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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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541.  バーニング・クロス 《ネタバレ》  掘り出し物とはこーゆー作品を言うのでしょう。とにかく殺し屋ピカソの存在感がすごい。  アレックスの愛する奥さん。トミーの愛する彼女。まさかどっちも殺しちゃうなんて、夢にも思わなかったのでなかなかショッキング。あんまりこーゆ、いかにもアクション映画的なアクションで、泣いたことがなかったのですが・・・  まあこの映画のクライマックスはアレックスが復讐を決意するまでのシーン。そこから先は・・・普通のサスペンスアクション。サスペンス感は前半のほうがあったかなぁ。後半の電車のくだりはなかなか面白かったけど。完全に読めたけど出会い頭の車ドーンも良かったですね。ただそれでトミーが戦闘不能になるのはバカすぎるでしょ。  ピカソがやったことに対し、高いところから落としてはい、終わり、は少々カタルシスに欠けます。  サディスティックな野郎には、よりサディスティックな最期を用意してこそ溜飲も下がるというもの。  守るべきはずのメルシエ(ジャン・レノ)が黒幕だったことは少々驚きですが、なにしろこの人出番少ないから。出番少ない人をやりこめても復讐のカタルシスは得られないのでした。  この映画も昨今のアクションと同じでアップの多用と細かいカット割り。何が起こっているのか目で追うだけで疲れちゃいます。それがなければ8点なのになぁ・・・。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-16 22:14:46)《改行有》

542.  道化死てるぜ! 《ネタバレ》  C級ホラーとしては出色の出来。  悪ガキどもは本当にしつけがなってなくて、オープニングでピエロに同情しちゃうレベル。ピエロは悪態をつきながらも、ちゃんとピエロとして子供たちを楽しませようとはしている。はっきり言ってこれが日本の子供たちだったら、目を輝かせて喜ぶだろうし、ピエロが死ぬこともなかったでしょう。  で、この悪ガキどもが6年後、高校生になってからピエロの復讐が始まります。なぜすぐに復讐を始めなかったのかって?・・・それは大人の事情というやつでしょう。まさか小学生をあんなむごいやりかたで惨殺する映像を流すわけにはいかなかったと思われます。そう、この作品の何が良いかって、殺し方。そのレパートリーの豊富さ。やっぱりバカグロ映画は、どうせやるならこれぐらいやってくれないと面白くない。中途半端が一番だめ。その点、この映画は結構突き抜けていて良い感じ。しょーもない倫理観なんか、かなぐり捨てちゃえってね。で、ちゃんとピエロの小道具を使って殺っていくのが良いじゃないですか。  ただね、この悪ガキたち、高校生になってから微妙に良いやつになっちゃってる。なんか友達思いなのよね。  約2名、性格クソのまま大きくなったバカップルがいます。もちろん2人とも殺されます。そこは爽快。ピエロにもっとやれと喝采を送ります。  でも他のメンバーは絶妙に良いやつ。カメラ小僧と食いしん坊乙女少年は、なまじ友達思いなのでちょっとかわいそうでしたね。  ピエロが次々と殺していくところがこの映画のピークで、そこからラストにかけてはどんどん尻すぼみ。あまり盛り上がることもなく決着。こーゆー映画にしては色気も足りない。  でも時間短めで、サクッと猟奇的な欲求を満たしてくれる娯楽作品。アリです。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-09 00:37:56)(良:1票) 《改行有》

543.  るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》  アクションに関しては1作目よりスピード感が増して好き。スケールも大きくなって、これぞ映画って感じです。  残念だったのは、これ1作で完結しなかったこと。まあこの時代、スターウォーズにしろロード・オブ・ザ・リングにしろ、マーベルにしろ、シリーズ化するのは当たり前みたいなので仕方ないか・・・  ・・・でもいかにも『続く』みたいな終わり方はどーなんでしょ。テレビドラマみたいで萎えるんですけど。そこはもっときりの良い終わり方をしてほしいものです。この作品はこの作品で、ボス的ななにかとの決着をつけるとか、一応めでたしめでたしの形をとるとか。そのうえで、エンドロール後に何か不穏な空気を漂わせて終わる、みたいな。映画という形式をとる以上、それが最低限のマナーというか礼儀のような気もするんですがねー。  内容はとても良かったですよ。原作ファンなら熱くなること間違いなし。原作の重要人物、人気キャラはほぼすべて出そろいますからね。  巻町操役の土屋太鳳が圧巻のアクションを見せてくれたり、見所たくさん。ラストの京都大乱闘は否が応にも盛り上がります。  ただみなさん絶賛されている志々雄役の藤原竜也。私は個人的にミスキャストだったなぁ。声やセリフに、重さと迫力が全然足りないんです。どうせ包帯ぐるぐるまきで顔なんかわからないんだから、もっとドスの効いた声の役者さんのほうが良かったんじゃないかなあ。  駒形由美ははまりすぎ。方治はだめ。この人熱狂的だけど、実は切れ者なんだから、ただのバカキャラクターにしないでほしい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-04-09 00:23:17)《改行有》

544.  るろうに剣心 《ネタバレ》  『おろっ』とか『ござる』は漫画であれば違和感を感じないのですが、リアルでは違和感ありまくりですね。  マンガの映画化ですから、期待はしていませんでした。ですが、思っていたよりは大分良かったです。  左之助、刃衛、高荷恵のエピソードをひとつにまとめちゃったわけですが、上手いことひとつのストーリーとして成立しています。たいしたものです。  原作では剣心がやたら技の名前を叫ぶのですが、今作ではそんなマンガチックな表現を避けたのも功を奏していると言えるでしょう。技の名前を叫ぶのは少年漫画では定番。一番盛り上がるところ。その一番盛り上がる部分をあえてしなかったのはこれ以上ない英断です。  キャスティングは概ね良かったのですが、武田観柳役の香川と高荷恵役の蒼井優はちょっとイメージと違いましたね。  香川が演じると、コメディ色が強く出すぎてしまいます。  蒼井優は好きな役者さんだし、演技も良いんですが、いかんせん役と合っていない。どうしても子供っぽくなりすぎてしまいます。そこが残念。  過去を振り返る回想シーンは、剣心、刃衛、高荷恵、どれもよくできていて、作品に深みを与えています。特に剣心の回想シーンは涙を誘います。  ちなみに私は原作をばりばりに読んでいる世代なので、大きな混乱もなくすんなり見られましたが、原作を知らない人が見たら登場人物の多さに混乱したりするのかな?[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-04-06 01:57:28)《改行有》

545.  ポール・ヴァーホーヴェン/トリック 《ネタバレ》  メレルが最高。いろんな意味で。  冒頭30分がメイキングという斬新な構成。本編50分も、一般公募の脚本を4分ずつつなぎ合わせたというのだからこれも驚き。  とは言え、集まってきた脚本の中から、良いプロット、良い台詞、良いアイデアを抜き出してプロが編集しているみたいです。だから本編は思っていたよりきれいにまとまった普通のドラマに仕上がっています。  普通のドラマと言いましたが、かなり面白いです。  次が次がと気になる展開。メレルはもちろん、登場人物たちはみな個性があって良い感じ。  会社はどうなっちゃうのか。家庭はどうなっちゃうのか。どちらも気になります。  結果、主人公レムコの元愛人ナジャと組んでレムコに会社を売却させようとしたウィムには天罰が。  そして女癖の悪いレムコも、メレルから捨てられ妻からは手痛い一撃をくらうラスト。  裏でコソコソ悪いことしていたレムコやウィムが痛い目みるのがなんかよい。  会社も手放さずにすんで良かったです。  メイキングに興味のない方は冒頭30分はとばしても良いかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-02 18:53:53)(良:1票) 《改行有》

546.  V/H/S ネクストレベル 《ネタバレ》  オムニバス形式の映画にしては、1つ1つの作品の完成度は高め。  やたら酷評された1作目。評価の高い2作目。  両方見ましたが・・・そんなに1作目悪くなかったかも。まあ確かに賑やかなのはこちらかもしれませんが。  個人的に好きなのは1番目のエピソード。ショートなのでただのお化け屋敷になっちゃってますが、このアイデアだったらドラマにだってできそうです。義眼をつけると霊が見え、耳だったら霊の声が聞こえる・・なら義手だったら見えないし聞こえないけど霊に触れる、みたいな。チームを組んで霊がらみの事件を解決していく、みたいな。ほら、連続ドラマにできそうでしょ。  2番目のエピソードは怖くはないし、バカバカしいけど、最後まで見るとドラマがあります。こーゆー切なさを感じさせるゾンビもの、いーなー。自殺するゾンビって、今までありそうでなかったんじゃないですかねー。ゾンビになるまえに自殺する人はいっぱいいますけどねー。うん、やっぱゾンビものは人間視点でサバイバル感を感じさせてくれるもののほうが好きです。  3番目はテイストがややゾンビとかぶっているんだよな~。お化け屋敷やグロいのが好きな人は普通に楽しめます。  4番目が一番だめ。暗い。アップばかり。そして暗い。何が起こっているのか全然わからん。  霊、ゾンビ、悪魔、う~ん、最後宇宙人いっとくかー ・・・・・なんて安直な・・・。[DVD(字幕)] 7点(2023-03-30 19:59:14)(良:1票) 《改行有》

547.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》  シリーズのなかでは一番好きかなー。  でも8点つけるほどではないので、7点で。順番では3>1>2。  まず、今までで一番探偵らしいのが良い。寄り道もほとんどなく、無駄が少ないです。  キャストも良かった。ヒロインの北川景子は最高です。華があります。演技も良い。  緊張感のあるサスペンスで始まるオープニングも良いですねー。この女の子は何者なのか。なぜただの運転手が銃を持っているのか。そしてその運転手もいきなり撃ち殺されてしまう。いったい何が起きているのか、興味をひく仕掛けとしては100点でしょう。  もうひとつのオープニングがエロ教頭。いきなりゆるい推理から入るゆるいオープニング。このギャップがなかなか楽しい。  それでいていつものアクションもちゃんとある。  前半丁寧にミステリー仕立てにしてくれたのに、後半のネタばらしはやけにあっさり。  大泉洋が観覧車の中でその推理を披露。・・・・で、その推理したとおりでした・・っていうのはいささか拍子抜けです。  それに、これは最後まで見ないとわからないことではありますが、岬マリが赤の他人のためにそこまでリスクをおかす、いや、殺人までしちゃうっていうのは、少々共感しづらいものがあります。そこはストレートに岬マリの子供でよかったのではないかな。  切なさや悲しさを感じるよりも、『え?まじ?』っていう気持ちのほうが勝ってしまいます。  リリー・フランキーにしろ、北川景子にしろ、キャスティングはすごく良かったと思います。[DVD(邦画)] 7点(2023-03-26 01:26:03)《改行有》

548.  任侠ヘルパー 《ネタバレ》  まあ、こーゆー映画を見るときに大切なのは、あくまで娯楽だから、という優しい目線になることでしょう。  オープニングうまいです。なんか引き込まれます。  剛くんの存在感抜群。この人のドラマは結構見てきましたが、どんな役柄でも起用にこなす印象。ハードボイルド系は初めて見ましたが、なかなかどうして、堂に入ってますね。  ただ、オープニングのつかみは良かったものの、そこから先の展開はあまり好きではなかったです。なぜなら主人公を含め共感できる人物が一人もいないから。底辺とクズと悪い人間ばかりで気が滅入ります。  ・・・ただ、ただ、ただ!  しばらくして主人公が一念発起。突然老人ホーム?の立て直しをやり始めるところから俄然面白くなります。  お客さんであるはずの住人たちにも手伝わせちゃう。認知症のお年寄りたちに仕事を与える。この常識では考えつかないようなことを実行しちゃう破天荒なストーリーこそ映画の醍醐味。そしてこれがあれよあれよとうまくいっちゃう。なぜか人間関係も良くなっちゃう。こんなあからさまなご都合主義が許されるのも娯楽映画の特権。サクセスが好きな自分にとって、この展開は素直に気持ち良かったです。  弱い人間を食い物にする悪人代表の組の親分たちに反旗を翻し、一矢報いるのも気分が良い。  ラストは主人公以外は新しい人生を再スタートで、小さなハッピーエンドがたくさん。主人公だけが割を食う。  普通だったらもやもやしたものが残りそうだけど、主人公のキャラがそうはさせない。この後も痛快な任侠道を突っ走ってくれるのだろうと思わせてくれる。  アウトローなヒーローにしか出せないこのスッキリ感がなかなか良い感じです。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-03-20 02:18:27)《改行有》

549.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》  私は単純なので、最初の乱闘シーンでちょっとこの映画に期待しちゃいました。  ただの情けない主人公かと思いきや意外に強い。そして松田龍平はもっと強い。そう、主人公が腕力でもいい、知力でもいい、とにかく強いと私は映画を楽しめてしまうのです。  でもねぇ。やっぱ探偵なわけですから、腕力は副産物、大事なところは頭脳で勝負してほしいものです。  ・・・・あんまり頭脳戦でしびれるシーンやストーリー展開は、・・・ないかなぁ。  表向きはお調子者でひょうきん。でも実は冷静で頭が切れる。そんな探偵だったらよかったのに。  感情的だし。すぐ罠にはまるし。頭脳プレーで相手の鼻を明かすようなシーンもない。  夫婦が殺された現場に駆け付けたとき、感情のままに暴れるシーンは正直ひきます。  まあその一方で、アクションについては過激なシーンも多く見ている分には飽きないタイプの映画。  そして思い切り好みの問題ですが、大泉洋も松田龍平も小雪も好きな役者さんなので、3人が出ているだけで満足っちゃあ満足。  小雪演じる沙織の壮絶な最期も見ごたえがありますねぇ。  全編通してややコメディ調なテイストが感じられたので、このバッドエンドは意外ではあります。  エンターテイメント作品としては及第点ではないでしょうか。[DVD(邦画)] 7点(2023-02-22 04:16:39)(良:1票) 《改行有》

550.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》  警察24時のアメリカ版みたいな感じ。  こちらはフィクションだし、衝撃度は大きい。  ただ、何か大きな組織に立ち向かうとか、主軸となるストーリーがあるわけではない。  日々のエピソードの羅列。  印象的だったエピソード。  『今日はゆるそうな通報を処理しよう』複数入っている通報の中から選んだのが、『離れて暮らす母親の安否確認』  まあ、一番楽そうなのを選んだんでしょうね…  気軽な気持ちで行ったら、何やら様子がおかしい。ドアをけ破ると死体の匂いが充満している。そしてこのエピソードのせいで、二人はついに麻薬組織のトップから目をつけられてしまうわけです。  それぞれのエピソードが独立しているように見えて、実は裏で結構つながっていたりする・・・映画の構成が巧みで面白いです。  POV方式なので致し方ないのかもしれませんが、シーンによっては本当に手ブレがひどすぎます。  手ブレ自体は結構平気な私ですら、思わず眉をひそめてしまうほどの手ブレ。  そういった意味では見る人を選ぶ映画かもしれないですね。[DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 03:33:39)《改行有》

551.  V/H/S シンドローム 《ネタバレ》  オムニバス形式のホラーは嫌いではないです。  1話1話のテンポが速いのが良い。すぐ何か起こるし。いろんなストーリーを見られるお得感もある。  ですがここでの評価が低かったので、期待はしていなかったのもまた事実。  結果、はっきり言ってそんなに悪くなかったです。  特に1話目、4話目、5話目がお気に入り。  2話目は…ちょっとだるい。まさか婚約者が・・・っていうオチは良かったのですが、そのオチのためだけに少々ひっぱりすぎ。  わずか25分くらいなのに、ずいぶんと長く感じたものです。  3話目は、相手が何者かわからん。主人公らしき女の子が何をしたかったのかがわからん。  友人たちをまきこんで、結局自分もやられちゃって。いったいどーいう結果が彼女にとって正解だったのか。  5話目はハロウィンパーティーに行ったら本物のお化け屋敷だったっていう話。  プロセスは良いんですが、オチは気に入らないかな。  たとえおばけとはいえ、自分を助けてくれた相手に対してあの仕打ちはないんじゃない?人の善意をふみにじるかのようなオチはたとえホラーでも好きじゃないっす。  さて、POV好きな私。手ブレ全然OK。  そんな私が辟易するほどひどい手ブレがいたるところに。苦手な人にはおススメしないです。[DVD(字幕)] 7点(2023-01-16 06:21:22)《改行有》

552.  悪の教典 《ネタバレ》  こーゆーサイコパス的な映画は結構好き。  特に前半から中盤にかけての不穏な空気がたまらんです。  何かが起こりそうな予感。あるいはもう起こってるんじゃね?っていう雰囲気。そのただならぬ雰囲気がクセになります。  カンニング。不良。万引き。セクハラ。モンスターペアレンツ。  問題ばかりの学校で、唯一まともな教師はすみ。  ところがこいつが一番とんでもないサイコパスだった。  ほとんど予備知識なしで見たから面白かったです。  毒を以って毒を制するような展開になりそうだったところも好き。  ただそこは期待していたほどには盛り上がらなかったです。  映画の尺の関係上仕方が無いことなのかもしれませんが、3人とも一方的にやられちゃうのがもったいなかったかな。  いや、それはそれで『はすみ』の圧倒的な恐ろしさを際立たせるのには一役買っているわけですが。  子悪党が雁首並べたところで、本物の悪には傷一つつけられない、っていうことですかね。  この映画のピークは『けいすけ』が拷問されるところまでかなぁ…。  ラストの大量殺戮は何の芸もなくて面白味に欠けます。ただのスプラッタ映画に成り下がってしまいました。  アーチェリーの少年。ゲイの少年。東大を目指しているヤなやつ。印象的な生徒がたくさん出たのに、ただ銃で撃ってまわるだけ。  AEDの伏線があったんだから、それで局部を感電死させるぐらいのゴア描写があっても良かったんじゃなかろうか。終盤のたたみかけはもう一工夫欲しかったところです。  『モンスターペアレンツ』『たで』『つりい』『けいすけ』までは8点から9点くらいつけちゃおうと思っていたのですが、最後の大暴れで減点です。  正直最後はバトルロワイアルと何が違うのかと思ったり、思わなかったり…[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-12-26 04:51:53)《改行有》

553.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》  いつの時代のどの国のお話なんだろー?  って感じではじまるおとぎ話。  おとぎ話というにはちょっと生々しくて、ちょっとグロくて、ちょっとサスペンス。  この妙な緊張感はなんなんでしょ。  なぜか捕獲された半魚人。  なぜかその半魚人を痛めつける人。いったいなんの目的があって痛めつけるのかは不明。詳しい説明はほとんどなく、一方的に映像という情報を与え、『そーゆー状況』というのをただただ受け入れないといけません。  でも面白い。なんか面白い。  なんでこの人がヒロイン?っていういまさんな人が主演なんだけど面白い。  言っちゃあなんだけど、不美人。カラダはキレイ。でも不美人。  この人のヌードやラブシーンがわんさか出てくる。  個人的にはそんなシーンよりも、卵や手話を使った心の交流みたいなものをもっと描いてほしかった気がします。  登場人物個性強し。『この人だれ?』みたいなことはまずないです。  そして誰が欠けてもこの物語は成立しない。みんな良いキャラしています。  まあちょっと博士の最期だけ悲惨すぎて、そこだけどーにかならなかったものかとは思ってしまいます。  隣人も、片思いの相手に冷たくされ仕事がうまくいかないから主人公のお手伝いをしただけ。なんか、そこは最初からヒロインのために動いてほしかった次第です。  純粋なラブストーリーとは言い難いけれど、妙な魅力のある作品。  それにしても指は痛そうだったなぁ…。[DVD(字幕)] 7点(2022-12-26 03:32:50)《改行有》

554.  マッキー 《ネタバレ》  これはかなり面白かったんですが、コメディと割り切れないほどにストーリーがちょっと辛い。  やっと恋が実った瞬間に殺されちゃうなんて。みんなもらっているものを自分だけ渡されなくても、空メールがきても、すべて前向きにとらえるジャニが結構好きなキャラクターだっただけに、こんな運命は酷です。  最後、ハエから人間に転生してくれて彼女とハッピーエンドむかえられたら9点くらいあげても良かったけど。  それに好きな人に殺人を手伝わせるなんてどうなん?とも思った。  物語の8割はハエと社長との闘いで、これが終始面白かった。  ハエに転生したところでハエにできることなんてたかが知れてる‥‥いやいや、思っていた以上にできることがたくさん。しかもどれもシンプルで良い。寝られなくするなんて地味に嫌。  この作品の良いところは、ハエに知能以外の特殊能力を与えなかったこと。ハエのポテンシャルをフル動員して社長を破滅させていくのが痛快。『やりすぎ』という意見もありますが、人殺しですから。自分の欲望のままに罪のない人間殺してますから。だから社長が救いようのないクソ外道なのが良かったわけです。  ビンドゥが魅力的なヒロインなのも良い。  願わくば、人間のジャニとビンドゥのハッピーエンドが見たかったものです。  好みの問題で7点にとどめちゃいましたが、映画の完成度は高い。  ハエ目線のビジュアル、アニメーションも見ごたえ抜群。  ブラックユーモアよりのコメディ映画としては最高峰の作品。[DVD(字幕)] 7点(2022-11-29 18:41:48)《改行有》

555.  フライトナイト/恐怖の夜 《ネタバレ》  オリジナルを見たのが随分まえなので、細部は覚えていないのですが、こっちのほうが面白い。  まず映像技術の進歩によって、オリジナルよりエキサイティングなホラーアクションとなっています。  もっとおふざけでユルい感じのイメージだったのですが、意外と真面目な作りこみが私好み。  隣人の怪しい奴が、まんまヴァンパイアっていうのは今どきめずらしい。これがリメイクものの良さですね。古き良きものを最新技術で仕上げてくれる。嬉しいじゃないですか。まあ、もう少しだけ『人間?ヴァンパイア?どっち?』っていう疑心暗鬼な楽しみがあっても良かった気はしますけど。  そしてヒロインがかわいい。これはポイントが高い。しかもいい娘。この娘と主人公の青春ものとしても面白い。  早いタイミングでヴァンパイアの正体を明かし、映画の大半をヴァンパイアとの攻防に費やす。この潔さが好き。  ものすごくシンプルで驚くほどヒネリのないストーリー。  十字架も聖水も杭も太陽の光も全部効く。だから戦える。  ヴァンパイアの家から脱出するときのシーンはすごくハラハラできて、ホラー映画としてもちゃんと楽しめます。  気になったのは、主人公がエドの話を信じるきっかけになった動画。ヴァンパイアの姿が映っていないのに、車が停まってドアが開く動画。これを他の人に見せればすぐに信じてもらえるのにそーしない。  で、写真、ムービーには姿が映らないのに、防犯カメラにはしっかり映るヴァンパイア。  まあ、そんな細かいところはどーでもいいか。  それにしても親友二人は復活せず。かわいそうに…[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-11-23 02:46:17)《改行有》

556.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》  初代を見たのは遠い昔のことなのでほとんど記憶になく、新しい気持ちで鑑賞。ビジュアルだけで相当楽しめます。イー感じで気持ち悪かったです。エイリアンものとして、モンスターパニックとして、見たいものを見せてもらえた感じです。  ただあまりにもエイリアンが万能すぎるかなと…  わりとみんな団体行動をとっていたはずなのに、いつの間にかエイリアンに入れ替わっている。ちょっとエイリアン側が何でもアリというか都合が良すぎる気がしないでもない…  外見だけでなく、知能や記憶までもコピーできるていうのもね…  疑心暗鬼の犯人捜しは、それはそれで面白い。ですがあんまり人間と同じ知能や価値観もたせちゃうとそれだけで恐怖が半減しちゃう。  無機物が取り込めないから、銀歯やピアスがヒントになるっていうのは面白かったですね。  難点なのは、男が多いうえにむさ苦しく似たよーなキャラばっかりなので、いまいち誰が誰だか見わけがつかないこと。  あとこーゆー映画にありがちな、急に『わーっ』って驚かすお化け屋敷的手法は好きじゃない。驚かすのではなく怖がらせてほしいものです。映像技術は進歩しても、こーゆーところって全然進歩しない。  ちょっと文句がでちゃいましたが、エイリアンものとして及第点。  個人的には人におススメできるレベルの佳作かと。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-11-20 23:47:40)(良:2票) 《改行有》

557.  ザ・レイド 《ネタバレ》  見応えある格闘ムービー。こんなに見ごたえあるのはひさしぶり。  ただインドネシアの俳優さんたちになじみがないので、一部を除いて見わけがつかないのが難点。  銃→刃物→素手と、ファイトのスタイルがシフトしていく。緊張感があったのは銃、次いで刃物。まさに死と隣り合わせ。建物内だけでなく、外からも狙撃される恐怖。実際銃と刃物でほとんどのSWAT隊員が命を落とす。  数が減ってきてからは素手のバトルに。これには正直違和感はあります。だって最後まで銃と刃物と人海戦術で攻め立てれば簡単にSWATを制圧できただろうに・・・。まあそれでは映画が終わってしまうわけですが・・・。  カンフーバトルにシフトしてからも、それはそれで息をつかせぬアクションの連続。これはこれで面白い。主人公や幹部クラスだけでなく、モブのなかにも強キャラがさりげなくまじっているのが何気に良い。  SWATのほうも、隊長がリタイアしてから明らかに戦力ダウンかと思いきや、モブキャラと思われた隊長の部下が何気に強かったりするのが良い。  一番面白かったのは敵の幹部。  圧倒的に有利な状況にも関わらず、銃を置き、弟が兄の拘束を解くのを待ってあげて、二人同時に相手してあげる。とゆーか、相手幹部の善意につけこみ、どさくさに紛れてふたりがかりで襲い掛かる主人公兄弟。更にはずっとフェアな戦いをしている敵幹部に対し、背後から凶器で襲うという卑怯極まりない主人公兄弟。まったくどっちが主役なんだか………[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-11-18 02:57:48)《改行有》

558.  シャーク・ナイト 《ネタバレ》  あれ~?思ったより平均点が低い・・・。そんなに悪くないですけどねー。  はしゃぐ若者たちがサメの餌食に。ありきたりのプロットだからこそ好き。サメの造形だって頑張っています。メ〇シャークみたいな訳のわからんシリーズよりかは100倍よくできています。  若者たちが個性的なのも良い。ただあんまり嫌なやつがいなくて、基本みんな良い人なので、若干胸糞悪くなります。  定番のサメが襲ってくるシーンの緊張感もなかなか。主人公が捕まっているシーンで、床を開けるとイタチザメが泳いでいるシーンが何気に怖いです。  ちょっとしたサプライズもあるため、ストーリーだって悪くない。保安官は味方だと思っていましたからびっくりです。  こーゆー映画にしては、若者たちがバカな行動をしているようには見えず、最善を尽くしている感じがするので見ごたえがあります。  残念ながらその多くは犠牲になっちゃいましたが、主人公とヒロインは助かってよかったです。  保安官とデニスに、クズに相応しい最期を用意してくれたのも良かった。  もう一人いたゲス野郎がデニスのナイフであっさり退場しちゃったのがなんか不満。生きたままダルマザメに喰わせてほしかった…[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-11-05 04:14:15)(良:1票) 《改行有》

559.  アジャストメント 《ネタバレ》  サスペンスやSFだと思っていたのですが、ほぼラブストーリーでした。  私たちの運命はあらかじめ決まっているようです。  でも運命から外れた先もやはり運命なんじゃなーい?  さて、アジャストメント達はどうやら天使みたいな存在らしいです。でもその恰好はスーツと帽子。しかもその姿は人の目に普通に見える。そのセンス、設定、嫌いじゃないです。  ジャンル『サスペンス』となってはいますが、そんなにサスペンスしていません。秘密をばらしたら廃人にされちゃうくらいかな💛  アジャストメント達は『今まで人類を導いてきた』『ルネサンスも産業革命も私たちが調整した結果だ』と豪語。  ですが劇中でのこの人たちの活動は、一組の男女をとにかく出会わせない、ただそれだけ。  将来偉大な大統領になるデヴィッド。その原動力は心の空白。エリースと結ばれちゃったら心の空白が埋まっちゃって、大統領になれないんだって。  で、極端な干渉はできないみたいです。修正不能の波紋が広がっちゃうとかで…。なのでやることは小市民なものばかり。  ダンスのお稽古の場所を変えたり。タクシーを停車させなかったり。なんともせこい天使たち…あんなに大きなことを言っていたのに…  このギャップがなんだかたまらなくおかしくて、私にとってはこの映画はコメディでした。  でも途中でまたサスペンス色がちょっと出てきます。  デヴィッドが運命の人のダンスを見ちゃったせいで、運命が修正不能になっちゃったんだって…  遂に伝説のアノ人、そう、通称『ハンマー』の異名をもつトンプソンが出てくることに!  ハンマー…怖ぇ…いったいどんな冷酷無比で不条理な破壊を二人にもたらすのか…  『彼女はダンサーとして脚光を浴びた後、世界的な振付師として成功する…でも君と結ばれれば、幼稚園のダンスの先生で終わる。』  ・・・・え?  『さすがトンプソンだ。もう事態を収拾させたよ。』  ・・・・え?  『トンプソンが言ったことは、嘘なんだぜ。』  ・・・・え?  ・・・とりあえず、幼稚園の先生に謝ろうか・・・[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-10-17 06:36:12)《改行有》

560.  ドリームハウス 《ネタバレ》  だいぶ早い段階で、  『これはあれかな~……よくある主人公の妄想パターンかな……』  と勘づいてしまう。  ウィルと他の人たちは交流があるけれど、ウィルの家族とはだれも触れ合うシーンが出てこない。2階にいる奥さんに挨拶に来るようウィルが呼びかけても、奥さんはなぜか降りてこない…。1つ1つがあまりに不自然。  まあそれもそのはずで、そのミステリーは中盤くらいでさっさとネタバレされてしまいます。  できれば、その中盤で一回上手に驚かしてほしかったところです。  メインのストーリーはそこから先。ズバリ、真犯人は誰なのか…!  これ最後のほうでウィルの妄想でしたーっていうオチだったらウィルが犯人で、それこそ救いようのないお話だったと思います。  家族がもういないという悲しい事実は覆せませんが、ウィルが犯人ではないという一応の救いが用意されていて良かったです。  ちなみに真犯人が誰なのか?これは前半に比べるとなんともパンチの弱いストーリー展開です。  それにどー頑張っても家族は戻ってこないことがわかっているので、これはなかなか見るのが辛かったですね…  そしてここで他の方のレビューを見るまで、恥ずかしい話真犯人の動機が実はよくわかっていませんでした。  ってゆーか人違い殺人なら動機なんてねーじゃねーかよ!そこ一番大事なとこなのに~  そんでなんか2人組で、一人はお隣さんの感じの悪い旦那ですが、もう一人は・・・・誰?こんなやついたっけ?で、勝手に仲間割れしているし・・・  見ているときは、この二人の動機と関係性がよくわからないままグダグダに映画が終わっちゃった印象です。  ・・・私の理解力が低いのか・・・?いや、そんなはずは・・・(;・∀・)[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-09-26 05:39:13)(良:1票) 《改行有》

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