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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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641.  完全犯罪クラブ 《ネタバレ》 今ひとつ盛り上がりに欠ける展開・・・。一人として登場人物に魅力を感じられなかったのはイタイところ。  犯罪に手を染めた後に恋をしたジャスティンが、彼女のもとに戻ろうと必死に懇願する姿は少し悲しさを覚えました。作中のセリフにもありましたが、本当にあんなチキンのへたれ野郎と知り合う前に彼女と出会っていれば、と思います。  タイトル(原題のほう)の意味もさっぱりわからなかった。MURDER BY NUMBERSって題でしたが、数にかかわるような殺人って起きましたっけこれ?せいぜい時計の針をいじくったくらいしか数との関連性が見当たらない・・・。観察不足??なんにせよ、どこか消化不良の1本でした。 [DVD(字幕)] 4点(2006-09-15 22:28:46)《改行有》

642.  閉ざされた森 《ネタバレ》 某レンタルビデオ屋で980円で売ってたので、「あ、おもしろくねーんだ」とあまり期待せずに観たら、これがかなり良かったです!!  こういうハラハラドキドキ(古)するサスペンスが観たかった!文字通り閉ざされた空間での出来事を追求していく中で、偽証、陰謀などが交錯し、観てるこっちは犯人やうそつき探しで大忙し。でもそれがかえって集中してストーリーに入り込めました。隊員一人ひとりの名前は覚えづらかったかも・・・。特に区別つきにくかったのはミューラーとカストロ。たぶんそれもこの映画の効果に一役買ってるんでしょうが。いちいちフェイクのシーンも全て実際にあったように映像入れてくれるのが楽しかったですね。おかげで見事に騙されまくった(苦笑)  サミュエル・L・ジャクソンはオレの中で『SWAT』イメージとかなりダブりました。でも、彼にはこういう妙に自信たっぷり気な上官役っていうのか、似合いますよねぇ。。。うらやましいw  後味の良いどんでん返し、嫌いじゃないです。似たようなもので『ワイルドシングス』なんかはどっちかってーと後味悪かった。こういうミステリー仕立ての推理しながら観ていく映画がもっとで出てきて欲しいですね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-09-12 02:44:23)《改行有》

643.  ミート・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 へーゾンビって眠るんだ・・・(驚)しかも立ったままw  初めて観たゾンビの(他のゾンビ映画には無い)意外な一面に少し斬新さを感じました。「咬まれたりひっかかれたら伝染る」とか「頭潰さないと死なない」とかはおなじみでしたけど。  前半は追うものと追われるものの描写がはっきり明確で、わかりやすかったし楽しめました。問題は後半が・・・、正直何をしてたのかよくわからなかった。夜のシーンで、映ってるのがゾンビなのか生存者なのか。もみ合いのシーンにでもなろうもんならさらに区別はつかず、緊張できたのは牛のシーンくらいでした。何が起きてるのかよくわからないってのが恐怖を引き立たせるのかもしれませんが、俺には眠たいだけでした。  こういうタイプの映画の宿命と言うか、『ドーン・オブ・ザ・デッド』とか、『バイオハザード2』とかに見られる、娯楽的にゾンビを殺して喜んでるシーンを見るとどうにも胸くそ悪いと言うか、吐き気がします。しかもこの映画でそれやられたゾンビ、逃げ回ってました。映画のワンシーンなんだしって言ってしまえばそれまでですが、これがもしゾンビ以外のもっとリアルな病気とかに置き換えられてそれが現実に起こったりしたらこういう娯楽殺戮はやっぱり起きるんでしょうね。病気になって見境がつかなくなってしまったのならともかく、そうでないものが同族殺しなんて家畜でもやりませんが。  「ゾンビが眠る」ってとこ以外はフツーのゾンビ映画です。パッケージに期待すると騙されます。あっ、そうそう。掃除機すげーバキューム力。 [DVD(字幕)] 4点(2006-09-10 23:57:20)《改行有》

644.  二重誘拐 《ネタバレ》 今日ほど洋画に対して邦題をつける人の仕事のダレっぷりに落胆した日はありません。『二重誘拐』ってことですが、どのあたりが『二重』なのかその人にじっくりと教えてもらいたい。誘拐そのものとFBIとのやり取りが別々だから『二重』なのか、『二重』と見せかけた誘拐劇だと言いたかったのか、そのへんをじっくりと。 途中で何か違うなと思ったので、そこからは邦題のことは忘れて映画を観ることにしました。夫の浮気が発覚しても健気に夫を救い出そうとする妻・エイリーンの姿はとても良かったと思いますが、結局そのへんの真相を知ることができないまま夫が殺されてしまって、彼女は計り知れないやりきれなさを感じてたのではと思います。最終的には夫からのものらしき、一切れのメッセージで納得したような感じで終わってますが、浮気の事実がわかってすぐにあんなに物分かりよくなれるもんでしょうか。死人を責める気にはなれなかったとも思えますけど。 原題”THE CLEARING ”=清算、とありますが、ウェイン(=Robert Redford)は結局何も清算しきれずに終わってしまって、観てるこっちもやり場の無い気持ちを清算できず、スッキリしない映画でした。 [DVD(字幕)] 2点(2006-09-10 19:32:25)《改行有》

645.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》  『蝶の羽ばたき程度のちっぽけなことが影響して地球の裏側に台風が起きることもある』というカオス理論からタイトルが”The Butterfly Effect”なんでしょうが、時間を遡って別に枝分かれしてる平行世界に行こうとする行為は、カオス理論ではなくパラレルワールド的な考えにしか思えなかった。。。ドラ○もんじゃん。カオス理論をテーマにしたこの映画ですが、本質は真逆にあると思う。ケイリーを自分から遠ざけるためにひどいことを言ったりしていましたが、それこそカオス理論の観点から見れば、その幼いときから大人になるまでにいくらでも未来を変えることは起こり得たわけで、あんな思い通りに未来が変わるわけない。映画のテーマと真逆のことをやってるなとちょっと感じました。  単純にストーリーは嫌いではありません。と言うより、むしろ好きなほう。まあ言ってみれば映画の中の話しだしうまいこといって当然なんですが、未来っていくらでも変わる、または変えられるもんなんだなということが沁みました。そして同時に、作中いくつかの未来にそこからはもう這い上がりようのないようなシチュエーションのものを見て思ったことがあります。ムショの中とか、堕落しきったケイリーとか。それらを見て、道を誤ることの重さも痛感した。映画の話ではないですが、たとえば車の運転にしても安易な気持ちで乗ってると一瞬でこの映画の未来のようになり得るんだと、そう思いました。人に薦められて観た映画ですが、普段の生活の大切さを学んだ気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-08 00:46:56)(良:1票) 《改行有》

646.  スピーシーズ3 禁断の種 久しぶりにこのシリーズ観ましたが、このB級SF的なエイリアンの動きがどこかコミカルで笑えてしまった。昔の戦隊ものに出てくる怪人レベル(笑)人死んでも主人公追われていても緊張感のないことないこと。まあこれはそういうものって認識が観る前からあったせいなんですが。キャラに魅力もないから感情移入もできやしないし。  一応これでこのシリーズは終わりってことになるんでしょうか。まあ前の2作もほとんど記憶にないし、別に未練も何もないんですけど。なんだろ、最近「これ観てえー!!」っていうSF映画がほとんどないなぁーと。と言うより、SF映画ってジャンルが最近揺らいでるなあと。かつて観た「エイリアン」クラスの純SF映画はもう幻なんでしょうか?映像技術は進歩してるのに、肝心の製作側は進歩どころか後退してるんじゃないだろうか。もっと感性、もといアイデアに長けた脚本・監督が出てくることを祈・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-03 02:58:37)《改行有》

647.  頭文字(イニシャル)D THE MOVIE まだ他の人のレビュー内容は未見ですが、これはかなり批判食らってそう・・・(汗)。鑑賞後の意見としては、この映画は実写でのドリドリカーバトルを実現できただけですごいんだから、『頭文字D』の名前を使わずにまた別物の物語として作ったほうが鑑賞後の評価はグッと上がると思う。なまじこれを『頭文字D』として観ようとするから観た後に原作とのギャップというか誤差に「あーあ、やっちゃった」感が出て来るんだと思う。そりゃあ確かに『頭文字D』のネームバリューのおかげでここまでの商業効果は出たんでしょうが、きっとそれに乗せられた人の大半は鑑賞後に何らかの拭いきれないものがまとわりついていると思います。本当に、それを抜きにすればすごくいい映画だと思うんです。だからもうオレはこれと原作の『頭文字D』とはもう切り離して鑑賞することにしています。 さて、ここからのレビューはなるべく原作『頭文字D』とは関係ないものとして進めていきたいと思いますが、まずキャラクター陣にあまり魅力がありませんね。いや、決してキャストが悪いと言ってるわけではないんです。ただ物語上のキャラ達が、親にたかって夢ばかり見るバカ息子や、相手を事故らせて勝とうとする走り屋だったり、肝心の主人公・拓海にも物語の最初と最後であまり成長したような印象も受けず、「はて、ところでこいつらは何がしたいんだろう?」と思ってしまった自分がそこにいました。「CGを一切使わない」といううたい文句も現物を観た後ではかなりの語弊があるな・・・、と思わずにはいられませんでした。上述のように、原作のネームバリューでかなりの大もうけをしたであろうこの映画。それを考えると、「映画館が入場料と鑑賞料を別にして、気に入らなかった、あるいはだまされたと感じた映画にはその鑑賞料を払わなくてもいい」、というルールがいつか出来てくれないかと思います。。。 [DVD(吹替)] 6点(2006-03-25 22:22:36)《改行有》

648.  キャリー(1976) 過去に一度観ようとして怖くて観れなかった覚えがあります。その怖さを振り切って、いざ観ようと思って挑んだこの映画。あれ、おかしいな?もっと怖かったはず、いや!きっとこの後にオレがかつておびえた恐怖のシーンが・・・と待つこと小1時間。とうとう早送りも一時停止もすることなく、平穏無事に観終わってしまいました。オレはかつて何のシーンであんなにおびえていたんでしょう。いや、確かに血をかぶった後のキャリー(=シシー・スペイセク)のギョロ目はかなりキていましたが、でも今のオレには許容範囲内・・・。いつのまにかホラー免疫が発達していたのか、成長した自分につっこみを入れたくなったひとときでした。最後の豚の血のバケツって、ジョン・トラボルタカップルだけがしくんだ仕掛けだったんですね。自分の彼氏をキャリーのプロムに付き添わせた女の子も一枚かんでるもんだと思ってました。てゆーか、あれをいたずら感覚で実行できるほうも相当ですが、それをかぶったキャリーを笑える会場の人たちもどうかしてるだろう。そりゃあキャリーじゃなくてもキレるわな。ちょっとこれ観た後に原作が読みたくなりました。また書店で購入してこようか思います。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-25 22:19:40)

649.  女と女と井戸の中 「なになに映画祭で称賛を受けた」っていう映画ほどおもしろくないんですよね。。。まあそもそも映画祭に出てくる超エライ作品に票を入れるのは超超エライ人たちなんでしょうし、そういう人たちとはもう感性自体が違うんだろうなあ。 オレには中年女性のへスター(=パメラ・レイブ)がちょうど年頃の女の子のキャスリン(=ミランダ・オットー)を連れてきて自分の少女時代をリピートしようとして堕落していく話にしか感じられませんでした。 人を井戸に落としてからは少し話にインパクトがついてきて面白くなってきたかな。嵐の夜にヘスターが夢で見た黄色いドレスのキャスリンはかなりの衝撃でした。そこはすんごい評価できるのにな、全体のコンセプトが大変もったいない作品でした。 [DVD(字幕)] 2点(2006-03-25 22:18:36)《改行有》

650.  オープン・ウォーター 《ネタバレ》 もうありえない恐ろしさでした。真夜中に髪の長い女の幽霊が出てきて人を脅かすような映画の100倍怖かったです。でも実話に基づいて作られたのって実際はあの映画の中のほんの一部だけですよね。だって生存者は・・・。でも丸一日以上サメのうようよいる海域で漂流なんて考えたくもないですね。オレならたぶんサメを見た瞬間食べられる前に自殺しようと考えると思う。ナイフを持ってたんならなおさらで、あそこであくまで生きて帰ろうとした二人は本当の意味で勇気があると思いました。普通あの状況下で丸一日正気は保てないだろう。。  現代の日本人のように、他人が悪いことをしたのを見つけるとすぐ責任を追及したがるような人たちとは一緒にされたくありませんが、さすがにこのスキューバダイビングのツアー会社にはあきれました。20人近く参加するツアーに名前も確認せず頭数だけで把握しようとしてたとは。。。今時中学生の点呼でもそこまでずさんじゃありません。そういうところで憤りも覚えるような映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2006-02-14 00:53:29)《改行有》

651.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 いきなりの前ヒロイン殺害にはビビリました。物語急展開にワクワクするもけっこう内容はフツーのサスペンスもの。1作目での正体不明のシークレット・エージェントというエッセンスは今作では使えなかったため、そのためのグレードダウンだと思われる。 しかしながら人間のアクション面ではやはり評価できると思う。中盤のドイツ警察との追っかけっこで、電車→船→電車って移動したボーン(=マット・デイモン)にはちょっと感動☆けっこうアクションしてますよねこの映画って。ボーンが電車に戻ってきたことにビックリする乗客に「やあ、ただいま(^ ^)」なんてユーモアが盛り込まれてたらもっと面白いんだけど。 ただ車を使ってのアクションには少々物言い有り。はっきり言って終盤のカーチェイスアクションは画面が動きすぎて何がどうなってるかほとんどわかりませんでした。画面がぶれながらシフトチェンジしたり、画面にボーンが写ってると思ったらいつのまにか殺し屋のほうになってるし、どっちがどっちを撃ってるのかもわかりにくかったです。やはり映像として人に見せるからには最低でも見てみて何が起こってるかわかるものにして欲しいと思う。たぶん監督(若しくはカメラマン?)としてはカーチェイス中の車内などをリアルに撮影したかったんだろうが、観てるほうがわからなければ本末転倒である。しかも断続的にボーン側と相手側に視点が変わったのではたまらない。そうなってしまえば主観がすぐに入れ替わり、観客は今現在どっち視点の映像かわからない→リアリティもくそもない。こういった撮りかたは格闘アクション系でもけっこうありますがはっきり言って好みません。「マトリックス」が壮大なSFものとしてだけではなく、アクションものとしても評価されたのはやはりアクションをしている俳優に対して一歩引いた位置から体の動き全体を捉えるカメラワークの賜物だと思う。観ていてわかりやすいし楽しめる、これが一番ではなかろうか。 けっこうカメラワークに対して批判しましたがそれは別にこの映画に限ってのことではないので。他にも証拠も無くボーンの話を泣いて信じるネスキーの娘さんのリアリティの無さなど色々ありますが点数に出せばまあそこそこってことで6点ほどですね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-14 00:07:22)(良:1票) 《改行有》

652.  エル・コロナド 秘境の神殿 《ネタバレ》 いち国家の革命なんて重いテーマを背負っているストーリーのわりにはそれでもエンターテイメントとして楽しめる一面もあって、かなり楽しめました。あの後アメリカからなんか報復とかはなかったんですかね?? しかしコロナドのように民衆一人一人の意識が高い国ってのは日本に住んでるオレからしてみたらピンとこないものがありました。日本だったら誰かが声明をテレビで発表したとしても誰も家から出たりしないでしょうね。「あー、勝手に頑張ってくれい」的な感じで絶対みんな行動には移らないと思う。日本では昔のように何かに対して集団デモ抗議するなんてことも最近は全く無いし、自分自身にも言えることですがこの行動力の無さは実際どうかと思う。それだけに、この映画でのコロナドの人達の団結力・行動力にはピンとこないながらも、すごくうらやましく感じました。 主役とその他のキャラについては、彼氏候補の男性が二人になった時点で「あー、このどっちかは裏切るんだろうなあ」的な予想がつきました。大体この手の三角関係は男の(又は女の)どっちかが裏切るって形で残りの二人でカップル成立となると相場は決まっている。まあエンドクレジット省けば81分で終わる映画だし、簡単な流れにしてくれたのはむしろよかった。 このシンプルさでこの面白さの映画ってのはある意味貴重。なんで今まで知らなかったんだろうと不思議なくらいです。もっとバカはやりしても良かったと思うんだが。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-14 00:06:04)《改行有》

653.  マゴニア 《ネタバレ》 あれ、俺が初めてのレビューなんだ。なんかちょっと意外。。。 さて中身のほうですが、3つの内1つ目の話はなんだかやりきれない話でした。かつては神の声を持つと言われていたアブドルはその声を失ってしまったが、それでも彼を支え続けていたイルクヌールと若者の二人。しかし、もはや礼拝に訪れる者もほとんどいない状況に、「これ以上続けさせるのは不毛だ」と言う若者に対し、「止めさせたら彼は死ぬわ」というイルクヌール。若者にその気は無かったかもしれないが、結果として声を出さなくなったアブドルの代わりを彼は務め、そしてイルクヌールは若者がアブドルの生きがいを奪ったと思い決別。どうしてもアブドルにその役を続けさせたかったイルクヌールと、代わりの役をしてでも礼拝に人がいっぱい来てくれるのを願った若者。どちらの気持ちもわかってあげたいのに決裂する二人を見るのはつらいものがありました。 2つ目はあまり好きな話ではありません。自然と共に生きる人の中でなんで文明人が嫌われるかがわかったような気がします。外交官の妻と言う女性は物語的に実際はどういう位置付けの役割なのか知りませんが、勝手に人の家に押しかけて写真を物色するわタバコは吸うわろくな人間じゃありません。一時は彼女に溺れて家を出た彼も、その後家に戻って変わり果てた家と老人の姿を見ればとても後悔するでしょう。 3つ目はリアリティ濃いし救いようないし、正直楽しめませんでした。人を見る目を養えと言うことでしょうか。 ラストでの凧船とでも言うのでしょうか、あれには魅了されました。そのまま希望の国・マゴニアに行ってしまったかのように消えてしまったおじいちゃんはとてもほがらかで、死んでしまったと解釈した後には深い余韻が残りました。 オレ的には1つ目8点。2つ目3点。3つ目4点。ベースとなるおじいちゃんと息子の物語は8点。平均して5.6点ってとこでしょうか。四捨五入して6点にしとこ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-14 00:04:36)《改行有》

654.  女ガンマン・皆殺しのメロディ 《ネタバレ》 30年以上前の作品だけあって、内容はすっごいわかりやすい復讐ものでしたね。近年の映画のように冒頭に主人公のバックグラウンドとかはさむようなことはせず、いきなり事件が起こって話が始まっていくあたり、年代が感じられます。ハニー(=ラクエル・ウェルチ)が濡らせばなじむと言われて街で買ったズボンをバスタブにつかりながらなじませてる姿は秀逸でした。  結局ラストでハニーを助けたあの黒服の男は何者だったのでしょう?どんな関係なのか、なぜ助けたのかとかそのへん意味不明なまま終わっていったから気になって仕方ない・・・(泣)。  どうしても面白いと思えなかったのはやはり年代の違いか、物語に入っていけませんでした。多分今時の映画で目が肥えた人ならみんな同じような反応をするだろうと思いますが、オレはこんくらいの点数で。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-14 00:01:55)《改行有》

655.  ピノッキオ 《ネタバレ》 ピノキオが悪さをするシーンが何度もあり、ちょっとそれがオレの目にはくどく映りました。ファンタジーを交えたストーリーに現実でのルールなどを盛り込んだこの学習映画はとても良かったと思います。「学習映画」などと呼ぶと聞こえが悪いかもしれませんが、オレはこの映画はジブリのような、あえて挙げるなら「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」のようなものだと思ってます。共に現実とはかけはなれた要素を持ちながらも、現実で生きる私たちに感動と元気を与えてくれる素晴らしい映画だと。ジブリ最高!!と信じてやまないオレにはこの映画にジブリと同じ評価をすることはできませんが、それでも良い映画だったと思います。 比べるなら、「ピノキオ」のほうが現実的かつ容赦なく作られており(泥棒とか衰弱死する友人とか)、そこがいまいち素直にこの映画のハッピーエンドをハッピーだと思えない理由でしょうか。(妙におっさんすぎるピノキオとかね、笑) あとは、ここまで学習映画的な作りにするんだったら途中に出てきたキツネとネコの泥棒コンビにもちゃんと罰が下るシーンを入れて欲しかったと思います。そりゃあこの映画は「ピノキオ」で、ピノキオ中心に話が進むんだから仕方ないのかもしれないけど、やっぱり「悪さをすれば裁かれる」というのは映画の中でも例外なく全人平等に扱って欲しいテーマだと思います。そういった事情から評価は8点ぐらいかなと。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:59:48)《改行有》

656.  炎のメモリアル 《ネタバレ》 ここまで洋画で感動できたことってどれだけ久しぶりだろうか・・・。ブラックジョークとか下品なトークとか最近はそんなのばかり観ていたのでとっても新鮮な感じでしかも感動的でした。 物語はジャック(ホアキン・フェニックス)が消火活動中に事故で閉じ込められてしまったところから始まり、そこから回想シーンのようにそれまでのジャックの消防士としてのヒストリーが描写されていきます。回想の合い間合い間に事故から助かろうとするジャックと彼の仲間が彼を助けようとするシーンが出てくるのが、それまでの回想で彼らの生き方に魅せられたオレにはとてつもなく話に引き込まれてしまうものでした。スポ根ものとはまた違いますが、男達が衝突を繰り返しながらも力を合わせて一つのことに本気で取り組むのを見るのは胸が熱くなります。しかもこの映画ではその一つのこととはつまり“人を救うこと”を指すのです。一回一回が命がけで、それでも消防士をやめず、むしろ放水係よりもっとキケンなはしご車に転属を申し出たジャックはそれだけで漢でした。実際一つの街に消防なんて普通一つしかないし、その中でもそうやって家事の現場に突入するためにいる隊員なんてたぶん数えるほどですよね?ということは彼らはその街で起きたほぼ全ての家事の現場に踏み込んで取り残された人を助けなくちゃならないと言うわけで、現実に置き換えてリスクを考えたらとても自分から転属願いを出せるような仕事じゃないですよね。ほんと、漢だ。 余談ですが、ジョン・トラボルタは今までオレが見た中では今作が一番光っていました。案外ボス的な役割は向いてるのかもしれない。屋根から落下した隊員が死んだ後で仲間が口論してるのを見て、一緒に彼の死を悼むのではなく、次の出動のために、何より死んだデニーのために、檄を飛ばして隊員たちを立ち直らせた彼の姿はまさに理想のボスでした。 【再鑑賞 2020.12.30】現評価「7」 以前に評価「10」を出した映画だったなと思い起こして、コロナの今、改めて鑑賞してみました。以前の自分のレビューも再読して、なるほどと思うこともあり、疑問に思うこともあり。Mike(=John Travoltaさん)についてはまさに以前書いたとおりだと思う。普段はおちゃらけているがいざという時にあのセリフが出せるのは、理想の上司だと思う。 今回は、なんでしょう、Jackの奥さんのLindaの態度が気になりました。作中ではけっこう時間差のある中でのセリフですが、ある時は果敢に仕事に向かうJackに対して「あなただけのことじゃないんだからね」とたしなめていたのに、そこからしばらくして家族のことを考えて安全な部署に移ることを相談したら「あたしや子供のせいにするのね?」っていやいや、勝手か(笑) あとは前半部分の署内のメンバーの必要以上に悪ふざけをする様子がけっこう長々と描写されていたのが、もうおなか一杯感があって、評価は以前より下がりました。依然としていい話とは思ってますが、今回の鑑賞で人に勧められるものではなくなったかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-13 23:55:07)《改行有》

657.  翼をください 《ネタバレ》 なんでだろうか。オレは男なのに、トリーに突き放されたポーリーの気持ちが痛いほど伝わってきました。またそれとは逆にトリーの気持ちはいまいちピンと来ないものがあり、口では「愛している」と言いながらその愛する者をあんな風に簡単に切り捨てられるのかと・・・。突き放した後トリーはポーリーに対して何度も「愛しているけどもうだめなの」的な事を言いますが、ちぃっとも信用できませんでした。ポーリーは真剣に彼女を愛し、トリーはほんの火遊び程度のつもりだったと言うことなんだろう。今時は誰でも、もちろんこんなことを書いているオレも、表面的な格好ばかりを気にして本気を出せない人たちばかりです。例え社会のはみ出し者でもあくまで自分の生き方に従ったポーリーは尊敬にすら値します。  「私はトリーを愛している。レズビアンじゃない。」 きっと、真に一人の人を愛すということはこういうことなんでしょうね。ラストのほうの妙に儀式的なところはあまり好きになれませんが、どんな形にせよポーリーの気持ちの強さはまわりがどう思おうとかっこいいと思います。「気持ちの強さ」なんて言葉では言い表せないほど爽快かつ余韻の重い作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:49:25)《改行有》

658.  マスク2 《ネタバレ》 前作「Mask」の続編である以上どうしても観ていて前作を意識します。そして前作と比べ、この続編は「下品すぎる」「ブラックすぎる」「笑えなすぎる」、大失敗作と言えるでしょう。はっきり言っておもしろくなかったです。テレビでの宣伝っぷりや周囲での前評価が高かっただけに鑑賞後のオレの落胆振りも相当なものでした。むしろこれで笑えと言うほうが難しい。妊娠や育児を扱ったコメディとしては不似合いなリアリティやカートゥーンを用いたブラックコメディは到底笑えず、これが実社会に及ぼす影響が心配になったほどです。これを恋人と劇場まで観にいった人達に同情します。絶対微妙な雰囲気になったと思う・・・(汗)。もっとコメントしたいのですが、まさに言葉が無くなる思いなのでこれくらいにしておきます。ちらっとですが、心温まる家族愛も見れたので1点だけ足しておきます。[DVD(字幕)] 1点(2006-02-13 23:46:41)

659.  サハラ 死の砂漠を脱出せよ 《ネタバレ》 思ったよりずっと爽快に楽しめました。日本での売り込み方の悪さから、観る前の印象とはだいぶ違ってましたがそれでも良かったと思える洋画は久しぶりです。序盤しばらくはえんえんと疫病の解明とかそんなんで観てるほうもだらだらって感じでしたが、中盤からストーリーはヒートアップ!!『サラマンダー』といい、マシュー・マコノヒーってもっとアクション映画に出てもいい俳優だと思います。これはそれを再認識できた映画であり、マシュー・マコノヒーという男のかっこよさが染みわたる一本です。ペネロペ・クルスも色んな映画を観たけど、この映画くらいの役柄がけっこうはまってると思う。ペネロペ・クルスが出てるなんかあやしい感じの映画を観たことがありますが、ああいうのよりこっちのほうがしっくりきました。得てしてああいうのはストーリーが無理やりだしヒューマンドラマのわりに感情移入なんて不可能に近い。その点この映画はアクション映画特有のシンプルさや、言い方は悪いですが馬鹿馬鹿しさとか、単純なかっこよさとか爽快感とか、そういうのがたくさん盛り込まれていてアクション映画としては長い2時間と言う鑑賞時間は中盤からはあっという間でした。 産廃の不法投棄からの毒物流出とか、日本でも起こり得る他人事とは思えない内容に妙な共感を抱きました。敵のボスが言っていた、”No one cares about Africa.(どうせ誰もアフリカのことなんて気にしない)”ってセリフはショックでした。だから産廃なんていくらでも捨てちまえばいいんだってことなんでしょうが、自分の国にそんな風に言える人間にはなりたくないと思いました。  アクションとしても、ある程度の社会問題を扱った映画としても、またマシュー・マコノヒーという俳優観賞用としても十分傑作だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2006-02-13 23:44:59)《改行有》

660.  梟の城 《ネタバレ》 けっこう現実味のある忍者でしたね。。空を飛んだり姿を消したりとそんな人間離れしたことはせずに、壁はゆっくり登り、走るときも人並みで、泳いで逃げようとすれば何故か電灯を付きのいかだ舟に追いかけまわされるという(笑) まあでも最近のCGのように決して派手ではない忍者がそれが逆にリアルで良かったと思っています。電灯はともかく。  鶴田真由の存在意義がいまいちわかりませんでした。彼女も忍なんですよね?ところどころで優秀な忍であるはずの十蔵の先回りとかしてさぞすごいくのいちなんだろうと思っていたら闘ったりは特にせず、ちょっと拍子抜け感が拭えませんでした。十蔵をめぐって木猿と決闘するのかときたいしていただけに残念。秀吉と十蔵の会話がやけに芝居じみてたことや、話の展開の仕方からも少し視聴者置いてけぼり感はありましたが、目の肥えた人にはちょうどいいのかも。5点かな。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-13 23:42:47)《改行有》

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