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41.  マルホランド・ドライブ ハリウッドの光と闇。 人間の持つ罪深さ。 欲望と嫉妬。 愛と憎悪。 希望と絶望。 それらの感情が直感的に理解できる部分である。 難解なようでいて、物語自体実はとても単純なようにも見受けられる。 ただ、この映画が一筋縄でいかないのは、夢と現実を織り混ぜながら、色々なモチーフを象徴として登場させたり、様々な解釈が可能な事だろうか。 また、幾重にも積み重なった謎が謎を呼ぶ多重構造こそがこの映画の持つ魅力であり、散りばめられた謎を解き明かして行く面白さであると感じる。 初見時、多くの人がそうであったように、一体何を見せられているのかわからない不思議な感覚に陥った。 何度も見返した今でさえ、全てを理解できたとは思えない。 だからこそ何度でも繰り返し観てしまう不思議な魅力がこの映画にはある。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2020-02-13 19:35:28)《改行有》

42.  情婦 アガサクリスティ原作の映画化としてはやはり断トツにこれが面白い。 冒頭からグイグイ引き込まれる謎に満ちたプロット。 シリアスなだけじゃなくて、登場人物達のコミカルなやり取りもまた楽しい。 葉巻を巡る老練の弁護士と看護婦とのやり取り、本筋に関係ない階段の昇降機を使った笑いのセンス等々。 最後の法廷のシーンはまさにクライマックスと呼ぶに相応しい迫力で全く飽きさせない。[インターネット(字幕)] 9点(2020-02-07 19:41:34)《改行有》

43.  劇場版 メイドインアビス 深き魂の黎明 カートリッジの中身が溢れて飛び散り、それを浴びるというヤバすぎる疑似体験ができるのは4DXだけ!(観てない人には謎過ぎるが) 倒すべき強大な敵。 その敵とのバトルは壮絶極まりなく、さらにその恐るべき実験の全貌が明らかとなる。 それは残酷で、とてもおそろしい。目を背けたくなるほどだ。 単純に面白いというよりかは観ているのが辛く、2度と見たいとは思わないだろう。 何か観客の心を折ることに全力な感じで…。 と、初見時は2度と見たいとは思わないだろうとか言ってたくせに観てきたよ✋4DX版✴️ もうね、最&高だった! 初見時はあまりの胸糞展開に感情が変な方に行っちゃってたので、純粋に楽しむ事が出来なかったが、もう内容を分かっているので(それでも泣けたが)余裕を持って楽しむ事が出来た。 とにかくアクションシーンの迫力が凄い!動きもあるから臨場感ぱねぇ! ボンドルド初登場シーンの足音に合わせた地鳴りのような振動だったり、階段を昇るシーンでの上に上がる感じとか(上昇負荷がかかっちゃうー!)、カートリッジから中身が溢れる所で水の演出とか(頭おかしい(笑))、とにかく細かい所まで設計されているなぁと感じた。エンドロールで謎の香りが発生したのは謎だったけど。笑[映画館(邦画)] 9点(2020-02-02 13:58:57)《改行有》

44.  his 《ネタバレ》 なんて優しさに満ちた、優しさだけしかない作品なんだろうと思った。 最初は単純に同性愛者のラブストーリーなのかなと思って見ていたら、社会に対する性的マイノリティーの立場や偏見などをしっかりと描いていて考えさせられたし、さらには子供の親権を争う法廷ドラマ的側面や、その合間に挟まれる主人公のカップルと子供との愛に満ちたドラマ、さらには田舎町での他者の人々との交流等を描いていて凄くリアルな人間描写に引き込まれた。 主演の2人の演技も良いのだが、なんといっても子役がいい! あの女の子の存在がなかったらここまでの傑作となり得なかったのではないか。 子供の素直すぎる発言がいちいち刺さった。「パパもママもじん君も皆で暮らせばいいのに」 その言葉通り、束の間全員で過ごすラストのシーンがとても素晴らしくて泣けた。 余談ですが、同監督の「mellow」も観たかったけど、北海道ではまだ公開されていないという悲しみ…。[映画館(邦画)] 9点(2020-01-29 01:55:00)(良:1票) 《改行有》

45.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 【20.4.6追記】 近くの映画館でも公開された為、また2回目の鑑賞。 最初観た時よりも断然面白かった。 1回目は物語が複雑過ぎて意味わからない所もあったりしたけど、既に内容を分かっている状態で観たらすっと理解できたし、なかなか深い作品だと感じた。 結局この映画が言わんとしている事は、虚構が現実を追い越してしまった時の面白さ。可笑しさを謳っているのだと思う。 🐾🐾 いきなりメタ構造的な世界観から始まり、その後は夢と現実とも区別が付かない様な訳のわからない物語を見せられ、気付けばいつものギリアムらしい狂気に満ちた世界だったという奴。 アダム・ドライバー演じる主人公があるDVDを手に入れた事で始まる冒険物語であり、自分が過去に作り上げたドン・キホーテの世界がそのままそこに存在していて、まるで中世にタイムスリップしたかのような感覚。 この非現実感こそが最大の面白いポイントだと思った。 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」で作ろうとしていたモノは多分全然別物だったんだろうね。そっちの作品も完成していたらどんなだったか気になりました。 さて、面白かったのか面白くなったのかというと、そこがさっぱり分からないのだ。多分面白かったと思うので8点付けますが、普通の映画ファン(←って何)には全くオススメしません。[映画館(字幕)] 9点(2020-01-29 01:28:42)《改行有》

46.  フリーソロ ☆★☆アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞★☆★ 命綱無しでの単独クライミング。 これはヤバい。こんな命知らずな奴らが現実に居たとは。 衝撃的な映像体験だった。 一人のクライマーが超難関の崖に挑むのだが、正に生きるか死ぬかの極限状況で、常に緊張感が漂う。これぞドキュメンタリーならではの面白さだろう。 また、この人物について事前に調べなかった為、本当にそのミッションを達成出来るのか、はたまた落ちて死ぬのかわからない状態だったので全く予測不能でハラハラした。途中で他のクライマーが死んだというニュースが次々に紹介されたりして死亡フラグ立ちまくりだし。 実際に成功したかどうかは是非自分の目でお確かめ下さい。 映画館で観ると臨場感が半端ないのでこれはオススメ。 ↑だったのだが上映終了し、もはや家庭で観るしかないのでできるだけ大きなテレビで観ることをオススメします。[映画館(字幕)] 9点(2020-01-22 14:58:58)《改行有》

47.  家族を想うとき 《ネタバレ》 ケン・ローチ監督作品、「わたしは、ダニエルブレイク」に続く、現代社会の様々な問題をえぐり出す社会派ドラマであり、家族のドラマ。 一家が幸せになるために父親が立てた計画。 しかし、次々に災難に見舞われたり、息子の非行や度重なる疲労の蓄積によりどんどん肉体的にも精神的にも追い詰められて行く。 その描写がただ、ただリアルで物凄い引き込まれた。 そして、この映画は様々な問題を提起しつつも何も答えを示さず、どう思うかは観客に委ねている。その辺りはとても憎いし、観た後に残る重たい余韻が半端なかった。[映画館(字幕)] 9点(2020-01-19 14:19:45)《改行有》

48.  パラサイト 半地下の家族 (観終わってしばし、放心状態) これは…ポン・ジュノによるポン・ジュノ好きの為のポン・ジュノ度満点の映画だ!(意味不明) 底辺の人々を描きながら、現代社会に対する風刺を交えたシニカルな笑い。その辺はいつものポン・ジュノ作品に通じるテーマ性と言える。 ただ、今作品が突き抜けているのは、とにかく全てにおいて洗練されている事。 道以外の殆どをセット組んで撮影したと言うが、舞台設定からしてとても細部まで作り込まれていると感じた。 脚本も無駄がなく伏線の張り方も巧くて全く飽きさせない。 とにかく、ひたすら笑えて、怖くて、先が読めなくて、楽しい。 これぞまさに映画。[映画館(字幕)] 9点(2020-01-10 20:14:18)(良:1票) 《改行有》

49.  退屈な日々にさようならを 変な映画だと思うよ。公園にある謎の白いふわふわした物体とかね。でも、今泉監督らしさに溢れていて好きだなぁ。 とりとめのない会話の連続や、複雑に絡み合う人間模様。それでいて何処か空虚で空っぽで、ヘンテコな人々。時間軸のずらし方。着地点が全く読めず、必ずと言っていいほど裏切られる結末。そんな今泉節が満載なのだから楽しむのは容易いこと。たとえ上映時間が長くてグダグダしていたとしても。 カネコアヤノが歌うタイトルにもなっている主題歌がとても気に入った(ちなみに本人も出演している。ファンなので嬉しい)。その中で「死ぬことは仕方ない」と歌っているが、まさにそれがテーマな映画なんだと思う。退屈な日々をおくるくらいならさようならして死ぬ!それもありなのかも知れない。この映画に登場する自殺者とそれを見守る恋人という異常だがどこか美しい光景を目の当たりしてそう感じてしまった。[DVD(邦画)] 9点(2019-10-31 15:32:23)《改行有》

50.  メランコリック 全然知らない俳優さんばかりだったけど、観た後すぐにググってしまうほど皆印象深くて好きになってしまう映画だった。 特にココリコ田中似の主人公がとても良かった。 この冴えない青年である主人公が日常に潜む非日常に遭遇してしまったことから展開していく巻き込まれ型サスペンスストーリーなのだが、単なる怖い話かと思いきやとことんシュールなコメディであり、ラブストーリーであり、家族のドラマであり、なんとも形容し難い予測不能な物語でグイグイ引き込まれてしまった。 とにかく理由は謎のまま次々に死体が運び込まれる銭湯を舞台にした物語で、細かい所をツッコミ出すと一気に作り物の世界になるが、もしかしたらこんな世界あるのかも?とちょっと信じてしまうような力業の世界観で私はとても好き。[映画館(邦画)] 9点(2019-10-21 22:38:53)(良:1票) 《改行有》

51.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ネタバレを恐れるあまり、初見時は一切の情報を仕入れず観たため、60年代のハリウッド事情や、元ネタの映画がわからない上に、シャロン・テートの事件ですらよく知らずに観たものだから、途中までまったりした雰囲気だったのに、何故か急に怪しげな空気になる中盤のあのシーンとか何が起こっているのかわからず、あまり楽しむ所か、ポカーンとしたまま帰路に着くことになり、感想としては「つまらない」というものだった。 という訳で2回目を観るにあたり、まずシャロン・テートが出てる映画を観るべきだろうと思い「サイレンサー第4弾 破壊部隊」とポランスキーと共演した「吸血鬼」を鑑賞。さらに詳細を知れば知るほど胸糞悪くなったあの事件の事も調べた。これで完璧、いざ2度目の鑑賞へ。 結果、面白かった。 ストーリーが無くてダラダラと長いと思っていた主演2人の日常パートでさえかなり見所があった。 やっぱりレオ様の演技シーンがとても良かった。ちょっとダメ出しされただけで精神的に弱っちゃう繊細な所や、8歳の子役に慰められるシーンとか良かった(この女の子が短いシーンながら凄い存在感)、また、スタントマンを演じたブラピとの関係性がとても興味深かった。 ブラピの方もとても人間味があって魅力的な一方で、何処か得体の知れない凄味を感じさせる独特の存在感が凄かった。 あと、これまでのタランティーノ映画と決定的に違うのは無駄なバイオレンスが一切無い事である。終始落ち着いた雰囲気で見られるのが良い。 60年代ハリウッドを忠実に再現するのではなく、この時代の空気感をタランティーノ流に再現して見せる事に特化しており、夢と現実が交差するなんでもありのファンタジー的な面白さがあると思う。[映画館(字幕)] 9点(2019-08-30 18:51:13)(良:1票) 《改行有》

52.  僕たちは希望という名の列車に乗った ハンガリー動乱のニュース映像を映画館で目撃した学生達が衝撃を受け、何か自分達に出来ることはないかと行った"黙祷"。初めは軽い気持ちだったんだと思う。クラス全員でやる事で一体感が生まれるし、正しい行いをしたんだと錯覚する。 しかし、たったそれだけの事が国家を巻き込んだ大騒動に発展していく事になるなんて。 首謀者を炙り出す為に政府の何か重要な機関(良くわからないけど)から来たと思われる女性のお偉いさんが凄い圧力で怖かった。 彼らが希望を求めて向かう先には何があるのか、とにかく先の気になる展開と彼らの危うい青春ストーリーはとても感動的だった。これが実話というのだから凄い。[映画館(字幕)] 9点(2019-06-26 20:39:39)(良:1票) 《改行有》

53.  アメリカン・アニマルズ 青春ドラマであり犯罪ものであり実話。 画期的な犯罪映画だと思う。 何しろ現実に起きた強盗事件を元にしており…いや、元にしてるというよりそのもの。 面白いのは実在の人物(犯人全員)や家族まで出演しており、インタビューを交えながら再現ドラマが進んで行くという構成なのだ。 犯人達が過去の犯罪をちょっと得意げにどや顔で語るとか面白すぎるし、被害者まで出演してるなんて日本じゃまずあり得ないよなぁと思ったり。 これにより、事実に基づく映画ではなく、これは全部実話なのだと観客に知らしめ、一気に映画の世界に引き込む事に成功している。 実在の人物達の犯行だからこそ、予測がつかないし、リアルな展開が繰り広げられるので最後まで緊張感が途切れなかった。 また、登場人物達の心情が丁寧に描写されていて、そこに至るまでの過程や葛藤などを深く感じられた。 それと、「聖なる鹿殺し」で凄まじい存在感を放っていたバリー・コーガンが今作でも素晴らしい演技を見せていてとても良かった。[映画館(字幕)] 9点(2019-05-19 19:22:07)《改行有》

54.  アベンジャーズ/エンドゲーム 《ネタバレ》 2回目、IMAX3Dで鑑賞(←一度言ってみたかった) ちょっと遠出して(近くにIMAX無い)遂に観てきましたIMAXで!何でも今作品はIMAXのカメラで撮影されているという話じゃないですか?これはIMAXで観るっきゃない!と思い行ってきた。 いや~、迫力が凄いし、普通の映画館の3Dとはやっぱり違う。眼前で展開されていく感じ? さてここからは2回も観たのにまだよくわからなかったポイントを書き連ねておきたい。 ・原子の世界は時間の流れが違うらしい。だからといって過去に行けるとはこれ如何に? ・冴えない弓矢のおっちゃんことホークアイが何故ここまで主人公級の扱いなのか?弓矢に刀を足しただけで行けると思ったのだろうか? ・そして、東京では一体何が起こっているの?笑 ここだけ急にコントかよと思ってしまった。ていうかホークアイはどういう経緯で浪人になり、東京へ渡ったのか?ここを詳しく知りたい。スピンオフを作ってくれたら絶対見る。 ・指パッチンて思った事何でも叶えられるの?回数制限とかもないの?なんか曖昧じゃない? ・あの人物ばかりフィーチャーされていたが、他にも帰ってこないメンバーが居たはず。余りの扱いの差にちょっと疑問を感じた。 ここから前回のレビュー ↓↓↓ 「インフィニティ・ウォー」の衝撃的結末で絶望に打ちひしがれた我々人類。しかし、きっとキャプテン・マーベルならなんとかしてくれるに違いねぃ!と、皆が彼女の登場を心待ちにしていたんじゃないだろうか。 実際彼女はサノスを殺る気満々でド派手に登場するのだが、ちょっと来るのが遅すぎたようで、既にサノスも隠居してしまっていて(こんな生活感丸出しの悪の帝王なんてなかなか居ねぇ!)、もはや暴れる相手が居ないというのが面白かった。 そこから、残されたヒーロー達の悲哀や閉塞感というものをじっくりと描いている点が良いと思った。 特に、戦う相手を失った喪失感から家に引きこもってケーブルテレビ三昧でメタボ体型になってしまっていたソーには笑った。(あのお腹はCGなのかしら?役作りだったら凄い。笑) で、そこからどうやって盛り上げて行くのかな?という所での後半のああいった展開は熱すぎるし、最後はちょっと泣いてしまった。[映画館(字幕)] 9点(2019-04-27 08:32:03)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

55.  アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー これまでアメコミの実写化ものを敬遠していたがやっとその面白さに気付いて、ここ10日間位かけて「アイアンマン」を皮切りにMCU作品20本近くを一気に観た。 全てがこの作品に繋がっていると思うと感無量。もうかなりの達成感と感動に満ち溢れている。 よくこれだけテイストの違うシリーズ作品を1つの映画にまとめあげたものだと思う。最初から最後まで常にクライマックスだった。 当然明日公開の「エンドゲーム」も楽しみにしている。 しかし、今からアベンジャーズを追いかけようと思った時に単に「アベンジャーズ」を冠するタイトルのものだけを観ればよいと勘違いして挑む輩もなきにしもあらずだろう(実際地上波で「アベンジャーズ」、「アベンジャーズエイジオブウルトロン」を2週連続でやるらしい) しかも、レンタルビデオ屋に行ってもどれがMCUの何作目の作品なのか書いてある訳ではなく、ちゃんと分類している親切なビデオ屋ならともかく自分でネットで調べなければならないという、かなりハードルの高いものであると言える。 勿論、全部観てなくても意味はなんとなくわかるだろうし楽しめるとは思うが、出来ればMCUを全作観て欲しいところである。その方がひとえに感動も大きいし、より深くシリーズを理解できると思うから。 以上、にわかマーベルファンの戯れ言。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-04-25 22:38:21)《改行有》

56.  スパイダーマン:スパイダーバース ピーター・パーカーが活躍するお馴染みの実写映画しか観たことなかった為、スパイダーマンと言っても色んな種類が居たことに驚いた。 気になったのでパンフを購入した所、アメコミの世界ではマルチバース=異なるユニバースが沢山連なっているのだそうな。パラレルワールドみたいなもの? しかも、それぞれのキャラクターがその時代のタッチのまま登場する(ノワール風、萌えアニメ風など)ので、この表現はアニメならではの自由さで良いなぁと思った。 吹き出しに台詞を入れたり、効果音を敢えて文字で表現したり、コミックを思わせる演出も面白い。 とにかく、映像が凝ってて楽しい!これに尽きる。[映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 18:52:20)《改行有》

57.  ちえりとチェリー 《ネタバレ》 日本ではクレイアニメは滅多に造られないが、この物語はクレイアニメだからこそ活きる物語だと思うし題材としてはぴったりだと思う。 もし、子供の頃に大事にしていた人形やぬいぐるみに心が宿っていたとしたら? 登場人物のちえりを始め、クレイアニメだと表情のパターンに限界があるが、全然作り物だと感じなかった。本当に魂が宿っていたんじゃないかと思った。 テーマとしては「歳歳年年人同じからず」 自分自身変わってないように見えても、昨日の自分、今日の自分、明日の自分と人は常に変わっていくものだということ。 主人公のちえりは心に闇を抱えているが、変わって行くことで自分の成長に気付き、そして大事な何かを失ってしまう。しかし、それを乗り越えてまた成長していくんだという普遍的なドラマを描いている。 ちえりの相棒であり親友のチェリー(何の動物かわからない)がとにかく頼もしくていい奴で、星野源の声もマッチしていてとても良かった。 誰しもが空想するような想像の世界と、現実のシーンの対比が素晴らしくて引き込まれる。後半は泣きっぱなしでした…。[映画館(邦画)] 9点(2019-02-18 13:08:05)《改行有》

58.  バーフバリ 伝説誕生 完全版 この1作目である『伝説誕生』は映画館で観たことなかった為、“完全版“が公開されてとても嬉しい。 既に通しで観ている為、結末は分かっているが、結末がわかっているからこそ、冒頭のシヴァガミが赤子を助けるシーンに色んな思いが溢れて来て既に泣けた。 また劇場ならではの臨場感は家では味わえないもの。迫力が凄い。 あと、気になった点としては、野牛や象が登場するシーンで左下に“CGI“と表示されていた事。動物に危害を加えていないという事を示す為なのか、遂にここまで配慮しなければならなくなったのか、と複雑に思ったが、その後、馬車で火の海に突っ込むシーンでCGI表記なし…。ここは実写なのね。ああ、インドだから象や牛は神様だとかそういう理由で本物使えないのかなぁと思ったり。 それにしても、2作目の完全版が先に公開され、1作目が後とは…。今回初めて観た人が続きを観る場合家庭で観るしかないのは可哀想。なので、また2作目の完全版も公開するべき。[映画館(字幕)] 9点(2018-11-07 23:10:47)《改行有》

59.  アンダー・ザ・シルバーレイク 【19.1.15/2回目の鑑賞】 近場の映画館でも公開された為、再び鑑賞。 2回目の鑑賞にしてすっかりこの作品世界に魅了されている自分が居る。 冒頭から謎めいたヒッチコック風ミステリーでぐいぐい引き込み、ポップカルチャーの洪水の中を彷徨う事になる主人公と観客。 全くわけのわからない物語と散りばめられた謎の数々に閉口しつつも、ゲームさながらのアドベンチャースタイルな物語はたまた『ファイトクラブ』的世の中に対する反抗心とジェームズ・ディーンの『理由なき反抗』、さらには『マルホランド・ドライブ』的めくるめくハリウッドの夢と陰謀渦巻く世界にクラクラしつつ、どっぷりとオタクの妄想的世界にはまって行った。 劇中登場する「イエスとドラキュラと花嫁たち」とかいうバンドの変な歌もクセになるし、もろヒッチコック的なサスペンス展開は笑いを誘っているとしか思えないし、どこまで真面目に作っているのかわからない所も魅力であるとさえ思うようになってしまった。ここまでハマったらBlu-rayとかも買って画面に隠された意味とかを分析したくなる。きっとまだまだ知られざる秘密が隠されているに違いねぃ!(←思いっきり監督の術中にはまってる奴の図)[映画館(字幕)] 9点(2018-10-30 23:29:19)《改行有》

60.  きみの鳥はうたえる 本作は佐藤泰志による原作『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』に続く4作目の映画化であり、いずれも函館が舞台である。 個人的には本作が一番見易くて率直に面白いと感じる出来だと思った。 元は70年代の話だったのを現代に置き換えているという事も大きい。 特に印象的だったのは、一緒に住む男が二人、その関係性だ。時に互いを尊重して適度な距離感で接して、時に朝まで一緒に酒を交わす。しかし、決して生活が充実しているという訳ではなく、鬱屈した若者達の閉塞感とか、気だるさとか、そういう雰囲気は他の作品とも共通する所だろう。 でも、本作の登場人物達は決して暗くはならず、思いきり青春を謳歌している所が良かった。 ほんと、ただダラダラと過ごす彼らの日常を追っているだけなのに、不思議と引き込まれる何かがあった。時折見せる函館のロケーションの美しさも見逃せない。[映画館(邦画)] 9点(2018-10-26 21:46:02)《改行有》

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