みんなのシネマレビュー |
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601. ハッピーフライト(2008) ハッピーフライトとゆうゆるい放題とか、冒頭のゆるい展開とかで、正直、最初の方は、ゆるーい感じの、ベタな笑いの、退屈な映画だなーと思って観ていたんですが、途中から、あれ?これひょっとして面白いんじゃないのとゆうテンションにかわり、そのまま、テンションは飛行機とともに上昇、終盤にかけては適度にハラハラし、観終わった後は、うん、これ面白かったと満足できました。確かに誇張的でゆるーい感じの部分もありますが、空港で働く人たちのあるある的なエピソードが大変興味深く、そこも飽きない部分であったけど、その彼らが、後半、それぞれの現場で自分たちの仕事をこなす感じも、心地よく熱くなれる一体感を感じさせて、それがまた、飛行機内の客のどよめきの臨場感と絡まって、なんだか自分もそこにいて事件を共有している気持ちにさえさせてくれました。特に寺島しのぶさんのクレーム客への対応が素晴らしく印象的。ナッツリターンも彼女なら回避してくれるかも。今度、空港に行くと、なんだか色々見方がかわりそーです。いい意味で。[DVD(邦画)] 7点(2015-06-24 04:13:18)(良:1票) 602. グラン・トリノ 《ネタバレ》 やれ老害だ、やれユトリだと言い合う風潮が流布している昨今、この映画で描かれているものを観ると、胸にこみ上げてくるものがある。大人は若者に何を見せるべきか、そして若者は大人に何を学ぶべきか、そんなことを考えてしまう。ただお話自体は地味、イーストウッドが主役だからこそ成り立つ映画であり彼のファンであればあるほどより大きな感動を得られるのだと思います。しかし、そーでない僕でも、ラストではジワーっと涙がこぼれました。心に古き傷をもつアメリカ人の頑固じいさんが、隣の東洋人の家族に気に入られて戸惑いながらも、交流していく様を微笑ましく見ていたら、最後にエライ気持ちにさせられました。若い神父さんもいい味出していました[DVD(字幕)] 10点(2015-06-23 17:05:39)(笑:1票) (良:3票) 603. アジョシ 《ネタバレ》 いわゆる悪が調子のって変な奴をなめてたら、逆にボコボコにされちゃった系の映画。こーゆうタイプの映画、僕は好きです。ただレオンもちょっと入ってるかな。ちょっと停滞気味な個所がちょいちょいあったり、きざなセリフがあったりしたけど、概ね面白かったです。特に主役のウォンビンのかっこよすぎさ、ブチギレた時の目のいっちゃった感、逆の悪者たちの憎たらしさなども際立っていて印象的でした。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-23 03:41:28)(良:1票) 604. ザ・レイド 映画を観る順番は大切かもしれません。僕はパート2を最初に見て、しかも2012年度のジャッジドレッドも見ていたので、ちょっと既視感が先立っちゃって、面白かったんだけど、若干、物足りなく感じてしまいました。アクションの派手さはパート2のほうが良かったし、びっくりしたんだけど、展開がジャッジドレッドとほとんど同じ。ボスの弱ささえも。ジャッジドレッドの方が後なので、見る順番の問題なんですけど。ただ雰囲気は、ジャッジドレッドと違って、なんだかサバイバルホラー的な感じもします。それにやっぱり、ファイトアクションのかっちょよさは、ビンビンきます。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-22 18:25:51) 605. ブラインドネス 《ネタバレ》 僕は声が出なくなったことがある。前の日には普通に出せていた声が、いくら出そうとしてもシャワシャワのかすれ音しか出せないのだ。もちろん2日くらい静かにしていれば、再び出せるようになった。普通に声が出せるって、なんて素晴らしいことだろう。そんなことを映画を観終わって思い出した。普通に物が見えて、普通に歩けて、普通に生活できるすばらしさ、それを日々感じれるなら、朝目が覚めて、会社や学校にいく間でさえ、小躍りして、この世は素晴らしいと震える感動でいっぱいになれる。この映画が、伝えたいことはそーゆうことだろうと思えた。ただし、あまりにも寓話的に描きすぎて、リアリティーが損なわれ、映画の世界に中々はいっていけず、その心境に達するのは、映画の後半になってからなのも事実である。最初は医療パニックものだと思って観たので、ありえない隔離施設や、途中のありえない展開に、こんな設定、現実にはないなとそればっかが気になっていた。つまり普通の医療パニック映画じゃなく、大人のおとぎ話みたいなものなので、現実的な映画を期待すると期待外れとゆーことになります。[DVD(字幕)] 5点(2015-06-22 01:29:05)(良:1票) 606. 96時間 リベンジ 96時間シリーズの2作目。今回はタイトルに「リベンジ」とあるように、前作で主役に殺された敵の父親が復讐のために襲ってくるってお話。前回で主人公のオヤジが普通じゃないことはめいっぱい描かれていたので、今回は哀愁があるように描かれておらず、もうのっけから娘への偏愛ぶりを発揮したノリノリオヤジである。そのために、前回のような感情移入→カタルシスのジェットコースターのような感じにはなっていなかった。むしろ敵側の背景を少し描いて、映画を観てる側に、「ブチギレたオヤジが見たいんだろうけど、お前ら、まずは落ち着け」と言わんばかりの雰囲気にしてくる。そして今回は主役のオヤジがとある事情により、その破壊的な力をすぐには使えないので、それをいつ発揮するのかが期待するポイントになっていました。前作でポイントなった携帯電話は今回もお約束的に使われており、これはもう、観てる側の「出ました―!」的感覚を意図的に狙っておりますな。今回は活躍するのが主役のオヤジだけじゃないってのも新しい試み。どっちかとゆーと前作よりハラハラ感をあおったつくりになっています。二作目としては悪くないです。ただやっぱ前作の面白さに比べたら、僕の中ではこの評価です。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-20 23:30:33)(良:1票) 607. 96時間 《ネタバレ》 最近はイクメンが流行っているが、まだまだ家庭より仕事を一番にしているオヤジは存在する。この映画の主役もそんなオヤジの一人で、そのために妻とは離婚し、妻は一人娘とともに違う男性と家庭をもっている。前半、そんなオヤジが、今は愛する一人娘を喜ばせるために色々やるんだけど、もと妻は冷たく、娘も一応喜ぶけど、やっぱり無神経なとこもある。ここで僕らは、このオヤジの哀愁漂う空回り具合を見て、このオヤジに感情移入させられる。仕事がんばってきて、娘のことを誰よりも大切におもっているのになー、なんか寂しいよなーと。そして事件は起こる。娘が何者かに誘拐されるのだ。普通なら、これから大変だぞーって感じになるのだが、このオヤジは普通じゃなかった。元スパイだったのだ。娘が誘拐される時、彼女はこのオヤジと電話中だった。そして誘拐される時にオヤジが、この娘に電話である指示を与えるのだが、その内容で僕らは、このオヤジがスパイでもかなり優秀なとんでもないオヤジだとゆーことがわかる。感情移入していたオヤジが実に頼もしく見えるこの瞬間、僕たちのハートはもうこの映画にコントロールされてるわけだ。そこからのオヤジのテキパキさと破壊力といったら、もうカタルシスの連続である。敵は組織で巨大で得体が知れないので、言うなれば、会社や学校でいじめらて、その会社や学校自体をぶっ壊すほどの快感が得られるのである。しかも、この無敵のオヤジに危機的状況もちょいちょいいれてくるので、ドキドキ感もわく。ドキドキとカタルシスのつるべ落としにより最後まで全く飽きることなく映画を楽しめたのである。[DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 02:35:01)(良:1票) 608. おくりびと 僕は実際に自分の父を見送る時、そこで色々な儀を目にしました。それまでは、僕は葬式とかそーゆうしきたりなんて単に形式的なもので、死んだら終わりなんだから、自分が死ぬときは別にどーでもいーやって考えでした。でも葬式を終えて、その考えはいっぺんに吹き飛びました。それは亡くなった方のためだけにあるものじゃなく、生きてる者がちゃんとお別れして、その後、生きていくのに悲しみを引きづらないためにもあるんだと。もちろん、悲しみや寂しさはその後も残ります、でもちゃんとお別れした事で、喪失感をだいぶ癒された気持ちになったのも本当です。そして、こーゆう葬祭の職業は人を癒す優しい仕事なんだとその時、認識しました。この映画を見て、僕はそのことを思い出しました。この映画では、納棺師の仕事をうまく物語におとしこんであって、ちゃんとお別れすることの大切さを、説明的な描写をあまりすることなく描いていて、なんだか癒された優しい気持ちになれました。[DVD(邦画)] 10点(2015-06-19 18:35:20)(良:1票) 609. トム・ヤム・クン! ストーリーなんぞどーでもいい、これぞリアルスト2、人間ってあんな闘い方ホンマにできるんやの連発。長まわしの階段を上がっていく戦いは必見。これ見よがしな中国批判も必見。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-19 02:17:56) 610. アメイジング・スパイダーマン2 なるほど、これは、若者の成長を表現した、ダークナイトとは別の深いテーマの物語かもしれません。前作の全てが伏線になっているので、前作と合わせて観なくてはなりません。なぜピーターがスパイダーマンになったのか、親の死の真相はなどの、前作の答えもありますが、前作の物語そのものも、今回のためにあったのかと驚きました。エレクトロの町破壊や、時計台の対決など見どころも満載でした。これは次回作に期待がますます膨らみます。ただ、ダークナイトのような、正義とか悪などのテーマ性は薄いので、人によっては、ピーターの言動はヒーローらしくなく映る時があり、そこがダメな人は多いかもしれません。若者だから、しょーがないんですけどね。僕は前のシリーズより、こちらのアメージングのほうが断然好きです。[DVD(字幕)] 10点(2015-06-18 03:19:52) 611. ブラック・ハッカー この映画は主人公のパソコンの画面だけで進行するとゆう演出となっている。流行りのPOVの亜種みたいな感じ。主人公はある女優のおっかけファンのオタクであり、その女優との食事会の権利を獲得し、その会場であるホテルの一室で彼女を待っている所から物語は始まる。彼は女優のファンサイトも運営していて、自分のノートパソコンでその経過を報告する予定なのだが、映画が始まると、そのパソコンの画面が映画の画面になっている。そこにとある謎の人物からパソコン電話が入る。彼は女優はその部屋にはこないと告げるのである。そこから主人公はとんでもない事件に巻き込まれていくってゆうお話。もちろん、その間もずーっとパソコンの画面しか映らず、これはラストまで続く。パソコン画面には、そのパソコンのWEBカメラを通じて主人公の姿が常に映し出されているが、それだけじゃなく、映画が進行すると他の様々な映像や情報も同時に映し出されていく。主人公もホテルの一室にずっといるわけじゃなく、部屋を飛び出し、カーチェイスまで行う。それらを、パソコンの画面の様々な情報を通じて、僕たち鑑賞者は立体的に伝えられる。最初は窮屈でも、映画を観てるうちに、普通の映画を観てるのと変わらなく物語を楽しむ感覚になる。映画内の時間もほとんどリアルタイム。ただこの実験的な演出に臨場感を感じるかは観る人次第かもしれません。僕はあまりにもパソコンが万能すぎて、ほんとにパソコンでそんなことできるの?と感じてしまい、あまり臨場感は感じなかった。だから、なんか普通のサスペンス映画を観てるのとなんら変わらない。オチも少し無理があるかな。でもまー退屈はしなくて、きれいな女優さんのオッパイも見れて、それなりに暇はつぶせました。[DVD(字幕)] 5点(2015-06-16 23:04:32) 612. シッコ 僕はドキュメンタリー映画がそんなに好きじゃない。そんな中で監督の主張が前に出過ぎてるのは特に好きじゃない。でも評価が高いので、この映画を観てたみたが、これは面白い。全てが正しいわけじゃないと思うが、作りが絶妙である。最後まで全く飽きなかった。しかし、治安も悪く、こんな穴だらけの医療制度で、よくアメリカとゆう国は成り立ってるなー。ほんと不思議な国である。きっと国民がタフなんだな。[DVD(字幕)] 10点(2015-06-16 03:47:31) 613. エンド・オブ・ウォッチ ロサンゼルスの警官2人の日常を描いた映画。ちゃんとした映画であるが、複数のキャラが持つビデオカメラの映像が差し込まれる演出が施されているので、少し臨場感がある。本当に危険なサウス・セントラル地区で実際のロケも行われているらしい。しかも、この映画で描かれる事件も、実際にあった事件をアレンジして描いているらしい。街中でマシンガンがぶっ放され、パトロール中の警官が片目をナイフでさされたり、顔をグチャグチャにつぶされたり、あまりにも日本とかけ離れすぎて、逆にリアリティーを感じないほどである。そんな街で警官なんて、まさに死と隣り合わせ。関係ないが、僕は地元の警官を尊敬している。何かあればすぐに来るし、対応力も、いつも見ていてプロだなーって感心する。だから自分が職質されることがあっても、なるべく協力しようと思っている。だけど兵庫県警の立ち去り警官は、この映画を真面目に観るべきだと思う。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-15 20:42:12)(良:1票) 614. ウォッチメン 普通のヒーローものや、設定などを聞いて、サスペンス調の異色のヒーローものと思って観ると、最初の30分くらいのところからしんどくなってくるかも。原作を知らない僕も、この世界観を理解するまで、前半はなんじゃこりゃの嵐でしんどかった。もちろん、数人のヒーローが主役だし、アクションもあるし、骨組みのお話は、一人のヒーローが殺された謎を追って、ヒーロー達が最後は世界を救うお話である。しかし、手ごわい敵キャラボスがでてくるわけでなく、どちらかとゆーと各ヒーローの生き方を綴った物語であり、しかも展開が独特で、謎を追ってヒーローが世界を救うとゆう骨組みを多くの要素が覆って、展開があまり進行していないような感じなので、クライマックスはともかく、全体的に面白くないと感じる人もいるかもしれない。一昔前の現実のアメリカの国際情勢や、社会状況が物語の雰囲気を現実的に見せているのが苦手な人もいるかもしれない。一人真面目に見えるヒーロー、ロールシャッハを主人公として見ると見やすいかも。個人的には一見どーでもいーよーなエピソードが伏線になっていて、クライマックスを作り上げるのと、その最後の展開が衝撃的で悪くはなかった。ただ常に模様を変えるロールシャッハのマスクが一体なんで出来てるのか、不思議でしょーがなかった。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-13 21:19:25)(良:1票) 615. ブラック・スワン 《ネタバレ》 人を魅了する表現をなすには、その表現者の容姿、技術ももちろん大事だと思いますが、それらはあくまでオマケで、一番重要なのは、表現者が放つオーラだと、僕は思うでのす。そしてそのオーラを纏うためには、多くの場合、表現者が極限まで追い詰められ、そしてそこから解き放たれる体験をする必要があるんじゃないかと時々考えます。厳しい演出家は、時々、表現者の精神をわざと追い詰める手法を使うことがあります。もちろん自分でわざとそうする表現者もいます。この映画のニナも、プレッシャーとその黒鳥の役を完成させるために追い詰められ、そして最後は、その精神と彼女の本質の根幹をなす母親から解き放たれ、自分の表現のオーラを手に入れました。この映画を観てると、僕は浅田真央選手のソチオリンピックを思い出します。母親の死、絶対に負けられないプレッシャーで、人前では淡々としていましたが、彼女は相当追い詰められていたと思います。それが克明に出たのが、この映画と同じように最初の転倒などの失敗です。しかし、その後の彼女の演技は、あまりフィギュアスケートに興味ない僕が見ても涙するほど、素晴らしいものでした。まさに彼女は、最初の失敗から最後の演技までの間に、追い詰められた精神からメダルのプレッシャーから解き放たれたのだと思いました。国民にはその苦悩と再生の過程は見せていませが、彼女の中ではかなりの精神の綱渡りが行われたんではないかと。ニナのように自分を鏡で突き刺すような過激な解放ではなかったですけど、個人的には浅田真央選手がニナにかぶって見えました。そんなことを考えてしまう映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-12 15:30:46) 616. ウルフ・オブ・ウォールストリート 僕は○ムウェイの現場に行ったことがある。そして、それらに似た商売の現場にも。そこで共通しているのは、派手な音楽があり、テンションの高いリーダーが、いかにお金儲けが素晴らしいかを、ハイテンションで説く。しかも弁も達者だ。ベルフォートがみんなを焚きつける姿にどこか似てる。逆に普通の営業マンもやったこともある。そこで得た経験でいうと、商品を売ることより、お金儲けに固執しているほど、現場のテンションは高いのかもしれない。一部の人には金を稼ぐことが人生にとって重要で、手段が目的となっている。確かにお金があれば色んなモノが買えて、色んな体験ができるけども。ただ、この映画を観てると、お金儲けに固執しすぎるとなんか心や人生のバランスがとれなくなるのではと思わされる。でも懲りずにラストで講義するベルフォートを観れば、彼は一生それでもいいのかもしれない。で、この映画を簡単に説明すると、始まってから、ずーっと乱痴気騒ぎ、そんな感じ。一番笑ったのは、ベルフォートと同僚が薬でラリって、電話をめぐって争うとこ。電話線に絡まったディカプリオがおもろすぎ。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-11 17:54:12)(良:1票) 617. イコライザー 一見、普通のおっさんが巨悪を叩き潰す。そんだけの映画です。でも面白かった。敵がものすごい強敵なので、それをテキパキと徹底的に潰していくのに溜飲が下がる思いで観てました。単純にスカッとします。そこまでやる?的に。[DVD(吹替)] 10点(2015-06-10 17:34:32) 618. るろうに剣心 伝説の最期編 ストーリー的には手放しで面白いと思えない部分もありますが、前編と後編、全体的は面白かったです。もともと漫画の方は、なんてゆーかいかにも少年漫画であり、ギャグ要素もあり、もちろんストーリー的にも突っ込める所多く、まさに少年ジャンプの王道的展開である、色んな敵キャラを剣心たちが倒して、時には仲間になってとゆう今でもよくある形式の漫画で、それでも昔は、面白く読んでました。今回、実写になり、漫画のゆるい部分がなくなり、それだけでも引き締まった感があるのですが、迫力、殺陣など漫画では味わえない部分も多く、僕的にはこれが大人になった今、本来観たかった「るろうに剣心」と言えるほどの雰囲気がありました。[DVD(邦画)] 10点(2015-06-10 17:24:05) 619. るろうに剣心 漫画は結構好きで、読んでいました。佐藤健が剣心役と知って、こりゃもうぴったりだと思っていました。普段は優男だけど、本当は人斬りの恐ろしい本性を持つこの役は、仮面ライダーで様々な人格を演じ、アクションもこなせる彼ならイメージそのまんまじゃないかと。で、映画を見たのですが、期待通りの出来で、大満足です。漫画は少し、絵が綺麗すぎる部分があり、僕はそこが少し不満でしたが、やはり実写では、実写ならではの迫力で、アクションのスピード感や緊張感もきまって、テンションはあがりっぱなし。特に、最初に薫を助けるシーンは鳥肌ものでした。それぞれのキャストも役にはまっていて、こりゃシリーズ全部観たくなりました。ストーリーは単純ですが、殺陣アクションがテンポよく続くので、あっとゆーまの2時間ちょいでした。[CS・衛星(邦画)] 10点(2015-06-09 18:47:51) 620. アーサー・クリスマスの大冒険 冒頭のクリスマスプレゼントを世界中の子供に配るシーン、これがもう傑作です。夢があるのやらないのやら、現実的とゆーかファンタジーとゆーか、とにかく、これでツカミはオッケー。こっから、物語はテンポよく、最後まで。そして、子供が喜ぶシーンになんだかジーンと癒されちゃう、そんな映画でした。ソリに乗っての大冒険は、ワクワクでスリルがあってしかもハチャメチャで観てて飽きません。ストーリー的には予定調和で、結末もある程度予想できるので、たいしたもんじゃないけど、ラッピングが得意な妖精や、引退したトナカイ、軍隊の司令官みたいなサンタ一家の長男、結構むちゃくちゃな元サンタのおじいさんなど、脇役が魅力的で僕は楽しめたほうかな。3歳の息子は若干長いので、途中ダレてましたが、クライマックスはしっかり観ていました。[DVD(吹替)] 7点(2015-06-09 00:25:37)
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