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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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41.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 コレの原作の大ファンで、アニメ化に大感激して劇場に行きましたが、壮大な原作を2時間内に収めるなんて無理だし、そもそも公開が原作連載中だったし、全然違うものになってます(ToT) ミヤコ様の変わりように泣き笑いしたことは忘れもしません。この映画のストーリーは結局、スゴいコンプレックスを原動力に何もかも欲しがってアメーバのように取り込んでいったら結局宇宙そのものになっちゃったので同化して消えちゃいました・・・ってことですかね? で、これに自我の境界問題を含むとエヴァみたいな話しになっていきそうですね。あー、ややこしい。鉄雄くんが「こんなボクがいてもいいんだ」と言い出しても困りますけれども。ハリウッド実写版が中止とか中止じゃないとか噂されてますが、実現しても「ドラゴンボール」みたいになるんだろうなとハナから期待もせず、原作マンガに忠実なアニメを強く希望している1人です。当然連作ものになるので、大変なら、まずは「童夢」あたりアニメにしてよ~~!! 点数は大友キャラを動かし切った映像に対して。[映画館(邦画)] 6点(2010-01-08 06:39:27)

42.  スノーマン<TVM> 《ネタバレ》 自分の場合「空を飛ぶ映画」といったら、真っ先にコレ! ウィマさんのおっしゃる通り、トトロやピーターパンと空飛ぶのとはわけが違う。セル画とは違う色鉛筆やパステルあたりで描かれた絵が動くのは、まさに「芸術」だし、BGMの楽団の演奏がトーンを変えて、澄んだボーイソプラノの歌にバトンタッチされる運びは、わけもなく涙が出ても不思議はない。これが絵や音楽という芸術の力なんだなと素直に思う。オープニング以外はセリフなしで言語の壁はないし、子供にも理解しやすい。けれど、よくよく考えてみればオープニングに語りを入れて画面を歩いていくのは、いい年したおっさんなのである。たくさんのオモチャに囲まれて満足できたり、大切なオモチャが壊れたら新しいのを買ってもらえたりする子供のうちは、この作品のラストは本当には分かるまい。「新しいの作ればいいや~ん」て気持ちにだってなれる。代用や買い替え不能な、かけがえのない友人や恋人を失った経験のある大人にこそ、グッと迫るものがある。少年の体験が「単なる夢でした」とはなっておらず、少年にとっては確かに体験したと信じられる証拠がポケットから確認されるのもgood。[レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 9点(2010-01-07 16:53:38)

43.  木を植えた男 「スノーマン」のアニメーション映像を見たとき、その作業量を想像しながら、叙情的な絵の動きに感動して涙したけれど、その頃はそれを凌ぐ感動にめぐり合えるとは思っていませんでした。映画祭でこの作品を観て、感動のあまり、しばらくボーッとしてました。なぜだか実話だと思っていて、後日そうじゃないことを知りましたが、この映像作品の元となった話しが世に出た当初は実話として広まったそうです。記憶に間違いがなければ、映像を手がけたフレデリック・バックも制作段階では実話だと思っていたとか。この物語の老人の静かで力強い行動は、映像作家フレデリック・バックを駆り立て、目を患うほどの執念の作業に専念させる力を持っていたということでしょう。物語は実話ではなかったけれど「たった1人の男が行ったこと」という点を除けば、名もなき多くの「木を植えた男」たちがいて森が育ち維持されてきた歴史はウソではなさそうです。少なくとも、かんたーたさんも書かれていらっしゃる通り、フレデリック・バック自身が羊飼いの男と同一視できる偉業を果たしているわけで、この作品がまた世界中の人々の心に小さな種を植えていくことで、ウソがホントへと変わっていく力になってると嬉しいなと思うんです。[試写会(字幕)] 10点(2010-01-06 03:10:46)(良:1票)

44.  カラーパープル(1985) 今のところスピルバーグ監督作品では最も好きな作品です! というか同監督作品ではダントツに好きな作品です! これ以降のスピルバーグ作品はどうでもいい感じしかしないけど、この作品だけはもう・・・感情が正常に反応できて心が揺さぶられます。常人では到底真似できない、反吐が出るほどの良い子ちゃんの話しでもなければ、冷徹すぎる悪人の醜行を淡々と映すよな、感情が擦り切れた感じもなく、わざとらしくギャーギャーわめくだけのバカ生意気ガキが終始進行をぐちゃぐちゃにすることもありません。人間の愚かさや温かさの描き方が適切なレベルを保っている感じです。要するにこの頃はまだ監督が映画ファンをナメ切っていなかったと思えます。この映画が全くオスカーを穫れなかったことがアカデミー賞の七不思議と言われたのもうなづけます。本作は原作者の熱い勧めでウーピーがデビューを飾った作品ですが、僕個人はテレビ番組の司会者オプラ・ウィンフリーのソフィア役の演技も強く印象に残しています。またジョン・ウィリアムズが音楽を担当しなかったスピルバーグ映画というのも珍しく、クインシー・ジョーンズの音楽もなかなかでした。とくにカミソリのシーンの音楽と妹の手紙のシーンの音楽は強く印象に残ってます。 【追記】オスカー狙いだとかよく言われるみたいですが、どこかで読んだ情報では、監督はこの作品を作ることにかなり躊躇していたそうです。それまで自分がSFやファンタジーの路線で走ってきた人間であることを十分承知していて、そんな自分が全く毛色の違うこの話を監督できるのか戸惑いもあったとか。音楽を担当することになるクインシー・ジョーンズが監督の背中を押したそうですよ。スピルバーグ今は嫌いですが、これを作った後の言われようだけは、監督を可哀想に思います。レズビアンたちからもかなりバッシングされたとか。この作品を周囲がまともに評価してたら、監督はもっとマシな大物になってくれたのではと思って仕方ないです。彼はきっとこれ以来感情を擦り切らしたのだと思います。自分だったら、ふてくされるだろうし、作品作りが怖くなるだろうと思う。それを乗り越えて「どうせ好き勝手しか言わないんだから、そいつらからテキトーに金出させりゃ良いんだ」となってしまった気がしてなりません。[映画館(字幕)] 9点(2009-12-26 06:27:11)(良:1票)

45.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 失ったもののワケを知らないままのトト。幻と消えたエレナ。それが劇場版。アルフレードは映画を使って人の心に灯をつける。人々が映画の物語に心をつかまれるように、トトは映画とアルフレードの語ることごとに心をつかまれる。けれど、アルフレードはここぞという時にフィルムをカットしてきたように、トトの青春にもエレナとの熱愛を成功させるおとぎ話でハートに火をつけておきながら、クライマックスはお預けにしてローマへ旅立ち前へ進めと言う。アルフレードは人々に「夢」=「映画」を見せながら、そのくせ大事なところはお預けにしてジラす。ジラされると燃えるのよね~、人って。筋肉を鍛えるには筋肉に栄養を与えつつも、ちょっと破壊する程度のプレッシャーをかけなければいけないように、トトにとってアルフレードは栄養とプレッシャーの双方を与える人物。大リーグボール養成ギブスなみの負荷をかければ素晴らしいプロ選手の出来上がりとなるわけだが、完全版ではないこちらのバージョンはそいういうシビアな部分はナシ。「キツくて汗臭い運動もナシで、好きな食べ物ガマンしなくてよくて、イイカラダになりたいの」というお気楽ダイエットやトレーニングを懲りずに試し続けるようなタイプとかビギナーの方はこの劇場公開版がおススメなのかなー。「らくちんシェイプアップでも、やったぶんだけイイカラダのはず」と自分に都合のいい想像で、鏡に映る現実の体形を補完してしまえる人は、いい夢だけを見て完全版は見ない方が良いのかもしれないですね。映画って、もともとそういう役割があると思うし(だから10点満点です) でも、「こんなラクラクな甘~いダイエットとかトレーニングで(物凄く大好きな女から自分で逃げ出したまんま、ノスタルジーで自分をごまかしてあっさり心の整理が出来てしまうヤツが)ホントにイイカラダ(いい映画作家)になれんのかよ?」と夢のラクチン・シェイプアップに疑いを持ち始めた方には、完全版でトトと再び『さすらい』の旅をしてみるのもオススメします。[映画館(字幕)] 10点(2009-12-19 11:57:36)

46.  マグノリアの花たち 《ネタバレ》 実話が元になっていると知って「へぇ!」と思いました。最初は舞台劇として美容室内での会話だけで進む物語だったそうです。シャーリー・マクレーン演じるウィザーおばさんの実在モデルに興味津々です(笑) トム・スケリット演じるパパの実物はやはりウィザーおばさんとよくケンカしてたのかな? お互い良いケンカ相手で、あれなら歳とっても元気でいられそうです。この映画はじめて観たとき、すごい涙が出ました。葬式直後、ダリル・ハンナの優しいけど優等生的発言になんかシラーとしてしまうのは映画の作戦で、コレが良い引き金となって、サリー・フィールドの「Wh~~~y????!!!」の叫び。これがこの映画の一番の見所! 書きながら思い出すだけで涙が出そうです。あの演技は素晴らしい!! そして、湿っぽく泣かせたままにしない変化球が好きです! 多分、映画で泣き笑いしたのはコレだけかも。[DVD(字幕)] 9点(2009-12-18 13:37:46)(良:1票)

47.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 僕にとっては完全版の方がラストの思いがグンとアップします。トトとエレナを結びつける力になったのは、アルフレードの物語った王女と兵士の謎めいた悲恋話でした。あの話しをヒントにトトはエレナに猛アタックします。そして鍵なのは、アルフレードの同じ物語がトトにエレナを諦めさせる力をも持っていたということ。兵士が何故99日目で去ってしまったのか、トトがアルフレードに答えを語るシーンは秀逸。そのことが非常に良く活きているのは完全版の方です。そしてラストのリールは単なるノスタルジックで温かい親子愛的なエンディングに収まらず、アルフレードが奪ってしまったもの(女性との本物の愛)とアルフレードが導き与えたもの(映画への愛)が同居した贈り物だという意味深さになります。そして恐らくは現実に手に入れられないからこそ、強く求める思いが映画作品に昇華され、トトは立派な監督になり得たのだと思える、切なくも美しいラスト。教会での上映時代にキスシーンがさんざんカットされて、返って観客の注意を引き立て熱望を呼ぶ場面も説得力を放ちます。アルフレードは失明するまで、ずっとフィルムから他人の愛をカットして観客から目隠ししてました。人と人の愛をスクリーンで見せておきながら、肝心なところで切り離して箱の中に隠していた人です。対しトトは切り離された破片を渇望する少年で、切り離されることのない愛を人々に見せる立場を得た人でした(カットなし上映を任され、後には映画を作る)。失明後アルフレードが最後にカットして隠したのがトトとエレナの愛。カットされた破片をなんとか手に入れる為ならとことん頑張るトトだから、自分の作る映画で補完してきたけれど、本物の破片がない! 完全版ではトトは全ての破片をその目で確かめる。そうやって、あのラストはトト、アルフレード、エレナ3人のそれぞれの愛の在り方が一点に結びつくシーンとなります。これは完全版でないと味わえません。トトはエレナと再会後も未練たっぷりだったけど、満足や割り切りでおさまってしまえば、いい映画を作り続けられないだろうし、エレナとの再会でひとつの区切りを見いだせたことで、また一段高い作品を作り出すのだろうなと思います。エレナへの「僕はそうは思わない」あの一言に宿る魂が、これからのトトの作品に反映されていくのでしょう。アルフレードの魔法は消えない!![DVD(字幕)] 10点(2009-12-17 01:45:07)(良:2票)

48.  ミッドナイト・ラン 「ベートーベン」の優しいパパぶりや「愛が微笑む時」の感動をくれた、チャールズ・グローディンがロバート・デ・ニーロとどんな演技を絡めるのか楽しみで観ました。やはりこの作品のチャールズはいい味出してますね! 旅客機と、その後の小型機のシーン大好きです! 情けなくて笑えてとくにカッコいいわけでもないのに、なんか「あんな雰囲気のおっさんになりたいなぁ」って思っちゃいます。ラストも気持ちいいです。[DVD(字幕)] 8点(2009-12-16 00:40:43)

49.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 テクノロジーとしては古くさくなったけれども、公開当時に映画館で観て、主人公がFBIに捕まる場面ですごく緊張感が高まったのを覚えてます。あの瞬間、高校生の他愛無いイタズラじゃなくて、とんでもないことなんだという(映画の中の)現実感に圧倒されました。公開当時はまだネットは一部のオタクのものだったように思いますが、現代のように誰もがパソコンでもケータイでも手軽に利用している時代だからこそ、うまくリメイクしたら大当たりする作品にならないかなと思ったりします。本作はエンディングに2パターンあったそうで、試写でハッピーエンドの評判が勝ったので、あのエンディングなのだそうです。では、バッドエンドのバージョンでは○×ゲームは出てこないのだろうか? それとも○×ゲームで「えぇいルールなんてクソ食らえ! 何してでも勝ちゃぁいいんだよ!」と学んでしまったとか(笑) いずれにしてもリメイクして欲しい! 軍に雇われた天才ハッカーvs軍外の主人公ハッカーという図式を加えてデスノートばりのバトル加味して。[映画館(字幕)] 7点(2009-12-15 20:37:48)(良:1票)

50.  ターミネーター ポスター観て、コナンに出てた芝居下手そうな筋肉マンのB級ドンパチアクションか・・・と思ったけど、旧友と暇つぶしに観る映画がこれくらいしかなくて観たのが最初。金の無駄遣いのつもりでいたら「エイリアン」を観た時と同じ感動を得て大満足した。「やっつけるの無理、逃げ切れないだろ!」と思わせる演出は、監督がエイリアンの続編に声かけられるのも納得! 最初シュワちゃんがオファー受けたのはカイル・リース役だったそうだけど、シュワちゃん本人がターミネーター役をやりたがったそうだ。とくに出始めのシュワちゃんの雰囲気や演技力を考えると、オファー通りの配役だったらこの映画は成功していない気がする。あの体格と感情のないロボット役のおかげで、いい出世コースを手にできたと思う。工場の廊下を歩いてくるロボットは昔観たマイケル・クライトンの「ウェスト・ワールド」を思い出させる。「ターミネータ2」もキャメロン監督で、シュワちゃんはあか抜けてカッコ良くなってるし、映像も奇麗だし、特撮も格段に良くなってるけど、個人的にはこの1作目の方が好きです。ベタなお説教臭いところがないのに加え、あのポラロイド写真のエピソードひとつで、この映画の格はグンと上がったと思います。あれがなかったら見終わった後の余韻は、ただの「面白いSFアクションだった!」レベルで、すぐに忘れてしまうものになっていたと思う。SFは特撮のこだわりも大切だけど、やはり脚本の良さが一番の命だなと思う一本です。[映画館(字幕)] 10点(2009-12-15 16:46:47)

51.  第5惑星 「パーフェクト・ストーム」や「トロイ」など、最近は騙された気分になったり胸くそ悪くなったりする作品が多い気がしますが、この頃のヴォルフガング・ペーターゼンの作品は安心して観られますね。今となっては地味な作りなのに、小2のうちの子が会話のジョークに笑ったりフットボールのシーンで笑ったり、退屈せずにちゃんと作品に入り込んでたので、見せて良かったと思います。[DVD(吹替)] 6点(2008-12-26 22:22:52)

52.  殺しのドレス 《ネタバレ》 デパルマ作品で最も好きな映画です。ストーリーや性描写には閉口してしまいますが、美術館のシーン、エレベーターのシーン、ラストのシャーワーシーンの3つが観たくて、たまにライブラリから引っぱり出します。この3シーンについて、フィルムがどのように編集されていったのか、音楽はどの時点で制作されたのかなど、非常に興味があります。セリフなしBGMのみの映像に釘付けにされ、映像が持つ力に感嘆した最初の作品です。蛇足ですが、この映画を見ると毎度「地下鉄であんな無茶な言いがかりをつけて追い回す不良は本当にいるのだろうか?」と思い、夢オチ直前のカフェの会話中、隣のテーブルのおばさんのリアクションに釘付けにされます。 【2011-06-05追記】自分も3度くらい観ないと気づかなかったんですが、女装した犯人は美術館のシーンで既に姿を現しています。主婦が男を誘惑しそびれて美術館の外に出たら、彼女はタクシーに乗って待っている男性を目撃しますが、彼女からタクシーへパンしていくカメラの前にサングラスとコートのあいつが横切ります。タクシーのもとへ歩み寄り挨拶する遠景を撮る地べたからのカメラは、手前で映っている捨てられた手袋があいつの手でざざっと拾い上げられるのを捉えています。誘惑されてからずっと彼女を尾行してたことの説明になってるけど、分かりづらいねー。[レーザーディスク(字幕)] 8点(2008-12-12 06:37:51)(良:1票)

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