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41. ぼくらの7日間戦争(2019)
《ネタバレ》 頑張って創った作品に対して失礼ではあるが・・・薄っぺらい。中高生が書いた脚本なのかと思うほど薄い青春群像劇である。
そもそも原作もそれに沿った実写映画もあの時代だから光っていたわけで、現代っぽくSNSやLGBTっぽい問題を取り入れても、現実と結びつかない設定や展開が延々続くので説得力が無い。
舞台が北海道である意義も全く無いし、なぜ今これをリメイクしようと思ったのか本当に謎。
オリジナルを読んだり観たりした層が今さらこの映画にときめく訳ないし(たとえ最後のあからさまなサービスシーンがあったとしても)、何より本作のターゲットであろう中高生がこんな歯の浮くような青春アニメに感情を乗せられるのか?
あのキラキラした宮沢りえちゃんに憧れた元男子学生が懐古して創ったように見えるが、もうちょっと現代の高校生について勉強した方が良かったね。[インターネット(邦画)] 3点(2022-08-17 21:58:16)《改行有》
42. ドラゴンボールZ 復活の「F」
まあね、古いDBのファンならキャラが出るだけで嬉しいですよね、えぇ。私も子どもがいなければ今さら絶対に観ない映画ですが、懐かしさはありましたから。
そもそも私がDBから離れたのは、もともとはドラゴンボールを集めるための冒険物語だったのがいつの間にかバトルが目的になり、ドラゴンボールが死んだ仲間を生き返らせるツールになり下がったから。命とか強さとか、よくこんなにも軽く扱えるなと。鳥山明は本当にこんな漫画が描きたかったのか?いえこれは本作というよりDBシリーズ全般に言えることなので、これが本作のレビューになってしまうのは少し申し訳ないと思うものの、本作だって1時間くらいで終わるんじゃないかという内容なのに、説明的なセリフと単調な殴り合いで時間を費やしているのはTVシリーズとまったく同じなんだもの。しかも悟空とベジータ以外はほとんど空気っていう・・・ピッコロファンとしては悲しい限りですよ。
昨今の子どもっていうのはこういう映画が好きなんでしょうかね?ヒーローがかっこよく動いてくれればそれでいいの?作り手からの子どもたちへのメッセージが何ら伝わらない薄っぺらい映画でしたよ。[映画館(邦画)] 3点(2015-05-05 19:00:56)《改行有》
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