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561.  シーラ号の謎 《ネタバレ》  ミステリというものをどのように楽しむか、もちろん人それぞれだが、私にはこのミステリは、全く楽しめなかった。  世の中には頭の良い人がいて、他人が考えた謎を言い当てて、勝負のように楽しむ人がいるのは判っている。そして、この映画の真相を言い当てた人もいるらしいことも。しかし、僅かな例外を除いて、私は殆どのミステリ(特に映画の場合は)を、「気持よく騙される」かどうか、という見方をしている。  この映画の何よりも気持ちよくない点は、6人を集めた目的が、犯人探しや復讐ではないらしい、という所である。それが大きなトリックとなっているなら、まあ許そう。例えば、これは、金田一探偵の某離島事件における、「そんな必要なかったのだ!」に相当するオチだが、事件の原因がそこに無いために、せっかくミスリードしているのに、その事が重要でなくなってしまっている。  それでも、観客は途中までそう思い込まされつつ、物語は別の方向へ進み、その興味を無理やり方向転換させられる。そこから怒涛の展開で、なし崩し的に第一段階の犯人が見つかり自殺。  前半の主催者中心の描写と、ここの所のバランスが極めて悪い。どんでん返しがカタルシスを持つ為の、ある程度の量のドラマが「終わったぁ!」という感じを抱かせない。そして、異常に根拠の希薄な推理が展開されて、真犯人が判明する。  最後の解決に関する「意外な展開」の部分は、個人的なことだが、私が中学生の頃に戯言で書いたミステリに使った手口で、あれを突き付けられたようで、まあこっ恥ずかしい。仮にもハリウッド映画で、あんな展開で観客をビックリさせようと思ったなんて、その事にビックリした。 [DVD(字幕)] 4点(2012-06-10 14:22:44)《改行有》

562.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 何事も無く帰還してるけど、絶対、耐熱タイルがぼろぼろ剥がれ落ちてて、機内は灼熱だろうな。[地上波(吹替)] 4点(2012-05-14 13:38:41)

563.  電人ザボーガー 《ネタバレ》 仮面ライダーを大真面目に見るタイプの自分としては、こんなふうな下らないギャグを途中に入れてくる演出にイラッとする。 片腕マシンガールで、この監督のセンスは嫌だと思ってはいたのだが、一旦挫折した中年ヒーローという設定にちょっと惹かれるものがあって、期待してみてしまったのだが…。そういう部分があまり深く描かれておらず、実際にはかなり簡単に、戦いに戻ってしまっていて…一言でいうと、「もっと真面目に作れ!」って事だろうか。 ところで、自分は本放送時に何回か見たはずなのだが、トランポリンで横向きに回転(側宙っていうのかな)していたのを見て、そればっかだなと思ったのを覚えている。エンディングに出てくる昔の映像を見ると、随分いろいろな部分をリメイクしたんだなと、思わされる。昔ハマった人には、分かるのかも。でも、薦めない。たぶんガッカリするだろうから。 [DVD(邦画)] 4点(2012-04-08 01:46:50)《改行有》

564.  CASSHERN 《ネタバレ》  僕らは生きているだけで何かを傷つけてしまっているということ、これが主人公が最後にわかったことって、ちょっと困った映画だな。僕らはまず赦し合うべきだった、というのは悪くはないが、これでは40点だ。  今までの物語が2時間もかけて語ってきたのは、人は、エゴによって人を傷つけること、掲げた理想のために大量破壊を行うこと。「生きているだけ」には見えない。だから「赦し合うべきだった」に説得力がない。赦し合うことに関する物語、たとえば、許すとはどういうことか、なぜ許せないのか、許すことの困難さ、などほとんど語られていない。  さて、他に気になるのは、最後キャシャーンとルナの思いは、光となって、宇宙を進み、どこかの星に「イナズマモノリス」となって突き刺さるが、ということは培養槽に落ちたイナズマも、誰かの思いだったのだろうか?誰のどんな思いだったのか?  原作アニメーションとあまりにも違いすぎる世界観に、公開当時大きな批判というか、落胆があった。今更だが、新造細胞というテクノロジーで人類に仇なす者が生まれ、「同じテクノロジーでそれをくい止めるものが生まれるが、異形の化け物として苦悩する」と考えると、この物語はキャシャーンと言うよりは、仮面ライダー(とくに平成の)にふさわしかったのではないか?なんて、最近思う。  スチームパンク的な世界観のメカ・美術設定、ちょっとあざとい、というか狙いすぎ。それに表現し切れないものは思い切って切るべき。たとえば、ミッチーの腕にある意味有りげな入れ墨っぽいもの。最初あれ、生き返った連中のと同じ縫合痕のように見えて、混乱した。 [DVD(邦画)] 4点(2012-03-31 03:16:19)《改行有》

565.  エル・ドラド(1966) 《ネタバレ》  体の中に銃弾という爆弾を抱えて、時折発作に見舞われながら、危険な任務に向かっていく、というストーリーを見て、日本の古い刑事ドラマを思い出した。いや、こちらの方が古いんだけど。  本作では、撃った人間と撃たれた人間の間には、大したしこりも、ドラマチックなやりとりも無い感じが、非サスペンスフルで、拍子抜け。確かに、大事な場面で発作が起き、敵に身柄を拘束されるが、主人公ルールなのか、ウェインは縛られただけで、返される。  撃った人間は、最後ジョン・ウェインが危ないところを援護射撃で救い、「ありがとう」「私こそゴメン」で、メデタシメデタシ。どうなのかな?これは。[DVD(字幕)] 4点(2012-03-29 05:38:58)《改行有》

566.  岳-ガク- 《ネタバレ》  山の雄大さと気高さを感じさせる、佐藤直紀氏の音楽が素晴らしい。また、雪山をはじめ、山の空撮・自然の景観も美しくダイナミック。  しかし人間のドラマの方は、何故だか感動しないんだな。それが、どうしてだか判らないが、一つ気になった事がある。  救助隊長さんは、「撤退する勇気」を力説し、ヘリの操縦士も「これ以上無理」と一人残したまま撤退の判断をする。長澤の成長を語るシーンでも出てくるこの言葉は、彼女の成長を描くこの物語の重要なテーマにつながっていると思ったのだが、長澤はそれを受け入れず、ヘリから飛び降りるように、救助に向かう。小栗旬もプロが踏み込まない吹雪の山に入り、救助に向かう。驚いた事に、隊長さんも、小栗の救助を黙認して、あまつさえ「あとどのくらいだ?」などと尋ねている。やらせる気まんまんじゃねえか。それでも部下は行かせない。  結局、この二人が要救助者を助け切って、メデタシメデタシ。という、言う事とやる事が、合ってない物語が、感動をもたらさない一因なのだと思う。  また演者がビッグネームであるからか、彼らが死んだり遭難したりする気が全くしないのもイタイ所。長澤まさみは絶対に目を開けると確信できたし、小栗旬は雪崩から救われると思っていた。(それにしても、あんなに簡単に雪の中から出てこられるのかね?何でもできるコナン少年だって、雪崩に埋もれて自力で起き上がんないぞ)[DVD(邦画)] 4点(2012-01-07 06:48:13)(良:1票) 《改行有》

567.  イキガミ 《ネタバレ》  劇場で見た時には、おいおい泣きました。そりゃあ、泣きますよ。余命を宣告されて、精一杯に生きようとする若者や、妹に角膜を提供する兄の物語など、見せられたら。しかし、よくよく考えてみると、不治の病によって余命あと何ヶ月、とかいうよくある感じの物語とそんなには差はないような気がして、ずっと気になっていた。  この映画は、この異常な法律とその考え方について、ごく控えめに将来において法律をなくすと、語るだけで、そのほとんどの時間を使って、余命宣告された人たちの感涙物語を一所懸命に語る。その物語に涙して「感動した。泣いた。命の素晴らしさを見た。」という私のような観客は、実は物語中の女議員候補者の言う、国繁法支持者の視点と同じである。観客を巻き込んだこういう構造を、観客自身に突き付けているとしたら、そこにこそ映画のメッセージがあるとしたら、これは実に毒のあるすごい映画だと思う。が、多分違うんだろうなあ。 [地上波(邦画)] 4点(2012-01-02 14:05:42)《改行有》

568.  赤穂城断絶 《ネタバレ》  原作がどうなのか知らんが、タイトルが何しろ「赤穂城断絶」だし、もっと違う切り口の物語かと思ったら、思ったよりも普通の忠臣蔵。 お城にまつわる話しでないのは、まあ諦めたとしても、これが単なる仇討ちではなく、吉良家お咎めなしという裁定に対する、意趣返し的な意味だという部分を、もっと膨らませて見せて欲しい気もした。  忠臣蔵って、今では各テレビ局が年末に力入れて、細かいとこ描写してくるから、映画だってそれに対抗して、進化しないといけなくて、大変だとは思うけどさ。そういう部分を考えても、公開当時には、しょぼい感じがしたよ。[DVD(邦画)] 4点(2011-12-13 00:39:41)《改行有》

569.  ガンマー第3号 宇宙大作戦 《ネタバレ》 2001年宇宙の旅が公開された年の映画、なんて事を考えなければ、それなりに楽しめる映画。もちろん、映像的な所は全てチャチくさく、宇宙ステーションの中にヘンに中二階があったり、当然のように重力があったり、小惑星の重力が全然表現されてなかったり、主要人物二人の因縁と、最後の自己犠牲的な展開が、ちょっと類型的に過ぎるが、パニック映画/サスペンス的な物語は、それほど悪くない。同年に東宝「怪獣総進撃」大映「ガメラ対バルゴン」を公開しているが、それらからすると、立派な日本のSF映画。[インターネット(字幕)] 4点(2011-11-24 02:41:52)

570.  赤ずきん 《ネタバレ》  村人たちが疑心暗鬼に陥る辺りで、人の邪悪なダークサイドを描く映画なのかと思ったら、わりとミステリっぽく、驚くべき伏線を持った謎解きがあって、ビックリ。っていうか、これミステリだったんだ。単なるファンタジーだと思ってた。  で、肝心の人狼というのが、実はそんなに邪悪な悪魔ではなく、(まあ、人を襲うのは別として)ちゃんと人としての理由を持った、悲しい運命の人。村人を平気で拷問する神父の描写とあいまって、「正義」の胡散臭さや狼側の事情などもあり、必ずしも単なる「悪」とは思えなくなってくる。  原作童話では、「悪い事をすると悪い結果が待っている」という教訓だったのに、その「悪」の具現に、観る者の気持ちを持っていかれちゃうと、もう原作の教訓が成り立たない。もちろん、そういう物語はアリだとは思うけど、何も『赤ずきん』という題材でやらなくても、というのが、正直な感想。 [DVD(字幕)] 4点(2011-11-11 04:05:24)《改行有》

571.  豆富小僧 《ネタバレ》 なんだか、「ナントカたぬき合戦」みたいな感じもするが、こちらのたぬきは人間の強欲そのもの。対して妖怪は人間が持っていた自然への畏怖の心。 人間の強欲が、自然の恐るべき一面である台風の脅威を、ねじ伏せようとするストーリー展開は、よくできていると思う。畏怖というのは心の内の存在だから、台風よる自然の脅威を感じて復活する、というのも巧い。この二者の決戦が、少年漫画における元気玉のような描写の「光線技」であるのは、ちょっと残念。もう少し世界観にあった表現を見つけて欲しい。 ところで、私はDVDでの2D鑑賞だったが、映像的には人間の表情や、髪の毛の質感など、ちょっとイマドキの3D表現としてはお粗末。 [DVD(邦画)] 4点(2011-11-09 10:43:30)《改行有》

572.  パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 《ネタバレ》 これ、フツーの探検家の話でいいじゃん、と思った。ジャック・スパロウより、インディ・ジョーンズの方が似合う物語なんじゃないかな? それにしても、最初に現れる人魚の人、トンデモナイ美人だったと思ったら、有名なモデルさんなんですってね。 [DVD(字幕)] 4点(2011-11-09 08:18:29)《改行有》

573.  ターミネーター3 《ネタバレ》 相手が女になっただけで、基本的には2と同じ。劇場で観た時には、その前と変わらないあたりが、志がとても低い気がして嫌だった。今回は、スカイネットが稼働を始めて、ジョンが指導者にならざるを得なかった事情が描かれる。そしてスカイネットの脅威は、我々の身近なコンピュータネットワークにある、という辺りが今回の肝なんだろうけど、今までさんざん「未来は変えられる」と言い続けてきたのに、結局審判の日が避けられなかったという展開が、何か前二作を否定されたような、志が挫けたような気がして、さらにイヤだ。更に今現在のインターネットこそが、脅威の基盤であるという辺りが、もっとちゃんと描かれていれば、と思う。 ……と、今まで思ってきた。しかし、T4を観てしまっている今、これはこれで、そんなに悪くないのではないか、と思い始めている。 イヤだイヤだと言いながら、やっぱり抵抗軍のリーダー「ジョン・コナー」を望んでいた自分を、後に発見する事になるとは……。 [地上波(吹替)] 4点(2011-09-25 09:47:17)《改行有》

574.  仮面ライダー THE FIRST 《ネタバレ》 よりによってホッパーだけ2体も裏切られて、ホッパーの設計者は責任問題だな。 ま、それはともかく。 仮面ライダーはリアルにカッコ良く蘇ったけど、ショッカーはその目的も方法論的にも昔のまんまだな。放っとくとそのうち、子供なんか襲うようになるんだろうな。目撃者を消すのは二次的な行為で、最初ホッパーがやっていたような、本来業務をちゃんとしなきゃ、意味が無いよ。でも破壊行為、略奪行為、よりも要人拉致・改造掌握なんかをちゃんと描いて、ショッカーを本来的な悪役に作りこんだ上で、ホッパーを正しく「正義の」戦士にして欲しい。「女の話」はそれからだ。 ちなみに、捕まった女は、あの後何になる予定だったんだろう?蜂女?せっかくだから、タックルにでもして、また裏切られて欲しい気もチョットしました。 [DVD(邦画)] 4点(2011-09-17 14:14:15)《改行有》

575.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 何かに魂を売り渡さないと、到達できない芸術がある、というような価値観は嫌いです。 このニナという人は、完璧に踊ったのかもしれないが、同時に完璧に壊れちゃってます。たまたま鏡の破片で刺したのは、自分自身だったけど、他の人を刺していたかもしれません。そこまでしてやるべき事ではないし、ここまで人を追い込んで良い訳はありません。 昔、「未経験の人間は、経験を演じられない、というのは『演技』というものを侮っている」というような討論をしている、役者の映画を見たことがあります。その魂を感じられなくても、演技する、踊るというのが、演者でありダンサーだと思います。 ここまで役にくわれてしまって、感動するでしょ?と言われても、「ハイ」とは言えません。 [DVD(字幕)] 4点(2011-09-17 09:05:27)(良:3票) 《改行有》

576.  ゴジラVSキングギドラ 《ネタバレ》  ゴジラが単独で復活したときに、SFみたいな荒唐無稽な描写(スーパーXなど)は、余計だと感じたが、本作ほど思い切ってSFにしてしまえば、受け入れられる。この辺の感覚が、どの位の加減で切る変わるのかは、恐らく人によるのだろう、難しいさじ加減なのかも知れない。  ゴジラは23世紀まで日本に出現していないばかりか、日本は巨大な経済国になり、世界中を買収して、地球一の国になる。それを叩きのめすために、地球均等環境会議の過激派が来る。 その元となる新藤会長の話は、企業の傲慢と世界の不均衡という、面白い話になると思ったのに、両者の接点が無くて、そっちに話がふくらまないのが残念。  その会長にとって、ゴジラは昔の等身大時代には、救世主だったが、今はこちらに牙を向くという展開は、意味深い。ゴジラも「核の被害者」だから、民間人のくせに核を所有する「核の信奉者」である新藤と、チャックが言ったように核の信奉者になってしまった日本自体を、許さなかったのだな。ゴジラが何度も何度も、日本を襲う本当の理由は、案外そこにあるのかも知れない。  あっ、あれ?日本を弱らせるためなら、23世紀まで現れていないゴジラを抹消しなくても良くない?普通に未来の兵器か、実験的にキングギドラ作って日本を破壊すれば。 [DVD(邦画)] 4点(2011-08-08 02:18:15)《改行有》

577.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》  全く、この人達は、新生二作目でもう、リアリティを放棄してしまっている。 超能力を認める世界。なに言ってもこの一事で全てぶち壊しじゃないか。 この超能力者はビオランテとゴジラの意思を代弁するための人。つまり物語の困った部分を、強引に説得させる為の狂言回し。  ゴジラ細胞の兵器使用が、抗核バクテリアで、平和利用(というか趣味?)がビオランテのはずが、兵器の方はともかく、ビオの方は意図に反して人間を脅かす。示唆に富んでいるな。そちらの方をもっと深く描けば、この映画は面白くなったはずだが、くだらない架空兵器の闘いに尺を取られてしまったのが残念。 抗核バクテリアが新たな脅威という意味では、第一作のオキシジェンデストロイアのジレンマと何も変わることがない物語。桐島が言うように、「同じ事を繰り返している限り、新しい時代とは言えません」というのは、ゴジラ映画自体に当てはまる。  それにしても、自分の分身だからと言って、何で争うかね?この動物と植物は。 そしてスパーX2、もうちょっとカッコ良く、少なくとも飛べそうなスタイルにしてくれよ。ミラー開いたら絶対飛べないだろ、それ。 [DVD(邦画)] 4点(2011-08-08 02:16:28)(笑:1票) 《改行有》

578.  宇宙大戦争 《ネタバレ》 昔の人は律儀というか、真面目だったんだろうな。 宇宙人が人類に最初にコンタクトして、地球人が相手の月面基地を発見、出撃し攻撃、その後全面戦争になって、勝利する、なんて、一本の映画には荷が重すぎるに決まっている。が、最期まで描かないといけないという、固定観念というと時代的にかわいそうな気もするが、そういう律儀さが、スターウォーズを見ている今の我々には、なんて無謀なことを…という思いを抱かせる。もっとも、そこを解決しても、特撮技術がその分向上するわけではないのだが、少なくとも「局地的少数人数で物語が進んでいる感」は、何とかできたかも知れないのに。 で、そのムリを強引に推し通した結果、あらゆることが、安直に進む。 すでに相手の星深く入り込み、地球人の一個人を洗脳するテクノロジーを有している相手が、月面基地でまんまと敵の接近を許し、あまつさえ設備を破壊される。ここの宇宙人の描写、特に女性隊員がさらわれそうになるシーンなどを見ていると、高度なテクノロジーを持っているとは言いながら、制作陣はやっぱり侵略者を下等生物と見ているフシがあるのが、かなりイタイ。これ、当時の日本人の「外の人間観」だったりしない? ちなみに、いま見て気付いたこと。劇中登場するコンピュータ「HIPAC」ってあのパラメトロンを使った日立の国産コンピュータだったんだ。 また、カナダの国旗が今のと違うとか。 [DVD(邦画)] 4点(2011-07-26 03:37:04)《改行有》

579.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 高校生の頃にクラス一の美少女のオススメだったのを思い出して観たが、廃屋に来てからがまあ退屈なこと。 それと、悪党側が悪党なのは判るが、やっと探し当てた「証拠」が手配書って、大雑把すぎ。もっと具体的な悪事の証拠なのかと思ってた。あんなの、近隣の司法関係事務所にあるだろうよ。 あと、タイトルになった、命を救った銀貨、穴開いてるって事は、弾貫通したってことだろ?死なないか?普通。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-21 16:18:46)《改行有》

580.  紅の拳銃 日活アクションは、渡り鳥シリーズや、裕次郎のものを幾つか見たが、これほど伏線を放棄したような映画は、滅多に無かったように思う。 この時代のこういう映画に、そんなモノ求めるのが、ヤボなのかも知れないが。 赤木圭一郎がカッコ良くて、白木マリ・笹森礼子らが、キレイならいいのかな?話自体がもうちょっと面白ければなあ。 [DVD(邦画)] 4点(2011-07-17 18:23:00)《改行有》

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