みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. ハリーとヘンダスン一家 惜しいよなあ。扱っているテーマはとっても面白いのに、結局は「E.T.」のようなストーリーになってしまって、二番煎じの感がしてしまいました。もちろんリック・ベイカーの特殊メイクはすばらしく、ジョン・リスゴーよりも表情豊か(笑)に見えるほど。「E.T.」にならない何かが欲しかったです。7点(2003-12-03 08:41:41) 42. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 観た当時は、何も考えずに、お決まりの軍隊モノだなと感じていました。歴戦の強者である下士官がダメな兵士を鍛え上げて、実戦を成功させるという、アメリカ映画の典型的なパターンです。もちろん雰囲気は充分なのですが。しかし、行った場所はグレナダだよ! 第二のキューバ化を恐れたアメリカが、武力で内政干渉した場所です。そして、ベトナム戦争敗戦以降、久々に勝利を味わった戦争です・・・って、小さな島に三千人以上も軍隊を送り込んでくるとは、ソ連だって考えていなかっただろうから、一方的な戦闘だっただろうね。どうもアメリカの行け行けドンドンの姿勢を美化しているようで、私には、その戦争を支援する映画を評価は出来ません。イーストウッドの魅力で6点あげてもいいのだけど、マイナス1点!5点(2003-12-03 07:47:03) 43. バーディ 《ネタバレ》 ベトナム戦争の後遺症に悩む青年のシリアス物語かと思わせておいて、ラストの飛び降りで肩すかしを食らわせる演出には、ハッとしてgoo、あ、いや、グー♪7点(2003-12-03 07:29:59) 44. 二代目はクリスチャン 志穂美悦子版”セーラー服と機関銃”といった感じでしょうか(笑)。まあ、部下の男たちがどんどん死んでしまうので、悲しいよね。7点(2003-12-02 10:36:22) 45. 2010年 私のパソコン”HAL9000"が言ってます。「何か素晴らしいことが・・・」って。SFとして観た場合、やたらに哲学的な「2001年宇宙の旅」に比べて、非常にわかりやすい作品で好感が持てます。やたらに白い印象があった前作に比べ、随所にリアルな描写を持ち込んだのは、「カプリコン1」の作り手としての意気込みでしょうか。8点(2003-12-02 10:31:05) 46. トワイライトゾーン/超次元の体験 飛行機に取り憑くグレムリンは面白かったね。サンダース軍曹がこの撮影で死んじゃったヘリの落下シーンはとても残念です。合掌7点(2003-12-02 09:15:01) 47. 飛べ、バージル/プロジェクトX 「ショート・サーキット」のお猿さん版といった感じでしょうか。軍事訓練されたチンパンジーを空軍基地から逃がそうとする話です。「とにかく無事に逃げてくれ!」と応援したくなります。動物の演技ってとにかく人間以上に人間的で、すごいですね。 <2003年12月15日追記>動物を戦争に使うのは、有史以来ずっと行われていたことで、カルタゴのハンニバルはローマを攻めるためにゾウでアルプスを越えようとしたし、20世紀以降に限ってみても、第二次世界大戦中にはたくさんの動物たちが兵器として使用され犠牲になりました。21世紀のアメリカだけの"特権”ではないことを強調しておきます。8点(2003-12-02 09:04:49) 48. トッツィー あの不気味な女装でバレないのが不自然ですよね(笑)。でも、まあまあ普通に楽しめました。7点(2003-12-02 09:01:17) 49. 時をかける少女(1983) 公開当日、雨の中徹夜で並んで知世ちゃんの舞台挨拶を観た思い出がよみがえります(笑)。大林作品ですから、特撮の技術もヘナヘナですし、大事な主役のケイオーボーイが大根役者ですから、知世ちゃんと尾美としのりが光って見えるんですよね。でも切ない青春物語として楽しまなくてはいけませんね(微笑)。醤油工場の屋上で尾美としのりがハンカチを顔に載せるシーンが好いね。7点(2003-12-02 08:59:02) 50. 遠い夜明け 前半部分での黒人運動家デンゼル・ワシントンの迫真の演技に感動します。南アフリカのアパルトヘイト政策というのも、今は過去の話になりつつありますが、ちょっと前まではこういう激しい人種差別が実際に会ったのだというのを知る意味でも、未見の方はぜひご覧になってください。アッテンボローという人は、「ガンジー」にしても本作にしても、史実に沿った丁寧な作りをする監督ですね。今から思えば、「遠すぎた橋」もライアン原作のラインにこだわりすぎたために冗長になったのかも知れないなあ。9点(2003-12-02 08:52:35) 51. 天国の門 冒頭のハーバードでの卒業式のシーン、”天国の門”で延々と踊るシーンなど、冗長で不必要を感じるシーンが目白押しです(笑)。若き日のミッキー・”猫パンチ”・ロークもちらっと出ています(苦笑)。でも、私の好きなクリストファー・ウォーケンが出ていたから頑張って観たのさ。映画は、東欧・ロシアの移民がアメリカの西部で受けた受難を描いた問題作といわれていますね。私は公開当時の短縮版しか観ていません。もっと長いのは今は観る気がしないなあ。5点(2003-12-02 08:38:43) 52. 転校生(1982) コメディエンヌとしての小林聡美の原点でしょうか。切ない青春映画としてリアルタイムで観たのを想い出します。7点(2003-12-02 08:26:10) 53. デッドゾーン 《ネタバレ》 クリストファー・ウォーケンが好きなので、とてもお気に入りの作品です。事故で恋人と別れ、家庭教師をしながら淡々と生活していた主人公が、上院議員の選挙を応援している元恋人と出会った辺りから話が変わりだし、やがてその彼女のために(あくまでも国の将来のためではなく)自らを犠牲にしてしまうという、悲しい役柄を好演しています。スチーブン・キングの原作の映画化としては大成功の部類に入るのではないでしょうか。8点(2003-12-02 08:17:19)(良:1票) 54. チ・ン・ピ・ラ(1984) なかなか痛快な作品でしたよね。軽く世の中を生きていきたいっていう感覚を具現化した映画ですね。二人のやりとりが洒落ている感じですが、それじゃあチンピラじゃあないよな。7点(2003-12-02 08:05:33) 55. チルドレン・オブ・ザ・コーン あはは、そこまでおっしゃらなくても(笑)。大人がいない町で、子供たちがトウモロコシ畑で謎の儀式をしているという感じの話でしょうか。たしかに他愛ないっちゃあそうなんだけどね。5点(2003-12-02 08:02:30) 56. ドレッサー ロナウド・ハーウッドの同名の舞台劇を映画化したので、登場人物の二人だけのガチンコ勝負になってしまうのは仕方ないことでしょう。でも、アルバート・フィニー演じるシェークスピア劇団の座長”サー”といい、トム・コートネイ演じる付き人のオカマ”ノーマン”といい、どちらも魅力たっぷりに好演しています。舞台は第二次世界大戦中のロンドンです。空襲によって街が破壊され、演劇の公演自体も中断されがちなため、”サー”は精神的にも疲れ果て、付き人の”ノーマン”にも当たり散らすのですが、長年付き添った経験から、”ノーマン”は”サー”を軽くいなして操縦し、なんとか公演を成功させようとするわけです。この二人の掛け合いが絶妙で、日本でも柄本明が”ノーマン”役で舞台をやっていましたが、こちらの方がやはりうまいなあと感じました。舞台裏を描く舞台劇として、かなり楽しめます。ただし、はまればね(微笑)。8点(2003-12-02 07:43:59) 57. それから(1985) デートで観に行って大失敗したと思った作品で、漱石の「それから」を馬鹿にしているのか!といいたくなるほど眠くなる映画でした(実際彼女は寝ていた(笑))。森田芳光って、こういうのが撮りたかったの?5点(2003-12-02 03:50:54) 58. 勝利への脱出 《ネタバレ》 「大脱走」と「ロンゲストヤード」を足して2で割ったものでしょう。当時の一流サッカー選手が技を見せるシーンは楽しかったですね。どうせなら勝ってから脱出すれば好かったのにと思うのは私だけ?7点(2003-12-02 01:25:07) 59. ショート・サーキット 無機物であるロボットを擬人化して生命を感じさせる手法というのは、昔から映画で扱われたテーマであり、本作もその系列ということになるでしょう。戦闘用に開発された”ジョニー5”がステファニー(アリ・シーディ)と知り合い、”人間的”になっていくというありきたりなストーリーですが私は好きです。”ナイト・フィーバー”するシーンは笑えます。「E.T.」と「ウォーゲーム」が好きな人なら楽しめるのではないでしょうか(微笑)。7点(2003-12-02 01:23:12) 60. ジャズ大名 ビッグバンドになって延々と演奏を続けるシーンが印象的な楽しい作品ですね。7点(2003-12-02 01:04:37)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS