みんなのシネマレビュー |
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41. ガメラ2 レギオン襲来 シリーズ三作中最高の出来。ガメラと戦う自衛官の姿がとても印象的でした。個人的には小型レギオンを対空機関砲で打ち落とすシーンがかなり気に入ってます。9点(2003-08-01 20:25:05) 42. ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 確かにこの作品は前二作、特に二作目と比べるとストーリーに少々物足りなさがあり、これまでのよりも見ごたえは薄くなった感もあるかもしれません。しかし、シリーズ完結作として、古代人によるガメラの創造の真実、また古代の邪神イリスとの決戦というシリーズにおいて大変重要な部分がしっかりと組み込まれているのです。また、古代怪獣と現代の子供を組み合わせることによって前二作とは全く違った世界観を作り出そうとした、とも言えます。ストーリーが薄いとかはともかく、シリーズ完結作としての使命はちゃんと果たせており、なかなかのものだと思います。7点(2003-07-31 23:43:37) 43. 学校の怪談 このシリーズ、とくに一作目はかなり好きです。本をまとめてそのまんま映画にしたって感じですが、旧校舎の恐ろしい雰囲気や、人体模型の気持ち悪さ、どの部分にも非常に学校特有の怖さをうまく表現してると思うんです。確かに大人の目で見れば子供だまし的な部分が多いかもしれませんが、対象がほぼ小学生の映画なんですし、大人に対しても十分配慮がなされていると思います。7点(2003-07-31 14:40:56) 44. ブレードランナー 完全版を見ました。この映画、レンタルビデオ屋のマイノリティ・リポート公開特集とかで棚の表に出てたんですが、マイノリティなんかとは全く次元の違うとても重厚な作品に思えました。人の形をしていながら人でない、レプリカントの視点で見た「命」があまりにも尊く、その「命」に固執し地球にやって来たレプリカントを思うと月並みですが率直に命の尊さと言うものを実感してしまいます。9点(2003-07-29 18:10:18) 45. インデペンデンス・デイ もうアメリカ至上主義にはうんざり。なんであんなにアメリカ大統領が偉そうに演説してるんだろ。こういう映画こそ世界各国の合作にしなければならないと思う。作中にはエイリアンを撃退するべく世界各国の軍用機が共同で作戦行動をしているが、だいたいイスラエルと周辺各国がそう簡単に共同作戦なんてできるわけない。世界を軽視しすぎだ。0点(2003-07-25 17:33:33)(良:1票) 46. ブレインストーム 《ネタバレ》 名作との声もあり、期待して見たけど全体的に話の主題がよくわからなくなっていった。前半はブレインストームを悪用しようとする軍や会社と戦う女性研究員、後半は女性研究員が残した死後を記録したテープを体験しようとする主人公といった感じで、どうもどこかで話を摩り替えられた感がある。5点(2003-07-25 17:02:37) 47. ウエストワールド 《ネタバレ》 あまり期待せずに見たが、ジュラシックパークなど足元にも及ばぬ大作。ユリ・ブルンナーのガンマンロボットは必見。しかしこのころのSFによく見られることで、最後の方はほとんどSFと言うよりも恐怖映画になってしまってることと、後味の悪さにはもう一工夫欲しかった。 7点(2003-07-24 19:20:02) 48. 八つ墓村(1977) 渥美清があれほど金田一にはまるとは思わなかった。だが、冒頭の日航機の爆音はいたたまれない。7点(2003-07-24 19:11:46) 49. 犬神家の一族(1976) 《ネタバレ》 そのまま見ても十分に面白い作品ですが、原作も読むとこの作品のすごさがもっと分かってきます。原作でも本作でも犬神佐兵衛の恐ろしさが作品の中心となっています。しかし原作では左兵衛の明るい部分が垣間見られたりと、恐ろしさを減らせてしまっているように感じられる部分もあるのですがこの作品では佐兵衛のそういった部分は完全にカットされ、「真っ黒」な感じに仕上がっています。また会社が原作では犬神製薬ではなく犬神製糸なのですがこの変更によってケシの栽培という「黒い部分」を作り佐兵衛の恐ろしさを倍増させています。しかしこの作品のそういった素晴らしい手腕を拝見するたびに、後年の「八つ墓村」が残念に思えてなりません。[映画館(邦画)] 9点(2003-07-24 19:06:47) 50. ターミネーター2 感無量。こんなにしっかりした続編、ほかに見たことが無い。10点(2003-07-22 22:56:36) 51. 野獣教師 《ネタバレ》 この作品、隠れた名作なような気がしないでもないです。ただ、トムが最後に校長を仕留めるときの台詞が一番の見せ場のはずなのに、明言をはいてくれなかったのが残念でなりません。もし自分が脚本家だったらせめて何も言わせず、仕留めさせたと思います。あと、生徒をもう少し深く描けたらよくなったのではないでしょうか。この辺は1時間半の映画では厳しい部分も多かったようにも思います。でも、この映画のラストシーンは気に入ってます。全てが終わり明るくなり始めたころ、生き残った二人はこれからの身の振り方を語りながら学校を後に歩いていく、なにやらシリーズ物の始まりを思わせるいい雰囲気だと思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2003-07-22 20:05:50) 52. ターミネーター3 最悪。T2をすべて否定してる。「恐れるな、運命は変えられる」ってコピーだって思いっきり嘘だった。 1点(2003-07-15 18:45:18) 53. 山猫は眠らない 大抵の映画では狙撃兵というと脇役でちょっと出てくるだけだったり、狙撃兵中心の映画といっても他の要素が膨らみ過ぎて純粋な狙撃兵を描いていない作品が多いのですが、この作品は[SNIPER]という原題の通りに、完全に登場人物である二人の狙撃兵を中心に物語が進んでいきます。トムべレンジャー扮するベケット曹長は腕利きの狙撃兵であるものの、「狙撃」に対し苦悩し、孤独な戦いを経験した熟練の狙撃兵。ビリーゼイン扮するミラーはオリンピックのメダリストであるものの、人を殺せないコンプレックスに悩む参謀幕僚。パナマの密林で共にに行動し、互いにぶつかり合いながら「狙撃とは」をひたすら追求していくミリタリーサスペンスの傑作。この作品には本物の狙撃兵の姿が描かれています。 10点(2003-07-02 23:25:59)(良:2票)
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