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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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641.  アナコンダ4 <TVM> 《ネタバレ》 ついにアナコンダ1~4を全て鑑賞!!いや~シリーズを全て観たこの達成感がたまらない!え?感想??これはそーいったものを求める映画なんですか??? ・・・と言うのも失礼なのでレビューなんですが、本当に語れることが少ない(汗)。基本的に『3』と大筋変わってないし、もうヘビクンのほうも、なんて言うか、ただのヘビ。別に賢いわけでもない、何か特殊能力があるわけでもない、ただ大きいヘビ。(あっ、再生できたっけ) そういう意味では今回は『アナコンダ』のくせにヘビそれ自体はもう物語のきっかけに過ぎず、中心は人間ドラマ(『アナコンダ』なのに)。冒頭で書いたように、シリーズの達成感として観終わって気持ちいい的な感じはありますが、これ単品ならひどい。ヘビ中心のモンスター・パニックにチラッとクモを挟んでくる。またそれに特に意味が無い。もう何がなんだか。 シリーズとして完結させたい人は観ましょう。それ以外の人は手を出さないことをオススメします。間違っても『3』を飛ばしてこれを借りないように。びみょ~につながってますので。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 13:02:24)《改行有》

642.  ヒルズ・ハブ・アイズ 《ネタバレ》 核実験の影響で奇形化した人たちに有無を言わさず襲われるという、そんな伝統的且つ不条理なホラー。核によってそうなったという点がある種リアルと言うか、観る人が観ればそこを映画として観れずに嫌悪感を抱く人がいるでしょうね。女性を襲うシーンなども同様。まあそもそもこんな映画を借りてきている時点でその人はホラー耐性があるということなので、大丈夫かと。 けっこうなペースでやられていく家族たちを見て、その後の復讐劇は大丈夫なのかと心配になりましたが、豹変した息子&ムコ殿&スーパードッグの活躍で事なきを得ました。かつて犬に殺されるホラーモンスターがあっただろうか(笑)犬の名前も"Beauty"と"Beast"「美女と野獣」。敵をやったのはどっちだったっけ?"Beauty"のほうなら笑える。 しかし敵が何人とかがわからないのがちょっと難点。敵を何人やっつけてもどれだけ残ってるかわからないので達成感に乏しい。最終的にまだ敵は残ってて続編に、、、的なヒキだったので仕方ないのかもしれませんが。まあでも続編は観たいかな。特に恐怖感も感動も無いホラーですが、次回も犬の活躍に期待してレンタルします☆[DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 12:02:14)(良:1票) 《改行有》

643.  笑う警官 《ネタバレ》 子どものころ、麦茶だと思って飲んだら泡の抜けたビールだったと言うことがありました。これはそんな映画。ある種世代間ギャップを感じるテイストとでも申しましょうか、自分がもう15年くらい年をとってれば良い味だと感じるのかもしれない。 原作はどうだったかは存じませんが、映画を観るかぎりではどのあたりが『笑う警官』だったのかさっぱりわからない。みんな苦笑しかしていない。本を映画にするのって最近はよく散見されますけども、それを高いレベルでやるっていうのは実はとても難しいことなんですね。小説もとの映画をたくさん観ましたが、そう思います。 キャストも好きな俳優がいたり、演技がすごい下手と感じた俳優もいたり、デコボコが目立ちます。個人的に一番ひどいと思ったのは町田警官役の野村祐人さん。ひどい。素人が聞いてもわかるくらい棒読みの台詞回し。あれでよくOK出たなと思う。新人警官役の新宮君(忍成修吾さん)もなんかくさい。勢いだけの新人と言う意味ではいいのかもしれないが、それっぽくしようというくささがある。これも素人が「演技」と割り切って見てしまうようなレベルでした。宮迫??ああ、それは・・・(無) ストーリーも脈絡が無さすぎて、テンポがついていけない。ジャズが流れてる時点でもっとゆったりした展開かと思いきや、婦人警官殺しの犯人が「そこで認めるの!?」ってタイミングであっさり自供。内部告発者誰だろうってこっちもゆっくり酒を飲みながら見ていると、「自分がチクリました」とこちらもあっさり自供。突如進行する脈絡の無い展開に困惑を覚えます。 他の豪華俳優人とか、雰囲気だけで持っていけそうな映画なのに、それでも押さえ込めなかった欠点と言うのはある意味貴重。色々欠点を書き連ねましたが、私はその雰囲気の部分や、最初に書いたように後々面白いと思える可能性もあると思い、5点。[DVD(邦画)] 5点(2011-01-28 14:18:17)《改行有》

644.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 勧められて鑑賞。てか、DVDを借りて今夜見ようと思ってたら勧められました。それがちょっとした偶然の出会いのようにも感じられ、ちょっぴりワクワクしながら期待して鑑賞しました。が、、、正直期待ほどではなかったですね。 予備知識としてこれが『ブレア~』などと同じハンディカメラ映画だとは知ってたのですが、それでもやはりグラグラ動くカメラワークには慣れません。カメラが固定されるたびに少し落ち着いて鑑賞できました(←そこからが怖いシーンなのに) 寝室シーンは普通に楽しめました。徐々にエスカレートしていくのも緊張が高まって良かったですが、ちょっと物足りない気もしました。ベッドが浮くとかそれくらいのことがあっても良かったかな。前もってケイティが憑かれて記憶に無い行動を取るってシーンもあったので、ある意味予測できるラスト。 もう一つのエンディングも見ましたが、まあどっちもどっちかな。 あとはストーリー上そうしないと話が進まないのでしょうけど、彼氏役の人がどんなに追い込まれても絶対ビデオ撮影をやめないのは不自然極まりない。カメラ撮影を続ける理由としてもっともらしいものが無かったので、そこで作り物感を感じ、興ざめでした。本当に起こった出来事っぽく描く映画なら、そこは大事にしてほしかった。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-26 13:13:07)《改行有》

645.  彼が二度愛したS 《ネタバレ》 序盤からある程度オチが分かってくる映画です。と言うのもヒュー・ジャックマンさんが冒頭から偽者フラグ立ちまくり。わざとらしく社員に話しかけ自分がその会社の一員のように見せるあの行動はカンペキばればれでしょう?少なくとも視聴者には。あそこだけまるで『クロサギ』を見てるかのよう。 騙し騙されなサスペンスとしては無難な仕上がりになっています。秘密クラブはインパクト◎。ですが秘密クラブに行くまでが不自然。そもそも他人の携帯に出て、誰とも知らない人にどこどこに何時に来いとか言われてのこのこ行きますかね??私生活淡白な彼がワイアッテに憧れて彼のまねをしたくなったと思えなくも無いですが、やや強引か。 あと個人的に好きになれないのが、洋画では良くありがちな非合法なもの(麻薬など)を親しい、もしくは親しくなりたい相手に勧めるようなシーン。いかにも日本人的なコメントですが、親しい相手だからこそそんなものを勧めてはダメだろうと言う感覚があり、ああいうシーンにはどうも顔をしかめてしまう。クライム・サスペンスにそんなこと言っても始まりませんけどね。あくまで個人的にいやだったところなので、あしからず。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-24 13:04:14)《改行有》

646.  氷の微笑2 《ネタバレ》 前作パート1を鑑賞後、引き続いての第2作鑑賞。基本的に第1作と構成は同じです。冒頭のアイスピック殺害シーン→車でダイブに。前作のニック(騙される主人公役)→医者のマイケルに。スケープ・ゴートにされる容疑者B役は前作のベス→刑事のロイに。といった感じ。そういう意味では『氷の微笑』感はたっぷりありました。 ただ相変わらず視聴者の代わりとなって視点を動かす主役が、あっちこっち立ち位置を変えて落ち着かない。前作のニックと一緒で、発見した新事実?に影響されすぎ。ロイが汚職刑事と聞けばそれをまんま信じるし、小説の内容を現実にリンクさせまくるし(気持ちは分かるが、あんなに慌てなければいけないことだろうか?)、あの安直・極端さがちょっと引いてしまうくらいわざとらしい。 でもひどいと言うほど悪くもない。このレビューの評価の基準に従えば、「可もなく不可もなく」といった感じです。 別に自分は年上好きというわけではありませんが、それでもあのシャロン・ストーンみたいな人と同じような状況にあって平静を保てる人は世の中にどれだけいるでしょうか。『氷の微笑』は邦題なのに、作中の彼女の笑みが本当に文字通りの氷の微笑で、怖かったです。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-17 12:23:51)《改行有》

647.  フローズン 《ネタバレ》 何が起きても「自業自得」の一言で個人的には少し冷めた気持ちで観てしまう内容でした。 何より一番気になったのは、キャストたちの行動の不自然さ。リフトからもっと良い脱出方法があるだろというつっこみは多分わたしがしなくても他の方も思われてる事だと思うんで言及しませんが、私は彼らの防寒対策が中途半端な事が一番気になりました。本当に寒いならふつうは手袋の付けてない手は無意識にでも袖に引っ込めるだろうし、ジャケットは一番上までジッパーを上げ、カメみたいに顔は引っ込めていたくなります。でも彼等はそんな素振りもなかったので、「所詮作りものだな」という目で鑑賞してしまいました。あの寒さの中でズボンの中で用を足すとか、考えられないし。あまつさえそのまま寝たりしたら凍りついて張り付きません??なんか重箱の隅をつつくような批判ばかりで申し訳ない。気になったので。 しかしシチュエーション・サスペンスとしては魅力があり、『オープン・ウォーター』のような、話に引き込まれる状況は良かったと思います。あとは丁寧な作りこみでこういう映画は化けると思いますが。自分的にはこういうのは大好きなので、今後も期待したいと思います。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-08 21:54:22)(良:1票) 《改行有》

648.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 一言で言うなら、「説得力に欠ける」ですかね。 世界観は素晴らしい、言うこと無しです。『アリエッティ』という人物を通して、普段自分達が住んでいる世界を小人視点でじっくりと堪能することができました。少し規模は違いますが、自分が100cmにも満たない子供だったときのあの視点の記憶がよみがえりました。 一方、作中で役割的にも登場頻度的にもかなりのウェイトを占める翔君があそこまで薄っぺらい人間だったことはあまりにもひどかったと思います。病弱でずっと本を読んでるからなのかは知りませんが、実際に見聞きもしたことの無い世界をしれっと数字で語るシーンなどは興醒めです。「君たちは絶滅する種族なんだよ」って要するに何が言いたいの!?病弱な自分と小人の弱さを重ねてシンパシー感じたいんだろうか?? 例えば同じ台詞を年嵩のお爺さんから言われたならだいぶ印象は違ってきたと思います。(風の谷のナウシカの大ババ様のように) 自分の心臓の手術に対する心構えもどこか他力本願だし、彼をストーリーに組み込んだことは最大の失敗だったと個人的にはそう感じます。原作から今作を作るにあたってどこがどう変わったかは知りませんが、彼の部分だけはもう少し何とかして欲しかった。 他の方のレビューも拝見して、「借りる」「返す」などの言葉遊びの部分は別にして、彼ら小人の存在が自分たちの生活にこんな良い影響を与えてくれてるんだ、というシーンを挿入してくれたらだいぶ良くなったのではと思いました。 例えば彼らが砂糖をもらっていく代わりにコップを一つ洗ってくれるだとか、ティッシュをもらう代わりに床のごみを一つ拾ってくれるだとか、そういう話ならとても夢があるのになと想像しました。 逆に言えば、「夢が無い」。そういう映画でした。[映画館(邦画)] 5点(2010-09-02 16:15:30)(良:1票) 《改行有》

649.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 まずキャスティングについて、個人的にはラッセル・クロウさんは『グラディエーター』とか『マスター・アンド・コマンダー』などの体を張ったアクションのある映画で輝く俳優さんだと思っているので、今作のように徹底して中間管理職なラッセルさんはあまり好きになれなかったです。というか、この役柄ならたぶん誰がやっても好きにはなれなかったでしょうけど・・・。レオナルド・ディカプリオさんも、こういう役回りなら『ブラッド・ダイヤモンド』のそれのほうが好きでした。 そもそもキャスティングと言うより設定されているキャラクターに魅力が少なかったように思う。ホフマン(=ラッセル・クロウさん)は自国で家族との時間をエンジョイしながら現地の部下からの要求はおざなりに、自分の要求だけ押し通す上官役。対してフェリス(=レオナルド・ディカプリオさん)は現地のルールに則り協力者との信頼を基に活動を続けるものの、衛星も見破るような地元の強力なマフィアがはびこる街で女を作る、仕事に忠実なのかそうでないのかよくわからない配役。恋愛を絡めるなら、ハニとのパイプ役にどうしても必要な女性だとかそういうところに振ってほしかった。直接フェリスの仕事と関係のないところで、エージェントとしてあのようなスキを作るものなのかと疑ってしまう。また離婚調停中でそういう行動に出ると言うのもちょっと・・・。 かなりキャラクターに言及してしまいましたが、ストーリーは興味深い。米国のテロに対する意識、現地民の米国人に対する意識。そういったものが映画の話なりに伝わってきました。ただ、タイトルに"Lies"=「嘘」とあったからか知りませんが、ラストにあのようなどんでん返しにする必要は無かった・・・かな。自分としては最後まで正統派の社会派ドラマ仕立てで行ってほしかった。最近どんでん返しブームなのか、もう私は食傷気味なので。[DVD(字幕)] 5点(2010-03-03 16:22:15)(良:1票) 《改行有》

650.  バンコック・デンジャラス 《ネタバレ》 90分少々の尺の中でルールに忠実だった殺し屋が変わっていく様を見せるのは少し時間が足り無すぎたという印象。そういう作りにするならば、「ジョーが非常なまでにルールに徹する人間であるということ」と「それを覆すほどの衝撃的な出来事」の2点をもっと掘り下げないと、さも簡単に人間が変わったような印象を持たせてしまい、自然と話も薄っぺらく中途半端に感じてしまう。というとすごくダメな作品のように思わせますが、ここの評価基準に従えば可もなく不可もなく、5点ってところですかね。 キャストは色んな意味でインパクト大でした。まずはフォン役のCharlie Youngさん。かーなーり綺麗です!!やばい。香港出身の俳優ということでこの映画に出るまでは地元の映画ばかりに出演していたということですが、もったいない。久しぶりに見とれた♪ニコラス・ケイジさんも彼女目当てで出演を決めたんじゃないかと思うほど。まあ、タイ人にはあんな雰囲気の女性はいませんが。 あと面白いキャストは個人的に悪役ボスの側近の金髪お兄さん。彼がどう頑張っても私にはロンドンブーツの亮にしか見えず、彼が出るたびにどこか緊迫感の無い時間が続きました(笑) とまあキャストには多々魅力のある本作。少しダレた感のある殺し屋映画と思って準備して観るぶんにはけっこう楽しめるかと。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 10:37:27)《改行有》

651.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 誰かが言ってましたがこれはまさに「寓話」。冒頭の象徴画を用いたストーリー導入はかなり「おぉっっ」と思いました。ああいう世界観の中で語られるおはなしというのはけっこう好きなほうなのですが、肝心の内容のほうは少しトーンダウンな感じ。冒頭の導入になかった情報がアパートの中国人のお母さんからどんどん出てきて、それを理解するのでちょっとお腹いっぱいな感じ。個人的には冒頭の設定に忠実に従って欲しかった。追加情報が多いです。あとは、アパートの住人が自分に与えられた役割を受け入れストーリーをブルーワールドに帰すっていう流れですが、もうちょっとそこのところは工夫して欲しかった。誰がどんな役割を担っているのかっていう謎解き要素はこの映画を面白くする上ですごい効果的な材料なのに、そこにいまいち魅力が感じられなかったのが残念でした。そもそもキャスト選びからちょっと違った??最終的に右腕だけ鍛えるにいちゃんがあの役割だった時は正直冷めました。 でも最初に書いたとおり、世界観は嫌いじゃありません。後で気づいたことですが、ラジー賞をもらうほどのものでもなかったと思います。 個人的にはこのシャマラン監督とかスティーブン・キングの脚本で代表的な、現実を舞台にした非現実的フィクションは大好きな部類なので、これからもっとこういうものをシャマラン監督には期待したいと思います☆[DVD(字幕)] 5点(2009-09-28 20:47:13)《改行有》

652.  カムイ外伝 《ネタバレ》 どうもキャストに違和感を覚えてしまう映画でした。コミックの「カムイ伝」は未読なのですが、冒頭にあった漫画の絵の描写からイメージするカムイは、松山ケンイチよりもっと若々しくて眼光鋭い若者という感じだったのですが、松山ケンイチはどこかカムイとして見れませんでした。(かといって他にキャストが思い当たるかと言われれば誰も思いつかなかったんですが) そもそも「外伝」ということで、原作未読でも楽しめるような無難な内容にはなっていたと思います。ですが作品通して観客に伝わるのは、カムイの人生の虚しさだけ。彼が行くところには血が流れ、交わりを持とうとする人は殺され、放浪の旅を続けるのみ・・・。原作ではその後なんらかの答えが得られるのでしょうか??外伝だけでは大変空虚な作品に思えました。 そうなるとあとの見所はアクションシーン。こっちも、忍術を使うキャラクターという設定上CGが必須になってきますが、実はこないだトランス・フォーマー・リベンジを観たばかりで、CGとしては種類がまた違うのですが、物足りなさはどうしても感じてしまいました。 個人的に現在のレベルの邦画に求めるものは、アクションでもなく、コメディでもなく、ドラマです。どこまでも人間くさいドラマです。邦画ではそのジャンルが一番面白い気がします。後のものはハリウッドの物まね的な感じがどうしても安っぽく感じてしまうので。 大作ドラマ、来たれ。[映画館(邦画)] 5点(2009-09-24 11:26:59)《改行有》

653.  クライモリ デッド・エンド 《ネタバレ》 この手のストーリーは大抵一番強そうな人から先に死んでいく者ですけど、マッチョのボス的なオッサンけっこう粘りましたねw。ちょいちょいプレデターを思い出すようなシーンもあって良かったです。そしてこの映画は視聴者の読みをある程度裏切ってくれるのがまた良いですね。サバイバルの出来る強そうな女は生き残ると思ってたんですけど死にましたし、でもパニックムービーのお約束通り修羅場でセックスに興じるカップルは予想通り殺されてくれるし(笑) 最近は『SAW』シリーズみたいなのが流行ってるせいか、映像も直接的でなんか容赦ないですね。開始5分ではらわたはさすがに引いたな。自分は慣れてるんで良いんですけどね、人とは見れないなこれ。 そして第二作目としてはもう恒例のお約束となっている、「第三作へのつなぎ」。『パイレーツ・オブ・カリビアン』然り、『28週後』然り、その他諸々・・・。これもういらないっしょ。その作品はその作品だけで綺麗に完結して欲しいんですよね個人的には。そんなことしなくても2作目を見てる人は3作目も見ますから。ああいうのでその映画の評価がズドンと落ちることもあるってのを映画製作者はそろそろ感じて欲しい。はっきり言って観る側はもう食傷気味。次につなげたかったら面白い映画を作ることだけに専念しろって。営利主義を作品から感じさせるようなものにはして欲しくない。そんな一念です。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-12 01:13:24)《改行有》

654.  モーテル 《ネタバレ》 シナリオそのものはホラーとしてすごくそそるものがあるのに…。何か物足りなさを感じる。こういうサスペンスとかホラーではありがちだけど、何で犯人達の主人公に対するアタックは他の被害者より緩いんでしょうね。ビデオの中の殺人と比べたら手法が違いすぎるし抜け穴多すぎ。せっかくモーテルという『サイコ』以来の絶好のロケーションでやってるんだからそこはもうちょっと丁寧に作ってほしかったな。時間も85分なんて言わずに110分くらいかけてもよかったのに。素材が良いだけに口惜しい作品。 Kate Beckinsaleは『アンダーワールド』以降出演作品を追っかけてますがやっぱ他のキャストとは輝きが違いますね。てゆーか連れ合いにした旦那がショボ過ぎるだろ…。 あと演出として良いなと思ったのは車の窓から花火のシーンですかね。あれおもしろそうですね。さすがに車に乗りながら花火はしたことない(つーかやったら捕まる?)ので風に当たる花火があんなに綺麗だとは知りませんでした。いつかやりたい。ウズウズ。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-12 01:12:29)《改行有》

655.  ゲド戦記 《ネタバレ》  ジブリものとして観ると少し違和感を覚えますね。やはりジブリの中核とも言うべき『夢』があまり感じられなかったからかな。なんと言うか、もし子供がいたらちょっと観せるのは二の足踏んでしまいそう。ジブリよりもなんかエヴァンゲリオンに近いものを感じたのはオレだけかな。とまあここまではジブリものとしての評価ということで。こっからは純粋に作品批評。  最近の映画には特に多い傾向ではあるけど、説明が足りなすぎ。あと30分時間を延ばしてもいいからもっと『ゲド戦記』の世界観をきちんと分かる内容にしてほしかった。こういう時よく思うのが、製作者サイドは視聴者が原作の本なり何なり読んでくることを前提に映画を作ってるのかってのがいつも疑問に思います。もしそれを当てにしたような詳しい説明を省いたような作りの映画を作るなら間違いなくそれは手抜き映画だとオレは思います。だってそれ一本で理解できないってことはいち作品として成立して無いってことですから。まあそこまでは穿った見方かもしれませんが、あまりにも映画だけでは分からないことが多かったので。  映像とかテーマ曲の「テルーの唄」とかは普通に感動しましたけどね。アレンのキャラとかも嫌いじゃなかったですし。ただやっぱちょっとリアルすぎ・・・。追い求めるべき理想像も見えなかったし、ジブリも夢を見られなくなってきたってことかな・・・。言ってて悲しいですが。 [DVD(邦画)] 5点(2008-05-14 00:17:46)《改行有》

656.  コン・エアー 《ネタバレ》 これをレンタルビデオ屋で借りてきた直後に実は金曜ロードショーでやることを知って・・・、その時点でかなりテンションは下がったんですが一応観ました。 やっぱりこの手のアクション映画は気楽に楽しめて良いですね♪敵味方がはっきりしてて、観ているほうもどっちに肩入れして観ていればいいのかわかりやすくて。けっこうニコラス・ケイジってその手の痛快アクション映画によく出没する気が。。。 ただ少しキャストに魅力が少なかったように思う。Poeは妻を守るために殺人を犯してしまったわけだが、結果獄中生活を送ることになり、なんだかすっかりおとなしく刑に服してしまって。。。もっと「自分は無罪だ!!!」とアピールして欲しかったな・・・。あんまりあっさり服役されてしまうと、「牢獄生活も仕方ねえか」って諦めてるように見える。 ラーキン?だったっけ。彼はどこかもうひとつな印象を受ける。ケビン・スペイシーもそんな感じだけど、なんか見た目がさっぱりしすぎてて、全然インパクトがない。 その点ジョン・マルコビッチは良かった。まさに主役のニコラスを食ってしまう勢いでインパクト絶大!!役どころはともかくとして、そのインパクトは忘れようにも忘れられないものがあります。俳優として大事なことですよね。 だいぶ昔にも見ましたが、この映画のおかげで"convict"=「罪人・犯罪者」って単語を覚えられたのが思い出深いです(笑) [DVD(字幕)] 5点(2007-02-18 02:57:11)(良:1票) 《改行有》

657.  インサイド・マン 《ネタバレ》  少しイメージの暗い『オーシャンズ11』って感じに見えました。違うところは、や『オーシャンズ11』は”オシャレなドロボウ”という雰囲気を前面に出して、反社会的な「盗み」という行為をどこかファッショナブルかつコミカルに描いています。が、『インサイドマン』では”盗みは盗み”というスタンスで、出てくる犯人グループに、「スマートに盗もう」なんていう美学は一切なし!なんつーか、そういう飾らない盗みにどこかストイックさを感じる。。。  『インサイドマン』って『インサイダー』みたいな内部告発ものかと思ってたけど全然違いました(汗)なんつー脱出方法を思いつくのかΣ(☆д*) これもファッショナブル・・・なのかな?  でもこの映画も結局は最後ハッピーエンディングみたいに終わってるわけだけども、やっぱこういう犯罪って少なからず誰かに迷惑をむちゃくちゃかけてんだよね。それを「ファッショナブル」とか、ましてや誰か一人だけの視点で「ハッピーエンディング」にしてもいいんだろうか、ってのはいっつも考えてしまう・・・。まあ映画の話にそこまで突っ込みだしたら始まんないんですけど(^ ^ヾ ひとり言でした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-10-17 00:58:04)《改行有》

658.  梟の城 《ネタバレ》 けっこう現実味のある忍者でしたね。。空を飛んだり姿を消したりとそんな人間離れしたことはせずに、壁はゆっくり登り、走るときも人並みで、泳いで逃げようとすれば何故か電灯を付きのいかだ舟に追いかけまわされるという(笑) まあでも最近のCGのように決して派手ではない忍者がそれが逆にリアルで良かったと思っています。電灯はともかく。  鶴田真由の存在意義がいまいちわかりませんでした。彼女も忍なんですよね?ところどころで優秀な忍であるはずの十蔵の先回りとかしてさぞすごいくのいちなんだろうと思っていたら闘ったりは特にせず、ちょっと拍子抜け感が拭えませんでした。十蔵をめぐって木猿と決闘するのかときたいしていただけに残念。秀吉と十蔵の会話がやけに芝居じみてたことや、話の展開の仕方からも少し視聴者置いてけぼり感はありましたが、目の肥えた人にはちょうどいいのかも。5点かな。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-13 23:42:47)《改行有》

659.  ライフ・アクアティック 《ネタバレ》 すごいシリアスな話のはずなのになんか半コメディ調で作られてるのがオレ的にいまいち受け入れられませんでした。そのせいで、笑いにくいし感動もしにくい苦笑い的作品としか感じられませんでした。 「ライフ・アクアティック」というタイトルとジャケットの潜水艇の写真が期待感をあおるのですが、いざ蓋を開けてみれば中身はそれほどエキサイティングでもサイエンティックでもなく(設定がドキュメント映画をつくる一行ってのもイマイチ)、またジャケットの潜水艇もラストのほうで5分ほどしか観ることが出来ず、潜水艇で色んな生物を見ながら楽しめる映画だと思って観たオレはかなり裏切られた気分です。途中から海賊とドンパチ始まるし、銃撃戦なんか誰も期待してなかったんだけどなあ。 「ライフ・アクアティック(海上生活)」ってタイトルですけど、そんなのは名ばかりの陸上でも起こりうる人間ドラマをただ海上でやったに過ぎないですね。妊婦のレポーターも、真偽のはっきりしない息子とかも、どれも「ライフ・アクアティック」とは無縁の設定としか思えなかっただけに、お世辞にもいい評価は出せません。 しかし、1人だけこの映画でいい味を出していたキャラを挙げろと言われればオレはクラウスを推します。彼がこの映画において一番人情味があるように感じられたことが大きな理由です。他のキャラはイマイチ役柄との一体感が感じられなかったので。もちろん大なり小なり良かった俳優もたくさんいますが、この映画においてはクラウス役の彼が一番良かったと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 01:25:52)《改行有》

660.  グラスハウス 《ネタバレ》 なんだ。「グラス・ハウス」ってグラスさんの家か。ガラスの家だと思ってちょっと幻想的なものを期待してたのに。話そのものはけっこう楽しめるサスペンスでした。徐々に徐々に後見人の正体が見えてくる様子は見てるほうもけっこうじりじり感じるものがあって緊張感ありました。 後見人の策略で家庭でも学校でもじわじわと追い詰められていくルビーの姿は見ているほうもなんか心苦しく感じてくるものがありました。 ただ一つ言いたいことがあるとすれば、ラストの車の運転かな。ブレーキオイルが抜かれてフットブレーキで減速できないのはわかるけど、その気になればリアのドラムブレーキでもエンジンブレーキでも使えるだろうに。しかも壁にでも当てて止まればいいものをわざわざ体勢立て直して加速しようとするドライバーは完全にアホだなと。 どうでもいいけど、あの医者の奥さんはなんで死んだんでしょうね。あの流れでいけばやっぱり薬物中毒???でもなんでわざわざルビーのベッドで死にに行くんだ、迷惑な。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-02 01:19:55)《改行有》

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