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41. ビリディアナ さすがヴァチカンを怒らせただけありますね。 こんな脚本あるんだと、くちあんぐり。 衝撃で頭クラクラしています。 信じる者は救われない。 努力は結果に繋がらない。 信仰って何?希望はどこ? そんな救われない話しなのに魅力がある。 それはビリディアナ役の美しさもありますが、貧民たちの人としての魅力が大きいと思う。 そんなに悪い人じゃなくて、でもその場のノリで行動。 簡単に嘘をつくし、その日暮らしで根気が無い。 集まってワイワイやってる彼らに人間として共感するからこそ、感情移入しちゃいました。 酷い仕打ちでそこまで打ち砕かれて、ビリディアナや我々観衆の気持ち、これからどうなる? 期待した途端にあれ?って思うほどあっさりとFINが出ました。 観た者が考えろって事なのかなぁ? 好きか嫌いかと聞かれたら嫌いだけど、いつまでも気になるだろう作品。 正しいと信じる前に少し考えろ、と言われたような気がする。 問題作。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-06-24 16:28:02)《改行有》 42. 亀も空を飛ぶ 子供の生命力、パワーをひしひしと感じた。 サテライトや足の不自由な子の前向きな生き方、凄いと思った。 そして、アグリンの悲壮感にも共感。 私も女性なので彼女の怒りが伝わってくる。 現実に戦争や紛争に巻き込まれたように感じられた名作。 どうしたら平和に共存できるのか、子供たちの姿から私も考えたい。[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-06-11 17:04:42)(良:1票) 《改行有》 43. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 素晴らしい音楽に包まれ、至福のひと時でした。 楽しかった、感動した。 そんな訳で、サントラCD買っちゃいました。 今ガンガン聞きながら、レビュー書いています。 もう最高~♪ ロケット大好きな私。 そんな風に育ったんだね。 友達も出来て生きていこうとしたんだね。 うんうん、分かる分かる。 ロケットをギューッと抱きしめたい気持ちになった。 個性的すぎるガーディアンズの結束は強靭で。 そんな中でもセリフの掛け合いで笑わせてくれる。 マジな時でもジョークは必需品。 このシリーズでは笑った人が勝ち。 展開いろいろで分からなかったところはシリーズ観なおし、さらに楽しみたい。 サントラで覚えた歌を一緒に歌いながら、いつか観るぞ。[映画館(字幕)] 9点(2023-05-12 11:34:28)(良:1票) 《改行有》 44. 奇巌城の冒険 忙しい頃に録画したシネフィルイマジカ、ゆとり出来て観直しています。 本作は三船さんの魅力満載。 やる気たっぷりアクション本気で、ハラハラ。 中丸さんの静かな佇まいと対照的、かみ合わない面白さ。 イランでのロケも雄大だし、セットも豪華で驚きました。 酔仙道人の有島さんとおばばの天本さんの掛け合いにも大笑い。 その当時の衣装やメークにも味わいがある。 ざっくりと雑で、珍しくて、いろんな角度から楽しめますね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-05-12 11:08:51)《改行有》 45. エルヴィス 題名「エルヴィス」でバズ・ラーマン監督と聞き、期待値を上げ過ぎました。 もし「エルヴィスと大佐」だったら、私が置いてけぼりにならなかったかも。 大佐が出過ぎてると感じて、気持ちがダウンしました。 もう少しエルヴィスの心情を深く感じられたら・・・ 高望みだったでしょうか。 私は女性なので、熱狂していろいろ投げるシーンはつまらなかった。 そこが長すぎる多すぎるのも乗れなかったポイントです。 バトラーくんが膝ガクガク動かしても、ちょっと可愛いかな?ぐらい。 編集が上手でもっと短ければ楽しめたと思う。 うちの主人はけっこう楽しんでいたので、人を選ぶ作品だと感じた。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-08 15:25:42)《改行有》 46. MINAMATA ミナマタ 私の住んでいる新潟でも水俣病の方がおり、公害について少しは知ってるつもりだった。 しかしこの作品で本物の患者の写真を見て、何も知らないのと同じだったのだと理解した。 ジョニー・デップさんはじめこの事実を伝えたいとの熱意。 画面を通して切々と語りかけてくる。 観て良かったと心から思う。 美しさにもこだわった本作、多くの人に観て欲しい。[インターネット(字幕)] 8点(2023-04-08 15:04:55)《改行有》 47. 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 冒頭の黒部ダムの破壊、迫力ありました。 ガメラの見せ場。 パニックになってどきどきワクワク。 そこから話は一転して、ガメラはどこへやら。 悪い盗っ人連中がガヤガヤ揉める。 あきれるぐらいの悪人っぷりにそれはそれで面白い。 それからバルゴンが成長し皆で大騒ぎ。 けっこう楽しめましたが、何かが足りない。 あ、そうだ、ガメラはいつ出るの?(笑) 突っ込みどころは多いけれど子供がうるさくなく、この路線で進めばよかったのにね、ガメラ。 昭和のシリーズでは一番良かった。[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-08 14:38:35)《改行有》 48. ガメラ対大悪獣ギロン ギロンはナイフのようだからガメラを切りつけるのと思いきや、まさかの手裏剣。 もう大笑いしちゃいました。 ギャオスは切り刻めたのにね。 宇宙人のお姉さんのすご味がアクセント。 冷徹な演技にブルッとした。 怖かった。 ガメラは子供のおもりを完璧にこなしました。 毎回ご苦労さん!ってカンジです(笑)[インターネット(邦画)] 4点(2023-04-07 12:01:07)《改行有》 49. ガメラ対宇宙怪獣バイラス ガメラはお目々クルクルとても可愛い。 バイラスとの死闘も見ごたえありました。 お腹グッサリで大丈夫か!ガメラ。 その他は大人の事情なのでしょうか、以前の戦いとか宇宙船内のセットなど、さほど……な内容。 観た記録。[インターネット(邦画)] 4点(2023-04-07 11:47:17)《改行有》 50. エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス ミシェル・ヨーさん「グリーン・ディステニー」の頃から好きで。 本作を楽しみに待っていました。 薄化粧で凡人の演技にはリアリティあり、マルチバースによりスターになり料理人になってもバッチリ決まる。 主演女優のオーラ、これが見たかった。 さすがです。 キー・ホイ・クァンさんは子役の姿を何度見たことか。 声が高く、勢いよく喋ると子供の頃と変わらないし。 立場の違いをスパっと演じ分ける名優ぶりには、大人になった立派になったと感心。 本作で一番ビックリはクァンさんの演じ分けだった。 観に行って良かった。 随所に入るアクション、ななめ回りや手を打ち合うさまはカッコイイ! こういうアクション作品が観たかったので大満足。 笑えるアイデアも多くあり。 設定や脚本、マルチバースについては良く分からないところもあり。 しかし、理屈ではなく映像で表現しようという努力はとても感じた。 メカはショボい。 でもでも、ミシェルさんの早変わり映像は一見の価値あり。 妙に納得させられます。 脳みそにインパクト、キターって感じかな。 劇場で「体感」して欲しい娯楽秀作。[映画館(字幕)] 8点(2023-03-03 16:08:56)《改行有》 51. ギレルモ・デル・トロのピノッキオ ストップモーションアニメ大好き。 手作りの温かい質感、本作ではしっかり表現されていた。 ピノッキオを動かしてくれたのはメキシコの製作者とか。 これだけの感情表現が出来るなんて、ピノッキオやゼペットがあたかも生きているよう。 CGだけでは出せない深みを存分に味合わせてもらった。 そして、声優の皆さんの演技や歌も最高♪ ユアンさんのクリケットの声、いつまでも聞いていたい。 エンドロールは続けて見るを急いでクリックし、素晴らしい歌声に聞きほれた。 ハリーハウゼンさんへのリスペクトも大いに感じられた。 豪華で贅沢な作品を作ってくれたギレルモ監督や皆さまに感謝。 大きな拍手を送りたい。[インターネット(字幕)] 9点(2023-03-02 16:48:42)《改行有》 52. 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス クサガメに「ギャオス」と名付けて可愛がっています。 ガメラ対ギャオスを観たいと思いつつ、なかなかチャンスが無かった。 GYAO!で配信開始の日に鑑賞。 長年の思いが叶った。 子供向けと聞いていたのにこんなに恐ろしい作品だったとは! 記者の人は犠牲になるし超音波メスの切れ味。 戦闘機も車両も新幹線も、スパっと。 住民を震え上がらせました。 あーギャオス、あなたは強かったのね。 ギャオス退治のアイデア、幾つもあって後半は盛り上がりました。 開発に加担してる考えには賛成できないけれど。 我が家ののんきな「ギャオス」長生きしてね(笑)[インターネット(邦画)] 6点(2023-03-02 16:33:00)《改行有》 53. THE BATMAN-ザ・バットマン- 本作は暗いけれど、家のテレビでハッキリ見えた。(ここ大事) メリハリが利いた素晴らしい映像。 ロバート・パティンソンさんのバットマンは若く甘酸っぱいイメージで良かった。 ヒーローの側面よりも苦悩がこちらに伝わってきた。 セリーナはキャット・ウーマンと言うよりは「女ねずみ小僧」に見えてしまった。 アクションのキレもよく、バットマンに負けない存在感に好感が持てた。 続編にも期待です。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-22 14:21:12)《改行有》 54. ガメラ対大魔獣ジャイガー GYAO!で配信されると知り、アプリを入れて鑑賞。 何十年ぶりの大映ガメラ鑑賞にウキウキ(笑) 亀派の私にはガメラは可愛くて仕方がない。 愛らしい目にグルグル回り飛行。 そして子供の味方ですもの。 安心して応援できる。 本作では弘とスーザンの頑張りが作品を盛り上げていた。 ジャイガーの攻撃の多彩さに、アイデア豊富と感じた。 針が刺さったように見えないなど、技術の未熟は観ないようにして楽しんだ。 今一つなのは、ジャイガーが不細工なところ。 子供が入り込んでも気が付かない大人など。 しかし、このチャンスに観られて良かった。 GYAO!ありがとう。[インターネット(邦画)] 6点(2023-02-22 14:03:25)《改行有》 55. アントマン&ワスプ:クアントマニア アントマン3作目ですが、新たなる強敵の登場、暗黒の幕開けと言う事なのか・・・ 量子世界のCGはとても綺麗だった。 スターウォーズ好きの私には、帝国軍が支配してるように思えるほど(笑) ピム博士の操縦の仕方もSFならではの面白さ。 前半の主役はファイファーさん演じるジャネット、いくつになってもお美しい。 後半は、アントマンの娘のキャシーのひた向きさが光る。 これからのアベンジャーズの有望株なのかも。 そして蟻たち大量出演の見せ場あり。 やれやれー!蟻たち!そこだーそこだー! エンドロールの2か所に映像あり。 お見逃しなく。 カーンってどこかで見たような?の謎が解けました。 相関図を整理してもう一度観ると違った視点で楽しめそう。 それもまた、楽しみです。[映画館(字幕)] 8点(2023-02-17 14:13:12)《改行有》 56. シカゴ7裁判 ベトナム戦争の反対運動について知らないので、この作品を鑑賞。 それぞれの団体で様々な活動を行っていたらしい。 込み入っていて私には理解浅い事も多いが、戦争反対の気持ちを感じさせてくれたラストシーン、素晴らしかった。 今も世界中で戦争が起きている。 戦争反対の気持ちを諦めず、出し続けるべきだと教えてくれた作品。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 16:09:12)《改行有》 57. ジャンゴ 繋がれざる者 クリストフ・ヴァルツさんのファンなのです。 どの場面の演技も素晴らしいと、たっぷり堪能した。 賞をいくつか受賞したそうだ。 その価値はあると思った。 白人が主のウエスタンを、黒人主人公で描きたかったのか? 主役のジェイミーさんにもうちょっとオーラがあれば、他の大物たちと対等にに立ち向かえたのかも、と感じた。 L・ジャクソンさんやディカプリオさんも憎たらしくて良かった。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 15:35:49)《改行有》 58. 鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ 新しいお話しの始まり。 この作品は映画というよりも、テレビアニメシリーズの「幕開け」の意味合いなのかも。 原作は未読ですがアニメシリーズは全部鑑賞済み。 良く出来ている「おさらい」を見せられながら、話しは進んでいきます。 あそこには泣けたけどもう一度劇場で泣けるとは。 声優さんの名演もあり、盛り上がりました。 ちょっとピカピカし過ぎて目が痛いです(笑) 刀鍛冶の里ではどんな活躍が?とワクワクしましたが。 今日はここまで次回をお楽しみに・・的なカンジで終了。 あれ?となりましたが、たぶん自宅で見る続きに期待が高まりました。 鬼滅の刃の応援!点数は高めです。[映画館(邦画)] 8点(2023-02-03 14:53:34)《改行有》 59. モリコーネ 映画が恋した音楽家 モリコーネさんと言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」。 この作品により、驚くほど多くの映画音楽を作っていたと知る。 モリコーネさん、自身を語るのに積極的で嘘や誇張は無く、映画っぽくポーズつけたり、お茶目。 真面目な取り組み、あふれ出る才能、やりたくない事でも我慢強い。 口笛など今までにない手法も取り入れるアイデアマン。 そして愛妻を大切にするジェントルマン。 マカロニウエスタンのフィルムが流され、劇場内の素晴らしいスピーカーの音楽に包まれると。 おお!!モリコーネさんの世界にどっぷり浸かれる。 なんと幸せな時間。 あの映画もこの作品もモリコーネさんの音楽。 あらためて知る驚きもある。 多くの監督から尊敬され、映画音楽と言うジャンルを作った巨匠のひとり。 もうひとりの巨匠、ジョン・ウィリアムズさんがインタビューで 「モリコーネは高齢なのに活動してるんだよ。」と言っていたようで、大笑いした。 ふたりの巨匠のお陰で、映画は大いに盛り上がったと思う。 私の中では、インタビュー形式の映画ではナンバー1の良作。 トルナトーレ監督にも拍手。 カメラワーク編集の素晴らしさも光った。[映画館(字幕)] 9点(2023-01-29 14:23:30)(良:1票) 《改行有》 60. 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 ゴジラの息子の顔がユーモラスだったな・・・ それ以外はすっかり忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。 ゴジラ親子の子芝居的なやりとりも微笑ましい。 ほのぼのとした雰囲気にいきなり現れるカマキラス! 形も動きも素晴らしい、紐は何人で操作したのかしら? 飛んだり襲ったり、けっこう怖くてドキドキした。 この作品で一番のお気に入り、ゴジラがカマキラスをすくい投げ?でこれでもかと叩きつけるシーン。 スーツアクターの見せ場に拍手喝采。 そしてクモンガ! 地底から登場シーンにワクワクし、形も良かったし糸の量の多さにビックリ。 そして、スイッチ好きには研究所に満足、ゾンデの出方も可愛かった。 もちろん、前田美波里さんや俳優さんたち元気よく、楽しく鑑賞できました。[インターネット(邦画)] 7点(2023-01-22 15:58:22)《改行有》
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