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年齢 52歳
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41.  アメリカン・ギャングスター 「この映画は重厚でっせ」的広告宣伝プロモーションに耐えうる内容の映画って最近少ないよなー、って思っていたが、これはアタリだった。[映画館(字幕)] 8点(2008-02-18 15:57:51)

42.  エリザベス:ゴールデン・エイジ 《ネタバレ》 ■歴史ファンが歴史大河モノの観賞する場合、キャスティングの妙や、事跡のディティールの表現、解釈を楽しむワケだが、残念ながら自分は英国史に疎く、その愉悦を覚えることが叶わなかった。■もちろんそれは自分の責任だから、それを差し引いて、つまり歴史ファンじゃない一般の観客として作品を鑑賞するべきだろうが、しかし本作の「歴史大河モノ」臭は、作り手が英国史ファンたる鑑賞者を前提にしていることを示すに充分と言えよう。残念ながら自分はお呼びでなかったのである。■はっきり言ってしまえば、「歴史大河モノ」としてのエッセンスを本作から除いてしまったら、「立場ゆえの叶わぬ恋」みたいなテーマがありきたりのプロットでなぞられる程度のものしか残らないのだ。■然るにこの作品は本来堂々たる「歴史大河モノ」であるべきであって、それならそれで戦闘シーンに金かけて欲しい。エリザベスが馬上で兵士に演説するシーンなぞ、兵士役のエキストラは200人いたかどうか…。■ケイト・ブランシェットが当代随一の女優の一人であることだけは確認できた。[映画館(字幕)] 4点(2008-02-18 15:30:30)

43.  主人公は僕だった 《ネタバレ》 ■『アマデウス』のトム・ハルス、ずいぶん太ったなぁ。■ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの存在感、演技力は、やっぱり流石。既定の通りの死に方を書くことを拒否したトンプソンが研究室を出る時に、ドアを閉めるホフマンが見せる表情が極悪且つ絶妙。実はこの映画の主題って、例えば文学のような美のために死んだり殺したり出来るか、ってことなのか、とすら思った。■マギー・ギレンホールが大変魅力的。■やっぱりオチに難あり。映画全体の雰囲気は大変いいのだが…。[DVD(字幕)] 4点(2008-01-07 00:28:11)

44.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 ■汚い話で恐縮だが、前半で膀胱に尿が溜まるかの如く涙腺に液がじわじわと充填され、後半からそれがちょびりちょびりと分泌しだし、クライマックスで一気に噴き出してしまった。■今回は、様々な「恋」の相が彩を添える、ラブ・ストーリーのオムニバス或いはコラージュのような趣き。どれもほんのりとした味わいが保たれ、一作目の品格を損なっていない。■わーのかみさんの実家だば津軽弁ネイティヴだけんどもや、六ぢゃんと武雄の、たげリアルだっきゃ。ながなが、難しーんだばってな。■劇場には年配の方を中心に30人ほどが来ていたが、この作品の趣旨を汲んでか、何となく互いに親近感を感じつつ観賞していたように思われる。程よくリラックスして、笑うところで笑い、泣くところで泣く、そんな、30年代当時も斯くやといったシチュエーションが、心地よかった。■ただ、僕のすぐ後ろのご老人が牛島のくだりで「あれ、幽霊持ち帰ったんでねーの」と喋ったのが聞こえてしまったのだが、その時点で気付いていなかった僕は、ちょっぴり悲しかった。もう3秒後に言ってくれ、ご老人。■このシリーズの一番の勝因は、配役の妙と見た。ちょっと想像してみて欲しいのだが、他の俳優と交換可能な役があるだろうか?■良い作品の中には「その世界の住人でありたい」と思わせるものがあるが、このシリーズはその一つの典型として、成功していると思う。[映画館(邦画)] 8点(2007-11-05 19:08:49)

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