みんなのシネマレビュー |
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41. モンスター(2003) エンドロールのJourneyのDon't stop believingが印象に残った。たぶん聴く度にこの映画を思い出してしまう級に。罪を犯さずに一生を終えるか、それとも壁の向こう側での 生活を余儀なくされるかは、紙一重だと思う。本作のシャーリーズ・セロンは圧巻。演者として一皮剥けるのにいい作品だったのでは。彼女の生い立ちも不遇であり、スターとして栄光を掴むまでは苦労したと語っているし、それを考慮すればキャスティングも頷ける。映画自体は非常に後味の悪いものだが、観ておくべき映画のひとつだろう。体重増加が宣伝うんぬんの意見が多々あるが、ひとつの映画が生まれることは奇跡のようなこと。そして更に、その映画を観に、多くの観客を劇場に呼ぶのはとても容易なことではないのだ。映画だってビジネスなのだから、大いに宣伝してもらいたいと思う。仕上がりが悪く観に行くほどの映画でなければ、ダマされたー!と思うこともあるだろうが、本作はそういう類の作品ではないのだから。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 00:25:26)(良:1票) 《改行有》 42. ONE PIECE FILM STRONG WORLD 色々考えると、ルフィ強すぎじゃないか?シキが老いたと考えるべき?いやいや、白ひげだって72才でああまで強かったんだから。。う~ん、いい話だけど、いまいち辻褄合わないよネ?[映画館(邦画)] 7点(2011-02-06 21:35:39) 43. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 お手本にはしたくない話だったなあ。巨体のレニーのプロ根性にこの点数。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-01-10 14:54:02) 44. インセプション 《ネタバレ》 ある人が夢に出てきたから何となく気になる、というレベルではなく、夢に入り込むことで深層心理を操り、ある考えを植え付ける手法、インセプション。一体どうなってんだ~?と、色々考え考え鑑賞。無い頭で理解するのは難しい。だけど、もう一度観てもきっと面白い。それだけ観客を飽きさせない迫力満点の映像が炸裂。今作は映像だけでなく、主人公の悲しい過去にグッと来てしまった。彼にとってインセプションとは、単なる金稼ぎではなかった。失った愛しい人との蜜月を永遠に生かしておく、唯一の方法だったのだ。[映画館(字幕)] 9点(2010-11-14 21:19:49)(良:1票) 45. かいじゅうたちのいるところ 原作は、あんなに悲しくなるお話じゃないよ。かいじゅうおどりに飽きて、おなかが空いたなあと思ったら、どこからか食べもののいい匂いがして、マックスはすっかりおうちに帰ってきているのだ。それくらいの単純な夢オチでよかったのに、この映画5歳くらいの時に見たらトラウマでしょう。こんなにアンハッピーなお話に仕立てあげてしまうとは、いかがなものか。着ぐるみのリアルさにはびっくりしたが。[映画館(字幕)] 4点(2010-02-13 14:21:35) 46. ラブリーボーン 全然ちがーう、まるで面白くない!!こんなサスペンスフルだなんて!!山場をどこに持ってきたかったのか、分からず。あの世とこの世も大してシンクロせず、「ひとつだけやらなくちゃいけないこと」って、おいっ!もっと早くしなされってな感じで私はいや~な気分で劇場をあとにしました(涙)うーん、しばらく、宣伝には乗らないようにしよう。。[映画館(字幕)] 5点(2010-02-03 00:49:07) 47. 私の中のあなた 久しぶりにいいもの観たなあと思った。もうなんか、最初の妹の独白のシーンで何か泣けちゃったもん。「家族計画を、なんて言うけど、いのちは偶然生まれるもの。でも、私は“姉を助ける”ために必然的に生まれてきた」っていう独白。家族それぞれの視点を描く為やや主軸がぼやける部分もあったり、時系列が分かりにくかったりもしましたが、どのシーンも涙なしには観られなかった。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-26 05:16:35) 48. Disney'sクリスマス・キャロル これが観たいというよりも、3Dとは何ぞやという気持ちで鑑賞。これは子供が見たらトラウマだなあ。過去の精霊はもうちっとどうにかならんかったのかなあ。見終わったあと、スクルージのシワのことだろうか?「カオのキンニクすごかったねえ~」という隣のカップルの会話で思わず吹き出した。[映画館(吹替)] 4点(2009-11-26 05:06:32) 49. 幻影師アイゼンハイム わたしもあんな風に一途に愛されたいわ。「全てを欺いても手に入れたいのは、君」ってコピーそのままに。[映画館(字幕)] 7点(2009-09-24 22:50:15) 50. 20世紀少年 -第2章- 最後の希望 原作でも1~5巻あたりが好きな私は、第1章はそれでも結構楽しめた。第2章はと言えば、テレビ放映を待って大正解の作品でした。こんだけキャストはべらして、役者の知名度だけで客を呼べると思ったら大間違いだということ。興行成績をみた映画業界が気づいてくれたらと心から願う。[地上波(邦画)] 2点(2009-08-31 21:42:40) 51. 20世紀少年 あの原作の伏線の多さ。きっと、いっぱい端折らないと映画で魅せるのは難しい作品のはず。忠実に作り過ぎなのではないか?だけど、うーん・・・ケンヂはもっと味のあるブサイクであってほしかった(笑)このマンガを読んだときの恐怖感は、残念ながらこの映画からは伝わってこない。[地上波(邦画)] 4点(2009-08-31 21:33:24)(良:1票) 52. 私は猫ストーカー 猫好きの方は、猫ストーカーしてる真里ちゃんを見て、「あー私だ!(笑)」って思っちゃう映画です。冒頭のシーンがハンディで…それだけじゃなく、なんだか全体的に学生映画のような雰囲気。私も学生時代撮ってたことがあるので、それもまたなつかしいスパイス。実際あの辺りに住んでいて。しょっちゅうナデナデしてる猫が出演してたり、自分のお家が映ったりして、なんかイイ街だなぁーと再確認させてもらいました。[映画館(邦画)] 6点(2009-08-27 23:10:06) 53. 南極料理人 いいですね!究極の単身赴任を、こうも面白可笑しく見せてもらえるとは思ってませんでした。ゆる~いテンポで、アドリブ満載で進んでゆく“わるふざけ”みたいな映画。みなさん楽しんで、互いに競って演じられているような、いやいやそんな、実際はどんなだかわかりませんが何かそんな感じがして。私はゲラゲラ笑い、とても楽しめました。[映画館(邦画)] 9点(2009-08-27 22:58:24) 54. 私の頭の中の消しゴム 最近韓国に行って、そのあとに観ました。たまたま滞在したホテルのすぐ隣にあったのが、あのコンビニ。コーラ買って一気飲みしたかったなあ。まあ観てから行っても気づかなかったかもしれないけれど。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 14:04:49) 55. eatrip イートリップ 食べるということ、この毎日の小さなことへの幸福感を知ることこそ、実はとても幸福なことなのだ。こんなメッセージに、はっとした。やさしい映像と音楽と、なんだかしあわせなきもちになる映画。[映画館(邦画)] 7点(2009-08-20 13:51:15) 56. おくりびと 私は、たとえば『南極料理人』みたいな映画が外国語映画賞を受賞してくれたらなあ~なんて思ってしまうタチなので・・・あまり好きな映画ではないです。もっくんの納棺士役と、山崎努の存在感がいい味出していましたね。それから石文のエピソード。[DVD(字幕)] 6点(2009-08-20 13:38:19) 57. スティング 今年の春くらいにお亡くなりになったのか。ポール・ニューマン追悼特集のBSを録画し、鑑賞。いやあ格好良い話だったなあ。銀行が詐欺に一役買ってるのも何だかすごい。時代は目まぐるしく変わりゆくけれど、こういうよく出来た映画は未来永劫残ってゆくんだろうな。実はポール・ニューマンの出演作を見たのは初めて。遅かったかなあ・・・だけど私はファンになりましたよ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-08-20 13:20:17)(良:1票) 58. パリ、ジュテーム 豪華な監督、キャストに反してやや残念な作品。ちなみに興行も奮わなかった。封切り前は『パリジュテ』って略してちょっと期待されてたんだけど、初日あまりのひとの入らなさにこっそり『パリコケ』なんて言われてたなあ。[映画館(字幕)] 5点(2009-06-22 01:43:22) 59. フリーダム・ライターズ 語学習得のため短い間だったがロサンゼルスに滞在したことがある。20人に満たないクラスだったが、日本人は私を含めて2人。他の生徒は本当にさまざまな国から来た人々だった。ディスカッションの授業で互いの国の歴史をやんややんや言っているを人々を目の当たりにしたことがある。日本に居てはきっと実感し得なかったであろう“大切なことはお互いを分かり合うことではなく、違いを知ること”という言葉の意味。この映画を観て思い出させてもらったような気がする。ミスGの仕事に対する熱意も併せて、とても素晴らしい映画。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-22 01:12:15) 60. 路上のソリスト 《ネタバレ》 タイトルから純粋なヒューマンドラマだと思い込んでいた。この映画は、名門ジュリアードから一転、路上生活を選んだ天才ソリストの半生を描きながら、アメリカ合衆国の現在を危惧するジャーナリストの姿を織り交ぜている。だけど、どちらのテーマもやや半端に感じてしまう脚本にがっかり。淡々と進んでゆくように感じてしまった。才能を持て余しているナサニエルを前に次々と自分の思うまま話を進めてゆくロペス。そこにはもっと葛藤があったのではないか、それとも、ジャーナリストとは元来そういうものなのか。[映画館(字幕)] 6点(2009-06-21 14:38:59)
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