みんなのシネマレビュー |
|
41. DRIVE 《ネタバレ》 SABU監督を初めて見た。好きかも。すごいシュール。でもはちゃめちゃぶりが、潔い。この作品のラストとか想像付かなかったし、展開が読めない。奇抜なストーリーの基盤は、原始的な人間ドラマ。ドラマはきちんとある、そこが良い!堤真一が夜中に荒運転しているシーンでは、感極まるものがあった。(笑)8点(2004-08-05 00:10:29) 42. のど自慢 「のど自慢」には全く興味がない。けど、それに出場しようとした人の背景には、興味があるかもしれない。個々の持っている悩みや、対面している問題を、「のど自慢」を通して描いているのであって、「のど自慢」はそのフィルターにしか過ぎない。とても上手くまとまっているし、ついつい涙が出てしまったシーンもある。こてこて定番なのかもしれないけれど、それはある意味基礎底辺。最近多い、内容の無い映画より、人情溢れるこっちの作品の方が、断然良いと思う。8点(2004-08-01 13:13:17)(良:1票) 43. パトリック・スウェイジ/復讐は我が胸に 80年代の夕方ドラマのような印象。期待していなかった通り、やっぱりイマイチでした。ストーリーがよくわからんし、悪も正義もよくわからん。パトリックもたいして格好よくなかった。3点(2004-08-01 13:00:15) 44. 恋する惑星 よく分からなかったです、ストーリーが。ただ、その場合私はたいてい、鑑賞後に空虚感を感じるはずなんですが、これには感じませんでした。どちらかというと、不思議な充実感がありました。良い意味でも悪い意味でも、きっとストーリーよく分からなくてもよい作品なんでしょうね。「雰囲気」を楽しみました。 まさに酔わせる作品。5点(2004-07-29 22:38:16) 45. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 アナキンの今後が気になります。人間の弱さが伝わってくる……。7点(2004-07-22 20:53:19) 46. 蛇イチゴ 作品としては嫌いじゃないのだけど、つみきみほの演技が鼻についた。「半落ち」の鶴田真由も私はだめだったけど、なんか似たような印象。ストーリー自体は飽きずに見れた。6点(2004-07-18 20:41:40) 47. 太陽がいっぱい まず映像がとても綺麗だった。「奇蹟の海」を見たときも思ったのだけど、「海」には残酷なストーリーが似合う。「海」が舞台の善人のストーリーだと、お腹いっぱいになって見ていられないだろうが、「海」の輝く映像と人間の醜悪な部分、皮肉な人生はとても合う。そういう意味でこの映画はミスマッチではない。7点(2004-07-18 20:26:25) 48. 女はみんな生きている 高レビューではあるけど、「フランス映画だしな~どーせ私とは色が合わないよ。ふふ~ん」と思っていた私に、感嘆の溜息をはかせたこの映画。良い! とても良かった! 実に爽快で、気持ちが良い。ただ一つ思うのは、きっと女性に好かれる映画であるだろうということ。視点が女性の場合、一種の快感を得られると思うのだが、男性の目からは、ご都合主義にしか見えないのではないだろうか。私は女という立場から、半分以上女であろう出演者の感情だとか、心情が分からなくもなかった(←濁し発言)。だけど、男性には……分からないでしょ。「ピアノ・レッスン」「ダーティ・ダンシング」もこの類かな。女として心から楽しめた作品でした!9点(2004-07-14 11:58:38) 49. さとうきび畑の唄〈TVM〉 泣いた~。かなり泣いた。けど個人的にはライフイズ・ビューティフルのロベルト・デニー二を思わせるような、さんまさんのキャラは好きではないです。でも相当泣きました。8点(2004-07-12 19:38:12) 50. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 初スターウォーズ。久しぶりに童心に戻ったな~。8点(2004-07-11 20:06:43) 51. 時計じかけのオレンジ 好きか好きではないかで点数をつけているので、この点数。この作品は間違いなく「映画」であって、多くの人に衝撃を与えている。決して忘れられない作品だと思うし、語り継がれてゆく名作かも知れない。……でも出来れば目を背けていたい世界。関わりあいたくない世界。なのでとりあえず、この点数で。5点(2004-07-10 21:32:06) 52. マーズ・アタック! 《ネタバレ》 単純な発想(笑)。火星人がやって来て、地球を侵略しようとしている。世界各地に住む人の心情と混乱、立場と価値観。絶望の中、火星人から地球を救ったのは私たちの身近にある、○○だった。絵空事の世界だけど、それはそれで楽しめた。6点(2004-07-08 09:00:26) 53. アダプテーション 全く心に詰まりませんでした。 ラストの展開、色んな意味でありえない。3点(2004-07-04 19:49:11) 54. 誰も知らない(2004) 一番始めにレビュー書くのって、相当緊張します。しかも長男役の柳楽くんは、最年少でカンヌまで行ってしまい、今や超話題の人。この作品も注目されているんですよね。でもですね、私ははっきり言って是枝監督の作品が好きではありません。「映画」という虚構の世界の中で、彼の作品は非常に現実感があるように見えます。実際に存在する世界をスクリーンを通して眺めているのかなと、錯覚することもあります。ですがそんな世界は存在しません。監督の指示で役者が動き、カメラで撮り完成された、フィルムの中の世界です。カメラのブレからも感じてしまうのですが、彼の作品は観客とスタッフの距離が近すぎます。だから、すごくリアリティのある虚構を見せられている気がするのです。「映画はひと時の逃避」と考えている私には入り込めない世界です。3点(2004-07-02 22:18:11)(良:1票) 55. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 コーエン兄弟作品を思わせる、先の読めない展開。だけどこの作品は彼らのより数百段も格好いい。これは間違いない。強引で滅茶苦茶であるけど、それも人生かもしれない。お母さんにピンクのキャデラックをプレゼントするシーンの台詞は、センスあるなぁと、溜息がでた。終始、緊張感を保って観ていられる作品。ごたごた言葉を並べてみたけれど、一言で言うと、私にとってすっごーーーーい好い映画!です。10点(2004-07-01 23:07:31) 56. シルミド/SILMIDO 泣きました。今までシルミ島の存在すら知りませんでした。あんな非現実的な現実が存在していたなんて、知る由もありませんでした。何を恨めばいいんですかね。運命ですか、自分の罪ですか。権力者は歪んでいて、真直ぐなのは犯罪者たち。そうなのかもしれない、と率直に思いました。色んなことを考えさせられる映画でした。娯楽映画ももちろん好いけど、心の髄に響く、こういう映画が受け継がれてゆくことを願います。9点(2004-07-01 08:32:08) 57. 解夏 綺麗で簡単すぎる二人の関係。現実はこうはいかないと思う。そんな綺麗ではない現実の方が、ドラマだったりする。4点(2004-06-28 18:11:18) 58. ナイアガラ ナイアガラ尽くしのこの映画。ナイアガラ観光局が作ったのか、って言うくらい観光名所のオンパレード。お腹いっぱいになりました。モンローは綺麗だったけど、寝起きもお風呂でも真っ赤な口紅つけてて、ある意味可笑しかった。5点(2004-06-22 12:39:18) 59. パンチドランク・ラブ 正直よくわかんなかった。期待の裏切られ方は、「シリアルママ」と同じくらい。でも映像はとっても綺麗で、監督のセンスが光ってました。DVDパッケージも好い。5点(2004-06-21 12:53:33) 60. ビッグ・フィッシュ ファーストシーンで引き込まれ、クライマックスまで笑い、ラスト泣かせてもらいました。ファンタジーというジャンルはあまり得意ではないけれど、これは誰にでもお勧めできます。ティム・バートン監督、映像がとっても綺麗。映画を観ながら同時に、美術館と演奏会を味わっている、贅沢な時間を過ごしました。9点(2004-06-17 16:06:14)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS