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プロフィール
コメント数 2310
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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561.  幸せへのキセキ 《ネタバレ》  実話をベースにした心温まるサクセスストーリー。好きなジャンル。マット・デイモンが凄く良くて、終始応援したくなる人物として描かれています。  動物園の再建。従業員との交流。家族との絆。そのどれもが丁寧に描かれています。ただ、そのどれもを同じ割合で描いてしまったため、主題がぶれている感じもします。もしエンターテイメント色を強くするのであれば、動物園再建をメインに、それ以外のドラマは添え物程度という選択肢もアリかもしれない。そのほうが目的がはっきりして、よりテンポよくストーリーを楽しめたかもしれません。家族のドラマや思い出にふけるシーンだって、さりげなくストーリーに入れ込んだほうが逆に感動するってこともあります。特に、ベンジャミンパパと息子ディランのパートは内容的にしつこい気がしないでもない。ディランのひねくれエピソードがけっこうあるので、同情よりもイライラする気持ちのほうが勝っちゃいます。で、ひっぱった割に、二人の和解は結構あっと言う間で、それも特別な事件がきっかけというわけでもなく、本音をぶつけあって終わり。いや、まあ実際そんなものかもしれませんが、それを映画でやられてもねぇ。  園のオープン日は感動的でした。一番好きなシーンです。倒木の向こう側にたくさんのお客さんが待ってくれているシーン。正直ここで終わってくれてもいいくらいです。  巷でとても評判のいいクライマックスの『奥さんとのなれそめエピソード』ですら、個人的には要らないとすら思っちゃいました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-01-10 04:24:45)(良:1票) 《改行有》

562.  カンフー・パンダ2 《ネタバレ》  こーゆー頭からっぽにして見られるエンターテイメントは貴重。個人的には前作よりやや好き。なぜならマスター5とポーが力を合わせて活躍するシーンがたくさんあるから。特に今作ではマスタータイガーは準主役的な立ち位置で、かなりかっこいい。  今作はポーの出生の秘密が明らかになるストーリー。前作よりドラマ性があります。  ただドラマ部分より、やっぱカンフーシーンが面白いこの作品。動機づけがあったほうがアクションは確かに盛り上がりますが、『故郷、両親を奪った宿敵を成敗』みたいなストーリーではないので、ドラマパートが盛り上がりに一役買っているとは言い難い。  で、アクション。悪くはないんですが、最大の脅威が『花火大砲』って無機物なのが、どうも興を削ぎます。敵ボス、シェンの登場シーンは、なかなか良いんです。暗器系のシェン、前作のタイランとはタイプの違う強敵。それに今作では隻眼のウルフやゴリラなど、他にも強そうな敵キャラ登場。バラエティに富んでいます。だからこそ、あまりわちゃわちゃせずに、真っ向勝負のチーム戦が見てみたかった気がします。でかい武器や船など、ギミックを多く登場させたことで、ちょっと奇をてらいすぎた演出になっちゃいましたね。  とは言え、総合点をつければ、カンフーアニメとしては完成度の高い本作。  シーフー老師、マスターワニ、マスターサイが参戦してからは興奮度MAX。いまいち華のない主役ポーが最後の最後で見せる奥義のシーンなど要所要所でしっかり盛り上げてくれているので、いいんじゃないでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2020-01-08 08:13:27)《改行有》

563.  96時間 レクイエム 《ネタバレ》  個人的には1>3>2の順で好き。やはり一番良いのは1作目。  3作目は大変良質なサスペンスアクション。その代わり、1作目にあったようなオリジナリティは薄れてしまった印象。ただこれだけたくさんのアクションムービーが氾濫する昨今、もはやこのジャンルで新しいものを生み出すのは不可能に近いのかもしれません。つまり、この3作目がどうのこうのというより、オリジナリティを出すことに成功した1作目が大変素晴らしかったのでしょう。  今作のストーリーはちょっと辛いです。なにせレノーアが死んでしまう。濡れ衣を晴らしても、前作のエピローグのような幸せなシーンを見ることはできません。でもしんみりした雰囲気にはならないのです。なにせ『ブライアン』『警察』『謎の組織』の三つ巴戦で映画は目まぐるしく動き回ります。  フォレスト・ウィテカー演じるドッツラー刑事。彼を優秀な刑事にしたことで、ブライアンとの頭脳戦が面白く描かれます。これは前二作とは違うところ。その代わり、『逃亡者』にちょっとテイストが近づいてしまいます。それはさておき、がっちり警察にマークされたキムとあの手この手で接触を試みるのは本作の見所のひとつ。更には、3作目にして遂に元仲間たちが参戦。念願のチーム戦になったわけですが、サポートに徹する仲間たち。アクションパートで実動するのは結局ブライアンただひとり。やっぱ肝心なところは前二作とあまり変わらないのでした。  スチュアートが最初顔を見せたときから怪しさ満点。マランコフが真相を教えてくれたところで、『さもありなん』って感じで、サプライズにはならず。もし、『レノーア、スチュアート、キムが超絶仲良し親子で、それにちょっと寂しそうな顔をするブライアン』、みたいな導入であれば、真相がわかったときの感想は違ったものになったかもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-01-04 02:45:37)《改行有》

564.  96時間 リベンジ 《ネタバレ》  1作目に比べると、有無を言わさぬ無双感はやや減ったかな。前半が防戦一方、逃げの一手で、そこが前作とは違うところ。ただ、その分緊迫感は前作より上。  目隠しをされて拉致。移動中に覚えておいた『時間』『鳥』『船』『演奏』などの『音』をヒントにアジトを特定。こんな離れ業をやってのけるブライアンはやっぱスーパーマン。  今作はカーアクションだけでなく、アクション全般にわたってカット割が早い。スピード感があるが、画が見づらく状況がやや把握しづらいのが難点。  ストーリーは『拉致』『脱出』『救出』『殲滅』。娘がサポート役にまわり、銃を届けたり車の運転をするのは前作と違うテイストで面白かったです。ただ、その分ブライアンの敵に対する非情なくらいドライな部分がうまく描ききれていない印象。最後だって見逃してあげようとするし。ブライアンの無敵っぷりを堪能しようと思ったら、ちょっとだけ物足りなさが残る出来かもしれないですね。  とは言え、目を見張るシーンが多く、エンターテイメント性に優れた作品であることは確か。『アメリカ大使館に車でつっこんで避難』⇒『電話で元CIAの友人に身の安全をお願いする』シーンなんか、かなり好き。良質なアクション映画に仕上がっています。  ラストは前作より良いかもです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-01-02 00:34:22)(良:1票) 《改行有》

565.  モンスター上司 《ネタバレ》  三者三様のパワハラ。これがすごい面白くて、すぐに映画にのめりこみます。テンポがよく、スピード感があって良い。コリン・ファレルやケヴィン・スペイシー、ドナルド・サザーランドなんかの大物俳優、演技派俳優が上司役ってのも良かったです。  で、肝心のパワハラ、セクハラ対策はどうするのだろうと思ったら、まさかの交換殺人。映画の出来、不出来とは関係なく、あんまり安直な発想にちょっと興醒めです。そこから先はグダグダなサスペンスコメディ。それぞれのターゲット宅に侵入。この辺りから三人のバカっぷりが暴走。個人的にはもう笑えなかったです。いや、ピーナッツアレルギーで死にかけたのをデイルが助けちゃったのは笑いましたが。  ストーリー性のあるコメディってのは本来好きなんですが、これはコメディに重きを置きすぎている感じがして、ちょっと肌に合わなかったのが残念。  ラストのデイルの逆襲だけはちょっとスカっとしました。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-01-01 23:50:05)《改行有》

566.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》  念願のアベンジャーズ。やっと見れました。感動。スーパーヒーロー勢揃いで最高。個人的に好きなハルクやキャプテン・アメリカもしっかり活躍の場があって嬉しい。最初ばらばらだったメンバーが、次第に力を合わせて共闘していくのがたまらなく良い。ブラック・ウィドウやホークアイのような脇役の使い方も抜群にうまい。脇役ながらもただ者ではないことを感じさせる二人。脇役には脇役の華がある。この二人は脇役として最高です。  『アイアンマンVSソーVSキャプテンアメリカ』『ブラックウィドウVSハルクVSソー』『キャプテンアメリカ&アイアンマンVSロキ』どれも小競り合いだけど、本題に入るまでのつなぎとしてこーゆーミニバトルがいっぱいあるからとにかく楽しい。もちろん最後の総力戦が一番盛り上がります。  異世界からの侵略者。真昼間から何も知らない街の人々が襲われる。それをヒーローたちが撃退する。もう最高にべたな展開なんですが、やっぱこーゆーのが一番盛り上がりますよね。  ヒーローたちが守るべき一般人たちはオーディエンスにもなりえます。観客がいるから盛り上がる。これ大事。  スタークがいるんで、終始ちょっとおちゃらけた雰囲気なのに、フィル・コールソンが死んじゃうエピソードだけは毛色が違ってちょっと悲しすぎます。そのエピソードがないとヒーローたちは本当に一致団結できなかったのだろうか。だとしたら、せめてヒーローたちが見守る中で息を引き取るとか、もう少し説得力をもたせて欲しかった気がしますね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-12-21 03:33:50)《改行有》

567.  REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇 《ネタバレ》  『ターミナルの惨劇』から連想する、空港を舞台とした大掛かりなパニック・・・ではありませんでした。ターミナルだけどバックヤードじゃん。なんか『空港ならではっ!』っていうシーンを期待してしまいました。  とは言え、RECシリーズ好きだし、ゾンビもの好きだし。サバイバルも好きだし。最低限の面白さは保証してくれるゾンビ映画です。  このシリーズは感染者が少しずつ増えていって、仲間がどんどん減っていくっていう焦燥感が好きなんですが、その感じは弱かったです。演出がいまいちなのかな。気付けばみんなゾンビになっちゃっている感じ。  空港に着いてから速い段階で照明を落としちゃうので、全体的に画が暗くて見づらいってのも良くない。  このシリーズで個人的に好きなのが、『非日常の世界へ巻き込まれちゃう運の悪いひとたち』。例えば貨物係の人。偶然その日、その場でいつも通り仕事をしていただけなのに、自分までいつのまにか乗客と一緒に封鎖されちゃっている。この突発的な理不尽さが結構好きです。突然、感染者グループと同じ扱いを受けてしまう不条理。当事者になるかならないかなんて紙一重。そう思わせてくれる演出が好きなんです。  そーゆう意味で言うなら、きまって政府の『なんとか対策』の人たちがやってきては、100パー襲われちゃうのもつぼ。その瞬間『政府側』から『隔離される側』の仲間入り。高みの見物を決め込んでいる人間が引き摺り下ろされる瞬間。人生の明暗を分ける瞬間に立ち会っているようで、言いようも無く楽しいのです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-16 21:52:22)《改行有》

568.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》  こーゆー等身大ヒーローって好きです。  前半1時間くらいは展開がだるくて地味。でも中盤以降、スティーヴ・ロジャースが第107連帯のメンバーを助けてからが俄然面白い。お飾りのマスコットキャラクターから、名実共に真のヒーローへ。こーゆー安直な展開が嫌いではないです。トミー・リー・ジョーンズから次第に認められはじめるって流れも微笑ましくて良いですね。  ださかっこいいコスチュームがたまりません。闘い方が肉弾戦と盾のみっていうシンプルなファイターなのも実に良い。この戦闘力じゃあ超人揃いのアベンジャーズの中では見劣りしちゃいそうですが、脇役好きの私にとってこーゆーキャラこそがアツい。  他のヒーローたちに比べると、ストーリーが結構切ない。好きな人と離れ離れになっちゃって、自分だけ70年後に目を覚ますなんて。だから見終わった後の爽快感とか、達成感とか、そういったものはあんまり味わえなかったです。  それにしても結構集団での戦闘が多く、レトロな衣装を纏いながら、ビーム兵器で撃ち合う終盤のシーンなんかまるでスターウォーズみたいだと思ったのは私だけ?[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-16 20:28:56)(良:2票) 《改行有》

569.  ティンカーベルと流れ星の伝説 《ネタバレ》  今回の主役はフォーン。動物の妖精らしく博愛の精神に満ちていて、どんな生き物も平等に扱う。天敵の鷹のヒナだって、怪我をしていたら助けちゃう。オープニングのつかみはばっちりです。  今回は『守りの妖精』という新しい妖精が登場。オープニングのひと騒動で、フォーンとの関係性がなんとなくわかるようになっているのがうまい。  『守りの妖精』は武闘派。はっきり言ってかっこいい。スピーディーな連携アクションは見応えがあります。  今作のメインはネバービースト、グラフの目覚め。外見が恐ろしい怪物と、小さな妖精の心の交流。こーゆーのって全世界共通でみんな好きそう。だから定期的に同じようなプロットで作成され続けるのでしょう。  守りの妖精たちはグラフを危険視し、フォーンは守ろうとする。ここまではよくある話。『人を見た目で判断しちゃいけません』みたいな道徳的教えもあるのかもしれません。  で、ちょっと面白いのがこのグラフが本当に危険な存在かもしれないと思わせる演出、前フリの数々。グラフの目つきが変わっていくのが凶悪に見えるんですよね。  ずっとグラフをかばっていたフォーン。でもティンクが傷つけられたことを知って、遂にグラフを裏切ってしまいます。でも実は実は・・・って感じで真相が二転三転していくのが面白い。ストーリーとしてはなかなかよくできた作品です。  でもシリーズのファンとしては、いつものメンバーがフォーン以外あまり活躍しないのは、物足りないなと思う今日この頃です。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-12-16 13:52:38)《改行有》

570.  ペントハウス 《ネタバレ》  導入部分がやや苦手。仕事が出来る人間で、しかも仲間思い。そんな人が仲間のために熱くなっちゃったせいで不利益を被るってのが好きになれません。  ジョシュは仕事にプライドを持っていて、従業員、客、全員を大事にしています。そんなジョシュを簡単にクビにしてしまう経営者にも腹が立つが、簡単に犯罪に手を染めようとするジョシュにも共感できません。  もちろんそーゆー作品なわけですから、腹を立てても仕方がない。でも腹が立っちゃったものは仕方がない。それだけオープニングのジョシュという人物に魅力があったわけです。なんかちょっと幻滅しちゃった感じでしょうか。  正直ずっと気持ちがノリきれないまま、もやもや見ていたのですが、最後に皆で力を合わせるのはちょっと良かったです。こーゆーの好きです。で、あっという間にみんな捕まっていくエンディングも良い。護送車の中でショウがもちかけた取引に、『タワーでチップは禁止です。』なんて切り返すのもお洒落じゃないですか。  従業員たちに年金代わりに純金を送り、ショウは遂に刑務所へ。勧善懲悪なのでラストはすっきり。ですが、その過程において、どーしてもこの人たちを応援しようという気持ちになれなかったので、点数は厳しめです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-12-06 01:16:25)(良:2票) 《改行有》

571.  アイアンマン2 《ネタバレ》  『1』と同じくらい好き。ラストバトルだけでいけば前作よりちょっとだけ好きです。  アイアンマンとウォーマシンのタッグがめいいっぱい闘ってくれるシーンが楽しい。ドローンたちもやられ役としてちょうど良い。ウィップラッシュはクールなボスキャラとして合格点。まだ『2』ですから。『強すぎない』というのが大事。特にモナコでの登場シーンは最高。ワクワクさせられます。  スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウも最高にかっこいい。良いですね。こうやってちょっとずつキャラが増えていき、その世界が少しずつ広がっていくのがシリーズものの醍醐味。普段は黒子に徹しながら、いざというときだけ本領を発揮するブラック・ウィドウ。こーゆーキャラが特に好きです。  ストーリーをジャマしないコメディが◎。監督が必死に一人倒している間に、警備員全員が倒されちゃうシーン。世紀の大発明、芸術作品ですらある『別れた妻』。この辺りは完全につぼ。  今作ではアイアンマンのヴァージョンアップも見られます。手から出るレーザーでドローンたちを一刀両断。あつい。  ヴァージョンアップまでのプロセスも良いですね。父親のメッセージっていうのが泣かせます。模型がヒントになるっていうマンガ的発想が楽しい。  マンガと言えば、ウィップラッシュはグフ、ウォーマシンはガンキャノン、ドローンたちはその他ザコMSを連想しちゃったのは僕だけですか?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-30 11:45:09)(良:1票) 《改行有》

572.  ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船 《ネタバレ》  いやー、全然悪くないです。面白いです。みんなの才能が入れ替わっちゃうアイデア、ありきたりですが面白いですよね。それぞれ慣れない才能にあたふた。特にイリデッサは最高。どんどん植物が育っちゃう。安定感抜群のエンターテイメント。  なんですが、ただ、ただねえ。心の狭い私は、ザリーナの無罪放免にどうしても納得がいかんのです。それどころか、のうのうとピクシーホロウに戻ってきて、あまつさえショーの主役やって拍手喝采って、開いた口が塞がらんです。  だって、ザリーナのやったことって、不可抗力じゃないよ?故意だよ?犯罪だよ?  『粉の番人は粉に手を加えちゃいかん。危険すぎる。』ってあれだけ言われていたのに、手を加えて、大事故どっかん。でもそれくらいだったらティンクもやっているから別に良いです。不可抗力だし。  問題はその後だよ。逆恨みして全員眠らせて、青い妖精の粉を盗んで、そのままとんずら。いやいやいや、ティンク達がいなかったらピクシーホロウは壊滅していますよ?クランクがいなかったら冬の妖精たちは死んじゃっていたよ?それを故意にやったんですよ?  せめて、クラリオン女王達がザリーナのやったことを全部承知のうえで、それでも許すっていうのであれば、まだわかります。でも実際は、命の危険にさらされていた事実を知らされないまま、ザリーナを受け入れてしまう。それって、ザリーナたちだけじゃなくて、ティンクたちも後ろめたくはないんですか?  もちろん、そんな野暮なつっこみする作品ではないことは百も承知なんですが、・・・だって気になるんだもん![ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-11-26 01:44:25)《改行有》

573.  ラブ・アゲイン 《ネタバレ》  安定ラブコメ。突然妻から離婚をつきつけられるキャル。バーでぐちっていたら、イケメンジェイコブ登場。なんだかんだの師弟関係成立。『よーし、かっこよくなるぞー』ってなちょいサクセスストーリー的展開がまず面白い。ヴィジュアルの次はナンパ指導。そこはどーなのって思ったのですが、これが中盤のいざこざにうまくつながっていて面白い。  うん、よくできたラブコメです。脚本が良いのか、監督が良いのか。なんてことないストーリーが、凄く楽しく感じられるタイプの作品。登場人物が個性的で、みんな楽しそうなのが良いです。セリフのやりとりも面白い。  『みんな。ガンじゃなかった。ただの離婚だ。』と喜ぶ上司。湧き上がる拍手。ニューバラを捨てちゃうジェイコブ。ひっかけた女は息子の担任。コメディセンスが完全に自分好みなんですよね。大分笑っちゃいました。  基本的に悪人がいないので、刺激は少なめですが安心して見られる作品。その中でも、私は主人公のキャルがお気に入り。仕事もできるし家族思い。夜中にこっそり庭に忍び込んで庭の手入れをするシーンが超好き。まあ、はっきり言ってかなり良い父親なだけに、奥さんが離婚を望むはっきりとした理由は欲しかったかもしれませんね。いわゆる倦怠期、中年の危機ってやつなんでしょうが、それだけで離婚するかなぁ・・・。  基本はコメディなんですが、夜中に家の庭にキャルとエミリーが電話をするシーンが胸に染みます。実は用なんてないのに、電話をしてきたエミリーに感動するキャル。さりげない名シーンです。  最後の卒業式での演説。あれだけがちょっと苦手。大勢の前でプライベートな話題を堂々と話すっていうシチュエーションが昔から苦手なんですよね。急に作り物っぽく見えちゃって。それだったら、庭での全員集合で全部決着つけて、『はい、おわり。』ってしてもらったほうがすっきりです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-25 04:05:48)(良:1票) 《改行有》

574.  REC/レック4 ワールドエンド 《ネタバレ》  船。軍。政府。隔離。そして海の上。非日常。からの、ゾンビパニック。そのきっかけは、まるで28日後・・・。  ゾンビパニックってね、日常の崩壊が醍醐味の一つだと思うんですよね。いきなり非日常からスタートされちゃうと、その面白さが半減しちゃうわけです。登場人物も、軍の関係者や政府の人間ばかり。あとは船乗り。これではちっとも面白くないんです。  『密室での恐怖』を感じられる良さはあります。船内が入り組んでいるため直線距離が短く、足音でゾンビたちの接近を知らせる演出は結構好き。ゾンビ映画として一定の迫力、クオリティは保っています。ですので飽きはしません。  ただ面白いかと問われれば、う~ん。  前半ダラダラしときながら、気付いたら船内に感染が広がっちゃっている始末。徐々に感染が広がっていく恐怖っていう、もう一つの醍醐味もないんですよね。  救命ボートを手に入れてからは、『助かるかも』という一縷の望みが感じられるため、ラストは結構ハラハラできます。だからくどいようですが、ゾンビものとしてはそこまで悪くないんですが、レックシリーズの中では一番いまいちだったかな・・・。これだったら少年少女が巻き込まれちゃう『2』のほうがまだまし。  どうやら私は、ゾンビパニックに軍関係者の割合が増えると、白けてしまうらしいです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-11-18 03:10:57)《改行有》

575.  マイティ・ソー 《ネタバレ》  CGや映像は派手できれいで迫力あって良い感じ。ただその質感、ヴィジュアルは、『映画』というより『ゲーム』の世界のよう。神話の話や映像は嫌いではないんですけど、なんかちょっとだけ、自分が見たいものとは違うものを見せられた感じがします。  ストーリーは、神様の世界でのごたごたがいまいち面白くないです。ソーが地球に追放されてからが、俄然面白くなりますね。  『このソーにそんなものが効くか。』⇒ビリビリビリ。『お前らなどにやられはせん。』⇒注射ブスっ。このあたりがかなり笑えます。バックした車にはねられるのも見所のひとつ。  アクションは、地球でのVSデストロイヤー戦がこの映画のクライマックス。面白かったのはそのあたりくらいまでかな・・・。  ソーの仲間たちは序盤では頑張っていたのに、後半は見せ場がほとんどなくて物足りない。  ロキはただのかまってちゃんで、巨人も神も人間も、ただそれに巻き込まれただけ。なんともスケールの小さい話で、巨悪というものが存在しないから、勝利で得られるカタルシスなんてあろうはずもない。  『氷の巨人たちが再び地球を侵略する。地球を守るため、ソーたちアスガルドの神々が立ち上がる。』なんてのを勝手に想像していただけに、なんとも期待はずれの内容でした。  そしてこの内容に対してこの時間、この尺。これをまさに『冗長』というのでしょう。  ちなみに、『ヘイムダル』と『デストロイヤー』はキャラとしてかなりお気に入りです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-11-12 04:07:39)《改行有》

576.  ティンカー・ベルと輝く羽の秘密 《ネタバレ》  なるほど。悪くないですね。ただ、テイストは『3』のほうが好きです。  今作は、安定した面白さではありますが、ストーリーとオチが弱い。  『実は双子の姉妹がいました。』っていうおいしい設定が、エンターテイメントや感動にまで昇華されていない感じがします。なんかただの異文化交流で終わっちゃったのがもったいない。とは言え、その異文化交流でシルバーミストやフォーンたちがペリウィンクルをもてなすシーンはかなり良いです。  後半はうって変わって突然の災害パニック。ミロリが『雪製造マシーン』を川に叩き落したことで、まさかまさかの大寒波襲来でピクシーホロウ壊滅の危機。予想はできても急展開。『どーなんの、どーなんの、なるほど、そーなんの。霜で覆う。へえ~。ほんとかね~。そんでそんで、・・・お日様が照って・・終わり。』  う~ん、なんだかなあ。せっかくティンクとペリウィンクルの『羽コラボ』って必殺ギミックがあるんだから、それを使って季節のバランスが元に戻るとか、そーゆー奇跡が見たかったなあ。  コートを着て、羽を霜で保護すれば、ピクシーホロウの妖精たちは冬のエリアに行けるっていう幸せなオチは良かったですね。  終わりよければすべてよし。  ちなみに、ブルーレイディスクの特典おまけ映像に収録されている『ロゼッタ奮闘記』は本編よりお気に入り。ちょっとハリーポッターとマリオカートのパクリっぽい気がしないでもないですが、面白いです。おまけのくせに20分くらいあります。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-11-10 23:58:53)《改行有》

577.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》  舞台は違う。アンヘラは出ない。でもこれを1本のゾンビ映画として見た場合、私はかなりよく出来た作品だと思いました。  無駄とも思える冒頭20分の結婚式のくだり。この20分と後半60分の惨劇の対比。日常が侵食される恐怖。これこそがゾンビ映画の醍醐味。  厨房。披露宴会場。中央管理室。中庭。教会。地下道。教会を除く全ての場所にゾンビが登場。すべての場所に惨劇とドラマを用意。短い尺の中、これだけの要素をテンポよく盛り込んでくれたことに拍手を送りたいです。  クララを助けに行ったコルドと、脱出するクララのニアミスは焦燥感を募らせます。再会を喜び合ってキスをするのは勘弁してって思います。どう考えたったそんな場合じゃないでしょ。  ラファやナタリー、スポンジ・ジョンや調査員、そしてアトゥンなど、モブキャラの存在感が良い。それぞれの壮絶な最期も良い。  監視カメラの映像で見るバス襲撃の惨劇、更にはその背後のTVに映る、『1』のアパートのニュース映像。これはシリーズの特性を活かした名シーン。ゾンビパニック映画としても屈指の名シーンだと思います。  ラストの切な過ぎるバッドエンドも申し分ない。  あえて意見を言うとしたら、叔父さんがゾンビになってからの展開が早すぎる気はします。1作目では、少しずつ感染者が増えていく恐怖というものが描かれていました。こちらでは、あっという間にサバイバルに突入し、あとは『戦う』『逃げる』の繰り返し。1作目にあった、マジョリティから徐々にマイノリティへと追い詰められていく恐怖は感じられなかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-11-06 11:58:15)《改行有》

578.  ウォーリアー 《ネタバレ》  久しぶりに映画を見て泣きました。しかもなぜ泣けるのかがよくわからない。『感動させよう』というあざとい演出もないし。ただ男達が殴り合っているだけなのに。ブレンダンがロシアの優勝候補の選手と戦っているあたりからもう涙がとまらんかった。  戦場で何かがあった、秘密を抱える天才格闘家トミー。娘の治療費で家のローンがピンチ!家族と家を守るため、決死の覚悟でリングに上がるトミーの兄ブレンダン。  圧倒的な強さで勝ち上がるトミーにはヒロイズムを感じ、奇跡の逆転劇を繰り返すブレンダンに感動する。  実況やニュースキャスターを利用した盛り上げ演出もすごく上手い。ブレンダンの教え子たち、校長、そして妻、みんながブレンダンを応援する様子がぐっときます。最初は携帯からの連絡を待ち、次はTVで応援し、最後は会場まで応援にいっちゃう奥さんが最高に良い。『賞金をもらう前にあなたの生命保険を受け取ることになるわ』と辛らつな言葉の中にあふれる愛情、名台詞です。  ノンフィクションでは描かれない人間ドラマ、戦いの背景、そこに至るまでのプロセスを映し出してくれるのが映画の最大の長所だと思います。長尺を感じさせない、充実した時間を過ごすことができました。  ・・・2人はその後どうなったのだろう。ナレーションでも良いので、トミーとブレンダン、そしてその家族がどうなったのかちょっと知りたかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2019-11-06 11:31:19)《改行有》

579.  ティンカー・ベルと妖精の家 《ネタバレ》  3作目にして、人間との交流。エンターテイメント指数がアップ。こじんまりとしたストーリーながら、起承転結がはっきりしていてとても楽しい。  人間には妖精の声が鈴の音に聞こえる。この設定はGood。ティンカーベルが人間の女の子にジェスチャーでコミュニケーションをとろうとするので、自然と楽しいアニメーションが多くなります。  今作では、脇の妖精たちの活躍も華々しい。水の妖精は船を救う。光の妖精は車を止める。動物の妖精はネコの脅威から皆を守る。それぞれの持ち味を活かすこの展開は、少女向けアニメでありながら少年の心をくすぐるものでもあります。  車にひかれそうになったり、女の子のパパにつかまったり、ハラハラするシーンや展開が多いのも、今までと一味違うところ。個人的には1~3までの中では今作が一番楽しめました。(※4以降は未見)  欲を言うなら、『人間に見つかってはいけない』というルールはもう少し厳格でも良かったかもしれません。  ラストなんか、みんなで和気あいあいとティータイムを楽しんじゃっています。  だったらなぜ人間に見つかってはいけないのか。その説明は欲しいところです。  『規則を破って人間達と交流したティンカーベルたちが、女王様に怒られて、女の子とパパは記憶を消される』くらいのほうが、よほどすっきりします。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-10-30 00:43:53)《改行有》

580.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》  正直言ってなかなか退屈な映画。いつか面白くなるだろう、いつか面白くなるだろうと思っていたのに、ちっとも面白くならない。  大人たちのヒューゴに対する扱いが冷たくて、見ていて不愉快。子供からノートを取り上げて、『これをどうしようがわしの勝手だ。』で、後日灰を渡すなんて、ドン引きです。結局燃やしてはいなかったみたいですが、それもイザベルのフォローがあってわかったこと。こんな大人気ないパパ・ジョルジュが、なぜかこの物語の中心人物かつ悲劇の主人公みたいな扱い方をされてついていけません。  そう、この映画って主人公が2人いる。ヒューゴとジョルジュ。  てっきりヒューゴが天才的な才能を持っていて、その発明でみんなを幸せにし、自らも幸せになっていく、そんなストーリーを勝手に想像しちゃった自分も悪いのかもしれませんが、そんな感じのジャケ!タイトル!中身は全然別モノ!  一応サクセスストーリーではありますが、爽快感、カタルシス共に弱い。  かといって、コメディ的面白さはない。感動もない。美しい映像はありますが、心躍るようなアニメーションはない。ハラハラするシーンがあるにはあるが、そのほとんどが公安との追いかけっこ。  映画は娯楽。『楽しませてくれなきゃ。』と思っている私にとって、なんとも相性の悪い作品です。  ただ、ジョルジュ・メリエスの作品をいくつか見られたことだけは収穫でした。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-10-21 03:22:49)(良:3票) 《改行有》

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