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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  たまこラブストーリー 《ネタバレ》 バトンがテーマのアニメということで、「けいおん!」シリーズ全部を一緒に見たバトンをやってる娘と見る いささか親父には気恥ずかしい展開だが娘はそれなりに面白かったようだ 自分にはあまりにもこの時代から遠ざかっているのでノスタルジックな雰囲気は伝わるがやはり気恥ずかしさが先に立ってしまう バトンのシーンはむしろ稚拙でさほど実力が無いチームのリアルな演技が恥ずかしくて、一緒に見ていたママはここでリタイヤ 娘は「イリュージョーン~!」とか言って以外に楽しかったようだ テクニカル的にはカメラワークがノスタルジックで浅ピンやらローコントラストな学園風景が叙情的 時代は現代だが糸電話やラジカセなんかの小道具がノスタルジックで、なにげにおやじにも感情移入しやすいと思った 声優やキャラクターイメージも「けいおん!」とかなり被ってるようだ ラストシーンも何気ないが微笑ましい 「けいおん!」が好きなら楽しめるだろう[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-12-01 14:26:50)

42.  相棒 -劇場版Ⅲ- 巨大密室!特命係絶海の孤島へ 《ネタバレ》 冒頭から妙にハイテンションな杉下右京にコメディ映画の様におどけた音楽が今回はコメディ調なのかと思った それならそれでも全然かまわないとも思った しかし絶海の孤島で起きる連続殺人みたいな展開を期待したら見事に裏切られる 途中から参加したいつものお約束メンバーが孤島で勢揃いしちゃったぐらいまでがもっとも期待が膨らんで一番面白かった このまま「そして誰もいなくなった」的な展開になるのかとワクワクしたが、あっというまに勢揃いした主要キャストが一気に東京に連れ戻されたあたりから急速に失速する 孤島で訓練していた私兵達がただの軍マニアのキチガイ達だとわかったら見る気が失せた ここで訓練する意義がまったく無いじゃないか 何故、彼らが国防が自衛隊じゃ駄目だと思った理由を描かなかったのか テロ組織じゃないなら秘密兵器がBC兵器なのは変だろ BC兵器は国防の為の兵器からは程遠くて完全にテロの道具である 兵隊と隊長の人間関係も全く描かれないので何故このキチガイ隊長に部下が付いて来ているのかもわからない 相棒シリーズに一貫して有る犯罪者のどうしようもない哀しさもまるで無い もっと、私兵として集まった彼らの哀しい過去があるべきだ 最後まで見ても隊長の伊原剛志がキチガイの軍オタを一歩も出ないのは驚いた まさかこんな脳天気な軍バカ達がただ集まって、もっとも簡単に出来るBC兵器を使う気も無く、ただ持っているというだけと言うオチとは しかもそれをどう使おうと言うビジョンすらもないので、テロリストにもなり得ない 蓋を開ければ、ただの軍オタ達の集まりにバカな隊長が暴走して、ひと一人を殺しただけというほんとにつまらない物語だったことには唖然とした[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-12-01 14:22:12)

43.  イップ・マン 最終章 《ネタバレ》 勘違いして見た ドニー・イェンの「イップ・マン 葉問」の第三章だとばっかり思っていた 新たにイップマンの香港時代を描く だったらこのタイトルは無いだろ この香港時代のイップマンは自分が見ただけでも3作目「イップ・マン 葉問」「グランドマスター」それからこの「イップ・マン 最終章」 すべて基本のストーリーが同じ それだけ有名なエピソードだということか この映画が一番展開がリアルだった ドニー・イェンのイップマンも良かったが今回の主人公アンソニー・ウォンのイップマンもなかなかいい またまたブルースリーらしき人も出て来るがそこははずせないお約束エピソードなのか 詠春拳の門下生達もなかなか強くて、特に悪徳警官になって出世するジョーダン・チャンが詠春拳をバカにされた時に見せた一瞬の強さは圧倒的で、詠春拳の強さを一瞬で語るいいシーンだと思った この門下生が悪徳警官になるが、失脚することなく偉くなって行く過程がむしろリアルで良い 他の門下生の青春模様と言える話もあるのでむしろもっとちゃんと描いて欲しかった 映画はほとんど本筋に関係ない息子のモノローグで語られていてそこがリアルでもあるが、だったらもっと本筋のストーリーに関係すべきだと思った 全体的には肝心のカンフーシーンに新しさが見えなくて格闘シーンそのものが今ひとつだったのが惜しまれる そろそろワイヤーアクションにもう少しリアルな進化を望むのは自分だけだろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-11-11 15:57:41)

44.  オープン・グレイヴ-感染- 《ネタバレ》 冒頭から無数の遺体の中で目覚める主人公 ガキガキに固まった身体 足下のマグナム 抜け落ちた記憶 同じような記憶が無い人達 ポケットの鍵 謎のおしの中国人 なによりもカレンダーの18日 フェンスにも同じ様に18という数字が大書されている ポケットの中の車の鍵から後に隠された車が見つかったり、何故か隔離された女や見せしめにされた遺体など、謎が謎を呼ぶ前半はなかなか面白い 充分な食料やら大量な武器が見つかったり開かないドアなどRPGのような展開はこれは傑作かもという期待を抱かせた しかし残念ながら以降は謎を解明して行くという展開にはならずいく分ダラダラした進行から一気に解明される展開は期待した分がっかりした なによりもこのタイトルは完全にアウト ネタバレじゃん 結局見せしめにした死体などはゾンビ化した人間達を近づけ無い為に自分たちがやったという解釈だろうが、今ひとつ解明篇のパートがないのでカタルシスに欠ける 最後に殺される子供の扱いとかも悲惨なわりにまったく印象的じゃなくて勿体ない 18日の謎とかも結局普通だったが、オープニングに戻るループするラストや、それまでまったく無かったVFXで終末世界を描くエンディングはお約束通りだがなかなかいい 主演のシャールト・コプリーは出演作はあらかた見たが個性的で非常にいい俳優だ この映画、謎を一つずつ解明してくれて徐々に真相に迫っていく展開にしたら傑作になったと思う[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-11-11 15:52:27)

45.  オールド・ボーイ(2013) 《ネタバレ》 オリジナルを大昔に見た気がするがあまり憶えていない 評判のわりに今ひとつだった印象がある 今回のリメイクはオリジナルよりもわかりやすい その分オリジナルよりも浅いんだろうなぁという印象だ ただ本当にオリジナルの印象を思い出さないのでなんともいえない 主人公を拉致した張本人が最初っからチラチラ出ていて謎解きの楽しさはほとんど無い リメイクはネタバレが前提なのでしかたがなかったのかも知れないがもう少し謎解きを楽しみたかった しかしお約束のハンマーバトルはたいしたものでザコをばこばこ殴り殺す様は景気がいい ちょっと主人公が強すぎの感があるが爽快感があるのでまぁいいだろう むしろ序盤でこのあきれた強過ぎバトルがあるのでこの映画にリアリティーを求めてはいけないという事がわかってむしろ都合が良かった 主人公が真相に近づいて行く過程がほぼ一直線なので都合がよすぎる さらにオチが余りにもオバカなので「はぁ?」ってなった たったそれだけ???みたいな それだけでこんなに用意周到な復讐をしたわけぇ? オリジナルを憶えて無い理由がここにいたってようやくわかる はたしてこのリメイクのオチは憶えていられるのだろうか また自分で忘れない様に、ここにモロ書きしておきたいが皆にも見てもらってがっかりしてもらうことにしよう(笑)[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-11-11 15:47:46)

46.  パズル(2014) 《ネタバレ》 残念な映画 冒頭、パズルを使って妊婦のお腹の中の子供をピンポイントで殺したり、主人公の少年を虫唾が走るほど嫌な奴として描いたあたりはなかなか期待させる たとえば「セルビアン・フィルム」の様に、映画製作に置いて最低限のモラルを無視する映画は中々お目にかかれないからだ しかし良かったのはヒロインをレイプした学生の頭が「ソウ」の様なゲームの装置で吹き飛ぶあたりまでだった 装置のデザインやら犯人のマスクが、幼児のオモチャの様なデザインで不気味さの中にバカバカしさがあってなかなかいい しかしお話が進行するにつれてバカくだらない設定がどんどんリアリティを欠いて行って見ていられないぐらい浅い話になってくる 母親と息子の関係とか、主人公の狂気とか、対する刑事の狂気やヒロインの狂気、三つ巴四つ巴の狂気の展開がバカみたいに浅い 決して狂い回って人殺しをする映画が自分は嫌いじゃ無いのにもかかわらず見ていられないぐらいつまらない なによりもこの映画がファンタジーでも無く、かといって微塵もリアリティが有るわけでもない中途半端な作りが、この監督の表現したい物が嫌悪感のみでしか感じられなくてげんなりしてしまう もっと振り切れるぐらいやりすぎであればまた違ったであろう 校長が実娘をレイプとかもお約束な展開で、意外性が無いのにエロも無いのであれば、まったく描く意味も無い マジシラケた なによりもこりゃダメだと思ったのは冒頭から展開される意味深なカウントダウンが超くだらない事だった事 なんじゃこりゃ?って思った 考えオチにもならないぜ あれこれと良い所もあるのに作り手に何をしたいかが作っていてわからなくなった感がある 最後のヒロインの血まみれダンスも完全に疑似狂気でテンション丸下がり 狂気をダンスのイメージで見せられてもなぁ せめて夏帆のパンツくらい見せてくれって思った 最後の最後に意味深にトカゲが出て来て「本編に出演の動物にはいかなる虐待もしていない」などとテロップがでるが、トカゲがハツカネズミを生きたまま丸呑みにしただろうって思った 最後まで突き抜けられなかった制作者の下らない言い訳を、最後の最後まで聞いたようで非常に不快だった[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-11-02 20:51:35)

47.  ゾンビアス 《ネタバレ》 グロはまだ良いがゲロやクソはちょっと勘弁と思ったが以外にウソっぽくて大丈夫だった ヒロインの体を張った演技で驚く、スゲーよ中村有沙! キチガイ博士の娘も結構巧くて驚いた この二人を見るだけでも充分価値がある ゾンビがお尻をむけて襲ってくるとか、おならで空を飛ぶとか、設定が突き抜けてるがもうひとつバカバカしさのテンポが悪いと思った あともうちょっとタタミかけるように笑わせてほしかったなぁ でも何故か評価が高い電人ザボーガーよりはおもしろかった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-11-02 20:43:17)

48.  魔女の宅急便(2014) 《ネタバレ》 偉大なるオリジナルと比べない様に見ようと思いながら見たが、それにしてもオリジナルより優れた所が何一つ無かったのは驚いた これは何よりも「魔女の宅急便」という傑作ファンタジーと清水崇と言うホラー映画の監督との相性の悪さが一番だと思った 時々見せるホラー風味な演出もいちいち気に障る ストーリーがアニメとまったく違うが、そこは全然かまわないのだがここまでオリジナルよりも良い所がないと、だったらオリジナルのストーリーを忠実にコピーしたほうが良いじゃんって思ってしまう 自分たちの物語で作るのなら、せめてオリジナルの一部は越えようとする気概がほしい CGが拙いのは味だとして許せても、ロケ先の古い街並にとってつけたような可愛い装飾とか安物映画臭がプンプンしてしらける 冒頭のキキが旅立つまでの説明が長い みんな既に知っている話なので、なるほどと思わせる知らない情報が無ければくどくど説明する意味が無いじゃないか キキが宅急便を始める所以もただの思いつき オリジナルのたまたま荷物を運んでみたら皆に喜ばれたみたいな展開が無いならば、もっと納得出来る理由にするべきだ オリジナルを越えようという気概が一切無い 設定がすでにオリジナルに負けているならば新たに映画化する意味がないじゃないか キャストのキャラ付けとか誰一人オリジナルを越えていると思ったキャストがいなかったのも最悪 ジジが唯一オリジナルに近いキャラだが、最後にただの猫に成るという哀しさも無い あくまでも猫は猫でヒロインがコミュニケーションがとれただけで最初っから普通の猫だったみたいな、実はこれが大人になるってことだよみたいな哀しさがオリジナルにはあった ラストでキキが飛べる様になる瞬間もまったくタメがなくカタルシスがない ジブリのアニメはタメてタメて「飛んだー!」みたいなカタルシスに溢れている 歌う事を失ったシンガーが歌う瞬間もまったくタメが無いので「なんだこれ?」って感じ ことカタルシスに関してはオリジナルがカタルシスのテンコ盛りだったのに足下にも及ばないのはわざとなのか? ならば最低だというしかないかな[ブルーレイ(邦画)] 4点(2014-10-10 18:53:00)(良:1票)

49.  BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅 《ネタバレ》 とにかく端折りすぎ 最初の30分はまったくいらないと思った 少年アッサジが狼に食べられるエピソードのみ印象的に表現してくれればいい ブッダが悟りを開くまでのこまごまとしたエピソードをいちいちダイジェストで見せてくれなくても誰でも知ってるぜ まるで予告編を見てるようだった 声優もなんだか酷くて素人の俳優をキャスティングするジブリスタイルは肯定派だが、これはむしろ悪い方に転んだ 学芸会かと思った しかしブッダが悟りを開くエピソードはさすがに秀逸で、ここは誰が演出しても鉄板に違い無い しかしこれはただのブッダの青年期の話で、手塚治虫のブッダじゃない[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-10-10 18:51:37)

50.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 とにかく井上真央の百面相爆発の映画 こんなにうまい女優だったっけ 実は主演作は「綱引いちゃった!」しか見た事がなくて、こんなに色々な顔が出来る女優だとは思わなかったので驚いた したたかな殺人者から世間知らずの純情娘までシームレスで表情を変えて行く演技は見事 物語は冒頭からいかにもなクズディレクターの綾野剛がワイドショーのキワモノ情報を求めて事件を取材していく様子がそれなりにリアルで引き込まれる 取材したビデオがミヤネ屋風のワイドショーになって偏った報道にされて行く感じはよく出来ている どうせならまんまミヤネ屋を持ち込めばもっとリアルだったのにって思った 途中途中に差し挟まれるツイッターのコメントが、めまぐるしくていささかウザイが、リアルな現代の情報網を見せる そのツィートは常にいい加減で相手を非難するか、あくまでも自己享楽的でいちいちイラッとさせる ツィートが現代の軽薄さを演出するが、ポスターや予告編がいかにもスマホが鍵な感じのビジュアルなのにさほど意味が無かった ポスターは明らかにステマ これも流行の情報網の活用か 被取材者の言う事が言葉通りではなく、徐々に事実が覆って行く過程は面白いが、主人公の綾野剛が謎にせまるわけではなく、そこだけがヒロインの井上真央の独白に依る所は物語としては非常に弱い 前半に物語に謎を持たせておいて、実は真相はこうだった的な事がヒロインの独白で解決するのはドラマとしてはなんのこっちゃである 推理ドラマの様な展開を期待したら裏切られる 監督の中村義洋はひと捻りしたオチの映画はなかなかうまくて、この映画もその亜流だとおもったが、さらに探偵物のようなひと捻りが欲しかった 途中「ほんとにあった! 呪いのビデオ」の演出家らしいモキュメンタリーホラーのような展開があったり、ヒロインのパートはいきなりのファンタジーな作りで、バリエーション豊富で尚かつバラエティー感があって飽きさせない ラストのドンデン返しはマジシャンが自身でネタをばらすがごとく「あーそうなんだ」って思っただけでカタルシスが無い これは主人公が徐々に真相に迫る話にしたら傑作になったんじゃなかろうか 「アヒルと鴨」のドンデン返しと「ポテチ」の泣ける展開を合わせた良品ではある 菜々緒のお尻が4分の1程度拝めるのも吉(笑)[ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-10-10 18:48:33)

51.  土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 《ネタバレ》 ときどきスマッシュヒットを飛ばす三池崇史 愛と誠もそうだったがオバカ映画の良品だった くだらないバカバカしさの連続だが嫌いぢゃない だからといって笑えるかというとそうでもないが 汚いオヤジ3人が延々と土竜の唄を歌うバカバカしさ 「長いし、もういいよ」と思いながらもニヤニヤしてしまうみたいな あーくだらないと言いつつグダグダにはならない展開に感心する クドカンのシナリオがいいんだろうな 前半で出て来たアニメぽい背景とか、仁義無き戦いのパロディやら、タランティーノのようなアニメ遊びが後半ではなくなってしまったのはちょっと残念だった 堤真一のヤクザはめちゃかっこいい 岡村の禿げ猫やら上路の禿げヒョウもうまくはまっていて面白いが、残念ながら仲間になったり敵対したりの理由が薄い 主人公が組の中で台頭して行く理由はもっと薄い この辺がこの映画が全体的に薄味になってしまった理由か そういう意味では主人公が一番の薄味だった この人は「脳男」でも思ったが主人公のキャストの割に存在が不鮮明だ どの辺がいいのだろうか? しかし映画の出来は良く、続編ありきのエンディングなので後編に期待しよう[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-10-10 18:47:19)

52.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 4DXで見る 今回ほとんど劇場のレビューになっているので4DXに興味の無い人はスルーして下さい 結果としては非常に4DXに合っている ちょっと椅子が揺れる程度だろうと舐めて行ったらとんでもなかった ぶっ壊れたマッサージチェアのごとく揺れまくり背中を突き上げられるショックに落ち落ちと映画を鑑賞する暇がない 従ってのんびり見れば違和感ありありの展開を考える暇もなく、通常ならエンディング並のアクションシーンが乗っけ盛り状態で延々と続く展開を揺れまくる椅子の上で思考力も失せて非常に疲れる 4DXのエフェクトは特にカメラがパンしたりクレーンでカメラが上がったり回転したりするシーンで恐ろしくピッタリはまる マイケルベイのやたら意味無く回るカメラやらスローモーションで下からあおったカメラワークにいちいち椅子が反応するので目が回る 特に空中戦などの3D空間を滑る様にカメラが動くシーンの臨場感はハンパじゃ無く良かった 椅子が無重力空間を滑る様に上下左右に動く感じ 4DXは空中戦がもっとも相性が良いようだ 雨のシーンは傘が欲しいぐらい雨が降るしこれから見に行くならタオルを持参するのをおすすめします 残念ながら肝心の3D画面が小さくてコントラストが非常に低くて黒の表現にかなり不満が残った 3DだとIMAXに慣れているので画面がかなり小さく感じた 視界一杯で見たければ最前席でちょうどいいぐらいだろう 映画のレビューでは無く映画館のレビューになってしまったが興味がある人もいるだろうから勘弁して下さい 市街戦は今回は香港で古い高層ビルの市街戦は新鮮だった パシフィックリムでの幻の香港戦が見たかったのでそれだけでも満足 劣勢のオートボット達の意外な助っ人は懐かしきゾイドのアロザウラーやらメカキングギドラやら泣ける連中達 ようしゃなく揺れまくった椅子の上でぐったり疲れて思ったことは「やっぱマイケル・ベイすげーわ」だった(笑)[映画館(吹替)] 8点(2014-09-20 00:08:55)(良:1票)

53.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 前作とはまるで違うイメージの良作 前作はやはり月光仮面的なレトロなイメージが付きまとったが今回は時代が一気に現代で、凄まじいカーチェイスとど迫力の空中空母バトルをメインに、キレキレな超接近格闘を全編に渡って繰り広げる 冒頭の船上の超接近格闘はヒーローの能力を格闘のみに特化せざるおえないキャプテンアメリカの魅力をフルに表現した GSPなど本物の格闘家がマジな戦いを見せるのもこの類いの映画では珍しい 格闘ゲームを見ているような出来 近年のワイヤーアクション格闘と一線を画す 計算された流れる様な格闘シーンはかなり新しい 空中空母や水平離着陸戦闘機、アイアンマン張りのウイングスーツなどのガジェットはシビレル出来だ VFXを含めアクションシーンはお腹いっぱいになるが、余りに詰め込みすぎで展開が速くてストーリーに置いてけぼりにされることがしばしばあった ボスのサミュエル・L・ジャクソンが訪ねて来ただけで敵判定されて追われる身になるとか目まぐるし過ぎ 登場人物もめまぐるしくて、この人達は誰だっけ?と思う事も キャプテンも前作はただちょっと強いだけの人みたいな、他のアベンジャーズの怪物連中達に比べるといたって普通の人的なキャラだったが、今回はハルク並みの怪力さと高層ビルからおっこちてもまったく平気なタフさを見せる しかし相変わらず武器がブーメラン盾のみで常に背中に付けてのアクションはミュータントタートルズを彷佛とさせて結構可笑しい 最近のマーベル映画のお約束の予告編も二本立てになっていて楽しかった ヒーローとしては非常にクラシックでもっとも地味なキャラだと思って舐めて見るとアイアンマン並みの派手な展開に驚かされる一本だ[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-09-18 14:05:23)(良:1票)

54.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 前作で物足らなかった部分がすべて解消 これは1と2を同時に見るのがいいんじゃなかろうか ヒーロー映画特有のスパイダーマンバンジャイ!的な楽しさに溢れている これを見ると前作はプロローグのようなものか ギャグあり、泣かせあり、子供ありで王道な展開 子供のいじめにまで出しゃばるヒーローは近年に無い王道ぶりだがいささかウザイ サム・ライミ版の陰々滅々なスパイダーマンとは一線を画す 残念ながらエンディングでヒロインを失うが、途中からいくらでも想像が付くのでスパイダーマン復活で終わらせる爽快感の為の布石である事がわかる まぁ自分がブロンドのハデ顔ヒロインに魅力を感じないせいでもあるかも クライマックスのアクションシーンはよく出来てるが冒頭の市街戦のようにVFXを織り交ぜたカーチェイスのような面白さはなかった やはり最初から最後までCGで描かれるとアニメーションと何も変わらないな しかしこのてらいの無い王道ヒーロー映画ぶりが気恥ずかしい人達も多いんじゃなかろうか  しかし言ってみればサム・ライミ版のスパイダーマンがヒーロー映画としては特殊だったので、本来のヒーロー映画ってこうなんだよって所に立ち返ったということか[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-09-18 14:03:44)

55.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 久しぶりの王道の航空パニック映画を見た 登場人物達の疑心暗鬼とか乗客達ひとりひとりのキャラクターも良く描かれていて往年のオールドパニック映画を見ているようだった 主人公のリーアム・ニーソンは誤解されやすいヒーローをやらせたら抜群だ 比較的短い102分というランタイムに凝縮してサスペンスを盛り込んで飽きる事がない 主人公の追い込まれぶりがストーリーの展開上都合良すぎると思うが、リーアムの誤解されようが見事にはまって以外に許せる この人は動くだけで次々と誤解を呼ぶ希有なキャラクターだ 主人公の行動が理路整然としていないので対策が次々と裏目に出る感じがハラハラする 仕掛けられた爆弾もありがちなドラマなら主人公の活躍で最後には回避するのが定番だが、ちゃんと爆破してクライマックスにふさわしいパニックシーンを演出する この辺は昔に比べてVFXが良くなってなんでも出来ちゃう良さかなと思う[映画館(字幕)] 8点(2014-09-18 14:00:41)

56.  LEGO ムービー 《ネタバレ》 初めて見る映像 レゴみたいなデテールの荒い物を使ってここまで緻密なアニメーションを作るなんて驚きだ しかし、あまりに目まぐるし過ぎて目が追いつかない 超絶的なレゴの造形がこれでもかというほど出て来るがじっくりと見る暇もなく、作られてはぶっ壊されて、もう少しじっくり見せてくれる気は無いのかと思った レゴを使った世界も見事な世界観でレゴの海とか波とか、爆発する煙とか、通常レゴで表現出来そうも無いものが次々と表される お話のテーマもわかりやすく、レゴをマニュアル通りに作っても誰でも凄い物が作れるけど、自由に作ればくだらない物でも充分楽しくて価値があるんだよと、バットマン以下有名なキャラ達総出演で教えてくれる キーアイテムの奇跡のパーツがボンドのキャップだったり、要所要所にバカくだらないギャグが満載だ 意外にもラストは実写でなるほどと納得できるオチになっている 立派なレゴの高層ビルに自由な発想の少年が作ったロボットやジェト機が見事にマッチしたジオラマになっていて、なるほどとうならせたが、さらに少年の自由な造形をもぶっ壊す幼児の妹の発想が、そのシンプルさ故に最強で爽快なラストだった[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-18 13:54:03)

57.  オーガストウォーズ 《ネタバレ》 ウソすぎる予告編にまんまと騙される(笑) ロボットプロレス物だと思って見たらガッカリするだろう しかし戦争映画としてはそのガッカリを上回る出来の良さ かなり前に見た「5デイズ」と対になっている映画だと思った 南オセチア紛争をロシア側から見た話になっている なので「5デイズ」がグルジア側からみた南オセチア紛争なので悪役が逆になっているのが興味深い よって「5デイズ」がグルジアのプロパガンダ映画であるがごとく、この映画はロシアのプロパガンダ映画と言われてもしかたがないかな 「5デイズ」に対抗して政治家達が会議室で色々偉そうな事を言うのも同じ この辺はそっくりで作り手が「5デイズ」を意識して作ったとしか思えなかった しかし戦争映画としてはどちらも傑作である 冒頭、平和なモスクワでの彼氏とぐたぐたなパートと一転して、南オセチアに入ったとたんにいきなりバスにRPGが飛んで来るのは衝撃的 平和な都会と危険な田舎の対比が凄まじい 「オーガストウォーズ 」の方は実際の危機がパシフィックリムもどきのロボット戦争に置き換えられるのはなかなか秀逸なプロットだと思った 少年の現実逃避がロボットバトルの幻想となって要所で交錯する 根性ミニスカ母さんも強い描写はまったく無くて、いろんな人が差し出してくれた手を握って前進するのみなのがこの映画のキモだ 軍人は誰でもかっこ良く優しい 少年の父親が戦車に吹き飛ばされるシーンは衝撃的だ 「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」でも思ったが、ロシア映画はとにかく戦車を使うのが巧い 銃撃戦も手抜き無く、バンで空爆を逃げ回るとかハリウッド的な描写も結構良くて、ロボットは出るは、凄まじい銃撃戦は出るはの、アクションてんこもりの大サービス しかし美人のミニスカ母さんは大活躍するが、少年の見せ場はまったくなくロボットの幻想が少年の現実逃避でしかないところは結構不満だ 最後にちょっとだけ成長したところをみせるのが救いか 母親は常に軍人に助けられて最後はグルジア側の軍人にも助けられる 完全に軍隊賛美だが、母は強しというか、美人って得だなって思った しかし危機が次々に訪れるが全体に演出が間延びしてしていてちょっとダラダラした感じに思えた もうすこし畳込む様な演出だと息を飲む感じになったのに しかしミニスカのおっかさんが途中でズボンになってしまうのが一番の痛手だった(笑)[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-30 12:30:48)(良:1票)

58.  大脱出(2013) 《ネタバレ》 大物二人のコラボ映画だが、「この程度だろうな」と思ってた程度の面白さを見事に一歩も出なかった 二人の大スターを見てるだけでも充分楽しいので損は無いのだが、脱獄の方法から主人公の脱獄コンサルタントという職業とか主人公の周辺にいたる設定がかなりテキトーでマンガっぽい 刑務所の様子もSF的なガラス張りの牢とか、船上の刑務所とか面白くなりそうな要素は結構あるのだが、二人の大スター以外は本当にざっくりで薄っぺらい お約束のサド趣味の看守とかも全然憎々しくない ステレオタイプなバカサドな所長とかもお約束どおりで、エンディングもパチンコ弾のような拳銃一発で終わるのもいまいち地味だ 会社の社長をスタローンの仲間が制裁を加えて終わるのも全然現実的じゃなくてしらけた 全体的には70年代のアクション映画を見てる様で既視感いっぱいだ 可も無く不可もない出来か[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-08-30 12:13:20)

59.  デンジャラス・バディ 《ネタバレ》 ありがちなバディムービーだが悪ふざけがすぎる 2時間は長過ぎる 90分ぐらいがちょうどいいんじゃないか 笑えないネタが多すぎる コメディのわりに人が死に過ぎる 笑えないコメディーの部分に合わせて ストーリーが進む感じ 映画というより2時間ドラマみたい 劇場で見たら損した感が強いだろう だから話題にもならなかったのか 公開した憶えが無かった 主人公二人がどちらかというとどっちも嫌な奴で感情移入できないのが一番の問題だ 笑う以前に不快感が強い 久しぶりにくだらない物を見た気がした[ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-08-30 12:10:20)

60.  インシディアス 第2章 《ネタバレ》 前作の解明篇となっている 前作は観客を驚かせるのみに徹したびっくり箱のような映画だったが今作は前作のびっくり箱はそのまま、前作を一本の話として通して見れる様になっている 前作のシークエンスを一部再現したり、過去のジョシュ(父親)と前作のラストで殺された霊能力者エリーゼの若き頃の関係を冒頭にみせるのはなかなかうまい始まりだ 前作で解明されなかった謎や不可解なシーンが、後付けだが説明されている 過去の黒衣の花嫁の話が現在の廃病院で繋がったり、話の流れがうまく前作と繋がる感じは結構うまい 突然オバケが出る演出は相変わらずで、ビックリ箱を開けた時の様に最初は驚くが、2度目は引っかからないと言う、つまらなさと表裏になっていると思った ビックリシーンを憶えている間は見直し禁止だ しかし前作のにぎやかな遊園地のアトラクション的な演出は少し抑えめでこちらの方が恐怖度は高い しかし今回も闇の世界の演出は、ただ暗かったり霧が出たりするだけで前作と変わらず安っぽい この異世界のエフェクトが「サイレントヒル」ぐらいのグレードで作ってくれれば傑作になったと思うが、まぁちょっと高望みしすぎか 前作のエンディングでエリーゼが殺されるのが余りにも理不尽なバッドエンドで気分が悪かったが、今作では死んだとはいえ元気にあちらの世界で暮らしている風に描かれているのはちょっとほっとした 前作の話がほとんどストーリーらしき物がなかったので、むしろこの映画と同時に見るのがいいんじゃなかろうか エンディングはあまりにも取って付けた様なお手軽なラストで、エリーゼとオタクコンビのチームがこれからも続くのなら許すが、この話がここで終わるなら安易過ぎてはっきりいってつまらないオチだ 心霊になったエリーゼとヲタコンの凸凹コンビが、ゴーストバスターズを繰り広げるコメディなんかになったら、この作品を8点にしてもいいだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-30 12:02:32)(良:1票)

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