなかったさまざまな事実が分かって面白いですよ。[ビデオ(吹替)] 6点(2006-12-26 10:41:24) 524. ナビィの恋 設定はおばあが何十年前の恋人と再会し、駆け落ちするという現実味のない話。でも見ていて違和感がなかった。きっと平良とみ演ずるおばあの愛嬌と、おじいの飄々とした好人物さがプラスに働いているんだろうね。若い奈々子の視点から描かれているので、若い人が観ても楽しめる。全編を流れる陽気な沖縄音楽とあいまって、全体的に流れる楽天的な雰囲気が良い。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-12-26 10:29:05) 525. マグノリアの花たち この映画の良さを理解するためには、もっと大人になって、もっと何回も見ないといけないんだろうね。[ビデオ(吹替)] 3点(2006-12-21 13:04:59) 526. プリティ・リーグ 悪い映画ではないんだけど、いまいち話に乗れなかった。全体的に印象が薄い。女性監督のせいなのか、エピローグも長すぎなのでは。[ビデオ(吹替)] 4点(2006-12-21 11:56:49) 527. 復活の日 《ネタバレ》 これだけのスケールを持った邦画があったとは知りませんでした。予算をかけている分、さまざなロケ地でよくぞこれだけの俳優を集められたものだと感心しましたが、「復活の日」ではなくて「人類滅亡への道」という名の悲劇を見させられているようで、観おわった後の爽快感がないのが残念。[DVD(邦画)] 6点(2006-11-27 20:53:55) 528. マネキン ときおり見られる80年代風の雰囲気がたまらない。全体的にバタバタしている印象だが、ハッピーエンドの終わり方が好き。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-11-27 20:45:07) 529. DEATH NOTE デスノート(2006) 原作は未読ですが、アニメを観ているので、序盤は目をつぶっていても展開が分かって入り込みやすかったです。どこまでが原作とかぶっているのか分かりませんが、ずいぶん大胆なストーリーですね。原作が成功したのですから、脚本は間違いなく傑作だと思いました。予想外な出来事が次々と起こる、これぞサスペンスの醍醐味。実写盤でも違和感なく入り込めました。早く続きが観たいですね。[地上波(吹替)] 6点(2006-10-28 20:52:08) 530. シコふんじゃった。 そこそこの面白さ。特に爆笑できるシーンがあるわけでもなく、心に響くシーンがあるわけでもない。「Shall we ダンス」よりも評価が高いのが信じられない。[ビデオ(邦画)] 4点(2006-10-02 21:26:33) 531. はつ恋(2000) この映画のジャンルが「青春映画」に分けられていたけど、「家族ドラマ」にしたほうがいいと思う。あ、でもそうしたら初恋っていう感傷的なイメージが壊れるか。なるほど。病院でのぎこちない会話に少し不満も残ったが、ゆっくり降り返ってみればリアリティがあって良かったのではないか。中だるみもあったが、最後は不思議とすっきりした気持ちになることができる、良質な邦画だった。[ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-27 10:16:24) 532. 船を降りたら彼女の島 押さえた演出に、これまた木村佳乃の控えめな演技。とりたてて派手な事件は起こらないものの、結婚を言い出せずに初恋相手を探すという、微妙な感情の機微を描いている。極めて日本的な映画だと思う。 最近こういった質素な映画が減っているなか、瀬戸内海の風景にノスタルジーを感じる私には心に染み渡った。 主演の木村佳乃が東京出身らしく、四国の方言に少しだけ違和感を感じる程度であまり無理がない。 しかしストーリーが平凡で冗長なので、人気がないのは仕方がない。三首山のところとか意味不明だし、鶴姫に強い思い入れがあるのか時間使いすぎだろう。 ただ、最後のほうの展開はさすがに静かな感動を呼ぶ。脇役もなかなか味がいい佳作。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-23 08:48:29)《改行有》 533. 再会の時 セリフが全然頭の中に入ってこないんですよ。登場人物は多いし、話も抽象的でわかりにくい。吹替盤がないので仕方がなく字幕で見ましたが、ものすごく時間がかかりました。ところどころ良さそうなエピソードがあるので、自分が彼らの年代になったらもう一度見るのもいいかもしれませんが、10年間はお腹が一杯です。[ビデオ(字幕)] 3点(2006-09-14 13:30:15) 534. 男はつらいよ 寅次郎純情詩集 いままでの作品と比べて、明らかに点数が下がる作品だと思います。最後まで見るのにこれほど時間がかかった映画も珍しいです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-09-14 13:24:31) 535. 風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind アモンが空を飛んでいるシーンは爽快感があって好き。それ以外はいまいち。出来不出来の部分がはっきりしている。子供向けと言うことを考えても、ドイツ帝国兵みたいなダークな部分を強調しなくても良かったのでは。[ビデオ(邦画)] 5点(2006-09-11 16:40:44) 536. 街の灯(1931) 《ネタバレ》 ラストシーン、もし少女が一輪の花を差し向けることがなかったら、二人は結ばれることはなかったろう。優しい心を忘れることがなかった少女に乾杯。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-30 16:45:07) 537. 時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 オリジナルである大林宣彦監督の「時をかける少女」を中学生の時にテレビで見て、その摩訶不思議なストーリーに、まさしく煙でも吸い込んだかのような衝撃を受けたくちです。今作はまったく毛色の違うアニメ作品ですが、オリジナルに引けを取らない、評判通りの映画でした。 エネルギッシュさや爽やかさ、切なさには特筆すべきものがあり、声優や主題歌の良さもピカイチだと思います。ストーリーもいいのですが、細かくひねりすぎていて私には訳が分からないところがありました。(1)跳んでタイムワープした後、飛んだ直後に戻るのか戻らないのか;最初のころは「イテテ」などと元の自分に戻っていたのに、途中から元に戻らず、別の時間軸を生きているところなど(2)時がストップしてからなぜタイムワープの回数が増えたのか(3)結局、あの絵はいったい何だったのか等々。注意深く見ていれば分かることかもしれませんし、もともとタイムワープという非現実的な設定自体に問題があるので細かいところはいいじゃないかという意見ももっともですが、観客に対してもっと分かりやすく説明をしてくれてもよかったかなと思います。 また、最後のほうの展開は自分の予想したエンディングと違っており、違和感を感じました。功介と彼女が電車にはねられる直前、最後のタイムワープを使う場面で、映画の最初の場面に戻し、そこから真琴と千昭(どちらも両性的な名前なのが気になりますね)がわざと何事もなかったかのように過去を繰り返し、告白の場面まで進んで終わるというプロットのほうが良かったように思います。結局のところ、タイムワープを使ったことが悲劇に繋がったのですから、そのことを教訓にするべきではないかと。オリジナルを踏まえた展開にせざるを得なかったということなんでしょうが、最後まで6点にするかどうか迷ったのも、未来うんぬんという話が出てきて後味が悪く感じたからでした。 ただ、それを差し引いても「真琴」という主人公のエネルギッシュさ、全体を貫く青春直球のまぶしい雰囲気は良かったです。同じタイムラビリンスものなら「恋はデジャ・ブ」もぜひ一度ご覧になることをお勧めします。[映画館(邦画)] 7点(2006-08-21 20:42:07)《改行有》 538. ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ! 起承転結がはっきりしているところが良い。また、人間のウォレスより犬のグルミットのほうが実は頭が良いというところが良い。最後まで大活躍でしたな。しかし、悪いペンギンだ(笑)[CS・衛星(吹替)] 7点(2006-08-21 19:46:21) 539. ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー 小気味良い短編だけど、月に着陸してからが面白くなかった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-08-12 10:24:59) 540. 酔拳3 完全にB級ぽいですが、そこそこ楽しめます。話のテンポもよく、アクションもそこそこで香港映画のレベルの高さを見せつけられます。[ビデオ(吹替)] 6点(2006-08-06 09:20:36)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS