みんなのシネマレビュー |
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621. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 単なるアクション映画として楽しめればいいのだが、人物設定が複雑すぎる。前作でギターを回してドッカーンとやっていたのが、まだ良かった。テンポが良いのは相変わらずなんだけど。3点にしようか迷ったけど、4点献上。[DVD(吹替)] 4点(2005-07-21 18:54:12) 622. マイ・ガール 前半と後半でこれだけ印象が違う作品も珍しい。前半は軽めのノリで家族もゴタゴタし、平凡な印象。血をこすりつけるなんて、良い子は真似してはいけません!なんて文句の一つもいいたくなったが、後半は皆さん仰るように、泣けた。台詞やシーンの一つ一つが、素晴らしい。少女の成長物語なので、「マイ・フレンド・フォーエバー」と比べると、どちらかというと女性向き。総合的にみて6点にしようか迷ったが、後味が良い映画というのはやはりいいもので、7点献上。[DVD(吹替)] 7点(2005-07-19 21:49:10) 623. WATARIDORI まるで自分が鳥になり、一緒に空を舞っているような気分!なんというステキな映画だろう、と思っていたら、途中から冷めてきた。【sayzin】さんと同じく、CGや人工の音響をどこまで信頼していいのか分からなくなってしまった。「ここは人工的な鳴き声を入れています」みたいなテロップは必要ないにしても、本物と区別がつかない音を入れてさも本物の鳴き声ですよ、みたいな演出はどうなのか。[CS・衛星(吹替)] 5点(2005-07-19 11:19:19) 624. 木靴の樹 見つづけているのがつらかった。まるで貧しく厳しい農村生活を体験させられているような気分。自分には名作といわれている理由がわからない。映画とは楽しむために見るものと思っているので、もともと不向きな作品だったのだろうか。結婚式のシーンにしたって、少しも笑わない花嫁と花婿。ちっとも幸せそうに見えない。おまけにラストの後味が悪い。最後までいつ面白くなるかと期待していたが、期待を裏切られた気分。[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-07-19 11:08:54) 625. ナチュラル もし私がこの映画を作るとしたら、もっとシンプルにするだろう。判事やメモのような女性のエピソードは取ってしまう。挫折してきたベースボールの天才が、奇蹟的に復活する。それだけでいいではないか。せめて映画の中では夢だけを見させてほしい。現実はやっかいなものが多すぎるから。 登場する野球選手も、長く野球を続けている人を出演させる。投げる瞬間や打つ場面でカメラをわざとずらさない。ランナーがいるときに、ピッチャーを振りかぶって投げさせない。私なら、そこから始める。 (2024.3再鑑賞) 終始穏やかな雰囲気が印象的。セリフもささやくようでほとんど聞き取れないことも多い。 ベースボールファンの願いが込められた数々のシーンが胸を熱くさせる。 最近のメジャーリーグに見慣れた人には、オールドベースボールの良さも感じられるだろう。 ストーリーのほうは中年の単純な復活劇とはいえず、腹黒い人物なども出てくるが、長くても一気に観られる。 ラストシーンもごく短いが、良い終わり方で印象に残る。[DVD(吹替)] 6点(2005-07-17 09:42:19)(良:1票) 《改行有》 626. サンドロット/僕らがいた夏 草野球チームに加わることになった一人の少年。最初は野球をやったことがなく、足手まといでチームに馴染めない。そんなスコッティをビリーという年長者が迎え入れる。彼がまた素晴らしい性格の持ち主。メキメキと力をつけていくスコッティ。でもある日、とんでもない運命が待ち受けていた・・・。昔男の子だったころのノスタルジー溢れるこの作品、単なる友情モノやコメディの範疇に限られない魅力がある。うーん、うまく伝えられないんだけど、「スタンド・バイ・ミー」よか、こっちのオプティミスティックで馬鹿馬鹿しいほうがよっぽど好き。アメリカにはこういった映画があるから、まだまだ見捨てることができない。昔は洋画ってこういう映画が多いように思っていたけど、今や貴重な存在なのかも。もう少し早く見ておけば良かった。どうせくだらないコメディの中のひとつだろう、みたいに見放していのが間違っていた。思わぬめっけものだ、これは。[ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-15 10:19:58) 627. 時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース! やはり前作と比べてパワーダウンしていることは明らか。前作は芸術性を感じたが、今回はより普通の映画っぽくなっている気がした。特に前半部分、時間が長いだけに蛇足部分が多いように感じた。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-15 09:59:44) 628. シカゴ(2002) 題材もテンポもみな悪くないんだけど、なぜか惹き込まれるものがない。アカデミー作品賞作品ということで期待したけど、それほどでもなくてがっかり。あたしぁ、もっと感動がほしいのよ。[ビデオ(吹替)] 5点(2005-07-13 17:58:59) 629. 死の棘 なんなんだ、これは。醜い闇の心を描いた、どうにも暗くて映画だ。 嫉妬、狂気、疑念、葛藤、猜疑心。こんな言葉が渦巻いてくる。 主演二人の演技はほとんど完璧と言っていいほどだ。 それが、この作品を芸術の域にまで高めている、そんな気がしてくる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-08 11:13:56)《改行有》 630. アルゴ探険隊の大冒険 久々に心の底から楽しめる映画を見た。それぞれのモンスターが、まるで命を吹き込まれたかのように動き回る!この映画(小説)を作った人は、遊び心がある人だと思う。RPGなどが好きな人にもおすすめ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-07 09:36:13) 631. 泥の河 だんだん薄らいでいく昭和の匂いが、この映画の中ではぷんぷんしている。3人の子供たちの名演技。大人たちの演技も、まるでそのものの人生を歩んできたかのようだ。ある友情が、ひとりの少年を大人にしていった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-07 09:32:09) 632. 菊五郎の鏡獅子 小津安二郎唯一のドキュメンタリーで、古典舞踊を丹念に追った短い作品。ほとんど興味がない自分には時間が長く感じられただけだが、見る人が見たらすごいんだろうな、と。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-05 10:13:29) 633. ハリー・ポッターと秘密の部屋 アラゴグのシーンなど、ホラー要素が強くなっている。そのため、明るいファンタジーとしての魅力が減り、個人的にマイナス。ドビーも個人的に好みが分かれるが、個人的にはこれもマイナスポイント。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-07-04 11:02:16) 634. 出来ごころ 寅さんだ!戦前の小津安二郎の中に、寅さんがいた![CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-03 17:49:42) 635. キャラバン(1999) 全編を通じてネパールの大自然の風景に圧倒される。ストーリーは、主に長老と若者の葛藤がメインに描かれる。シリアスすぎて、エンターテインメントには向かない。映画を楽しんでみたい人にはお勧めできない。[ビデオ(吹替)] 5点(2005-07-01 09:02:40) 636. 海猿 ウミザル テンポの良さと(良くも悪くも)過大な演出がこの映画の最大の魅力。後味が良い映画というのは、やはり観ていて気分がいい。ただ、大きく心を動かされるまではいかなかった。水圧の恐怖を感じさせるシーンがあまり出てこなかったが、海の底というのは恐ろしく怖いところだというアピールはもっとあってもいいはず。何しろ、水深5mでも頭が締めつけられるように感じるのだから。[地上波(字幕)] 6点(2005-06-30 11:33:02) 637. ジュラシック・パーク まるで自分が本物の恐竜に出会ったような感覚!初めて観たときは身が震える思いがしたものです。しかし、残念なことにアドベンチャー映画ながら「パニック」としての要素が強すぎます。ある時点から、恐竜に追いかけられ、攻撃され、食べられてしまうシーンが続くので、あまりいい気分はしません。なぜか登場人物の中で、脇役(ハッカー役の白人、システム管理の黒人)が印象に残っています。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-29 10:19:25) 638. アナライズ・ミー マフィアものだが、安定してみられるコメディ。7点にしようかどうか迷った。渋いがここぞというときに頼りないロバート・デ・ニーロと、少し気が弱いが精神科医としての腕は確かなビリー・クリスタルのやりとりが、この映画の最大の魅力。くされ縁(?)で始まったセラピーが、最後のほうではボスの深層心理に迫っていくくだりは興味深い。ボスの手下もなかなかいい味を出していた。とにかく台詞が多いので、吹替のほうがおすすめだと思う。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-06-21 21:04:09) 639. 散り行く花 悲しい物語です。東洋人が主人公というのは、日本人は親近感を持てるのでないでしょうか。いつの時代も、こういった物語があるのですね。私は常々「人間の本質」に迫る映画を観たいと思っているのですが、この映画はその条件を満たしていると思っています。かといってハッピーではない映画はどうしても評価点が低くなってしまいますが…。さて、この作品を見た晩に、夢を見ました。私が主人公の男になり、女性の病気の看病をしているのですが、胸にできた腫れ物を私が食べるという気持ちが悪い夢です。うえっ、今思い出しても気持ち悪くなってきた…。なんでこんな夢を見たのだろう…。「死ぬまでに観たい映画1001本」収録作品。[CS・衛星(吹替)] 6点(2005-06-21 09:28:40) 640. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ ペテン師とサギ師ふたりの存在が際立っていて面白い。特にマイケル・ケインのハマリッぷりは、本物の詐欺師出身かと見紛うほど。途中まで6点献上するつもりだったが、ラストのどんでん返しで評価も上昇。良質なコメディ映画だった。ところで、この邦題って損してるのでしょうか?平凡な原題からいって、そうとう考えたんだろうな~と感心していたのですが。たしかに「だまされてリビエラ」は意味不明ですが(笑)[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-18 09:50:47)
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