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プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  海底二万哩 この作品は子供の頃から特別な思い入れがあり、深海をゆったりと潜行するノーチラス号にはもうゾクゾクものでした。頭部は硬質なエビ、胴体はカジキをイメージさせるノーチラス号の荒々しくも美しい勇姿にすっかり一目惚れ。潜水艦の出てくる映画は数多くありますが、これほど毒っ気が強くインパクトのある潜水艦は、そうはお目にかかれないでしょう。見せ場もたっぷりと用意されており、とくに巨大イカとの格闘シーンと人喰い人種の襲撃シーンは力強い描写も手伝いなかなかの見応え。ディズニーの家族向け映画にしては、意外なプロットと個々の人物描写ともに秀逸。特撮は今見ても充分に味わい深く、質の高い古典SFといえるでしょう。9点(2003-03-24 19:29:12)(良:1票)

42.  日本誕生 ラストに尽きる! 平和な大和の国を願う日本武尊(ヤマトタケル)の怒りが爆発する、ラストのクライマックスは圧巻の一語。日本特撮の父、円谷英二の節目を飾る集大成と言ってもよく、伊福部昭の荘厳なレクイエムを背景に特撮の幻想的シーンが存分に堪能出来る。このラストシーンを拝見出来ただけでも大満足で、評価は大きく跳ね上がりましたね。なんでも東宝映画1000本を記念して作られた、東宝スター総出演のスペクタクル大作。正月番組の隠し芸大会さながらのルックスで、みなさん御苦労さんって感じで物語は進みます。しかし盛り上がりに欠ける平坦な展開は否めず、しかも180分という長丁場も手伝い、うーんさすがにダルいな~という感じがムラムラと沸き起こってくる。(もっとも、乙羽信子演じるアメノウズメのヘンてこな躍りだけはウケたが) 唯一の見どころといえば、三船敏郎演じるスサノオノミコトが八岐大蛇を退治するくだりだけだし…。さすがの名匠稲垣浩も歴史大作モノにありがちな轍を踏んでしまったか、と思いきや前述したようラスト10分で起死回生の大逆転劇。やー、映画って野球と同じで最後までグッとこらえて見るものですね。つくづくそう思いました。8点(2005-03-01 21:50:07)

43.  隠し砦の三悪人 捻りを効かした抜群のストーリーテリング、全編オープンロケが放つ独特の雰囲気描写、見る者を唸らせるスリリングな演出などなど、いかにも黒澤監督らしい重量感のある作品。序盤、二人の百姓男の前に現われる三船敏郎演じる荒くれ者と、その背後に見え隠れする謎の若い女。この二人、一体何者であるのか。しかも多額の黄金が砦近くに隠されているという。ミステリアスな雰囲気を漂わしゾクゾクさせてくれるわけだが、それがこのままサスペンスフルなシーンの連続で終盤まで一気に見せてくれる。また途中、六郎太の前に田所兵衛(藤田進)が立ちふさがり、この勝敗がラストの見せ場へ繋がるという演出も個人的には気に入っています。姫君の気になる台詞回し、百姓男二人の漫才調のやり過ぎ感もなくはないが、エンターテイメント時代劇としては他の作品と一線を画しておりやはりクロサワは格が違う。8点(2004-10-04 17:22:59)

44.  原子怪獣現わる モデルアニメーションの巨匠、レイ・ハリーハウゼンの特撮映画デビュー作。しかも↓の【鱗歌】さんのおっしゃるとおり、「ゴジラ」の元ネタと思われる記念すべき作品。ちなみに、ハリウッド版「GODZILLA」はこの作品のまんまリメイクですね。初見はずいぶん前なんですが、灯台守がマド越しに怪獣(もっとも巨大化した恐竜なんだが)と目と目が合うシーンがインパクト大で、あれはホントにコワかった。そうそう、怪獣が発散する放射能の影響で人々がバタバタと死んでいくシーンも印象的で、あれもホントにオソロシかった。アイデア、メッセージ性とも素晴らしく、本作は特撮怪獣映画の古典的名作と言い切って良いと思いますよ。8点(2004-07-08 11:07:08)

45.  空の大怪獣ラドン 「ゴジラ」の有無を言わさぬ激烈なキャラクター、「モスラ」のファンタジー色豊かで平和の象徴とも言える異色性。確かなメッセージ性に裏打ちされた前2作に挟まれ本作は、これといった特徴もなく印象度は高いとは言えない。精巧なミニチュアワークを取り入れた特撮という技術がウリなだけに、改めて見直すと悲しいかな時代を感じさせてしまう。しかも、ただ怪獣が出ましたやっつけましたでは如何ともしがたく、度重なる核実験による放射能汚染が出現の要因というのも今回は取って付けたみたいだし…。しかしそんな中にあっても、伊福部昭の荘厳で哀感溢れる音楽は時代を超え素晴らしいものがあります。作品全体を格調高く押し上げており、とくにラスト、人間社会の前に姿を現した巨大生物の悲劇を描き切ることに多大に貢献していた。まぁなんだかんだ言いましたが、邦画史上記録されるべき特撮怪獣映画の名作には違いありませんね。8点(2004-07-08 11:05:22)

46.  顔のない眼 強烈なインパクトを放つ作品だった。後々、恐怖映画に多用される白マスクは、この作品がきっかけになったのであろうか…。ただ、この白マスク、不気味さだけではなく悲哀をも醸し出しているところが秀逸。若い女性の顔の皮膚をペロッと剥ぎ取る手術シーンもショッキングだったが、何より、シュールな雰囲気満点なラストが強烈な印象を放つ。怪奇色を彩るオリジナリティ溢れる音楽と共に、白ずくめの少女が闇夜を彷徨うエンディングは大変もの悲しく、恐怖映画の名作と言われるだけのことはあると思います。8点(2004-04-12 21:00:10)

47.  居酒屋(1956) エミール・ゾラの小説を、名匠ルネ・クレマンが映画化したもので、パリの下町に住む“女の半生”をシビアに描いたリアリズム映画の代表作の一本。前半早々から開始される、主人公演じるマリア・シェルの洗濯場での乱闘シーンは圧巻で、クレマンの迫力ある演出にド肝を抜かされる。主人公の幸せな日々もつかの間で、夫の事故をさかいに駆け足で堕ちていき、ラストからエンディングにかけての崩壊劇は強烈で見る者を圧倒させる。この陰惨極まりない物語で唯一の救いといえば、グージェと旅立ったしっかり者の息子の存在ぐらいなものであろうか。悲劇の極みに引きずり込む強引な展開は、残念ながら不快感と違和感が残りまくる。あまりにも観念的で図式的に捉えすぎており、説得力に欠けるのは否めない。しかし、マリア・シェルの迫真の演技も手伝い、クレマンの一級品の描写力には感服させられるわで、映画史上に残るべく傑作には間違いない。8点(2003-08-30 14:42:30)(良:1票)

48.  蝿男の恐怖 もう30年以上前にテレビで見ましたが、タイトルからしてインパクトあり過ぎで、大変ショッキングな映画だったのを覚えています。続編も作られたりリメイクされたりで、SFホラー系のネタとしていかに面白く強烈であるかがわかると思う。この映画、人体実験のシーンがヤマ場には違いありませんが、それに至るまでの実験過程も見応えがあり、ドキドキ感は十分にありましたね。とくに、ペットのネコ(自分の記憶が正しければ)を電送装置で試してみるシーンがあるわけですが、どこか異次元に飛ばされてしまい、姿がないのに鳴き声だけ聞こえたのは心底ゾ~としましたね。人体実験の悲劇を描いた映画はけっこうあるわけですが、これ程残酷で、悲し過ぎる結末を迎えるという作品も珍しいのではないだろうか。まさにB級SFホラー映画の傑作です。8点(2003-06-14 20:38:48)(良:1票)

49.  シンバッド七回目の航海 シンドバッドシリーズでは、もちろん怪物がお目当てで「何が出る」「早く出ろ」で子供心にワクワクドキドキしたものだ。ハリーハウゼンのカクカク動くモデル・アニメーションという手法は、昨今主流のCGとは違う意味での良さがある。この映画でのお気に入りは、鎖で繋がれた火を吐くドラゴンの登場シーンです。8点(2003-06-07 14:28:27)(良:1票)

50.  禁断の惑星 まずタイトルが本格的なSF映画をイメージさせてうまいと思う。人間の潜在意識を実体化した“イドの怪物”という着想も格調高く秀逸。なんといっても、姿の見えない“イドの怪物”がジワジワと隊員に向かって来るシーンなんか、子供ごころにドキドキしたものです。しかし改めて見直すと、リアルなCGで迫力満点な映像が作れる昨今、古ぼけた感じは否めない。古き良き50年代のノスダルジーを感じさせてくれた、古典的名作に敬意を表して、8点。8点(2003-05-31 13:10:21)

51.  ローマの休日 誰しもが認める名作でしょう。小さい頃から幾度となくテレビで見てきましたが、オードリーの清楚な美しさ、そしてあの笑顔が万人に好かれる所以なんでしょう。可愛さ満点のオードリー、粋な二枚目のグレゴリ-・ペック、監督は名匠ウィリアム・ワイラー、アカデミー主演女優賞 …と、くればケチの付けようがありません。ただ、カラーでなかったのが残念。8点(2003-05-04 13:06:07)

52.  宇宙戦争(1953) 初見はうーんと昔の子供の時なんですが、大人向けの本格SF映画という感じでしたね。冒頭から友好的な人々を、熱光線でバーっと焼き殺す場面にはド胆を抜かされました。なによりウォーマシンの姿かたちが不気味にして斬新で、色つやといい、動く様といい強烈な印象を受けましたね。一つ目宇宙人はその当時「出た! 出た!」で怖かったわけなんですが、今振り返って見ると笑えるキャラクターですね。ラストは一瞬拍子抜けしました。でも案外、現実はこんな形でケリがつくのではないかと妙に納得しましたが。8点(2003-03-24 18:38:43)

53.  放射能X 核実験による放射能汚染の影響を受け、巨大蟻が出現して人々を襲う。題材が題材だけにややもするとB級怪物モノになりかねないわけだが、本作は決してそのような安直さはなくなかなか良く出来ています。たしかに、今日的な視点で見るなら特撮は時代を感じさせ苦しいものがある。巨大蟻の襲撃シーンはさほど恐怖感は伝わって来ず、鳴き声がなにやらひぐらし(セミの一種)のようだし…。ところがその一方、しっかりした脚本にアイデア、カメラワークなどちゃーんとした作りになっている。後々、「エイリアン2」やTV番組「ウルトラQ」などSF作品に多大な影響を与えたのは事実でしょう。とくに「エイリアン2」では放心状態の少女、女王蟻に卵群、子供の救出を兼ねた掃討作戦まで、かなりのアイデアとシーンが引用されており、キャメロン監督は本作が余程気に入ったみたいだ。当時としてはなかなか衝撃的であり、SF映画史上、記録されるべき作品には違いないですね。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-13 23:21:08)(良:1票)

54.  地底探険 笑いを誘うユーモラスなガチョウ(アヒルか?)や、あっと驚く地底からの脱出劇から分かるようかなりファミリー向けに作られた冒険SF。モンスターよ早く出ろ出ろで、引っぱるだけ引っぱってやっと出たのが背ビレを付けた大トカゲ。合成バレバレの襲撃シーンは時代を感じさせキツイものがある。しかし、共食いをしている脇をすり抜けるカットは脳裡に焼き付くほどショッキング。味わい深いハリーハウゼンのモデルアニメーションと比べるなら、こと特撮に関すると評価はカクーンと落ちる。それよりも独創性溢れるセット美術に、ワクワクドキドキ感充分のストーリーが魅力的。ヴェルヌの世界観をそこはかとなく漂わせており、初見は遠い遠い子供の頃で存分にイマジネーションを掻き立ててくれた。そんな本作にちょっと甘いが7点です。[地上波(吹替)] 7点(2005-09-16 23:38:38)

55.  手錠のまゝの脱獄 人種を超えた友情を描いているのはもちろんのこと、囚人の命さえ軽く見る人狩りにリンチという蛮行をも取り上げている辺りは、いかにもスタンリー・クレイマーらしい。さらに保守的な南部の人々にも悪玉と善玉とに色分けしており、なかなか厚みのある人物描写。その一方、ありきたりなラブドラマをヤマ場に持ってくる展開には、ちょっと興醒め。しかも、子供を一人残して囚人と母親の逃避行?ってオイオイ。まぁしかし、シドニー・ポワチエとトニー・カーティスの、ドロドロかつ危険度の高い好演も手伝い見応えのあるサスペンス映画にはなっている。7点(2004-08-24 11:33:58)

56.  眼下の敵 人物描写、艦内描写(とくにUボート)共に何だか嘘っぽく底が浅いなーと思いつつも、作り手のスリリングな演出のおかげで最後まで一気に見せてくれた。米軍と独軍、対等に血の通った人間として描かれており、しかも予想を覆す結末をも含め、この時代に米国で、本作のような映画が作られたことは評価に値するのではないだろうか。もっとも作り手は、スポーツマンシップというか騎士道精神みたいなものを、ただ単に、戦争映画に託して描きたかっただけなのかもしれないが。しかし、歴史的事実を踏まえたリアリティ溢れる戦争映画という視点からすると話は別。戦争の本質がさほど見えて来ず、とくにラストの人間ドラマは嘘っぽく説得力に欠ける。(強烈なメッセージと余韻を残す「Uボート」「プライベート・ライアン」を見よ!) 頭脳戦アクション映画として見るならば上出来です。7点(2004-05-08 11:09:33)

57.  宇宙水爆戦 50年代を代表するSF映画のひとつで、お目当てはSF好きなら一度は見てみたいメタルーナ・ミュータント! 「早く出ろ出ろ」で中盤あたりまで若干退屈なんですが、突如、円盤が現われるシーンからおもしろくなってくる。やがて終盤に、何の脈絡もなく姿かたちを現すメタルーナ・ミュータント。たしかに不気味だが(もちろん当時としては斬新で強烈だったろう)、モタモタ歩くだけで何だか迫力不足。それよりも、特撮と映像が素晴らしい。とくに、流星群や地下都市なんかは目を見張るものがあり、リアルタイムで観たならばさぞや驚いたことであろう。テクニカルカラーも一役買っており、なかなか味わい深いSF映画でした。7点(2004-02-25 23:45:30)

58.  遊星よりの物体X 初見は随分前なんですが、てっきりB級ホラー映画だと思っていたものの、SF映画の名作であったことを後に知りビックリ。しかも、デカい怪人が人を襲うという古典的な演出で恐怖を煽る映画だけに、改めて見直すとやっぱり陳腐。だけど当時としては、発想、映像、特撮等、ショッキングなSF映画ということもあり、観客にはウケまくったんだろうなあ~、きっと。そうそう、ディミトリ・ティオムキンの不気味な音楽は良かったゾ! ! SF映画の古典的名作に敬意を表し、うーん7点。7点(2003-10-30 13:33:42)

59.  死刑台のエレベーター(1958) 二つの殺人事件を絡ませるという発想がおもしろく、じわじわとアリバイが崩れてゆく過程が見ものでした。まさに、サスペンスの醍醐味を十分味わうことが出来た本作品。ところで、フロランス(ジャンヌ.モロー)が夜のパリの街を渡り歩くシーンがあるわけですが、その当時の活気ある様子がみごとに映し出されており大変気に入っています。7点(2003-06-07 14:51:02)

60.  ダイヤルMを廻せ! ヒッチコック劇場のゴージャス版という感じで、サスペンスのお手本みたいな作品。ひねりが利いており、二転三転、最後の最後まで眼が離せない。俳優陣の手慣れた演技は、今さらどうこう言うこともないレベル。やはり紅一点のグレース・ケリーは美しく魅力的で、とくに判決を下される時の表情は印象的でした。7点(2003-05-04 13:06:46)

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