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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. 奇跡の海 《ネタバレ》 愛する者に殉ずる素晴らしさと危うさを、トリアー独自の目線でドッシリと仕立てた人間ドラマの佳作、と、解釈。 「愛する君のためなら何でもする。」つもりでも、「ある程度の事」「金以外の事」の二言を付け加えてしまう修行不足の私には、こんな生き方は真似出来ませんが。 しかし、問題の鐘は「迷える子羊ほど、愛しいってか?神様よ?何様だ?」と、思わず悪態をついてしまうラストシーン。何様も何も、神様なのだが。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-13 22:00:11)《改行有》 42. ダイ・ハード2 前作ほどではなかったが、及第以上の作品。いかにも!と言った感じの堂々たるハリウッド・アクション・ムービー。どーでもよさげなドンデン返しや人間描写の散漫さ、若干の消化不良を感じつつも、テンポの良さがそれらを忘れさせる。 ハリウッドと雪の相性も、何だかカビの生えたジンクスに、なりつつあるね。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-22 00:46:40) 43. マイ・フレンド・フォーエバー 少年時代の思い出はかけがえの無い黄金の輝きに似た時間なのだと、本作品を鑑賞した後に強烈に感じる。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-02 23:10:34) 44. サルサ! 染み出るような情熱というか、芳醇な甘さというか、堪らないですね。貴方がサルサミュージックの熱量に当てられてしまったのなら、この作品の真価といえるんじゃないですか?もぉ、冒頭のピアノ掻き鳴らすシーンだけでウットリするね。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-02 19:34:11) 45. 不機嫌な赤いバラ 年齢に縛られることなく、我儘が許されるのがイイ女の条件である。という理論が遺憾なく発揮。そしてその我儘に簡単に屈しない(屈せない)のも、吹けば飛ぶようなではあるが男の可愛い意地なんである。そう思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-04 04:39:13) 46. フライド・グリーン・トマト こういう人間賛歌にゃ、弱い。そう、喜怒哀楽を共有できる性差人種を問わない一生モノの友達って、やっぱり大事なんだよね。しかし、片腕の男の子のエピソードって、弱くない?なんか話的にも浮いてた様な…。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-18 13:40:34) 47. クライング・ゲーム 《ネタバレ》 ヒロイン(?)があそこまでセクシーならば、いくら○○がついていようが、私は愛せます。「ま、いいか」とか言いながら愛せます。笑。だから主人公がヒロインの○○を見たときにバスルームで嘔吐するほど嫌悪するってのは、なんかアイリッシュの戦士も肝が小せぇなあ、と思いながら観てました。ですが、結果オーライなラストシーンは、結構キュートでしたね。ある意味、これ、ラブコメ映画です。秀作な。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 06:23:14) 48. ブッチャー・ボーイ 《ネタバレ》 可笑しい。信じられないぐらいの主人公の悪童ぶり。でも、何か憎めない、同情とは違う何かを、主人公には抱いてしまう。女神(天使か?否!みたいなの)との対話で締めくくられたラストシーンの良さは、なんともいえない清涼感。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 04:59:54) 49. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち こういう映画を見た後は、如何に自分が今の人生と向き合えていないか、という点にいつも悩まされる。私は天才でも何でも無いんだけど。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-10 04:44:05)(良:2票) 《改行有》 50. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ 戦争を背景とした映画(特にこういう「ドイツ人憎し!」みたいなのは)自体、苦手なのだ。が、嘘肯定人生を歩む私としては、この物語は何とも素敵だ。美しい嘘は、時に甘露である。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-17 17:56:39) 51. 酔拳2 J・チェンって、何なんだ?歳、幾つなんだ?役どころが若いってのもあるが、こんなアホ臭さとアクションが、何でいつまでも面白くて格好イイのだ?で、如何でもいい事かもしれないが、吹替えと字幕の日本語訳に差があり過ぎる気が…ま、いいっか~痛快!8点(2005-02-09 00:01:28) 52. ドラキュラ(1992) モンスターの稚拙さも気にならない訳でもないが、何とも奇妙で切ない物語だったと。自らの血を与えようとし、そして葛藤する伯爵のシーンは、ゾクゾクした。8点(2004-04-21 01:08:05) 53. クリスマスに雪はふるの? 《ネタバレ》 クリスマスに雪が降るだけで、ここまで美しいラストシーンを飾れた作品は他にそう無い。アホみたいに劣悪な日常だろうが、ウンザリしそうな環境だろうが、クリスマスに降った雪の白さが、無垢で希望に満ちた「明日」を予感させる。「SNOW」には「誤魔化す」というスラングもあるらしい。だけどいいじゃないか。作中の家族に幸あらん事を雪に祈ってみましょう。[ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-16 00:35:18) 54. 生きてこそ 荘厳にして尊大、そして過酷な大自然に囲まれて、未だ「明日」を見ようとする彼等の視線に、ただただ敬意を払うしかない。「此処に留まって死ぬんなら、前に歩いて死のう」は、ノンフィクションな名台詞だと、思う。8点(2004-01-14 23:54:52) 55. 絶体×絶命 追う者と追われる者の「奇妙」な関係が、面白い。しかし邦題はダサいなぁ、と、思う。8点(2003-08-27 11:02:35) 56. ラン・ローラ・ラン 《ネタバレ》 冗長になりそう、で、そうはならなかったアイデアは凄く良い。アニメを織り交ぜるアレも、スピード感あって、良い。しかし「カジノ」のオチは、減点モノ。捻りの無い!否、笑うところなのか?全体的には嫌いじゃない作品。で、彼女が叫ぶ時にモノが壊れるのは「ブリキの太鼓」のパロかな?どっちもドイツ映画だし。[映画館(字幕)] 8点(2003-08-14 19:38:30) 57. トレマーズ 《ネタバレ》 明るく、乾いていて、悲壮感も無く、「恐怖」が主役ではない(香付け程度に恐怖かも?)モンスターパニック物。ありそうで、無い。そうか!「高オニ」か~!皆の逃げるシーンでの、あの愉快さは!ま~ぜ~て~(笑)8点(2003-07-06 10:58:05)(良:1票) 58. ハーモニーベイの夜明け ゴリラとアンソニーの演技って、何事?凄かった。しかしアンソニー・ホプキンスの怪演振りに他が圧倒気味?と、感じつつもキューバ・グッテン・Jも頑張ってた。8点(2003-07-03 19:06:50) 59. リプリー リプリーのと言う男の暗部は、何と人間くさい事か。最後まで彼は彼で在り過ぎた。演じるマット・デイモンも、見事。スッキリはしないエンディングだったが、アリでしょう。これは。8点(2003-06-28 02:05:24) 60. シュリ 南北情勢が微妙なクセにこんな映画って、アリ?スゲえな。この映画の製作者の映画に対する情熱ってのは、凄い。負けてる。日本。って、別にワザワザ比べなくても良いじゃん?とも、思うが。8点(2003-06-20 13:11:06)
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