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41.  そして、バトンは渡された 《ネタバレ》 なんだか時間軸がはっきりしない中で(意図的でしょうが)、梨花さん は夫をとっかえひっかえする(その都度離婚届は出したのだろうか)ので、途中まで話 について行けませんでした。 噂では何度も泣くというのだけど、終盤までは泣けるシーンもなくドタバタと話が展開 していった感じでした。鍵となる秘密というのが、梨花さんがみいたんと水戸さんの手紙 を隠していたことだとすれば、大した驚きもなく、本当のお母さんのお墓の前で宮森さん が早瀬君との結婚を認めて、めでたしめでたしで終わるなら、そりゃあないだろ、と思っ たら・・・なるほどそういうことだったんですね。確かにこれは泣けるお話ですね。 ちょっと結婚式でのお涙ちょうだい的演出が過剰ではありましたが。 それにしても幼児虐待の話の多い昨今、二人の母と三人の父から溢れるよう な愛情を注がれて育った優子さん、幸せ独り占めしすぎな気もします。悲しい時辛い時も 笑顔を振りまいていたご利益なのでしょうか。 確かに言われてみれば、色々と細かな伏線を描くと同時に、観ている側に気づかせない工夫を 念入りに行っていたのを感じます。 特に気になったのが、優子さんが卒業式でピアノを弾き終わった後に場面が切り替わって、満開 の桜の林の中を誰かが歩いているシーンの意味でした(細かいことが気になってしまう性格です) 最後になって、なるほどそういう風な意味だったのかと納得しました。 二度見して、そんな伏線と迷彩を探すのも楽しいのかも。 このお話のキモは梨花さんが病気をかかえていたことと、実はみいたん=優子さんの同一人物で 違う時代に生きている二人をあたかも同時代にいて別人だと思わせた、というところなのですが、 それを観ている側に気づかせないように、みいたんと優子さんは明らかに年代が異なるのに、そ れ以外の森宮さん、水戸さん、泉ヶ原さんの年齢の違いを敢えて描かなかったようで、まんなま と騙されてしまったわけです。[地上波(邦画)] 6点(2022-11-14 14:53:48)《改行有》

42.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 追記 2022/10/11 最初観たのが民放でかなりカットされていたのですが、今回NHKBSでフルバージョンで観て 全体の流れがようやく分かって少しはこの映画の捉え方が変わりました。 この作品をSFやタイムスリップ物として期待するとはちゃめちゃな作りで批判的になるのは しょうがないところですね。 ある人物の過去の人生を語る場合には、主人公が知人を訪ね歩いて話を聞く、本人の残した 日記を読む、などが現実的ではありますが、もっと安易な方法として主人公が過去にタイム スリップしてしまうという方法があると思います。 この物語ではタイムスリップは、登場人物たちの過去の人生や関わりを説明する為の道具に すぎないということで(かなり乱暴でご都合主義的)、そこに突っ込みをいれてしまうとも うこの映画を楽しめなくなってしまうのではないでしょうか。 この映画はあくまでも父と息子の和解と再生を主体とした物語として捉えるべきなのでしょう。 ただそれにしても、みち子さんの自分殺しは必要だったのだろうか?真次と佐吉の話だけでは月 並みで花がないと思ってみち子の物語も付け加えたのでしょうか。父と息子の物語に社内不倫や 近親相姦はそぐわなかったのではないでしょうか。 野平先生は満州の戦闘シーンで登場した民間人と同じ人のようなのですが、彼はどのような役 割を果たしていたのでしょうか?昭一の実の父という話もあるようですが、よく見ると違うよ うです(もしそれなら昭一が死んだ時に野平先生と民江の間のやり取りがもっと描かれるべき でしょう)。民江がお焼香をあげる戦死した遺影の人物(東京帝大生?)が実の父親のようです。 などなど、物語自体にも不明な点は多くて、これらについては未だに理解不能です。 ただ不可解なものがあるゆえに奥深い(そう見える)作品になっているとも言えるでしょうが。 ちなみに自分は一時期新中野の近くに住んでいたことがあり、みち子さんのアパートから見える 丸の内線の車両基地が中野富士見町のものだと思って、あちこち探し回ったけど見つからなかった のですが、今回調べたらあれは茗荷谷の基地だったようですね。 (以下は初見の際のオリジナルコメント) ここでの批評がかなり厳しかったので、期待せずに見ましたが、まあ合格点はつけられると思いました。厳しい批評の方たちは、この作品をSFタイムスリップ物として期待したのかもしれませんが、実際にはノスタルジックなメルヘン物語ではないかと思います。ですから、あっちこっちに勝手にタイムスリップするのも、過去から現代に電話してしまうのも、目をつぶってあげましょう。親が若かった頃に戻って、人生を精一杯生きている姿を見てみたいというのは、多くの人が抱く心情ではないでしょうか。特に現在の親が風采があがらなかったり、不仲だったりすればなおさらのこと。ここの批評を読んで初めて、あの老先生が長男の実の父だったことが分りました(あの映画の中でどうすればそれを読み取れるのだろうか)。意外と筋書きは凝っているのですね。登場人物の年齢がおかしいという批判がありますが、43歳の主人公が30年前の東京オリンピックの年(64年)に最初にタイムスリップした、ということは、現代の設定が1994年ということになり(田園都市線が新玉川線と呼ばれていたのは1990年代)、みち子さんも65年に生まれたとして現在29歳でぎりぎりセーフではないかと思います。お時さんはちょっと若すぎるかもしれませんけど(あの時代では超高齢出産になります)。舞台となった丸ノ内線や新中野が結構現在の自分に関係のあるものばかりだったので、いつか自分も地下鉄で同じような経験をするのではないか、などとなんか人ごととは思えませんでした。[地上波(邦画)] 6点(2022-10-13 09:17:49)《改行有》

43.  デッドコースター 《ネタバレ》 ファイナルデスティネーション(FD)を見ていなくても楽しめるけども、随所に前作との関連や繋がりが出てくるので、やはりまずFDを最初に見てからこちらを見たほうがずっと楽しめる。 ホラー映画として、不死身の化け物が登場しないFDはホラー映画の中でお気に入りだったのだけども、こちらは続編ということでさらに面白さは倍化していたと思う。スピーディーな展開に最初から一気に引き込まれました。 前作唯一の生き残りクリア(前作の終りでは二人の男の子は生死不明のまま終っているのだけど、結局その後死んでしまったという設定)を登場させて後日談としても興味があった。最初の高速道路の事故シーンや一人一人死んで行く死に方が、前作以上にどぎつい(目玉に梯子がささったり、胴体が3つに切断されたり、首がもげたり)ので、気の弱い人は要注意。あそこまでえげつなく殺さなくても、という気はするけども、やはりホラー映画ということで監督がサービスしているのでしょうか。多少やり過ぎと思えなくもない。前作が主要人物がティーン中心でやや軽過ぎたノリに比べて、今回は保安官の存在が映画全体を引き締めて大人の映画に仕上がっていたのも良かった。この作品で前作からのしがらみが全て決着してしまったのでパート3は作れないでしょうね(でもこの作品がヒットしたなら無理やり作ってしまうのか)。 追記 主演のAJクックは本作見た時は特にそれほどの美人だとは思わなかったけど、クリミナルマインドでは随分と美しく成長していて 最初は同一人物だとは思えませんでした。[映画館(字幕)] 8点(2022-09-23 17:03:07)《改行有》

44.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 なんか随分と都合よく若返ったり年とった りするんですねえ。血を抜かれた節子さんがいきなりベッド の上で婆さんになっていたら、お医者さんや看護師さんは腰 を抜かしてしまうじゃないでしょうか。 そういうご都合主義的な部分は目をつぶって、テーマとし て扱っていた、苦労して育てた娘と母の心の機微や葛藤 の部分には大いに共感しました。 それに一度でいいからこんな風に人生の休日を楽しんでみ たいですね。 多部さんの硬軟に渡る演技も光っていました。 彼女があんなに歌がうまかったとは知りませんでした。 彼女の歌う昭和歌謡の数々、良かったですね![CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-23 16:55:01)《改行有》

45.  クーデター 《ネタバレ》 いやあ~確かにここで皆さんがおっしゃる通り、主人公一家が武装して暴徒化した民衆から徒手空拳でひたすら逃げるだけのプロットなのですが、次から次へと絶望的状況が続き、まさに息つく暇なく最後まで見てしまったという感じでした。普通なら鬱陶しい途中のCMになんか救われたような気分になってしましました。 現実にアルジェリアのプラント施設やダッカのレストランで日本人がテロにあった現実を知るだけに、決して絵空事ではなく世界のどこでも起こりうる話で、並みのホラー映画よりもよっぽど恐ろしい映画でした。あの家族はあの後普通の生活に戻ることができるのでしょうか。 映画の中でピアス・ブロスナンが触れていましたが、災難にあったアメリカ人家族には同情してしまいますが、しかし先の大戦で超大国となったアメリカが世界各地で自国の利益と自国企業の利権を守るために行ってきた数々の蛮行を考えると、民衆=悪、と単純化できないところもあると感じました。 それにしても米国の映画やドラマは現実の地名などを平気で使うのだが、最初の飛行機の行き先を示す地図や文字、逃げ込む先がベトナムであることなどから、具体的国名は言わないものの舞台はカンボジアであることが明らか。その方が観る側にとってはリアリティがあってよいのですが、果たしてクレームとか出なかったのでしょうか。それとも何でもかんでも架空の名称でしか表さない日本の制作側が気にしすぎなのでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2022-09-01 15:50:53)《改行有》

46.  パラサイト 《ネタバレ》 あらすじ読んだらゲテモノB級エイリアン物だと分かって 観る気もなかったのですが、ここでの評判が殊の外良かったので、まあ 最初だけ観てみるかと思って見始めたら意外と引き込まれ最後まで楽し めました。低予算でも面白い娯楽作品は出来るようです。 内容は荒唐無稽で、新奇さは全くないく、突っ込みどころは多々あるの ですが、それでもバカバカしさはさほど感じることはありませんでした。 親玉が死んで寄生していた子分も死んで、みんなもとに戻ってハッピー ということなんですけど、・・・ちょっと待ってくださいよ。 干からびて死んでしまった校長先生と生物の先生はさすがに元には戻り ませんよねえ。エイリアンが寄生しているからとはいえ、一応人間では あるので、これって殺人にはならないのでしょうか。 もしそうなら、認知症で正気を失った親を、宇宙人が寄生していると 思って殺してしまったらどうなのでしょうか、なーんて危ないことは 考えない方がいいですね。[地上波(吹替)] 6点(2022-08-01 21:23:55)《改行有》

47.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 話題の超大作ということで映画館で観てきましたが 物語自体は新奇さもひねりもなく単純でかなりご都合主義的な展開といえる し、最後の敵機から狙われて絶体絶命のシーンも次にどうなるか容易に想像 できてしまいました。 とにかくCGなしに実際の戦闘機に乗って撮影したという迫力ある訓練シーン や戦闘シーンを臨場感を持って堪能するための映画と言えますし、それがな ければ単なるB級映画でしかないのかもしれません。 そうはいっても懐かしいですね、80年代のあのアメリカンな雰囲気は! あれから35年あまり、世界情勢も生活環境も何もかも変わってしまった中で 忘れていたあの雰囲気にひたすら浸ることができたので+1しました。[映画館(字幕)] 7点(2022-06-25 18:37:24)《改行有》

48.  ノウイング 《ネタバレ》 確かに出だしの50年前のタイムカプセルから、 数字の謎あたりはいいのだけど、その後の何かノアの箱舟のような 二人の子供とウサギ二匹の救出劇というのは一体何がいいたいのやら。 あの人間の恰好した人たちっていうのは神様ではなく宇宙人なんで しょうけど、彼らがそこまでして地球の危機を救う理由が不明。 地球の危機を救うためになぜ未来に起きる大事故の予言をしなければ いけないのかも不明、関係ないでしょ。地球滅亡が本当だと信じさせ るために予言したのでしょうか。そもそもいくら予言しても50年じゃ 太陽フレアから地球を救う技術を考えるのは不可能だと思うのですが。 ちなみに過去に5回地球上の生物の大絶滅が起きているそうで(最後が 恐竜が滅んだとされる66百万年前)、最大で96%の生物が死滅したそう ですが、それでもしぶとく生き延びているわけです。人類が滅びても それに代わる生物が繁栄を極めるでしょう。 ところでニュースでやってましたが、3年後にかなり大規模な太陽フレア が起きる予想で、かなり影響が出るそうです。このあたりは結構リアル ですね。[地上波(吹替)] 5点(2022-06-21 21:13:25)《改行有》

49.  光る眼 《ネタバレ》 ここでの評価点が低いので期待はしなかった のですが、十分楽しめました。次々に起きる展開に先を観ずにはいら れずに一気に見てしまいました。 観る側の好き嫌いがはっきり表れる作品でしょうか。 宇宙人と不気味な子供の絡むホラーは他にもあったと思うし、目新し さはなく、あの子たちは最終的に何をしたいのか不明ではありますが (地球征服なら、あれだけの超能力があるのですからもっと良い方法 がありそうなものです)、低予算でもそこそこの娯楽作品が作れることが 証明されたような気がします。[地上波(吹替)] 6点(2022-06-13 18:50:53)(良:1票) 《改行有》

50.  スイッチバック 《ネタバレ》 期待しないで観ましたが、意外と面白い秀作でした。 保安官選挙(選挙で決められるというのは不知でした)が絡んだ 地元警察による捜査と確執、そこにFBI捜査官の登場。そして 捜査に並行して進行する途中まで意味不明なボブとレニー二人組の 車旅、なかなか凝った設定で引き込まれました。 二人組には途中までなんかシンパシーを感じてしまい、たぶん ボブが犯人だろうけど、もしかするとほのぼのとする終わり方 なのではないか、と期待してしまったのですが、結局悪人まる 出しで串刺しになってのの終わり方はちょっと裏切られた感じです。 レニーは一命を取り留めて最後まで二人の友情を描いても良かった のではないでしょうか。 そもそも多くの友達がいて、レニーの危機を二度も救ったボブが 20人以上を殺した連続殺人鬼というのは何とも説得力が感じられ ませんでした。 動機が快楽殺人とFBI捜査官とのゲームを楽しむというなら、普段 からそれなりの変質者ぶりを多少は見せる必要があったのでは。 レニーを引き込んだのは彼を身代わりにしようとする意図であれば、 崖にぶら下がった彼を助ける必要はなく、そのまま落ちれば犯人は 車の事故で死亡となったのではないでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2022-05-30 18:43:44)《改行有》

51.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 もっとハチャメチャな内容かと思ったら、 意外と超人誕生のそれなりの科学的説明もしていて、意外と まじめに考えて作っているなと思いました。 とにかくテンポもよくて痛快娯楽作品として最後まで楽しむ ことができました。 それにしても元々の尺が短いためなのか、TVの2時間枠にある ったけCMを入れまくっても時間があまるからなのか、やたら 同じシーンを繰り返し見せられ、途中で頼んでもいないのに 前半のあらすじを挿入したりで、さっさと先を見せてくれよと ちょっとイラつきましたね。[地上波(吹替)] 6点(2022-04-13 20:01:53)《改行有》

52.  フェイシズ(2011) 《ネタバレ》 相貌失認というのはテーマとしては面白いし、 ストーリーもそれなりには楽しめましたが、とにかく主人公が 見える顔がその都度変わり、それに合わせて俳優も変わるので ただでさえ白人の顔は観ている側として区別しにくい(これは 一種の相貌失認なのか)ところに、次々と顔が変わって何が何 やら見ていて疲れてしまいました。 できれば識別しやすい日本の俳優さんたちでリメイクしてもら いたいですね。 ちなみに、相貌失認はあくまでルックスのお話であり、声は聞き わけられるのでしょうから、今まで目の前でしゃべっていた相手 がトイレで襲われて服を交換して犯人が現れたら、声で分かりそ うな気がいますが、どうなんでしょうかね。[地上波(吹替)] 6点(2022-04-07 13:50:48)《改行有》

53.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 予想外に面白かったしハラハラとさせてくれて楽しめました。別人が自分に成り替わり、妻にもしかとされて、これを納得の行くように説明するのは不可能だろうと思ったのですが、そうきましたか。それぞれの場面や要素はどこかでみたようなものばかりでしたが(ハードトゥーキルだったり、トータルリコールだったり)、なぜ主人公が大学教授のくせに強いのか、なぜ替え玉は主人公の素性を全て知っていたのか、など一応納得させられました。全てのは偶然の事故による主人公の一部の記憶喪失が原因ということになるのですね。 しかしいくら莫大な富を得られるからといって、一人の教授を殺してその研究を盗むのにここまで手の込んだ作戦を練るものでしょうか。病院の職員やタクシー運転手、暗殺チームも全滅、一体何人の人が死んだのでしょうか。それなら教授の娘でも誘拐した方が話は簡単だったのではないでしょうか。あんな暗殺チームがいたらJFK暗殺ももっとスマートに行えたかもしれない、などと良からぬことを考えてしまいます。 【追記】2022/03/23 4年前に観ていたけど部分的には覚えていても物語のキモ(自ら作り上げた偽りの記憶を自動車事故の後遺症により 本物だと思ってしまった)は全く忘れていて結構楽しめました。 医学的処理により虚偽記憶を脳に植え付けるのではなく、あくまで事故による混乱が原因としていたのがより リアル感が出ていたようです。殺し屋が心を入れ替えて真人間になるというラストも事故のせいということ なのでしょうか、いつかまた殺し屋に戻ってしまうのがちょっと心配ではあります。[地上波(吹替)] 6点(2022-03-24 11:49:43)《改行有》

54.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 美しい風景映像と悪い人は一人も出てこない べたな物語で、ローカル鉄道のプロモーション映画のような内容でした。 主人公が50歳を前にして大企業の重役の椅子を辞退して経営の苦しい地方 の鉄道の運転手になる決心をするというこの映画のキモの部分について、 その心境に至った理由付けを、小さい頃から電車の運転手になるのが夢 だった、工場のリストラと同僚の工場長の死、家族内の問題、母親の不治 の病など色々描いてはいるのですが、何だかどれも今一つ心に響くものが なく、それ故に全体を通して盛り上がりにかけて淡々と進行して終わって しまった印象ではあります。 次から次へと災禍が起きる昨今、こういう映画もありかなとは思うので すが・・・[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-21 13:24:10)《改行有》

55.  映画 ビリギャル 《ネタバレ》 ここのあらすじにも結末が書かれてしまっているし (これってネタバレじゃね?)、実話に基づいているのでハッピーエンド になるのが最初から分かっているので家族団らんでみるにはピッタシでは ありますが、プロ野球選手になることを父親から期待されている坊やの方 もおそらく挫折するだろうな、と思っていたらその通りになってしまった り、一応商業映画なのだから何かもう一工夫をして欲しかったような。 有村架純ファンの人ならたまらない映画ではあるのでしょうけど。 スマホが全く出てこなかったのは実話が2000年代初めだったからという ことなのでしょうが、随分と実話に忠実だなあ、などと思いました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-03 16:22:20)《改行有》

56.  ザ・バンク -堕ちた巨像- 《ネタバレ》 この手の外国映画で関心するのは、地名も国名も全て実名 が使われ、企業名も少しもじった程度なのでリアリティが感じられることです。 日本の映画もドラマもなぜそうならないのか、法的なルールがあるのでしょうか。 それはさておき、内容については怪しげな意味深な人物が次々に現れてサスペン スが盛り上がり期待が膨らむのですが、その割には何となく尻すぼみで拍子抜け な終わり方。黒幕の頭取も当初は冷酷無比な悪役ぶりなのですが、ラストはイス タンブールの街を一人でよたよた逃げ回るのはなんともいただけません。 美術館の銃撃戦も相変わらずの過剰演出。入場者はさっさと逃げろよと言いたい し、一体何人の殺し屋が投入されたのやら。刑事もコンサルタントも殺されて それだけでもNY市警にとっては大事件だと思うのですが。[地上波(吹替)] 6点(2022-02-07 14:01:59)《改行有》

57.  ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》 ここでの評価が意外と高いので多少期待はしましたが、ちょっと・・・というか、シュワルツネッガー映画の出来そこないみたいで、痛快感がなかったです。「要人暗殺+替え玉に仕立て上げられた男の逆襲」というパターンも随分見あきた気もしますし。オズワルド程度の男で十分だった替え玉を、ワイオミングで隠遁生活していた凄腕のスナイパーにしなければならなかった理由も納得しかねました。射程のすごさ以前の問題として、明るい湖の上から暗い小屋の中なんて真っ暗のはずで、ピンポイントで狙えるわけないのでは。しかもボートの上からなんて、あんたの祖先は那須与一ですか?ってつっこみたくなりますね。まあ複雑化してストレスのたまる世の中ですから、単純に銃で全て片づけるというのはある意味ちょっと憧れてしまうところはあります。 2021年12月追記 途中で何となく見覚えがあると思ったら11年前に観ていました。当時はややネガティブな 評価のようでしたが、今回観たところでは結構面白かったです。 確かに粗はあるのですが、今回はあまり気にはなりませんでした。年取って寛容になって しまったのかも。 最後の悪人皆殺しの場面ですが、通常はもっとじわじわといたぶりながら殺すところを 意外とあっさりと撃ち殺してしまったのが意外でした。大佐あたりはもう少し時間かけて 殺してほしかった、なあんて危ない人間の考えることですね。[地上波(吹替)] 6点(2021-12-24 12:37:36)《改行有》

58.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 いやあ、これは傑作ですね。登場人物が複雑に 絡み合って、次から次へと息をもつかぬ緊迫した展開に一気に 最後まで観ることができました。 実在の事件をベースにしている上に、日本では考えられません が皇室や銀行の名前が実名であるのでなおさら臨場感が伝わっ てきました。 ベースになった、ウォーキートーキー事件も、D通告もこれま で全く知りませんでしたが、勉強になりました。 ↓の方でどなたかがおっしゃっていますが、テリーは腕っぷしも 強く、度胸もしたたかさも知恵も備えているのだから、実業の 方だって繁盛してもよさそうなのに、何かどこかに欠点があるの でしょうか。 まあ、オレオレ詐欺を考え実行している連中も、堅気の商売だって 成功しそうですけど、世の中にはまともな仕事より犯罪の方が向い ている人が結構いるのでしょうね。[地上波(吹替)] 7点(2021-12-16 21:50:24)《改行有》

59.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 いきなり謎の女性からの電話で指図を受ける 二人の主人公たちの恐怖と混乱の中、序盤から次から次への展開で息つく 暇もなく一気に引き込まれて最後まで見切ってしまいました。さすがスピ ルバーグが製作指揮した映画だけはあると思います。 コンピュータの暴走というのはやや陳腐化したプロットではありました が、それなりに臨場感を持って鑑賞できました。 ただ、主人公や周辺の人間たちをいとも容易に操る圧倒的な能力を持つ 背後の“人物”について、果たして結末において合理的な説明をしても らえるのだろうかという、この手の作品に対するいつもながらの不安も 観ながら感じてしまいました。 ジェリーの方は、なるほどそういうことで必要だったのか、とそれなり の納得はしましたが、果たしてレイチェルは必要だったのでしょうか。 あんな手の込んだことをせずに、何から何まで自由に意のままに操作で きるのであれば、軍のトップでも操って核兵器でも議事堂にぶち込めば それで済む話ではなかったのだろうか、その方がよっぽど簡単ではな かったのか、などと思ってしまいます。 その点がちょっと残念なところではあります。[地上波(吹替)] 6点(2021-12-10 20:40:20)《改行有》

60.  ランダム・ハーツ 《ネタバレ》 なるほどこれはサスペンスを期待した人に とっては全く期待を裏切られる、コテコテのラブロマンス なんですね。 不倫された者同士の何ともくさいセリフと展開には新鮮味 は全くありませんでした。 しかしそれでも、昨今の殺伐とした世の中では反ってこう いう根っからの悪人の登場しない暴力シーンの無い穏やか な物語は私的には結構はまりました。 製作側が意図したのか分かりませんが、昔の「旅愁」の逆 バージョンという感じですね。[地上波(吹替)] 6点(2021-12-07 15:18:26)《改行有》

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