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プロフィール
コメント数 296
性別 女性
ホームページ https://kawamari7.hatenadiary.com/entry/2021/09/03/221816
自己紹介 取り締まる法律が必要な(1)XX中毒。生まれた場所のせいで3歳で兆候が現れ、13歳で表彰状物の重症に、今ではより強い刺激を求め(2)X屋の中だけではなくこのサイトに出没、ネットで(3)XXXXXXがないかと探し回るのに誰も助けてくれません。KW = 「かわまり」「はてなブログ」で原子力開発関連の「プロメテウス達よ」と19世紀ヨーロッパを夢と詩で描いた「黄昏のエポック」を公開しています。  (Xの数に文字数が一致する言葉を入れてください。)

空欄の答え:(1)XX=「言語」、「活字」も可、(2)X=「本」、(3)XXXXXX=「読める外国語」、キリスト教国際病院で生まれ、宗教は仏教。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345
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41.  ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 下ネタ多すぎ。よくここまでやったとただただ感心するのみ。「長い映画人生で一番面白くない映画。っていうか、映画っていいたくない作品。超激しょぼ映画でも、ある意味貴重 」につける点数を献上。本当にこういうのって貴重です。[映画館(字幕)] 0点(2007-06-07 10:36:56)

42.  父親たちの星条旗 原作が非常に良かったこととイーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベービー」が好きになれなかったことから見るのを躊躇していました作品ですが、素晴らしかったです。R指定の根拠となった血なまぐさいシーンもありましたが、それぞれがほんの一瞬でそれがかえって凄惨さを強調していました。何人かのレビューワーの方が述べていらっしゃるように、硫黄島と帰還後の祝賀のフラッシュバックを交互に繰り返す手法が最初のうちは不自然に感じられましたが、戦費調達を意図する祝賀会の花火の音と硫黄島の銃弾の音が重なって華やかな中にあってつらい記憶を払拭しきれない兵士たちの葛藤が絶妙に描かれていたと思います。このような表現は映像と音響があるからこそ可能なのであって文章だけでは決してできません。「西部戦線異常なし」「トラトラトラ」「戦場にかける橋」などと並ぶ戦争映画の傑作がまた誕生しました。[DVD(字幕)] 9点(2007-06-04 07:44:27)

43.  プライドと偏見 主演のキーラ・ナイトレイがきれいで、映像と音楽がとても美しい作品。原作は未読ですが、何人かの方が指摘しているようにストーリーはちょっと駆け足という気がします。[DVD(字幕)] 6点(2007-04-06 04:45:52)

44.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 巨大な星雲(銀河系?)からズームインして舞台は南極に・・・ここまではいいけれど、本物みたいなペンギンがタップダンスを踊ったりするのはあまりいただけませんね・・・人間にやらせたら制作費が高くつくからか、何て思っているうちにストーリーはエコ・システムに繋がって、ますますいただけません。ペンギンがタップダンスで魚の乱獲を止めるように人間に訴えるという話だけならまだメルヘンだということで許せますが、人間がペンギンの言うことを聞いて国連で魚の乱獲を止めるように決議するというのはやりすぎです。エコ・システムというのはそんなに甘っつちょろくできているわけではありません。どうして人間が増えすぎたペンギンに調子を合わせなければいけないのでしょうか?魚の乱獲を止める代わりにペンギン焼き鳥や防水が完全なペンギン・コートの可否を議論するほうが自然だと思うのですが・・・。ストーリーで登場するエーリアン(人間)が全員白人だから日本人でも黙って見ていられるのでしょうが、ペンギンたちが暗に標的にしているのは他でもない水産国日本(+ノルウェー, etc)なのですよ!捕獲した鯨の隅々まで感謝しながら利用する日本の捕鯨を復活させろ!魚群探知機でカツオを一挙に捕ってツナ缶にするのをやめて一本釣りを復活させろ!エコシステムに関して必要なのはフェア・プレーであってタップダンスではない!美しい映像にアニメに私がつける最高点の8点をつけた後で陳腐なメッセージのせいで3点減点します。[映画館(字幕)] 5点(2007-03-27 04:43:51)

45.  バベル 《ネタバレ》 その昔、バビロニアの人たちが人間の実力を誇るために天まで届く塔を建てようとしたのを見てびっくりした神様が造りかけの塔をこわし、各民族が違う言葉を話すようにしたそうで、「バベルの塔」とは混沌と人類の不和の象徴のはずなのですが・・・この作品では巻頭から観光バス狙撃事件の経緯は明らかで、ブラッド・ピットが演じる被害者の夫がいくらうろたえたところで、見る側としては冷めて眺めてしまいます。作品の面白さはむしろ、メキシコ、日本などで展開されるストーリーとモロッコでの事件との関りを解きほどくことにあります。それにしても、国際テロ事件の解明を手がける日本のどこにでもいそうな刑事、終わり近くで「あのモロッコの事件の結末は・・・。」と報道する東京の場末の飲み屋のテレビ、高層住宅の上階で父娘が愛情を確認するラストシーンなどから感じられるのは「バベルの塔」からはほど遠い調和の世界でした。メキシコ人ベビーシッターのおばちゃん、普通のおじさんとガキどもといった感じのモロッコ人の羊飼い役、どれをとっても俳優さんの演技は見事でしたが、「やはり何と言ってもアカデミー賞にノミネートされた菊池凛子さん!」なんて日本人としてナショナリズムを感じたりして・・・。後ろの席に座っていたアラブ系の人たちがモロッコ・シーンになると英語と私にはわからないアラビア語で茶々を入れるのも聞いていて楽しかったです。神様が言葉を乱してくれたせいで、人類は戦争もしたけれどオリンピックや万国博覧会みたいな楽しいお祭りをやって神様に舌を出しているわけで、製作者が同時多発テロ以降のテロへの過剰反応に対抗して「バベル」という題名で調和や国際協調を描きたかったのなら舌を出してもいいけれど・・・でなければ作品が醸す調和の雰囲気と砂漠の雄大な景観、東京の夜景、各国俳優の競演などに敬意を表して超甘の点数を献上。(拙投稿の小ネタもご覧下さい。)[映画館(字幕)] 8点(2007-03-07 11:29:37)(良:1票)

46.  ディパーテッド 《ネタバレ》 若手レオとマット、大ベテランのジャック・ニコルソンの取り合わせと演技が抜群です。でもね・・・映画って演技だけで成り立つもんではないでしょう。今の時点(2007年2月半ば)で、他のアカデミー賞ノミネート作品は未見ですが、この作品がアカデミー賞を取ることはないような感じがします。(「硫黄島」のチャンスが少し増えるか?)レオとマットの上司の警官が落ち着いた風格のある俳優さんがやっているのに「FU」とか汚い言葉が多すぎ。エリート警官らしい演技でレオの置かれた立場をうまく表せなかったのでしょうか?(これは脚本が悪い!)本物のおまわりさんが見たら怒るかもしれません。レオは歴史ものの王侯貴族(仮面の男、ロミジュリ)からチンピラまでいろんな役をこなすけれど、スチール写真に収まれば、どう逆立ちしたってレオはレオ・・・最後のほうで遺影(もちろんストーリの中での)が写ったので気持ち悪かったです。[映画館(字幕)] 5点(2007-02-16 11:23:07)

47.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト せっかくいい俳優さんを多数使ったのに、変な大蛸だとかが多すぎてうんざりしました。ディズニー映画も落ちたものです。[映画館(字幕)] 3点(2006-11-26 08:32:37)

48.  ミュンヘン 長く重たい作品でした。風光明媚なヨーロッパの風景を背景にこれほど暗い作品が成立するとはいやはや・・・。スピールバーグ監督の説明つきのDVDで見たのですが、監督によると原作はめちゃくちゃ酷評を受けたものの作品の構想自体は良いし評価されるべきだから映画化に踏みきったんだそうで、実話ではないもののミュンヘン・オリンピックでの人質事件を画策した「黒い九月」の複数の幹部が実際に殺害されているとも言っていました。実話だったら怖い話です。イスラエルの法律では死刑がないので政府のシークレット・サービスのアヴナー(エリック・バナ)にスイスの隠し口座経由で大金を与えて人質事件の首謀者を殺害させるというストーリーに思わず「ありえない!」と叫びたくなってしまいました。当時イスラエルの首相だったゴルダ・メイヤー女史をメチャクチャな悪役に描いていているのも「一国の首相でこんなのってありなの?」と思わせますが、ふと思うのはイスラエルとパレスチナの報復合戦て悪いのは結局どちらなのか、ということです。どっちもどっちながらスピールバーグ監督自身がユダヤ系なのでメイヤー首相をワルに仕立てたことも含めて全ての責任を自分で引き受けて身内であるイスラエルを悪く描いたのかもしれません。ブッシュ大統領だってイラクに派兵することによって千人以上のアメリカ人の若者と数え切れないイラク人を殺したわけですし、戦争なんて一旦始まってドンパチやっている間は大義名分なんか関係ない殺すか殺されるかのゲームです。点数の評価は9点と2点の間を揺れ動いています。真中を取って5点にしておきます。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-19 09:36:43)

49.  ダ・ヴィンチ・コード 酷評が多くて期待がなかったせいか、楽しめました。時間も長いとは感じませんでした。原作を読んだ感想が「あまりにいろんなことを詰め込みすぎている。」だったので要領よくまとめた脚本家とハワード監督にとりあえず拍手。黒幕の逮捕もごちゃごちゃした説明なしのほうが素直に受け入れられます。キリスト教に関する知識も「イエス・キリストはキリスト教の創始者」くらいでいいんじゃないでしょうか?キリストがどのように死んだかとかさえも作品を見るのには関係ありません。暗い色調の映像が美しく、英語のセリフを耳で追う人にとっては特にオドレイ・トトゥのフランス語訛りの英語が聞きづらいこともあり、解説者が黙っていたらもっと価値があがるような、NHKのお金をたっぷりかけた美術紹介番組に似たようなものだと思って見ればいいのです。見る価値はありということで、超甘の8点献上。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-07 05:12:58)

50.  SAYURI 日中のトップ・スターの競演を存分に楽しみました。チャン・ツィイー、ミッシェル・ヨー、ゴン・リーの中国三大美人女優がキモノに日本髪を楽しんでる雰囲気がよかった。重要な三人の役に日本人女優が一人も採用されなかったのはくやしい気もしますが、全員中国人で揃えたのも一人だけ浮いたりしないようにという配慮かもしれません。渡辺謙の存在感もよかった。でも役所広司ファンにはちょっと物足りない感じも・・・。戦後、進駐軍の相手をする時の英語がうますぎて興ざめでした。全編英語でやっているからしかたないんですけどね・・・。[DVD(字幕)] 7点(2006-06-19 10:09:50)

51.  オペラ座の怪人(2004) 「映画はストーリーと映像がよければそれでいい。」という向きには8点は固いと思います。でもこの作品はミュージカルですよ!私はこの作品のパロディー「ファントム・オブ・ザ・パラダイス」のレビューで「この作品(パラダイス)はロック嫌いをロック・ファンにしてしまう。」と書きましたが2004版の本元のほうにはオペラ嫌いをオペラ好きにするような魅力は全くなしです。なにしろ、テーマはロック調、会話はすべて安っぽいポップス調の音楽に乗るという有様。オペラを馬鹿にするのにもほどがあります。そもそも、ブロードウェの舞台からして、なぜロイド・ウェーバーの音楽を使ったのかが疑問です。顔の三分の一しか隠していない怪人が結構ハンサム(ハンサムな俳優を使う必要あるの?)なのに声にはオペラ歌手のようなつやが全くなく、マイクを持って歌うポップス系の歌手だということが丸わかり・・・。映像がよかったのでますます残念した。レナード・バーンスタイン(ウェストサイド物語の作曲家)亡き後のアメリカにはまともなネオ・クラシックの作曲家はいないのか?バーンスタインが存命中にこの仕事を依頼されていたどんなにすばらしい作品になったか?返す返すも残念です。この作品は同じタイトル(「パラダイス」は別)で三つ目に鑑賞したのですが、モノクロ/サイレントでオルガンの生演奏といっしょに見たものが一番よかったです。[DVD(字幕)] 4点(2006-06-05 08:11:11)

52.  ユナイテッド93 R指定(日本での18禁)の映画は避けるのですが、事実に基づいている作品なので見ました。冒頭、アラブ人の過激派が凶行に赴く前にメッカに向かって土下座しているシーンはご真影を祀った祭壇か何かに同じようなことをして出て行った第二次世界大戦中の神風特攻隊を彷彿とさせます。その後、どの空港でも見られるような出立の際の乗客と乗員の慌ただしい様子や航空管制官たちの様子が長々と描写されるうちに誰でも知っている結末になっていくのですが、結論から言うと、日本では18禁にする必要はないものの、アメリカやフランスのようにアラブ人が数万人単位の少数派として住んでいる国ではR指定のほうがいいと思います。犯人役の俳優が全員いかにも「アラブ人」といった風貌で、社会経験の乏しい人はこの映画を作品を見たらアラブ人恐怖症になるかもしれません。アメリカでR指定解除を要請している製作者と犠牲者の遺族にはもちろんアラブ人差別の意図はないと思いますが、あの同時多発テロの後しばらくの間、多くのアラブ系の人が短絡志向人間から嫌がらせを受け、ニューヨーク近辺ではまともな人でも自分が乗ったバスの運転手がアラブ系だったら長いトンネルや橋を通る時に緊張したことは事実なのです。空の安全を守る人々のひたむきな姿や「おとなしく座っていろ!」とわめく犯人の眼をかすめて座席の隙間から情報を伝言したり、武器になりそうなものを有志に手渡しした乗客たちの沈着冷静な姿勢によって地上での新たな惨劇が避けられたことなど、学ぶべきことが多い作品なので、当時アメリカ連邦政府の運輸省長官だった日系人のノーマン・ミネタ氏が言った「人種や宗教によって人を絶対に差別してはならない。」という言葉を肝に銘じながら多くの人に鑑賞してほしいと思います。管制の責任者の後ろで終始ボサットつっ立っていた中国人らしい管制官が気に入らなかったのでー1点とします。 [映画館(字幕)] 9点(2006-06-01 11:59:09)《改行有》

53.  ピンクパンサー ん~、微妙だな・・・。スティーブ・マーティンのキャラならもっと面白く作れると思うのですが、指を扉につめたり、地下鉄の駅の階段に転げ込んだりやたらイタ~いギャグが多くて疲れました。見るべきものは最後のほうでクルーゾーが超真面目そうな助手と一緒に踊る踊り、それからパリの風景くらいかな・・・。[映画館(字幕)] 5点(2006-05-20 07:57:12)

54.  ターミナル 芸達者なトム・ハンクスに言葉ができないせいで空港ターミナルで右往左往するだけの役をやらせるのはもったいない気がしました。一体、このおっちゃん(トム・ハンクスがやっている役のことです)何しにアメリカに来たのでしょうか?何だか訳のわからない作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2006-04-25 09:42:57)

55.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば ポピュラー・ミュージック(いわゆるアメリカのポップス)が好きなら楽しめる作品。ストーリーはあまりに単純、主人公の成功の軌跡も単純なら出生の秘密を知った時の反応も単純・・・アメリカン・ビューティーのダメ親父役でオスカー主演男優賞を受賞したケビン・スペイシーが芸達者なのには驚きました。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-24 07:05:26)

56.  南極物語(2006) 時にはこういった単純なストーリーもいいもんです。風景の映像はきれいだし動物好きにはたまらない作品です。アメリカではもう少し高い点数が出ています(目下、平均7.6点)。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-24 06:53:01)

57.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 追われる立場の詐欺師と追う立場のFBI捜査官がまるで本当の父子のようで中堅トム・ハンクスと新鋭レオは撮影期間を通じてずっとこんな感じだったんじゃないかな、なんて思わせるいい雰囲気でした。レオが演じた詐欺師はすごい巨額の金を騙し取ったりプロフェッショナルに化けたりですが金融機関に迷惑をかけても個人を困らせたりはしないところがいい。このくらいの金額は貸し倒れでもあれば金融機関の財務記録から簡単にふっ飛ぶのです(念のため言っておきますがだからやってもいいというわけではありません。)。娯楽系作品へ私がつけることにしている最高点の8点を献上。[DVD(字幕)] 8点(2006-03-16 10:00:10)

58.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 安楽死や尊厳死という重いテーマ、深刻なテーマに正面きって取り組んでいる作品。「ミリオンダラーベービー」のように前半、他の要素で観客をひきつけたりしないところがハリウッド映画に対抗するヨーロッパ映画の意地のようでもあり、見ていてつらいところでもあります。アルゼンチン映画でアカデミー賞を受賞した「オフィシャル・ストーリー」なんかもそうですが、「良い作品に感動するためには忍耐が必要。」というのがこういった映画製作者の主張のようです。全身麻痺(首から下)で思い出すのは落馬で同じような状態になった俳優クリストファー・リーブです。最近、残念ながら自然死で亡くなりましたが、重装備の車椅子で医学研究や身障者の生活保障の必要性を説いて回り、アカデミー賞授賞式にまで出演した様子から、元気だった頃の役柄と重ね合わせて「真のスーパーマン」と呼ばれまでしたものです。スーパーマンにはおよそ似ても似つかないおっちゃんだから死んでもいいとか、そんなことは絶対にありません。しかしオペラ「ツーランドット」の王子のアリア(この曲、トリノ・オリンピック以後、日本では大ヒットですね)のレコードを聴きながら、おっちゃんがむっくり起き上がってスーパーマンみたいに窓から飛び出したのには驚きました。芸術に接している時には体が不自由でも空を飛ぶ心地になれるのかもしれません。だったら「クリストファー・リーブやこのおっちゃんのように、体が不自由でも生きてみようよ!」というのがこの作品のメッセージなのでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-13 10:53:11)

59.  マダガスカル 巻頭の音楽は「野生のエルザ」、途中に「ニューヨーク、ニューヨーク」とか、名前は思い出せないけれど超有名な映画音楽があったりでレトロ派の人間にはたまらないです。ナショナル・ジオグラフィック(教育番組)のテーマなんてアメリカの外に住んでる人にはわかるのかな、なんて思いましたが、アニメ映像は華やかだし、自然についてちょっと考えさせるテーマもよし、ニューヨークの五番街や駅のシーンなんて、ニューヨーカーが見たら「あちゃー!!!」なんて言いたくなるほどリアルなんですよ。すごく楽しかったです。[映画館(字幕)] 7点(2005-09-06 00:16:49)(良:1票)

60.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 娯楽系映画としてはこんなものじゃないかと思います。巻頭の音楽とスクリーンに映し出される映像にはわくわくさせられました。実は土曜日の午後の上映で、なのにもかかわらず、会場は三分の一くらいしか客が入っておらず、子供が叫んで走り回ったりして鑑賞どころではなかったのです。子供をダシにして見に行くのはやめましょう。それから、「貴方に逮捕状が出ています。」と言って剣をぎらっと抜いてちゃんばらシーンなんていうの、未来のストーリーにありなのでしょうか?二十一世紀の今でさえ、(二十世紀でも)逮捕状を持っていく係りの警官に柔道の達人はいても剣道やフェンシングはいないのでは・・・?未来都市の背景に飛び交う自家用飛行機(?)がどういう安全装置のおかげでお互い同士や建物にぶつからないのか、そればかり考えていました。[映画館(字幕)] 6点(2005-08-22 00:20:30)(良:1票)

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