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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. カッコーの巣の上で インディアンが最後に示した人間としての友情にはマジでやられたなー8点(2003-09-24 23:23:58) 42. ブリキの太鼓 ガキを通してみる大人社会、皮肉たっぷりに仕上がってます。母ちゃんがあんなに嫌いだった魚を食うシーンは吐きそうになったぜ。しかし、成長を止めるという発想には心底、驚いたな。9点(2003-09-24 22:53:10) 43. ミツバチのささやき 美しすぎる映像美に加えて、アナのなんともいえないかわいらしさなど、子供心をそのまま映画にすることを可能にした唯一無比の映画だろう。10点(2003-09-24 22:49:33) 44. 惑星ソラリス クリスが人間へ再生していく所が興味深かった。妻、母、父への愛を取り戻していく姿に感動した。また、映画自体の独特の世界観、映像美が素晴らしいし、 時の描き方が長回しや固定画面の多用によって監督独自の感性で描かれており、否応にも同じ時間を共有させられてしまう点が見事だ(特に象徴的なのが、バートンが運転する車が高速道路を走るシーンである。長回しで延々と車の中を撮影することで、バートンが感じる「時の厳しさ」を観る者もバートンと同じように感じてしまうのだ)。タルコフスキーの映画で不可欠な水も忘れてはならない大切な要素である。母親との思い出を描いた回想シーンのなかで出てくる癒しの水、過去を象徴する水溜り、時のリズムを刻む水の音、水と触れ合うクリスやその妻ハリー(水と触れ合うというのは時間の非可逆性の中で生きるタルコフスキー的人物像を描く上で不可欠な要素)など、水の使い方が「時間」という観念をうまく表現しており、水の流れが未来へと流れ込むことによってタルコフスキー映画は完成するのである。そして、地球への帰還がそのまま惑星ソラリスへの残存となってしまうラストには驚嘆せずにはいられなかった。驚きと興奮が連続する映画であることは間違いない。 すごい映画である。10点(2003-09-24 22:41:03)(良:1票)
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